JP4915547B2 - 同期信号発生装置及び同期信号発生方法 - Google Patents

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本発明は、GPSを利用することにより1秒パルス信号を出力する同期信号発生装置及び同期信号発生方法に関し、特に、その位置が移動した場合でも正確に1秒パルス信号を出力することができる同期信号発生装置及び同期信号発生方法に関する。
近年、移動体通信が普及しているが、移動体通信の基地局では、移動体通信を行うために基地局間で正確な同期を取る必要がある。このため、各基地局は、同期信号発生装置から1秒間隔で出力されるパルス信号(1秒パルス信号、1 Pulse Per Second、以下、「1PPS」と略記する。)を受信することによりこの同期を取っている。この同期信号発生装置は、GPS衛星が協定世界時(UTC)に同期したセシウム原子時計やルビジウム原子時計という極めて正確な時計を搭載し運用されていることから、例えばGPS(Global Positioning System、全地球測位システム)を利用しており、GPSの電波を受信してこの電波に含まれる情報に基づいて協定世界時に同期した1PPSを出力している(例えば、特許文献1参照)。
このGPSは、6軌道面に配置された上空約2万kmを0.5恒星日で周回する24個のGPS衛星と、GPS衛星の追跡及び管制を行う管制局と、4個以上のGPS衛星から電波を受信することにより測位を行う利用者のGPS受信装置とを備えて構成されている。GPS衛星からの電波に含まれる情報は、この電波を放射したGPS衛星の詳細な軌道を表すパラメータ情報であるエフェメリスデータ(Ephemeris data、軌道暦)、GPS衛星の近似軌道を表すパラメータ情報であるアルマナックデータ(Almanac data、衛星暦)、及び、この電波を放射した時刻情報等を備えて構成されており、航法メッセージと呼ばれている。
GPSは、GPS衛星の位置及び電波の送信時刻を既知として、電波がGPS衛星からGPS受信装置に到達するまでの伝播時間に基づいてGPS衛星からGPS受信装置までの距離を求めることによって、GPS受信装置の位置を測位するものである。ここで、GPS受信装置もGPS衛星と同様な高精度の原子時計を備えていれば、上記伝播時間から上記距離を正確に求めることができるが、原子時計が極めて高価であるため、GPS受信装置に原子時計を搭載することは現実的ではなく、例えば水晶振動子等を用いた安価な時計がGPS受信装置に搭載されている。このため、GPSは、GPS受信装置の位置(x、y、z)に加えて、このGPS衛星の時計とGPS受信装置の時計とにおける時刻のずれ量tも未知数として扱って、GPS受信装置の位置を測位している。
そこで、GPS受信装置は、GPS衛星から電波を受信することによりGPS衛星の位置(X、Y、Z)及び送信時刻Tを得て、GPS受信装置の位置(x、y、z)及び時刻のずれ量tを演算している。このように未知数がx、y、z、tの4個であるため測位を行うためには、GPS受信装置は、少なくとも4個のGPS衛星から電波を受信する必要がある。
一方、同期信号発生装置は、GPS受信装置と同様に4個以上のGPS衛星から電波を同時に受信することによって時刻のずれ量tを演算し協定世界時に同期した1PPSを出力してもよいが、1PPSを出力するだけであるので、同期信号発生装置の位置(x,y,z)を所定の精度で正確に予め記憶しておき、同期信号発生装置の位置を固定して少なくとも1個のGPS衛星から電波を受信することによって時刻のずれ量tを演算し協定世界時に同期した1PPSを出力することもできる。ここで、上記同期信号発生装置の位置(x,y,z)は、より正確には、GPS衛星からの電波を受信するGPSアンテナの位置である。
特開平08−105984号公報
ところで、上述したように、少なくとも1個のGPS衛星から電波を受信することによって時刻のずれ量tを演算し1PPSを出力する同期信号発生装置では、このGPSアンテナの位置(x,y,z)を所定の精度で正確に予め記憶しておく必要がある。このため、GPSアンテナが移動した場合には、移動先の位置を同期信号発生装置に再記憶する必要があるが、移動先の正確な位置が不明な場合や再記憶漏れ等のために、同期信号発生装置に再記憶されない場合がある。このような場合、同期信号発生装置は、協定世界時に同期した1PPSを正確に出力することができなくなってしまう。
本発明は、上述の事情に鑑みて為された発明であり、GPSアンテナの位置が移動した場合でも、GPSを利用することにより協定世界時に同期した1PPSを正確に出力することができる同期信号発生装置及び同期信号発生方法を提供することを目的とする。
