JP3828087B2 - 提灯 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は提灯に関するもので、木製の基台、一対の支柱からなる火袋吊り具、脚、火袋を備えた提灯において、基台への脚及び/または火袋吊り用の一対の支柱、略C字状の雲手及び/または脚に取付けられて補強をなす補強部材の取付け及び取外し構造に関するものである。
【0002】
【従来技術】
【特許文献1】
特開平8―83504号公報
【特許文献2】
特開平8−212808号公報
【特許文献3】
特開平11−213708号公報
【特許文献4】
特開2002−319301号公報
特開平11−213708号公報の発明は、発光手段が設けられる基台と、基台の上面側に取付けられる火袋吊り用の一対の支柱と、基台の下面側に取付けられる支持脚と、火袋吊り用の一対の支柱と基台との間に取付けられる火袋とを備えた提灯であって、上記基台の上面側には一対の支柱取付穴部が、また下面側には支持脚取付穴部がそれぞれ設けられており、上記一対の支柱の取付側には火袋吊り具取付突部が、また支持脚の取付側には支持脚取付突部がそれぞれ設けられており、上記取付穴部のうち、少なくとも、支持脚取付穴部は、摩擦係数が小さくそしてバネ作用を有する高分子製押圧片を備えた凹状受具が嵌め込まれている提灯に関するものである。
【0003】
この種の提灯においては、基台の上面側には火袋吊り用の一対の支柱取付穴部が、下面側には支持脚取付穴部がそれぞれ設けられており、一対の支柱と支持脚との取付側には、一対の支柱取付突部と支持脚取付突部とが設けられている。そして、上記取付穴部のうち、少なくとも、支持脚取付穴部は、摩擦係数が小さく同時にバネ作用も有する高分子製押圧片を備えた凹状受具が嵌め込まれているので、上記取付穴部の内面と取付突部の外面とが滑り易くそして上記取付後凹状受具の内面が取付突部の外面を押圧しつつ抱持することができる。したがって、特開平8−83504号公報記載の発明における滑りにくい弾性挿入部材を使用することによる当該弾性挿入部材の基台の嵌合穴への取付けや取外しの困難性に比べ、また、特開平8−212808号公報記載の発明における基台の取付孔に弾性挿入部材を挿入するときの挟持固定部材の回動操作等の困難性(特に年配者)に比べ、基台への支持脚及び/または火袋吊り用の一対の支柱の取付けや取外しを容易にすることができ、その上、取付時や取外時に取付部、例えば、取付突部等の破損を防止することができる。そして、基台への支持脚及び/または火袋吊り用の一対の支柱の取付け後、その取付けを緊密な状態に維持することができるものである。
【0004】
更に、特開2002−319301号公報の発明は、基台の上面側に火袋吊り用の一対の支柱を取付け、前記基台と一対の支柱の上端部との間で火袋を展開して支持する提灯において、基台の上面に一対の支柱を上下に延びるよう取付けるための凹部を形成し、火袋吊り用の一対の支柱の下端に前記基台の凹部に対応する形状の突部を一体形成すると共に、前記突部の水平方向略中央に上下に延びる割溝を形成し、前記一対の支柱の突部を前記基台の凹部内に嵌め込むことにより、前記基台の上面側に前記一対の支柱を取付けるものである。
【0005】
これによって、火袋吊り用の一対の支柱または脚の突部及び基台の対応する凹部の加工作業性、前記一対の支柱または脚の基台への取付作業性及び三角の脚への取付作業性を改善することができると共に、取付後における三角の脚からの脱落を効果的に防止することができるものである。
【0006】
また、基台の上面側に火袋吊り用の一対の支柱を取付け、前記基台と火袋吊り用の一対の支柱の上端部との間で火袋を展開して支持する提灯において、基台における一対の支柱の取付位置に基台の上面から下方へと前記台の厚さ方向の途中まで延びると共に、正円形以外の水平断面形状を有する凹部を形成し、前記基台における前記一対の支柱の取付位置に前記凹部より小さい平面方向の寸法で前記凹部に連続して、前記基台の下面側に露出する位置まで前記基台の厚さ方向に貫通して延びる貫通孔を形成し、前記火袋吊り用の一対の支柱の下端に、前記基台の凹部に対応する形状で下方に延び、前記基台の凹部に密接して嵌め込み自在な突部を一体形成し、前記火袋吊り用の一対の支柱の突部の下端に前記突部より小さい平面方向の寸法で、かつ、前記基台の貫通孔より長い寸法で下方に延びる雄螺子を一体的に設け、前記火袋吊り用の一対の支柱の突部を前記基台の凹部内に嵌め込むと共に、前記火袋吊り用の一対の支柱の雄螺子を前記基台の貫通孔に挿入し、前記基台の貫通孔より露出した前記雄螺子の下端部に雌螺子を螺合することにより、前記基台の上面側に前記火袋吊り用の一対の支柱を取付けるものである。
【0007】
これによって、火袋吊り用の一対の支柱または脚の突部及び基台の対応する凹部の加工作業性、火袋吊り用の一対の支柱または脚の基台への取付作業性及び三角の脚への取付作業性を改善することができると共に、取付後における三角の脚からの脱落を効果的に防止することができる。また、雄螺子及び雌螺子の螺合により、火袋吊り用の一対の支柱または脚を基台に対してより強固に安定して取付けることができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記公知技術の提灯においては、例えば、特開平11−213708号公報の発明の取付穴部には、摩擦係数が小さく、バネ作用を有する合成樹脂からなる押圧片を有する凹状受具が嵌込まれており、安定した接続或いは接続解除ができるものの、組立ての完了状態で弾性が作用し、堅固な組付け状態が維持できないものである。
【0009】
また、上記特開2002−319301号公報の発明は、火袋吊り用の一対の支柱の突部の水平方向略中央に上下に延びる割溝を形成し、前記一対の支柱の突部を台の凹部内に嵌込むことにより、前記台の上面側に前記柱を取付けるものであるが、基本的に柱の木材の弾性を使用するものであり、経年変化に対応することができない。また、特開平11−213708号公報の発明と同様、組付け状態で弾性がわざわいになり、堅固な組付け状態が維持できないものである。
【0010】
また、略C字状の雲手及び/または脚に取付けられて補強をなす補強部材の取付け及び取外しが容易で、構成部品の取付部の破損を確実に防止し、安定した取付け状態を得ることができる提灯の提供を課題とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
請求項1にかかる提灯は、光源を収容する火袋と、前記火袋の下部を固定する基台と、前記基台の下部に取付けられる複数本の脚と、前記基台に立設され、火袋の上部を保持する一対の支柱からなる火袋吊り具と、前記一対の支柱からなる火袋吊り具間の上部に取付けられる略C字状の雲手と、前記複数本の脚の内側から、前記脚に取付けられて補強をなす補強部材とを具備し、前記一対の支柱からなる火袋吊り具と前記雲手との接続は、前記雲手の内側端部に配設した突出部を有する合成樹脂製の凸接続部材と、前記凸接続部材の突出部の挿脱を自在とする挿入部及び前記突出部が下方から挿入され摺動によって固定される固定部を有する前記一対の支柱の外側の嵌込孔に埋め込んだ合成樹脂製の凹接続部材で行うものである。
【0012】
したがって、一対の支柱からなる火袋吊り具と略C字状の雲手との接続は、雲手の端部に配設した合成樹脂製の凸接続部材の突出部を、一対の支柱からなる火袋吊り具の外側の嵌込孔に埋め込んだ合成樹脂製の凹接続部材の挿入部に挿入し、そして、前記凸接続部材の突出部を下側から上側方向に摺動させると固定部で固定される。また、前記凸接続部材の突出部を固定部から挿入部に摺動させると、凸接続部材の突出部を挿入部から取外すことができる。故に、取付け及び取外しが簡単となり、無理な外力を付与する必要がないから、構成部品を破損することがない。
【0013】
ここで、光源を収容する火袋とは、ローソク、なつめ電球、LED等の光源を収容する、所謂、提灯の本体部分を意味するものである。
【0014】
火袋の下部を固定する基台とは、光源を保持し、かつ、一対の支柱からなる火袋吊り具の取付台となるものである。基台に立設され、火袋の上部を保持する一対の支柱からなる火袋吊り具とは、提灯を展開する背骨に当るものである。一対の支柱間からなる火袋吊り具の上部に取付けられる略C字状の雲手とは、前記支柱を所定の間隔で維持するものである。そして、複数本の脚の内側から、前記脚に取付けられて補強をなす補強部材は、前記各脚の配置を固定するものである。更に、凸接続部材と凹接続部材は、一対の支柱からなる火袋吊り具と略C字状の雲手とに取付けられて、両者を接続するものである。
【0015】
請求項2にかかる提灯は、光源を収容する火袋と、前記火袋の下部を固定する基台と、前記基台の下部に取付けられる複数本の脚と、前記基台に立設され、火袋の上部を保持する一対の支柱からなる火袋吊り具と、前記一対の支柱間の上部に取付けられる略C字状の雲手と、前記複数本の脚の内側から、前記脚に取付けられて補強をなす補強部材とを具備し、前記複数本の脚と前記補強部材との接続は、前記補強部材の端部に設けた突出部を有する合成樹脂製の凸接続部材と、前記凸接続部材の突出部の挿脱を自在とする挿入部及び前記突出部が上方から挿入され摺動によって固定される固定部を有する前記複数本の脚の内側の嵌込孔に埋め込んだ合成樹脂製の凹接続部材で行うものである。
