JP5323301B2 - 衛星測位システム - Google Patents

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Description

本発明は測位信号を送信する技術に関する。より特定的には、本発明は、同期の取れた測位信号を送信するシステムおよび方法に関する。
測位方法として、衛星から送信される信号を用いる方法が知られている。たとえば、GPS(Global Positioning System)衛星から送信されるGPS信号が、測位のために使用される。すなわち、3つあるいはそれ以上のGPS衛星からそれぞれ送信されたGPS信号を受信した装置は、各々の信号に含まれるデータを読み取り、予め定められた演算処理を実行して、位置情報を算出する。この場合、データに含まれる時刻データの精度によって、当該位置情報の精度が定まるため、GPS衛星には、高精度の時計(たとえば原子時計)が搭載される。この場合、各時計は、他の時計との間で同期している必要がある。そのため、各GPS衛星に搭載される時計の同期を維持するために、たとえば地上に設置されたマスタ時計の時刻情報を用いて、衛星上の時計の時刻を補正する必要が生じる場合がある。
なお、衛星からの信号に基づいて測位を可能にするシステム、いわゆる衛星測位システムは、アメリカ合衆国により運用される上記のGPSに加えて、現在欧州連合において運用が検討されているGalileo、ロシア連邦共和国が運用しているGLONASS(Global Navigation Satellite System)等を含むものとする。
以上本発明についての従来技術を、出願人の知得した一般的な技術情報に基づいて説明したが、出願人の記憶する範囲において、出願前までに先行技術文献情報として開示すべき情報を出願人は有していない。
上記のように無線信号により位置情報を算出する場合、以下の問題点があった。すなわち、各衛星に、あるいは、いわゆるスードライト(Pseudolite、擬似衛星)と称される地上に配置される送信装置に、高精度の時計を搭載する必要があるため、測位信号を送信するためのシステムを構築するためのコストが増加するという問題があった。
本発明は、上述の問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、同期が取られた信号であって、測位のための信号を送信するシステムを提供することである。
本発明の他の目的は、システム内で1つの時計を用いて、同期が取れた信号であって、測位のための信号を送信するシステムを提供することである。
本発明の他の目的は、同期が取れた信号であって、測位のための信号を送信する方法を提供することである。
本発明の他の目的は、システム内で1つの時計を用いて、同期が取れた信号であって、測位のための信号を送信する方法を提供することである。
上記の課題を解決するために、この発明のある局面に従うと、測位のための測位信号を測位信号を受信する受信装置に送信するシステムが提供される。このシステムは、測位信号を送信する1つの送信装置を備える。1つの送信装置は、時刻を計測する計時手段と、符号化の対象となるデータを格納する記憶手段と、測位信号の送信元を識別するためのコードを用いて、記憶手段に格納されているデータを符号化することにより、時刻が含まれる測位信号を生成する生成手段と、生成手段により生成された測位信号を送信する送信手段とを含む。このシステムは、信号を中継する複数の中継器と、受信装置に、送信装置と複数の中継器の各々との位置関係を特定するためのデータを供給する供給手段とをさらに備える。複数の中継器の各々は、測位装置により送信された信号を受信する受信手段と、受信手段により受信された信号を送信する送信手段とを含む。
好ましくは、供給手段は、生成手段に位置関係を特定するためのデータを出力する出力手段を含む。
好ましくは、供給手段は、受信装置に対して、送信装置による通信の経路と異なる経路を介して、位置関係を特定するためのデータを送信する送信手段を含む。
好ましくは、送信装置および複数の中継器の各々は、複数の人工衛星の各々に搭載されている。
好ましくは、複数の人工衛星の少なくともいずれかは、予め定められた領域の上空に滞在している。
好ましくは、複数の人工衛星の各々は、複数の人工衛星の各々の間で予め定められた位置関係を維持しながら航行している。
好ましくは、生成手段は、送信装置が搭載されている人工衛星を識別するためのコードを用いた符号化により、測位信号を生成する。
好ましくは、計時手段は、原子時計である。
好ましくは、送信装置の送信手段は、無線により測位信号を送信する。中継器の受信手段は、無線により測位信号を受信する。
好ましくは、送信装置の生成手段は、スペクトラム拡散方式に基づく符号化により測位信号を生成する。
好ましくは、符号化により生成された信号の周期は、1ミリ秒と1週間との間である。
好ましくは、符号化により生成された信号の周期は、1秒と1時間との間である。
好ましくは、符号化により生成された信号の周期は、1分から予め定められた許容範囲内である。
好ましくは、中継器の送信手段は、受信手段により受信された信号の内容を変更することなく信号を送信する。
好ましくは、送信装置は、符号化の対象となるデータの入力を受ける受信手段をさらに含む。
好ましくは、符号化の対象となるデータは、送信装置の位置を特定するためのデータを含む。
本発明に係るシステムによると、送信装置および中継器により送信される信号は、共通の時刻情報を含むため、時刻の同期が取られている。したがって、これらの信号を受信する装置であって、位置情報を算出する機能を有する装置は、正確に自己の位置情報を算出することができる。
