JP3832349B2 - 圧送装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、大便器・浴槽・洗面所等の各種排水設備機器から外部の立て管に排水を圧送する圧送装置で発生する騒音の防止および緩和手段に関する。
【0002】
【従来の技術】
図15は、排水設備機器から外部の立て管に排水を圧送する従来の圧送装置の一実施形態を示す概略断面図である。図15に示すように、圧送装置2を用いた排水システムにおいては、汚物混じりの排水は圧送装置流入口11より圧送装置本体容器10内へ流れ込み、粉砕部20により粉砕された後、圧送管路部30により圧送装置流出口13を経て立て管3へ排水される。このような圧送装置2を用いた排水システムにおいては、汚物混じりの排水を粉砕し、圧送駆動部40により圧送するために立て管3の小口径化が可能となり、パイプスペースをコンパクト化できる。また、圧送により排水するため、重力勾配をとる必要がなく、排水設備機器の設置における制限を無くし、自由に配置できるという長所がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、図15に示すように圧送装置を用いた排水システムの場合には、立て管3を小口径とすることができるために立て管3内が満水になりやすく、立て管3内にサイホン作用が生じやすくなる。さらに、圧送しながら排水するために排水の流速は大きくなり、より大きなサイホン作用が生じることになる。そのため、排水完了時においては、圧送部流入口31から多量の空気を巻き込み、その際に、ゴボゴボという非常に大きな騒音を発生するという問題があった。
本発明は、このような課題を解決するためになされたもので、排水完了時に空気の巻き込み騒音を緩和または防止する圧送装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】
上記課題を解決するためになされた請求項1記載の圧送装置は、排水設備機器から排出される排水を取り込む圧送装置流入口、および、外部の立て管に連通する連結管に排水を排出する圧送装置流出口を有する圧送装置本体容器と、前記圧送装置本体容器の内部に開口した圧送管路部流入口と前記圧送装置流出口を連通する圧送管路部と、前記圧送装置本体容器に貯留した排水を前記圧送管路部流入口から取り込み、前記圧送装置流出口に圧送する圧送駆動部と、からなる圧送装置において、前記圧送管路部に連通する接続口部と、開口した開口部と、前記接続口部と前記開口部を連通する吸入管路部と、前記開口部からの空気の吸入を制御する制御部とを有する空気吸入装置と、前記接続口よりも下流側において前記圧送管路部に連通し、前記圧送駆動部の駆動が開始される前までの間は、前記圧送装置本体容器の内部に残留した排水を排出する重力排水口と、前記重力排水口に、圧送される排水の水圧によって閉止し、圧送された排水が前記重力排水口から前記圧送装置本体容器の内部に戻ることを防止するための逆流防止弁とを備えることを特徴とする。本発明によれば、圧送駆動部を駆動させて排水を行なった際に、外部の立て管および連結管および圧送管路部が満水となって立て管の落差により生じたサイホン作用による負圧を、空気吸入装置の制御部を制御することにより吸入管路部を通して圧送管路部に空気を取り込むことで低減することができる。そのため、排水完了時に、圧送部流入口から空気を巻き込むことを緩和または防止することができ、空気を巻き込む際に発生する騒音を緩和または防止することができる。また、排水用管路と通気用管路をそれぞれ設けて、通気用管路に設けた制御部を制御することにより、排水完了時の空気巻き込み音を低減化する対策を行なうことができるので、対策が取り易い。
【0005】
また、請求項2記載の圧送装置は、請求項1記載の圧送装置において、前記制御部が、前記接続口部または前記吸入管路部に設けた圧力弁装置であることを特徴とする。
本発明によれば、接続口部または吸入管路部に、排水による水圧とサイホン作用による負圧との圧力収支によって開閉する圧力弁装置を設けることで、電気等の外部エネルギーを用いることなく、制御部を設けることができる。これにより、圧送駆動部の駆動中は、圧力弁装置に作用する水圧によって圧力弁装置は閉じており、圧送駆動部の駆動停止とともに、圧力弁装置に作用するサイホン作用による負圧によって圧力弁装置を開き、開口部から空気を吸入してサイホン作用による負圧を解消することができ、排水完了時に圧送部流入口から空気を巻き込むことを緩和または防止することができ、空気を巻き込む際に発生する騒音を緩和または防止することができる。
