JP3826812B2 - 光学式計測装置 - Google Patents

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    • A61B5/00Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
    • A61B5/0059Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons using light, e.g. diagnosis by transillumination, diascopy, fluorescence

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、光学式計測装置に係り、例えば、人の体の一部に装着して血液の流れ等を電気信号にして取り出して計測する装置に適用できるものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、生体信号を検出する装置として、携帯タイプの光学式計測装置が知られている。この装置は被験者の腕などに装着して使用され、生体信号を検出するセンサと、このセンサが検出した生体信号を監視装置へ伝送する送信回路と、前記センサ及び前記送信回路を作動させるための電力を蓄えた電池とを備えている。
【0003】
ところが、被験者の健康状態を正確に監視しようとすると、生体信号を高頻度で検出することが必要であり、消費電力の増大を招く。生体信号検出装置は、被験者の腕などに装着して使用されるので、容量の大きい大型の電池を用いることは困難である。このため、頻繁に電池を交換する必要があり、手間がかかるとともに運用上のコスト上昇を招いていた。
【0004】
また、検出できる生体信号としては、脈拍数、脈拍間隔といった時間軸情報が主であり、生体異常予知に必要とされる情報、例えば、脈拍振幅の絶対値(受光信号の絶対値)とその経時変化などの振幅の微細変化情報の検出が困難であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明はこのような背景の下になされたものであり、その目的は、検出精度を確保しつつ低消費電力化を図ることができる光学式計測装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
今、図6に示すように、発光素子201に対応して受光素子202が用意され、受光素子202と増幅器204をコンデンサ203にてカップリング(ACカップリング)し、増幅器204の出力信号をA/D変換器205を通して取り出す場合を考える。図7に示すように、受光素子202の出力信号(V1)に対し増幅器204の入力側信号(V2)はゼロレベルを中心に変動することになり、この信号(V2)が増幅器204にて増幅されて増幅信号(V3)が得られる。
【0007】
ここで、発光素子201において発光動作させるための消費電力を少なくすべく発光素子201をデューティ駆動することを考える。具体的には、図8に示すように、発光素子301に流す電流をオン/オフ制御することとし、受光素子302の出力は増幅器303を介してA/D変換する。ところが、図9に示すように、増幅器303のフルスケールが0ボルトから受光信号の変動成分を含む幅(範囲)となり、フルスケールに対する受光信号での変動成分の振幅としては小さいものしか得られずA/D変換後において精度が悪いものとなってしまう。換言すると、検出信号が微弱で多くの直流成分を持っているため、そのまま増幅すると容易にフルスケールを超えてしまう。
【0008】
そこで、本発明者らは、図10に示すように、受光信号(V1)を減算器403に送り、ここで、当該受光信号(V1)に対し直流成分を減算させ、その信号を増幅器404にて増幅することを考えた。これにより、図11に示すように、受光信号(V1)に対し直流成分を差し引いた信号(V2)を得て、この信号(V2)を増幅器404で増幅する。ここで、フルスケールに対する振幅としては大きいものが得られ、A/D変換後においては精度のよいものとなる。
【0009】
