JP2002296336A - 複数のメッセージを選択可能なgpsレシーバ - Google Patents

複数のメッセージを選択可能なgpsレシーバ

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JP2002296336A
JP2002296336A JP2001096165A JP2001096165A JP2002296336A JP 2002296336 A JP2002296336 A JP 2002296336A JP 2001096165 A JP2001096165 A JP 2001096165A JP 2001096165 A JP2001096165 A JP 2001096165A JP 2002296336 A JP2002296336 A JP 2002296336A
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message
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gps receiver
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JP2001096165A
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Kenichi Shoji
賢一 庄司
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Faurecia Clarion Electronics Co Ltd
Original Assignee
Clarion Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のメッセージフォーマットに対応したG
PSレシーバを提供する。 【解決手段】 GPSレシーバにおける、測位データか
ら出力メッセージを作成する機能を持つデータ出力手段
は、複数のメッセージフォーマットに関する情報を有
し、出力メッセージを作成する際に、メモリに格納され
た出力メッセージ判定フラグを参照し、このフラグに従
ったメッセージフォーマットで出力メッセージを作成す
る。インタフェースを介して外部から、メッセメッセー
ジ判定フラグをメモリに入力することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、GPSレシーバに
関し、より詳細にはGPSレシーバにおける入出力メッ
セージフォーマットに関する。
【0002】
【従来の技術】GPSレシーバは、GPS(Global Posi
tioning System)衛星からの信号を受信し、擬似距離の
測定、航法データの取得を行うとともに、測位演算を行
うことによって位置・速度等を算出し、これらのデータ
を出力メッセージとしてホストアプリケーションに対し
て提供する。すなわち、GPSレシーバは、カーナビゲ
ーションシステムのような、ホストシステムにおいて、
測位位置・速度などのデータを得るための重要な構成要
素となっている。
【0003】図5に、一般的なGPSレシーバの全体構
成を表すブロック図を示す。GPSレシーバ50におい
て、GPS信号はアンテナ1で受信され、RF信号13
として周波数変換部2に入力される。周波数変換部2で
は、RF信号13と、基準周波数発生器4からの信号を
もとにシンセサイザ部3により発生された信号とが乗算
され、それによってRF信号13がIF信号14へ周波
数変換される。IF信号14は、A/D変換部5でデジ
タル信号に変換され、デジタル信号処理部30内の各チ
ャンネル29に入力される。
【0004】各チャンネル29は、それぞれがGPS信
号を受信処理する機能を持つ。一般的なGPSレシーバ
は、このチャンネルを複数(8チャンネル〜12チャン
ネル程度)持ち、したがって、一度に複数のGPS信号
の受信処理を行うことができる。
【0005】A/D変換部5からチャンネル29に入力
されたデジタル信号は、キャリア相関部6でキャリアN
CO7(NCO;数値制御発振器)で発生された信号との
相関をとることによって、キャリア成分が除去され、C
Aコード相関部8に入力される。CAコード相関部8で
は、キャリア相関部6から入力された信号と、CAコー
ド発生部9で発生された、捕捉対象の衛星についての複
製コードとの相関がとられる。これらの処理に基づき、
デジタル信号処理部30では、擬似距離、航法データ、
ドップラー周波数位相などが得られる。これらのデータ
は、信号線21を介してCPU11に入力され、測位演
算に用いられる。CPU11に接続されている、例えば
SRAMであるメモリ12には、測位演算の為の各種デ
ータが格納される。
【0006】CPU11では、擬似距離、航法データ、
ドップラー周波数位相をもとに、キャリアNCO制御信
