JP3825096B2 - ガス供給装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はガス供給装置に係り、特に圧縮したガスを被充填タンクに充填するよう構成されたガス供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
天然ガスを圧縮した圧縮天然ガス(CNG)を燃料にして走行する自動車(CNG車)の開発と共に圧縮天然ガスを自動車の燃料タンクに供給するガス供給装置の実用化が進められている。この種のガス供給装置では、圧縮されたガスをガス蓄圧器に貯蔵しておき、ガス蓄圧器に貯蔵されたガスをCNG車の燃料タンクに充填するように構成されている。
【0003】
従来のガス供給装置では、圧縮天然ガスが供給されるガス供給管路に逆止弁、コンプレッサ、開閉弁、圧力センサ等が配設されている。また、ガス供給管路の下流側端部は、緊急離脱カプラを介してガス充填ホースに連通されており、ガス充填ホースの先端には被充填タンクとして燃料タンクの接続口に接続される接続カプラが接続されている。
【0004】
CNG車に燃料補給する際は、ガス充填ホースを伸ばして接続カプラをCNG車の燃料タンク(図示せず)に接続する。そして、ガス充填開始釦を押圧操作して開閉弁を開弁させると、コンプレッサが動き始め、コンプレッサにより圧縮されたガスが燃料タンクに充填開始される。その際、運転表示ランプの点灯によりガス充填中であることを確認できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の装置では、顧客の仕様に合わせてガス充填圧力、ガス充填時間等が任意の数値に決められ、これらの性能を満たすように各機器の動作時間、動作タイミング等を調整する必要があるので、各装置毎に制御システムのシステムパラメータを個別に設定している。そのため、例えばガスが充填された蓄ガス器の数が変わるだけでも制御システムのソフトウエアを変更しなければならない。このシステムパラメータとしては、例えばディスペンサ番号、ガス蓄圧器数、直充填の有無、圧力上昇制御時のバルブ制御ゲイン、定流量制御時のバルブ制御ゲイン等がある。そのため、各システムパラメータは、各充填所に設置されたディスペンサ毎に異なる数値が設定されている。
【0006】
ところが、各顧客の要望に応じるには、各顧客毎に異なるソフトウエアを用意することになるため、全ての顧客分のソフトウエアを管理しなければならない。さらに、一の顧客のソフトウエアで不具合が発生した場合、他の顧客のソフトウエアを全て修正しなければならないので、膨大な手間がかかるといった問題がある。
【0007】
そこで、本発明は上記問題を解決したガス供給装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明は以下のような特徴を有するものである。
本発明は、充填を開始する際に操作される充填開始スイッチ釦と、
充填を停止する際に操作される充填停止スイッチ釦と、
被充填タンクに圧縮したガスを供給するためのカプラと、
非充填中に前記カプラが掛止されるカプラ掛けと、
該カプラ掛けに前記カプラが掛止されているときオンになり、また、該カプラ掛けに前記カプラが掛止されていないときオフになるカプラ掛けスイッチと、
ガス充填処理の制御システムの制御プログラムを記憶するメモリと、
前記カプラ掛けスイッチがオフの状態で前記充填開始スイッチ釦の操作がされた場合に、前記制御プログラムに基づいて圧縮されたガスを前記カプラを介して被充填タンクへ供給し、前記充填停止スイッチ釦の操作により前記被充填タンクへの圧縮されたガスの供給を停止するガス供給装置において、
前記制御プログラムにおいて使用される複数のシステムパラメータの設定を変更するパラメータ変更手段を設け、
前記パラメータ変更手段は、前記カプラ掛けスイッチがオンである状態で前記充填開始スイッチ釦と前記充填停止スイッチ釦との少なくとも何れかのスイッチ釦を操作することにより前記システムパラメータの変更を行うことを特徴とするものである。
【0009】
