JP3833680B2 - 看板装置 - Google Patents

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Description

本発明は、催し物会場の入口や玄関等に設置されたり、舞台の天井下面近くの上方等に吊設される看板装置に関するものである。
催し物会場の入口や玄関等に設置されるこの種の従来の看板61の設置方法を図20及び図21に示す。また、図18に示すように舞台の天井下面近くの上方等に吊設される看板がある。図18及び、図20と図21に示す看板61は基本的には四角柱の木材を用いて略日字状の枠を形成し、その枠の前面側にベニヤ板を張り付け、さらにそのベニヤ板に所定の文言等を書いた紙を張り付けている。
図20及び図21に示す看板(いわゆる立て看板)61ではその枠の両側の下部を脚部62として設置するようになっている。つまり、図20では看板61の枠の裏側の横桟に針金を取り付けて、その針金を建物の玄関等の近くにある柱63にくくり付けて該柱63に看板61を固定し、看板61を設置するようにしている。
また、看板61を設置したい場所の近くに図20に示すような柱63がない場合には、図21に示すようにコンクリート製のブロック64の穴に看板61の脚部62を挿入して看板61を立てている。
さらに、図18に示すような舞台看板では以下に示すような方法で吊設している。なお、図18は本発明の実施例を示しているが、舞台看板を屋内の天井下面近くに吊るすこと自体は同じなので図18を用いて説明する。天井裏面にはモータ(図示せず)が配設されており、このモータのドラムにワイヤー58が巻回されていて該ワイヤー58の先端にバトンと呼ばれる金属製でパイプ状の吊り具59を取り付け、モータの正逆転により上記吊り具59が昇降自在に吊設されている。そして、かかる従来の舞台看板では、該舞台看板の枠の木材と上記吊り具59とを針金やロープ等でくくり付けて舞台看板を吊設している。
なお、舞台看板は図20及び図21に示すような立て看板とは異なり一般には横方向に非常に長く形成されているために、2つないし3つに分けて構成している。したがって、各分断している部分を舞台看板の設置箇所で裏面に木材を釘等で打って連結して1つの舞台看板となるようにしている。また、舞台看板も立て型の看板61と同様に木枠の前面にベニヤ板を張り付け、そのベニヤ板の前面に紙を貼って所定の文言等を書くようになっている。
かかる従来の看板61や舞台看板は次のような問題を有している。まず、図20及び図21に示すような立て型の看板61では、設置する箇所が柱63の部分に限られてしまい、人目に付くような箇所に任意に設置できないという問題がある。そこで、任意の箇所に看板61を設置しようとすれば図21に示すようにブロック64を用いなければならない。看板61を柱63に固定させる従来の方法では見た目が悪くなり、さらにブロック64を用いた場合でも看板61自体よりもブロック64その物が目に入り込むために、看板61自体やその周辺建物の美観を損ねるという問題がある。
また、特に立て型の看板61は屋外に設置することが多いために、屋根の下であっても風の強さにより雨がかかる場合があり、その雨により看板61の裏側のベニヤ板が汚れて汚い模様ができてしまう。そのため、看板61を柱63にくくり付けた場合でも、看板61の裏側が汚くなってこれも美観を損ねてしまう。さらには看板61の裏側では針金やロープで柱63にくくり付けている状態が見えるために、やはり建物全体の美観を損ねてしまうことになる。
また、看板61を構成している部材が木材のために看板61が雨に濡れると、木材が腐食するために耐用年数が大幅に落ちてしまい、木枠やベニヤ板を用いて新たに看板61を作り替える回数が増えて結果的にはコスト高になるという問題を有している。
舞台看板では設置現場において分断した各木枠を板材で連結固定して、横方向に長い舞台看板を組み立てているために、施工時間が長くなり迅速に組み立てができないという問題があった。また、舞台看板は上述のように立て型の看板61とは異なり横方向に非常に長く、且つ材質に四角柱の木材を使用しているために、舞台看板が重くなる。しかも、重い舞台看板にも関わらず針金やロープ等で吊り具59から吊設しているため、舞台看板が落下する恐れもある。さらに、単に針金やロープ等で吊っているために、針金等が緩んだ状態となっている場合に地震が起きた場合には落下し易く、耐震性に問題がある。また、材質が木材であるために、防火の点でも問題がある。