つまり、請求項1に記載の光学式計測装置は、所定の周期にて所定時間だけ電池から電力の供給を受けて発光素子から被検出対象に向けて光を発するとともに被検出対象からの反射光を受光素子にて受けるセンサと、前記受光素子からの受光信号を直接A/D変換する第1のA/D変換器と、受光素子からの受光信号に対し直流成分を減算して変動成分を抽出するための減算器と、減算器の出力信号を増幅する増幅器と、増幅器の出力信号をA/D変換する第2のA/D変換器と、前記受光素子からの受光信号を直接A/D変換した第1のA/D変換値を取り込み、該第1のA/D変換値が予め定めた上限値又は下限値を外れた場合に、前記直流成分のレベルを補正する直流成分補正手段とを備えたことを特徴としている。
【0010】
よって、センサの発光素子がデューティ駆動され(所定のサンプリング周期において所定のデューティ比で駆動され)、この際、電池の電力が使われる。減算器において、受光素子からの受光信号に対し直流成分が減算されて変動成分が抽出される。そして、減算器の出力信号が増幅器およびA/D変換器によって増幅およびA/D変換される。その結果、図8に示した方式に比較して振幅としては大きなものが得られる。また、このようにして充分大きな振幅が得られることにより、デューティ駆動でのサンプリング周期における発光素子の発光時間を短くすることができる。これにより、検出精度を確保しつつ低消費電力化を図ることができる。
【0011】
また、A/D変換器によるA/D変換値を用いて直流成分のレベルを補正する直流成分補正手段は、受光素子からの受光信号を直接A/D変換した値(第1のA/D変換値)が予め定めた上限値又は下限値を外れた場合に、前記直流成分のレベルを補正するものとすると、受光信号が急峻に変化した場合の対応が可能となる。また、請求項2に記載のように、直流成分補正手段は、第1のA/D変換値が予め定めた上限値よりも大きくなった場合には直流成分のレベルを大きくする補正を行い、同第1のA/D変換値が予め定めた下限値よりも小さくなった場合には直流成分のレベルを小さくする補正を行うものとするとよい。また、請求項3に記載のように、直流成分補正手段は、第1のA/D変換値が予め定めた上限値又は下限値を外れていない場合であっても、第2のA/D変換器による第2のA/D変換値の時間的な変化をモニターした結果、第2のA/D変換値が上昇傾向または下降傾向にあると判定される場合に、その変化に基づいて直流成分のレベルを補正するもの、詳しくは、請求項4に記載のように、第2のA/D変換値の時間的な変化として増加傾向にあるときには、直流成分のレベルを大きくする補正を行い、減少傾向にあるときには、直流成分のレベルを小さくする補正を行うものとすると、より確実に測定することが可能となる。
【0013】
また、請求項に記載のように、第2のA/D変換器による第2のA/D変換に加えて補正後の直流成分を後段に送るようにすると、両データの総和が受光信号の絶対値となり、振幅の微細変化情報を得ることが可能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、この発明を具体化した一実施の形態を図面に従って説明する。
図1には、本実施形態における光学式計測装置の全体構成を示す。
【0017】
本実施形態における光学式計測装置は生体信号を検出するための装置であって、人体の一部、具体的には被験者の上腕部等に装着して使用される。また、図1に示す装置はアンテナ41を通して監視装置(図示略)にデータを伝送することができるようになっている。また、この監視装置は受信装置として機能するだけでなく充電器としても機能し、図1に示す装置を監視装置に取り付けることにより二次電池50を充電することができるようになっている。
【0018】
以下、詳しく説明していく。
同装置は、センサ10とアナログ信号処理回路20とマイコン30と送信回路40とアンテナ41と二次電池50と使用検知素子51を備えている。
【0019】
生体信号を検出するためのセンサ10は、発光素子11と受光素子12を備えている。本実施形態では、発光素子11として発光ダイオード(LED)を用い、受光素子12としてフォトダイオード(PD)を用いている。そして、発光素子(LED)11から被検出対象である血管(皮膚)に向けて光を発するとともに被検出対象からの反射光を受光素子(PD)12にて受けるようになっている。発光素子11はデューティ駆動され、所定の周期(=50ms)にて所定時間(=80μs)だけ駆動され、それに伴ない受光素子12から受光信号SG1が得られる。
【0020】
アナログ信号処理回路20は、センサ10の受光素子(PD)12からの信号SG1を入力してアナログ信号処理を行うものであり、減算器21と増幅器22を備えている。減算器21は、受光素子12からの受光信号SG1に対し直流成分SG3を減算して出力する。増幅器22は減算器21の出力信号を増幅して出力する。