【0006】
また、請求項3記載の圧送装置は、前記圧力弁装置を、前記接続口部の近傍の上流側である圧送管路上流部の流路方向と略直角に対向する位置に設けることを特徴とする。
本発明によれば、圧送駆動部の駆動中は、圧送管路上流部から圧送された排水は、圧送管路上流部の流路方向と略直角に対向する位置に設けた圧力弁装置に、衝突した後に、接続口部の下流側である圧送管路下流部に圧送される。これにより、圧送駆動部の駆動中は、圧送された排水の水圧を最大限に圧力弁装置に作用させて、圧力弁装置を確実に閉じることができる。そのため、圧力弁装置の信頼性を大きくすることができ、また、圧力弁装置の構造を容易にすることができる。
【0007】
また、請求項4記載の圧送装置は、前記圧力弁装置を、前記圧送部管路流入口より上方に設けることを特徴とする。
本発明によれば、圧送装置本体容器内の排水の水位が、圧力弁装置と圧送部流入口の間になった際に、圧送駆動部を停止させるように圧送制御部を制御することによって、圧送駆動部の停止後に、圧送部流入口から空気を取り込むことを防ぐことができるとともに、排水によって圧力弁装置に作用する水圧を圧送駆動部の停止後すぐに低減させることによって、空気吸入装置からの空気の吸入を容易にすることができ、圧力弁装置の信頼性を大きくすることができ、また、圧力弁装置の構造を容易にすることができる。
【0008】
また、請求項5記載の圧送装置は、前記吸入管路部の少なくとも一部の流路断面が、前記接続口部の開口面積より小さいことを特徴とする。
空気吸入装置を設けることで、排水完了時に圧送部流入口から空気を巻き込むことを緩和または防止することができ、圧送部流入口から空気を巻き込む際に発生する騒音を緩和または防止することができる。しかしながら、空気吸入装置において、開口部より吸入された空気が、接続口部でサイホン作用による負圧を解消する際に空気吸入音が発生する。そのため、この空気吸入音を抑える必要がある。空気吸入音の発生源は接続口部であるので、吸入管路部の少なくとも一部の流路断面を、接続口部の開口面積より小さくすることによって、接続口部で発生した空気吸入音を、開口部より外部に伝搬することを低減することができる。
【0009】
また、請求項6記載の圧送装置は、前記空気吸入装置が、流路断面積を可変とする流路断面積調節機構を備えることを特徴とする。
空気吸入音を低減するためには、空気吸入装置の流路断面積を小さくするほうが望ましい。一方、接続口部でサイホン作用による負圧を解消するためには、ある一定以上の空気吸入速度が必要であるから、空気吸入装置の流路断面積をある一定以上にする必要がある。そのため、接続口部でサイホン作用による負圧を解消できる範囲で流路断面積を小さくすることが空気吸入装置として望ましい。空気吸入装置に、流路断面積を可変とする流路断面積調節機構を備えることで、接続口部でサイホン作用による負圧を解消できる範囲で流路断面積を小さくするように流路断面積を調節することができる。これにより、排水完了時に圧送部流入口から空気を巻き込む際に発生する巻き込み音と、空気吸入時に発生する空気吸入音とのどちらも低減することができる。
【0010】
また、請求項7記載の圧送装置は、前記吸入管路部が、流路断面積の異なる複数の吸入管路を備えることを特徴とする。
本発明によれば、接続口部で発生した空気吸入音を、流路断面積の異なる複数の吸入管路で構成された共鳴室に通すことで、共鳴周波数帯の音圧を低減することができ、空気吸入音を低減することができる。
【0011】
また、請求項8記載の圧送装置は、前記開口部を、前記圧送装置本体容器の内部に設けることを特徴とする。
本発明によれば、開口部より外部に伝搬する空気吸入音を、圧送装置本体容器で遮蔽することができるので、圧送装置本体容器の外部に伝搬するのを低減することができる。また、誤って接続口部から制御部に流入した排水が、開口部から流出するような状況になっても、排水が圧送装置本体容器内へ戻るため排水の圧送装置外への流出を防ぐことができる。
【0012】
また、請求項9記載の圧送装置は、前記圧送装置本体容器が、前記開口部への排水の飛散を防止する隠蔽部を備えることを特徴とする。
本発明によれば、遮蔽部を設けることによって、開口部への排水の飛散を防止することができるので、排水による開口部の詰まりを防止することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面にそって本発明に係る実施例を説明する。
【0014】
図1は、圧送装置を設けた住宅における排水システムを示す概略断面図である。
