JP3830793B2 - 遊星差動歯車装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、内歯車、遊星歯車及び太陽歯車を備えた遊星差動歯車装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、この種の遊星歯車装置は、それぞれの軸線を回転軸線と一致させた内歯車、キャリア及び太陽歯車を備えている。キャリアには、回転軸線と平行に延びる複数(通常は3つ以上)の収容孔がキャリアの周方向へ等間隔だけ離して配置されている。収容孔の外周側及び内周側の各側部は、それぞれ外部に開放されている。各収容孔には、遊星歯車が回転可能(自転可能)に収容されている。遊星歯車は、収容孔の外側の開放部において内歯車と噛み合い、収容孔の内側の開放部において太陽歯車と噛み合っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来の遊星差動歯車装置においては、遊星歯車を収容孔に回転可能に収容する必要上、収容孔の内径が遊星歯車の外径より若干大径になっている。しかも、上記のように、収容孔の内周側及び外周側の側部が開放されているので、図8に示すように、遊星歯車Pは、その外周面が収容孔Rの稜線と4点A,B,C,Dにおいて接触するまでキャリアKの径方向(図8において上下方向)へ傾斜可能であり、遊星差動歯車装置の作動時には内歯車及び太陽歯車(いずれも図示せず)から受けるモーメントによって遊星歯車Pは同状態になるまで傾斜させられる。遊星歯車Pの外周面が4点で接触した状態では、遊星歯車の歯先部が点A,B,C,Dと断続的に接触、離間を繰り返すため、遊星歯車の歯先部の耐久性が低下するという問題があった。また、遊星歯車が円滑に回転することができないという問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この発明は、上記の問題を解決するためになされたもので、それぞれの軸線を回転軸線と一致させた内歯車、キャリア及び太陽歯車を備え、上記キャリアには、上記回転軸線と平行に延び、外周側及び内周側の側部がそれぞれ開放された複数の収容孔が上記キャリアの周方向に離れて形成され、各収容孔には遊星歯車が回転自在に収容され、各遊星歯車が、上記収容孔の外側の開放部において上記内歯車と噛み合い、上記収容孔の内側の開放部において上記太陽歯車と噛み合う遊星差動歯車装置において、上記遊星歯車をその一端側から他端側へ向かうにしたがって上記キャリアの径方向内側から外側へ向かうように傾斜させたとき、上記遊星歯車の外周面が上記収容孔の外周側及び内周側の開放部における稜線と4点で点接触しないように、上記遊星歯車の一端側における歯面と上記太陽歯車の歯面とが隙間無く接触するとともに、上記遊星歯車の他端側における歯面と上記内歯車の歯面とが隙間無く接触するように構成したことを特徴としている。
この場合、上記遊星歯車の外周面が上記収容孔の外周側及び内周側におけるいずれの稜線とも接触しないように、上記遊星歯車の一端側の歯面と上記太陽歯車の歯面とが隙間無く接触するとともに、上記遊星歯車の他端側の歯面と上記内歯車の歯面とが隙間無く接触するように構成するのが望ましい。
また、上記収容孔の断面形状を楕円形状にし、その長軸方向を上記キャリアの径方向と一致させることが望ましい。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態について図1〜図7を参照して説明する。
図1及び図2は、この発明の一実施の形態を示すものであり、図1はその縦断面図、図2は図1のX−X線に沿う断面図である。これらの図に示すように、この実施の形態の遊星差動歯車装置1は、回転軸線Lを中心として回転駆動されるハウジング(キャリア)2を備えている。ハウジング2は、それぞれの軸線を回転軸線Lと一致させた二つの半体2A,2Bによって構成されている。一方の半体2Aは、両端が開口した円筒状をなすものであり、半体2Bと逆側の一端部の内周面にはスプライン孔21が形成され、他端部外周面にはフランジ部22が形成されている。スプライン孔21には円筒状をなす駆動軸(図示せず)が回動不能に連結されている。そして、この駆動軸がエンジン(図示せず)によって回転駆動されることにより、ハウジング2が回転軸線Lを中心として回転駆動される。他方の半体2Bは、半体2A側の一端部が開口し、他端部に底部23を有する有底円筒状をなしており、一端面がフランジ部22に突き当てられ、ボルトB1によってフランジ部22に固定されている。これにより、半体2A,2Bが一体化されている。
