JP3828361B2 - 赤外線温度計 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、赤外線温度計に関する。とくに、当該温度計は人間または動物の体温を測定するために家庭および診療または獣医学分野で使用される。
【従来の技術】
よく知られているように、近年、人間または動物の体温測定を行うために赤外線温度計が種々のタイプの水銀柱または任意の場合の液柱またはデジタル温度計に代わって広く使用されてきている。
【0002】
赤外線温度計は、生物体自身が放射した赤外放射線の強度に基づいて体温を決定することができる。全ての生物体は、それらの現在の熱状態に比例した放射線を放射することに注意すべきである。
【0003】
この原理に基づいて、現在市販されている赤外線温度計は、人間または動物の体の特定の区域によって放射された赤外放射線の強度を検出し、このような測定値から、測定されている体温を十分正確に決定する。
【0004】
さらに詳細に述べると、信頼できる温度測定値を得るために、赤外放射線センサは生物体の一部分、すなわちもっと詳しく述べると測定されている体の一部分からの放射だけにさらされ、その周囲の他の体部分からの影響を受けないように、温度計を適切な位置に配置して測定を行う必要があることに注意すべきである。さらに、赤外放射線センサが位置されている距離は、完全に知られていなければならず、それによって測定されている生物体の熱レベルと検出された赤外線強度を相関させることが可能となる。
【0005】
上記において概略的に述べた理由から、現在、鼓膜により放射された放射線を測定することによって人間の体温を検出するように構成された赤外線温度計が広く使用されている。このために、プローブが患者の耳の中に適切に挿入され、それによって温度状態が実質的に一定であり、鼓膜からの放射線の影響だけを受ける正確な位置での温度測定を可能にする。実際に、上述の温度計は、患者の耳管への挿入に適合するような形状および寸法のプローブを具備している。このようなプローブは、温度計に収容されているセンサに赤外放射線を適切に伝達するための導波管を内部に備えている。
【発明が解決しようとする課題】
上述した技術的な方法は確かに十分信頼できる測定値を得ることを可能にするが、機能が衛生的な保護用さや型ケースまたはキャップを備えた上述の赤外線温度計に関連したプローブを提供することが必要とされており、そのさや型ケースは、温度計がある患者から別の患者に移されるたびに交換または消毒される必要がある。
【0006】
明かに、この種の状況では、保護的さや型ケースの消毒を行う必要があるために、あるいはそれを交換する場合に、温度計の使用の容易さおよび本質的費用の両者に関する欠点が生じる。
【0007】
また、使用の観点から、耳の上で活動的な上述の赤外線温度計は患者にある不快感を一時的に与え、子供に使用した場合、直観的に容易に理解できるように、信頼できる温度測定値を得ることは非常に困難である。
【0008】
一般に、測定の正確さは、プローブの位置を正しく正確に定めることおよび、または埃または耳垢が耳管中に存在する可能性のような予測不可能な要因と関連している。
【0009】
このような前提を仮定すると、本発明の目的は、測定されている体に温度計自身の一部分を接触させる必要なしに外部から信頼できる方法で患者の体温を測定することのできる新しい赤外線温度計を利用できるようにすることである。
【0010】
この基本的な目的に加えて、本発明の別の重要な目的は、患者に不快感を与えずに使用されることが可能であり、また初心者でも実用的に直感的に使用することのできる赤外線温度計を提供することである。
【0011】
本発明のさらに別の目的は、とくに、簡単に構成されることができ、製造が容易で経済的であり、読取り易い瞬間温度表示システムを可能にする赤外線温度計を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
これらおよびその他の目的は本発明の赤外線温度計によって実現される。本発明は、体温が測定されるべき区域によって放射された赤外放射線を検出ししてそれに対応した測定信号をその出力で発生するように設定された1以上の赤外放射強度検出用のトランスデューサと、このトランスデューサから測定信号を受取って、測定されるべき区域の対応した温度を計算するように構成されている処理装置と、測定されるべき区域から予め設定された距離“D”の位置にトランスデューサを正確に位置させるように制御する制御手段と、予め定められた1次フィギュアの焦点を測定されるべき区域に実質的に対応して結ぶようにように設定された1以上の1次光ビームを発生する光ビーム発生手段とを具備している赤外線温度計において、処理装置は、測定されるべき区域の温度の関数として1次フィギュアの形状および色相の少なくとも一方を制御装置により変化させるように構成されていることを特徴としている。
