JP3827689B2 - 壁パネルの補修構造 - Google Patents

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本発明は、外壁を構築した後に、誤って傷付けた壁パネルの張り替えに好適な壁パネルの補修構造に関する。
擦り傷や凹み傷などが形成された壁パネルを張り替える補修構造に関して、例えば特許文献1が公知である。そこでは、損傷した壁パネルと、その下段側の壁パネルとを取り外し、新規な壁パネルと下段側の壁パネルとをく字状に仮接合したうえで、両壁パネルの上下の嵌合部分を施工済みの壁パネルに係合しながら面一状に押し込み操作して、新規壁パネルを補修個所に嵌め込む。両壁パネルには、予めボルト(セルフドリリングビス)がねじ込んであり、ボルトを縦胴縁に装着した固定金具にナットで締結することにより、両壁パネルを縦胴縁に対して分離不能に固定する。固定金具は断面ハット形に形成してあり、壁内面側から縦胴縁に外嵌装着するようになっている。
この種の補修構造は特許文献2にもみることができる。そこでは、損傷した壁パネルのみを取り外し、新規な壁パネルを補修個所に嵌め込んだ後、壁パネルの外表面から縦胴縁に釘を打ち込んで、壁パネルを分離不能に固定している。
特許第2647612号公報(段落番号0014、図1) 特許第3498552号公報(段落番号0014、図3)
特許文献1の補修構造によれば、張り替え対象の壁パネルと、その下段側の壁パネルとを、それぞれボルトおよびナットで固定金具に締結固定するので、補修対象とならなかった壁パネルと同様に、両壁パネルを強固に固定できる。予め壁パネルにねじ込んだボルトの操作頭部が壁外面に露出することもないので、補修後の外壁の体裁も向上できる利点がある。問題は、ボルトと固定金具とを壁パネルの内面側で締結するため、屋内外の両側から補修作業を行う必要があり、一連の作業に多くの手間が掛かる。とくに、屋内の壁工事や内装工事が同時に進められているような場合には、内壁や内装を分解して再構築する必要があり、補修作業に多くの手間を要する。
この点、特許文献2の補修構造によれば、損傷した壁パネルの張り替えは屋外側から行うだけでよく、補修作業の手間を省ける。しかし、補修個所に嵌め込んだ新規な壁パネルは、その外表面から打ち込んだ釘で締結固定するので、補修後の外壁表面に釘の頭が露出して体裁が損なわれるうえ、釘頭を隠すためのシーリングや補修塗装などの余分な手間が加わる。釘穴が錆付いて、そこから雨水が染み込むおそれもある。
本発明の目的は、損傷した壁パネルの張り替えが屋外側から行えて補修作業の手間が省け、壁パネルを固定するための構造が壁外面に露出するのを解消して、補修後の外壁の体裁を向上できる外壁材の補修構造を提供することにある。本発明の目的は、壁パネルを強固に、しかも高度の防水性を発揮できる状態で固定できる外壁材の補修構造を提供することにある。
本発明の壁パネルの補修構造は、一群の壁パネル2の隣接端どうしを凹凸係合して構成される外壁を適用対象とする。壁パネル2は、その長手方向の対向辺部に沿って、凹凸係合可能な関係にある一対の連結部7・8を有し、両連結部7・8の一方に壁下地1に締結固体される取付壁10を備えている。補修個所に嵌め込まれる新規壁パネル2Aの取付壁10は、圧嵌係合構造を介して壁下地1に分離不能に固定することができる。圧嵌係合構造は、柱状の壁下地1に屋外側から装着固定される第1係合体18と、第1係合体18に対向する取付壁10の内面に固定される第2係合体19とを含む。く字状に仮接合した新規壁パネル2Aと既設の壁パネル2とを面一状に押し込み操作することにより、新規壁パネル2Aを補修個所に嵌め込む際に、第1係合体18と第2係合体19とを同時に圧嵌係合して、新規壁パネル2Aが壁下地1に分離不能に固定されるようにしたことを特徴とする。