【0016】
したがって、複数本の脚と補強部材との接続は、補強部材の端部に配設した合成樹脂製の凸接続部材の突出部を、複数本の脚の内側の嵌込孔に埋め込んだ合成樹脂製の凹接続部材の挿入部に上方から挿入し、そして、前記凸接続部材の突出部を下に摺動させると固定部で固定される。また、前記凸接続部材の突出部を固定部から挿入部に摺動させると、凸接続部材の突出部を挿入部から取外すことができる。故に、取付け及び取外しが簡単となり、無理な外力を付与する必要がないから、構成部品を破損することがない。
【0017】
ここで、光源を収容する火袋とは、請求項1と同様、ローソク、なつめ電球、LED等の光源を収容する、所謂、提灯の本体部分を意味するものである。
同様に、火袋の下部を固定する基台とは、光源を保持し、かつ、一対の支柱からなる火袋吊り具の取付台となるものである。基台に立設され、火袋の上部を保持する一対の支柱とは、提灯を展開する背骨に当るものである。一対の支柱からなる火袋吊り具間の上部に取付けられる略C字状の雲手とは、前記支柱を所定の間隔で維持するものである。そして、複数本の脚の内側から、前記脚に取付けられて補強をなす補強部材は、前記各脚の配置を固定するものである。更に、凸接続部材と凹接続部材は、補強部材と複数本の脚に取付けられて、両者を接続するものである。
【0018】
請求項3にかかる提灯は、光源を収容する火袋と、前記火袋の下部を固定する基台と、前記基台の下部に取付けられる複数本の脚と、前記基台に立設され、火袋の上部を保持する一対の支柱からなる火袋吊り具と、前記一対の支柱間の上部に取付けられる略C字状の雲手と、前記複数本の脚の内側から、前記脚に取付けられて補強をなす補強部材とを具備し、前記一対の支柱からなる火袋吊り具と前記雲手との取付けは、前記雲手の内側端部に配設した突出部を有する合成樹脂製の凸接続部材と、前記凸接続部材の突出部の挿脱を自在とする挿入部及び前記突出部が摺動によって固定される固定部を有する前記一対の支柱の外側に埋め込んだ合成樹脂製の凹接続部材で行い、また、前記複数本の脚と前記補強部材との取付けは、前記補強部材の端部に設けた突出部を有する合成樹脂製の凸接続部材と、前記凸接続部材の突出部の挿脱を自在とする挿入部及び前記突出部が摺動によって固定される固定部を有する前記複数本の脚の内側に埋め込んだ凹接続部材で行うものである。
したがって、一対の支柱からなる火袋吊り具と略C字状の雲手との接続は、雲手の端部に配設した合成樹脂製の凸接続部材の突出部を、一対の支柱からなる火袋吊り具の外側の嵌込孔に埋め込んだ合成樹脂製の凹接続部材の挿入部に挿入し、そして、前記凸接続部材の突出部を摺動させると固定部で固定される。また、前記凸接続部材の突出部を固定部から挿入部に摺動させると、凸接続部材の突出部を挿入部から取外すことができる。更に、複数本の脚と補強部材との接続は、補強部材の端部に配設した合成樹脂製の凸接続部材の突出部を、複数本の脚の内側の嵌込孔に埋め込んだ合成樹脂製の凹接続部材の挿入部に挿入し、そして、前記凸接続部材の突出部を摺動させると固定部で固定される。また、前記凸接続部材の突出部を固定部から挿入部に摺動させると、凸接続部材の突出部を挿入部から取外すことができる。故に、取付け及び取外しが簡単となり、無理な外力を付与する必要がないから、構成部品を破損することがない。
ここで、光源を収容する火袋とは、ローソク、なつめ電球、LED等の光源を収容する、所謂、提灯の本体部分を意味するものである。
火袋の下部を固定する基台とは、光源を保持し、かつ、一対の支柱からなる火袋吊り具の取付台となるものである。基台に立設され、火袋の上部を保持する一対の支柱からなる火袋吊り具とは、提灯を展開する背骨に当るものである。一対の支柱間からなる火袋吊り具の上部に取付けられる略C字状の雲手とは、前記支柱を所定の間隔で維持するものである。そして、複数本の脚の内側から、前記脚に取付けられて補強をなす補強部材は、前記各脚の配置を固定するものである。更に、凸接続部材と凹接続部材は、一対の支柱からなる火袋吊り具と略C字状の雲手、補強部材と複数本の脚に取付けられて、両者を接続するものである。
【0019】
請求項4にかかる提灯の前記凸接続部材の突出部は、略錨型としたものである。このように、前記凸接続部材の突出部を略錨型とすることにより、簡単な構造で、容易に離脱することのない構造とすることができる。
【0020】
請求項5にかかる提灯においては、前記挿入部から挿入した前記凸接続部材の突出部を前記凹接続部材の挿入部から摺動して固定部で固定するものであるから、簡単な構造で、容易に固定できる構造とすることができる。
【0021】
請求項6にかかる提灯の前記凸接続部材及び凹接続部材のベースは、長円状としたものであるから、前記凸接続部材及び凹接続部材を埋め込んで取付ける際に、例えば、木材等の相手部材に入れる切り込みの加工(プレカット)が容易になり、機械的強度も強くなる。
【0022】
【発明の実施形態】
以下、本発明を図面に示した提灯の実施の形態に基づき説明する。
【0023】
図1は本発明の実施の形態にかかる提灯の斜視図である。
【0024】
図中、Lは提灯である。提灯Lは略円板状の基台1と、基台1の上面側に取付けられる火袋吊り具2として機能する一対の支柱と、基台1の下面側に取付けられる脚3として機能する脚と、竹ひご及び和紙または絹から構成される火袋5とを有している。また、基台1には発光手段である電球等の光源4が着脱自在に設けられている。そして、基台1の外周面下端部に沿ってフランジ11が形成されている。火袋吊り具2が基台1の上面側に取付けられた後、火袋吊り具2の上端を跨ぐようにして雲手21が取付けられる。また、火袋吊り具2には、取付けられた雲手21の少し下方に釘状の掛け具22が設けられている。
【0025】
図中の火袋5は、二点斜線(想像線)で示されており、竹ひごで全体の骨組みを形成しそれに和紙、絹等を張って本体を形成し、上部に吊り紐51を配設した所定幅のリング状の上部外輪52が設けられ、また、下部に所定幅のリング状の下部外輪53が設けられている。吊り紐51は掛け具22に掛けられ、下部外輪53はフランジ11上に載置され、基台1の外周に嵌め込まれて固定され、火袋5の使用状態が維持される。火袋吊り具2の下端の外輪には押さえ具23が設けてあるので、上記下部外輪53が基台1の外周面から外れるのを防止でき、安定した固定ができる。
【0026】
脚3が基台1の下端面に取付けられた後、脚3の内側には略三角形の補強部材6が配設され、脚3は互いに連結される。なお、本実施の形態においては、基台1、火袋吊り具2、雲手21、脚3、補強部材6は、基本的にほぼ全体が木製で構成されている。
【0027】
そこで、本発明の実施の形態は、火袋吊り具2と雲手21の取付構造、複数本の脚3と前記補強部材6の取付構造、基台1と火袋吊り具2の取付構造と、基台1と脚3の取付構造とに特徴を有するが、前記二つの取付構造は基本的に同一であるので、前者の取付構造を先ず説明する。
【0028】
実施の形態1
図2は本発明の実施の形態1にかかる提灯の雲手の取付構造を示した要部斜視図である。図3は本発明の実施の形態1にかかる提灯の凸接続部材と凹接続部材の結合関係を示す斜視図で、図4は本発明の実施の形態1にかかる提灯の凸接続部材の正面図(a)、側面図(b)、取付け状態を示す断面図(c)である。図5は本発明の実施の形態1にかかる提灯の凹接続部材の正面図(a)、側面図(b)、A−A切断線によるA−A断面図(c)、B−B切断線によるB−B断面図(d)である。
【0029】
図において、略C字状の雲手21の下方には嵌込孔211が設けられており、嵌込孔211には接続のための捩子穴212が設けられている。嵌込孔211に対しては合成樹脂製の凸接続部材213が対応して取付けられており、凸接続部材213には略錨型の突出部214がベース213Bと一体に形成されている。そして、凸接続部材213には捩子穴215が穿設されている。雲手21と凸接続部材213は、捩子216により捩子穴215を通して嵌込孔211の捩子穴212を使って、嵌込孔211面に固着される。
【0030】
また、火袋吊り具2の上部には嵌込孔221が設けられ、嵌込孔221に対して凹接続部材222が対応して取付けられている。合成樹脂製の凹接続部材222は凸接続部材213の突出部214に対応して、凸接続部材213の突出部214が嵌めこまれるように略四角形の固定部223が設けられている。また、凹接続部材222には接続のための捩子穴224が穿設されている。そして、凹接続部材222は、捩子225によって捩子穴224を通して火袋吊り具2の嵌込孔221に嵌めこまれて固着される。
【0031】
更に、凸接続部材213と凹接続部材222について詳述する。
【0032】
