JP3829521B2 - 選局方法及び選局装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、選局方法及び選局装置に係り、特に伝送モードの異なる複数の入力信号から所望の入力信号を選択し、その選択した入力信号を選局する選局方法及び選局装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、CD(コンパクトディスク)等の普及により、ディジタルオーディオの優れた特性と使いやすさが一般に浸透してきている。このような背景から、オーディオ放送のディジタル化の動きが活発になっている。ディジタル化されたラジオ放送であるDAB(Digital Audio Broadcasting)は衛星波又は地上波に用いられ、付加価値の高いサービスを聴取者に提供することができる。
【0003】
DABは、その特徴により4つの伝送モードが定義されている。例えば、モードIは使用周波数が375MHz以下であり、特に単一周波数ネットワークに適している。モードIIは使用周波数が1.5GHz以下であり、特に地上波放送に適している。また、モードIII は使用周波数が3.0GHz以下であり、特に衛星放送に適している。
【0004】
ここで、モードIの使用周波数のうちバンドIII と呼ばれる174〜240MHzの信号と、モードIIの使用周波数のうちLバンドと呼ばれる1452〜1492MHzの信号とを選局する選局装置について図面を利用して説明する。
図4は、選局装置を含む受信回路の一例のブロック図を示す。受信回路100にバンドIII の信号とLバンドの信号とが供給されると、そのバンドIII 及びLバンドの信号はフィルター部101に供給される。フィルター部101は、例えばローパスフィルタ(LPF:Low Pass Filter)及びハイパスフィルタ(HPF:High Pass Filter)で構成され、そのローパスフィルタ及びハイパスフィルタにそれぞれバンドIII 及びLバンドの信号が供給される。
【0005】
ローパスフィルタは、供給されたバンドIII 及びLバンドの信号のうちバンドIII の信号のみをスイッチ(SW:Switch)103に供給する。また、ハイパスフィルタは、供給されたバンドIII 及びLバンドの信号のうちLバンドの信号のみをLバンド信号増幅器102に供給する。
Lバンド信号増幅器102は供給されたLバンドの信号を増幅し、その信号をミクサ104に供給する。ミクサ104は、局部発振器105から供給される信号に基づいて、Lバンド信号増幅器102から供給されるLバンドの信号をバンドIII の周波数帯域にダウンコンバートし、そのダウンコンバートした信号をスイッチ103に供給する。
【0006】
スイッチ103はフィルター部101から供給されるバンドIII の信号と、ミクサ104から供給されるLバンドの信号をダウンコンバートした信号とのうち、どちらか一の信号を選択して増幅器106に出力する。このスイッチ103は、後述するマイコン109により選局する信号が出力されるように制御される。なお、スイッチ103はGaAsの電界効果トランジスタ(FET:Field
Effect Transitor)等により構成される。
【0007】
増幅器106は供給された信号を増幅し、その信号をミクサ107に供給する。ミクサ107は局部発振器108から供給される信号に基づいて、増幅器106から供給される信号を第一中間周波数にダウンコンバートし、そのダウンコンバートした信号をSAW(Surface Acoustic Wave)フィルタ111に供給する。なお、局部発振器108は後述するマイコン109によりミクサ107に供給する信号の周波数を制御される。
【0008】
SAWフィルタ111は搬送波の直交性を確保するために利用される。SAWフィルタ111は、供給された信号をミクサ112に供給する。ミクサ112は、局部発振器114から供給される信号に基づいて、SAWフィルタ111から供給される信号を第二中間周波数にダウンコンバートし、そのダウンコンバートした信号をフィルター113を介してデータ処理部115に供給する。
【0009】