本発明に係るシステムによると、測位のための信号を送信するシステムは、最初に信号を発信する送信装置においてのみ、時刻を計測する手段を備える。中継装置は、当該手段を必要としない。このようにすると、中継装置の構成が簡略化されるため、中継装置が軽量化され、またコストを抑制することができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
<第1の実施の形態>
図1を参照して、本発明の実施の形態に係る測位のための信号(以下、測位信号と称す。)を送信するシステムについて説明する。図1は、そのシステムの構成を概略的に表わす図である。以下説明を容易にするため、GPS信号についての各用語が用いられる。しかしながら、測位信号は、GPS信号に限られない。
このシステムは、人工衛星102に搭載された送信装置200と、人工衛星104に搭載されたリピータ300−1と、人工衛星106に搭載されたリピータ300−2とを含む。人工衛星102,104,106の位置関係は、予め特定されている。たとえば、当該位置関係を表わすためのデータは、各人工衛星を監視する地上の基地局において予め作成されている。この場合、当該データは、たとえば日時と各衛星が航行する位置とが関連付けられたものである。たとえば、いわゆるGPSシステムにおいて用いられる軌道情報(ephemeris;放送暦)等を含む航法メッセージであってもよい。
ここで、人工衛星102,104,106は、たとえば通信衛星であるが、その他の衛星であってもよい。たとえば、現在日本国において検討されている準天頂衛星システムを構成する衛星であってもよい。このシステムを構成する衛星によると、少なくとも1機は、常時日本国の天頂付近に見えるように航行するため、たとえば高層ビルが林立する都市部においても、天頂付近を航行する衛星からの信号は、受信され易くなる。なお、準天頂衛星システムに相当する他のシステムが他国において実現される場合には、当該他のシステムを構成する衛星であってもよい。
送信装置200は、自己を識別するためのコードを用いて符号化することにより生成された信号を送信する。すなわち送信装置200は、信号Lqz(1),Lqz(2),Lqz(3),Lqz(4),Lqz(5)をそれぞれ発信する。その信号のフレーム構造については図5を参照して詳述する。
リピータ300−1は、送信装置200から送信された信号Lqz(1)を受信すると、その信号を増幅し、送信出力を高めて発信する。すなわちリピータ300−1は、信号Lqz(11),Lqz(12),Lqz(13)をそれぞれ送信する。ここで、信号Lqz(1)には、後述するように航法メッセージあるいは時刻情報等の位置を算出するためのデータが含まれているが、これらのデータは変更されない。送信された各信号は、その信号の受信機能を有する受信装置400−2,400−3あるいはアンテナ120などにより受信される。
リピータ300−2は、送信装置200から送信された信号Lqz(2)を受信すると、その信号を増幅し、送信出力を高めて発信する。すなわちリピータ300−2は、信号Lqz(21),Lqz(22),Lqz(23)をそれぞれ送信する。リピータ300−2から送信された信号も、リピータ300−1から送信された信号と同様に、受信機能を有する受信装置によって受信される。なお、リピータは、図1においては2つ示されているが、本発明に係るシステムを構成するためのリピータの数は、2つ以上であればよい。好ましくは、当該システムは、3つのリピータを備えることが好ましい。
図1を再び参照して、地上には、受信装置400−2,400−3がそれぞれ設置されている。受信装置400−2は、建物110の屋上に配置されており、人工衛星102,104,106からそれぞれ発信された信号を受信することができる。また建物112には、アンテナ120が設けられている。アンテナ120は、各人工衛星102,104,106から送信された信号を受信することができる。アンテナ120は、信号Lqz(3),Lqz(11),Lqz(21)をそれぞれ受信する。受信された信号は、ケーブルを介して中継装置130−1,130−2,130−3にそれぞれ伝送される。図1に示されるより多くの中継装置が建物110に用いられてもよい。中継装置130−1,130−2,130−3は、その信号を建物110の屋内に発信する。受信装置400−1は、信号Lqz(11),Lqz(21),Lqz(3)をそれぞれ受信することができる。
図2を参照して、本発明の実施の形態に係るシステムを構成する送信装置200について説明する。図2は、送信装置200のハードウェア構成を表わすブロック図である。
送信装置200は、信号生成回路210とクロック220と発振器230と、乗算器240と、アップコンバータ250と、送信部260と、アンテナ270とを含む。クロック220により計測された時刻のデータは、信号生成回路210に入力される。信号生成回路210は、その時刻のデータと航法メッセージ214とに基づいて測位信号(たとえばGPS信号)を生成する。航法メッセージ214は、たとえば地上に設置されている衛星の基地局(図示しない)から送信される。
信号生成回路210は、たとえばスペクトル拡散通信方式に基づく符号化によりその信号を生成する。信号生成回路210から出力される信号は、乗算器240に入力される。発振器230から出力される信号も、乗算器240に入力される。乗算器240は、信号生成回路210からの測位信号を発振器230からの搬送波により変調して、中間周波数の信号を生成する。生成された信号は、アップコンバータ250に入力される。
アップコンバータ250は、乗算器240から出力される中間周波数信号の周波数を空間伝送のための周波数に上げ、アップコンバート後の信号を送信部260に出力する。送信部260は、ハイパワーアンプ(図示しない)を含み、入力された信号を送信するための出力を高め、当該出力が高められた信号を送信する。その信号はアンテナ270を介して宇宙空間に発信される。
以下、測位信号をGPS信号を例にして説明する。