従って、本発明によれば、カプラ掛けスイッチがオンである状態で充填制御を行うために設けられた充填開始スイッチ釦と充填停止スイッチ釦との少なくとも何れかのスイッチ釦を操作することにより被充填タンクへガスを充填する際のシステムパラメータの設定を変更することができるので、制御システムのソフトウエアを共通化してソフトウエアの各パラメータのみを任意の数値に変更するようにでき、ソフトウエアの管理及び各顧客毎の要望にも応じることができる。また、パラメータ変更用に特別なハードウエアを設けてコストが上昇すること、及び機器構成が変更されることを防止できる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図面と共に本発明の一実施例を説明する。尚、図1は本発明になるガス供給装置の構成図である。
ガス供給装置11は、コンプレッサ12により圧縮されたガスをガス蓄圧器13に貯溜させ、ガス蓄圧器13のガスをガス供給管路14を介してCNG車の燃料タンクに充填するよう構成されている。尚、ガス蓄圧器13は、文献等で「蓄ガス器」とも呼ばれている。ガス供給管路14は、コンプレッサ12の吐出側に配設された第1の開閉弁15と、ガス蓄圧器13の上流側に配設された第2の開閉弁16とを有する。
【0012】
さらに、ディスペンサ本体17内に延在されたガス供給管路14には、第3の開閉弁18、流量計19、制御弁20、圧力計21が配設されている。第1の開閉弁15、第2の開閉弁16、第3の開閉弁18は、夫々電磁弁よりなり、後述するように制御信号により開弁又は閉弁動作する。
【0013】
そして、ガス供給管路14の端部は、ホース22を介して三方弁23のaポートに接続されている。また、三方弁23のbポートには、CNG車の燃料タンク(図示せず)に接続されるカプラ24が連通され、三方弁23のcポートには、脱圧用ホース25が連通されている。
【0014】
ディスペンサ本体17は側面に非充填中のカプラ24を掛止するカプラ掛け26が設けられており、カプラ掛け26はカプラ24が掛止されたときオン状態に切り換わるカプラ掛けスイッチ27を有する。
28は制御装置で、予めセットされた制御システムに基づいて上記各機器を制御する。29はメモリで、ガス充填処理の制御システムの制御プログラムと、充填制御を行うために設けられたスイッチが所定時間以上操作し続けたときにCNG車の燃料タンクへガスを充填する際のシステムパラメータの設定を変更するパラメータ変更プログラム(パラメータ変更手段)とが記憶されている。そのため、充填制御を行うために設けられたスイッチの操作によりシステムパラメータの設定変更が容易となり、制御プログラムのソフトウエアを共通化して各システムパラメータのみを顧客の要望に応じて適宜変更することができる。
【0015】
このように既存のスイッチだけの操作によりソフトウエアの各パラメータを変更させることが可能になるので、パラメータ変更用に特別なハードウエアを設けてコストが上昇すること、及び機器構成が変更されることを防止できる。また、所定時間以上操作され続けたときのみ各パラメータが変更可能になるので、通常の操作性を損なうこともない。
【0016】
このシステムパラメータとしては、例えばディスペンサ番号、ガス蓄圧器数、直充填の有無、圧力上昇制御時のバルブ制御ゲイン、定流量制御時のバルブ制御ゲイン等がある。そして、ディスペンサ番号が01、ガス蓄圧器数が2個、直充填の無しの場合、システムパラメータは「01 2 00 ……… 」といった具合に数値データで設定されている。また、ディスペンサ番号が03、ガス蓄圧器数が4個、直充填の有りの場合、システムパラメータは「03 4 99 ……… 」と設定される。
【0017】
30は液晶パネルよりなる表示装置で、ガス充填を行う際の情報(充填量、充填時間、充填圧力等)を表示する。
31は充填開始スイッチ釦、32は充填停止スイッチ釦、33は非常停止スイッチ釦である。
【0018】
非充填中、コンプレッサ12は制御装置28からの制御信号により起動されて天然ガス(CNG)を24.5MPaの圧力まで圧縮する。そのとき、第1の開閉弁15及び第2の開閉弁16が開弁され、且つ第3の開閉弁18が閉弁されているため、コンプレッサ12から吐出された圧縮ガスは、ガス蓄圧器13に供給される。