【0021】
マイコン30は、信号処理回路31とCPU(中央処理装置)32とメモリ33とパルス発生回路34とA/D変換器35,36とD/A変換器37を備えている。CPU32は、マイコン全体の動きを制御するためのものであり、センサ10の発光素子11を前述したように所定のサンプリング周期(=50ms)にて所定時間(=80μs)だけ駆動する。A/D変換器36は、増幅器22の出力信号SG2をA/D変換して信号処理回路31に送る。A/D変換器35は、受光素子12からの受光信号SG1を直接、A/D変換して信号処理回路31に送る。D/A変換器37は信号処理回路31からのデータをD/A変換して減算器21への信号SG3、即ち、所定の直流成分レベルを生成する。信号処理回路31にはCPU32が接続されている。そして、A/D変換器35,36からのA/D変換値は信号処理回路31を通してCPU32に送られるとともに、CPU32は信号処理回路31を通してD/A変換器37にD/A変換する値を指令する。CPU32はメモリ33およびパルス発生回路34と接続されている。
【0022】
信号処理回路31には送信回路40が接続され、この送信回路40にはアンテナ41が接続されている。送信回路40とアンテナ41により、デジタル処理されたデータを監視装置(図示略)へワイヤレスで伝送することができるようになっている。
【0023】
二次電池50には、全ての機器を作動させる電力が蓄えられ、二次電池50の電力はセンサ10(発光素子11)とアナログ信号処理回路20とマイコン30と送信回路40に供給されるようになっている。この電力の供給にてセンサ10等の各機器を作動させることができるようになる。つまり、発光素子11においては、所定のサンプリング周期(=50ms)にて所定時間(=80μs)だけ二次電池50から電力の供給を受けて被検出対象である血管(皮膚)に向けて光を発する。また、二次電池50は使用感知素子51からの信号を入力する。つまり、充電を終えた計測装置(生体信号検出装置)を使用するために監視装置(図示略)から取り外すと、使用感知素子51は、二次電池50から各機器に対し電力の供給を許可する信号を出力する。
【0024】
また、CPU32は二次電池50の電圧(充電電圧)をモニターしている。
次に、本測定装置の作用について説明する。
図2には、各種の波形を示す。この図2において、受光素子(PD)12の出力信号(受光信号)SG1と、増幅器22の出力信号SG2と、減算器21への直流成分信号SG3を示す。
【0025】
また、図3,4は、CPU32における処理内容を示すフローチャートである。
まず、図1,2を用いて説明する。
【0026】
図1のパルス発生回路34にて正確なサンプリングタイミングが発生し、CPU32はサンプリング時間になるとセンサ10の発光素子(LED)11に電力を供給し、センシングが開始される。発光素子11が発光すると、光が人体の皮膚を通して内部に入り毛細血管に到達して一部が吸収されるとともに、反射散乱されて皮膚内部から戻り、その戻る光が受光素子(PD)12にて受光される。
【0027】
受光素子12にて受光する光は、このような毛細血管などに当たって人体内部から戻る光と、皮膚での表面反射による光とがある。よって、図2での受光素子12の出力信号SG1の波形として、表面反射による直流成分に脈動成分(変動成分)が重畳したものが得られる。
【0028】
検出された信号SG1は、アナログ信号処理回路20に入り、減算器21において受光素子12からの受光信号SG1に対して直流成分SG3が減算され、脈動成分(変動成分)が抽出される。この脈動成分の抽出において、CPU32により、減算器21への直流成分のレベルを補正しつつ(過去の直流成分の変化から予測された直流成分データをD/A変換器37へフィードバックしつつ)今回のサンプリング時の脈動成分を取り出す方法を採っている。換言すれば、CPU(中央処理装置)32で直流成分を計算し、アナログ信号処理回路20にフィードバックしている。
【0029】
具体的には、(i)直流成分がゆっくり変化した場合の予測処理、および、(ii)体動やセンサずれによる直流成分が急峻に変化したときに、最新の直流成分値をただちにフィードバックしてデータの欠落を最小限にする処理を行う。この(i),(ii)の具体的処理については後ほど図3,4を用いて説明する。