【0013】
本発明のその他の特徴および利点は、好ましい実施形態についての以下の詳細な説明から容易に明瞭になるであろう。しかしながら、本発明の技術的範囲はこれらの実施形態に限定されるものではない。
【0014】
【発明の実施の形態】
温度計1は、格納容器本体2を有し、ここには、以下さらに説明する電子および光回路が収納されている。
【0015】
特に、格納容器本体2は、温度計による読取りを行う特に人間または動物のような生物体により放射された赤外線放射を感知する強度トランスデューサ3を収容するように設定されている。赤外線放射強度トランスデューサは温度パラメータが設定される患者の身体の方向に向けられて設定された容器本体2のヘッド区域2aと一致して配置されていることが好ましい。実際に、強度トランスデューサの特定位置のおかげで、トランスデューサにより受信された放射強度に比例する対応した測定信号を出力で発生する患者の測定区域を予め設定することによって、強度トランスデューサは放射された赤外線放射を感知する。処理装置またはCPU4はアナログデジタル変換装置5を前置して強度トランスデューサに動作的に関連付けされ、それによって測定信号を受信し、測定区域の対応する温度を計算することができる。
【0016】
明白に、測定区域の温度測定の信頼性は、トランスデューサの測定区域自体からの距離に関係しているので、主温度計には、測定区域から予め設定された距離“D”にトランスデューサの正確な位置設定状態を規定することができる制御手段が設けられることが有効である。このように、制御手段は位置設定の正しい決定を確実にし、ここでは強度トランスデューサは測定区域から前述の距離“D”にあるので、このような位置に対応して測定された温度は、温度計およびそれに関連するトランスデューサの不正確な位置設定によって生じる測定エラーの影響を受けることがない。
【0017】
図1のaおよびbに示されている制御手段は、予め設定された距離“D”に対応して予め設定されたフィギュアをトランスデューサから離れた距離に規定するように、予め定められた区域Pに集束する少なくとも2本、好ましくは3本の光線7を発生する手段6を具備している。
【0018】
実際に、3本の光線は、測定されるべき区域が強度トランスデューサから丁度予め設定された距離“D”であるときのみ予め設定されたフィギュア、例えば光スポット、円形、または任意のイメージ形状を形成する。
【0019】
それ故、近づくか遠ざかることによって予め設定されたフィギュアはユーザが結果的に即座に知覚することができるように分解されるので、ユーザは正確な位置設定状態に到達していることをすぐに可視的に認知する。
【0020】
発生手段は相互に同一平面上にはない少なくとも3本の光線7を発生することが有効であり、それによって温度計とトランスデューサは常に測定区域に関して実質上垂直状態で常に正確に位置設定される。
【0021】
2本だけの相互に同一平面上の光線では、光線自体が存在する共通の平面に直交する平面での光線の変位を決定する温度計の移動を知覚することができず、これは、予め設定された距離“D”よりも小さい距離に強度トランスデューサを位置設定するのでエラーのある温度測定の可能性が生じ、この場合には強度トランスデューサが測定区域以外の患者の身体部分により発された放射の影響を不所望に受ける可能性がある。
【0022】
解像度と位置設定の正確度を増加するため、4、5またはそれ以上の非同一平面の光線が使用されることが有効であり、これらの光線はトランスデューサの正確な位置設定状態に到達したときのみ、予め定められたフィギュアを規定するため区域pに集束する。
【0023】
構成の観点から説明すると、光線は対応する数の光源により発生され、3本の集中する光線の場合、3つの別々の光源により発生される。
【0024】
代わりに、単一の主光線を発生するように設定された光源を具備する発生手段が設けられてもよく、1つの主光線は後に、光源の下流で動作する光学的手段によって3つの集束光線に分割される。
【0025】
付加的な代替技術にしたがって、最後に、対応する光線を発生する光源と、光学的手段によって3つのうち2つの集束光線に分割される主光線を発生するように構成された第2の光源が設けられる。
【0026】