【0019】
尚、コンプレッサ12は2つの圧力スイッチ(図示せず)を有しており、起動時に圧縮した圧力値を検出して制御装置28に出力することができる。
カプラ24がCNG車の燃料タンクに接続された後、三方弁23のaポートとbポートとが連通されるように切り換え操作されて充填開始スイッチ釦31がオンに操作されると、第3の開閉弁18が開弁されるため、ガス蓄圧器13のガスはガス供給管路14、ホース22、三方弁23、カプラ24を介してCNG車の燃料タンクに充填される。その際、流量計19により流量(瞬時流量、積算流量)が計測されると共に、制御弁20により供給圧力及び流量が所定値に制御され、圧力計21により充填圧力が計測される。
【0020】
そして、CNG車の燃料タンクに目標圧力が充填されると、第3の開閉弁18が閉弁されてガス充填が終了する。
図2はガス充填中の表示装置30の画面上に表示される表示例を示す。
表示装置30の画面には、上段に充填量(積算流量)表示部30aが設けられ、中段に流量(瞬時流量)表示部30bと動作モード表示部30cとが設けられ、下段に充填圧力表示部30dが設けられている。表示装置30の充填圧力表示部30dは、圧力計21により計測された圧力値0〜19.6MPaをセグメントの点灯数により棒グラフで表示する。
【0021】
以下、制御装置28が実行する処理につき図3乃至図11を併せ参照して説明する。
本実施例では、制御装置28の制御処理をアイドラ処理とサンプリング処理に分けて説明する。アイドラ処理では、充填開始やパラメータ設定等の動作モードの変更を行う。サンプリング処理は、0.01秒毎のタイマ割り込みによって定期的に起動されると共に、ガス充填制御や表示装置30の表示制御を行う。従って、制御装置28はアイドラ処理を行うアイドラ部と、サンプリング処理を行うサンプラ部とを有している。
【0022】
図3はアイドラ処理のPADである。図3において、ステップS0(以下「ステップ」を省略する)は永久ループであり、制御装置28は電源が遮断されるまで以下の処理を実行する。S1において、カプラ掛けスイッチ27がオンである状態で充填開始スイッチ釦31、充填停止スイッチ釦32が同時にオンに操作されてから所定時間(例えば10秒間)経過したか否かを判断する。そして、S1において、所定時間(例えば10秒間)が経過されたときは、S2に進む。しかし、S1において、所定時間(例えば10秒間)が経過していないときは、S3に進む。
【0023】
S2では、設定モード0の関数へジャンプしてシステムの基本パラメータを変更する。
S3では、充填開始スイッチ釦31とカプラ掛けスイッチ27とがオンに押下され、且つ充填停止スイッチ釦32がオフの状態が所定時間(例えば10秒間)保持されているか否かを判断する。そして、S3において、所定時間(例えば10秒間)が経過されたときは、S4に進む。しかし、S3において、所定時間(例えば10秒間)が経過していないときは、S5に進む。
【0024】
S4では、設定モード1の関数へジャンプしシステムの手動操作を行う。
S5では、充填停止スイッチ釦32とカプラ掛けスイッチ27とがオンに押下され、且つ充填開始スイッチ釦31がオフの状態が所定時間(例えば10秒間)保持されているか否かを判断する。そして、S5において、所定時間(例えば10秒間)が経過されたときは、S6に進む。しかし、S5において、所定時間(例えば10秒間)が経過していないときは、S7に進む。
【0025】
S6では、設定モード2の関数へジャンプしシステムの詳細パラメータを変更する。
S7では、カプラ掛けスイッチ27がオフで充填開始スイッチ釦31がオンに操作されたか否かを判断する。そして、S7において、カプラ掛けスイッチ27がオフで充填開始スイッチ釦31がオンであるときは、S8に進み、ガス充填を開始する。しかし、S7において、この条件を満たしていないときはS12に進む。
【0026】
