JP3827362B2 - 自動販売機の家具調キャビネット及びその製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は自動販売機の家具調キャビネット及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、コーヒー、清涼飲料、果実飲料など販売する自動販売機は、全てスチール製の外箱で出来ている。このようなスチール製の自動販売機は、屋外に設置する場合は美的に問題はない。しかしながら、公共的な家屋内、ビル内、店舗内など特定の場に設置する場合にはインテリア性の向上を図りたいものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は屋内に設置する物のインテリア性の向上を図りたいと言う最近の要望に鑑み、第1の目的は自動販売機の家具調キャビネットを提供することである。
第2の目的は家具調キャビネットを構成する各部材を順序良く効率的に組合わせることができることである。第3の目的は家具調キャビネットを構成する各部材の梱包ないし運搬の容易化を図ることである。第4の目的は自動販売機の装置本体、駆動源、電気的部品などを簡単に装着乃至取付けることができることである。第5の目的は家具調キャビネットを構成する各部材を互いに強固に結合することができることである。第6の目的は断熱性を有する家具調キャビネットを提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明の自動販売機の家具調キャビネットXは、ベース部材1と、このベース部材に固定された位置決め用ベース背面板13と、このベース背面板の左右に固定的に対設された左右一対の後方縁枠支柱17、17と、これらの後方縁枠支柱にそれぞれ対向するように前記ベース部材に固定された左右一対の前方縁枠支柱15、15と、前方縁枠支柱15に形成された縦方向の第1係合溝或いは第1係合突起16と前記後方縁枠支柱17に形成された縦方向の第2係合溝或いは第2係合突起18に係合するように前方及び後方の縁枠支柱15、17の間に取付けられた左右の側壁部材20と、一方、後方縁枠支柱17に形成 された縦方向の第3係合溝或いは第3係合突起19に係合するように左右一対の後方縁枠支柱17、17の間に取付けられた後壁部材30と、左右前後の縁枠支柱15、17の各上端部、左右の側壁部材20の上端部、後壁部材30の上端部にそれぞれ固定的に嵌合する嵌合天板35と、前方縁枠支柱15に複数個の蝶番41を介して取付けられた扉40とから成る。
【0005】
また本発明の自動販売機の家具調キャビネットXの製造方法は、別体に製作された台2と支持枠3を一体的に結合してベース部材1を形成するベース部材形成工程Aと、位置決め用ベース背面板13を支持枠3の左右の基後壁部12、12の外壁面に固定的に取付けるベース背面板固定工程Bと、端面L型の後方縁枠支柱17、17をベース背面板13の左右に固定的に対設する後方縁枠支柱固定工程C1及びこの左右一対の後方縁枠支柱固定工程C1の後にこれらの後方縁枠支柱17、17の間に側端部を係合させながら分割された複数個の後板を垂直状態に積み重ねる後板係合工程C2を有する後壁部材取付け工程Cと、前記後方縁枠支柱17に一方側の突起を係合させながら分割された複数個の側板を垂直状態に積み重ねてベース部材1に取付ける側壁部材取付け工程Dと、前方の縁枠支柱15を左右の側壁部材20にそれぞれ係合させ、かつ、支持枠3の基側壁部10の外壁面に固着手段を介して固定する前方縁枠支柱固定工程Eと、一体的に組合わせられた左右前後の縁枠支柱15、17の各上端部と、左右の側壁部材20の上端部と、後壁部材30の上端部に嵌合天板35を固定的に嵌合する嵌合天板取付け工程Fと、左右の前方縁枠支柱15、15に複数個の蝶番41を介して扉40を取付ける扉取付け工程Gとから成る。
【0006】
【発明の実施の形態】