明らかに、4、5、またはそれ以上の集束光線を有する構成が採択されるならば、発生手段に関する全ての可能な組合わせが、温度計がそれぞれのケースで遭遇することを予定されている動作要件を満たすために使用されてもよい。光源の下流の光反射システムの動作を防止することを所望し、例えば異なる色相の光源で動作することが所望されるならば、別々の光源の選択は明らかに有効である。
【0027】
また構成の点から、光源はレーザまたはLED、または十分にコリメートされた可視光ビームを発生できる別の特性のものであってもよい。
【0028】
光源の下流に位置しコリメートされていないまたは弱くコリメートされた光線を入力として受けて高度にコリメートされた光線を出力として発生できる光コリメーションシステム8を使用してもよい。
【0029】
最後に、直列に結合されそれぞれの前記集束した光線でアクティブであるような方法で位置付けられる平凸レンズまたは両凸レンズを有効に使用してもよい。温度計には温度を表示する手段も設けられている。キーパッドまたはその他の適切な命令手段によるユーザの介入を検出できる処理装置は、正確な位置設定状態に到達しているとユーザが判断したときに、読取りの表示を管理し、ディスプレイ手段を付勢する。
【0030】
ディスプレイ手段は液晶ディスプレイまたはイメージ投影ディスプレイのような一般的なものでよい。
【0031】
明白に、図1による実施形態にしたがった制御手段の動作モードが与えられると、前述の制御手段により温度読取りを付勢する命令を行うタスクは全体的にユーザにあるので、集束した光線は可視でなければならない。
【0032】
換言すると、予め定められたフィギュアが測定区域上で構成されたことをユーザが認識したとき、彼/彼女は温度計が正確な位置設定状態にあることを知り、したがってキーパッドによって読取りを開始することを命令する。
【0033】
構造的に、集束した光線の放射を付勢し、温度の読取りの命令を出すことができるキーパッドを具備した命令手段が設けられてもよいことに注意すべきである。このようなキーパッドは別々のアクチュエイタまたは1つの双安定または3安定アクチュエイタ(オフ状態、集束された光線付勢状態、温度読取り状態)を具備してもよい。
【0034】
図2のa乃至図7を参照すると、トランスデューサを正確な距離に設定するための制御手段の別の構成が示されている。
【0035】
特に、図2のaおよびbは、患者の測定区域に入射するように設定された波動信号11例えば音響信号または電磁信号の放射装置、すなわちエミッタ10を具備し、受信機13により検出されるそれに対応した反射波動信号12を決定する制御手段を示している。送信機(エミッタ)および受信機はマイクロプロせッサ等の処理装置4に接続され、この処理装置4は送信機により波動信号の送信を命令し、同時に、送信された信号と反射信号との間の時間遅延“r”(図2のc参照)を決定するためカウンタ手段を付勢する。
【0036】
このような時間遅延から、トランスデューサ3と測定区域との間の実際の距離が処理装置により計算される。
【0037】
処理装置は絶えず、測定された実際の距離と、前記予め設定された距離とを比較し、実際の距離が予め設定された距離“D”と一致するか、それに接近した予め定められた範囲内であるとき、従属するシグナリング手段に命令する。シグナリング手段は強度トランスデューサが正確な位置設定状態に到達していることをユーザに示すのに適切な音響、光、または任意のその他のものであってもよい。好ましくは、処理装置は、インターバル“D−Δ;D+Δ”を規定するための予め定められた差デルタを予め設定された距離を中心に割当てることができ、強度トランスデューサの位置設定が十分に正確であると考慮されるようにその予め設定された距離内に実際の距離が入らなければならない。
【0038】
処理装置は、トランスデューサの正確な位置設定状態に到達したときのみ測定区域の温度を計算し、トランスデューサがインターバル“D−Δ;D+Δ”により規定される許容可能な範囲の外にあるときの強度トランスデューサから来る信号は考慮しない。これに関して、トランスデューサが正確な位置設定状態にあることを処理装置が認識するとすぐに、測定区域の温度の計算に処理装置が自動的に介入し、またはシグナリング手段によって正確な位置設定状態に到達していることをユーザが知ったとき、彼/彼女が行うことができるキーパッドまたはその他の付勢手段から命令したとき、処理装置の介入が手動で行われてもよい。
【0039】