また、上記看板61や舞台看板等の木枠を釘で打って形成しているために、釘の先端が出ていた場合には、看板の組み立ての際に釘でケガをするといった問題もあった。
本発明は上述の点に鑑みて提供したものであって、舞台看板にあっては組み立て施工時間の短縮を図った看板装置を提供することを目的としたものである。
そこで、本発明の請求項1記載の看板装置では、左右方向に連結手段32を介して着脱自在に複数が連結可能で上下一対の横桟22,23と、この上下の横桟22,23の両端間に凹凸嵌合により着脱自在に介装する左右一対の縦桟24,25とで、屋内の天井下面からのワイヤーなどの吊り具34により昇降自在に吊設される四角枠状の枠本体21を形成し、この枠本体21の上下の横桟22,23に該横桟22,23の左右方向の略全長にわたって開口面が互いに向かい合った溝29を形成し、所定の文言等が記載され左右方向に折り畳み自在なパネル28を形成し、上記枠本体21の溝29に該パネル28の上下の両端をスライド自在に横方向から挿入し、上記パネル28を枠本体21に着脱自在に装着していることを特徴としている。
請求項2記載の看板装置では、上記枠本体21をアルミニウム合金の金属製としていることを特徴としている。
本発明の請求項1記載の看板装置によれば、設置場所までは各部材は分解した状態で輸送し、設置場所において連結手段32を介して上下の横桟22,23をそれぞれ連結し、さらに上下の横桟22,23の両端間に介装させる縦桟24,25とは凹凸嵌合により着脱自在に連結して枠本体21を形成する。またパネル28は折り畳んだ状態で輸送し、設置場所でパネル28を広げて、枠本体21の上下の横桟22,23に形成した溝29にパネル28の上下端をスライド自在に横方向から挿入していくことで、パネル28を枠本体21に着脱自在に装着することができる。このパネル28を装着した枠本体21をワイヤーなどの吊り具34により天井下面に吊設する。これにより吊設型の看板装置を容易且つ迅速に設置することができる。
しかも、複数の横桟を左右方向に連結可能なので、且つ横桟と縦桟とは凹凸嵌合により連結しているために、横桟の数及び縦桟の寸法を変更することで、要求に応じた規格の大きさの看板装置を容易且つ迅速に設置場所で施工することができる。また、従来のように釘等を用いて舞台看板を形成しているのではなく、単に連結手段や凹凸嵌合により枠本体21を組み立てているので、枠本体21の組み立ての時間が短縮化されると共に、釘等によりケガをすることもない。また、釘等が外れて看板が脱落することもないので、下にいる人がケガをすることもない。
請求項2記載の看板装置によれば、枠本体21をアルミニウム合金製で構成しているので、木材で構成した場合と比べて雨水等による腐食がなくなり、枠本体21の耐用年数を大幅に向上させることができる。また、天井下面より吊設するタイプの看板装置にあっては、枠本体21の重量が従来の木材の場合と比べて約1/3に軽量化でき、そのため、同じ吊り具34であれば看板装置が落下する危険性が大幅になくなり、安全性が従来と比べて非常に向上する。特に材質を従来のように木材ではなく枠本体21をアルミニウム合金製で構成しているので、腐食がないことから地震が起きても破損することがなく、そのため、耐震性が向上すると共に安全性が向上する。さらに金属製なので耐火性に優れている。
(実施例1)
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。図1は実施例1の立て型の看板装置Aの分解斜視図を示しており、1は上下方向に長くアルミニウム製で略日字状の枠本体である。この枠本体1は、左右の一対の支柱2,3と、この一対の支柱2,3の対向面の上部、略中央部分、下部にそれぞれ架橋されている上桟19、中桟4、下桟5と、上記支柱2,3の外側面から前面にかけて配設される断面がL型の側板6,7と、下桟5の下面に設けたストッパー片8等で構成されている。また、上記枠本体1の骨組みである支柱2,3、上桟19、中桟4、下桟5はそれぞれアルミニウム製で四角筒状の部材を用いている。さらに、枠本体1の両側の支柱2,3の下部をそれぞれ脚部9としている。