S8において、カプラスイッチフラグの有無を判断する。このカプラスイッチフラグは、カプラ掛けスイッチ27がオンであるときは有りにセットされ、カプラ掛けスイッチ27がオフであるときはないときは無しにセットされる。これは、後述する設定モード2において変更することができる。そして、S8において、カプラスイッチフラグが有りの場合、S10に進む。しかし、S8において、カプラスイッチフラグが無しの場合、S9に進む。
【0027】
S9では、カプラスイッチフラグが無しの場合、表示装置30の積算流量をクリアし、これからの充填に備える。
次のS10では、充填フラグをオンにしてガス充填を開始したことをサンプリング部に伝える。続いて、S11に進み、充填フラグがオフになるまで待機する。そして、ガス充填が終了してサンプラ部が充填フラグをオフにしたらS12へ進む。
【0028】
S12では、カプラ掛けスイッチ27が今外れたか否かを判断する。これは、カプラ掛けスイッチ27があるシステムのみの条件を満たすことができるからである。この条件を満たしたときは、S13に進む。この条件を満たしていないときは、S0に戻る。
【0029】
また、S13において、カプラ掛け26からカプラ24が外されたときは、表示装置30の積算流量をクリアし、これからの充填に備える。そして、S0のループへ戻る。
図4はサンプラ部の処理を説明するためのPADである。
【0030】
図4において、S14で各スイッチの状態をデータ領域に読み込む。スイッチの読み込みはS14においてのみ行い、アイドラ部などの他のタスクでスイッチの状態を見るにはここで読み込んだ値を使用する。次にS15に進み、流量計19の瞬時流量値と圧力計21のアナログ値をA/D変換し、データ領域に読み込む。
【0031】
続いて、S16に進み、充填フラグの変化を監視する。そして、S16において、前回サンプラ実行時の充填フラグがオフ、且つ今回のサンプラ実行時の充填フラグがオンである場合、今充填開始されたものと判断してS17に進む。しかし、S16において、前回サンプラ実行時の充填フラグがオフ、且つ今回のサンプラ実行時の充填フラグがオンでない場合、S20に進む。
【0032】
S17では第3の開閉弁18を開弁し、S18では充填開始するガス蓄圧器13の第2の開閉弁16を開弁し、S19では充填しないガス蓄圧器13の第2の開閉弁16を閉弁する。
S20では、充填フラグがオンか否かを判断する。そして、S20において、充填フラグがオンであれば、S21に進む。しかし、S20において、充填フラグがオフであれば、S32に進む。
【0033】
S21では、充填終了の条件を満たしているか否かを判定する。充填終了の条件は、▲1▼充填側の圧力が満タン圧力になったとき、▲2▼充填停止スイッチ釦32がオンに操作されたとき、▲3▼1次側の圧力が低くなり規定の流量が充填できなくなったときの3条件である。そして、S21において、終了条件を満たしていればS22に進む。しかし、S21において、終了条件を満たしていなければS27に進む。
【0034】
S23では、装置内に設置された第3の開閉弁18を閉弁させてS24に進む。S24では、制御弁20を閉めてS25に進む。S25では、コンプレッサフラグを監視してコンプレッサ12が起動しているか否かを判断する。コンプレッサ12で圧縮された天然ガスは、第1の開閉弁15及び第2の開閉弁16を通過してガス蓄圧器13に貯められるため、コンプレッサ12が起動されている間は第1の開閉弁15及び第2の開閉弁16を開弁させなければならない。そして、コンプレッサ12が起動しているときは、S32に進む。しかし、コンプレッサ12が起動していないときは、S26に進む。
【0035】
S26では、コンプレッサ12が起動していなければ第2の開閉弁16を閉弁させる。その後、S32に進む。
また、S27では、ガス蓄圧器切替条件を満たしているか否かを判断する。S27において、切替条件を満たしているときは、S28に進む。しかし、S27において、切替条件を満たしていないときは、S31に進む。
【0036】
S28では、切り替えるべきガス蓄圧器の有無を判断する。尚、図1に示す構成の場合、ガス蓄圧器13が1つであるため、ガス蓄圧器切り替えを行わないが、本制御フローでは複数のガス蓄圧器13が並列接続された構成にも対応できるようになっている。
【0037】