号18、コードNCO制御信号19が生成され、これら
の信号によってチャンネル29を制御することによっ
て、GPS信号を捕捉し続ける動作が実行される。
【0007】さらに、CPU11では、擬似距離、航法
データ、ドップラー周波数位相をもとに、測位演算を行
うことによって、様々な情報が生成される。生成される
情報は、測位位置としての緯度、軽度、高度を始めとし
て、時間、速度、方位、衛星の軌道情報等を含む。本明
細書において、これらの情報を総称して、測位データと
呼ぶことにする。
【0008】ホストシステムのアプリケーションプログ
ラム(以下、ホストアプリケーションと呼ぶ)は、測位
データに加えてGPSレシーバの状態に関する情報が付
加された情報を、GPSレシーバから出力メッセージと
して受け取る。一方、GPSレシーバに対する各種の設
定を行う場合には、ホストアプリケーションからGPS
レシーバへ、入力メッセージとしてデータの入力が行わ
れる。
【0009】通常、GPSレシーバで得られた情報の全
てを出力メッセージとしてホストアプリケーションに出
力することはなく、ホストアプリケーションにとって必
要なデータをひとまとめにしたり、或いは、同じカテゴ
リーに属するデータ同士をひとまとめにして、出力メッ
セージのフォーマットが作成される。入力メッセージに
関しても同様に、必要な設定入力がひとまとめにされ
て、入力メッセージのフォーマットが作成される。
【0010】このメッセージフォーマットは、多くの場
合、ホストアプリケーション毎に固有のデータ形式がと
られる。ただし、メッセージフォーマットとして一般的
に広く使用されているものもある。例えば、NMEA
(National Marine Electronics Association)は、一
般的に広く使用されているメッセージフォーマットであ
る。
【0011】ホストアプリケーションとGPSレシーバ
内のインタフェースソフトウェアとの関係を表す図を図
6に示す。なお、図6(a)は、図5で示した従来技術
によるGPSレシーバ50a(機種A)と、ホストアプ
リケーションA(符号60a)との組み合わせによるホ
ストシステムA(符号70a)の構成を表している。ま
た、図6(b)は、図5で示した従来技術によるGPS
レシーバ50b(機種B)と、ホストアプリケーション
B(符号60b)との組み合わせによるホストシステム
B(符号70b)の構成を表している。さらに、図6
(c)は、図5で示した従来技術によるGPSレシーバ
50c(機種C)と、ホストアプリケーションC(符号
60c)との組み合わせによるホストシステムC(符号
70c)の構成を表している。
【0012】図6(a)に示されるように、ホストシス
テム70aにおいてホストアプリケーションAは、GP
Sレシーバ50aとの間で、入出力メッセージフォーマ
ットA(出力メッセージフォーマットA(符号34a)
及び入力メッセージフォーマット(符号33a)から成
る)で通信を行う。これは、ホストアプリケーションA
(符号60a)が、入出力メッセージフォーマットA以
外では、通信できないことを意味している。
【0013】同様に、図6(b)に示すように、ホスト
アプリケーションBは、GPSレシーバ50bとの間
で、入出力メッセージフォーマットB(出力メッセージ
フォーマットB(符号34b)及び入力メッセージフォ
ーマットB(符号33b)から成る)でのみ通信を行
う。また、図6(c)に示すように、ホストアプリケー
ションCは、GPSレシーバ50cとの間で、入出力メ
ッセージフォーマットC(出力メッセージフォーマット
C(符号34c)及び入力メッセージフォーマットC
(符号33c)から成る)でのみ通信を行う。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来は、
ホストアプリケーション毎に固有のメッセージフォーマ
ットが存在していた為、GPSレシーバは、ホストアプ
リケーションに対応したメッセージフォーマットを出力
するインタフェースソフトウェア(図6の符号32a,
32b,32c)を、測位演算部(図6の符号31a,
31b,31c)と外部のホストアプリケーションとの
間に介在させなければならなかった。つまり、メッセー
ジフォーマットの異なる複数のホストアプリケーション
がある場合、複数のインタフェースソフトウェアを作成
し、管理しなければ成らないという問題があった。
【0015】また、機種Aに搭載するために作成された
インタフェースソフトウェアAは、機種Bや機種Cには
搭載することはできない。このことは、インタフェース
ソフトウェアをOTPROM(ワンタイムプログラマブ
ルROM)のような、書き込みが1度しかできないメモ
リ素子に書き込んで、GPSレシーバに実装してしまう
場合には、機種Bや機種Cには流用できなくなることを
表している。したがって、管理すべきOTPROMの種
類が増えるなど、生産コストの上昇を招く。
【0016】このように、ホストアプリケーション毎に