凹接続部材222のベース222Bの面を一面として共通させた四角形の嵌合穴を形成した固定部223には、縦方向のスリットからなる固定溝228が設けられている。固定部223及び固定溝228は差込みの固定位置を決めるものであり、固定部223で突出部214を保持し、固定溝228でその付根を保持するものであるから、ガタツキをなくして堅固に固定することができる。また、凹接続部材222の固定部223の下部には、突出部214の挿入時に摺動のガイドとなるハの字に開いた摺動面227が設けられており、摺動面227以下の下部は突出部214の挿入する箇所であり、挿入を案内する挿入部229を構成している。固定部223の内径寸と同等の合成樹脂製の略錨型をした突出部214は、凹接続部材222の下方から摺動面227を摺動して固定部223に挿入され、合成樹脂の性質である弾力性のため、若干弾性変形して固定部223に堅固に固定される。即ち、凹接続部材222の固定部223は、凸接続部材213の突出部214の挿脱を自在とし、突出部214が挿入部229から固定部223の摺動面227を摺動することにより、固定となり、当然、離脱を目的としない外力によっては自然に離脱することがない。然して、雲手21と火袋吊り具2は、容易かつ強固に接続され、挿脱が便利でありながら強固に接続できる。
【0033】
このように構成された凸接続部材213は、捩子216により、雲手21の嵌込孔211に嵌め込まれて固着されている。そして、凹接続部材222は火袋吊り具2の上部の嵌込孔221に嵌め込まれ、捩子225により嵌込孔221に取付けられている。
【0034】
したがって、一対の支柱としての火袋吊り具2と略C字状の雲手21との接続は、雲手21の端部に配設した凸接続部材213の突出部214を、一対の火袋吊り具2の外側に埋め込んだ凹接続部材222の挿入部229に挿入し、そして、凸接続部材213の突出部214を摺動させると固定部223で固定される。また、凸接続部材213の突出部214を固定部223から挿入部229に摺動させると、凸接続部材213の突出部214を挿入部229から取外すことができる。故に、取付け及び取外しが簡単となり、無理な外力を付与する必要がないから、構成部品を破損することがない。然して、雲手21と火袋吊り具2は、挿脱が容易にできると共に、頑丈に組立ができ、その状態でガタガタすることがない。
【0035】
実施の形態2
次に、脚3と補強材6との接続について説明する。
【0036】
図6は本発明の実施の形態2にかかる提灯の脚の取付構造を示した要部斜視図である。図7は本発明の実施の形態2にかかる提灯の脚に取付けた凹接続部材の斜視図である。図8は本発明の実施の形態2にかかる提灯の脚に取付けた凹接続部材の正面図(a)、側面図(b)、D−D切断線によるD−D断面図(c)である。
【0037】
図において、略三角形の補強部材6の端部には、嵌込孔(図示せず)が設けられており、その嵌込孔には接続のための捩子穴(図示せず)が設けられて、凸接続部材(図示せず)には略錨型の突出部214が一体に形成されている。なお、この突出部214の構成は、略C字状の雲手21の端部に配設した凸接続部材213の突出部214と同じであるから、ここでは詳細な説明を省略する。
【0038】
凹接続部材222の上方に捩子穴224が設けてあり、この捩子穴224を用いて捩子225により、脚3の内側の上下方向の略中央部に設けた嵌込孔311に取付けられる。雲手21と火袋吊り具2に取付ける場合と異なり、凸接続部材213の突出部214と接続される凹接続部材222の挿入部229が上方向に設けられ、突出部214を凹接続部材222の上方の挿入部229より挿入できる構成となっている。したがって、凹接続部材222の挿入部229より、突出部214を摺動面227を摺動しながら挿入し、固定溝228に嵌まり込んだところで固定する。
【0039】
このように構成された凸接続部材(図示せず)は、捩子(図示せず)により、略三角形の補強部材6の嵌込孔(図示せず)に嵌め込まれて固着されている。そして、凹接続部材222は3本の脚3の嵌込孔311に嵌め込まれ、捩子225により嵌込孔311に取付けられる。
【0040】
そして、3本の脚3は、略三角形の補強部材6によって位置決めされ、提灯Lの基台1を支える支持脚であって、脚3と略三角形の補強部材6は、脚3に設けられた凹接続部材222の固定部223と補強部材6に設けられた凸接続部材213の突出部214とで挿脱自在となる。
【0041】
具体的には、略三角形の補強部材6の突出部214は、脚3の内側の凹接続部材222の挿入部229から固定部223の摺動面227を下方に摺動することにより、固定となり、当然、離脱を目的としない外力によっては自然に離脱することがない。然して、脚3と補強部材6は、容易かつ強固に接続され、挿脱が便利でありながら強固に接続できる。
【0042】
実施の形態3
図9は本発明の実施の形態3にかかる提灯の凸接続部材を示した正面図(a)、側面図(b)、E−E切断線によるE−E断面図(c)、平面図(d)である。この実施の形態は、基本的態様が図4の実施の形態と同じであるから、主に、図4の実施の形態との相違点のみ説明する。
【0043】
凸接続部材413にはベース413Bに対して略錨型の突出部414が一体に形成されている。そして、凸接続部材413には捩子穴415が穿設されている。凸接続部材413は、捩子により捩子穴415を通して固着される。この略錨型の突出部414は、端部を幅狭く形成することにより弾性変形を可能とし、凹接続部材222の固定部223の内面との弾性結合を適度な値にすることができる。また、ベース413Bの4隅角を丸くし、角をドリルで処理できるようにしたものであり、凸接続部材413の取付け対象の機械的強度を低下させることなく、その取付けを可能とすることができる。また、ベース413Bと突出部414との間は、両者に対して垂直に設けたリブ414Aによって、突出部414の機械的強度を増している。したがって、機械的強度が強く、挿着及び離脱が容易となる。
【0044】
実施の形態4
図10は本発明の実施の形態4にかかる提灯の凸接続部材を示した正面図(a)、側面図(b)、取付状態の断面説明図(c)である。この実施の形態は、基本的態様が図4の実施の形態と同じであるから、主に、図4の実施の形態との相違点のみ説明する。
【0045】
凸接続部材513にはベース513Bに対して略錨型の突出部514が一体に形成されている。そして、凸接続部材513には捩子穴515が穿設されている。凸接続部材513は、捩子により捩子穴515を通して固着される。この略錨型の突出部514は、1/4球によって、突出部514の機械的強度を増すとともに、凹接続部材222の固定部223の内面との弾性接触を適度な値にする。また、ベース513Bの4隅角を丸くし、角をドリルで処理できるようにしたものであり、凸接続部材513の取付け対象の機械的強度を低下させることなく、その取付けを可能とすることができる。また、ベース513Bと突出部514との間は、両者に対して垂直に設けたリブ514Aによって、突出部514の機械的強度を増している。したがって、機械的強度が強く、装着及び離脱が容易となる。
【0046】
実施の形態5
図11は本発明の実施の形態5にかかる提灯の凹接続部材を示した正面図(a)、側面図(b)、F−F切断線によるF−F断面図(c)、底面図(d)である。この実施の形態は、基本的態様が図5の実施の形態と同じであるから、主に、図5の実施の形態との相違点のみ説明する。
【0047】
合成樹脂製の凹接続部材622は、凸接続部材213の突出部214に対応して、凸接続部材213の突出部214が嵌めこまれるようにベース622Bを使用して略四角形の固定部623が設けられている。また、凹接続部材622には接続のための捩子穴624が穿設されている。凹接続部材622には四角形の嵌合穴を形成した固定部623が、縦方向のスリットからなる固定溝628が設けられている。固定部623及び固定溝628は差込みの固定位置を決めるものであり、固定部623で突出部214を保持し、固定溝628でその付根を保持する。また、凹接続部材622の固定部623の下部には、突出部214の挿入時に摺動のガイドとなるハの字に開いた摺動面627が設けられており、摺動面627以下の下部は突出部214の挿入する箇所であり、挿入を案内する挿入部629を構成している。固定部623の内径寸と同等の略錨型をした突出部214は、凹接続部材622の下方から摺動面627を摺動して固定部623に挿入され、合成樹脂の性質である弾力性のため、若干弾性変形して固定部623に堅固に固定される。即ち、凹接続部材622の固定部623は、凸接続部材213の突出部214の挿脱を自在とし、突出部214が挿入部629から固定部623の摺動面627を摺動することにより、固定となり、当然、離脱を目的としない外力によっては自然に離脱することがない。
【0048】
特に、本実施の形態では、固定溝628の開口端部に小突起628aが形成されているので、固定溝628に凸接続部材213の突出部214を挿入したとき、突出部214の付け根が小突起628aを通過したとき、人為的にそれを反対方向に移動させる外力を付与しない限り、容易に離脱されなくなり、安定した取付け状態が維持できる。
【0049】
また、凹接続部材622のベース622Bは、両端を円柱の中心を通る線で切断した蒲鉾状とした長円状としたものであるから、取付け対象の嵌込孔211,311が自動機械で処理でき、マニュアル的にもドリルで形成できるから、機械的亀裂を生じさせることがないから、機械的強度を低下させることなく組み付けができる。