そして、S28において、切り替える複数のガス蓄圧器13がある場合、S29を実行する。しかし、S28において、切り替える複数のガス蓄圧器13がない場合、S30を実行する。
S29では、現在充填中のガス蓄圧器13の第2の開閉弁16を閉弁させた後、これから充填するガス蓄圧器13の第2の開閉弁16を開弁させガス蓄圧器切替を行う。その後、S32へ進む。
【0038】
S30では、充填制御を行う関数を呼び出している。本実施例では、充填制御の詳細について説明を省略するが、既に周知の制御方法を用いてガス充填を行う。次にS32に進む。
次のS31では、S30と同様に充填制御を行う関数を呼び出す。次にS32に進む。S32からS35では、コンプレッサ12の制御を行う。
【0039】
S32において、ガス蓄圧器13の圧力が23MPa以下のものがあるか否かを判断する。ガス蓄圧器13は圧力スイッチを内蔵しているため、圧力スイッチからの信号を監視することによりガス蓄圧器13の圧力を判断できる。
S32において、23MPa以下のガス蓄圧器13がある場合は、S33に進む。しかし、S32において、23MPa以下のガス蓄圧器13がない場合は、S36に進む。
【0040】
S33からS35では、コンプレッサ12の起動を行う。尚、コンプレッサ12の稼働中にこの操作を行っても無視される。次にS36に進む。
S36からS37では、コンプレッサ12の稼働中で且つ充填中以外の場合、ガス蓄圧器13の第2の開閉弁16を開弁させてガス蓄圧器13に圧縮されたガスを貯める。次にS38へ進む。
【0041】
S38からS42では、全てのガス蓄圧器13が24.5MPa以上になっていればコンプレッサ12の終了処理を行う。次にS43へ進む。
S43では、表示装置30への表示情報の出力を行う。この関数の詳細は後述するS44からS65において説明する。これで、サンプラ部の処理が終了し、0.01秒後に再起動する。
【0042】
図5は図4中S43で呼び出された表示出力の関数のPADである。
図5のS44では、図1中のS1からS6の設定モードのいずれかを実行中の場合はS46へ進む。通常の充填中または待機中であればS49へ進む。
S45では、表示装置30の上段に設定モードと変更項目を表示する。例えば表示装置30に「モード0 ガス蓄圧器1」と表示する。次にS46に進む。
【0043】
S46では、表示装置30の中段に設定中の項目の値を表示する。例えば表示装置30に「最大流量:25kg/min」「ガス蓄圧器1 開閉弁 開弁」と表示する。次にS55に進む。
S47からS48において、表示装置30の上段に表示する積算流量を演算し表示する。すなわち、S47では1サンプル内で流量計19から受けたパルス数に密度係数を掛けた値を充填量に加算する。そして、S48ではS47で演算した充填量を表示装置30の充填量表示部30aに表示させる。次にS49に進む。
【0044】
S49からS54において、流量表示フラグの有無を判断して流量表示フラグがオンであれば瞬時流量を表示し、流量表示フラグがオフであれば軽油換算量を表示装置30の中段に表示する。すなわち、S49において、流量表示フラグがオンであるときは、S50で表示装置30に「流量:」と表示し、S51で表示装置30の流量表示部30bに流量の数値を表示する。
【0045】
S49において、流量表示フラグがオフであるときは、S52に進み、充填量に軽油の係数を掛けて軽油換算量を演算する。そして、S53で、表示装置30に「軽油換算量:」と表示し、S54で表示装置30の流量表示部30bに流量の数値を表示する。
【0046】
次にS55からS63までは、動作モードを表示する。
S55において、設定モード1を実行中ならばS56へ進む。しかし、S55において、設定モード1を実行中でなければS57へ進む。
S56では、動作モード表示部に「手動操作中」と表示してS64へ進む。
【0047】
S57において、設定モード0または2を実行中ならばS58へ進む。しかし、S57において、設定モード0または2を実行中でなければS59へ進む。
S58では、表示装置30の動作モード表示部30cに「システム設定中」と表示してS64へ進む。
【0048】