データ処理部115はフィルタ113から供給された信号を受信した場合、信号ありを示す信号をマイコン109に供給する。マイコン109は、信号ありを示す信号を供給されると、そのときの入力周波数をメモリ110に記憶する。以降、局部発振器108から供給する信号の周波数を順次変更しつつ、以上のような処理を繰り返すことにより選局を行なっていた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の選局装置では、スイッチ103でミクサ104から供給されるLバンドの信号をダウンコンバートした信号を選択して選局をする場合、スイッチ103のアイソレーションが不十分であるとバンドIII の信号の影響により正しく選局できないという問題があった。
【0011】
この理由は、スイッチ103のアイソレーションが不十分である場合、スイッチ103から出力されるLバンドの信号をダウンコンバートした信号にバンドIII の信号が含まれ、バンドIII の信号をLバンドの信号として誤認識する場合があるからである。
一方、アイソレーションを十分取るためには複雑な回路構成が必要であり、コストが増大するという問題があった。
【0012】
本発明は、上記の点に鑑みなされたもので、十分なアイソレーションを確保しなくとも、伝送モードの異なる入力信号の選局を正確に行なうことが可能な選局方法及び選局装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
そこで、上記課題を解決するため、請求項1記載の発明は、伝送モードの異なる複数の入力信号から所望の入力信号を選局する選局方法において、フィルタ手段を介して第1の入力信号がスイッチ手段へ入力されると共に、前記フィルタ手段を介し、第1の入力信号の周波数へダウンコンバートされた前記第1の入力信号と伝送モードの異なる第2の入力信号が前記スイッチ手段へ入力されるステップと、制御手段により選局される前記第1の入力信号又は第2の入力信号の何れかを選択して出力するように前記スイッチ手段が制御されるステップと、前記スイッチ手段から出力された前記第1の入力信号又は第2の入力信号をデータ処理手段が受信し、その受信された入力信号の伝送モードを検出するステップと、前記検出された伝送モードが前記制御手段に通知されるステップと、前記検出された伝送モードと前記制御手段により選局される前記第1の入力信号又は第2の入力信号の伝送モードとを前記制御手段が比較するステップと、前記比較の結果に基づいて前記制御手段が選局を行なうステップとを有し、前記制御手段は、前記比較の結果、前記検出された伝送モードと前記制御手段により選局される前記第1の入力信号又は第2の入力信号の伝送モードとが一致するときは正しく選局していると判定して、その選局情報を記憶し、前記検出された伝送モードと前記制御手段により選局される前記第1の入力信号又は第2の入力信号の伝送モードとが一致しないときは正しく選局していないと判定して、その選局情報を記憶しないことを特徴とする。
【0014】
このように、選局を行なう入力信号の伝送モードを伝送モード検出手順(S20)により検出し、検出された伝送モードと受信すべき信号の伝送モードとを比較した比較結果に基づいて選局を行なうことにより、アイソレーションを十分確保しなくとも選局を正確に行なうことが可能となる。したがって、アイソレーションを十分とるために必要であった複雑な回路構成が不要となりコストの削減が可能となる。
【0016】
このように、比較手順(S30)の比較結果が前記伝送モード検出手順で検出された伝送モードと受信すべき信号の伝送モードとの一致を示すときは正しい信号を選局していると判定して、その信号を選択するための選局情報を記憶し、比較手段(S30)の比較結果が前記伝送モードの一致を示さないときは誤信号を選局していると判定して、その信号を選択するための選局情報は記憶しないことにより、選局を正確に行なうことが可能となる。
【0017】