【0050】
実施の形態6
図12は本発明の実施の形態6にかかる提灯の凹接続部材を示した正面図(a)、側面図(b)、G−G切断線によるG−G断面図(c)、平面図(d)である。この実施の形態は、基本的態様が図5の実施の形態と同じであるから、主に、図5の実施の形態との相違点のみ説明する。
【0051】
また、図13は本発明の実施の形態6にかかる提灯の補強部材との接続状態を説明する説明図で、補強部材の端部の正面図(a)、側面図(b)、接続状態を示す要部断面図(c)である。
【0052】
合成樹脂製の凹接続部材722は、凸接続部材213の突出部214に対応して、凸接続部材213の突出部214が嵌め込まれるようにベース722Bを使用して、上部の開口面積を大きくした略四角形の固定部723が設けられている。また、凹接続部材722には接続のための捩子穴724が穿設されている。凹接続部材722には四角形の嵌合穴を形成した固定部723が、縦方向のスリットからなる固定溝728が設けられている。固定部723及び固定溝728は差込みの固定位置を決めるものであり、固定部723で突出部214を保持し、固定溝728でその付根を保持する。また、凹接続部材722の固定部723の下部には、突出部214の挿入時に摺動のガイドとなるハの字に開いた摺動面727が設けられており、摺動面727以下の下部は突出部214の挿入する箇所であり、挿入を案内する挿入部729を構成している。固定部723の内径寸よりも小さい略錨型をした突出部214は、凹接続部材722の上方から摺動面727を摺動して固定部723に挿入される。このとき、有底の固定部723で下方の移動が阻止され、固定部723に固定される。即ち、凹接続部材722の固定部723は、凸接続部材213の突出部214の挿脱を自在とし、突出部214が挿入部729から固定部723の摺動面727を摺動することにより、固定となり、当然、離脱を目的としない外力によっては自然に離脱することがない。
【0053】
略三角形の補強部材61の端部の突出部214Aは、略三角形の補強部材61と一体に形成されている。
【0054】
したがって、略三角形の補強部材6の突出部214Aは、凹接続部材722の挿入部729から、その前面壁が斜めになっている固定部723の摺動面727を下方に摺動することにより、固定となり、当然、離脱を目的としない外力によっては自然に離脱することがない。
【0055】
特に、本実施の形態では、凹接続部材722のベース722Bは、両端を円柱の中心を通る線で切断した蒲鉾状とした長円状としたものであるから、取付け対象の嵌込孔211,311がプレカット等の自動機械で処理でき、マニュアル的にもドリルで形成できるから、機械的亀裂を生じさせることがないから、機械的強度を低下させることなく組み付けができる。
【0056】
このように、上記実施の形態の提灯は、光源4を収容する火袋5と、火袋5の下側を固定する基台1と、基台1の下部に取付けられる複数本の脚3と、基台1に立設され、火袋5の上部を保持する一対の支柱としての火袋吊り具2と、一対の支柱としての火袋吊り具2間の上部に取付けられる略C字状の雲手21と、複数本の脚3の内側から、脚3に取付けられて補強をなす補強部材6とを具備し、一対の支柱としての火袋吊り具2と雲手21との接続は、雲手21の内側端部に配設した突出部214,414,514を有する凸接続部材213,413,513と、一対の支柱としての火袋吊り具2の外側に埋め込んだ凸接続部材213,413,513の突出部214,414,514の挿脱を自在とする挿入部229,629,729及び突出部214,414,514の摺動により固定される固定部223,623,723を有する凹接続部材222,622,722で行うものである。
【0057】
したがって、一対の支柱としての火袋吊り具2と略C字状の雲手21との接続は、雲手21の端部に配設した凸接続部材213,413,513の突出部214,414,514を、一対の支柱としての火袋吊り具2の外側に埋め込んだ凹接続部材222,622,722の挿入部229,629,729に挿入し、そして、凸接続部材213,413,513の突出部214,414,514を摺動させると固定部223,623,723で固定される。また、凸接続部材213,413,513の突出部214,414,514を固定部から挿入部に摺動させると、凸接続部材213,413,513の突出部214,414,514を挿入部229,629,729から取外すことができる。故に、取付け及び取外しが簡単となり、無理な外力を付与する必要がないから、構成部品を破損することがない。
【0058】
よって、基台1への火袋吊り具2の取付けや取外しが容易で、基台1への火袋吊り具2の取付時や取外時に、構成部品の強度をより増して、取付け構造の破損を確実に防止することができる。
【0059】
また、上記実施の形態の提灯は、光源4を収容する火袋5と、火袋5の下側を固定する基台1と、基台1の下部に取付けられる複数本の脚3と、基台1に立設され、火袋5の上部を保持する一対の支柱としての火袋吊り具2と、一対の支柱としての火袋吊り具2間の上部に取付けられる略C字状の雲手21と、複数本の脚3の内側から、脚3に取付けられて補強をなす補強部材6とを具備し、複数本の脚3と補強部材6,61との接続は、補強部材6,61の端部に設けた突出部214,414,514,214Aを有する凸接続部材213,413,513と、複数本の脚の内側に埋め込んだ凸接続部材213,413,513の突出部214,414,514,214Aの挿脱を自在とする挿入部229,629,729及び突出部214,414,514,214Aの摺動により固定される固定部223,623,723を有する凹接続部材222,622,722で行うものである。
【0060】
したがって、複数本の脚3と補強部材6,61との接続は、補強部材6,61の端部に配設した凸接続部材213,413,513の突出部214,414,514,214Aを、複数本の脚3の内側に埋め込んだ凹接続部材222,622,722の挿入部229,629,729に挿入し、そして、凸接続部材213,413,513の突出部214,414,514,214Aを摺動させると固定部223,623,723で固定される。また、凸接続部材213,413,513の突出部214,414,514,214Aを固定部223,623,723から挿入部229,629,729に摺動させると、凸接続部材213,413,513の突出部214,414,514,214Aを挿入部229,629,729から取外すことができる。故に、取付け及び取外しが簡単となり、無理な外力を付与する必要がないから、構成部品を破損することがない。
【0061】
上記実施の形態の提灯は、凸接続部材213,413,513の突出部214,414,514,214Aは、略錨型としたものである。このように、凸接続部材213,413,513の突出部214,414,514,214Aを略錨型とすることにより、簡単な構造で、容易に離脱することのない構造とすることができる。
【0062】
上記実施の形態の提灯は、挿入部229,629,729から挿入した凸接続部材213,413,513の突出部214,414,514,214Aが、連続して徐々に固定部223,623,723で固定できるから簡単な構造で、容易に固定できる構造とすることができる。
【0063】
上記実施の形態の提灯は、凸接続部材213,413,513及び凹接続部材222,622,722が、両端を円柱の中心を通る線で切断した略蒲鉾状としたものであるから、凸接続部材213,413,513及び凹接続部材222,622,722を埋め込んで取付ける際に、例えば、木材等の相手部材に入れる切込みの加工が容易になり、機械的強度も強くなる。
【0064】
上記実施の形態の提灯は、凸接続部材213,413,513及び凹接続部材222,622,722が、合成樹脂で形成したものであるから、木材等より任意の強い機械的強度で構成でき、繰り返しの使用に耐える部品とすることができる。
【0065】
参考事例の形態1及び2
図14は参考事例の形態1にかかる提灯の火袋吊り具の取付構造を示した基台の平面図である。図15は本発明の参考事例の形態1及び2にかかる基台の断面図で、図16は参考事例の形態2にかかる提灯の複数の脚の取付構造を示した下からみた基台の平面図である。図17は参考事例の形態1にかかる提灯の火袋吊り具の取付構造を示した要部斜視図、図18は参考事例の形態2にかかる提灯の脚の取付構造を示した要部斜視図である。更に、図22は参考事例の形態1乃至5にかかる提灯の全体の斜視図である。
【0066】
参考事例の形態1
図において、参考事例の形態1の提灯Lは、光源を収容する火袋5の下部を固定する基台1と、基台1に立設され、火袋5の上部を保持する一対の支柱からなる火袋吊り具2との関係が次のようになっている。
【0067】
一対の支柱からなる火袋吊り具2と基台1との取付けは、一対の支柱からなる火袋吊り具2の下端に配設した凸状接続部材800と、基台1に凹部13を形成し、凹部13内に配設した凸状接続部材800の挿脱を自在とする挿入部117及び凸状接続部材800の水平方向の摺動により固定される固定部116を有する凹状接続部材110で行うものである。