たとえば、送信装置200がGPS信号を送信するための装置である場合には、送信装置200からの信号は、人工衛星ごとに識別可能な擬似ランダム系列からなるC/A(Coarse and Access)コード(または、PRNコードとも称される。)により、スペクトラム拡散方式により符号化されている。この場合、各C/Aコード(Pコード)は、1024ビットである。なお、本実施の形態において、測位信号はGPS信号を変更したものであるため、その送信される測位信号はGPS信号そのものではないことに留意されるべきである。
図3を参照して、本発明の実施の形態に係るシステムを構成するリピータについて説明する。図3は、リピータ300のハードウェア構成を表わすブロック図である。ここで、リピータ300は、図1に示されるリピータ300−1,300−2その他のリピータを総称するものとして説明する。
リピータ300は、アンテナ310と、ローノイズ増幅器320と、送信部380と、アンテナ390とを含む。アンテナ310は、送信装置200から送信された信号(たとえば図1に示されるLqz(1)、Lqz(2))を受信する。受信された信号は、ローノイズ増幅器320に入力される。ローノイズ増幅器320は、その入力された、微弱な信号を増幅して送信部380に出力する。送信部380は、その信号をアンテナ390に対して伝送する。アンテナ390は、送信部380からの信号を発信する。すなわち、リピータ300は、アンテナ310により受信された信号をその内容を変更することなく再び発信する。したがって、たとえば、リピータ300により受信される信号が時刻情報を含んでいる場合、その情報は変更されることなくそのまま出力される。
なお、アンテナ310は、たとえば電波の受信性能を維持するために、アンテナ310の向きを変えるためのアクチュエータその他の駆動装置(図示しない)と、駆動装置の位置を制御するためのコントローラ(図示しない)とをさらに有していてもよい。この場合、コントローラに駆動装置の位置を変更させることにより、アンテナ310が送信装置200から発信された電波を確実に受信させることができる。
図4を参照して、本発明の実施の形態に係るシステムより送信される信号を受信可能なGPS受信機400について説明する。図4は、GPS受信機400のハードウェア構成を表わすブロック図である。GPS受信機400は、たとえばGPS機能により測位を行なう専用装置、GPS機能を有する携帯電話等である。
GPS受信機400は、アンテナ402と、ローノイズ増幅器404と、ダウンコンバータ406と、中間増幅器408と、乗算器410と、並列コリレータ回路430と、発振回路422と、CPU(Central Processing Unit)450と、メモリ460と、ディスプレイ470とを含む。メモリ460は、たとえばフラッシュメモリにより実現され、外部から入力された放送暦、さらには、位置を特定するための演算処理を実行するソフトウェア等を格納している。メモリ460に格納される情報は、たとえばインターネットのような通信回線を介して、当該情報を予め有している情報提供者あるいはシステム開発者から取得される場合がある。あるいは、GPS信号から取得される場合もある。より詳しくは、GPS受信機400がたとえばGPS機能を有する携帯電話機である場合には、上記の情報は、当該電話機の使用者あるいは製造者によりGPS受信機400に格納可能である。
測位信号は、アンテナ402により受信される。その信号は、ローノイズ増幅器404に入力される。ローノイズ増幅器404は、ノイズをカットし、フィルタ処理された信号を増幅し、そして増幅された信号をダウンコンバータ406に対して出力する。ダウンコンバータ406は、その信号を中間周波数信号に変換し、中間増幅器408に対して出力する。中間増幅器408は、入力された中間周波数信号を増幅して乗算器410に対して出力する。
発振回路422からは、中間周波数信号の周波数fIFを、上記放送暦に基づいて計算されたドップラー周波数fをずらせた周波数(fIF+f)の信号が出力される。この周波数の信号は、乗算器410に入力される。
乗算器410は、発振回路422からの周波数の信号と、中間増幅器408からの信号とを積算する。これにより、中間周波数信号は、ベースバンド信号に変換される。
乗算器410からの信号は、並列コリレータ回路430に入力される。並列コリレータ回路430は、測位信号の伝播に関し生じ得る遅延を検出するための処理を、同時に実行可能なように並列に配列された複数のコリレータ432−1〜432−nを含む。各コリレータは、ハードウェアにより実現されている。各コリレータは、複数の人工衛星102,104,106からの測位信号の可能な伝播遅延時間に各々対応している。したがって、前述の信号が並列コリレータ回路430に入力された後、各コリレータは、局所的に発生されるPRNコードとの相関を取るための処理を実行することにより、複数の衛星から送信された測位信号の伝播遅延時間(局所的に発生するPRNコードに対する当該信号の位相遅れに相当)を平行して計算することができる。
ここで、「測位信号の可能な伝搬遅延時間」の個数について説明する。PRNコードの1チップ(ビット)あたりに2サンプルのサンプリングがされるとすると、PRNコードの1周期の間には、2046サンプルが存在する、言いかえると、2046個の可能な遅延サンプル数が存在し得ることになるので、図1に示されるように、PRNコードが共通であることを考慮すると、2046(1チャネルあたりに可能な遅延)×2チャネル(IおよびQ成分)=4,092個のサンプル数が存在することになる。
