JP3827380B2 - 換気機能を有する横葺屋根装置 - Google Patents

換気機能を有する横葺屋根装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、アルミ押出成形材を用いて屋根葺きを行った屋根の内部に外気を流通させて換気を行う屋根装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、一般住宅は瓦、工場や体育館等の大型屋根はスレ−ト瓦などを用いて夫々屋根葺きを行っているが、昨今は軽量で構造が丈夫な金属製の屋根板を用いて屋根葺きを行っている。特に、アルミ押出成形材からなる屋根材を使用して屋根構造材である梁の上に取付けた垂木に、断熱性及び吸音性を有する屋根下地または木毛板を敷設し、該木毛板の上面に複数の屋根板を順に接続しながら屋根葺きを行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
屋根板は、常に外気に晒されているため昼夜または季節による外気の温度変化により伸縮したり、また、該屋根板の裏面に結露が生じたりするものである。この屋根板の内面に生じた結露は、アルミ押出成形材からなる屋根板自身を劣化させることは殆どないが、該屋根板の内側に装着させた断熱性および吸音性を有する木毛板等が湿気を吸収し、さらに、経年変化が加わってアルミ以外の金属材に錆を発生させて腐食したりすると雨漏りの原因となり、屋根の耐久性を劣化させるという問題点を有していた。
本発明は、夫々屋根材を連結して形成する屋根と屋根下地との間に空気を流通させて換気できるようにすることを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、平坦部43の一側端を下方に折曲げて形成した前面部44の下部内側に斜上方に立上がらせて挿入片46を形成し、該平坦部の他側端上方に屋根材の挿入片係合用の凹入部47を設けると共に、該凹入部の上方に斜上方に立ち上がらせた掛止部52を設けたアルミ押出成形材からなる屋根材42と、軒先基板18に設けた外側板19と内側板21との間に、一定間隔毎に複数の通気孔23を有した外気取入部22を設け、該外側板19の前部上端に屋根材の挿入片係合用の受入部20を設けたアルミ押出成形材からなる軒先板材17と、山形棟部31の両側に設けた壁面板32に一定間隔毎に複数の通気口34を設け、該壁面板の下端内側に設けた係止部33を、屋根の棟部分に取付ける棟固定具38の両側に設けた掛止部39に係合して取付けるアルミ押出形成材からなる換気棟部30と、基板64に設けた立上部65の上端を一方に折曲げて形成した係合部66の下面に、内方凸部67を設けたアルミ押出成形材からなる垂木片63と、基部56に形成した支持板57の上部を一側に折り曲げた先端下方に、前記屋根材の凹入部の上方に設けた掛止部掛止用の受止爪片59を設けたアルミ押出成形材からなる吊子片55とからなり、屋根軒先部分に取付ける軒先板材17の受入部20に前記屋根材の挿入片46を掛止させると共に、 屋根軒先部分に取付ける軒先板材17の受入部20に前記屋根材の挿入片46を掛止させると共に、前記屋根材を横葺きに連結し、屋根下地73に一定間隔で取付けた垂木片63、63の間に木毛板71、71を装着し、該垂片63上に取付けた吊子片55を用いて屋根材42を取付け、該垂木片の係合部63の先端内面に形成した内方凸部60によって屋根材42の裏面と木毛板71との間に空間部Xを形成し、該軒先板材17の外気取入部22から取り入れた外気を、該空間部Xを通して換気棟部30の方向に流通させて該換気棟部30に設けた通気口34から排出させるようにしたことを特徴とするものである。
【0005】