GPSレシーバの機種を用意することは、複数のソフト
ウェアを作成する必要があるという点で、開発工数の増
加を招くとともに、複数のソフトウェアを管理しなけれ
ばならないという点で生産効率の低下を招く。
【0017】本発明は、以上のような事情に鑑みてなさ
れたものである。すなわち本発明の目的は、複数のメッ
セージフォーマットに対応した、GPSレシーバ、GP
Sレシーバにおける測位データ出力方法、及びこの方法
をプログラムとして格納した記憶媒体を提供することを
目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】そのため請求項1に記載
の発明は、GPS測位によって得られる測位データを所
定のデータ形式で出力メッセージとして出力するGPS
レシーバであって、入出力インタフェースと、複数のデ
ータ形式に関する情報を有し、複数のデータ形式のいず
れかにしたがって、測位データから出力メッセージを作
成するとともに該作成された出力メッセージを入出力イ
ンタフェースを介して出力するデータ出力手段と、デー
タ出力手段に対して出力メッセージを作成すべきデータ
形式の設定を行うデータ形式設定手段と、を備える。デ
ータ出力手段は、複数のデータ形式に関する情報を持
つ、そしてデータ形式設定手段は、データ出力手段がど
のデータ形式で出力メッセージを作成すべきかの設定を
行う。したがって、本GPSレシーバは、複数のデータ
形式(すなわち、複数のメッセージフォーマット)に対
応することが可能となる。
【0019】データ形式設定手段は、データ形式の設定
に関する設定情報を格納する為の記憶手段と、入出力イ
ンタフェースを介して設定情報を受け取り、該受け取っ
た設定情報を記憶手段に格納する制御手段とから構成す
ることができる(請求項2)。この場合、データ出力手
段は、記憶手段に格納された設定情報に応じたデータ形
式にしたがって、出力メッセージを作成する。
【0020】ここで、制御手段は、所定の時間間隔で設
定情報を受け取り、該受け取った設定情報を記憶手段へ
格納する構成であることが好ましい(請求項3)。所定
の時間間隔で設定情報が受け取られるので、GPSレシ
ーバにおける設定情報の監視動作が実現される。設定情
報の切り換わりに伴い、GPSレシーバは、データ形式
を切り替える。
【0021】或いは、制御手段は、GPSレシーバの電
源ONの際にのみ、設定情報を受け取り、該受け取った
設定情報を前記記憶手段へ格納する構成であっても良い
(請求項4)。
【0022】請求項5に記載の発明は、GPSレシーバ
がGPS測位によって得られた測位データを出力する方
法であって、測位データから出力メッセージを作成する
為に用いるデータ形式に関する設定情報を、入出力イン
タフェースを介して受け取るステップと、受け取った設
定情報を記憶手段に格納するステップと、GPS測位に
よって測位データが得られた際に、記憶手段に格納され
た設定情報に応じたデータ形式にしたがって、測位デー
タから出力メッセージを作成するステップと、作成され
た出力メッセージを入出力インタフェースを介して出力
するステップとを含む。記憶手段に格納された設定情報
に応じたデータ形式にしたがって出力メッセージが作成
される。したがって、GPSレシーバから測位データを
出力する際に、複数のデータ形式(メッセージフォーマ
ット)に対応することが可能となる。
【0023】ここで、設定情報を入出力インタフェース
を介して受け取るステップにおいて、設定情報が、所定
の時間間隔で繰返し受け取られる構成であれば、GPS
レシーバにおいて設定情報が繰り返し監視されることに
なる(請求項6)。したがって、設定情報の切り換わり
に応じて、出力メッセージのデータ形式も切り換わるこ
とになる。
【0024】或いは、設定情報を入出力インタフェース
を介して受け取るステップにおいて、設定情報は、GP
Sレシーバの電源ONの際に1度だけ受け取られる構成
であっても良い(請求項7)。
【0025】請求項8に記載の発明は、以上で述べたG
PSレシーバにおける測位データ出力方法を、GPSレ
シーバ内部のCPUにより読み取り、実行されるプログ
ラムとして格納した記憶媒体である。
【0026】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施形態であ
る、GPSレシーバ100の構成を表すブロック図であ
る。なお、図1には、GPSレシーバ100のホストシ
ステムとしてのナビゲーション装置150が示されてい
る。ナビゲーション装置150では、GPSレシーバ1
00との間でメッセージの通信を行うホストアプリケー
ションが実行される。
【0027】図1を参照してGPSレシーバ100の動
作に関して説明する。GPSレシーバ100において、
アンテナ101で受信されたGPS信号は、RF信号1
13として周波数変換部102に入力される。周波数変