【0030】
受光素子12からの信号SG1中の脈動成分の値は非常に微弱であるため、減算器21の出力はアナログ信号処理回路20内の増幅器22にて増幅され、A/D変換器36に取り込まれ、A/D変換される。一方、受光素子12の出力信号SG1は直接、A/D変換器35にてA/D変換される。これらA/D変換器35,36にてデジタル化されたデータは信号処理回路31を介してCPU32に取り込まれる。
【0031】
A/D変換器36を通して取り込まれたデータ(脈動成分データ及び直流成分データ)およびA/D変換器35を通して取り込まれたデータは、メモリ33に保存される。CPU32は、データの保存を終えると、センサ10の発光素子(LED)11への電力供給を停止する。その後、データの伝送処理が行われる。
【0032】
このような一連の処理は具体的には次のように行われる。
CPU32は、図3のステップ100で初期設定を行う。具体的には、変数のクリア、基準サンプリング時間データセット(20Hz)、通信ボーレート設定、通信フォーマットセット等を行う。そして、CPU32は、ステップ101において発光タイミングであるか判定し、発光タイミングであると、ステップ102で二次電池50の電圧値を読み込み、ステップ103において電圧低下が発生していないか判定する。電圧低下が発生していると、ステップ104で発光素子(LED)11の通電電流値を高く設定して必要な発光強度(輝度)を維持する。
【0033】
引き続き、CPU32は、ステップ105において発光素子(LED)11を通電して点灯させる。そして、CPU32はステップ106で受光素子(PD)12から減算器21と増幅器22を通過した信号SG2のA/D変換値、および直接の受光信号SG1のA/D変換値に対しデータサンプリングを行った後、ステップ107で発光素子(LED)11での通電を終了して消灯させる。
【0034】
その後、CPU32は図4のステップ108,109で、受光素子12からの受光信号SG1を直接A/D変換した値が予め定めた上限値または下限値を外れていないか判定し、外れていないとステップ110で当該データをメモリ33に格納する。一方、受光信号SG1のA/D変換値が予め定めた上限値または下限値を外れていると、ステップ111において直流成分のレベルを補正する。詳しくは、直流成分補正手段としてのCPU32は、受光素子12からの受光信号SG1を直接A/D変換した値が予め定めた上限値よりも大きくなった場合には直流成分のレベルを大きくする補正を行い、また、受光素子12からの受光信号SG1を直接A/D変換した値が予め定めた下限値よりも小さくなった場合には直流成分のレベルを小さくする補正を行う。
【0035】
このステップ111の処理や後記するステップ113の処理を実行することにより、次回のサンプリングのために直流成分のレベルが補正されることになる(予測計算されることになる)。
【0036】
ステップ110の処理後において、CPU32はステップ112で、A/D変換器36によるA/D変換値が上昇傾向あるいは下降傾向にあるか判定し、いずれかの傾向があるとステップ113において上昇率・下降率に応じて直流成分のレベルを補正する。具体的には、最新の32個分のデータの平均値と、その前の32個分のデータの平均値との差を求め、この差分に係数をかけるたものを現在の直流成分値に加算する。
【0037】
詳しくは、例えば、図5において期間T1に示すごとくA/D変換値の時間的な変化として増加傾向にあるときには、直流成分のレベルを大きくする補正を行う。その結果、図5においてt1のタイミングにて直流成分のレベルが大きくなることにより、減算器21の出力を増幅した後の波形としては、Δ1だけレベルが下がることになる。一方、図5において期間T2に示すごとく減少傾向にあるときには、直流成分のレベルを小さくする補正を行う。その結果、図5においてt2のタイミングにて直流成分のレベルが小さくなることにより、減算器21の出力を増幅した後の波形としては、Δ2だけレベルが上がることになる。
【0038】
このように、直流成分補正手段としてのCPU32は、A/D変換器36によるA/D変換値の時間的な変化をモニターしてその変化に基づいて直流成分のレベルを補正する。
【0039】