垂木片の係合部に設けた内方凸部により屋根材と屋根下地との間に空間を設け、それによって軒先板材に通気部また換気棟部に通気口を夫々設けたため、屋根材と屋根下地との間に外気を流通させて屋根材の内面を換気して結露の発生を防止し、屋根下地等の経年変化による品質劣化や錆付き等を防ぐものである。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例について説明すると、図1は第1の実施形態に係る屋根装置を示すもので、コンクリ−ト板または屋根下地73上に防水シ−トを介して取付けた複数の屋根材2と、屋根の勾配下端に位置させて取付ける軒先板材17と、屋根の棟部分に取付けた換気棟部30とで屋根装置1を構成してある。
【0007】
図2、3において、屋根材2は、アルミ合金材を押出成形して同一断面に形成し、中間部分に設けた主要部分である平坦部3の一側端には下方に折曲げて前面部5を設け、該前面部5の下端をさらに内側に略直角に折曲げて平坦な底面部6を形成し、この底面部6の先端を斜め上方に立ち上がらせて挿入片7を形成してある。
【0008】
屋根材2の平坦部3の他側端には、端部を上方に略直角に折曲げて形成した立上部10の上端を外方に略水平に折曲げて受棚部11を形成し、該受棚部11の先端を上下方向に分岐させてある。該分岐部の上方は、立上壁部12の上端を内側(手前側)に折り返して水平な内折部13を設け、該内折部の先端には斜面部を介して略水平な掛止片14を形成し、該受棚部11と立上壁部12と内折部13とで凹入部9を設けてある。また、該分岐部の下方は外側下方に傾斜させた支持脚15を形成し、該支持脚には長手方向に一定間隔毎に複数切欠いて通気部16を形成し、該通気部16、16の間には外気の流通を一時的に妨げる効果を有する抵抗面部15aを夫々残存させてある。
【0009】
図4〜7において、アルミ合金材を押出成形して同一断面形状に形成した軒先基板18の外側端に垂直方向に外側板19を設け、該外側板の上端外面に前記屋根材2の凹入部9と略同一形状をした受入部20を設けて軒先板材17を形成してある。この軒先基板18の略中間下面には、該軒先基板と直角で外側板19と平行に内側板21を形成し、該内側板21と外側板19との間に外気取入部22を設けてある。軒先基板18の外気取入部22の上方に位置する軒先基板18の下面に、対をなして掛止部24を設け、該外気取入部の上方位置の軒先基板には一定間隔毎に通気孔23を複数形成してある。該掛止部24には長尺な調節板25(図5)を摺動可能に挿通し、調節板25には長手方向に前記通気孔23と合致する穴部26を夫々設け、該調節板25の端部に把手部27を取付けてある。この調整板25は必要に応じて外気取入部22に装着させるが、必ずしも必要ではない。
【0010】
図9、10において、コンクリ−ト又は耐水合板等の屋根下地73上に防水シ−ト(図示せず)を介して直接屋根材2を水平方向に取付けるが、支脚部15と屋根下地73との間には間隙が殆ど無い。そのため、該支脚部に一定間隔毎に下方からコ字型に切欠いて通気部16を設けてある。該通気部の間には抵抗面部15aを残存させて、屋根材の内面に取り入れた外気の一部が該抵抗面部に妨げられて一時的に滞留させられ、屋根材の内面隅々に外気が進入して換気効果を高めている。
【0011】
図11は、屋根材2の他の使用状態を示すもので、コンクリ−ト板または屋根下地73上に夫々屋根の勾配方向に取付けた垂木片28、28の間に、断熱性および吸音性を有する断熱材または木毛板71を、該垂木片の係合片29で夫々係合してある。該垂木片28、28上に、防水シ−ト(図示せず)を介して屋根材2を夫々水平方向に取付けるが、支脚部15と木毛板71との間に間隙が殆ど無いため、該支脚部に一定間隔毎にコ字型に切欠いて通気部16を夫々設けてある。
【0012】
図13〜15において、換気棟部30はアルミ合金材を押出成形して同一断面形状に形成し、中間部に設けた山形棟板31の両側下部に夫々垂直な壁面板32を形成してある。この壁面板32の下端には夫々内側に折曲げて係止部33を設け、該壁面板32には空気が流通する通気口34を一定間隔毎に複数形成してある。この通気口34の外側には、該通気口の表面側を覆う庇片35を必要に応じて設けてもよい(図12)。壁面板32の外側に、前記屋根材2と換気棟部30との隙間を調節する調整部片36を上下動可能に取付けてある。さらに、該調整部片36とは別体に前記通気口34の開口量を調整するため、調整片(図示せず)を取付けることも可能である。