本発明者は、種々検討した結果、上記目的は、以下の本発明により達成されることを見出した。即ち、本発明の一態様に係る同期信号発生装置は、GPS衛星からの電波を受信するGPSアンテナと、前記GPSアンテナの位置を記憶する位置記憶部と、GPSアンテナの位置及び前記GPSアンテナで受信したGPS衛星からの電波に基づいて同期信号として1秒間隔でパルス信号を出力すると共に、前記GPSアンテナで受信したGPS衛星からの電波に基づいて前記GPSアンテナの位置を測位するGPS受信部と、通信を行うための通信部と、所定の期間のうちの出力期間だけ前記GPS受信部に前記パルス信号を出力させると共に、前記所定の期間のうちの前記出力期間を除く残余期間では、予め設定された第1期間において所定の第1時間間隔で前記GPS受信部で測位した前記GPSアンテナの位置の平均位置と前記位置記憶部に記憶されている前記GPSアンテナの位置との差が閾値を超えているか否かを所定の時間間隔で判断し、該判断の結果、前記差が閾値を超えている場合には、前記残余期間であって予め設定された第2期間において所定の第2時間間隔で前記GPS受信部で前記GPSアンテナの位置を測位してその平均位置を新たなGPSアンテナの位置として算出し、前記出力期間における前記GPS受信部が前記パルス信号を出力する場合に該算出した新たなGPSアンテナの位置を利用させる制御部とを備え、前記制御部は、前記パルス信号を要求する旨を表す情報を収容した通信信号を前記通信部で受信した場合に、前記出力期間を開始することを特徴とする。
また、これら上述の同期信号発生装置において、同期信号発生装置を管理する管理センタと通信を行うための通信部をさらに備え、前記制御部は、前記判断の結果、前記差が閾値を超えている場合には、さらに、GPSアンテナが移動した旨を、前記通信部を用いて前記管理センタに通報することを特徴とする。
さらに、これら上述の同期信号発生装置において、前記制御部は、さらに、前記算出した新たなGPSアンテナの位置を前記位置記憶部に記憶して前記GPSアンテナの位置を更新することを特徴とする。
そして、本発明に係る他の一態様では、GPS衛星からの電波を受信するGPSアンテナと、前記GPSアンテナの位置を記憶する位置記憶部と、GPSアンテナの位置及び前記GPSアンテナで受信したGPS衛星からの電波に基づいて同期信号として1秒間隔でパルス信号を出力すると共に、前記GPSアンテナで受信したGPS衛星からの電波に基づいて前記GPSアンテナの位置を測位するGPS受信部とを備える同期信号発生装置の同期信号発生方法において、通信を行うための通信ステップと、所定の期間のうちの出力期間だけ前記GPS受信部に前記パルス信号を出力する信号出力ステップと、前記所定の期間のうちの前記出力期間を除く残余期間では、予め設定された第1期間において所定の第1時間間隔で前記GPS受信部で測位した前記GPSアンテナの位置の平均位置と前記位置記憶部に記憶されている前記GPSアンテナの位置との差が閾値を超えているか否かを所定の時間間隔で判断するステップと、該判断の結果、前記差が閾値を超えている場合には、前記残余期間であって予め設定された第2期間において所定の第2時間間隔で前記GPS受信部で前記GPSアンテナの位置を測位してその平均位置を新たなGPSアンテナの位置として算出するステップと、前記出力期間における前記GPS受信部が前記パルス信号を出力する場合に該算出した新たなGPSアンテナの位置を利用させるステップと、前記パルス信号を要求する旨を表す情報を収容した通信信号を前記通信ステップで受信した場合に、前記出力期間を開始するステップとを備える位置移動判断ステップとを備えることを特徴とする。
このような構成の同期信号発生装置及び同期信号発生方法は、GPSアンテナの位置が移動した場合でも、GPSを利用することにより協定世界時に同期した1PPSを正確に出力することができる。
以下、本発明に係る実施形態を図面に基づいて説明する。なお、各図において同一の符号を付した構成は、同一の構成であることを示し、その説明を省略する。
(第1の実施形態の構成)
図1は、実施形態に係る同期信号発生装置の構成を示すブロック図である。図1において、同期信号発生装置1Aは、GPSアンテナ11と、GPS受信部12と、記憶部13と、制御部14と、第1通信部15とを備えて構成される。
GPSアンテナ11は、GPS受信部12と接続され、GPS衛星が放射したGPS用の電波を受信するアンテナである。第1通信部15は、GPS受信部12と接続され、1PPSを利用する例えば移動体通信の基地局等の他の装置(不図示)へ協定世界時に同期した1PPSを有線で出力するためのインタフェース回路である。