ここで枠本体1の各部材2〜8等はそれぞれ溶接等で固着されており、左右の支柱2,3の外側面に側板6,7の内側面を固定した場合に支柱2,3の前面と側板6,7の背面との間にはパネル11の厚さより若干厚い隙間である溝10を形成している。
上記パネル11は、いわゆるウッドラックパネルや、CPパネル(登録商標)と呼ばれる発泡ウレタンの材質を使用しており、軽量で撥水性のパネル11となっている。また、雨水等がしみ込まないように合成樹脂製で軽量の物を使用している。そして、このパネル11の前面には紙を貼り付けて、その紙の所定の文言等を書く。
なお、パネル11の表面に表現されるのは、単に文字等に限らず、カッティング文字、図柄、レタリング文字、揮毫等も含まれる。
12は台座プレートであり、この台座プレート12は平板状でやや厚みがあり、比較的重量を持たせるために鉄製を用いている。台座プレート12の上面後部の両側には四角筒状または四角柱状の支持突起13が上記枠本体1の支柱2,3の位置に対応させて立設している。
すなわち、上記支持突起13の外形の大きさは支柱2,3の下部の下面開口の穴14の大きさより若干小さく形成しており、支柱2,3の穴14を台座プレート12の支持突起13に着脱自在に挿入できるようになっている。したがって、枠本体1が台座プレート12に対して着脱自在に支持固定が容易にできる。
図2は看板装置Aの枠本体1にパネル11を挿入した状態の断面図を示しており、枠本体1の左右の溝10にパネル11の両端をスライドさせて下方に落としていくだけで、パネル11を枠本体1に容易に着脱自在に装着することができる。また、パネル11を下方にスライドさせていくと、パネル11の下端がストッパー片8に当たってパネル11が所定の高さ位置で固定されることになる。図3がこの状態である。なお、枠本体1の大きさとしては、通常縦寸法が1800mm、横寸法が90mmである。
ここで台座プレート12の支持突起13の前後方向における位置であるが、略中央に立設しても良いが、好ましい実施例としては端部側(ここでは後部側)に立設している。
支持突起13が後部にくるように台座プレート12を設置した場合には、台座プレート12の前面側があくので図4に示すような植物15を植えたプランター16を配置するようにしても良い。この場合、プランター16により台座プレート12自体を隠すことができるので周辺の建物全体の景観を損なわずに周辺の美観を向上させることができる。
また、場合によっては支持突起13を前部側になるように台座プレート12を設置して、枠本体1を配置するようにしても良い。この場合、パネル11を装着した枠本体1が前面側に位置して、台座プレート12は後方に位置することになるので、設置した場合の台座プレート12が特に違和感を与えるということもない。
なお、上記プランター16は市販の大きさの物を使用すれば良いが、台座プレート12の大きさに合わせて特別に製作するようにしても良い。また、台座プレート12にプランター16を設置した場合でさらに美観を向上させる手段としては図5に示すように、台座プレート12の両側及び前面側に略逆U字状の飾り具17を配設するようにしても良い。
ここで、上記看板装置Aの枠本体1をアルミニウム製、台座プレート12を鉄板として説明したが、合成樹脂で構成しても良い。なお、看板装置Aの色彩としては、美観の点からブロンズ色としている。しかし、どのような色彩を施しても良い。
図6は枠本体1の他の実施例を示し、枠本体1の支柱2,3を円筒状の物を用いた場合であり、左右の支柱2,3の内側に断面がコ字型の側板18,18をその開口面が対向するように固着したものである。すなわち、上記側板18,18の内側でパネル11の両端をスライド挿入させる溝10を形成している。もちろん、この場合には台座プレート12の支持突起13も円筒状または円柱状に形成されることになる。