さらに厳密な構造の観点から説明すると、制御手段は相互に分離されている送信機10と受信機13(図2のaおよびbを参照)を具備してもよく、この場合、送信機と受信機は同時に動作できることに注意すべきである。代わりに、図3のように送信機と受信機の両者として動作できる単一体の周波数トランスデューサ装置10、13が設けられてもよい。この場合、送信機および受信機は別々に連続した間隔で動作する。
【0040】
送信機により放射される波動信号の特性を参照して、理論上このような信号は本質的に電磁波でもよいが音響的波動信号が好ましいことに注意すべきである。これは非常に簡単で廉価な回路で動作することが可能であり、適度の距離が含まれるならば過度に精巧な時間測定システムを使用せずに送信と受信との間の時間遅延を容易に検出することを可能にする。
【0041】
通常、送信された信号はコード化され(図3は10ビットコード化の例を示している)、それによって信号は、測定中に送信機により発生された音場に重畳される外部音場により影響されないことに注意すべきである。
【0042】
周波数の点から、十分な解像度、すなわち数ミリメートル程度の位置の変化を知覚する能力を備えるため、送信機により放射される波動信号は十分に高い周波数、特に20kHzを超過する、好ましくはほぼ40kHzに等しい周波数を有していなければならない。
【0043】
前述の主な構造上の説明の後、図2のa乃至図4を参照して、制御手段の動作と赤外線温度計の動作におけるさらに詳細な解析が行われる。このような制御手段の動作は以下参照する図5、6、7に概略的に示されている。赤外線温度計が動作状態にあるとき、処理装置は第1の相(図5ではAで示されている)でユーザが温度計を付勢する命令を与えたか否かを確認する。イエスであるならば、相Bで測定されるべき区域からのトランスデューサの実際の距離を測定するために制御手段が付勢される。送信機と受信機が分離されている(図6)ならば、送信機は相B1でコード化された波動信号を送信し、一方、制御装置は相B2でカウンタまたはタイマのスタートを行う。
【0044】
相B3で受信装置が送信機から来るコード化された信号を受信したとき、相B4でタイマが停止し、相B5で距離を計算し、相B6でタイマが予め設定された最大値を超える時間インターバル内で停止しないならば、相B7でオーバーレンジ信号が与えられる。
【0045】
代わりに距離測定が終了したならば、相cでこのような距離は予め設定された値と比較され、これが予め設定された距離“D”に近い許容可能な値の予め設定されたインターバル内であるならば、相Dで記憶される。距離の記憶に加えて、処理装置は相Eでユーザの正確な位置設定状態に到達していることを音響的または光学的に通報し、さらに相Fで温度測定に移行する。前述の動作が一度完了すると、サイクルは基本的に変化せずに繰り返され、前述の方法で第2の距離を記憶する。第1の測定に続く測定では、即ち温度計の正確な位置設定が少なくとも一度到達されたとき、第1の測定の許容の範囲を超えるほぼ予め設定された距離“D”付近の許容範囲を与えることが可能であることに留意する必要がある。これは温度計位置の最小の移動により生じるエラー指示を防止することを可能にし、移動はシステムにより検出されるが、温度評価の目的では実際に不適切であり、実質上適切な距離に一度到達すると、複数の測定された温度値の平均値がいずれの場合でも信頼性があるので最小の振動は許容可能である。第1の範囲が第2の範囲(第2の測定)よりも狭いという事実は、トランスデューサが第1の範囲の許容範囲の最大限度にあるときに読取りが付勢されたならば、トランスデューサからの移動をさらに最小にすることにより第2の範囲内に残ることが可能であることが確実にされる。
【0046】
処理装置が予め定められた数の温度測定を累算したならば、これは相Gで光学的および/または音響的な読取り終了信号の放射をシグナリング手段に命令し、相Hで可視化するために温度測定データをディスプレイシステムに送信する。前述の説明の代わりに、制御手段が図3で参照されるタイプを使用されるならば、距離計算相は僅かに変更される(図7参照)。この場合、処理装置は相B1' でコード化されてもよい波動信号の送信を決定するように送信機に命令し、少なくとも1周期後、相B2' で放射された信号は停止され、同時にカウンタまたはタイマがスタートし、送信機を受信モードに切替えるように命令し、相B3' で先の送信信号による測定されるべき区域からの反射信号を受信機が検出したとき、相B4' でタイマは停止し、前述と同じ動作相、即ち相B5' で距離計算を行い、または相B6' で過度に長い期間が経過したならば、相B7' でオーバーレンジ指示を実行する。距離が一度計算されると、この値は許容範囲と相関され、測定された距離値が前記範囲内にあることが発見されるか否かに基づいて、温度測定と記憶処理が開始されるかまたは開始されない。