また、請求項記載の本発明は、伝送モードの異なる複数の入力信号から所望の入力信号を選局する選局装置において、フィルタ手段を介して第1の入力信号が入力されると共に、前記第1の入力信号の周波数へダウンコンバートされた前記第1の入力信号と伝送モードの異なる第2の入力信号が入力され、制御手段により選局される前記第1の入力信号又は第2の入力信号の何れかを選択して出力するスイッチ手段と、前記スイッチ手段から出力された前記第1の入力信号又は第2の入力信号を受信し、その受信された入力信号の伝送モードを検出するデータ処理手段と、前記検出された伝送モードが前記制御手段に通知され、前記検出された伝送モードと前記制御手段により選局される前記第1の入力信号又は第2の入力信号の伝送モードとを比較し、前記比較の結果に基づいて前記制御手段が選局を行なう制御手段とを有し、前記制御手段は、前記比較の結果、前記検出された伝送モードと前記制御手段により選局される前記第1の入力信号又は第2の入力信号の伝送モードとが一致するときは正しく選局していると判定して、その選局情報を記憶し、前記検出された伝送モードと前記制御手段により選局される前記第1の入力信号又は第2の入力信号の伝送モードとが一致しないときは正しく選局していないと判定して、その選局情報を記憶しないことを特徴とする。
【0018】
このように、選局を行なう所望の入力信号の伝送モードを伝送モード検出手段115により検出し、検出された伝送モードと受信すべき信号の伝送モードとを比較した比較結果に基づいて選局を行なう選局手段110,120を有することにより、アイソレーションを十分確保しなくとも選局を正確に行なうことが可能となる。したがって、アイソレーションを十分とるために必要であった複雑な回路構成が不要となりコストの削減が可能となる。
【0020】
このように、比較手段120の比較結果に基づいて、前記伝送モード検出手段115で検出された伝送モードと受信すべき信号の伝送モードとが一致するときは正しい信号を選局していると判定して、その信号を選択するための選局情報を記憶手段110に記憶し、前記伝送モードが一致しないときは誤信号を選局していると判定して、その信号を選択するための選局情報は記憶手段110に記憶しないことにより、所望の入力信号以外の入力信号が含まれているとしても選局を正確に行なうことが可能となる。したがって、アイソレーションを十分とるために必要であった複雑な回路構成が不要となりコストの削減が可能となる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の選局装置を含む受信回路の一実施例のブロック図を示す。
受信回路100は、フィルター部101、Lバンド信号増幅器102、スイッチ(SW:Switch)103、ミクサ104,107,112、局部発振器105,108,114、増幅器106、メモリ110、SAW(Surface Acoustic Wave)フィルタ111、フィルター113、データ処理部115、マイコン120を含む構成である。
【0022】
ここで、本発明の選局装置の動作の説明のために、モードIの使用周波数のうちバンドIII と呼ばれる174〜240MHzの信号と、モードIIの使用周波数のうちLバンドと呼ばれる1452〜1492MHzの信号とを選局する場合について図面を利用して説明する。
受信回路100にバンドIII の信号とLバンドの信号とが供給されると、そのバンドIII 及びLバンドの信号はフィルター部101に供給される。フィルター部101は、例えばローパスフィルタ(LPF:Low Pass Filter)及びハイパスフィルタ(HPF:High Pass Filter)で構成され、そのローパスフィルタ及びハイパスフィルタにそれぞれバンドIII 及びLバンドの信号が供給される。
【0023】
ローパスフィルタは、供給されたバンドIII 及びLバンドの信号のうちバンドIII の信号のみをスイッチ(SW:Switch)103に供給する。また、ハイパスフィルタは、供給されたバンドIII 及びLバンドの信号のうちLバンドの信号のみをLバンド信号増幅器102に供給する。
Lバンド信号増幅器102は供給されたLバンドの信号を増幅し、その信号をミクサ104に供給する。ミクサ104は、局部発振器105から供給される信号に基づいて、Lバンド信号増幅器102から供給されるLバンドの信号をバンドIII の周波数帯域にダウンコンバートし、そのダウンコンバートした信号をスイッチ103に供給する。
【0024】
スイッチ103はフィルター部101から供給されるバンドIII の信号と、ミクサ104から供給されるLバンドの信号をダウンコンバートした信号とのうち、どちらか一の信号を選択して増幅器106に出力する。このスイッチ103は、後述するマイコン120により選局する信号が出力されるように制御される。なお、スイッチ103はGaAsの電界効果トランジスタ(FET:Field