換部102では、基準周波数発生器104及びシンセサ
イザ部113により発生された信号によって、RF信号
113がIF信号114へ周波数変換される。IF信号
114は、A/D変換部105でデジタル信号に変換さ
れ、デジタル信号処理部130内の各チャンネル129
に入力される。
【0028】各チャンネル129は、それぞれがGPS
信号を受信処理する機能を持つ。ここでは、GPSレシ
ーバ100は、このチャンネル129を8チャンネル持
つものとする。したがって、GPSレシーバ100は、
同時に8つのGPS衛星からの信号の受信処理を行うこ
とができる。
【0029】A/D変換部105からチャンネル129
に入力されたデジタル信号は、キャリア相関部106で
キャリアNCO107(NCO;数値制御発振器)で発生
された信号と相関処理され、その後CAコード相関部1
08に入力される。CAコード相関部108では、さら
に、CAコード発生部109で発生された複製コードと
の相関がとられる。これらの処理に基づき、デジタル信
号処理部130では、擬似距離、航法データ、ドップラ
ー周波数位相などが得られる。これらのデータは、信号
線121を介してCPU111に入力され、測位演算に
用いられる。CPU111に接続されている、例えばS
RAMであるメモリ112には、測位演算の為の各種デ
ータが格納される。
【0030】CPU111では、擬似距離、航法デー
タ、ドップラー周波数位相をもとに、キャリアNCO制
御信号118、コードNCO制御信号119が生成さ
れ、これらの信号によってチャンネル129を制御する
ことによって、GPS信号を捕捉し続ける動作が実行さ
れる。
【0031】さらに、CPU111では、擬似距離、航
法データ、ドップラー周波数位相をもとに、測位演算を
行うことによって、測位位置としての緯度、軽度、高度
を始めとして、時間、速度、方位、衛星の軌道情報等を
含む測位データが得られる。測位データは、インタフェ
ース20を介して所定のメッセージフォーマットでホス
トアプリケーションに出力される。
【0032】図2は、GPSレシーバ100のCPU1
11によって実行されるソフトウェアの構成を表す図で
ある。図2は、インタフェースソフトウェア152が、
メッセージフォーマットAを必要とするホストアプリケ
ーションA(符号201)、メッセージフォーマットB
を必要とするホストアプリケーションB(符号20
2)、及びメッセージフォーマットCを必要とするホス
トアプリケーションC(符号203)の3種類のホスト
アプリケーションに対応していることを表す。なお、3
種類のメッセージフォーマット(A,B,C)間には、
データ形式に関する相違のほか、通信条件(データ通信
速度、パリティビット等)での相違も含まれるものとす
る。
【0033】CPU111における測位演算部151で
得られた測位データは、インタフェースソフトウェア1
52によってメッセージフォーマットA,B,Cいずれ
かの形式の出力メッセージに変換される。このとき、ど
のメッセージフォーマットとするかは、インタフェース
ソフトウェア152が、CPU111に接続された、例
えばEEPROMである、メモリ125に格納されてい
る出力メッセージ判定フラグを参照することによって決
定される。
【0034】すなわち、測位演算部151からインタフ
ェースソフトウェア152にタスクが渡されるたびに、
インタフェースソフトウェア152は、メモリ125内
の出力メッセージ判定フラグを参照し、出力メッセージ
判定フラグによって示されるメッセージフォーマットで
出力メッセージを作る。
【0035】なお、出力メッセージ判定フラグのメモリ
125への書き込み設定、及び、GPSレシーバの各種
設定の入力メッセージによる入力は、通常、GPSレシ
ーバ100の工場出荷時などに実行される。
【0036】ここで、メモリ125の出力メッセージ判
定フラグの設定がメッセージフォーマットAであるとき
に、メッセージフォーマットBに切り替えるための動作
を説明する。まず、メッセージフォーマットAの通信速
度、パリティビット等で、メッセージフォーマットBを
要求するコマンド(符号161)をインタフェースソフ
トウェア152に送る。そのコマンドを受けると、イン
タフェースソフトウェア152は、メモリ125内の出
力メッセージ判定フラグをメッセージフォーマットBを
示す設定に書き換える。
【0037】それによって、次に、測位演算部151か
らインタフェースソフトウェア152にタスクが渡され
ると、インタフェースソフトウェア152は、メモリ1
25を参照して、メッセージフォーマットBで出力メッ
セージを作成すべきことを認識し、メッセージフォーマ
ットBで出力メッセージ作成する。
【0038】GPSレシーバへの各種設定の入力に関し
ては、一つのメッセージフォーマットでのみ対応され
る。図2では、メッセージフォーマットAでのみ入力メ
ッセージ(符号163)が入力可能であることが示され
ている。