また、図7はパネル11を止めるためのストッパー片8の他の実施例を示し、図1の場合ではストッパー片8の横方向の長さを下桟5と略同じ長さとしていたが、図7に示すように小片状のストッパー片8を下桟5の下面の両側に固着するようにしたものである。なお、このストッパー片8の数は図7の場合では2個としているが、2個に限らず2個以上設けるようにしても良い。
したがって、この場合には図1の場合と比べて枠本体1を軽量化できると共に、材料の面積が小さくなるのでコストも安くすることができる。
図8は催し会場となる建物の正面玄関の両側に本発明の看板装置Aを3つ配置した場合のイメージ図である。このように従来の看板とは異なり本発明の看板装置Aは設置場所が建物の柱に限定されることなく、人目に付く任意の場所に設置することができる。しかも、任意の箇所に設置する場合でも従来のように美観を損なうブロックを用いずに設置できるので、美観を向上させることができる。また、看板装置Aの台座プレート12にプランター16を配置することで、台座プレート12を隠すことができる上にプランター16に植えられている花や草などの植物15によりさらに美観を向上させることができる。
また、看板装置Aが雨水などに濡れた場合でも、アルミニウム製の枠本体1、鉄製の台座プレート12、発泡ウレタン等のパネル11を用いているので、看板装置Aの構成部材には水が浸入することがなく、従来のように水が濡れて模様ができることにより美観を損ねるということもない上に、また部材が腐食しないので従来の木材であった場合の1年6ヵ月程度だった耐用年数も10年以上となり、従来の木製の看板と比べて耐用年数を極めて向上させることができた。
さらに、枠本体1は従来のように釘等を用いて形成しているのではなく、予め溶接等で部材を固着しているのでケガをすることもない。そのため、従来木材で形成していた枠本体と比べて安全性が飛躍的に向上するものである。
(実施例2)
図9〜図19を参照して舞台看板を看板装置Bを実施例2として説明する。図9は舞台看板、舞台ハンガー、看板ハンガーと呼ばれる看板装置Bの分解斜視図を示し、本看板装置Bは舞台や催し会場の天井下面の近くに天井面より昇降自在に吊設されるものである。看板装置Bの骨組みは横方向に長い四角枠状の枠本体21で構成されており、この枠本体21の横方向の長さ及び縦方向の長さを変えて、看板装置Bを所定の大きさに対応させることができるようにしてある。
この枠本体21は上下の横桟22,23と、この上下の横桟22,23の両端間に架橋している左右の縦桟24,25と、上下の横桟22,23の上下面から前面側にかけて配設される断面がL型の上板26,下板27等で構成されている。そして、横桟22,23の前面と上板26,下板27の背面とで形成した隙間をパネル28の上下端がスライド自在に挿入される溝29,29としている。
図10は先の実施例と同様の材質からなるパネル28を枠本体21に横方向からスライド自在に挿入した状態の断面図を示し、枠本体21の上下の溝29内にパネル28の上下端を挿入すると共に、下側の溝29でパネル28を受けている。
上記枠本体21を構成する各部材22〜25は四角筒状に形成されており、それぞれの部材22〜25が後述するように着脱自在に装着可能としてある。また、枠本体21を構成する各部材22〜27は軽量なアルミニウム合金製を用いている。さらに図9に示す場合では上の横桟22は2つの部材22a,22bを横方向に連結して構成され、下の横桟23も2つの部材23a,23bを横方向に連結して構成している。なお、上板26a,26bは横桟22a,22bの上面にそれぞれ溶接、ビス止め等の手段で固着されている。下板27a,27bも同様に横桟23a,23bの下面にそれぞれ溶接、ビス止め等の手段で固着されている。
ここで、パネル28は図11及び図12に示すようにその横方向の長さに応じて適当な長さで分割して折り畳み可能としている。図示例では3枚に折り畳み可能としており、分割したパネル片28a,28b,28c間の裏面に接着テープ39で接着して連結している。パネル28の搬送時には図12に示すように折り畳むことで嵩を小さくして搬送(輸送)を容易にしている。そして、会場の設置場所においてパネル28を広げて枠本体21の横から挿入するようになっている。