記憶部13は、GPS受信部12及び制御部14とそれぞれ接続され、GPSアンテナ11の位置を記憶する位置記憶部131を機能的に備え、協定世界時に同期した1PPSを生成、出力すると共に、GPSアンテナ11の位置の移動を判定し移動している場合にGPSによりGPSアンテナ11の位置を測位する位置補正機能付き同期信号発生プログラムや、同期信号発生装置1Aの各部を制御する制御プログラム等の各種プログラム、及び、1PPSの出力を行う期間である出力期間の開始時刻を指定する指定時刻等の各種プログラムの実行に必要なデータやその実行中に生じるデータ等の各種データを記憶する。記憶部13は、例えば、RAM(Random Access Memory)等の揮発性の記憶素子、ROM(Read Only Memory)や書換え可能なEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)等の不揮発性の記憶素子等を備えて構成される。位置記憶部131は、書き換え可能な不揮発性の記憶素子に機能的に備えられる。
GPS受信部12は、GPSアンテナ11、記憶部13、制御部14及び第1通信部15とそれぞれ接続され、GPSアンテナ11で受信したGPS衛星からの電波に基づいて協定世界時に同期した1PPSを出力すると共にGPSによりGPSアンテナ11の位置を測位する。GPS受信部12は、GPSアンテナ11の位置及びGPSアンテナ11で受信したGPS衛星からの電波に基づいて協定世界時に同期した1秒間隔でパルス信号(1PPS)を同期信号として第1通信部15を介して上記他の装置に出力する1PPS出力処理部121と、GPSアンテナ11で受信したGPS衛星からの電波に基づいてGPSアンテナ11の位置を測位する測位処理部122とを備える。
制御部14は、GPS受信部12及び記憶部13とそれぞれ接続され、例えば、マイクロプロセッサ及びその周辺回路を備えて構成され、同期信号発生装置1Aの各部を制御する。制御部14は、GPS受信部12の測位処理部122を用いてGPSアンテナ11の位置を演算する位置演算部141と、GPSアンテナ11の位置の移動を判断する位置判断部142と、時を計る時計部143とを機能的に備え、所定の期間のうちの出力期間だけGPS受信部12に1PPSを出力させると共に、所定の期間のうちの出力期間を除く残余期間では、GPS受信部12で測位したGPSアンテナ11の位置と記憶部13の位置記憶部131に記憶されているGPSアンテナ11の位置との差が閾値を超えているか否かを所定の時間間隔(例えば1秒間隔等)で判断し、この判断の結果、この差が閾値を超えている場合には、GPS受信部12でGPSアンテナ11の位置を測位し、出力期間におけるGPS受信部12が1PPSを出力する場合にこの測位した新たなGPSアンテナ11の位置を利用させる。
所定の期間及び出力期間は、仕様により予め設定される任意の期間である。出力期間は、例えば、本同期信号発生装置1Aが出力する1PPSを利用する上記他の装置がこの1PPSで同期を取るために必要な時間を考慮して設定され、例えば、10分間や15分間等の十数分間等である。所定の期間は、例えば、上記他の装置が一旦この1PPSで同期を取った後に同期にずれが生じ再度同期を取る必要がある時間を考慮して設定され、例えば、略1日間や1週間等である。
指定時刻は、記憶部13に予め記憶され、例えば製造段階や出荷段階等において予め記憶されたり、あるいは、例えば第1通信部15を介して設定ツール等を用いることによって予め記憶されたり、あるいは、指定時刻を入力し記憶部13に記憶させる例えばテンキー等を備える入力部(不図示)を同期信号発生装置1Aがさらに備える。指定時刻は、上記他の装置が1PPSで同期を取る時刻を考慮して設定される。
次に、本実施形態の動作について説明する。
(第1の実施形態の動作)
図2は、第1の実施形態に係る同期信号発生装置の動作を示すフローチャートである。例えば、同期信号発生装置1Aが移動体通信の基地局の建屋内に設置され、第1通信部15で同期信号発生装置1Aと基地局とが接続され、GPSアンテナ11がGPS衛星を観測可能な場所、例えば基地局の建屋の屋上に設置される。そして、同期信号発生装置1Aの電源が投入されると、位置補正機能付き同期信号発生プログラムが実行される。
図2において、制御部14は、GPS受信部12の測位処理部122に、予め設定された第1期間、GPSアンテナ11の位置を測位させる(S11)。測位処理部122は、少なくとも4個のGPS衛星から電波をGPSアンテナ11で受信することによって、GPSアンテナ11の位置を所定の時間間隔、例えば1秒間隔で測位し、この測位結果を制御部14に出力する。
次に、制御部14は、第1期間の測位が終了すると、位置演算部141を用いて、測位結果を測位回数で平均することによってGPSアンテナ11の平均位置を算出する(S12)。GPSの測位には、周知のように、マルチパス、GPS衛星位置の誤差、大気による誤差及び電離層による誤差等の様々な誤差要因により、数メートルから十数メートルの誤差が含まれるので、本実施形態では、この誤差の影響を軽減するために平均位置を求めて、GPSアンテナ11の位置における移動の有無を判断するために用いるGPSアンテナ11の位置としている。このため、第1期間は、GPSアンテナ11の位置の移動を誤判定しない程度に上記誤差の影響を軽減することができる時間を考慮することによって、仕様により予め設定され、例えば数分である。