まず図面に示す本発明の実施の形態を自動販売機自体の家具調キャビネット(物の発明)として説明する。図1乃至図12に於いて、Xは自動販売機自体の外箱を構成する木製(家具調)キャビネットである。この木製キャビネットXは複数個の木製の組立部材で構成され、内部の受板14上には自動販売機の装置本体が、また内部の支持枠3内には駆動源が内装され、さらに、電気的に必要な操作ボタン、販売見本などが開閉扉に設けられる。
【0007】
そこで木製キャビネットXの構成について具体的に説明する。1はベース部材である。このベース部材1は、矩形状に形成された台2と、この台2の上面に固定される支持枠3とから成る。
【0008】
前記台2の下面には、図3で示すように複数個の脚金具4と、これらの脚金具に取付けられた自在キャスター5が適宜に設けられている。脚金具4はキャビネットCを水平に位置させたり、或いは高さを微調節することができるように円板状の接地盤を有するオネジ部材6と、このオネジ部材6に螺合し、かつ、台2の下面に固定されたメネジ部材7とから成る。
【0009】
前記支持枠3は台2よりも幅寸法がやや小さく形成され、台2の上面に四角い縁部8を残すように固定される基底部9と、この基底部上に対設する左右の基側壁部10、10と、これらの基側壁部と交差するように基底部9上に設けられ、かつ、中央部に開口11を形成する左右一対の基後壁部12、12とから成る。
【0010】
13は支持枠3の左右の基後壁部12、12の外壁面に面接触するように台2の縁部8の後端面に固定的に立設された位置決め用ベース背面板である。この背面板13の中央部には支持枠3の開口11と連通するやや大きめの矩形状通風孔13bが形成されている。またベース背面板13の左右の側壁には後述する後方の縁枠支柱17の係合溝19と係合する小突起13a、13aが縦方向にそれぞれ形成されている。このベース背面板13を台2の縁部8の後端面8aに取付けると台2の左右の隅角部が残る。
【0011】
14は支持枠3内に所要空間を形成するように左右の基側壁部10、10の上端面に固定的に載置された矩形状の受板である。この受板14は支持枠3の基側壁部10、10及び基後壁部12、12からそれぞれ突出しない大きさに形成されている。
【0012】
15は台2の縁部8の前方側の左右隅角部にそれぞれ立設された左右一対の前方縁枠支柱である。これらの前方縁枠支柱15、15はやや厚肉の板状に形成され、左右の基側壁部10、10の外壁面にそれぞれ適宜に固定される。16は前方縁枠支柱15の後端面に縦後方に形成された係合部としての第1係合溝である。
【0013】
一方、17は台2の縁部8の後方側の左右隅角部にそれぞれ立設された左右一対の後方縁枠支柱である。これらの後方縁枠支柱17、17は端面L型状に形成され、それぞれ前方縁枠支柱15、15に対向するように左右の基側壁部10、10の外壁面にそれぞれ適宜に固定される。18は後方縁枠支柱17の一端部側に縦方向に形成された係合部としての第1係合溝である。この第1係合溝18は前方縁枠支柱15の第1係合溝16と丁度対向する。19は後方縁枠支柱17の他端部側に縦方向に形成された係合部としての第2係合溝である。第2係合溝19は、左右の後方縁枠支柱17、17をそれぞれベース部材1に固定した場合には互いに対向する。
【0014】
20は前後の縁枠支柱15、17の間に第1係合溝16及び第2係合溝18を介して嵌め込まれる左右一対の側壁部材である。側壁部材20は、この実施例ではそれぞれ4枚に分割され、支持枠3の基側壁部10とオーバラップする最下位のベース側板21と、このベース側板21に垂直方向に載る下位の第1側板22と、この第1側板22の上方に載る中間の第2側板23と、この第2側板の上方に載る上位の第3側板24とから成り、これらの側板21乃至24の前後の側壁端部には、前記第1係合溝16並びに第2係合溝18にそれぞれ係合する突起21a、22a、23a、24aが形成されている。
【0015】
30は左右の後方縁枠支柱17、17の間にそれらの第3係合溝19、19を介して嵌め込まれる後壁部材である。後壁部材30は、この実施例では3枚に分割され、ベース背面板13に垂直方向に載る下位の第1後板31と、この第1後板の上方に載る中間の第2後板32と、この第2後板の上方に載る上位の第3後板33とから成る。後壁部材30には前述したベース背面板13も含まれる。そして、第1後板31乃至第3後板33の左右側壁端部にも突起31a、32a、33aがそれぞれ形成されている。