図4において前述のステップ111あるいはステップ113を処理した後、CPU32はステップ114においてデータカウンタを1インクリメントし、さらに、ステップ115において送信回路40を駆動して送信許可を与えるとともにスリープを解除する。そして、CPU32はステップ116で送信データをセットする。これにより、所定のタイミングでデータが送信回路40およびアンテナ41を通して監視装置に送られることなる。その後、CPU32はステップ117で送信禁止およびスリープ設定を行う。これが終わると、図3のステップ100に戻る。
【0040】
図4でのステップ114〜117の処理(データ伝送処理)に関して、伝送するデータは、メモリ33に保存された脈動成分データと直流成分データ及びこのサンプリングが何回目なのかを表すデータカウント値の3つであり、これらデータが通信のためのフォーマット形式に変換される。伝送開始時には、送信回路40がそれまでの電力低減状態(スリープモード)から解除される。また、送信回路40が送信可能状態に設定されると、データが送信回路40を通して監視装置にワイヤレスで伝送される。そして、伝送が終わると送信可能モードが解除され、次のサンプリング時間まで送信回路40がスリープモードに設定される。
【0041】
このようにして、A/D変換器36によるA/D変換データに加えて直流成分データが後段の監視装置に無線にて送られる。
一方、生体信号検出装置は、未使用となった時に監視装置(充電器)に取り付けると、内蔵した充電回路より生体信号検出装置内の二次電池50に充電を始める。
【0042】
この際、充電回路は充電完了確認機能を有しているため、過充電によって二次電池50に不具合が発生することを防止でき、生体信号検出装置を監視装置(充電器)に取り付けたままでも二次電池50に悪影響を及ぼすことはない。
【0043】
再度使用する場合は、監視装置(充電器)から取り外すことで生体信号検出装置は動作をはじめ、被験者の体の部位に装着することで検出が可能となる。
このため、電池の交換の手間がかからないとともに、運用コストも低減できる。
【0044】
ここで、光学式計測装置(生体信号検出装置)においては、発光素子(LED)11での発光に多くの電力が必要となる。電池交換の手間を無くすため二次電池を採用するが、一次電池に比較してエネルギー密度が低いため消費電力を減らす必要があり、発光素子(LED)を点灯させるために全消費電力のうちの多くがこれに充てられる。今、図12に示す構成とした場合をついて考える。つまり、発光素子501と受光素子502とコンデンサ503を備え、コンデンサカップリング(コンデンサ503)によりDC成分をカットして微小変化量のみが通過する構成とした場合を考える。消費電力を下げるためにはスイッチ504のオン時間(LED501の発光時間)を短くしていくことになる。ところが、図13に示すように、図12でのコンデンサ503の時定数の関係による不具合、即ち、放電時間割合が長いと信号の電位を保持しきれないため信号精度が犠牲になり、そのため、精度の許容値から発光時間(デューティ比)を短縮できなかった。即ち、検出する生体信号がアナログの連続値のため、発光素子(LED)501をある程度の時間点灯させる必要があった。また、コンデンサ503で脈波信号(V1:図13では説明上、直線としている)から擬似脈波波形(V2)を整形しているため、信号精度も落ちている。このように、図12に示す構成とした場合には、消費電力と信号精度の間がトレードオフの関係になっている。よって、精度の許容値から、デューティ比は20%程度となってしまう。
【0045】
これに対し、図1に示す本実施形態においては、センシングした脈波信号をそのままデータ処理できるため、デューティ比をセンシングに必要な時間のみ(アナログ部品の伝播特性+マイコンでのA/Dの変換時間=80[μs])に短縮することができる。つまり、LED発光デューティ比は80[μs]/50[ms](サンプリング周期)=0.16%となり、センサでの消費電力を図12の構成とした場合の20%から0.16%へ1/100以下に低減することができる。
【0046】
生体信号データをメモリ33に保存した後は、次のサンプリング時間までセンサの発光素子(LED)11を消灯することで、サンプリング間隔の99.8%の時間を消灯(LEDをオフ)させることができ、消費電力を減らすことができる。その結果、信号の精度とは無関係に低消費電力化を実現することができる。
【0047】
また、図12の構成においては、コンデンサカップリング(コンデンサ503)によりDC成分をカットしていること(微小変化量のみが通過)により、生体異常予知指標等が含まれている極低周波(脈波基線の揺らぎ)や信号の絶対値のデータが失われてしまう。