次に、制御部14は、位置判定部142を用いて、GPS受信部12で測位し位置演算部141で演算したGPSアンテナ11の平均位置と記憶部13の位置記憶部131に記憶されているGPSアンテナ11の位置との差が閾値を超えているか否かを判断することによって、GPSアンテナ11の位置が移動したか否かを判断する(S13)。上記差が閾値を超えている場合には、GPSアンテナ11の位置が移動したと判定され、上記差が閾値を超えていない場合(上記差が閾値以下である場合)には、GPSアンテナ11の位置が移動していないと判定される。
本実施形態の同期信号発生装置1Aは、原則として記憶部13の位置記憶部131に記憶されているGPSアンテナ11の位置、及び、GPSアンテナ11で受信した少なくとも1個のGPS衛星からの電波に基づいて協定世界時に同期した1PPSを出力するものであるから、この閾値は、この1PPSを出力するに当たって用いられるGPSアンテナ11の位置に許容される誤差を考慮することによって仕様により予め設定され、例えば、5メートルや10メートル等である。
処理S13における判断の結果、位置が移動していない場合(No)には、制御部14は、後述の処理S14を実行する。
一方、処理S13における判断の結果、位置が移動している場合(Yes)には、制御部14は、測位処理部122に、予め設定された第2期間、GPSアンテナ11の位置を測位させる(S21)。測位処理部122は、少なくとも4個のGPS衛星から電波をGPSアンテナ11で受信することによって、GPSアンテナ11の位置を所定の時間間隔、例えば1秒間隔で測位し、この測位結果を制御部14に出力する。次に、制御部14は、第2期間の測位が終了すると、位置演算部141を用いて、測位結果を測位回数で平均することによってGPSアンテナ11の平均位置を演算し(S22)、処理S14を実行する。この演算されたGPSアンテナ11の平均位置は、プログラムの実行中に生じるデータとして位置記憶部131に記憶(更新登録)される。
この第2期間は、仕様により予め設定され、例えば、GPSアンテナ11の真の位置と処理S21及び処理S22によって演算されたGPSアンテナ11の平均位置との差が、1PPSを出力するに当たって用いられるGPSアンテナ11の位置に許容される誤差以内に実質的に入るように、GPSの測位に含まれる誤差が軽減され得る時間であり、例えば略1日間連続して測定するのが望ましいが、特に略1日間連続測定に限定するものではない。
処理S14において、制御部14は、時計部143の時刻を参照することによって、時計部143の時刻が指定時刻に達しているか否かを判断する。この処理S14における判断の結果、時計部143の時刻が指定時刻に達していない場合(No)には、制御部14は、処理を処理S11に戻す。一方、処理S14における判断の結果、時計部143の時刻が指定時刻に達している場合(Yes)には、制御部14は、GPSアンテナ11の位置を用いてGPS受信部12の1PPS出力処理部121に1PPSを出力させる(S15)。
この1PPS出力処理部121に1PPSを出力させる処理において、処理S13で位置が移動していないと判断した場合には、制御部14は、位置記憶部131に記憶されているGPSアンテナ11の位置を用いてGPS受信部12の1PPS出力処理部121に1PPSを出力させる。この場合では、1PPS出力処理部121は、位置記憶部131に記憶されているGPSアンテナ11の位置及びGPSアンテナ11で受信した少なくとも1個のGPS衛星からの電波に基づいて協定世界時に同期した1PPSを生成し、同期信号として1PPSを第1通信部15を介して上記他の装置に出力する。
一方、この1PPS出力処理部121に1PPSを出力させる処理において、処理S13で位置が移動していると判断した場合には、制御部14は、処理S21及び処理S22によって演算されたGPSアンテナ11の平均位置を用いてGPS受信部12の1PPS出力処理部121に1PPSを出力させる。この場合では、1PPS出力処理部121は、処理S21及び処理S22によって演算されたGPSアンテナ11の位置及びGPSアンテナ11で受信した少なくとも1個のGPS衛星からの電波に基づいて協定世界時に同期した1PPSを生成し、同期信号として1PPSを第1通信部15を介して上記他の装置に出力する。
次に、制御部14は、時計部143の時刻を参照することによって、出力期間が終了しているか否かを判断する(S16)。この処理S16の判断の結果、出力期間が終了していない場合には、制御部14は、処理を処理S15に戻す。一方、この処理S16の判断の結果、出力期間が終了している場合には、制御部14は、処理を処理S11に戻す。