【0006】
フランジ部22の半体2B側を向く端面であって、ハウジング2の内部に位置する部分には、保持突出部24が形成されている。この保持突出部24は、円筒状をなしており、その軸線を回転軸線Lと一致させて形成されている。保持突出部24には、その先端面から基端部まで回転軸線Lと平行に延びる複数(この実施の形態では6つ)の収容孔25が形成されている。収容孔25は、その軸線が保持突出部24の内周と外周との中間に位置するように配置されている。しかも、収容孔25の内径は、保持突出部24の厚さ{=保持突出部24の(外径−内径)/2}より大きく設定されている。したがって、収容孔25の外周側及び内周側の側部は、保持突出部24の外周面及び内周面からそれぞれ開放されている。
【0007】
各収容孔25には、遊星歯車3が収容されている。図3に示すように、遊星歯車3は、収容孔25内において回転(自転)し得るよう、その外径が収容孔25の内径より若干小径に設定されている。したがって、遊星歯車3は、収容孔25に対して傾斜可能である。特に、保持突出部24の径方向(図3において上下方向)に対しては、仮に遊星歯車3が後述する内歯車4及び太陽歯車6と噛み合うことがないならば、収容孔25の内周面と保持突出部24の外周面及び内周面とが交差することによって形成される4本の稜線25a,25b,25c,25dとそれぞれ点接触(合計、4点で接触)するまで傾斜可能である。
【0008】
フランジ部22には、これを貫通して保持突出部24の先端部まで延びるボルト孔26が収容孔25と同数だけ形成されている。各ボルト孔26は、周方向に隣接する2つの収容孔25,25の各間に配置されている。ボルト孔26には、ボルトB2が挿入されており、ボルトB2は、保持突出部24の先端部を貫通し、保持突出部24の先端面に突き当てられた環状の補強板27に螺合している。したがって、ボルトB2を締め付けると、補強板27が保持突出部24の先端面に押圧固定される。これにより、保持突出部24が補強されるとともに、遊星歯車3が収容孔25から抜け止めされている。
【0009】
半体2Bの内周面と保持突出部24の外周面との間の環状の空間には、内歯車4が回転自在に配置されている。内歯車4の遊星歯車3と対向する部分には、内歯車部41が形成されている。この内歯車部41は、収容孔25の外側の開放部において遊星歯車3と噛み合っている。内歯車4の内周面で、保持突出部24の先端と半体2Bの底部23との間の部分には、スプライン孔部42が形成されている。このスプライン孔部42は、内歯車部41と同一の歯車諸元をもって形成するのが望ましい。そのようにすれば、内歯車部41とスプライン孔部42とを同時に歯切り加工することができるからである。
【0010】
スプライン孔部42には、出力部材5が回転不能に嵌合している。この出力部材5の中央部には、軸線を回転軸線Lと一致させたスプライン孔51が形成されている。このスプライン孔51には、半体2Bの底部23に形成された貫通孔23aを貫通した出力軸(図示せず)の一端部が回転不能に嵌合している。出力軸の他端部は、例えばこの遊星差動歯車装置1がフロントデフとして用いられる場合であれば、左右いずれか一方の前輪に連結される。
【0011】
ハウジング2の内部には、太陽歯車6がその軸線を回転軸線Lと一致させて回転自在に収容されている。太陽歯車6は円筒状をなしており、その中間部外周面が軸受Jを介してハウジング2の半体2Aの内周面に回転可能に支持されている。太陽歯車6の保持突出部24と対向する外周面には、外歯車部61が形成されている。この外歯車部61は、収容孔25の内側の開放部において遊星歯車3と噛み合っている。太陽歯車6の外歯車部61が形成された端部と逆側の端部の内周面には、スプライン孔62が形成されている。このスプライン孔62には、上記入力軸を貫通した出力軸(図示せず)の一端部が回転不能に嵌合されている。出力軸の他端部は、例えば左右いずれか他方の前輪に連結される。
【0012】
遊星歯車3の中央部には、その一端面から他端面まで貫通する貫通孔31が形成されている。この貫通孔31と対向するフランジ部22には、これを貫通する油導入孔22aが形成されている。デフケース(図示せず)に収容された潤滑油が油導入孔22aを通ってハウジング1の内部に導入される。導入された潤滑油は、貫通孔31内に入り込み、さらに貫通孔31の内周面から遊星歯車3の歯底面まで貫通する横孔32を介して遊星歯車3と内歯車4及び太陽歯車6との各噛み合い部に供給される。これにより、各歯車3,4,6の歯面が十分に潤滑され、それらの早期摩耗及び焼き付き等が防止されている。