【0039】メッセージフォーマットの設定が、メッセ
ージフォーマットCであるときに、GPSレシーバの各
種設定を行いたい場合には、メッセージフォーマットC
で、メッセージフォーマットAを要求するコマンド(符
号181)を入力する。すると、インタフェースソフト
ウェア152は、メッセージフォーマットAを受け付け
ることになるので、メッセージフォーマットAの通信速
度、パリティビット等で、入力メッセージを作成し入力
すれば良いことになる。GPSレシーバ100への各種
設定が反映されたら、再び、メッセージフォーマットC
を要求するコマンド(符号161)を入力することで、
元のメッセージフォーマットCに戻すことができる。
【0040】したがって、インタフェースソフトウェア
152では、各メッセージフォーマット毎に入力メッセ
ージへの対応を行う必要がないので(1つのみ対応して
いれば良いので)、多くのコードの削減が達成され、ま
た、コード長の最適化も可能となる。
【0041】図6に示した従来技術におけるインタフェ
ースソフトウェアの実現の形式と比較すると、従来のG
PSレシーバでは、インタフェースソフトウェアが機種
毎に必要になるが、図2に示すインタフェースソフトウ
ェア152では、インタフェースソフトウェア152が
複数の種類のホストアプリケーションに対応しているの
で、機種毎に別々のインタフェースソフトウェアを準備
する必要がなくなっていることが理解できる。
【0042】なお、図2で説明したインタフェースソフ
トウェア152の構成において、GPSレシーバの各種
設定の為の入力メッセージのメッセージフォーマット
は、メッセージフォーマットAのみ対応されている構成
となっているが、入力メッセージに関し、他のメッセー
ジフォーマットB,Cへ対応する構成とすることも可能
である。
【0043】図3のフローチャートを参照して、CPU
111によって実行される(すなわち、インタフェース
ソフトウェア152による)、測位データ出力の動作を
説明する。なお、図3のフローチャートはサブルーチン
形式となっており、CPU111において、例えば測位
演算がする毎に呼び出され実行される。また、ここで
は、メモリ152に格納される出力メッセージ判定フラ
グは2ビット(bit1,bit0)の情報であるもの
とし、この2ビットの情報とメッセージフォーマットの
対応関係を表すテーブルを下記表1に示す。インタフェ
ースソフトウェア152は、下記表1のテーブルを有し
ており、これを利用する。
【0044】
【表1】
【0045】始めにステップS301では、測位演算部
151における測位演算が行われた後、インタフェース
ソフトウェア152に測位データが渡される。次に、ス
テップS302では、メモリ125内の出力メッセージ
判定フラグ(Output MessageFlag)が読み込まれ、内容
の判定が行われる。その結果、出力メッセージ判定フラ
グが0(‘00’)である場合には(S302:YE
S)、インタフェースソフトウェア152は、表1の対
応関係から、メッセージフォーマットAで出力メッセー
ジを作成すべきことを認識し、メッセージフォーマット
Aで出力メッセージを作成する(S303)。そして、
インタフェース120(図1参照)を介して、出力メッ
セージをホストアプリケーションに対して出力する(S
303)。その後、処理は元の処理に復帰する。
【0046】ステップS302において、出力メッセー
ジ判定フラグ(Output Message Flag)が0(‘0
0’)でないと判定された場合には(S302:N
O)、ステップS305において出力メッセージ判定フ
ラグ(Output Message Flag)が1(‘01’)である
か否かが判定される。その結果、出力メッセージ判定フ
ラグが1(‘01’)である場合には(S305:YE
S)、メッセージフォーマットBで出力メッセージが作
成される(S306)。そして、インタフェース120
を介して、出力メッセージがホストアプリケーションに
対して出力される(S307)。その後、処理は元の処
理に復帰する。
【0047】ステップS305において、出力メッセー
ジ判定フラグ(Output Message Flag)が1(‘0
1’)でないと判定された場合には(S305:N
O)、ステップS308において出力メッセージ判定フ
ラグ(Output Message Flag)が2(‘10’)である
か否かが判定される。その結果、出力メッセージ判定フ
ラグが2(‘10’)である場合には(S308:YE
S)、メッセージフォーマットCで出力メッセージが作
成される(S309)。そして、インタフェース120
を介して、出力メッセージがホストアプリケーションに
対して出力される(S310)。その後、処理は元の処
理への復帰する。
【0048】ステップS308において、出力メッセー
ジ判定フラグ(Output Message Flag)が2(‘1
0’)でもない場合には(S308:NO)、処理は元