このように同期信号発生装置1Aは、時計部143の時刻が指定時刻に達するまで、即ち、所定の期間のうちの出力期間を除く残余期間では、処理S11、処理S12、処理S13及び処理S14を繰り返す。このため、同期信号発生装置1Aは、処理S11及び処理S12を実行することによってGPSアンテナ11の位置を測位し、そして、処理S13を実行することによってGPSアンテナ11の位置が移動したか否かを判断する。従って、同期信号発生装置1Aは、残余期間中、常に、GPSアンテナ11の位置の移動を所定の時間間隔(本実施形態では、略処理S11、処理S12、処理S13及び処理S14を実行する時間)で監視することができる。このため、同期信号発生装置1Aの動作中にGPSアンテナ11の位置が移動した場合でもこのGPSアンテナ11の位置の移動を検知することができる。
そして、同期信号発生装置1Aは、時計部143の時刻が指定時刻に達すると、処理S14から処理S15を実行する。これによって出力期間が開始され、出力期間が終了するまで、即ち、出力期間中、同期信号発生装置1Aは、処理S15及び処理S16を繰り返す。このため、同期信号発生装置1Aは、出力期間中1PPSを出力する。
ここで、処理S13でGPSアンテナ11の位置の移動が検知されない場合には、同期信号発生装置1Aは、処理S15で位置記憶部131に記憶されているGPSアンテナ11の位置を用いて1PPSを出力する。一方、処理S13でGPSアンテナ11の位置の移動を検知すると、同期信号発生装置1Aは、処理S21及び処理S22を実行する。このため、同期信号発生装置1Aは、GPSアンテナ11の位置が移動した場合には、GPSによりGPSアンテナ11の位置を測位し、処理S15でこの測位した新たなGPSアンテナ11の位置を用いて1PPSを出力するので、GPSアンテナ11の位置が移動した場合でも、GPSを利用することにより協定世界時に同期した1PPSを正確に出力することができる。
次に、別の実施形態について説明する。
(第2の実施形態)
第1の実施形態では、時刻を指定することによって出力期間を開始したが、第2の実施形態では、1PPSの出力を要求された場合に出力期間を開始するものである。
このため、第2の実施形態に係る同期信号発生装置1Bは、図1に破線で示すように、通信を行うための第2通信部16をさらに備え、制御部14は、時計部143の時刻が指定時刻に達した場合に出力期間を開始する代わりに、1PPSを要求する旨を表す情報を収容した通信信号(以下、「要求信号」と呼称することとする。)を第2通信部16で受信した場合に出力期間を開始するように構成される点を除き、第1の実施形態に係る同期信号発生装置1Aの構成と同様であるので、その説明を省略する。
第2通信部16は、上記他の装置と有線又は無線の伝送路を介して接続され、この伝送路を介して上記他の装置から通信信号を受信するためのインタフェース回路であり、伝送路からの通信信号を制御部14が処理可能な形式のデータに変換する。
図3は、第2の実施形態に係る同期信号発生装置の動作を示すフローチャートである。例えば、同期信号発生装置1Bが第1の実施形態に係る同期信号発生装置1Aと同様に設置されて、同期信号発生装置1Bの電源が投入されると、位置補正機能付き同期信号発生プログラムが実行される。
図3において、制御部14は、第1の実施形態と同様に、処理S11、処理S12及び処理S13を実行する。そして、処理S13で位置が移動していないと判断した場合(No)には、制御部14は、処理S31を実行し、処理S13で位置が移動していると判断した場合(Yes)には、制御部14は、処理S21及び処理S22を実行した後に、処理S31を実行する。
処理S31において、制御部14は、第2通信部16で要求信号を受信しているか否かを判断する。この処理S31における判断の結果、要求信号を受信していない場合(No)には、制御部14は、処理を処理S11に戻す。一方、処理S31における判断の結果、要求信号を受信している場合(Yes)には、制御部14は、第1の実施形態と同様に、処理S15及び処理S16を実行する。そして、処理S16で出力期間が終了していないと判断した場合(No)には、制御部14は、処理を処理S15に戻し、一方、処理S16で出力期間が終了していると判断した場合(Yes)には、制御部14は、処理を処理S11に戻す。
このように同期信号発生装置1Bは、第2通信部16で要求信号を受信すると出力期間を開始する。即ち、所定の期間のうちの出力期間を除く残余期間では、処理S11、処理S12、処理S13及び処理S14を繰り返す。従って、同期信号発生装置1Bは、残余期間中、常に、GPSアンテナ11の位置の移動を所定の時間間隔(本実施形態では、略処理S11、処理S12、処理S13及び処理S14を実行する時間)で監視することができる。このため、同期信号発生装置1Bの動作中にGPSアンテナ11の位置が移動した場合でもこのGPSアンテナ11の位置の移動を検知することができる。