具体的には、図4に示すごとく壁下地1に固定した第1係合体18の左右の脚壁21に、それぞれ一対の抜止段部22が突設されており、第2係合体19の左右には、取付壁10に締結具32で締結固定される締結座28と、抜止段部22に圧嵌係合する左右一対の係合爪29とが形成されており、締結座28は係合爪29よりも左右外側方に張り出し形成されている。
第1係合体18は、壁下地1の外面で受け止められるベース壁20と、ベース壁20に連続して壁下地1の両側面に沿う左右一対の脚壁21と、両脚壁21の中途部に突設される一対の抜止段部22と、ベース壁20と抜止段部22の突端との間に形成されて、係合爪29を係合案内する傾斜案内面23とを備えており、第2係合体19の各係合爪29が、爪腕30と、爪腕30の先端に設けた爪部31とで構成されている。
第1係合体18の脚壁21の一方には、図6に示すごとく壁下地1に掛け止め装着される掛止爪35が形成されており、第1係合体18の脚壁21の他方を壁下地1に締結具24を介して締結固定することができる。
本発明では、く字状に仮接合した新規壁パネル2Aと、既設の壁パネル2とを外側から面一状に押し込み操作して、新規な壁パネル2Aを補修個所に嵌め込む。このとき、新規な壁パネル2Aの取付壁10の内面に固定した第2係合体19は、壁下地1に固定した第1係合体18に圧嵌係合することにより、新規な壁パネル2Aを壁下地1に対して分離不能に固定するので、損傷した壁パネル2の張り替え作業が、一貫して屋外側から行える。したがって、従来の補修作業に比べて、一連の作業に要する手間を省くことができる。取付壁10の内面に設けた第1・第2の両係合体18・19を介して、壁パネル2Aを壁下地1に係合固定するので、従来の補修構造において避けられなかった、ボルトやビスなどの操作頭部が壁外面に露出することを確実に解消し、補修後の外壁の体裁が向上し、施工品質も向上できる利点を有する。
第1係合体18の両脚壁21にそれぞれ左右一対の抜止段部22を突設し、第2係合体19の左右に、抜止段部22に圧嵌係合する左右一対の係合爪29とを形成すると、両係合体18・19を強固に係合固定して、新規な壁パネル2Aを壁下地1に対して確りと取り付けることができる。締結座28が係合爪29よりも左右外側方に張り出し形成されていると、取付壁10を介して締結座28にねじ込んだ締結体24が、第1係合体18と干渉するのを防止できるのはもちろんのこと、係合爪29が弾性変形しながら抜止段部22に落ち込むとき、係合爪29が締結体24とに接触するのを防止できるので、両係合体18・19を確実にしかも容易に係合連結できる。
第1係合体18に傾斜案内面23を形成し、爪腕30と、爪腕30の先端に設けた爪部31とで係合爪29が構成されていると、両係合体18・19を係合連結するとき、係合爪29を傾斜案内面23で徐々に拡開変形させながら、抜止段部22に落ち込み案内できるので、係合爪29が抜止段部22に確実に係合し、両係合体18・19の係合連結作業を高い信頼性を以て行うことができる。爪腕30の先端に爪部31を設けて係合爪29が構成されているので、爪腕30の弾性限度内で係合爪29の弾性変形量を大きくでき、例えば係合爪29の弾性変形量がごく僅かである場合に比べて、係合爪29が抜止段部22に落ち込み係合したことをはっきりと確認しながら、両係合体18・19を高い信頼性を以て係合連結できる。
図6に示すように、脚壁21の一方に設けた掛止爪35を壁下地1に掛け止め装着し、さらに他方の脚壁21を締結具24で壁下地1に締結固定する第1係合体18によれば、片方の脚壁21のみを締結具24で壁下地1に締結固定すればよいので、第1係合体18の取り付けを簡便に行える。外壁に内圧が作用するような場合でも、新規な壁パネル2Aが胴縁1から浮き離れたり、がた付くのを確実に防止できる。