【0016】
35は一体的に組合わせられた左右前後の縁枠支柱15、17の各上端部と、左右の側壁部材20の上端部と、後壁部材30の上端部とをそれぞれ包囲するように外嵌合する嵌合天板である。この嵌合天板35はキャップ状に形成され、前記各上端部はこの嵌合天板35の内周壁35aに適宜に固定される。
【0017】
40は左右の前方縁枠支柱15、15に複数個の蝶番41を介して取付けられた観音開き式扉である。この扉40には自動販売機に必要なサンプルボックス、操作釦用パネル、コイン返却口、商品取出口、シリンダー式錠などが設けられている。
【0018】
しかして、図2及び図3を参照にすると、42は扉40の上部に形成された左右のサンプルボックスで、これらのサンプルボックス42の前面にはガラス43が設けられている。44は扉40の中央部に設けられた左右の操作釦用パネルで、これらのパネル44の後方には操作釦の電気的装置用ボックス45が形成されている。46は扉40の一方の下部寄りの部位に形成されたコイン返却口である。47は扉40の下部に設けられた左右の商品取出口である。そして、48は扉40の適宜箇所に設けられたシリンダー式錠である。
【0019】
50は少なくとも後壁部材30の内壁面に設けられた長板状の断熱板である。断熱板は後壁部材30の他に、左右の側壁部材20、20の内壁面、嵌合天板35の内壁面にそれぞれ設けても良い。また自動販売機の装置本体を直接取囲むように設けても良い。
【0020】
次に図面に示す本発明の実施の形態を上述した自動販売機自体のキャビネットXを製造する方法の発明として説明する。なお、この方法の発明の説明に於いて、前記物の発明の構成部分の説明には便宜上同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
【0021】
図12に於いて、Aは別体に製作された台2と支持枠3とを一体的に結合してベース部材2を形成するベース部材形成工程である。このベース部材形成工程Aでは台2の上面に四角い縁部8を残すように支持枠3の基底部9を接着固定する。もちろん台2に支持枠3を固定する場合はボルト、クギ等の固着手段を使用しても良い。
【0022】
Bは位置決め用ベース背面板13を支持枠3の左右の基後壁部12、12の外壁面或いは台2の縁部8の後端面に固定的に取付けるベース背面板固定工程である。このベース背面板13を台2の縁部8の後端面8aに取付けると台2の左右の隅角部が残る。
【0023】
Cは後壁部材取付け工程である。この後壁部材取付け工程Cでは、まず一方の後方縁枠支柱17、例えば右側の後方縁枠支柱17を支持枠3の基側壁部10と基後壁部12の交差する外壁面に固着手段を介して固定する一方の後方縁枠支柱固定工程aがある。次にベース背面板13に複数個の後板31、32、33を垂直状態に積み重ね、かつ、各後板の一方の係合突起31a、32a、33aを後方縁枠支柱17の第3係合溝19に係合させる後板係合工程bがある。そして、他方の後方縁枠支柱17、例えば左側の後方縁枠支柱17を支持枠3の基側壁部10と基後壁部12の交差する外壁面に固着手段を介して固定する他方の後方縁枠支柱固定工程cがある。この他方の後方縁枠支柱固定工程cでは、前記複数個の後板31、32、33の他方の係合突起31a、32a、33a及びベース背面板13の突起13aに他方の後方縁枠支柱の第3係合溝19をそれぞれ係合させ、しかる後に後方縁枠支柱17を支持枠3に固定する。
【0024】
Dは左右の側壁部材20を左右の後方縁枠支柱17にそれぞれ取付ける側壁部材取付け工程である。側壁部材20は、前述したように支持枠3の基側壁部10とオーバラップする最下位のベース側板21と、このベース側板21に垂直方向に載る下位の第1側板22と、この第1側板22の上方に載る中間の第2側板23と、この第2側板の上方に載る上位の第3側板24とから成る。しかして、これらの各側板21乃至24はそれぞれ一方側の突起21a、22a、23a、24aを後方縁枠支柱17の第2係合溝18に係合させることによりベース部材1に取付けられる。