【0047】
トランスデューサを正確な距離の位置に設定する制御手段の別の構成が図8、9で示されており、これらの図面では、制御手段は患者の測定区域に入射するように設定された光ビーム15のエミッタ14を具備し、これはエミッタから距離を隔てられた第1の測定オルガン(organ )に入射する対応する反射信号16を決定し、入射ビームと測定区域からの反射信号との間で規定された傾斜角度を決定するように設定されている。特に通常の発光ダイオードまたはレーザ光源により構成されるエミッタは光ビームを放射し、光ビームはこれを基本的に円筒形状にするように構成されたレンズ18に入射する。レンズを出た光ビームは測定されるべき区域に衝突し、それにより反射ビームを発生し、その反射ビームは位置、特にエミッタ(図8参照)に関する測定されるべき区域の距離に関連される。第1の測定オルガンに関連してレンズ19により適切に焦点を結ばれる反射信号は、光ビームと反射信号との間で定められた傾斜角度に関連する位置で焦点が結ばれる。実際に、第1の測定オルガン17は、第1のオルガンの1端部17aと、反射信号の焦点17bとの間で規定された距離Xに比例する電流を出力できる回路コンポーネントである(図11参照:出力電流I1=予め規定された電流I*(L−x)/L、ここでL=測定装置17の長さである)。
【0048】
第1の測定オルガンを出た測定された信号はそれ故、入射信号と反射信号との間の傾斜角度に比例する。測定された信号はその後、測定されるべき区域の実際の距離を決定し、前記正確な位置設定状態に到達したときを規定するように処理装置によって管理される。図9で示されている別の構成は、エミッタ14に関して両者が対向して隔てられている第1の測定オルガン17と第2の測定オルガン20を与えており、このような測定オルガンの構造は図8を参照して前述した説明と全く同一である。
【0049】
第1および第2の測定オルガンはその出力で、それぞれ測定される信号を発生し、それらの各信号は処理装置に到達し、処理装置は第1の測定オルガンから出力された測定された信号と、第2の測定オルガンから出力された測定された信号との両者に基づいて、強度トランスデューサの実際の距離を決定する。
【0050】
エミッタからの光ビームは可視または不可視であり、任意のケースで干渉を防止するために変調および/またはコード化されることが好ましいことに留意する。
【0051】
本発明の制御装置の実施形態は図19、20、21に示されている、この制御手段は少なくとも1つの1次光ビーム24を発生する手段23を備え、このような発生手段23は、赤外線放射強度検出用のトランスデューサが体温を測定されるべき区域から予め設定された距離“D”の正確な位置設定状態であるときに測定されるべき区域に実質上対応して予め定められた1次フィギュア21(図12のa乃至18参照)の焦点を結ぶように設定されている。
【0052】
換言すると、トランスデューサが予め設定された距離“D”に到達したときのみ光ビームは焦点を結び、その反対に、温度計およびそれに厳密に関連するトランスデューサが正確な位置設定状態ではないならば、1次フィギュアは焦点を結ばない。
【0053】
好ましくは制御手段は、例えばLEDマトリックスタイプの光セレクタ素子25からなるか、または測定されるべき区域に焦点を結ばれるフィギュアの形態を決定するために発生手段の下流に関連され適切に成形され、1次光ビームに作用する簡単なテンプレートにより構成されることに注意すべきである。
【0054】
好ましくは測定されるべき区域の温度の関数としてフィギュアの形態を変化するために光セレクタ素子でアクティブである処理装置が与えられることが有効である。
【0055】
実際に、温度計の正確な位置設定状態に到達したとき、測定されるべき区域に焦点を結ぶフィギュアは、トランスデューサにより測定される温度に基づいて異なる。
【0056】
例えば、フィギュアの形態は、それ自体が測定されるべき区域内を支配する温度のデジタル表示を規定する。
【0057】
このように本発明によれば、赤外線温度計が位置を調節されて、正確な距離に位置された状態にある場合にはフィギュアが焦点を結ばれて温度指示を明瞭に認識かることができるが、距離が正確な距離から変化すればフィギュアの焦点は結ばれなくなる。
【0058】
構造的には、光セレクタ素子は有効に液晶マトリックスから構成されることができ、それにおいては処理装置が動作するとき、各液晶の結晶は、光ビームが発生手段から通過することを可能にする透明状態と、前記光ビームが通過することを可能にしない不透明状態との間で選択的に変化する。