(実施例) 図1ないし図5は本発明に係る壁パネルの補修構造を、横張型の外壁に適用した実施例を示す。図1ないし図3において外壁は、一定間隔置きに配置した柱状の胴縁(壁下地)1の外面に、左右横長の壁パネル2を下から順に取り付けて構成する。胴縁1は、断面C字状の形鋼からなり、その一側が開口している。壁パネル2は、塗装鋼板ないしガルバリウム鋼板などで形成された外被板3と、その内面に設けた断熱層4と、断熱層4の内面を覆うアルミニウムシート5などで構成する。断熱層4は、発泡プラスチック材やロックウールなどを充填して形成する。断熱層4の外面および内面のそれぞれを、外被板3で覆って壁パネル2を構成することもある。
壁パネル2の上下辺部には、凹凸係合が可能な関係にある一対の連結部7・8を形成する。詳しくは、壁パネル2の下辺に沿って逆U字状の溝からなる連結部7を形成し、壁パネル2の上辺に沿って、連結部7に嵌まり込む突起からなる連結部8を形成する。前者の連結部7の内奥には、防水用のゴム製パッキン9を配置してある。両連結部7・8は、それぞれ先の外被板3を折り曲げて形成されているが、上辺側の連結部8の内端に連続して上向きに延びる取付壁10を折り曲げ形成する。図2において取付壁10の上端寄りには、セルフドリリングビス(締結具)13の操作頭部を収容する締結座15が凹み形成されている。上下に隣接する壁パネル2を胴縁1に組み付けた状態においては、締結座15は上段側の壁パネル2で覆われるので、セルフドリリングビス13の操作頭部が壁外面に露出することはない。
上記のような横張型の外壁において、外壁を構築し終えた後に、誤って壁パネル2を傷付け、外被板3に擦り傷や凹み傷などが形成されることがある。こうした場合に、傷付いた壁パネル2を本発明の補修構造に従って交換することになる。補修作業は、傷付いた壁パネル2を除去する準備作業と、新規な壁パネル2を補修部分に嵌め込み固定する取付作業とからなる。
準備作業においては、傷付いた壁パネル2の上端寄りを電動丸鋸等によって長手方向へ切断し、切断線より下側のパネル部分を下段の壁パネル2から抜き外す。切断線より上側のパネル部分に残る連結部8は、上段の壁パネル2の連結部7から抜き外し、上段の壁パネル2を壁外面側へ持ち上げて、切断されたパネル部分の取付壁10の外面に作業空間を確保する。この状態で取付壁10にねじ込んだセルフドリリングビス13を取り外して、連結部8を含む上側のパネル部分を胴縁1から除去する。
取付作業においては、新規な壁パネル2Aを補修個所に嵌め込んだ後、その取付壁10を圧嵌係合構造を介して胴縁1に係合固定する。図3において圧嵌係合構造は、胴縁1に固定される第1係合体18と、第1係合体18に対応して新規な壁パネル2Aの取付壁10の内面に固定される第2係合体19とで構成する。
第1係合体18は、胴縁1の外面に受け止められるベース壁20と、ベース壁20に連続して胴縁1の両側面に沿う左右一対の脚壁21と、両脚壁21の中途部に突設される一対の抜止段部22と、ベース壁20の両側端と抜止段部22の突端との間に形成される傾斜案内面23とを一体に備えたプレス金具からなる。第1係合体18は、新規な壁パネル2Aと交差する全ての胴縁1に壁外面側から嵌め込み装着し、左右の脚壁21をセルフドリリングビス(締結具)24で胴縁1に締結する。
図4において両抜止段部22は、左右対称に形成しておき、抜止段部22と脚壁21とが挟む角度αは90度、若しくはそれ以下であることが好ましい。角度αが90度、若しくは90度より僅かに小さく形成してある場合には、後述する爪部31が抜止段部22と係合する際に壁外面側への移動量をゼロ、あるいはごく僅かに抑止できるので、第2係合体19を第1係合体18に係合した状態における、内外方向の遊動を効果的に規制できる。抜止段部22の脚壁21からの突出寸法bは、セルフドリリングビス24の操作頭部の突出寸法より大きく設定して、両係合体18・19を係合した状態において、後述する第2係合体19の爪部31が操作頭部と接触干渉するのを避ける。