【0048】
これに対し、本実施形態においては、間接的に、脈波に含まれるDC成分(SG3)をA/D変換器36で取り込み、マイコン30内で処理し、直流成分データとして減算器21にフィードバックすることで、脈波信号データ及びDC値データの収集を実現している。詳しくは、脈波信号データとDC値(直流成分)データの加算により生データが得られることから、信号の絶対値収集が可能である。つまり、アナログ信号処理回路20の減算器21にて減算した後の微弱信号のみを増幅し、生体信号データとしてメモリ33に保存する。この時、アナログ信号処理回路20にフィードバックした直流成分データもメモリ33に保存することで、その総和が生体信号の絶対値となり、振幅の微細変化情報の検出が可能となる。このことにより、図2に示すごとく、脈波の基線の揺らぎ(挙動)を計測することが可能となる。
【0049】
さらに、図12の構成では、脈波データの分解能を上げるべく増幅器505において信号の増幅を行った後、コンデンサ503により生成した擬似波形を脈波波形形状に近づけるためにローパスフィルタ506を通過させ(階段状の波形を滑らかに鈍らせ)、A/D変換器507にてデータとして収集する。このため、急峻なデータ変化において信号精度が低下する。
【0050】
これに対し、本実施形態においては、生の脈波データを扱っているため、増幅後に直接、マイコン30に取り込むことが可能であり、高精度のデータ収集を実現することができる。
【0051】
図3,4に示すフローチャート(フィードバックデータ処理のアルゴリズム)において、体動・センサのズレなど脈波データが急峻に変化した場合や、図2に示す脈波基線の揺らぎでアナログデータの入力範囲を超えてしまった場合のデータ欠落を最小限にすることができる。即ち、図4のステップ108,109,111の処理を実行することにより、急峻に変化した時の対応が可能であり、ステップ112,113の処理を実行することにより、上昇・下降傾向にある時の予測を行うことができる。その結果、より正確に測定することが可能となる。
【0052】
また、図12の構成では、脈波データ(変化量)のみを収集しており、この収集データは処理を行い、脈波の間隔情報(周波数)については得ることができる。
【0053】
本実施形態においては、脈波データ(変化量)に加え、DC成分データの収集が可能となり、これにより、図2に示す脈波基線の揺らぎや振幅の絶対値(受光信号の絶対値)といった新たな情報の収集を行うことが可能となる。
【0054】
以上説明してきたように、本実施形態においては、生体信号に基づいて医師などが行う被験者の診断の正確性を低下させることなく消費電力を減らすことができ、かつ、生体信号中の振幅の微細変化情報の検出が可能となる。また、図8に示す方式との比較においては、振幅としては大きなものが得られ、また、このようにして充分大きな振幅が得られることにより、デューティ駆動でのサンプリング周期における発光素子11の発光時間を短くすることができる。これにより、検出精度を確保しつつ低消費電力化を図ることができる。
【0055】
以下に応用例を説明する。
図14に示すように、発光素子11のドライバ60において複数の抵抗R1,R2,R3を配置し、この抵抗R1,R2,R3を選択することにより通電電流iを可変にし、少なくとも図1のA/D変換器36によるA/D変換値に基づいて発光素子11の発光強度を調整するようにしてもよい。
【0056】
詳しくは、図15に示すように、A/D変換器36によるA/D変換値に対する上限レベルと下限レベルが決められており、受光信号レベル(SG2)が上限レベルに達すると直流成分のレベルを強制的に所定値だけ下げ(現象A)、また、受光信号レベル(SG2)が下限レベルに達すると直流成分のレベルを強制的に所定値だけ上げる(現象B)ようにする。そして、所定期間において、この直流成分のレベルの強制変更動作が所定回以上続くか否か判定し(現象Aと現象Bを繰り返して所定回以上続くか否か判定し)、所定回以上続くならば、発光素子11の通電電流iを小さくする(発光強度を下げる)。これにより、脈波振幅が大きい場合に感度を下げることができる(感度を自動調節することができる)。
【0057】
このように、A/D変換器36によるA/D変換値が所定の範囲から外れる状況が継続すると、発光素子11の発光強度を弱くしてもよい。