Effect Transitor)等により構成される。
【0025】
例えば、バンドIII の信号を選局する場合、スイッチ103はバンドIII の信号を増幅器106に出力し、Lバンドの信号を選局する場合、スイッチ103はLバンドの信号をダウンコンバートした信号を増幅器106に出力する。なお、本発明においては、スイッチ103のアイソレーションが十分取れなくても良く、例えば80dB程度で良い。
【0026】
増幅器106は供給された信号を増幅し、その信号をミクサ107に供給する。ミクサ107は局部発振器108から供給される信号に基づいて、増幅器106から供給される信号を第一中間周波数にダウンコンバートし、そのダウンコンバートした信号をSAW(Surface Acoustic Wave)フィルタ111に供給する。なお、局部発振器108は後述するマイコン120によりミクサ107に供給する信号の周波数を制御される。
【0027】
SAWフィルタ111は搬送波の直交性を確保するために利用される。SAWフィルタ111は、供給された信号をミクサ112に供給する。ミクサ112は、局部発振器114から供給される信号に基づいて、SAWフィルタ111から供給される信号を第二中間周波数にダウンコンバートし、そのダウンコンバートした信号をフィルター113を介してデータ処理部115に供給する。
【0028】
データ処理部115はフィルタ113から供給された信号を受信した場合、その信号の伝送モードを判別し、その伝送モードを表すモード検出信号をマイコン120に供給する。マイコン120は伝送モードを表すモード検出信号が供給されると、現在の選局を行なっている信号とモード検出信号とに基づいて、その入力周波数をメモリ110に記憶するか否かを判断する。
【0029】
このマイコン120の処理は、バンドIII の信号がモードI,Lバンドの信号がモードII又はIVというように異なる伝送モードで伝送されていることを利用している。マイコン120は、選局を行なっている信号の伝送に利用される伝送モードとデータ処理部115から供給されるモード検出信号が表す伝送モードとを比較し、伝送モードが一致しないときは、その信号が選局を行なっている信号ではないと判断してメモリ110に記憶しない。
【0030】
例えば、Lバンドの信号を選局する場合、スイッチ103のアイソレーションが十分でないとバンドIII の信号が完全に除去されずにLバンドの信号と共に選局される。しかしながら、バンドIII の信号とLバンドの信号とはその伝送モードが異なり、モードIを表すモード検出信号がデータ処理部115から供給された場合、マイコン120はその信号が選局を行なっているLバンドの信号ではないと判断してメモリ110に記憶しない。
【0031】
一方、モードII又はIVを表すモード検出信号がデータ処理部115から供給された場合、マイコン120はその信号が選局を行なっているLバンドの信号であると判断してメモリ110に記憶する。
以上のマイコン120の処理をフローチャートで表すと、図2のようになる。図2は、本発明の選局装置の処理を示す一実施例のフローチャートを示す。
【0032】
ステップS10では、マイコン120は局部発振器108を制御して選局を行なうために必要な信号を出力させる。この信号は、ミクサ107に供給され、増幅器106から供給される信号を第一中間周波数にダウンコンバートし、そのダウンコンバートした信号をSAWフィルタ111,ミクサ112,及びフィルター113を介してデータ処理部115に供給する。
【0033】
ステップS20では、データ処理部115は供給された信号の伝送モードを検出し、その検出結果に基づくモード検出信号をマイコン120に供給する。ステップS20に続いてステップS30に進み、マイコン120は供給されたモード検出信号から現在選局されている信号の伝送モードがモードII又はIVであるか否かを判定する。
【0034】
現在選局されている信号の伝送モードがモードII又はIVである、すなわち、Lバンドの信号であると判定すると(S30においてYES)、その選局されている信号の周波数をメモリ110に記憶する。一方、現在選局されている信号の伝送モードがモードIである、すなわち、バンドIII の信号であると判定すると(S30においてNO)、その選局されている信号はLバンドの選局に必要のない信号であるのでメモリ110に記憶しない。