そして、同期信号発生装置1Bは、第2通信部16で要求信号を受信すると、処理S31から処理S15を実行する。これによって出力期間が開始され、出力期間が終了するまで、即ち、出力期間中、同期信号発生装置1Bは、処理S15及び処理S16を繰り返す。このため、同期信号発生装置1Aは、出力期間中1PPSを出力する。
このように同期信号発生装置1Bは、第2通信部16で要求信号を受信した場合のみ、1PPSを出力期間で出力するので、予め出力期間を開始する時刻を指定する必要がなく、上記他の装置に応じて機動的に1PPSを出力することができる。特に、同期信号発生装置1Bが複数の上記他の装置に1PPSを出力する場合では、複数の上記他の装置は、同時期に一斉に同期を取る必要が必ずしも無く、複数の上記他の装置は、互いに異なる時期に同期を取ることも可能である。
ここで、処理S13でGPSアンテナ11の位置の移動が検知されない場合には、同期信号発生装置1Bは、処理S15で位置記憶部131に記憶されているGPSアンテナ11の位置を用いて1PPSを出力する。一方、処理S13でGPSアンテナ11の位置の移動を検知すると、同期信号発生装置1Bは、処理S21及び処理S22を実行する。このため、同期信号発生装置1Bは、GPSアンテナ11の位置が移動した場合には、GPSによりGPSアンテナ11の位置を測位し、処理S15でこの測位した新たなGPSアンテナ11の位置を用いて1PPSを出力するので、GPSアンテナ11の位置が移動した場合でも、GPSを利用することにより協定世界時に同期した1PPSを正確に出力することができる。
なお、上述の第2の実施形態において、要求信号は、上記他の装置が送信するように構成したが、上記他の装置を管理する装置管理センタに第2通信部16を伝送路を介して接続し、この装置管理センタが要求信号を同期信号発生装置1Bに送信するように構成してもよい。
また、上述の第2の実施形態では、第2通信部16を用いて上記他の装置から要求信号を受信したが、第1通信部15に第2通信部16の機能を持たせてもよい。また、装置管理センタから要求信号を受信する場合にも第1通信部15を介して要求信号を受信してもよく、あるいは、装置管理センタが要求信号を上記他の装置に送信し、上記他の装置及び第1通信部15を介して要求信号を受信するように構成してもよい。
そして、上述の第1及び第2の実施形態において、GPSアンテナ11の移動を検知した場合に、移動先のGPSアンテナ11の位置を測位する際に、処理S21及び処理S22を実行することによって、移動先のGPSアンテナ11の位置として第2期間における平均位置を求めたが、所定の時間間隔、例えば1秒間隔で、第2期間より短い第3期間の移動平均位置を求めるように構成してもよい。
また、上述の第1及び第2の実施形態において、図1に破線で示すように、同期信号発生装置1A、1Bは、処理S13でGPSアンテナ11の位置が移動していると判断した場合に、GPSアンテナ11が移動した旨を、第2通信部16を用いて、同期信号発生装置1を管理する管理センタ(不図示)に通報する通報処理部144を制御部14に機能的にさらに備えるように構成されてもよい。この場合では、第2通信部16は、この管理センタと有線又は無線の伝送路を介して接続され、制御部14からのデータに基づいて、伝送路における通信プロトコルに従った通信信号を作成し、この作成した通信信号を上記伝送路を介して管理センタへ送信するためのインタフェース回路である。第1の実施形態に係る同期信号発生装置1Aでは、このような第2通信部16をさらに備える。
図4は、第1の実施形態において管理センタへ通報する機能を備えた同期信号発生装置の動作を示すフローチャートである。このような構成の同期信号発生装置1Aは、図4に示すように、まず上述と同様に、処理S11、処理S12及び処理S13を実行する。そして、処理S13で位置が移動していないと判断した場合(No)には、制御部14は、処理S14を実行する。一方、処理S13で位置が移動していると判断した場合(Yes)には、制御部14の通報処理部144は、第2通信部16を用いて、GPSアンテナ11が移動した旨を表す情報を含む通信信号を生成し、この生成した通信信号を管理センタに通報し(S41)、上述と同様に、処理S21及び処理S22を実行した後に、処理S14を実行する。
処理S14において、制御部14は、上述と同様に、時計部143の時刻が指定時刻に達しているか否かを判断する。この処理S14における判断の結果、時計部143の時刻が指定時刻に達していない場合(No)には、制御部14は、処理を処理S11に戻す。一方、処理S14における判断の結果、時計部143の時刻が指定時刻に達している場合(Yes)には、制御部14は、上述と同様に、処理S15及び処理S16を実行する。そして、処理S16で出力期間が終了していないと判断した場合(No)には、制御部14は、処理を処理S15に戻し、一方、処理S16で出力期間が終了していると判断した場合(Yes)には、制御部14は、処理を処理S11に戻す。