3階建ての住宅の3階部に排水設備機器である大便器1が設置されており、その排水システムは大便器1から圧送装置2を経て、立て管3により排水ます4へ排出されるようになっている。また、圧送装置2は、内部圧力の低下を防止するため通気管5によって外部の大気と連通されている。2階部には排水設備機器である浴槽6が設置されており、その排水システムは浴槽6からトラップ7を経て、立て管3により排水ます4へ排出されるようになっている。
本実施例のように、高階住宅に圧送装置を設けた場合や、圧送装置駆動時に他の排水設備機器からの排水が重なった場合には、立て管が満水になり、サイホン作用により排水の引き込みが働くことになる。しかしながら、圧送装置駆動時にサイホン作用により排水の引き込みが起こった場合においても、圧送装置に設けた空気吸入装置により空気を吸入することで、排水完了時に空気を巻き込む際に発生する騒音を緩和または防止することができる。
【0015】
図2は、空気吸入装置を設けた本発明の圧送装置の一実施形態を示す概略断面図である。
図2において、圧送装置2は、圧送装置本体容器10と、粉砕部20と、圧送管路部30と、圧送駆動部40と、圧送制御部50と、空気吸入装置60とから構成される。
圧送装置本体容器10は、排水設備機器から排出される汚物混じりの排水を取り込む圧送装置流入口11、外部の立て管3に連通する連結管12に排水を排出する圧送装置流出口13、および、外部の通気管5に連通する通気口14を備える。
粉砕部20は、圧送装置流入口11から汚物混じりの排水を取り込む粉砕部流入口21と、取り込んだ排水を金属刃の回転により粉砕する粉砕駆動部22と、圧送装置本体容器10に粉砕した排水を排出する粉砕部流出口23を備える。
圧送管路部30は、圧送装置本体容器10の内部に開口した圧送管路部流入口31、および、圧送装置流出口13を連通する管路であり、圧送終了時に圧送装置本体容器10の内部に残留した排水を排出する重力排水口32を有する。また、重力排水口32には、圧送された排水が重力排水口32から圧送装置本体容器10の内部に戻ることを防止するために、逆流防止弁33を備える。
圧送駆動部40は、回転羽根の回転により、圧送装置本体容器10に貯留した排水を圧送管路部流入口31から取り込み、圧送装置流出口13に圧送する。
圧送制御部50は、圧送駆動部40の駆動のON/OFFを制御するセンサーであり、圧送装置本体容器10に貯留した排水の水圧に感知して作動する。
空気吸入装置60は、圧送管路部30に連通する接続口部61と、圧送装置本体容器10の内部に開口した開口部62と、接続口部61と開口部62を連通する吸入管路部63と、開口部62からの空気の吸入を制御する制御部64を備える。また、開口部62への排水の飛散を防止するため、圧送装置本体容器10に隠蔽部65を備える。
【0016】
図3は、本発明の圧送装置の制御部である圧力弁装置の一実施形態を示す概略斜視図である。
図3において、圧力弁装置70は、弁体71と、弁体71を押さえる弁座72と、弁体71が可動するように弁体71および弁座72を接合する接合部73を備える。
【0017】
図4は、空気吸入装置を設けた本発明の圧送装置の、空気吸入時の工程図を▲1▼から▲2▼の順に模式的に示したものである。
図4の▲1▼は、圧送時の工程図である。接続口部61の近傍の上流側である圧送管路上流部80から圧送された排水は、圧送管路上流部80の流路方向と略直角に対向する位置に設けた圧力弁装置70に衝突した後に、接続口部61の下流側である圧送管路下流部81に圧送される。これにより、圧送時は、圧送された排水の水圧が最大限に弁体71に作用し、弁体71は弁座72に押さえつけられるので、圧力弁装置70を確実に閉じることができる。
図4の▲2▼は、圧送終了時の工程図である。圧力弁装置70の弁体71に作用する圧送された排水による水圧がなくなり、また、圧送時に発生した圧送管路部のサイホン作用の負圧により、弁体71は開放して、開口部62より空気を吸入する。
【0018】
図5〜図10は、空気吸入装置を設けた本発明の圧送装置の、排水時の工程図を順に模式的に示したものである。
図5は、排水を開始したときの工程図である。圧送装置流入口11から粉砕部20に汚物混じりの排水が流入している。
図6は、圧送装置流入口11からさらに排水が流入して、圧送装置本体容器10の内部の圧送制御部50まで排水が貯留したときの工程図である。圧送制御部50は、圧送装置本体容器10に貯留した排水の水圧に感知して作動するセンサーであるから、この時点で、圧送駆動部40の駆動が開始される。なお、圧送駆動部40の駆動が開始される前までの間は、逆流防止弁33が開放しており、重力排水口32から排水が流入して排出される。