【0068】
即ち、基台1の上面には、プレカット等の加工により凹部13が形成され、この凹部13は断面略U字状で外周が開口している。そこに、凹状接続部材110が挿入され、接着剤及び木ネジ114で凹部13に固着され、装着状態となる。このとき、凹状接続部材110の基台1側には突起115が形成されているので、安定した固着状態が維持される。この突起115は凹状接続部材110と同一材料で形成してもよいし、画鋲のような金属を埋設して形成してもよい。このとき使用する接着剤は、基台1に木材に含浸できるものがよい。
【0069】
凹状接続部材110は外形が略U字状で、内部は収容空間としての固定部116を形成し、その対向面には、水平方向に延びた凹凸形状の線条111を形成し、凸状接続部材800の外側及び凹状接続部材110の固定部116の内側が互いに密に嵌合する構造の本体周囲部112及び底部113を形成している。固定部116は凸状接続部材800との結合状態を維持する部位である。凹状接続部材110の基台1の基台本体部12の外周、即ち、略U字状の外周の開口側は、挿入部117として機能する。
【0070】
また、一対の支柱からなる火袋吊り具2の下端に配設した凸状接続部材800は、次のように取付けられる。
【0071】
一対の支柱からなる火袋吊り具2の下端に接着剤を塗布し、凸状接続部材800を接着剤及び木ネジ804で固着する。このとき、凸状接続部材800の火袋吊り具2側には突起805が形成されているので、安定した固着状態が維持される。この突起805は凸状接続部材800と同一材料で形成してもよいし、画鋲のような金属を埋設して形成してもよい。このとき使用する接着剤は、木材からなる火袋吊り具2に含浸できるものがよい。
【0072】
凸状接続部材800は外形が略直方体で、外部は収容空間としての凹状接続部材110の固定部116の水平方向に延びた凹凸形状の線条111に嵌合する水平方向に延びた凹凸形状の線条801を形成し、凸状接続部材800の外側と凹状接続部材110の固定部116の内側が、互いに密に嵌合する構造となっている。
【0073】
参考事例の形態1に係る提灯は、光源4を収容する火袋5と、火袋5の下部を固定する基台1と、基台1の下部に取付けられる複数本の脚3と、基台1に立設され、火袋5の上部を保持する一対の支柱からなる火袋吊り具2と、火袋吊り具2の一対の支柱間の上部に取付けられる略C字状の雲手21と、複数本の脚3の内側から、脚3に取付けられて補強をなす補強部材6とを具備し、火袋吊り具2と基台1との取付けは、火袋吊り具2の下端に配設した凸状接続部材800と、基台1に凹部13を穿設し、凹部13内の凸状接続部材800の挿脱を自在とする挿入部117及び凸状接続部材800の水平方向の摺動により固定となる固定部116を有する凹状接続部材110で行うものである。
【0074】
この参考事例の形態1に係る提灯は、凹部13内に凹状接続部材110を装着し、凹状接続部材110の略U字状の外周の開口側の挿入部117から凸状接続部材800を宛がい、凹状接続部材110の凹凸形状の線条111に凸状接続部材800の凹凸形状の線条801を挿入し、凹状接続部材110の固定部116に固定する。この状態で固定状態を維持でき、安定した固定状態が維持できる。特に、参考事例の形態1に係る提灯は下部外輪53で周囲の離脱を拘束されるから、下部外輪53を押さえ具23で押さえた後の火袋5の装着状態では、火袋吊り具2の一対の支柱設けられた凸状接続部材800は、離脱できなくなる。
【0075】
したがって、一対の支柱からなる火袋吊り具2の下端に配設した凸状接続部材800と、基台1に形成した凹部13内に配設した凸状接続部材800の挿脱を自在とする挿入部117及び凸状接続部材800の水平方向の摺動により凹状接続部材110の固定部116に固定されるものである。特に、火袋吊り具2の下端に配設した凸状接続部材800を凹状接続部材110の挿入部117に挿入し、そして、水平方向の摺動により凹状接続部材110の固定部116に固定するものであるから、火袋吊り具2と基台1との取付けを堅固に行うことができる。また、逆の操作により取外しができ、取付け及び取外しが簡単となり、無理な外力を付与する必要がないから、構成部品を破損することがない。
【0076】
参考事例の形態2
図において、参考事例の形態2の提灯Lは、光源を収容する火袋5の下部を固定する基台1と、基台1に下部に設けられる複数の脚3との関係が次のようになっている。
【0077】
複数の脚3と基台1との取付けは、複数の脚3の上端に配設した凸状接続部材800と、基台1に凹部14を形成し、凹部14内に配設した凸状接続部材800の挿脱を自在とする挿入部107及び凸状接続部材800の水平方向の摺動により固定となる固定部106を有する略U字状の凹状接続部材100で行うものである。即ち、基台1の下面には、プレカット等の加工により凹部14が形成され、この凹部14は断面略長円状である。そこに、略U字状の凹状接続部材100が挿入され、接着剤及び木ネジ104で凹部14に固着され、装着状態となる。このとき、凹状接続部材100の基台1側には突起105が形成されているので、安定した固着状態が維持される。この突起105は凹状接続部材100と同一材料で形成してもよいし、画鋲のような金属を埋設して形成してもよい。このとき使用する接着剤は、木材からなる基台1に含浸できるものがよい。
【0078】
凹状接続部材100は外形が略U字状で、内部は収容空間としての固定部106を形成し、その対向面には、水平方向に延びた凹凸形状の線条101を形成し、凸状接続部材800の外側及び凹状接続部材100の固定部106の内側が互いに密に嵌合する構造の本体周囲部102及び底部103を形成している。固定部106は凸状接続部材800との結合状態を維持する部位である。凹状接続部材100の基台1の基台本体部12の外周、即ち、略U字状の開口側は、挿入部107として機能する。
【0079】
また、複数の脚3の上端に配設した凸状接続部材800は、次のように取付けられる。
【0080】
複数の脚3の上端に接着剤を塗布し、凸状接続部材800を接着剤及び木ネジ804で固着する。このとき、凸状接続部材800の脚3側には突起805が形成されているので、安定した固着状態が維持される。この突起805は凸状接続部材800と同一材料で形成してもよいし、画鋲のような金属を埋設して形成してもよい。このとき使用する接着剤は、木材からなる脚3に含浸できるものがよい。
【0081】
凸状接続部材800は外形が略直方体で、外部は収容空間としての凹状接続部材100の固定部106の水平方向に延びた凹凸形状の線条101に嵌合する水平方向に延びた凹凸形状の線条801を形成し、凸状接続部材800の外側と凹状接続部材100の固定部106の内側が、互いに密に嵌合する構造となっている。
【0082】
このとき、複数本の脚3の内側から、脚3に取付けられて補強をなす補強部材6は、固定部106から凸状接続部材800の挿脱を自在とする挿入部107への移動を拘束し、容易に組みつけが解除されることがない。
【0083】
参考事例の形態2に係る提灯は、光源4を収容する火袋5と、火袋5の下部を固定する基台1と、基台1の下部に取付けられる複数本の脚3と、基台1に立設され、火袋5の上部を保持する一対の支柱からなる火袋吊り具2と、火袋吊り具2の一対の支柱間の上部に取付けられる略C字状の雲手21と、複数本の脚3の内側から、脚3に取付けられて補強をなす補強部材6とを具備し、複数本の脚3と基台1との取付けは、複数本の脚3の上端に配設した凸状接続部材800と、基台3に凹部14を形成し、凹部14内に配設した凸状接続部材800の挿脱を自在とする挿入部107及び凸状接続部材800の摺動によって固定される固定部106を有する凹状接続部材100で行うものである。
【0084】
したがって、複数本の脚3の上端に配設した凸状接続部材800と、基台1に形成した凹部14内に配設した凸状接続部材800の挿脱を自在とする挿入部107及び凸状接続部材800の水平方向の摺動によって固定される固定部106を有する凹状接続部材100で固定を行うものである。特に、脚3の上端に配設した凸状接続部材800を凹状接続部材100の挿入部107に挿入し、そして、水平方向に摺動させて凹状接続部材100の固定部106に固定するものであるから、複数本の脚3と基台1との取付けは堅固に行うことができる。また、逆の操作で容易に分離することができる。よって、取付け及び取外しが簡単となり、無理な外力を付与する必要がないから構成部品を破損することがない。
【0085】
ここで、参考事例の形態1及び2では、凸状接続部材800の外部は収容空間としての凹状接続部材100,110の固定部106,116の水平方向に延びた凹凸形状の線条101,111に嵌合する水平方向に延びた凹凸形状の線条801を形成したものであるが、参考事例の形態を実施する場合には、水平方向に移動自在で、所定距離の移動により拘束されるように、上下方向の移動を規制し、水平方向のみに移動可能で、所定の距離移動したとき所定の接触抵抗以上になればよい。
【0086】
参考事例の形態3
図19は参考事例の形態3にかかる提灯の脚の取付構造を示した基台の要部斜視図である。