並列コリレータ回路430からの出力は、インテグレータ434−1において、たとえば、PRNコードの1周期ごとに、同相成分(I成分)および直交成分(Q成分)について位相をそろえて(コヒーレントに)複数のPRNコードの期間にわたって累算される。各インテグレータ434−1〜434−nからの各々の出力は、演算器(図示しない)において、平方処理され、そして絶対値が取り出される。取出された出力は、累算器(図示しない)によって、ノンコヒーレントに累算される。当該累算器での累算処理の後、信号中のノイズが抑制され、上記位相遅れに相当するコリレータの出力がピークとして観測され、メモリ460に格納される。
すなわち、図1に示される例によると、共通のPRNコードで並列コリレータ回路430により相関を計算した場合、3つの人工衛星102,104,106からの信号が並列に計算されることにより、各信号に応じたピークが検出される。
特定の人工衛星102,104,106からの測位信号の位相遅れ、すなわち、測位信号の伝搬遅延時間がわかる。また、メモリ460に予め格納されている情報に基づいて、各人工衛星についての軌道情報は導出できる。ここで受信された信号に基づく軌道情報から特定される衛星の位置の組み合わせは、有限個である。したがって、従来のたとえばGPS信号処理と同様にして、GPS受信機400の位置を特定するための演算が可能になる。この演算は、後述するように、たとえばCPU450によって実行される。
ここで、並列コリレータ回路430の動作をさらに詳細に説明すると、以下の通りである。
中間周波数のIF入力サンプルが乗算器410において、数値制御オッシレータ(以下、NCOと称す。)からの出力と乗算され、I成分およびQ成分が分離される。
続いて、乗算器410の出力は、相関処理を行なうのに適したサンプルレートで、リサンプラー(図示しない)でリサンプリングされる。このリサンプリングのレートは、第2のNCO(図示しない)により決定される。第2のNCOの出力は、到来信号について、GPS受信機400の粗い位置情報と上記放送暦とから予め期待される擬似距離に基づいてプログラムされている。
リサンプラーの出力は、受信した測位信号と見通せる位置にある人工衛星102,104,106に対する参照波形(PRNコード)の組との間の畳み込み(convolution)を計算するコリレータ432−1〜432−nに入力される。各チャネルは、複数の遅延器(図示しない)を含む。演算ロジックブロック(図示しない)は、入力データの全特徴期間と所望の衛星に対する完全なPRNコード列との間の相関を計算する。ここで、「全特徴期間(エポック)」とは、たとえば、PRNコードの1周期に相当する期間であり、PRNコードの1周期が1024チップ(ビット)であるとき、1チップあたり2サンプルがあるときは、2046サンプルの期間に相当する。
並列コリレータ回路430が作動する各クロック周期において、特定の1つの遅延時間に対する新たな相関値の計算結果が生成され、メモリ460に格納される。したがって、全特徴期間の終了後には、メモリ460には、全ての可能な遅延に対する相関結果の完全な組が格納されていることになる。この相関結果列は、PRNコード生成器において局所的に生成された参照波形と入力信号との間の畳み込みである。
このようにして、インテグレータ434−1〜434−nと累算器(図示しない)における累算処理という、2つの時間平均化処理により、検出感度の向上が図られる。
上述のような並列コリレータ回路430の構成により、後述するように、測位信号の一態様であるGPS信号の主フレームは30秒の期間を有するにも関わらず、各衛星からの遅延時間は、たとえば、1秒以下で特定することができる。したがって、受信された当該GPS信号から直接に航法メッセージを抽出する必要のある方式に比べて、高速に位置の算出処理を行なうことができる。
図4を再び参照して、CPU450は、メモリ460に格納されている情報と並列コリレータ回路430から出力される情報とに基づいて、受信装置400の位置を特定するための演算処理を実行する。この処理は周知であるため、ここではその説明は繰り返さない。また、CPU450は、ディスプレイ470に画像を表示するためのデータを生成する処理を実行する。この処理は、たとえば、算出された位置情報と別途取得される画像データとに基づいて表示用のデータを生成する処理である。表示用のデータは、VRAM(Video Random Access Memory)(図示しない)に格納される。ディスプレイ470は、そのデータに基づいて画像を表示する。
図5を参照して、本実施の形態に係る測位信号を送信するシステムより送信される信号の構造について説明する。図5は、測位信号の一態様であるGPS信号の構造を概略的に表わす図である。
送信装置200から送信されるGPS信号は、25のメインフレームを含む。メインフレームのそれぞれを受信するために、30秒が必要とされる。したがって、すべてのフレームを受信するためには、12分30秒必要とされる。メインフレームは、航法メッセージを含む。航法メッセージは、時刻補正データ、アルマナック、軌道情報、電離層補正データなどを含む。航法メッセージは、たとえば地上の基地局から人工衛星102に搭載されている送信装置200に送信される。この送信は、たとえば送信装置200が備えるクロック220の時刻を補正するための信号の送信に合わせて行なわれる。あるいは、航法メッセージのみが、必要に応じて送信されてもよい。
メインフレーム520は、5つのサブフレーム521〜525を含む。4番目のフレーム524と5番目のサブフレーム525とはそれぞれ25頁含む。サブフレームは、6秒間に10ワード含む。最初のワードは、テレメトリワード(TLM)を含む。2番目のワードは、ハンドオブワード(HOW)である。
図6を参照して、測位信号の送信の態様について模式的に説明する。図6(A)は、送信装置200により送信されるPRNコードの構成を概念的に表わす図である。図6(B)は、リピータ300−1により送信されるPRNコードの構成を概念的に表わす図である。図6(C)は、リピータ300−2により送信されるPRNコードの構造を概念的に表わす図である。ここでは、説明を簡略化するため、たとえばは4つのPRNコードが含まれる場合について説明する。測位信号が多くのPRNシーケンス(列)の組み合わせであることに留意されるべきである。