S59において、充填フラグがオンの場合はS60へ進む。しかし、S59において、充填フラグがオフの場合はS61へ進む。
S60では、表示装置30の動作モード表示部30cに「充填中」と表示してS64へ進む。
【0049】
S61において、カプラ24がカプラ掛け26に掛止されていればS62に進み、表示装置30の動作モード表示部30cに「充填待機中」と表示してS64へ進む。しかし、S61において、カプラ24がカプラ掛け26に掛止されていなければS63に進み、表示装置30の動作モード表示部30cに「待機中」と表示してS64へ進む。
【0050】
S64で圧力表示部に点灯すべきセグメントの数を演算した後、S65に進み、演算した充填圧力を表示装置30の充填圧力表示部30dにグラフ表示する。これで、表示装置30への表示出力処理を終了する。
図6は設定モード0の処理を説明するためのPADである。
【0051】
設定モード0はシステムの基本的なパラメータを設定するモードであり、顧客には原則的に公開しない。また、全てのモードに共通であるが設定モードを抜けるためにはシステムの再起動をしなくてはならない。
S66は永久ループである。従って、設定モード0の処理中は、通常の充填などは出来なくなっている。
【0052】
次のS67において、カプラ掛けスイッチ27が所定時間(例えば10秒間)連続で押されていた場合、S68に進み、リセット信号をCPUに送り、システムの再起動を行う。しかし、S67において、カプラ掛けスイッチ27が所定時間(例えば10秒間)連続で押されていない場合はS69へ進み、カプラ掛けスイッチ27のオンからオフへの変化を監視する。
【0053】
S69において、カプラ掛けスイッチ27のオンからオフへ変化したときは、S70へ進み、設定項目を変更する。例えば、設定項目0−1の次は設定項目0−2となる。また、最後の設定項目0−5の次は設定項目0−1となる。
しかし、カプラ掛けスイッチ27のオンからオフへ変化していないときは、S71へ進む。次のS71において、充填開始スイッチ釦31の操作状態を監視し、充填開始スイッチ釦31がオンに操作されていたときは、S72へ進み、プラスフラグをオンにする。
【0054】
次のS73では、充填停止スイッチ釦32の操作状態を監視しており、充填停止スイッチ釦32がオンに操作されていたときは、S74に進み、マイナスフラグをオンにしてS75へ進む。
S75からS80では、設定項目別の処理モジュールを呼び出す。すなわち、
S76では設定項目0−1を呼び出し、S77では設定項目0−2を呼び出し、
S78では設定項目0−3を呼び出し、S79では設定項目0−4を呼び出し、
S80では設定項目0−5を呼び出す。
【0055】
この処理が終了すると、S66に再び戻る。
図7は各システムパラメータの設定を変更する際の設定項目の処理を説明するためのPADである。尚、このシステムパラメータの選択操作は、工場の組立工程の後の検査工程、あるいは顧客に納品して設置させたときの作業者が行う。
【0056】
図7(A)に示す設定項目0−1の処理では、ガス蓄圧器13の数の変更を可能としている。
S81では、プラスフラグの有無を監視する。S81において、プラスフラグがオンの場合(図6のS72の処理を実行した場合)は、S82に進む。しかし、S81において、プラスフラグがオフの場合、S85に進む。
【0057】
S82では、システムのパラメータであるガス蓄圧器13の数に1を足してプラスフラグをオフにする。次にS83へ進む。
S83からS84では、システムのパラメータであるガス蓄圧器数の設定値を監視する。本実施例では、ガス蓄圧器13の最大個数は3個であるので、ガス蓄圧器数が「3」を超えていればガス蓄圧器数を「3」に設定する。次にS85へ進む。
【0058】
S85では、マイナスフラグの有無を監視する。S85において、マイナスフラグがオンの場合(図6のS74の処理を実行した場合)は、S86へ進む。しかし、S85において、マイナスフラグがオフの場合は、S89へ進む。
S86では、システムのパラメータであるガス蓄圧器数から「1」を引き算しマイナスフラグをオフにする。次にS87へ進む。
【0059】