【0087】
図において、参考事例の形態3の提灯Lは、光源を収容する火袋5の下部を固定する基台1と、基台1に下部に設けられる複数の脚3との関係が次のようになっている。
【0088】
複数の脚3と基台1との取付けは、複数の脚3の上端に配設した凸状接続部材800と、基台1に略長円形の凹部14を形成し、凹部14内に配設した凸状接続部材800の挿脱を自在とする挿入部107及び凸状接続部材800の水平方向の摺動によって固定される固定部106を有する略長円形の凹状接続部材100で行うものである。即ち、基台1の下面には、プレカット等の加工により凹部14が形成され、この凹部14は断面略長円状である。そこに、略長円形の凹状接続部材100が挿入され、接着剤及び木ネジ104で凹部14に固着され、装着状態となる。このとき、凹状接続部材100の基台1側には突起105が形成されているので、安定した固着状態が維持される。この突起105は凹状接続部材100と同一材料で形成してもよいし、画鋲のような金属を埋設して形成してもよい。このとき使用する接着剤は、木材からなる基台1に含浸できるものがよい。
【0089】
凹状接続部材100は外形が略長円形で、内部は収容空間としての固定部106を形成し、その対向面には、水平方向に延びた凹凸形状の線条101を形成し、凸状接続部材800の外側及び凹状接続部材100の固定部106の内側が互いに密に嵌合する構造の本体周囲部102及び底部103を形成している。固定部106は凸状接続部材800との結合状態を維持する部位である。
【0090】
また、複数の脚3の上端に配設した凸状接続部材800は、参考事例の形態2と同様であるのでその説明を省略する。
【0091】
このように、参考事例の形態3に係る提灯は、光源4を収容する火袋5と、火袋5の下部を固定する基台1と、基台1の下部に取付けられる複数本の脚3と、基台1に立設され、火袋5の上部を保持する一対の支柱からなる火袋吊り具2と、火袋吊り具2の一対の支柱間の上部に取付けられる略C字状の雲手21と、複数本の脚3の内側から、脚3に取付けられて補強をなす補強部材6とを具備し、複数本の脚3と基台1との取付けは、複数本の脚3の上端に配設した凸状接続部材800と、基台3に略長円状の凹部14を形成し、凹部14内に配設した凸状接続部材800の挿脱を自在とする挿入部107及び凸状接続部材800の摺動によって固定される固定部106を有する凹状接続部材100で行うものである。
【0092】
したがって、複数本の脚3の上端に配設した凸状接続部材800と、基台1に形成した略長円状の凹部14内に配設した凸状接続部材800の挿脱を自在とする挿入部107及び凸状接続部材800の水平方向の摺動によって固定される固定部106を有する凹状接続部材100で固定を行うものである。特に、脚3の上端に配設した凸状接続部材800を凹状接続部材100の挿入部107に挿入し、そして、水平方向に摺動させて凹状接続部材100の固定部106に固定するものであるから、複数本の脚3と基台1との取付けは堅固に行うことができる。また、逆の操作で容易に分離することができる。よって、取付け及び取外しが簡単となり、無理な外力を付与する必要がないから構成部品を破損することがない。
【0093】
参考事例の形態4
図20は参考事例の形態4にかかる提灯の火袋吊り具の取付構造の平面図及び要部断面図である。
【0094】
図において、参考事例の形態4の提灯Lは、光源を収容する火袋5の下部を固定する基台1と、基台1に立設され、火袋5の上部を保持する一対の支柱からなる火袋吊り具2との関係が次のようになっている。
【0095】
一対の支柱からなる火袋吊り具2と基台1との取付けは、一対の支柱からなる火袋吊り具2の下端に配設した凸状接続部材800と、基台1に外周側を開口するように凹部13を形成し、凹部13内に配設した凸状接続部材800の挿脱を自在とする挿入部117及び凸状接続部材800の水平方向の摺動によって固定される固定部116を有する凹状接続部材110で行うものである。
【0096】
即ち、基台1の上面には、プレカット等の加工により凹部13が形成され、この凹部13は断面略U字状で外周が開口している。そこに、凹状接続部材110が挿入され、接着剤及び木ネジ114で凹部13に固着され、基台本体部12の外周は凹状接続部材110の装着により連続となる。このとき、凹状接続部材110の本体周囲部112は、所定の厚み、形状からなるように形成されている。
【0097】
凹状接続部材110は外形が略長円孔で、内部は収容空間としての固定部116を形成し、その対向面には、水平方向に延びた凹凸形状の線条111を形成し、凸状接続部材800の外側及び凹状接続部材110の固定部116の内側が互いに密に嵌合する構造の本体周囲部112及び底部113を形成している。固定部116は凸状接続部材800との結合状態を維持する部位である。凹状接続部材110の固定部116以外の位置が挿入部117として機能する。
【0098】
また、一対の支柱からなる火袋吊り具2の下端に配設した凸状接続部材800、参考事例の形態1と同様であるのでその説明を省略する。
【0099】
このように、参考事例の形態4に係る提灯は、光源4を収容する火袋5と、火袋5の下部を固定する基台1と、基台1の下部に取付けられる複数本の脚3と、基台1に立設され、火袋5の上部を保持する一対の支柱からなる火袋吊り具2と、火袋吊り具2の一対の支柱間の上部に取付けられる略C字状の雲手21と、複数本の脚3の内側から、脚3に取付けられて補強をなす補強部材6とを具備し、火袋吊り具2と基台1との取付けは、火袋吊り具2の下端に配設した凸状接続部材800と、基台1に凹部13を穿設し、凹部13内の凸状接続部材800の挿脱を自在とする挿入部117及び凸状接続部材800の水平方向の摺動により固定となる固定部116を有する凹状接続部材110で行うものである。
【0100】
この参考事例の形態4に係る提灯は、凹部13内に凹状接続部材110を装着し、凹状接続部材110の長円状の開口側の挿入部117から凸状接続部材800を宛がい、凹状接続部材110の凹凸形状の線条111に凸状接続部材800の凹凸形状の線条801を挿入し、凹状接続部材110の固定部116に固定する。この状態で固定状態を維持でき、安定した固定状態が維持できる。
【0101】
したがって、一対の支柱からなる火袋吊り具2の下端に配設した凸状接続部材800と、基台1に形成した凹部13内に配設した凸状接続部材800の挿脱を自在とする挿入部117及び凸状接続部材800の水平方向の摺動により凹状接続部材110の固定部116に固定となるものである。特に、火袋吊り具2の下端に配設した凸状接続部材800を凹状接続部材110の挿入部117に挿入し、そして、水平方向の摺動により凹状接続部材110の固定部116に固定するものであるから、火袋吊り具2と基台1との取付けを堅固に行うことができる。また、逆の操作により取外しができ、取付け及び取外しが簡単となり、無理な外力を付与する必要がないから、構成部品を破損することがない。
【0102】
参考事例の形態5
図21は参考事例の形態5にかかる提灯の脚の取付構造を示した下からみた基台の平面図及び要部断面図である。
【0103】
図において、参考事例の形態5の提灯Lは、光源を収容する火袋5の下部を固定する基台1と、基台1に下部に設けられる複数の脚3との関係が次のようになっている。
【0104】
複数の脚3と基台1との取付けは、複数の脚3の上端に配設した凸状接続部材800と、基台1のフランジ11まで切欠いた略U字状の凹部14を形成し、凹部14内に配設した凸状接続部材800の挿脱を自在とする挿入部107及び凸状接続部材800の水平方向の摺動によって固定される固定部106を有する略長円形の凹状接続部材100で行うものである。即ち、基台1の下面には、プレカット等の加工により凹部14が形成され、この凹部14は断面略U字状である。そこに、略長円形の凹状接続部材100が挿入され、接着剤及び木ネジ104で凹部14に固着され、装着状態となる。このとき、凹状接続部材100の基台1側には突起105が形成されているので、安定した固着状態が維持される。この突起105は凹状接続部材100と同一材料で形成してもよいし、画鋲のような金属を埋設して形成してもよい。このとき使用する接着剤は、木材からなる基台1に含浸できるものがよい。
【0105】
凹状接続部材100は外形が略長円形で、内部は収容空間としての固定部106を形成し、その対向面には、水平方向に延びた凹凸形状の線条101を形成し、凸状接続部材800の外側及び凹状接続部材100の固定部106の内側が互いに密に嵌合する構造の本体周囲部102及び底部103を形成している。固定部106は凸状接続部材800との結合状態を維持する部位である。本体周囲部102の外周端にはフランジ部11aが形成されている。また、複数の脚3の上端に配設した凸状接続部材800は、参考事例の形態2と同様であるのでその説明を省略する。
【0106】