図6(A)に示されるように、たとえば送信装置200が4つのPRNコードを累算した信号を送信する場合、各信号は、コード1、コード2、コード3、コード4の内容を含む。時刻t(1)において、送信装置200は、コード1の符号を送信している。その後時刻t(2)において、送信装置200は、コード2の送信を完了している。時刻t(3)において、送信装置200は、コード3の送信を完了している。時刻t(4)において、送信装置200は、コード4の送信を完了している。時刻t(5)において、送信装置200は、次のコード列に含まれる新たなコード1の送信を完了している。
このような場合、リピータ300−1は、送信装置200とリピータ300−1との位置関係により定まる距離に相当する遅れ時間の後、送信装置200より送信された信号を受信する。リピータ300−1は、その遅れ時間の後に当該受信された信号を送信するため、リピータ300−1により送信される信号の系列は、送信装置200により送信される信号の系列よりも遅れて生じる。
すなわち、図6(B)に示されるように、時刻t(1)において、リピータ300−1は、送信装置200により過去に送信されたコード4の送信を完了している。時刻t(2)において、リピータ300−1は、送信装置200によって時刻t(1)において送信されたコード1の送信を遅れて送信する。同様に、リピータ300−1は、時刻t(3)において、コード2の送信を完了する。この信号は、送信装置200の場合時刻t(2)のときにその送信が完了しているものである。時刻t(4)において、リピータ300−1は、コード3の送信を完了する。この信号は、送信装置200の場合、時刻t(3)のときにその送信が完了している。同様に時刻t(5)において、リピータ300−1は、コード4の送信を完了する。この信号は、送信装置200によって時刻t(4)において送信されたものである。
図6(C)に示されるように、リピータ300−2は、送信装置200およびリピータ300−1による送信のタイミングよりも遅れて、送信装置200から受信した信号を送信する。たとえば送信装置200によって時刻t(1)において送信されたコード1の送信は、リピータ300−2においては、時刻t(3)の時に完了する。
このように同一の信号は、送信装置200とリピータ300−1,300−2とによって、異なる時刻にそれぞれ発信されることになる。これらの信号を受信する受信装置400−2,400−3は、送信装置200とリピータ300−1,300−2によりそれぞれ発信されたGPS信号として、位置情報を算出するための処理を実行する。この場合、リピータ300−1により送信された信号(図6(B))とリピータ300−2により送信された信号(図6(C))に含まれる時刻データは、送信装置200により送信された信号(図6(A))に含まれる時刻データと同じである。したがって衛星の軌道の誤差と信号の伝播誤差とを用いることなく、コードチャンクは完全に同期化される。各受信装置は、後述するように、位置情報を正確に算出することができる。また、図3に示されるように、リピータ300−1,300−2は、時刻情報を取得するための時計を備える必要がない。したがって、リピータ300−1,300−2に対して時刻を補正するための処理が不要になるため、保守が容易になる。また、リピータ300−1,300−2を当該時計を有する装置に比べて容易にまた低コストで構成することができる。
図7を参照して、送信装置200の制御構造について説明する。図7は、送信装置200が実行する測位信号を送信する処理の手順を表わすフローチャートである。
ステップS710にて、送信装置200の信号生成回路210は、クロック220から時刻情報を取得する。ステップS720にて、信号生成回路210は、その時刻情報と航法メッセージとに基づいて測位信号を生成する。
ステップS730にて、信号生成回路210は、その信号を予め定められたコードにより符号化して、符号化後の信号を乗算器240に出力する。PRNを有する当該コードは、たとえば人工衛星102,104,106を識別するためのものであり、あるいは中継装置130−1,130−2,130−3、スードライト等を識別するためのものである。これらのコードにより識別される物体は、軌道とコードチャンクとに依存する。当該信号は、乗算器240によって変調されアップコンバータ250に対し出力される。アップコンバータ250が乗算器240からの信号の周波数を高周波に変換すると、変換後の信号は、送信部260に入力される。
ステップS740にて、送信部260は、アップコンバータ250からの信号の出力を高出力に変換して、変換後の信号を送信する。このようにして送信されるコードの長さは、たとえば1ミリ秒と1週間との間である。好ましくは、1秒と1時間の間、たとえば数秒から数十秒である。換言すれば、当該コードの長さは、GPSにおいては、Pコードの長さとC/Aコードの長さとの間の長さである。
図8を参照して、本発明の実施の形態に係るシステムを構成するリピータの制御構造について説明する。図8は、リピータ300が信号を伝送するために実行する処理の手順を表わすフローチャートである。
ステップS810にて、リピータ300は、アンテナ310を介して送信装置200により送信された信号を受信する。その信号は、ローノイズ増幅器320に対して入力され、増幅処理の後、送信部380に対して出力される。
ステップS820にて、送信部380は、その信号の出力を高めて、高出力の信号として送信する。その信号は、アンテナ390を介して宇宙空間に放送される。このようにして、リピータ300は、送信装置200から受信した信号を発信する。したがって、当該信号に含まれる情報(たとえば時刻情報)は変更されていない。