【0025】
Eは前方の縁枠支柱15を左右の側壁部材20にそれぞれ係合させ、かつ、支持枠3の基側壁部10の外壁面に固着手段を介して固定する前方縁枠支柱固定工程である。この前方縁枠支柱固定工程Eでは、前方縁枠支柱15の第1係合溝16を側壁部材20の他方の突起21a、22a、23a、24aに係合させる。これにより左右一対の側壁部材20は前後の縁枠支柱15、17の間に第1係合溝16及び第2係合溝18を介して固定される。
【0026】
Fは一体的に組合わせられた左右前後の縁枠支柱15、17の各上端部と、左右の側壁部材20の上端部と、後壁部材30の上端部とをそれぞれ包囲するようにキャップ状の嵌合天板35を外嵌合する嵌合天板取付け工程である。この嵌合天板取付け工程Fでは、上記各部材の上端部と嵌合天板35とを固着手段を介して固定しても良い。
【0027】
Gは左右の前方縁枠支柱15、15に複数個の蝶番41を介して観音開き式扉40を取付ける扉取付け工程である。この扉取付け工程Gでは、扉40を取付けた後にサンプルボックス42、操作釦用パネル44等が取付けられる。
【0028】
このようにA乃至Gの各工程が終了すると、自動販売機自体の外箱を構成する木製(家具調)キャビネットXができあがる。しかして、このキャビネットXの内部の受板14上には自動販売機の装置本体が、また内部の支持枠3内には駆動源が内装され、さらに、電気的に必要な操作ボタン、配線、販売見本などが開閉扉に設けられ、その結果、家具調自動販売機Yが製作される。
【0029】
【実施例】
まず発明の実施の形態で説明した物の発明に於いては、側壁部材20は1枚で構成されていても良い。また後壁部材30は、位置決め用ベース背面板13と、1枚の後板とから構成されていても良い。また左右の側壁部材20を構成する上下方向の各側板21乃至24、又は後壁部材30を構成する上下方向の各後板13、31乃至33は、図13乃至図15で示すように互いにジョイントしても良い。すなわち、例えば互いに上下方向に対向する側板22A、23A、又は後板31A、32Aの上下の端面部に横溝55、56を形成し、これらの対向する横溝55、56内に丁度係合する断面角型の係合棒57を嵌め込み、上下方向の側板22A、23A、又は後板31A、32Aを互い結合する。このように構成すると、キャビネットXが全体として強固に結合する。またベース部材1を構成する支持枠3の基後壁部12は1枚であり、その開口11に相当する部分は切欠部であっても良い。さらに、左右前後の縁枠支柱15、17と左右の側壁部材20や後壁部材30の係合関係は、縁枠支柱15、17が縦方向の突起であり、一方、左右の側壁部材20や後壁部材30が縦方向の係合溝であっても良い。
【0030】
次に発明の実施の形態で説明した方法の発明に於いては、図16で示す方法の第2実施例のように後壁部材取付け工程Cは、端面L型の後方縁枠支柱17、17をベース背面板13の左右に固定的に対設する工程C1と、この左右一対の後方縁枠支柱固定工程C1の後に、これらの後方縁枠支柱17、17の間に側端部を係合させながら分割された複数個の後板を垂直状態に積み重ねる後板係合工程C2とから成る場合であっても良い。
【0031】
また図17で示す方法の第3実施例のように、上記第2実施例の要部である左右一対の後方縁枠支柱固定工程C1と後板係合工程C2とから成る後壁部材取付け工程Cをそのまま含み、かつ、前方縁枠支柱固定工程Eと側壁部材取付け工程Dとが逆の順序に成っても良い。なお、この実施例の場合には、まず左右一対の前方の縁枠支柱15を支持枠3の基側壁部10の外壁面に固着手段を介して固定し、その後に左右一前方の縁枠支柱15、15の間に両側端部を係合させながら分割された複数個の後板を垂直状態に積み重ねる。
【0032】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明にあっては次に列挙するような効果がある。
(1)家具調キャビネットを有する自動販売機を屋内に設置することにより、他の家具製品との調和を図ることができる。すなわち、トータル・コーディネーイトが可能になり、視覚上違和感を生じさせない。