また、図16に示すように、所定測定期間における最大値と最小値との差(振幅)Vpが所定以内となる場合が所定判定期間において所定回数以上存在するならば、発光素子11の通電電流iを大きくする(発光強度を上げる)。これにより、脈波振幅が小さい場合に感度を上げることができる(感度を自動調節することができる)。
【0058】
このように、A/D変換器36によるA/D変換値の時間的変化において当該A/D変換値が所定の範囲内に入っているときは、発光素子11の発光強度を強くするようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態における光学式計測装置の全体構成を示す図。
【図2】作用説明のための波形を示す図。
【図3】作用説明のためのフローャート。
【図4】作用説明のためのフローチャート。
【図5】作用説明のための波形を示す図。
【図6】本発明を説明するために用いた比較のための構成図。
【図7】本発明を説明するために用いた比較のための波形図。
【図8】本発明を説明するために用いた比較のための構成図。
【図9】本発明を説明するために用いた比較のための波形図。
【図10】本発明を説明するために用いた構成図。
【図11】本発明を説明するために用いた波形図。
【図12】本発明を説明するために用いた比較のための構成図。
【図13】本発明を説明するために用いた比較のための波形図。
【図14】応用例を説明するための構成図。
【図15】応用例を説明するための波形図。
【図16】応用例を説明するための波形図。
【符号の説明】
10…センサ、11…発光素子、12…受光素子、20…アナログ信号処理回路、21…減算器、22…増幅器、30…マイコン、31…信号処理回路、32…CPU、33…メモリ、34…パルス発生回路、35…A/D変換器、36…A/D変換器、37…D/A変換器、40…送信回路、41…アンテナ、50…二次電池、51…使用感知素子。

Claims (5)

  1. 所定の周期にて所定時間だけ電池(50)から電力の供給を受けて発光素子(11)から被検出対象に向けて光を発するとともに被検出対象からの反射光を受光素子(12)にて受けるセンサ(10)と、
    前記受光素子(12)からの受光信号(SG1)を直接A/D変換する第1のA/D変換器(35)と、
    前記受光素子(12)からの受光信号(SG1)に対し直流成分(SG3)を減算して変動成分を抽出するための減算器(21)と、
    前記減算器(21)の出力信号を増幅する増幅器(22)と、
    前記増幅器(22)の出力信号(SG2)をA/D変換する第2のA/D変換器(36)と、
    前記受光素子(12)からの受光信号(SG1)を直接A/D変換した第1のA/D変換値を取り込み、該第1のA/D変換値が予め定めた上限値又は下限値を外れた場合に、前記直流成分(SG3)のレベルを補正する直流成分補正手段(32)と、
    を備えたことを特徴とする光学式計測装置。
  2. 前記直流成分補正手段(32)は、前記第1のA/D変換値が予め定めた上限値よりも大きくなった場合には直流成分(SG3)のレベルを大きくする補正を行い、同第1のA/D変換値が予め定めた下限値よりも小さくなった場合には直流成分(SG3)のレベルを小さくする補正を行うものであることを特徴とする請求項1に記載の光学式計測装置。
  3. 前記直流成分補正手段(32)は、前記第1のA/D変換値が予め定めた上限値又は下限値を外れていない場合であっても、前記第2のA/D変換器(36)による第2のA/D変換値の時間的な変化をモニターした結果、第2のA/D変換値が上昇傾向または下降傾向にあると判定される場合に、その変化に基づいて前記直流成分(SG3)のレベルを補正するものであることを特徴とする請求項1又は2に記載の光学式計測装置。
  4. 前記直流成分補正手段(32)は、前記第2のA/D変換値の時間的な変化として増加傾向にあるときには、直流成分のレベルを大きくする補正を行い、減少傾向にあるときには、直流成分のレベルを小さくする補正を行うものであることを特徴とする請求項3に記載の光学式計測装置。
  5. 前記第2のA/D変換器(36)による第2のA/D変換値に加えて補正後の直流成分(SG3)を後段に送るようにしたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の光学式計測装置。
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