図1および図4において第2係合体19は、前記取付壁10に接合される係合ベース27と、係合ベース27の左右両端を内面側に折り返して形成される一対の締結座28と、締結座28に連続して係合ベース27の内面側に折り起こし形成される左右一対の係合爪29とを一体に備えたプレス金具からなる。各係合爪29は、弾性変形できる爪腕30と、各爪腕30の先端を内側面側へ斜めに折り返して形成した爪部31とを含み、爪腕30と係合ベース27とが挟む角度βは90度に設定した。第2係合体19は、係合ベース27を新規な壁パネル2Aの取付壁10の内面に接合して、左右の締結座28をリベット(締結具)32で胴縁1に締結する。取付壁10および締結座28にはリベット32用の穴を予め形成しておく。
図4に寸法cで示すように、締結座28は係合爪29、および抜止段部22より外側方へ張り出し形成して、締結座28を締結するリベット32が、第1係合体18と干渉するのを防止する。上記のように爪腕30と係合ベース27とが挟む角度βを90度とし、締結座28を内外二重壁で構成すると、第2係合体19の構造強度が向上して、両係合体18・19の係合強度を増強できる。一対の係合爪29は左右対称形に形成してある。図2において第2係合体19の上下長さは、取付壁10の上下長さより僅かに小さく寸法設定してある。第1係合体18の上下長さは、第2係合体19の上下長さより大きく寸法設定してある。
先に説明したように、第1係合体18を胴縁1に締結し、第2係合体19を新規な壁パネル2Aに締結した後、図5に示す要領で新規の壁パネル2Aを補修個所に嵌め込む。新規な壁パネル2Aの下側の連結部7は、下段側の壁パネル2の上側の連結部8に嵌め込み、さらに新規な壁パネル2Aの上側の連結部8は、上段側の壁パネル2の下側の連結部7に嵌め込んで、両パネル2・2Aをく字状に仮組みする。
この状態で、両パネル2・2Aの仮組み部分を胴縁1ヘ向かって面一状に押し込み操作して、第2係合体19を第1係合体18に圧嵌係合する。このとき、係合爪29は、傾斜案内面23に案内されて徐々に拡開変形しながら、その爪部31が抜止段部22の突端を乗り越えた時点で抜止段部22に落ち込み係合する。図1および図2に示すように、爪部31が抜止段部22と係合した状態においては、爪部31の遊端が抜止段部22の基部で受け止められて、ベース壁20と係合ベース27とが密着する。新規な壁パネル2Aと、その上方に位置する既設の壁パネル2とは、第1・第2の両係合体18・19で胴縁1側へ引き寄せられるので、新規な壁パネル2Aを他の壁パネル2と面一に固定保持できる。以上のように、傷付いた壁パネル2の補修作業は、外壁の外側から行うだけで済む。
図6は第1係合体18の別実施例を示す。そこでは、第1係合体18の脚壁21の一方に、胴縁1の側面開口縁1aに掛け止め装着される掛止爪35を形成し、他方の脚壁21をセルフドリリングビス24で胴縁1に締結した。このように、掛止爪35を掛け止め装着した状態で第1係合体18を胴縁1に締結固定すると、片方の脚壁21のみをセルフドリリングビス24で締結すればよく、第1係合体18の取り付けの手間を省くことができる。例えば、外壁に内圧が作用するような場合でも、新規な壁パネル2Aが胴縁1から浮き離れるのを確実に阻止できる。
上記の実施例以外に、第1係合体18は、左右の脚壁21のそれぞれをセルフドリリングビス24で胴縁1に締結できる。壁下地1は間柱であってもよく、形鋼以外に木材で形成してあってもよい。第1・第2の両係合体18・19を固定する締結具24・32は、セルフドリリングビスやリベットである必要はなく、タッピンビスや、ブラインドリベット、あるいはボルトやビスなどでもよい。ベース壁20、脚壁21、係合ベース27、爪腕30、爪部31などには、必要に応じて強度補強用のリブを形成することができる。