なお、他の局面においては、リピータ300−1,300−2は、受信した信号に各リピータが搭載されている人工衛星104,106を識別するためのデータを付加してもよい。この場合、リピータ300からの信号を受ける受信装置は、その信号が人工衛星104あるいは人工衛星106から送信されたものであることを容易に認識できる。したがって、GPS受信機400による位置情報を算出する処理において、この信号の送信元を特定するための処理を省略することができる。このようにすると、従来用いられている位置情報を算出するための処理により、受信装置の位置を算出することが可能になる。これにより、位置情報を算出する機能を有する受信装置の構成を、一般的な構成にすることができる。
図9を参照して、本発明の実施の形態に係るシステムにより送信された信号を受信可能な受信装置の制御構造について説明する。図9は、GPS受信機400が実行する処理の手順を表わすフローチャートである。
ステップS910にて、GPS受信機400は、アンテナ402を介して各人工衛星102,104,106から測位信号を受信する。ステップS920にて、GPS受信機400は、最初に受信した信号に基づいてその信号を発信した人工衛星を特定する。図1に示される例では、人工衛星102が特定される。
ステップS930にて、GPS受信機400は、メモリ460に格納されている位置を表わすデータと受信された信号とに基づいて、信号の伝播遅延時間を算出する。ここで位置を表わすデータとは、人工衛星102,104,106の相対的な位置(たとえば各衛星間の距離)を表わすデータをいう。このデータにより、いずれかの人工衛星の位置が特定された場合には、他の人工衛星の位置も必然的に特定される。
具体的には、送信装置200とリピータ300−1,300−2との位置関係は、予め知られているため、GPS受信機400が、同一の時刻情報を有する複数の信号を受信した場合、同時に受信された信号の送信元は、送信装置200であることが容易に特定される。GPS信号の伝播遅延時間は、送信装置200が特定されると、算出される。すなわち、同一の信号を受信する時刻がそれぞれ異なるため、受信時刻の差異が算出される。この結果を用いることにより、送信装置200から送信された信号を中継可能なリピータの候補は絞られる。したがって、GPS受信機400は、たとえばリピータの候補を組み合わせることにより、実際に受信された信号の送信元であるリピータを特定することができる。
ステップS940にて、GPS受信機400は、受信した信号と算出された伝播遅延時間とに基づいてGPS受信機400の位置を表わす位置情報を算出する。ステップS950にて、GPS受信機400は、ディスプレイ470にその位置情報を出力する。
以上のようにして、本発明の第1の実施の形態に係る測位信号を送信するシステムによると、送信装置200が時刻情報を含む信号を発信する。発信された信号は、GPS受信機400およびリピータ300−1,300−2に受信される。リピータ300−1,300−2は、受信した信号を発信する。このとき当該信号に含まれる時刻情報の内容は変更されない。リピータ300−1,300−2により発信された信号は、GPS受信機400により受信される。
GPS受信機400は、送信装置200とリピータ300−1,300−2を含む各リピータの位置との関係を表わすデータを予め保持している。したがって、GPS受信機400が同一の時刻情報が含まれる信号を何度も受信しても、GPS受信機400は、当該データに基づいて各信号の送信元であるリピータを特定することができる。これにより、GPS受信機400は、自己の位置を表わす情報を算出することができる。この場合、各信号に含まれる時刻情報は、いずれも、送信装置200に搭載されたクロック220からの信号に基づいて生成されているため、同期が取られている。したがって、GPS受信機400は、時刻情報に関しては同期が取られた信号を受信するため、そのような信号に基づいて算出された位置情報は、時刻の誤差を含まない。
これにより、同期が取られた信号であって、測位のための信号を送信するシステムを提供することができる。また、システム内で1つの時計を用いて、同期が取れた測位のための信号を送信するシステムを提供することができる。
<第2の実施の形態>
以下、本発明の第2の実施の形態について説明する。本実施の形態に係る測位のための信号を送信するシステムは、地上において構築される点で、前述の第1の実施の形態に係るシステムと異なる。
図10を参照して、本実施の形態に係るシステムについて説明する。図10は、そのシステムの地上における構成の一態様を表わす図である。
測位信号を送信する送信装置1100は、建物1000の屋上に取り付けられている。建物1010,1010の屋上には、測位信号を発信可能なリピータ1200−1,1200−2が、それぞれ取り付けられている。リピータ1200−1,1200−2は、ネットワーク1030を介して送信装置1100に接続されている。この場合、送信装置1100と、リピータ1200−1,1200−2との位置関係は、既知である。ネットワーク1030には、たとえば当該位置関係を表わすデータを提供可能な基地局サーバが接続されている。ネットワーク1030は、たとえばインターネットであるが、私設ネットワークであってもよい。
送信装置1100が測位信号Lqz(1)を発信すると、その信号は、図10に示されるように無線送信されるとともに、ネットワーク1030を介してリピータ1200−1,1200−2にそれぞれ伝送される。たとえばリピータ1200−1は、その信号を送信装置1100から受けると、何らの処理も加えることなくLqz(11)として再び発信する。同様にリピータ1200−2は、送信装置1100から信号Lqz(1)の入力を受けると、信号Lqz(12)として発信する。したがって、信号Lqz(1)と、信号Lqz(11)と、信号Lqz(12)とは、PRNコードの観点からは、同一の信号である。