(2)ベース部材に位置決め用ベース背面板を固定し、このベース背面板の左右に左右一対の後方縁枠支柱7、17を固定的に対設しているので、家具調キャビネットを構成する各部材を順序良く効率的に組合わせることができる。
(3)家具調キャビネットを構成する各部材は、いわゆる組合わせ式なので、梱包ないし運搬の容易化を図ることができる。
(4)自動販売機の装置本体、駆動源、電気的部品などを簡単に装着乃至取付けることができる。
(5)実施例によっては家具調キャビネットを構成する各部材を互いに強固に結合することができる。
(6)木製のキャビネットなので、断熱性が向上する。
【図面の簡単な説明】
図1乃至図12は本発明の実施の形態を説明するための各説明図。
【図1】斜視図(物の発明)。
【図2】正面図。
【図3】縦断面図。
【図4】横拡大断面図。
【図5】分解斜視図。
【図6】要部の分解斜視図(特にベース部材を示す)。
【図7】要部の分解斜視図(特に側壁部材を示す)。
【図8】要部の分解斜視図(特に後壁部材を示す)。
【図9】第1段階に於ける主要部を組立てた状態を示す斜視図。
【図10】第2段階に於ける主要部を組立てた状態を示す斜視図。
【図11】途中まで組立てた状態の斜視図。
【図12】方法の発明の第1実施例を示す工程図。
【図13】左右の側壁部材又は/及び後壁部材のジョイント例を示す分解斜視図。
【図14】図13に於ける側壁部材を示す分解斜視図。
【図15】図13に於ける後壁部材を示す分解斜視図。
【図16】方法の発明の第2実施例を示す工程図。
【図17】方法の発明の第3実施例を示す工程図。
【符号の説明】
1…ベース部材、13…ベース背面板、17…後方縁枠支柱、15…前方縁枠支柱、16…第1係合部、18…第2係合部、20…側壁部材、30…後壁部材、35…嵌合天板、41…蝶番41、40…扉、A…ベース部材形成工程、B…ベース背面板固定工程、C…後壁部材取付け工程、D…側壁部材取付け工程、E…前方縁枠支柱固定工程、F…嵌合天板取付け工程、G…扉取付け工程、X…家具調キャビネット。
Claims (9)
- ベース部材1と、このベース部材に固定された位置決め用ベース背面板13と、このベース背面板の左右に固定的に対設された左右一対の後方縁枠支柱17、17と、これらの後方縁枠支柱にそれぞれ対向するように前記ベース部材に固定された左右一対の前方縁枠支柱15、15と、前方縁枠支柱15に形成された縦方向の第1係合溝或いは第1係合突起16と前記後方縁枠支柱17に形成された縦方向の第2係合溝或いは第2係合突起18に係合するように前方及び後方の縁枠支柱15、17の間に取付けられた左右の側壁部材20と、一方、後方縁枠支柱17に形成された縦方向の第3係合溝或いは第3係合突起19に係合するように左右一対の後方縁枠支柱17、17の間に取付けられた後壁部材30と、左右前後の縁枠支柱15、17の各上端部、左右の側壁部材20の上端部、後壁部材30の上端部にそれぞれ固定的に嵌合する嵌合天板35と、前方縁枠支柱15に複数個の蝶番41を介して取付けられた扉40とから成る自動販売機の家具調キャビネット。
- 請求項1に於いて、ベース部材1は、矩形状に形成された台2と、この台2の上面に四角い縁部8を残すように固定された支持枠3とから成る自動販売機の家具調キャビネット。
- 請求項1に於いて、後方縁枠支柱17は端面L型状に形成され、一端部側に縦方向の係合溝が、一方、他端部側に縦方向の係合溝がそれぞれ形成されていることを特徴とする自動販売機の家具調キャビネット。
- 請求項1に於いて、側壁部材20は少なくとも2以上に分割されていることを特徴とする自動販売機の家具調キャビネット。
- 請求項1に於いて、後壁部材30の内壁面には断熱板50が設けられていることを特徴とする自動販売機の家具調キャビネット。