【0013】
また、保持突出部24は、収容孔25が形成されることにより、強度が低下する。特に、収容孔25の内周面と底面とがほぼ直角に交差するような状態では、より大きく強度低下する。そこで、図4に示すように、収容孔25の内周面と底面との交差部に、断面四半分の円弧状をなす曲面部25eが形成されている。これにより、収容孔25が形成されたことによる保持突出部24の強度低下が極力防止されている。なお、曲面部25eと対向する遊星歯車3の端部には、曲面部25eとの干渉を回避するための面取り部33が形成されている。
【0014】
遊星歯車3、内歯車4及び太陽歯車6の互いに噛み合う噛み合い部の歯面間のクリアランスは次のようにして定められている。すなわち、遊星歯車3の両端部と内歯車4及び太陽歯車6との各噛み合い部における歯面間のクリアランスは、遊星歯車3を保持突出部24の径方向に傾斜させると、その傾斜角度が大きくなるにしたがって小さくなる。そして、傾斜角度が所定の角度になると、各クリアランスは零になり、遊星歯車3の一端部と内歯車4との各歯面どうしが隙間なく接触するとともに、遊星歯車4の他端部と太陽歯車6との各歯面どうしが隙間無く接触する。このときの遊星歯車3の傾斜角度では、仮に保持突出部24(ハウジング2)が図5の矢印方向へ回転しているものとすると、遊星歯車3の外周は稜線25a〜25dの全てとは点接触することがなく、稜線25b,25dの2点とだけ点接触し、稜線25a,25cとは接触することがない。このように、遊星歯車3の歯面と内歯車4及び太陽歯車6の歯面との各クリアランス(隙間)が設定されているのである。勿論、遊星歯車3と内歯車4及び太陽歯車6との各歯面間のクリアランスは、遊星歯車3がその軸線を収容孔25の軸線と一致させ、かつ内歯車4及び太陽歯車6がそれぞれの軸線を回転軸線Lと一致させたときのクリアランスである。
なお、保持突出部24が図5の矢印方向と逆方向へ回転する場合であれば、遊星歯車3の外周は、稜線25b,25dとは接触することがなく、稜線25a,25cとだけ点接触する。
【0015】
上記構成の遊星差動歯車装置1において、ハウジング1が回転すると、遊星歯車3が内歯車4及び太陽歯車6との噛み合いで発生するモーメントによって保持突出部24の径方向に傾斜させられる。しかし、遊星歯車3が最も傾斜したときにおいても、遊星歯車3の外周が収容孔25の全ての稜線25a〜25dと点接触することなく、2つの稜線25a,25c又は25bb、25dとだけ点接触し、他の2つの稜線25b,25d又は25a,25cとは接触することがないように、遊星歯車3の両端部と内歯車4及び太陽歯車6との噛み合い部における各歯面間のクリアランスが設定されている。換言すれば、遊星歯車3が全ての稜線25a〜25dと接触する前に、遊星歯車3の一端部と内歯車4との各歯面が隙間無く接触(クリアランス零で接触)し、かつ遊星歯車3の他端部と太陽歯車6との各歯面が隙間無く接触するように構成されており、そのように各歯面が接触したときには、遊星歯車3が2つの稜線25a,25c又は25bb、25dとだけ点接触し、他の2つの稜線25b,25d又は25a,25cとは接触しないようになっている。したがって、4点で点接触する従来の遊星差動歯車装置に比して、遊星歯車3の歯先部の耐久性を向上させることができるとともに、遊星歯車3を円滑に回転させることができる。
【0016】
図6は、この発明の第2の実施の形態を示す図5と同様の図である。この実施の形態においては、遊星歯車3の両端部と内歯車4及び太陽歯車6との噛み合い部における各歯面間のクリアランスが零になるまで遊星歯車3を傾斜させとき、遊星歯車3の外周が収容孔25の全ての稜線25a〜25dと接触することなく、収容孔25の内周面とだけ接触するように、遊星歯車3の歯面と内歯車4及び太陽歯車6の各歯面との間の各クリアランスが設定されている。つまり、遊星歯車3が4つの稜線25a〜25dと接触する前に、遊星歯車3の一端部と内歯車4との各歯面が隙間無く接触するとともに、遊星歯車3の他端部と太陽歯車6との各歯面が隙間無く接触するようになっている。したがって、この実施の形態では、遊星歯車3の歯先部の耐久性をより一層向上させることができるとともに、遊星歯車3をより一層円滑に回転させることができる。