【0059】
それによって、全体として特定の構造的な複雑性と赤外線温度計に関連する価格の増加なしに、いつでも任意の形態のフィギュアの表示を非常に容易に獲得することができる。
【0060】
1つまたは複数の光セレクタ素子の下流には、焦点を結ぶレンズ2bのセットが設けられ、例えば直列に相互に結合され1つまたは複数のセレクタ素子から出る各光ビームに作用する1以上の両凸または平凸または凹面レンズを具備する。このようなレンズセットは1次フィギュアの予め設定された焦点距離を確保するような方法で有効に設計され、それによって温度計の小さい運動は、焦点を結んだ状況から外れて、それに対応するユーザによる不適切な位置設定の知覚をほぼ即座に決定する。
【0061】
発生手段23の下流で光分離セット27が動作され、これは発生手段23を出るビームを2以上の光線に分け、このような光線を測定されるべき区域に送ることができる(図21参照)。分離セットは図21の例では、発生手段23から来るビームを、3つの光線に分離するため三角形のベース30を有するピラミッドを具備しており、3つの光線はその後、それぞれ傾斜したミラー31により共通の焦点へ適切に誘導される。
【0062】
温度計の1つの変形によれば、少なくとも1つの2次フィギュア22を規定するために前記1次光ビームと共に集束する2次光ビームを決定する発生手段が設けられ、2次フィギュア22は強度トランスデューサの正確な位置に対応して1次フィギュアで構成され、実際にこの場合では、制御手段は両者の1次フィギュアに焦点を結ばせ、(図1の実施形態を参照して行われた説明と類似の方法で)1次フィギュアと2次フィギュアとの予め定められた相対的な位置に到達させ、それによって正確な位置設定状態に到達されたことをユーザに可視的に通報する。
【0063】
図12a乃至18は1次フィギュアと2次フィギュアが想定する幾つかの可能な形態を示しており、特に2次フィギュアは、正確な位置設定状態に到達したとき、患者の測定されるべき区域の範囲を定め、1次ビームの焦点を結ぶことにより規定される1次フィギュア21の境界を定めることができる例えば閉じた円形、楕円形、方形線(図12a、12b、12c、16)で規定された形状を示してよい。
【0064】
明白に、このような形状が前記正確な位置設定状態に到達したことを直接知覚できるならば、2次フィギュア22は前述の説明に関連するその他の形態をとってもよい(図13、14)。
【0065】
例示により説明すると、図14は三角形に配置された3個のスポットビームを有する2次フィギュアを示しており、一方、図13は2次フィギュアが相互に対向する2つの境界を定めた部分により規定されており、それらの部分内で、正確な位置設定状態に到達したときの1次フィギュア(この場合温度のデジタル表示により構成される)が位置付けられている区域の範囲を定めている。
【0066】
前述の説明の代りとして、制御手段は前述の光セレクタ素子に類似する光セレクタ素子、好ましくはLEDを具備してもよく、これは前記2次フィギュアの形態を決定するため2次光ビームで動作する。
【0067】
また、この場合、処理装置は好ましくは測定されるべき区域の温度の関数として2次フィギュアの形状を変化するため光セレクタ素子に対して作用する。
【0068】
測定されるべき区域からの予め設定された距離Dにおける強度トランスデューサの正確な位置設定状態では、2次フィギュア(例えば温度の全体的または部分的表示)は1次フィギュア上に重畳され(図18)、または1次フィギュアに関連し(図15、17)、それによって温度の完全な表示を規定する。
【0069】
さらに説明を構造の詳細に進めると、発生手段は、一方が1次光ビームを発生し、他方が2次光ビームを発生する少なくとも2つの光源、または光分割手段でビームをその下流に送る1つの光源とを具備し、その光源の下流で1次光ビームと2次光ビームが出るように構成されている。
【0070】
処理装置は、測定されるべき区域の温度にしたがって少なくとも1次光ビームおよび/または2次光ビームの色相を変化するため発生手段に作用してもよく、それによって特に上昇した温度が示される必要があるとき、ユーザの知覚は強調されることができることにも留意すべきである。
【0071】
前述の使用に適した発生手段は、単色、2色または多色のLED光源および/またはレーザ光源により通常構成される。明らかに、レーザまたはLED光源は可搬用温度計には好ましいが、例えばハロゲンランプ、白熱灯等の典型的なランプで構成された発生手段も除外される必要はない。