このような環境において、GPS受信機400は、測位信号として3つの信号すなわちLqz(1),Lqz(11),Lqz(12)をそれぞれ受信する。GPS受信機400は、それぞれの受信信号に基づいて位置情報を算出することができる。
図11を参照して、本実施の形態に係るシステムを構成する送信装置1100について説明する。図11は、送信装置1100のハードウェア構成を表わすブロック図である。
送信装置1100は、図2に示される構成に加えて、出力ポート1110を含む。出力ポート1110は、信号生成回路210から出力される信号をネットワーク1030に対して出力する。
図12を参照して、本実施の形態に係るシステムを構成するリピータ1200−1,1200−2の構成について説明する。図12は、リピータ1200−1,1200−2を実現するリピータ1200のハードウェア構成を表わすブロック図である。
リピータ1200は、入力ポート1210と、乗算器1220と、発振器1230と、アップコンバータ1240と、送信部380とを含む。入力ポート1210には、たとえばネットワーク1030が接続される。
入力ポート1210は、ネットワーク1030から入力される信号を乗算器1220に対して出力する。発振器1230は、送信装置1100により送信される信号のキャリア周波数と同一の周波数を発生する。その信号は、乗算器1220に対して出力される。乗算器1220は、入力ポート1210からの信号Lqz(1)と発振器1230からの搬送波とを積算することにより測位信号として発振するための信号を生成する。この信号はアップコンバータ1240に入力される。アップコンバータ1240は、その信号の周波数を高周波に変換して、高周波の信号を送信部380に出力する。送信部380は、高周波の信号の出力を高めて、アンテナ390を介してその信号を発信する。この信号は、図10に示される信号Lqz(11),Lqz(12)に相当する。
図13を参照して、本実施の形態に係る送信装置1100の制御構造について説明する。図13は、送信装置1100が実行する処理の手順を表わすフローチャートである。なお、前述の第1の実施の形態における処理と同一の処理には同一のステップ番号を付してある。したがって、それらについての説明はここでは繰り返さない。
ステップS1310にて、送信装置1100の出力ポート1110は、信号生成回路210から出力された、測位信号をネットワーク1030に対して出力する。このときの通信の態様は、たとえばパケット通信により実現されるが他の態様であってもよい。
図14を参照して、本実施の形態に係るシステムを構成するリピータ1200−1,1200−2の制御構造について説明する。図14は、各リピータが信号を伝送するために実行する処理の手順を表わすフローチャートである。以下の説明では、リピータ1200としてそれぞれの処理を説明する。
ステップS1410にて、リピータ1200は、ネットワーク1030から測位信号Lqz(1)を受信する。ステップS1420にて、リピータ1200は、乗算器1220において、受信した信号を変調する。ステップS1430にて、リピータ1200は、変調された信号(Lqz(11)、Lqz(12))を送信する。
その後、送信された信号が、GPS受信機400によって受信されると、前述のようにして、GPS受信機400は、位置の情報を算出するための処理を実行し、受信機自身の位置が特定される。
以上のようにして、本発明の第2の実施の形態に係るシステムによると、測位信号を送信する送信装置1100から発信された信号は、無線としてGPS受信機400によって直接受信される。一方、当該信号は、ネットワーク1030を介して、リピータ1200−1,1200−2に伝送される。各リピータは、その信号を発信する。GPS受信機400は、このようにして少なくとも3箇所から発信された信号を受信することができる。これらの信号は、同一の時刻情報を有している。送信装置1100とリピータ1200−1,1200−2とは予め建物1000,1010,1020にそれぞれ設置されているため、それらの位置関係も既知である。当該位置関係を表わすデータは、GPS受信機400に予め格納されている場合もあれば、送信装置1100からの信号に含まれる場合もある。
GPS受信機400は、測位信号を受信すると、これらの信号に基づいて位置を表わす情報を算出する処理を実行する。GPS受信機400は、当該信号の送信元の位置関係を表わすデータに基づいて、送信元を特定することができる。したがって、GPS受信機400は、自己の位置を容易に特定することができる。
なお、本実施の形態に係るシステムによると、送信装置1100とリピータ1200−1,1200−2とはネットワーク1300により接続されていたが、接続の態様はこれに限られない。たとえばリピータ1200−1,1200−2は電波を受信する機能を有していてもよい。この場合、送信装置1100とリピータ1200−1,1200−2とは、無線により接続されていることになる。すなわち、第1の実施の形態と同様にリピータ1200−1,1200−2は、電波を中継することができる。このようにすると、ネットワーク1030を敷設するための工事が不要になるため、測位のための信号を送信するシステムを速やかに構成することができる。また、ネットワークの敷設の可否その他の設置場所の物理的な制約が抑制されるため、当該システムを柔軟に構成することができる。したがって、GPS受信機400の使用者に対して、広範囲に位置情報を提供することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明は、測位のための信号を発信する装置と、当該信号を伝送する装置とが搭載された複数の人工衛星から構成されるシステムに対して適用可能である。