S87からS88では、システムのパラメータであるガス蓄圧器数の設定値を監視する。ここでは、ガス蓄圧器の無いシステムは考慮されていないので、ガス蓄圧器数の最小個数は1個である。そこで、ガス蓄圧器数が「1」以下の場合、ガス蓄圧器数を「1」にする。次にS89へ進む。
【0060】
S89では、0.1秒間だけ待機する。ここで、待機時間を設けないと人間が釦を押している間、設定値が高速で変化してしまうからである。
S89の処理が実行された後、この関数は終了し、図6中のS66に戻る。
図7(B)に示す設定項目0−2の処理では、積算流量の密度係数設定の変更を可能としている。
【0061】
S90では、プラスフラグの有無を監視する。S90において、プラスフラグがオンの場合、S91で密度係数に0.001をプラスして、S92に進む。しかし、S81において、プラスフラグがオフの場合、S85に進む。
S92では、密度係数が100を超えたらS93に進み、密度係数を100に設定する。
【0062】
S94において、マイナスフラグがオンの場合、S95に進み、密度係数から0.001をマイナスする。そして、S96において、密度係数が0.001より小さいかどうかを判定する。密度係数が0.001より小さいときは、S97に進み、密度係数を0.001に設定する。
【0063】
そして、S98で0.05秒間だけ待機する。
図7(C)に示す設定項目0−3の処理では、流量表示と軽油相当量表示の切り換え設定の変更を可能としている。
S99では、プラスフラグの有無を監視する。S99において、プラスフラグがオンの場合、S100で流量表示フラグをオンにする。
【0064】
S101において、マイナスフラグがオンの場合、S102に進み、流量表示フラグをオフにする。
そして、S103で0.05秒間だけ待機する。
図7(D)に示す設定項目0−4の処理では、軽油換算量演算の係数設定設定の変更を可能としている。
【0065】
S104では、プラスフラグの有無を監視する。S104において、プラスフラグがオンの場合、S105で軽油換算量の係数に0.001を加算する。そして、S106では、軽油換算量の係数が10を超えたら、S107に進み、軽油換算量の係数を10に設定する。
【0066】
また、S108において、マイナスフラグがオンの場合、S109に進み、軽油換算量の係数から0.001を減算する。そして、S110において、軽油換算量の係数が0.1より小さいときは、S111に進み、軽油換算量の係数を0.1に設定する。
【0067】
そして、S112で0.05秒間だけ待機する。
図7(E)に示す設定項目0−5の処理では、充填制御用のループゲインの設定の変更を可能としている。
S113では、プラスフラグの有無を監視する。S113において、プラスフラグがオンの場合、S114でゲインに0.01を加算する。そして、S115では、ゲインが100を超えたら、S116に進み、ゲインを100に設定する。
【0068】
また、S117において、マイナスフラグがオンの場合、S118に進み、ゲインから0.01を減算する。そして、S119において、ゲインが0.01より小さいときは、S120に進み、ゲインを0.01に設定する。
そして、S121で0.05秒間だけ待機する。
【0069】
上記設定が終了すると、図6中のS66に戻る。
次に図8の設定モード1について説明する。
設定モード1は、システムの手動操作を行うモードであり、納入時や試験時に使用する。この手動操作モードの基本的な処理S122〜S136は、前述した図6の処理S66〜S80と同様なため、ここではその説明を省略する。
【0070】
図9は手動操作モードの各設定項目の処理について説明するためのPADである。本実施例では、以下に説明するように手動により各弁を操作するモードを有するため、例えば耐圧試験や気密試験のときの手間が簡略化して作業能率を高めることができる。しかも、この手動操作モードの機能を付け加えたとしても顧客が実際に使用する際には見えないので充填操作が複雑となるおそれがない。
【0071】
図9(A)に示す設定項目1−1の処理では、制御弁20の手動操作設定の変更を可能としている。