上記の実施例では、横張型の外壁について説明したが、本発明は縦張型の外壁にも同様に適用できる。抜止段部22は折り曲げ形成する以外に、脚壁21の一部を切り起こして形成してもよい。抜止段部22および爪部31はそれぞれ複数段に形成することができる。第2係合体19は、1個の部品として構成することが好ましいが、必要に応じて係合ベース27を左右に分断した2個の部品として構成することができる。第2係合体19を2個の部品で構成する場合には、係合ベース27を内外に重ねて、左右方向へ相対スライド自在に連結しておくことにより、胴縁1の幅寸法の変化に対応して、係合ベース27の左右幅寸法を変更調整することができる。同様に、第1係合体18も左右に分割した2個の部品で構成することができる。
図2におけるA−A線断面図である。 補修個所の縦断側面図である。 補修構造の分解斜視図である。 圧嵌係合構造の分解平面図である。 新規な壁パネルの組み付け要領を示す断面図である。 第2係合体の別実施例を示す横断平面図である。
符号の説明
1 壁下地
2 壁パネル
2A 新規壁パネル
7・8 連結部
10 取付壁
18 第1係合体
19 第2係合体
20 ベース壁
21 脚壁
22 抜止段部
23 傾斜案内面
24 締結具
28 締結座
29 係合爪
30 爪腕
31 爪部
32 締結具

Claims (4)

  1. 一群の壁パネル2の隣接端どうしを凹凸係合して構成される外壁における壁パネルの補修構造であって、
    壁パネル2は、その長手方向の対向辺部に沿って、凹凸係合が可能な関係にある一対の連結部7・8を有し、両連結部7・8の一方に壁下地1に締結固体される取付壁10を備えており、
    補修個所に嵌め込まれる新規壁パネル2Aの取付壁10が、圧嵌係合構造を介して壁下地1に分離不能に固定することができ、
    圧嵌係合構造が、柱状の壁下地1に屋外側から装着固定される第1係合体18と、第1係合体18に対向する取付壁10の内面に固定される第2係合体19とを含み、
    く字状に仮接合した新規壁パネル2Aと既設の壁パネル2とを面一状に押し込み操作することにより、新規壁パネル2Aを補修個所に嵌め込む際に、第1係合体18と第2係合体19とを同時に圧嵌係合して、新規壁パネル2Aが壁下地1に分離不能に固定されるようにしたことを特徴とする壁パネルの補修構造。
  2. 壁下地1に固定した第1係合体18の左右の脚壁21に、それぞれ一対の抜止段部22が突設されており、
    第2係合体19の左右に、取付壁10に締結具32で締結固定される締結座28と、抜止段部22に圧嵌係合する左右一対の係合爪29とが形成されており、締結座28が係合爪29よりも左右外側方に張り出し形成されている請求項1記載の壁パネルの補修構造。
  3. 第1係合体18が、壁下地1の外面で受け止められるベース壁20と、ベース壁20に連続して壁下地1の両側面に沿う左右一対の脚壁21と、両脚壁21の中途部に突設される一対の抜止段部22と、ベース壁20と抜止段部22の突端との間に形成されて、係合爪29を係合案内する傾斜案内面23とを備えており、
    第2係合体19の各係合爪29が、爪腕30と、爪腕30の先端に設けた爪部31とで構成されている請求項2記載の壁パネルの補修構造。
  4. 第1係合体18の脚壁21の一方に、壁下地1に掛け止め装着される掛止爪35が形成されており、
    第1係合体18の脚壁21の他方が、壁下地1に締結具24を介して締結固定されている請求項2または3記載の壁パネルの補修構造。
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