の処理に復帰する。
【0049】図3で示したフローチャートは、GPSレ
シーバ100の出力メッセージに関する設定が(すなわ
ち、図2のメッセージ変更の要求のコマンド151,1
71,181によるメモリ125内の設定が)、GPS
レシーバ100の生産時などにあらかじめ実行されてお
り、ホストアプリケーションが、メモリ125に設定さ
れた内容を利用する場合の例である。
【0050】一方、図4は、接続されたホストアプリケ
ーション(ナビゲーション装置)に応じて、メッセージ
フォーマットを自動で設定することを可能とする、本発
明の第2の実施形態としての、インタフェースソフトウ
ェアによるメッセージフォーマットの設定に関する処理
を表すフローチャートである。図4に示す処理も、図3
の場合と同様に、CPU111によって実行される。
【0051】ステップS401において、GPSレシー
バ100の電源がONされると、GPSレシーバ100
側からホストアプリケーションに対して、出力メッセー
ジ判定フラグ(以下、OMFと記す)が要求される(S
402)。
【0052】次に、ステップS403では、OMFの要
求に対して、ホストアプリケーション側からOMFが入
力されたか否かの検出が行われる。OMFの入力が検出
されると(S403:YES)、処理はステップS40
4に進み、OMFの値の判定が行われる。一方、ステッ
プS403において、所定時間経過してもOMFが入力
されない場合には(S403:NO)、処理はステップ
S414に進み、OMFの入力が無いことを告げるエラ
ーメッセージがホストアプリケーションに対して送出さ
れる。ホストアプリケーション側で、このエラーメッセ
ージを表示処理する構成とすれば、ユーザーに対してO
MFの入力を促すこともできる。
【0053】ステップS404において、OMFが0で
あると判定される場合には(S404:YES)、メッ
セージフォーマットAであることが認識され、OMFが
メモリ125内に格納されると共に、以後、出力メッセ
ージがメッセージフォーマットAで作成されるようにな
る(S405)。
【0054】一方、OMFが0でなく(S404:N
O)、ステップS410において、OMFが1であると
判定される場合には(S410:YES)、メッセージ
フォーマットBであることが認識され、OMFがメモリ
125内に格納されると共に、以後、出力メッセージが
メッセージフォーマットBで作成されるようになる(S
411)。
【0055】また、OMFが1でなく(S410:N
O)、ステップS412において、OMFが2であると
判定される場合には(S412:YES)、メッセージ
フォーマットCであることが認識され、OMFがメモリ
125内に格納されると共に、以後、出力メッセージが
メッセージフォーマットCで作成されるようになる(S
413)。ステップS412において、OMFが2でな
いと判定される場合は(S412:NO)、ステップS
414において、受信したOMFに対応するメッセージ
フォーマットに対応していない旨を告げるエラーメッセ
ージをホストアプリケーションに対して送出する。
【0056】ステップS406では、タイマーが起動さ
れ、そして、ステップS407において所定時間t1が
経過したか否かが判定される。所定時間t1が経過して
いる場合には、処理はステップS408に進み、GPS
レシーバ100の電源がOFFされたか否かが判定され
る。電源OFFでない場合には(S408:NO)、S
406で用いられたタイマーがリセットされ(S40
9)、処理はS402に戻り、OMFを要求する処理か
ら再び処理は繰り返される。S408において、電源O
FFである場合には(S408:YES)、処理は終了
する。すなわち、GPSレシーバ100の電源がONで
ある間、所定時間t1毎に、ホストアプリケーション側
が要求するメッセージフォーマットの監視が行われるこ
とになる。
【0057】なお、図4の処理では、所定時間間隔t1
でOMFの監視を行う構成となっているが、電源ON時
に一度だけホストアプリケーションからOMFを取得し
て、電源OFFまでその状態を保持する構成とすること
も可能である。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、複数の種類のホス
トアプリケーションに対応するインタフェースソフトウ
ェアを搭載したGPSレシーバが実現される。したがっ
て、ホストアプリケーション毎にGPSレシーバのイン
タフェースソフトウェアを用意する必要が無くなる。1
つのインタフェースソフトウェアが複数の種類のホスト
アプリケーションに対応するので、GPSレシーバに関
する開発効率及び生産効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態としての、GPSレシ
ーバの構成を表すブロック図である。
【図2】図1のGPSレシーバにおける、ソフトウェア