図7は、圧送時の工程図である。圧送装置流入口11からの排水の流入は終了しており、圧送装置本体容器10に貯留した排水を、圧送駆動部40を駆動して、圧送管路部流入口31から圧送管路部30に取り込み、圧送装置流出口13に圧送している。この際には、空気吸入装置60の圧力弁装置70は閉じており、空気吸入はない。また、逆流防止弁33は、圧送された排水の水圧によって、閉止しており、圧送された排水が重力排水口32から圧送装置本体容器10に戻ることはない。また、圧送装置本体容器内10に貯留する排水の水位は、開口部62に達することがないようにするとともに、圧送駆動部40の駆動などによって排水が飛散した際に、飛散した排水が開口部62に達することがないように隠蔽部65を設ける。
図8は、圧送終了直後の工程図である。圧力弁装置70の弁体71に作用する圧送された排水による水圧がなくなり、また、圧送時に発生した圧送管路部30のサイホン作用の負圧により、弁体71は開放して、空気吸入装置60の開口部62より空気を吸入する。また、逆流防止弁33は、圧送された排水による水圧がなくなり、圧送時に発生した圧送管路部30のサイホン作用の負圧により圧送管路部30内へ引かれて開放して、重力排水口32から圧送装置本体容器10に残留した排水を排出する。
図9は、圧送終了後の工程図である。空気吸入装置60の開口部62よりさらに空気を吸入して、接続口部61近傍ではサイホン作用の負圧が解消されるので、圧送管路上流部80では、排水が重力によって逆流する。また、圧送管路下流部81では、サイホン作用の負圧のため、気泡の吸入が起こる。
図10は、排水完了直前の工程図である。圧送管路上流部80では、サイホン負圧が解消されているので、圧送装置流入口31から空気を巻き込むことはない。また、圧送管路下流部81ではサイホン作用の負圧のため、気泡が吸入されているので、立て管3の満水状態が緩和され、重力排水口32から排水完了時に空気を巻き込んで騒音を発生することを低減することができる。
【0019】
図11は、開口部を外部に有する空気吸入装置を設けた本発明の圧送装置の一実施形態を示す概略断面図である。
図11において、空気吸入装置60の開口部62は、圧送装置本体容器10の外部に備えており、外部から空気を吸入することができる。
【0020】
図12は、開口部の開口面積が接続口部の開口面積より小さい空気吸入装置を設けた本発明の圧送装置の一実施形態を示す概略断面図である。
図12において、開口部62の開口面積は、接続口部61の開口面積より小さくなるように設けてあり、接続口部61で発生した空気吸入音を、開口部62より外部に伝搬することを低減することができる。
【0021】
図13は、流路断面積調節機構を有する空気吸入装置を設けた本発明の圧送装置の一実施形態を示す概略断面図である。
図13において、流路断面積調節機構90は、空気吸引装置60の備えた嵌め込み口91に嵌め込まれたねじ92で構成されており、ねじ92を回すことで、流路断面積を調節することができる。
一般に圧送装置の設置現場によって立て管の長さが異なれば、サイホン作用による排水の引き込み力が異なり、圧送管路流入口における空気巻き込み音を低減させるために必要な空気吸引装置の流路断面積は異なる。
したがって、接続口部61でサイホン作用による負圧を解消できる範囲で流路断面積を小さくするように流路断面積を調節することができる。
【0022】
図14は、共鳴室を有する空気吸入装置を設けた本発明の圧送装置の一実施形態を示す概略断面図である。
図14において、接続口部61で発生した空気吸入音を、流路断面積の異なる吸入管路93abcで構成された共鳴室94に通すことで、共鳴周波数帯の音圧を低減することができ、さらに空気吸入音を低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 圧送装置を設けた住宅における排水システムを示す概略断面図である。
【図2】 空気吸入装置を設けた本発明の圧送装置の一実施形態を示す概略断面図である。
【図3】 本発明の圧送装置の制御部である圧力弁装置の一実施形態を示す概略斜視図である。
【図4】 空気吸入装置を設けた本発明の圧送装置の、空気吸入時の工程図を▲1▼から▲2▼の順に模式的に示したものである。
【図5】 空気吸入装置を設けた本発明の圧送装置の、排水時の工程図模式的に示したものである(排水開始時)。
【図6】 空気吸入装置を設けた本発明の圧送装置の、排水時の工程図模式的に示したものである(排水進行時)。