【0013】
38は、前記換気棟部30を屋根の棟部分に取付ける長さの短い棟固定具で、中間部に設けた山形状の棟止部39の両側には、前記換気棟部30の壁面板32の下部内側に設けた係止部33に係合させる掛止板40を夫々両側上方に逆U字状に形成してある。この場合、長尺な換気棟部30は短い棟固定具38を複数用いて取付けてあるから、屋根板材の内面を通る外気は容易に通気口34から排出することができる。
【0014】
次に、屋根装置1の作用について説明すると、図1及び7に示す如く、屋根下地73の下端の軒先部分に軒先板材17を取付け、屋根材2の挿入片7を該軒先板材17に設けた受入部20に掛止させる。また、図8に示した屋根材2aの他側端の支脚部15の上部外側に設けた支脚部15を屋根下地73上に固定し、該屋根材2aの他側端に設けた凹入部9内に、隣接する屋根材2bの挿入片7bを係合して接続する。この作業を順次繰り返すことにより屋根材2を換気棟部30方向に順に接続して屋根装置1を形成する。該屋根材2を棟部分まで屋根葺きした後、棟部分に取付けた棟固定具38に換気棟部30を係合させて取付け、該棟固定具38の両側に設けた掛止部40を換気棟部30の両側に夫々設けた係止部33に係止して固定してある。
【0015】
大気中の外気は図7に矢印で示す如く、軒先板材17に設けた外気取入部22から進入し、調節板の孔部26と通気孔23を通って屋根材2と屋根下地73との間の空間部X内を流通する。この場合、屋根材の他側端に設けた支脚部15は、屋根下地73上に直接取付け、または屋根下地に木毛板71を装着させる垂木片28に取付けるもので、一定間隔毎に通気部16を夫々設けてある。しかし、該通気部の間には該支持脚の強度を高めると共に、屋根材2の下側を外気が素通りするのを妨ぐため抵抗面部15aを位置させてあるので、外気は抵抗面部15aによって夫々の屋根材の内面の隅々まで外気を送り込む効果を有し、換気効果を高めることができる。また、屋根材の支脚部は強度を有して構成してあるため作業員は安心して屋根材上を歩行しながら保守点検することができる。
【0016】
屋根材2と屋根下地71との間の空間部内に流入した外気は、図8に矢印で示す如く屋根の傾斜に沿って上昇し、図13、14に示す如く換気棟具30の通気口34から屋外に排出されて外気が屋根材の内側を流通する。そのため、該屋根材2の裏面に湿気が滞留するのを防止し、滞留した外気と屋根材の外側外気との温度差によって該屋根材の裏面に生ずる結露の発生を防止する。また、万一、結露した場合でも、空気が流通しているため素早く乾燥させて結露を除去することができる。
【0017】
また、昼夜または季節により外気の温度と屋根材2と屋根下地73との間の空間部内の温度とが著しく相違することから、図6に示す如く、調節板25を摺動させて該調節板の穴部26と外気取入部22に設けた通気孔23との重なり合いを調整して開口量を調整し、空気の流通量を調節することにより屋根材2と屋根下地73との間の空間部X内を流通する外気の量を調整して温度を調節することも可能である。
【0018】
図15〜20は、本発明の第2の実施形態を示したもので、第2の屋根装置41は、夫々屋根材42、吊子片55、垂木片63と、前記した軒先板材17および換気棟部30とにより構成されている。
【0019】
図16において、屋根材42は、アルミ合金材を押出成形して同一断面形状に形成し、中間部に設けた主要部分である平坦部43の一側端には下方に湾曲して折曲げた前面部44を設け、該前面部44の下端を内側に略直角に折曲げて平坦な底面部45を形成し、該底面部の先端に先端を斜め上方に折曲げた挿入片46を形成してある。
【0020】
屋根板42の平坦部43の他側端には、上方に折曲げて形成した立上部48の上端を外側に略水平に折曲げて受棚部49を形成し、この受棚部49の先端をさらに上方に折曲げて形成した立上壁部50の先端を内方向に折り返して略水平に形成した内折部51の先端を斜め上方に折曲げた斜面部を介して掛止部52を設け、該受棚部49と立上壁部50と内折部51とで凹入部47を形成してある。