【0035】
ステップS40又はS50に続いてステップS60に進み、Lバンドの信号の選局処理が終了していると判定すると(ステップS60においてYES)、処理を終了する。一方、Lバンドの信号の選局処理が終了していないと判定すると(ステップS60においてNO)、ステップS10に進み、マイコン120は局部発振器108を制御して選局を行なうために必要な新たな信号を出力させる。以後、ステップS10乃至S60を選局処理が終了するまで繰り返す。
【0036】
以上のように、本発明の選局装置は、選局処理がなされている信号の伝送モードとモード検出信号が表す伝送モードとを比較して、その伝送モードが一致しない場合に誤信号であると判断するため、スイッチ103のアイソレーションが十分でない場合でも選局を正確に行なうことが可能となる。
以上、図1を用いて説明した受信回路100は、例えば図3に示すようにDAB受信機の一部を構成する。図3は、DAB受信機の一例の構成図を示す。受信回路100は各伝送モードにより異なる周波数のRF信号を供給され、IF信号に変換されて更に2nd IF信号に変換される。
【0037】
変換された2nd IF信号は、A/D変換器200に供給され、アナログ信号からデジタル信号に変換される。変換されたデジタル信号は、復調処理部300に供給され、高速フーリエ変換(FFT)及び差動復調処理が行われる。
誤り訂正処理部400は、デインターリーブ処理及び誤り訂正処理を行い、処理後の信号をオーディオデコーダ500及びデータデコーダ800に供給する。オーディオデコーダ500は、供給されたデータ圧縮されているオーディオデータからオーディオデータを復元して出力する。データデコーダ800は、オーディオデータに含まれる例えばアーティスト名等の情報データを復元して出力している。さらに、ユーザインターフェース600は、ユーザが各種操作を行なうものであり、その操作に基づいて制御回路700が各ブロックを制御している。
【0038】
なお、本実施例では、モードIの使用周波数のうちバンドIII と呼ばれる174〜240MHzの信号と、モードIIの使用周波数のうちLバンドと呼ばれる1452〜1492MHzの信号とを受信する受信回路について説明したが、これに限るものではなく他の伝送モードにおいても利用が可能である。
【0039】
【発明の効果】
上述の如く、本発明によれば、選局を行なう入力信号の伝送モードを伝送モード検出手順(S20)により検出し、検出された伝送モードと受信すべき信号の伝送モードとを比較した比較結果に基づいて選局を行なうことにより、アイソレーションを十分確保しなくとも選局を正確に行なうことが可能となる。したがって、アイソレーションを十分とるために必要であった複雑な回路構成が不要となりコストの削減が可能となる。
【0040】
また、本発明によれば、比較手順(S30)の比較結果が前記伝送モード検出手順で検出された伝送モードと受信すべき信号の伝送モードとの一致を示すときは正しい信号を選局していると判定して、その信号を選択するための選局情報を記憶し、比較手段(S30)の比較結果が前記伝送モードの一致を示さないときは誤信号を選局していると判定して、その信号を選択するための選局情報は記憶しないことにより、選局を正確に行なうことが可能となる。
【0041】
また、本発明によれば、選局を行なう所望の入力信号の伝送モードを伝送モード検出手段115により検出し、検出された伝送モードと受信すべき信号の伝送モードとを比較した比較結果に基づいて選局を行なう選局手段110,120を有することにより、アイソレーションを十分確保しなくとも選局を正確に行なうことが可能となる。したがって、アイソレーションを十分とるために必要であった複雑な回路構成が不要となりコストの削減が可能となる。
【0042】