ここで、第2の実施形態において管理センタへ通報する機能を備えた同期信号発生装置1Bの動作は、第2の実施形態における説明から分かるように、図4の処理S14に代えて図3を用いて説明した処理S31を実行すればよい。
このように動作することによって、管理センタは、管理している同期信号発生装置1A、1BにおけるGPSアンテナ11の位置が移動したことを認識することができる。そして、人員を派遣すること等によって、同期信号発生装置1A、1Bの位置記憶部131に新たなGPSアンテナ11の位置を再記憶させることができる。
なお、上述では、処理S21の前に処理S41を実行したが、処理S21の後や処理S22の後に処理S41を実行するように構成してもよい。さらに、処理S22の後に処理S41を実行する場合に、GPSアンテナ11の位置が移動した旨の通報に加えて、処理S21及び処理S22によって演算されたGPSアンテナ11の平均位置も管理センタに通報するように構成してもよい。即ち、制御部14の通報処理部144は、さらに、処理S13でGPSアンテナ11の位置が移動していると判断した場合に、この測位した新たなGPSアンテナ11の位置を、第2通信部16を用いてこの管理センタに通報するように構成されてもよい。あるいは、GPSアンテナ11の位置が移動した旨を表す情報としてこのGPSアンテナ11の平均位置を用いてもよい。このように構成することによって、管理センタは、GPSアンテナ11の移動先の位置を認識することができる。
また、上述では、第2通信部16を用いて管理センタに通報したが、第1通信部15に第2通信部16の機能を持たせてもよく(この場合、第1通信部15は、1PPS出力に影響なきよう、管理センタへは別線で通報可能となるように構成される)、あるいは、第1通信部15を用いてGPSアンテナ11の位置が移動した旨を上記他の装置に通報し、上記他の装置から管理センタに通報するように構成してもよい。
そして、上述の第1及び第2の実施形態において、同期信号発生装置1A、1Bは、図1に破線で示すように、GPS受信部12で測位した新たなGPSアンテナ11の位置を位置記憶部131に記憶してGPSアンテナ11の位置を更新する更新処理部145を制御部14に機能的にさらに備えるように構成されてもよい。
図5は、第1の実施形態において位置記憶部に記憶されているGPSアンテナ11の位置を更新する機能を備えた同期信号発生装置の動作を示すフローチャートである。このような構成の同期信号発生装置1Aは、図5に示すように、まず上述と同様に、処理S11、処理S12及び処理S13を実行する。そして、処理S13で位置が移動していないと判断した場合(No)には、制御部14は、処理S14を実行する。一方、処理S13で位置が移動していると判断した場合(Yes)には、制御部14は、上述と同様に、処理S21及び処理S22を実行する。次に、制御部14の更新処理部145は、処理S21及び処理S22によって演算されたGPSアンテナ11の平均位置を新たなGPSアンテナ11の位置として位置記憶部131に記憶してGPSアンテナ11の位置を更新し(S51)、処理S14を実行する。
処理S14において、制御部14は、上述と同様に、時計部143の時刻が指定時刻に達しているか否かを判断する。この処理S14における判断の結果、時計部143の時刻が指定時刻に達していない場合(No)には、制御部14は、処理を処理S11に戻す。一方、処理S14における判断の結果、時計部143の時刻が指定時刻に達している場合(Yes)には、制御部14は、上述と同様に、処理S15及び処理S16を実行する。そして、処理S16で出力期間が終了していないと判断した場合(No)には、制御部14は、処理を処理S15に戻し、一方、処理S16で出力期間が終了していると判断した場合(Yes)には、制御部14は、処理を処理S11に戻す。
ここで、第2の実施形態において位置記憶部131に記憶されているGPSアンテナ11の位置を更新する機能を備えた同期信号発生装置1Bの動作は、第2の実施形態における説明から分かるように、図5の処理S14に代えて図3を用いて説明した処理S31を実行すればよい。
このように動作することによって、同期信号発生装置1A、1Bは、GPSアンテナ11の位置が移動した場合に、移動先の新たなGPSアンテナ11の位置を位置記憶部131に記憶することができる。このため、GPSアンテナ11の位置が移動した場合に、同期信号発生装置1A、1Bに記憶されているGPSアンテナ11の位置が自動的に再記憶され、更新される。従って、次の処理S13では、あるいは、同期信号発生装置1A、1Bが再起動した場合における処理S13では、同期信号発生装置1A、1Bは、移動先の新たなGPSアンテナ11の位置でGPSアンテナ11の位置が移動したか否かを判断することができる。
そして、同期信号発生装置1A、1Bは、GPSアンテナ11が移動した旨の管理センタへの通報、及び、測位した新たなGPSアンテナ11の位置で位置記憶部131に記憶してGPSアンテナ11の位置の更新の上述した各処理を組み合わせて構成されてもよい。