【0021】
図17において、吊子片55はアルミ合金材を押出成形により形成したもので、基部56の略中央に立上がらせて形成した支持板57の上端を一方に折曲げて平面部58を形成してある。該平面部58の先端を下方に鉤形に折曲げて受止爪片59を形成し、前記基部56の一側部分には載置部60を突出して設けてある。
【0022】
図18において、垂木片63はアルミ合金材を押出成形で形成したもので、平坦な基板64の略中間部に垂直な立上部65を設け、該立上部の上端を一方に直角に折曲げて水平な係合部66を形成し、該係合部の先端下面に内方凸部67を形成してある。
【0023】
以下、第2の屋根装置41の作用について説明すると、図18に示した垂木片63を使用し、図19、20に示すように、屋根下地73に一定間隔で垂木片63を取付け、該垂木片63、63の間に木毛板71を装着して、該垂木片の係合部63の先端内面に形成した内方凸部67によって屋根材42の裏面と木毛板71との間に空間部Xを設けてある。
【0024】
次いで、図15に示すように、屋根の軒先部分に軒先板材17を取付け、屋根材42の挿入部46を軒先板材17の受入部20内に掛止する。さらに、該屋根材42aの他端側に設けた掛止部52を屋根の勾配方向に並行に取付けてある垂木片63上に夫々一定間隔に位置して取付けた吊子片55の受止爪片59に係合させる。該屋根材42aの凹入部47内に隣接する次の屋根材42bの挿入片46を掛止し、この作業を繰り返す。屋根材42を棟部分まで接続した後、該棟部分に取付けた棟固定具38(図13)に換気棟部30を被せ、該棟固定具の掛止部40を該換気棟部の係止部33に係止させて該換気棟部を固定して第2の屋根装置14を形成してある。
【0025】
外気は、軒先板材17の外気取入部22に設けた通気孔23と調節板25の穴部26を通り、屋根板42と木毛板71との空間部Xに流入する。この空間部Xに流入した外気は屋根の傾斜に沿って上昇し、棟部分において図13、14に示す如く換気棟部30の通気口34から屋外に排出し、屋根材42と木毛板71との間に設けた空間部Xに空気を流通させて換気を行うことができる。
【0026】
屋根下地71の表面は、平面部66の凸部67に押圧されて屋根材42と屋根下地71との間に確実に空間部Xを設けて、外気が流通できるようにしたことにより屋根材の裏面に湿気が滞留するのを防止し、且つ、外気と空間部X内との温度差によって結露が生じるのを防止できる。また、万一結露した場合でも、空気が流通するため素早く乾燥させて結露を除去することができる。
【0027】
【発明の効果】
本発明の屋根装置は、木毛板と屋根材との間に空間部を設けるため、内方凸部を有した垂木片と、一側端に挿入片及び他側端に屋根材の挿入片係合用の凹入部を夫々設け、該凹入部の上方に斜上方に立ち上がらせた掛止部を吊子片の受止爪片で取付け、外気取入部から外気を取り入れる軒先板材と、通気口を有した換気棟部とで屋根葺きすることにより、屋根材と木毛板との間に設けた空間部に外気を流通させることにより屋根材の裏面側を換気し、万一、結露した場合でも空気が常に流通しているため素早く乾燥させて結露を除去することができる。
昼夜または季節により屋根材と屋根下地との間の空間部内の温度が相違することから、軒先板材の調節板を摺動させて該調節板の穴部と外気取入部の通気孔との重合を調整して空気の流通量を調節することにより温度を調節し、結露の発生を防止するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の屋根装置の空気流通路を示す一部省略した説明図である。
【図2】 屋根材の端面図である。
【図3】 屋根材の一部省略した斜視図である。
【図4】 軒先板材の一部省略した斜視図である。
【図5】 調節板の一部省略した斜視図である。
【図6】 軒先板材に取付けた調節板の可動状態を示す一部省略した平面図である。