次に図13により上下の横桟22,23の端部間に縦桟24を着脱自在に介設する構造について説明する。なお、他方の縦桟25は縦桟24の場合と同じなので説明は省略する。縦桟24は上述のように四角筒状に形成されていて、その内部の穴30の大きさより若干小さい大きさの四角筒状あるいは四角柱状の突起31を横桟22aの端部の下面に設けている。また同様に下側の横桟23aの端部上面にも縦桟24の下面に挿入する突起31を設けている。したがって上下の横桟22a,23aの突起31を縦桟24の穴30に上下から挟み込む形で挿入することで、枠本体21を設置場所で容易に組み立てることができる。
もちろん、分解する場合も容易に行なうことができる。なお、横桟22a,23aに突起31を取り付ける手段としては、例えばビス止めあるいは溶接等である。
また、左右の横桟22a(23a),22b(23b)を連結する場合は図14に示すように行なう。つまり、一方の横桟22aの穴内に四角筒状あるいは四角柱状の連結棒32を溶接、ビス止め等の手段により固定しておき、他方の横桟22bの穴33内に挿入することで、左右の横桟22a,22bを着脱自在に容易に連結できるような構造にしている。なお、連結棒32の外形の大きさは穴33の内形の大きさより若干小さく形成してある。
枠本体21自体は2本ないし3本のワイヤー34で吊設されるようになっており、下側の横桟23a(23b)の上面にはリング状の係止具35が形成されており、この係止具35にワイヤー34の下部を固定している。また、ワイヤー34の下端に略J字状のフックを固着しておき、このフックを係止具35の穴に引っかけて吊設するようにしても良い。
上側の横桟22a(22b)には上記ワイヤー34を挿通させるための挿通孔36がそれぞれ穿設されており、さらにその挿通孔36にはブッシュ37が装着してある。また、ワイヤー34にはワイヤーグリップと呼ばれる固定具38が上下自在に設けられており、横桟22,23と縦桟24,25とで枠本体21を組み立てた後に上記固定具38を横桟22,23の下面に当てて操作することで固定具38をワイヤー34に固定することができる。これにより枠本体21全体がしっかりと組み付けられることになる。
図15及び図16は横桟22,23の他の実施例を示しており、本実施例では横桟22,23に断面がL型の部材(アルミニウム製)を用いたものである。横桟22と上板26、及び横桟23と下板27とを図15に示すように合わせて溶接、ビス止め等の手段により固定する。そしてこの時、横桟22と上板26、及び横桟23と下板27の間に隙間を設けてパネル28を挿入する溝29を形成する。
一方、縦桟24は平板を断面略コ字型に折曲形成したものを使用し、上下の折曲片40に横桟22,23にそれぞれ設けている突起31が挿入される穴41を穿孔している。横桟22,23の突起31を上下から縦桟24の穴40にそれぞれ挿入することで、骨組みとしての枠本体21が形成されることになる。
この実施例においては左右の横桟22a,22bの連結は図17に示すような方法で行なっている。すなわち、平板状の連結板42を用いてボルト43及びナット44により連結固定するようにしている。
なお、図15等に示す実施例では、横桟22,23の断面をL型としているので、図10に示すような四角筒状の横桟22,23の場合と比べて重量を軽くすることができると共に、コストも安価に製作することができる。特にこの種の吊り下げ用の看板装置Bとしては、重量の軽量化により吊設するワイヤー34を細くすることが可能となる。
ここで図9においては、2本の横桟22a,22b(23a,23b)を用いた場合について説明したが、3本の横桟を用いて横方向に長い看板装置Bを形成するようにしても良い。また、縦桟24,25も複数の規格寸法を予め形成しておき、要求される大きさの看板装置Bに迅速に対応させるようにしている。
例えば、看板装置Bの大きさとしては、縦寸法×横寸法が2尺×2軒、2尺×3軒、3尺×3軒、3尺×4軒としておくことで、業界での規格化に容易に対応することが可能となる。また、看板装置Bの横方向の長さに応じて途中で縦方向に桟を介在させて、看板装置Bの中央部分が下方に歪むのを防止するようにしても良い。