の構成を表す図である。
【図3】インタフェースソフトウェアによる、測位デー
タ出力の動作を表すフローチャートである。
【図4】図1のGPSレシーバにおいて実行される、本
発明の第2の実施形態としての、メッセージフォーマッ
トの設定処理を表すフローチャートである。
【図5】従来のGPSレシーバの構成を表すブロック図
である。
【図6】従来技術における、GPSレシーバ内のインタ
フェースソフトウェアとホストアプリケーションとの関
係を表す図である。
【符号の説明】
101 GPSアンテナ 102 周波数変換部 105 A/D変換部 106 キャリア相関部 107 キャリアNCO 108 CAコード相関部 109 CAコード発生部 110 コードNCO 111 CPU 112 メモリ 120 インタフェース 125 メモリ 129 チャンネル 130 デジタル信号処理部 150 ナビゲーション装置 151 測位演算部 152 インタフェースソフトウェア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F029 AA02 AB07 AC02 5H180 AA01 CC12 FF05 FF27 5J062 AA01 AA05 AA13 BB01 CC07 DD05 DD13 HH04

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 GPS測位によって得られる測位データ
    を所定のデータ形式で出力メッセージとして出力するG
    PSレシーバであって、 入出力インタフェースと、 複数のデータ形式に関する情報を有し、前記複数のデー
    タ形式のいずれかにしたがって、前記測位データから前
    記出力メッセージを作成するとともに該作成された出力
    メッセージを前記入出力インタフェースを介して出力す
    るデータ出力手段と、 前記データ出力手段に対して前記出力メッセージを作成
    すべきデータ形式の設定を行うデータ形式設定手段と、 を備えることを特徴とするGPSレシーバ。
  2. 【請求項2】 前記データ形式設定手段は、前記データ
    形式の設定に関する設定情報を格納する為の記憶手段
    と、前記入出力インタフェースを介して前記設定情報を
    受け取り、該受け取った設定情報を前記記憶手段に格納
    する制御手段と、を有し、 前記データ出力手段は、前記記憶手段に格納された設定
    情報に応じたデータ形式にしたがって、前記出力メッセ
    ージを作成すること、 を特徴とする請求項1に記載のGPSレシーバ。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、所定の時間間隔で前記
    設定情報を受け取り、該受け取った設定情報を前記記憶
    手段へ格納すること、を特徴とする請求項2に記載のG
    PSレシーバ。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記GPSレシーバの
    電源ONの際にのみ、前記設定情報を受け取り、該受け
    取った設定情報を前記記憶手段へ格納すること、を特徴
    とする請求項2に記載のGPSレシーバ。
  5. 【請求項5】 GPSレシーバがGPS測位によって得
    られた測位データを出力する方法であって、 測位データから出力メッセージを作成する為に用いるデ
    ータ形式に関する設定情報を、入出力インタフェースを
    介して受け取るステップと、 受け取った前記設定情報を記憶手段に格納するステップ
    と、 前記GPS測位によって前記測位データが得られた際
    に、前記記憶手段に格納された前記設定情報に応じたデ
    ータ形式にしたがって、前記測位データから出力メッセ
    ージを作成するステップと、 作成された前記出力メッセージを前記入出力インタフェ
    ースを介して出力するステップと、 を含むことを特徴とする測位データ出力方法。
  6. 【請求項6】 前記設定情報を入出力インタフェースを
    介して受け取るステップにおいて、前記設定情報は、所
    定の時間間隔で繰返し受け取られること、を特徴とする
    請求項5に記載の測位データ出力方法。
  7. 【請求項7】 前記設定情報を入出力インタフェースを
    介して受け取るステップにおいて、前記設定情報は、前
    記GPSレシーバの電源ONの際に1度だけ受け取られ
    ること、を特徴とする請求項5に記載の測位データ出力
    方法。
  8. 【請求項8】 請求項5から請求項7のいずれかに記載
    のGPSレシーバにおける測位データ出力方法を、GP
    Sレシーバ内部のCPUにより読み取り、実行されるプ
    ログラムとして格納した記憶媒体。
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