実施形態に係る同期信号発生装置の構成を示すブロック図である。 第1の実施形態に係る同期信号発生装置の動作を示すフローチャートである。 第2の実施形態に係る同期信号発生装置の動作を示すフローチャートである。 第1の実施形態において管理センタへ通報する機能を備えた同期信号発生装置の動作を示すフローチャートである。 第1の実施形態において位置記憶部に記憶されているGPSアンテナの位置を更新する機能を備えた同期信号発生装置の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1A、1B 同期信号発生装置
11 GPSアンテナ
12 GPS受信部
13 記憶部
14 制御部
15 第1通信部
16 第2通信部
121 1PPS出力処理部
122 測位処理部
131 位置記憶部
132 範囲記憶部
141 位置演算部
142 位置判断部
143 時計部
144 通報処理部
145 更新処理部

Claims (4)

  1. GPS衛星からの電波を受信するGPSアンテナと、
    前記GPSアンテナの位置を記憶する位置記憶部と、
    GPSアンテナの位置及び前記GPSアンテナで受信したGPS衛星からの電波に基づいて同期信号として1秒間隔でパルス信号を出力すると共に、前記GPSアンテナで受信したGPS衛星からの電波に基づいて前記GPSアンテナの位置を測位するGPS受信部と、
    通信を行うための通信部と、
    所定の期間のうちの出力期間だけ前記GPS受信部に前記パルス信号を出力させると共に、前記所定の期間のうちの前記出力期間を除く残余期間では、予め設定された第1期間において所定の第1時間間隔で前記GPS受信部で測位した前記GPSアンテナの位置の平均位置と前記位置記憶部に記憶されている前記GPSアンテナの位置との差が閾値を超えているか否かを所定の時間間隔で判断し、該判断の結果、前記差が閾値を超えている場合には、前記残余期間であって予め設定された第2期間において所定の第2時間間隔で前記GPS受信部で前記GPSアンテナの位置を測位してその平均位置を新たなGPSアンテナの位置として算出し、前記出力期間における前記GPS受信部が前記パルス信号を出力する場合に該算出した新たなGPSアンテナの位置を利用させる制御部とを備え、
    前記制御部は、前記パルス信号を要求する旨を表す情報を収容した通信信号を前記通信部で受信した場合に、前記出力期間を開始すること
    を特徴とする同期信号発生装置。
  2. 同期信号発生装置を管理する管理センタと通信を行うための通信部をさらに備え、
    前記制御部は、前記判断の結果、前記差が閾値を超えている場合には、さらに、GPSアンテナが移動した旨を、前記通信部を用いて前記管理センタに通報すること
    を特徴とする請求項1に記載の同期信号発生装置。
  3. 前記制御部は、さらに、前記算出した新たなGPSアンテナの位置を前記位置記憶部に記憶して前記GPSアンテナの位置を更新すること
    を特徴とする請求項1又は2に記載の同期信号発生装置。
  4. GPS衛星からの電波を受信するGPSアンテナと、前記GPSアンテナの位置を記憶する位置記憶部と、GPSアンテナの位置及び前記GPSアンテナで受信したGPS衛星からの電波に基づいて同期信号として1秒間隔でパルス信号を出力すると共に、前記GPSアンテナで受信したGPS衛星からの電波に基づいて前記GPSアンテナの位置を測位するGPS受信部とを備える同期信号発生装置の同期信号発生方法において、
    通信を行うための通信ステップと、
    所定の期間のうちの出力期間だけ前記GPS受信部に前記パルス信号を出力する信号出力ステップと、
    前記所定の期間のうちの前記出力期間を除く残余期間では、予め設定された第1期間において所定の第1時間間隔で前記GPS受信部で測位した前記GPSアンテナの位置の平均位置と前記位置記憶部に記憶されている前記GPSアンテナの位置との差が閾値を超えているか否かを所定の時間間隔で判断するステップと、該判断の結果、前記差が閾値を超えている場合には、前記残余期間であって予め設定された第2期間において所定の第2時間間隔で前記GPS受信部で前記GPSアンテナの位置を測位してその平均位置を新たなGPSアンテナの位置として算出するステップと、前記出力期間における前記GPS受信部が前記パルス信号を出力する場合に該算出した新たなGPSアンテナの位置を利用させるステップと、前記パルス信号を要求する旨を表す情報を収容した通信信号を前記通信ステップで受信した場合に、前記出力期間を開始するステップとを備える位置移動判断ステップとを備えること
    を特徴とする同期信号発生方法。
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