【図7】 空気吸入装置を設けた本発明の圧送装置の、排水時の工程図模式的に示したものである(圧送時)。
【図8】 空気吸入装置を設けた本発明の圧送装置の、排水時の工程図模式的に示したものである(圧送終了直後)。
【図9】 空気吸入装置を設けた本発明の圧送装置の、排水時の工程図模式的に示したものである(圧送終了後)。
【図10】 空気吸入装置を設けた本発明の圧送装置の、排水時の工程図模式的に示したものである(排水完了直前)。
【図11】 開口部を外部に有する空気吸入装置を設けた本発明の圧送装置の一実施形態を示す概略断面図である。
【図12】 開口部の開口面積が接続口部の開口面積より小さい空気吸入装置を設けた本発明の圧送装置の一実施形態を示す概略断面図である。
【図13】 流路断面積調節機構を有する空気吸入装置を設けた本発明の圧送装置の一実施形態を示す概略断面図である。
【図14】 共鳴室を有する空気吸入装置を設けた本発明の圧送装置の一実施形態を示す概略断面図である。
【図15】 排水設備機器から外部の立て管に排水を圧送する従来の圧送装置を用いた排水管路の実施形態を示す概略断面図である。
【符号の説明】
1…大便器
2…圧送装置
3…立て管
4…排水ます
5…通気管
6…浴槽
7…トラップ
10…圧送装置本体容器
11…圧送装置流入口
12…連結管
13…圧送装置流出口
14…通気口
20…粉砕部
21…粉砕部流入口
22…粉砕駆動部
23…粉砕部流出口
30…圧送管路部
31…圧送管路流入口
32…重力排水口
33…逆流防止弁
40…圧送駆動部
50…圧送制御部
60…空気吸入装置
61…接続口部
62…開口部
63…吸入管路部
64…制御部
65…隠蔽部
70…圧力弁装置
71…弁体
72…弁座
73…接合部
80…圧送管路上流部
81…圧送管路下流部
90…流路断面積調節機構
91…嵌め込み口
92…ねじ
93abc…吸入管路
94…共鳴室

Claims (9)

  1. 排水設備機器から排出される排水を取り込む圧送装置流入口、および、外部の立て管に連通する連結管に排水を排出する圧送装置流出口を有する圧送装置本体容器と、前記圧送装置本体容器の内部に開口した圧送管路部流入口と前記圧送装置流出口を連通する圧送管路部と、前記圧送装置本体容器に貯留した排水を前記圧送管路部流入口から取り込み、前記圧送装置流出口に圧送する圧送駆動部と、からなる圧送装置において、前記圧送管路部に連通する接続口部と、開口した開口部と、前記接続口部と前記開口部を連通する吸入管路部と、前記開口部からの空気の吸入を制御する制御部とを有する空気吸入装置と、前記接続口よりも下流側において前記圧送管路部に連通し、前記圧送駆動部の駆動が開始される前までの間は、前記圧送装置本体容器の内部に残留した排水を排出する重力排水口と、前記重力排水口に、圧送される排水の水圧によって閉止し、圧送された排水が前記重力排水口から前記圧送装置本体容器の内部に戻ることを防止するための逆流防止弁とを備えることを特徴とする圧送装置。
  2. 前記制御部が、前記接続口部または前記吸入管路部に設けた圧力弁装置であることを特徴とする請求項1記載の圧送装置。
  3. 前記圧力弁装置を、前記接続口部の近傍の上流側である圧送管路上流部の流路方向と略直角に対向する位置に設けることを特徴とする請求項2記載の圧送装置。
  4. 前記圧力弁装置を、前記圧送部管路流入口より上方に設けることを特徴とする請求項2から3のいずれか1項記載の圧送装置。
  5. 前記吸入管路部の少なくとも一部の流路断面積が、前記接続口部の開口面積より小さいことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項記載の圧送装置。
  6. 前記空気吸入装置が、流路断面積を可変とする流路断面積調節機構を備えることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項記載の圧送装置。
  7. 前記吸入管路部が、流路断面積の異なる複数の吸入管路からなることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項記載の圧送装置。
  8. 前記開口部を、前記圧送装置本体容器の内部に設けることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項記載の圧送装置。
  9. 前記圧送装置本体容器が、前記開口部への排水の飛散を防止する隠蔽部を備えることを特徴とする請求項8記載の圧送装置。
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