【図7】 軒先板材を屋根の下端に取付けて外気の取入状態を示す要部断面図である。
【図8】 屋根材を複数連結して空気流通路を示す要部断面図である。
【図9】 垂木片の端面図である。
【図10】 屋根下地に直接屋根材を取付けた状態を示し、図8のA−A線断面図である。
【図11】 他の実施例を示すもので、屋根下地上に装着させる木毛板を装着した垂木片の上に屋根材を取付けた状態を示す一部省略した要部断面図である。
【図12】 屋根に取付けた屋根材と棟部に取付けた換気棟部との連結状態を示す一部省略した斜視図である。
【図13】 換気棟部を棟固定具で屋根の棟に取付けた要部拡大断面図である。
【図14】 図13の要部拡大断面図である。
【図15】 第2の屋根装置の空気流通路を示す一部省略した説明図である。
【図16】 屋根材の端面図である。
【図17】 吊子片の端面図である。
【図18】 垂木片の一部省略した斜視図である。
【図19】 屋根材を複数連結して空気流通路を示した要部断面図である。
【図20】 図19のB−B線端面図である。
【符号の説明】
1 第1の屋根装置
2 屋根材
3 平坦部
5 前面部
7 挿入片
9 凹入部
15 支脚部
16 通気部
17 軒先板材
18 軒先基板
19 外側板
20 受入部
21 内側板
22 外気取入部
23 通気孔
24 掛止部
25 調節板
26 穴部
30 換気棟部
31 山形棟部
32 壁面板
33 係止部
34 通気口
36 調整部片
38 棟固定具
40 掛止部
41 第2の屋根装置
42 屋根材
47 凹入部
52 掛止部
55 吊子片
57 支持板
58 平面部
59 受止爪片
63 垂木片
65 立上部
66 係合部
67 内方凸部
71 木毛板
73 屋根下地

Claims (1)

  1. 平坦部(43)の一側端を下方に折曲げて形成した前面部(44)の下部内側に斜上方に立上がらせて挿入片(46)を形成し、該平坦部の他側端上方に屋根材の挿入片係合用の凹入部(47)を設けると共に、該凹入部の上方に斜上方に立ち上がらせた掛止部(52)を設けたアルミ押出成形材からなる屋根材(42)と、
    軒先基板(18)に設けた外側板(19)と内側板(21)との間に、一定間隔毎に複数の通気孔(23)を有した外気取入部(22)を設け、該外側板(19)の前部上端に屋根材の挿入片係合用の受入部(20)を設けたアルミ押出成形材からなる軒先板材(17)と、
    山形棟部(31)の両側に設けた壁面板(32)に一定間隔毎に複数の通気口(34)を設け、該壁面板の下端内側に設けた係止部(33)を、屋根の棟部分に取付ける棟固定具(38)の両側に設けた掛止部(39)に係合して取付けるアルミ押出形成材からなる換気棟部(30)と、
    基板(64)に設けた立上部(65)の上端を一方に折曲げて形成した係合部(66)の下面に、内方凸部(67)を設けたアルミ押出成形材からなる垂木片(63)と、
    基部(56)に形成した支持板(57)の上部を一側に折り曲げた先端下方に、前記屋根材の凹入部の上方に設けた掛止部掛止用の受止爪片(59)を設けたアルミ押出成形材からなる吊子片(55)とからなり、
    屋根軒先部分に取付ける軒先板材(17)の受入部(20)に前記屋根材の挿入片(46)を掛止させると共に、前記屋根材を横葺きに連結し、屋根下地(73)に一定間隔で取付けた垂木片(63、63)の間に木毛板(71、71)を装着し、該垂片(63)上に取付けた吊子片(55)を用いて屋根材(42)を取付け、該垂木片の係合部(63)の先端内面に形成した内方凸部(67)によって屋根材(42)の裏面と木毛板(71)との間に空間部Xを形成し、該軒先板材(17)の外気取入部(22)から取り入れた外気を、該空間部Xを通して換気棟部(30)の方向に流通させて該換気棟部(30)に設けた通気口(34)から排出させるようにしたことを特徴とする換気機能を有する横葺屋根装置。
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