このように、参考事例の形態5に係る提灯は、光源4を収容する火袋5と、火袋5の下部を固定する基台1と、基台1の下部に取付けられる複数本の脚3と、基台1に立設され、火袋5の上部を保持する一対の支柱からなる火袋吊り具2と、火袋吊り具2の一対の支柱間の上部に取付けられる略C字状の雲手21と、複数本の脚3の内側から、脚3に取付けられて補強をなす補強部材6とを具備し、複数本の脚3と基台1との取付けは、複数本の脚3の上端に配設した凸状接続部材800と、基台3に略長円状の凹部14を形成し、凹部14内に配設した凸状接続部材800の挿脱を自在とする挿入部107及び凸状接続部材800の摺動によって固定される固定部106を有する凹状接続部材100で行うものである。
【0107】
したがって、複数本の脚3の上端に配設した凸状接続部材800と、基台1に形成した略長円状の凹部14内に配設した凸状接続部材800の挿脱を自在とする挿入部107及び凸状接続部材800の水平方向の摺動によって固定される固定部106を有する凹状接続部材100で固定を行うものである。特に、脚3の上端に配設した凸状接続部材800を凹状接続部材100の挿入部107に挿入し、そして、水平方向に摺動させて凹状接続部材100の固定部106に固定するものであるから、複数本の脚3と基台1との取付けは堅固に行うことができる。また、逆の操作で容易に分離することができる。したがって、取付け及び取外しが簡単となり、無理な外力を付与する必要がないから構成部品を破損することがない。
【0108】
ところで、上記参考事例の形態の凸状接続部材800の外側及び凹状接続部材100,110の固定部101,111の内側には、対向面に水平方向に延びた線条を形成し、互いに嵌合する構造としたものであるが、参考事例の形態を実施する場合には、水平方向に伸びた凹凸条または両側に凸状を形成し、その間で挟む形状としてもよい。
【0109】
また、凹状接続部材100,110及び凸状接続部材800の火袋吊り具2側または脚3側には、凹状接続部材100,110及び凸状接続部材800に突起105,115,805を形成したものである。この突起805は凹状接続部材100,110または凸状接続部材800と同一材料で形成してもよいし、画鋲のような金属を埋設して形成してもよい。突起805を設けたものでは、堅固に一体化が可能となる。このとき接着剤は、使用しなくてもよいが、使用すると木材の亀裂等の発生を防止できる。なお、突起105,115,805は、接着剤の使用または木ネジ104,114,804の本数または種類によって、省略することができる。
【0110】
そして、凹状接続部材100,110は、全体外形を長円状としたものであるが、参考事例の形態を実施する場合には、全体外形を長円状以外の形状とすることができる。しかし、全体外形を長円状とすると基台1の加工が容易である。
【0111】
更に、基台1に形成し、凹状接続部材100,110をその内部に配設する凹部13,14は、長円孔としたものであるが、参考事例の形態を実施する場合には、他の形状とすることができる。しかし、長円状とするとプレカット等で正確な加工が容易になる。
【0112】
更にまた、凹状接続部材100,110は、全体外形を断面略U字状に形状としたものでは、コンパクトな取付け手段を構成することができる。
【0113】
そして、凹状接続部材100,110をその内部に配設する基台1の凹部13,14は、全体外形を断面略U字状に形状した孔とし、外周の開口を挿入部117として設けたものである。したがって、コンパクトな取付け手段を構成することができる。
【0114】
加えて、凹状接続部材100,110をその内部に配設する基台1の凹部13,14は、全体外形を断面略U字状に形状した孔とし、外周の開口を挿入部117として設け、かつ、火袋の下輪53を装着したとき凸状接続部材800の離脱防止とするものであり、安定した強度が維持でき、組み付けた状態で容易に外れることがない。
【0115】
ところで、上記実施の形態では、凸接続部材213,413,513及び凹接続部材222,622,722が、合成樹脂で形成される事例で説明したが、本発明を実施する場合には、アルミニウム、黄銅、鉄等の金属とすることもできる。
【0116】
また、補強部材61の端部に配設した突出部214Aを有する凸接続部材は、合成樹脂によって補強部材61と突出部214Aとを一体に成形したものであるが、本発明を実施する場合には、一体に形成したものでもよいし、別体に形成したものでもよい。
【0117】
そして、上記実施の形態では、凸接続部材213,413,513及び凹接続部材222,622,722は、捩子で固着する事例を説明したが、本発明を実施する場合には、接着剤、釘、その他の固着手段の使用ができる。
【0118】
なお、参考事例の形態を実施する場合の凹状接続部材100,110は、外周の開口を挿入部107,117、内側を固定部106,116としてもよいし、内側の開口を挿入部106,116、外側を固定部107,117としてもよい。
【0119】
【発明の効果】
以上のように、請求項1の発明の提灯は、光源を収容する火袋と、前記火袋の下部を固定する基台と、前記基台の下部に取付けられる複数本の脚と、前記基台に立設され、火袋の上部を保持する一対の支柱からなる火袋吊り具と、前記一対の支柱間の上部に取付けられる略C字状の雲手と、前記複数本の脚の内側から、前記脚に取付けられて補強をなす補強部材とを具備し、前記一対の支柱からなる火袋吊り具と前記雲手との取付けは、前記雲手の内側端部に配設した突出部を有する合成樹脂製の凸接続部材と、前記凸接続部材の突出部の挿脱を自在とする挿入部及び前記突出部が下方から挿入され摺動によって固定される固定部を有する前記一対の支柱の外側の嵌込孔に埋め込んだ合成樹脂製の凹接続部材で行うものである。
【0120】
したがって、一対の支柱と雲手との接続は、雲手の端部に配設した凸接続部材の突出部を、一対の支柱の外側に埋め込んだ凹接続部材の挿入部に挿入し、そして、凸接続部材の突出部を摺動して固定部で固定する。また、凸接続部材の突出部を固定部から挿入部に摺動させると、凸接続部材の突出部を挿入部から取外すことができる。故に、取付け及び取外しが簡単となり、無理な外力を付与する必要がないから、構成部品を破損することがない。また、前記凸接続部材及び凹接続部材は、合成樹脂で形成したものであるから、木材等より任意の強い機械的強度で構成でき、繰り返しの使用に耐える部品とすることができる。そして、周囲の湿度や温度等の変化により、火袋吊り具、雲手の木材の寸法が変化しても、安定した接続状態を維持できる。更に、凹接続部材の固定部は、凸接続部材の突出部の挿脱を自在とし、突出部が下方から挿入され固定部の摺動面を摺動することにより固定されているから、離脱を目的としない外力によって自然に離脱することがない。
【0121】
よって、略C字状の雲手と一対の支柱の取付けや取外しが容易で、略C字状の雲手の一対の支柱の取付時や取外時に、構成部品の強度をより増して、取付け構造の破損を確実に防止することができる。
【0122】
請求項2の発明の提灯は、光源を収容する火袋と、前記火袋の下部を固定する基台と、前記基台の下部に取付けられる複数本の脚と、前記基台に立設され、火袋の上部を保持する一対の支柱からなる火袋吊り具と、前記一対の支柱間の上部に取付けられる略C字状の雲手と、前記複数本の脚の内側から、前記脚に取付けられて補強をなす補強部材とを具備し、前記複数本の脚と前記補強部材との取付けは、前記補強部材の端部に設けた突出部を有する合成樹脂製の凸接続部材と、前記凸接続部材の突出部の挿脱を自在とする挿入部及び前記突出部が上方から挿入され摺動によって固定される固定部を有する前記複数本の脚の内側の嵌込孔に埋め込んだ合成樹脂製の凹接続部材で行うものである。
【0123】
したがって、複数本の脚と補強部材との接続は、補強部材の端部に配設した凸接続部材の突出部を、複数本の脚の内側に埋め込んだ凹接続部材の挿入部に挿入し、そして、凸接続部材の突出部を摺動させると固定部で固定される。また、凸接続部材の突出部を固定部から挿入部に摺動させると、凸接続部材の突出部を挿入部から取外すことができる。故に、取付け及び取外しが簡単となり、無理な外力を付与する必要がないから、構成部品を破損することがない。
【0124】
そして、周囲の湿度や温度等の変化により、複数本の脚と補強部材の木材の寸法が変化しても、安定した接続状態を維持できる。更に、凹接続部材の固定部は、凸接続部材の突出部の挿脱を自在とし、前記突出部が上方から挿入され、固定部の摺動面を摺動することにより固定されているから、離脱を目的としない外力によって自然に離脱することがない。
よって、脚に取付けられて補強をなす補強部材の取付け及び取外しが容易で、複数本の脚と補強部材の取付時や取外時に、構成部品の強度をより増して、取付部の破損を更に確実に防止することができる。
【0125】
請求項3の発明の提灯は、光源を収容する火袋と、前記火袋の下部を固定する基台と、前記基台の下部に取付けられる複数本の脚と、前記基台に立設され、火袋の上部を保持する一対の支柱からなる火袋吊り具と、前記一対の支柱間の上部に取付けられる略C字状の雲手と、前記複数本の脚の内側から、前記脚に取付けられて補強をなす補強部材とを具備し、前記一対の支柱からなる火袋吊り具と前記雲手との取付けは、前記雲手の内側端部に配設した突出部を有する合成樹脂製の凸接続部材と、前記一対の支柱の外側に埋め込んだ前記凸接続部材の突出部の挿脱を自在とする挿入部及び前記突出部が摺動により固定となる固定部を有する合成樹脂製の凹接続部材で行い、また、前記複数本の脚と前記補強部材との取付けは、前記補強部材の端部に設けた突出部を有する合成樹脂製の凸接続部材と、前記複数本の脚の内側に埋め込んだ前記凸接続部材の突出部の挿脱を自在とする挿入部及び前記突出部が摺動により固定となる固定部を有する合成樹脂製の凹接続部材で行うものである。