- 別体に製作された台2と支持枠3を一体的に結合してベース部材1を形成するベース部材形成工程Aと、位置決め用ベース背面板13を支持枠3の左右の基後壁部12、12の外壁面に固定的に取付けるベース背面板固定工程Bと、まずベース背面板13の左右いずれかに端面L型の一方の後方縁枠支柱17を立設し、次にこの後方縁枠支柱に側端部を係合しながら分割された複数個の後板を垂直状態に積み重ね、次に他方の後方縁枠支柱17をこれらの各後板に係合させた状態で後壁部材30をベース部材1に取付ける後壁部材取付け工程Cと、前記後方縁枠支柱17に一方側の突起を係合させながら分割された複数個の側板を垂直状態に積み重ねてベース部材1に取付ける側壁部材取付け工程Dと、前方縁枠支柱15を左右の側壁部材20にそれぞれ係合させ、かつ、支持枠3の基側壁部10の外壁面に固着手段を介して固定する前方縁枠支柱固定工程Eと、一体的に組合わせられた左右前後の縁枠支柱15、17の各上端部と、左右の側壁部材20の上端部と、後壁部材30の上端部に嵌合天板35を固定的に嵌合する
嵌合天板取付け工程Fと、左右の前方縁枠支柱15、15に複数個の蝶番41を介して扉40を取付ける扉取付け工程Gとから成る自動販売機の家具調キャビネットXの製造方法。 - 請求項6に於いて、ベース部材形成工程Aでは、支持枠3は台2よりも幅寸法がやや小さく形成され、基底部9が台2の上面に四角い縁部8を残すように台2に固定されることを特徴とする自動販売機の家具調キャビネットXの製造方法。
- 別体に製作された台2と支持枠3を一体的に結合してベース部材1を形成するベース部材形成工程Aと、位置決め用ベース背面板13を支持枠3の左右の基後壁部12、12の外壁面に固定的に取付けるベース背面板固定工程Bと、端面L型の後方縁枠支柱17、17をベース背面板13の左右に固定的に対設する後方縁枠支柱固定工程C1及びこの左右一対の後方縁枠支柱固定工程C1の後にこれらの後方縁枠支柱17、17の間に側端部を係合させながら分割された複数個の後板を垂直状態に積み重ねる後板係合工程C2を有する後壁部材取付け工程Cと、前記後方縁枠支柱17に一方側の突起を係合させながら分割された複数個の側板を垂直状態に積み重ねてベース部材1に取付ける側壁部材取付け工程Dと、前方の縁枠支柱15を左右の側壁部材20にそれぞれ係合させ、かつ、支持枠3の基側壁部10の外壁面に固着手段を介して固定する前方縁枠支柱固定工程Eと、一体的に組合わせられた左右前後の縁枠支柱15、17の各上端部と、左右の側壁部材20の上端部と、後壁部材30の上端部に嵌合天板35を固定的に嵌合する嵌合天板取付け工程Fと、左右の前方縁枠支柱15、15に複数個の蝶番41を介して扉40を取付ける扉取付け工程Gとから成る自動販売機の家具調キャビネットXの製造方法。
- 別体に製作された台2と支持枠3を一体的に結合してベース部材1を形成するベース部材形成工程Aと、位置決め用ベース背面板13を支持枠3の左右の基後壁部12、12の外壁面に固定的に取付けるベース背面板固定工程Bと、端面L型の後方縁枠支柱17、17をベース背面板13の左右に固定的に対設する後方縁枠支柱固定工程C1及びこの左右一対の後方縁枠支柱固定工程C1の後にこれらの後方縁枠支柱17、17の間に側端部を係合させながら分割された複数個の後板を垂直状態に積み重ねる後板係合工程C2を有する後壁部材取付け工程Cと、次に左右一対の前方の縁枠支柱15、15を支持枠3の基側壁部10の外壁面に固着手段を介して固定する前方縁枠支柱固定工程Eと、次に左右前方の縁枠支柱15、15の間に両側端部を係合させながら分割された複数個の側板を垂直状態に積み重ねる側壁部材取付け工程Dと、次に一体的に組合わせられた左右前後の縁枠支柱15、17の各上端部と、左右の側壁部材20の上端部と、後壁部材30の上端部に嵌合天板35を固定的に嵌合する嵌合天板取付け工程Fと、左右の前方縁枠支柱15、15に複数個の蝶番41を介して扉40を取付ける扉取付け工程Gとから成る自動販売機の家具調キャビネットXの製造方法。
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JP11430196A JP3827362B2 (ja) | 1996-04-11 | 1996-04-11 | 自動販売機の家具調キャビネット及びその製造方法 |
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