【0017】
図7は、この発明の第3の実施の形態を示す図3と同様の図である。この実施の形態においては、収容孔25の内周面と保持突出部24の外周面及び内周面との各交差部に面取り25fがそれぞれ形成されている。このような面取り25fが形成された場合には、遊星歯車3の外周が各面取り25fと収容孔25の内周面とが交差することによって形成される稜線25g,25h,25i,25jの二つだけと点接触するか、全ての稜線25g〜25jのいずれとも接触しないように、遊星歯車3の歯面と内歯車4及び太陽歯車6の各歯面との間の各クリアランスが定められている。換言すれば、稜線25g〜25jのうちの二つの稜線と接触するか、稜線25gから25jのいずれとも接触する前に、遊星歯車3の一端部と内歯車4との各歯面が隙間無く接触するとともに、遊星歯車3の他端部と太陽歯車6との各歯面とが隙間無く接触するようになっている。
【0018】
なお、この発明は、上記の実施の形態に限定されるものでなく、適宜変更可能である。
例えば、上記の実施の形態においては、ハウジング2がキャリアとして兼用されているが、ハウジング2の内部にこれと別体であるキャリアを、回転軸線Lを中心として回転可能に設け、このキャリアに遊星歯車を回転可能に収容する収容孔を設けてもよい。
また、上記の実施の形態においては、収容孔25を断面円形にしているが、断面楕円形にしてもよい。その場合には、楕円形をなす収容孔25の長軸方向を保持突出部24の径方向と一致させるのが望ましい。
【0019】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、遊星歯車の歯先部の耐久性を向上させることができるとともに、遊星歯車を円滑に回転させることができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態を示す図であって、図2のX−X線に沿う断面図である。
【図2】図1のX−X線に沿う断面図である。
【図3】同実施の形態の要部を示す図1のY矢視拡大図である。
【図4】図1のZ−Z線に沿う断面図である。
【図5】同実施の形態の遊星歯車が最も傾斜した状態を示す図3と同様の図である。
【図6】この発明の第2の実施の形態において遊星歯車が最も傾斜した状態を示す図3と同様の図である。
【図7】この発明の第3の実施の形態を示す図3と同様の図である。
【図8】従来の遊星差動歯車機構において遊星歯車が最も傾斜した状態を示す図3と同様の図である。
【符号の説明】
1 遊星差動歯車装置
2 ハウジング(キャリア)
3 遊星歯車
4 内歯車
6 太陽歯車
25 収容孔
25a 稜線
25b 稜線
25c 稜線
25d 稜線
25g 稜線
25h 稜線
25i 稜線
25j 稜線

Claims (3)

  1. それぞれの軸線を回転軸線と一致させた内歯車、キャリア及び太陽歯車を備え、上記キャリアには、上記回転軸線と平行に延び、外周側及び内周側の側部がそれぞれ開放された複数の収容孔が上記キャリアの周方向に離れて形成され、各収容孔には遊星歯車が回転自在に収容され、各遊星歯車が、上記収容孔の外側の開放部において上記内歯車と噛み合い、上記収容孔の内側の開放部において上記太陽歯車と噛み合う遊星差動歯車装置において、
    上記遊星歯車をその一端側から他端側へ向かうにしたがって上記キャリアの径方向内側から外側へ向かうように傾斜させたとき、上記遊星歯車の外周面が上記収容孔の外周側及び内周側の開放部における稜線と4点で点接触しないように、上記遊星歯車の一端側における歯面と上記太陽歯車の歯面とが隙間無く接触するとともに、上記遊星歯車の他端側における歯面と上記内歯車の歯面とが隙間無く接触するように構成したことを特徴とする遊星差動歯車装置。
  2. 上記遊星歯車の外周面が上記収容孔の外周側及び内周側におけるいずれの稜線とも接触しないように、上記遊星歯車の一端側の歯面と上記太陽歯車の歯面とが隙間無く接触するとともに、上記遊星歯車の他端側の歯面と上記内歯車の歯面とが隙間無く接触するように構成したことを特徴とする請求項1に記載の遊星差動歯車装置。
  3. 上記収容孔の断面形状を楕円形状にし、その長軸方向を上記キャリアの径方向と一致させたことを特徴とする請求項1又は2に記載の遊星差動歯車装置
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