したがって、上記請求項1及び請求項2の効果を奏することができる。よって、略C字状の雲手と一対の支柱の取付けや取外しが容易で、略C字状の雲手の一対の支柱の取付時や取外時に、構成部品の強度をより増して、取付け構造の破損を確実に防止することができ、また、脚に取付けられて補強をなす補強部材の取付け及び取外しが容易で、複数本の脚と補強部材の取付時や取外時に、構成部品の強度をより増して、取付部の破損を更に確実に防止することができる。
【0126】
請求項4の発明の提灯の前記凸接続部材の突出部は、略錨型としたものであるから、請求項1乃至請求項3のいずれか1つに記載の効果に加えて、前記凸接続部材の突出部を略錨型とすることにより、簡単な構造で、容易に離脱することのない構造とすることができる。
【0127】
請求項5の発明の提灯の前記挿入部及び固定部を有する凹接続部材は、前記凸接続部材の突出部を前記凹接続部材の挿入部から摺動して固定部で固定するものであるから、請求項1乃至請求項4のいずれか1つに記載の効果に加えて、前記挿入部から挿入した前記凸接続部材の突出部が、連続摺動して固定部で固定できるから簡単な構造で、容易に固定できる構造とすることができる。
【0128】
請求項6の発明の提灯の前記凸接続部材及び凹接続部材のベースは、長円状としたものであるから、請求項1乃至請求項5のいずれか1つに記載の効果に加えて、前記凸接続部材及び凹接続部材を埋め込んで取付ける際に、例えば、木材等の相手部材に入れる切り込みの加工(プレカット)が容易になり、機械的強度も強くなる。
【0129】
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明の実施の形態にかかる提灯の斜視図である。
【図2】 図2は本発明の実施の形態1にかかる提灯の雲手の取付構造を示した要部斜視図である。
【図3】 図3は本発明の実施の形態1にかかる提灯の凸接続部材と凹接続部材の結合関係を示す斜視図である。
【図4】 図4は本発明の実施の形態1にかかる提灯の凸接続部材の正面図(a)、側面図(b)、取付け状態を示す断面図(c)である。
【図5】 図5は本発明の実施の形態1にかかる提灯の凹接続部材の正面図(a)、側面図(b)、A−A切断線によるA−A断面図(c)、B−B切断線によるB−B断面図(d)である。
【図6】 図6は本発明の実施の形態2にかかる提灯の脚の取付構造を示した要部斜視図である。
【図7】 図7は本発明の実施の形態2にかかる提灯の脚に取付けた凹接続部材の斜視図である。
【図8】 図8は本発明の実施の形態2にかかる提灯の脚に取付けた凹接続部材の正面図(a)、側面図(b)、D−D切断線によるD−D断面図(c)である。
【図9】 図9は本発明の実施の形態3にかかる提灯の凸接続部材を示した正面図(a)、側面図(b)、E−E切断線によるE−E断面図(c)、平面図(d)である。
【図10】 図10は本発明の実施の形態4にかかる提灯の凸接続部材を示した正面図(a)、側面図(b)、取付状態の断面説明図(c)である。
【図11】 図11は本発明の実施の形態5にかかる提灯の凹接続部材を示した正面図(a)、側面図(b)、F−F切断線によるF−F断面図(c)、底面図(d)である。
【図12】 図12は本発明の実施の形態6にかかる提灯の凹接続部材を示した正面図(a)、側面図(b)、G−G切断線によるG−G断面図(c)、平面図(d)である。
【図13】 図13は本発明の実施の形態6にかかる提灯の補強部材との接続状態を説明する説明図で、補強部材の端部の正面図(a)、側面図(b)、接続状態を示す要部断面図(c)である。
【図14】 図14は参考事例の形態1にかかる提灯の火袋吊り具の取付構造を示した基台の平面図である。
【図15】 図15は参考事例の形態1及び2にかかる基台の断面図である。
【図16】 図16は参考事例の形態2にかかる提灯の複数の脚の取付構造を示した下からみた基台の平面図である。
【図17】 図17は参考事例の形態1にかかる提灯の火袋吊り具の取付構造を示した要部斜視図である。
【図18】 図18は参考事例の形態2にかかる提灯の脚の取付構造を示した要部斜視図である。
【図19】 図19は参考事例の形態3にかかる提灯の脚の取付構造を示した基台の要部斜視図である。
【図20】 図20は参考事例の形態4にかかる提灯の火袋吊り具の取付構造の平面図(a)及び要部断面図(b)である。
【図21】 図21は参考事例の形態5にかかる提灯の脚の取付構造を示した下からみた基台の平面図(a)及び要部断面図(b)である。
【図22】 図22は参考事例の形態1乃至5にかかる提灯の全体の斜視図である。
【符号の説明】
L 提灯
1 基台
11 フランジ
12 基台本体部
13,14 凹部
100,110 凹状接続部材
101,111 凹凸形状の線条
106,116 固定部
107,117 挿入部
2 火袋吊り具
21 雲手
211,221,311 嵌込孔
213,413,513 凸接続部材
214,414,514,214A 突出部
222,622,722 凹接続部材
223,623,723 固定部
228,628,728 固定溝
229,629,729 挿入部
3 脚
4 光源
5 火袋
6,61 補強部材
800 凸状接続部材

Claims (6)

  1. 光源を収容する火袋と、
    前記火袋の下部を固定する基台と、
    前記基台の下部に取付けられる複数本の脚と、
    前記基台に立設され、火袋の上部を保持する一対の支柱からなる火袋吊り具と、
    前記一対の支柱間の上部に取付けられる略C字状の雲手と、
    前記複数本の脚の内側から、前記脚に取付けられて補強をなす補強部材とを具備し、
    前記一対の支柱からなる火袋吊り具と前記雲手との取付けは、前記雲手の内側端部に配設した突出部を有する合成樹脂製の凸接続部材と、前記凸接続部材の突出部の挿脱を自在とする挿入部及び前記突出部が下方から挿入され摺動によって固定される固定部を有する前記一対の支柱の外側の嵌込孔に埋め込んだ合成樹脂製の凹接続部材で行うことを特徴とする提灯。
  2. 光源を収容する火袋と、
    前記火袋の下部を固定する基台と、
    前記基台の下部に取付けられる複数本の脚と、
    前記基台に立設され、火袋の上部を保持する一対の支柱からなる火袋吊り具と、
    前記一対の支柱間の上部に取付けられる略C字状の雲手と、
    前記複数本の脚の内側から、前記脚に取付けられて補強をなす補強部材とを具備し、
    前記複数本の脚と前記補強部材との取付けは、前記補強部材の端部に設けた突出部を有する合成樹脂製の凸接続部材と、前記凸接続部材の突出部の挿脱を自在とする挿入部及び前記突出部が上方から挿入され摺動によって固定される固定部を有する前記複数本の脚の内側の嵌込孔に埋め込んだ合成樹脂製の凹接続部材で行うことを特徴とする提灯。
  3. 光源を収容する火袋と、
    前記火袋の下部を固定する基台と、
    前記基台の下部に取付けられる複数本の脚と、
    前記基台に立設され、火袋の上部を保持する一対の支柱からなる火袋吊り具と、
    前記一対の支柱間の上部に取付けられる略C字状の雲手と、
    前記複数本の脚の内側から、前記脚に取付けられて補強をなす補強部材とを具備し、
    前記一対の支柱からなる火袋吊り具と前記雲手との取付けは、前記雲手の内側端部に配設した突出部を有する合成樹脂製の凸接続部材と、前記一対の支柱の外側に埋め込んだ前記凸接続部材の突出部の挿脱を自在とする挿入部及び前記突出部が摺動によって固定される固定部を有する合成樹脂製の凹接続部材で行い、また、前記複数本の脚と前記補強部材との取付けは、前記補強部材の端部に設けた突出部を有する合成樹脂製の凸接続部材と、前記複数本の脚の内側に埋め込んだ前記凸接続部材の突出部の挿脱を自在とする挿入部及び前記突出部が摺動によって固定される固定部を有する合成樹脂製の凹接続部材で行うことを特徴とする提灯。
  4. 前記凸接続部材の突出部は、略錨型としたことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1つに記載の提灯。
  5. 前記挿入部及び固定部を有する凹接続部材は、前記凸接続部材の突出部を前記凹接続部材の挿入部から摺動して固定部で固定することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1つに記載の提灯。
  6. 前記凸接続部材及び凹接続部材のベースは、長円状としたことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1つに記載の提灯。
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