【0072】
本発明は以下のような重要な利点を得ることができる。
【0073】
第1に、前述の全ての実施形態は、従来技術の全ての典型的な欠点を克服しながら、使用が実用的で、構造が簡単で、現在の赤外線温度計で構成することが容易であるシステムによって、強度トランスデューサの十分に正確な位置設定を行うことを可能にする。
【0074】
特定の実施形態を参照して、相互に同一平面ではない3本以上の集束光線が温度計の傾斜により起こり得るエラーを防止するので、図1を参照する第1の実施形態は最高の可能な信頼度に到達することに注目すべきである。
【0075】
1秒の数分の1の時間で多数の温度測定を行い、測定区域に対応する患者の実際の温度に実際に等しい温度の指示を行う装置の自動的な動作を可能にするから、第2の実施形態は非常に実効的である。
【0076】
特に、音響波を使用するシステムは温度計で容易に構成され、構造の価格が減少していることに注目すべきである。
【0077】
動作の信頼性と容易さに関しては、図8、9で参照したシステムについても類似の説明が当てはまる。
【0078】
最後に、少なくとも1つの1次光ビームが焦点を結ばれる技術を使用した第5の実施形態も非常に信頼性があり、実用的で、熟練した人でなくても直観的に使用できる。
【0079】
前述の全ての実施形態は温度計を過剰に患者に付かづけず、とりわけ体内に挿入または接触せずに、正確に位置を設定することを可能にすることに注目すべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 主温度計に関連し、温度計自体の正確な位置設定状態を規定するように設定する制御手段の第1の実施形態の概略図。
【図2】 本発明を構成している赤外線温度計の終端部に関連されることができる制御手段の第2の実施形態と、その手段の動作を示した概略図。
【図3】 本発明にしたがった赤外線温度計に端部で関連されることができる制御手段の図2に関連した変形を示している概略図。
【図4】 図2および3による制御手段を備えている送信機によって放射される信号の可能なコードの波形図。
【図5】 図2および3による制御手段の動作を概略的に示しているブロック図。
【図6】 ブロック図により、図2の制御手段の動作における幾つかの典型的な動作相をさらに詳細に示したフロー図。
【図7】 ブロック図により、図3による制御手段の幾つかの動作相を詳細に示しているフロー図。
【図8】 主温度計の正確な位置を規定することを目的とする制御手段の第3の実施形態の概略図。
【図9】 主赤外線温度計に関する制御手段の第4の実施形態の概略図。
【図10】 図8、9による装置で使用可能な焦点レンズ手段を示している概略図。
【図11】 図8、9による制御手段で使用されるように設定されている測定オルガンの概略図。
【図12】 制御手段の第5の実施形態にしたがって主温度計の位置設定を行うため患者に送信される1次および2次フィギュアの例示図。
【図13】 制御手段の第5の実施形態にしたがって主温度計の位置設定を行うため患者に送信される1次および2次フィギュアの例示図。
【図14】 制御手段の第5の実施形態にしたがって主温度計の位置設定を行うため患者に送信される1次および2次フィギュアの例示図。
【図15】 制御手段の第5の実施形態にしたがって主温度計の位置設定を行うため患者に送信される1次および2次フィギュアの例示図。
【図16】 制御手段の第5の実施形態にしたがって主温度計の位置設定を行うため患者に送信される1次および2次フィギュアの例示図。
【図17】 制御手段の第5の実施形態にしたがって主温度計の位置設定を行うため患者に送信される1次および2次フィギュアの例示図。
【図18】 制御手段の第5の実施形態にしたがって主温度計の位置設定を行うため患者に送信される1次および2次フィギュアの例示図。
【図19】 制御手段の第5の実施形態の変形の概略図。
【図20】 制御手段の第5の実施形態の変形の概略図。
【図21】 制御手段の第5の実施形態の変形の概略図。

Claims (17)

  1. 体温が測定されるべき区域によって放射された赤外線放射を検出してそれに対応した測定信号をその出力で発生するように設定された1以上の赤外線放射強度検出用のトランスデューサ(3) と、
    前記トランスデューサ(3) から測定信号を受取って、測定されるべき区域の対応した温度を計算するように構成されている処理装置(4) と、
    前記測定されるべき区域から予め設定された距離“D”の位置に前記トランスデューサ(3) を正確に位置させるように制御する制御手段と、