本発明の第1の実施の形態に係る測位のための信号を送信するシステムの構成を概略的に表わす図である。 本発明の第1の実施の形態に係るシステムを構成する送信装置200のハードウェア構成を表わすブロック図である。 本発明の第1の実施の形態に係るシステムを構成するリピータ300のハードウェア構成を表わすブロック図である。 本発明の第1の実施の形態に係るシステムより送信される信号を受信可能なGPS受信機400のハードウェア構成を表わすブロック図である。 本発明の第1の実施の形態に係る測位のための信号を送信するシステムより送信される信号の構造を概略的に表わす図である。 送信装置200、リピータ300−1、リピータ300−2により送信される信号の構造を表わす図である。 送信装置200が実行する測位のための信号を送信する処理の手順を表わすフローチャートである。 リピータ300が実行する信号の中継処理の手順を表わすフローチャートである。 本発明の実施の形態に係るシステムにより送信された信号を受信可能なGPS受信機400が実行する処理の手順を表わすフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態に係るシステムの構成の一態様を表わす図である。 本発明の第2の実施の形態に係るシステムを構成する送信装置1100のハードウェア構成を表わすブロック図である。 本発明の第2の実施の形態に係るシステムを構成するリピータのハードウェア構成を表わすブロック図である。 本発明の第2の実施の形態に係る送信装置1100が実行する処理の手順を表わすフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態に係るシステムを構成するリピータが実行する処理の手順を表わすフローチャートである。
符号の説明
102,104,106 人工衛星、110,1000,1010,1020 建物、120,310,390,402 アンテナ、130 中継装置、200,1100 送信装置、210 信号生成回路、220 クロック、230 発振器、240,410 乗算器、250 アップコンバータ、260,380 送信部、300−1,300−2、1200−1,1200−2 リピータ、320,404 ローノイズ増幅器、400 GPS受信機、400−1,400−2,400−3 受信装置、406 ダウンコンバータ、430 並列コリレータ回路、434 インテグレータ、450 CPU、460 メモリ、470 ディスプレイ、1030 ネットワーク、1110 出力ポート、1210 入力ポート、1230 発信機、1240 アップコンバータ。

Claims (12)

  1. 測位のための測位信号を前記測位信号を受信する受信装置に送信する衛星測位システムであって、
    測位衛星に搭載されて前記測位信号を送信する1つの送信装置を備え、
    前記1つの送信装置は、
    時刻を計測する計時手段と、
    前記衛星測位システムにおいて用いられる航法メッセージを格納する記憶手段と、
    前記測位信号の送信元を識別するためのコードを用いて、前記記憶手段に格納されている航法メッセージを符号化することにより、前記時刻が含まれる前記測位信号を生成する生成手段と、
    前記生成手段により生成された測位信号を送信する送信手段とを含み、
    前記衛星測位システムは、
    前記測位衛星と異なる他の測位衛星にそれぞれ搭載されて信号を中継する複数の中継器と、
    前記受信装置に、前記送信装置と前記複数の中継器の各々との位置関係を特定するためのデータを供給する供給手段とをさらに備え、
    前記複数の中継器の各々は、
    前記送信装置により送信された信号を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された信号をその内容を変更することなく送信する送信手段とを含む、衛星測位システム。
  2. 前記供給手段は、前記生成手段に、前記位置関係を特定するためのデータを出力する出力手段を含む、請求項1に記載の衛星測位システム。
  3. 前記供給手段は、前記受信装置に対して、前記送信装置による通信の経路と異なる経路を介して、前記位置関係を特定するためのデータを送信する送信手段を含む、請求項1に記載の衛星測位システム。
  4. 前記生成手段は、前記送信装置が搭載されている測位衛星を識別するためのコードを用いた符号化により、前記測位信号を生成する、請求項に記載の衛星測位システム。
  5. 前記計時手段は、原子時計である、請求項1に記載の衛星測位システム。
  6. 前記送信装置の送信手段は、無線により前記測位信号を送信し、
    前記中継器の受信手段は、無線により前記測位信号を受信する、請求項1に記載の衛星測位システム。
  7. 前記送信装置の生成手段は、スペクトラム拡散方式に基づく符号化により前記測位信号を生成する、請求項1に記載の衛星測位システム。
  8. 前記符号化により生成された信号の周期は、1ミリ秒と1週間との間である、請求項記載の衛星測位システム。
  9. 前記符号化により生成された信号の周期は、1秒と1時間との間である、請求項に記載の衛星測位システム。
  10. 前記符号化により生成された信号の周期は、1分から予め定められた許容範囲内である、請求項に記載の衛星測位システム。
  11. 前記送信装置は、前記符号化の対象となるデータの入力を受ける受信手段をさらに含む、請求項1に記載の衛星測位システム。
  12. 前記符号化の対象となるデータは、前記送信装置の位置を特定するためのデータを含む、請求項1に記載の衛星測位システム。
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