また、本発明によれば、比較手段120の比較結果に基づいて、前記伝送モード検出手段115で検出された伝送モードと受信すべき信号の伝送モードとが一致するときは正しい信号を選局していると判定して、その信号を選択するための選局情報を記憶手段110に記憶し、前記伝送モードが一致しないときは誤信号を選局していると判定して、その信号を選択するための選局情報は記憶手段110に記憶しないことにより、所望の入力信号以外の入力信号が含まれているとしても選局を正確に行なうことが可能となる。したがって、アイソレーションを十分とるために必要であった複雑な回路構成が不要となりコストの削減が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の選局装置を含む受信回路の一実施例のブロック図である。
【図2】本発明の選局装置の処理を示す一実施例のフローチャートである。
【図3】DAB受信機の一例の構成図である。
【図4】選局装置を含む受信回路の一例のブロック図である。
【符号の説明】
101 フィルター部
102 Lバンド信号増幅器
103 スイッチ
104,107,112 ミクサ
105,108,114 局部発振器
106 増幅器
110 メモリ
111 SAWフィルタ
113 フィルター
115 データ処理部
120 マイコン
200 A/D変換器
300 復調処理部
400 誤り訂正処理部
500 オーディオデコーダ
600 ユーザインターフェース
700 制御回路
800 データデコーダ

Claims (2)

  1. 伝送モードの異なる複数の入力信号から所望の入力信号を選局する選局方法において、
    フィルタ手段を介して第1の入力信号がスイッチ手段へ入力されると共に、前記フィルタ手段を介し、第1の入力信号の周波数へダウンコンバートされた前記第1の入力信号と伝送モードの異なる第2の入力信号が前記スイッチ手段へ入力されるステップと、
    制御手段により選局される前記第1の入力信号又は第2の入力信号の何れかを選択して出力するように前記スイッチ手段が制御されるステップと、
    前記スイッチ手段から出力された前記第1の入力信号又は第2の入力信号をデータ処理手段が受信し、その受信された入力信号の伝送モードを検出するステップと、
    前記検出された伝送モードが前記制御手段に通知されるステップと、
    前記検出された伝送モードと前記制御手段により選局される前記第1の入力信号又は第2の入力信号の伝送モードとを前記制御手段が比較するステップと、
    前記比較の結果に基づいて前記制御手段が選局を行なうステップとを有し、
    前記制御手段は、前記比較の結果、前記検出された伝送モードと前記制御手段により選局される前記第1の入力信号又は第2の入力信号の伝送モードとが一致するときは正しく選局していると判定して、その選局情報を記憶し、前記検出された伝送モードと前記制御手段により選局される前記第1の入力信号又は第2の入力信号の伝送モードとが一致しないときは正しく選局していないと判定して、その選局情報を記憶しないことを特徴とする選局方法。
  2. 伝送モードの異なる複数の入力信号から所望の入力信号を選局する選局装置において、
    フィルタ手段を介して第1の入力信号が入力されると共に、前記第1の入力信号の周波数へダウンコンバートされた前記第1の入力信号と伝送モードの異なる第2の入力信号が入力され、制御手段により選局される前記第1の入力信号又は第2の入力信号の何れかを選択して出力するスイッチ手段と、
    前記スイッチ手段から出力された前記第1の入力信号又は第2の入力信号を受信し、その受信された入力信号の伝送モードを検出するデータ処理手段と、
    前記検出された伝送モードが前記制御手段に通知され、前記検出された伝送モードと前記制御手段により選局される前記第1の入力信号又は第2の入力信号の伝送モードとを比較し、前記比較の結果に基づいて前記制御手段が選局を行なう制御手段とを有し、
    前記制御手段は、前記比較の結果、前記検出された伝送モードと前記制御手段により選局される前記第1の入力信号又は第2の入力信号の伝送モードとが一致するときは正しく選局していると判定して、その選局情報を記憶し、前記検出された伝送モードと前記制御手段により選局される前記第1の入力信号又は第2の入力信号の伝送モードとが一致しないときは正しく選局していないと判定して、その選局情報を記憶しないことを特徴とする選局装置。
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