図18はこのようにして構成した看板装置Bを吊設した状態を示しており、看板装置Bからのワイヤー34の上部を吊り具59に接続し、この吊り具59をワイヤー58により昇降させることで看板装置Bを上下動自在に任意の高さ位置に設定することができる。
図19は会場に本看板装置Bを吊設した場合のイメージ図であり、例えば、講演会場の場合である。
このように本実施例では、横方向に長い看板装置Bであっても枠本体21を分解すると共に、パネル28を折り畳んで搬送することができるので、輸送が容易である。さらに、設置場所において枠本体21の組み立ても容易であり、長尺物の部材から簡単に四角枠状の枠本体21を組み立てることができ、しかも、パネル28も枠本体21の側方から挿入するだけで容易に装着することができる。特に従来のように釘を用いて枠本体21を組み立てる必要がないので、釘によるケガもすることがなく、安全性を非常に高めることができ、しかも組み立て施工時間を大幅に短縮できる。
また、枠本体21を従来のように木枠で構成せずに、アルミニウム合金製で構成しているために、従来の舞台看板と比べて重量を1/3にすることができた。そのため、吊設するワイヤーも必要以上の太さの物を用いることがなく、また、看板装置Bの軽量化により落下する恐れもなくなり、安全性を向上させることができる。特に地震等が起きた場合でも枠本体21が壊れたり、落下することもないので、耐震性が大幅に向上する。さらにはアルミニウム合金製の枠本体21なので、木枠とは異なり耐用年数も大幅に向上させることができ、結果的にコストを安価にできる。しかも従来の木材で構成していたのとは異なり、耐火性も大幅に向上する。
本発明の実施例の看板装置の分解斜視図である。 本発明の実施例の看板装置の断面図である。 本発明の実施例の看板装置の斜視図である。 本発明の実施例の台座プレートに配置するプランターの斜視図である。 本発明の実施例の台座プレートの他の例の斜視図である。 本発明の実施例の枠本体の他の例の断面図である。 本発明の実施例のストッパー片の他の例の要部斜視図である。 本発明の実施例の看板装置を配置した場合のイメージ図である。 本発明の実施例2の看板装置の斜視図である。 本発明の実施例2の看板装置の断面図である。 本発明の実施例2のパネルの背面図である。 本発明の実施例2のパネルの折り畳み状態を示す斜視図である。 本発明の実施例2の枠本体の端部側の破断正面図である。 本発明の実施例2の横桟の連結状態を示す図である。 本発明の実施例2の枠本体の他の例の断面図である。 本発明の実施例2の枠本体の他の例の場合の断面図である。 本発明の実施例2の枠本体の他の例の横桟の連結状態を示す図である。 本発明の実施例2の看板装置の吊設状態を示す図である。 本発明の実施例2の看板装置を吊設した場合のイメージ図である。 従来例の立て型の看板を設置した場合の斜視図である。 従来例の立て型の看板をブロックにより設置した場合の正面図である。
符号の説明
21 枠本体
22 横桟
23 横桟
24 縦桟
25 縦桟
28 パネル
29 溝
32 連結棒
34 ワイヤー
B 看板装置

Claims (2)

  1. 左右方向に連結手段(32)を介して着脱自在に複数が連結可能で上下一対の横桟(22)(23)と、この上下の横桟(22)(23)の両端間に凹凸嵌合により着脱自在に介装する左右一対の縦桟(24)(25)とで、屋内の天井下面からのワイヤーなどの吊り具(34)により昇降自在に吊設される四角枠状の枠本体(21)を形成し、この枠本体(21)の上下の横桟(22)(23)に該横桟(22)(23)の左右方向の略全長にわたって開口面が互いに向かい合った溝(29)を形成し、所定の文言等が記載され左右方向に折り畳み自在なパネル(28)を形成し、上記枠本体(21)の溝(29)に該パネル(28)の上下の両端をスライド自在に横方向から挿入し、上記パネル(28)を枠本体(21)に着脱自在に装着していることを特徴とする看板装置。
  2. 上記枠本体(21)をアルミニウム合金の金属製としていることを特徴とする請求項1に記載の看板装置。
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