    前記トランスデューサ(3) が測定されるべき区域から予め設定された距離“D”の正確な位置に位置された状態にあるとき、予め定められた1次フィギュア(21)の焦点を測定されるべき区域に対応して結ぶようにように設定された1以上の1次光ビームを発生する光ビーム発生手段(23)とを具備している赤外線温度計において、
    前記処理装置(4) は、測定されるべき区域の温度の関数として前記1次フィギュア(21)の形状および色相の少なくとも一方を前記制御装置により変化させるように構成されていることを特徴とする赤外線温度計。
  2. 前記制御手段は光セレクタ素子(25)を含み、この光セレクタ素子(25)は、光ビーム発生手段(23)の下流に配置されて、前記1以上の1次光ビームにより生成される前記1次フィギュア(21)の形状を決定するように動作し、
    前記処理装置(4) は測定されるべき区域の温度の関数として前記1次フィギュア(21)の形状が変化するように光セレクタ素子(25)を動作させる請求項1記載の赤外線温度計。
  3. 前記1次フィギュア(21)の形状は、測定される区域内の温度の少なくとも部分的なデジタル表示を規定している請求項1記載の赤外線温度計。
  4. 前記光セレクタ素子(25)はマトリックスベースの光セレクタ素子(25)である請求項2または3記載の赤外線温度計。
  5. 前記光ビーム発生手段(23)はまた前記1次光ビームと共に焦点を結んで2次フィギュア(22)を規定している2次光ビームを生成し、この2次フィギュア(22)は予め設定された距離“D”における前記トランスデューサ(3) の正確な位置設定に対応して前記1次フィギュア(21)と共に形成される請求項1乃至4のいずれか1項記載の赤外線温度計。
  6. 前記光ビーム発生手段(23)は、前記1次光ビームを発生する光源と、前記2次光ビームを発生する光源との2以上の光源を備えている請求項記載の赤外線温度計。
  7. 前記1次光ビームおよび前記2次光ビームは単一の光源によって発生され、続いて光学的に分離されて生成される請求項5記載の赤外線温度計。
  8. 前記処理装置(4) は、測定されるべき区域の温度の関数として前記1次光ビームおよび前記2次光ビームの少なくとも一方の色相を変化させるように前記光ビーム発生手段(23)を制御する請求項5記載の赤外線温度計。
  9. 前記光セレクタ素子(25)は液晶マトリックスを含んでおり、処理装置(4) は、光ビームが通過することを可能にする透明状態と、光ビームが通過することを許容しない不透明状態との間で前記各液晶の状態を選択的に切替えるように制御する請求項2記載の赤外線温度計。
  10. 前記制御手段はさらに、セレクタ素子(25)の上流および下流の少なくとも一方に配置された予め設定された数の焦点レンズを含んでいる請求項2記載の赤外線温度計。
  11. 前記光ビーム発生手段(23)は、単色、2色または多色LEDおよびレーザ光源の少なくとも一つを含む光源を備えている請求項1記載の赤外線温度計。
  12. 前記2次フィギュア(22)は、前記測定されるべき区域の範囲を定める形状である請求項5記載の赤外線温度計。
  13. 前記トランスデューサ(3) が測定されるべき区域から予め設定された距離“D”に正確に位置が設定された状態において、前記2次フィギュア(22)は前記1次フィギュア(21)の周囲の境界を定めている請求項12記載の赤外線温度計。
  14. 前記制御手段はマトリックスベースの光セレクタ素子(25)を含み、この光セレクタ素子(25)は前記1以上の2次光ビームに作用して前記2次フィギュア(22)の形状を決定する請求項5記載の赤外線温度計。
  15. 前記処理装置(4) は、前記光セレクタ素子(25)を制御して測定されるべき区域の温度の関数として前記2次フィギュア(22)の形状を変化させる請求項5,12,13,14のいずれか1項記載の赤外線温度計。
  16. 前記トランスデューサが測定されるべき区域から予め設定された距離“D”に正確に位置が設定された状態において、前記2次フィギュア(22)は前記1次フィギュア(21)上に重なっている請求項15記載の赤外線温度計。
  17. 前記トランスデューサ(3) が測定されるべき区域から予め設定された距離“D”に正確に位置が設定された状態において、前記2次フィギュア(22)は前記1次フィギュア(21)に対して相補的である請求項15記載の赤外線温度計。
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