S137では、プラスフラグの有無を監視する。S137において、プラスフラグがオンの場合、S138に進み、制御弁20の弁開度が100%か否かを判断する。S138において、制御弁20の弁開度が100%でないときは、S139に進み、制御弁20の弁開度を1%開ける。
【0072】
また、S140において、マイナスフラグがオンの場合、S141に進み、制御弁20の弁開度が0%か否かを判断する。S141において、制御弁20の弁開度が0%でないときは、S142に進み、制御弁20の弁開度を1%閉める。そして、S143で0.1秒間だけ待機する。
【0073】
図9(B)に示す設定項目1−2の処理では、第3の開閉弁18の手動操作設定の変更を可能としている。
S144では、プラスフラグの有無を監視する。S144において、プラスフラグがオンの場合、S145に進み、第3の開閉弁18を開弁させる。
【0074】
また、S146において、マイナスフラグがオンの場合、S147に進み、第3の開閉弁18を閉弁させる。そして、S148で0.1秒間だけ待機する。
図9(C)に示す設定項目1−3の処理では、ガス蓄圧器13の上流側に設けられた第2の開閉弁16の手動操作設定の変更を可能としている。
【0075】
S149では、プラスフラグの有無を監視する。S149において、プラスフラグがオンの場合、S150に進み、第2の開閉弁16を開弁させる。
また、S151において、マイナスフラグがオンの場合、S152に進み、第2の開閉弁16を閉弁させる。そして、S153で0.1秒間だけ待機する。
【0076】
図9(D)に示す設定項目1−4の処理では、コンプレッサ12の下流側に設けられた第1の開閉弁15の手動操作設定の変更を可能としている。
S154では、プラスフラグの有無を監視する。S154において、プラスフラグがオンの場合、S155に進み、第1の開閉弁15を開弁させる。
【0077】
また、S156において、マイナスフラグがオンの場合、S157に進み、第1の開閉弁15を閉弁させる。そして、S158で0.1秒間だけ待機する。
図9(E)に示す設定項目1−5の処理では、コンプレッサ12の手動操作設定の変更を可能としている。
【0078】
S159では、プラスフラグの有無を監視する。S159において、プラスフラグがオンの場合、S160に進み、コンプレッサ12を起動させる。
また、S161において、マイナスフラグがオンの場合、S162に進み、コンプレッサ12を停止させる。そして、S163で0.1秒間だけ待機する。
【0079】
次に図10の設定モード2について説明する。
設定モード2は、システムの詳細なパラメータを変更するモードである。基本的な処理S164〜S179は、図6の処理S66〜S80と同様なため、ここではその説明を省略する。
【0080】
図11は各設定項目の処理について説明するためのPADである。
図11(A)に示す設定項目2−1の処理では、流量の最大値設定の変更を可能としている。
S180では、プラスフラグの有無を監視する。S180において、プラスフラグがオンの場合、S181に進み、流量の最大値を1kg/minを加算する。そして、S182で流量の最大値が100kg/minを超えた場合、S183に進み、流量の最大値を100kg/minに設定する。
【0081】
また、S184において、マイナスフラグがオンの場合、S185に進み、流量の最大値から1kg/minを減算する。そして、S186で流量の最大値が切替流量以下の場合、S187に進み、流量の最大値を切替流量に1kg/minを加算した値に設定する。その後、S188で0.1秒間だけ待機する。
【0082】
図11(B)に示す設定項目2−2の処理では、流量の最小値設定の変更を可能としている。
S189では、プラスフラグの有無を監視する。S189において、プラスフラグがオンの場合、S190に進み、流量の最小値に1kg/minを加算する。そして、S191で流量の最小値が切替流量以下の場合、S192に進み、流量の最大値を切替流量から1kg/minを減算した値に設定する。
【0083】
また、S193において、マイナスフラグがオンの場合、S194に進み、流量の最小値から0.1kg/minを減算する。そして、S195で流量の最小値が0.1kg/min以下の場合、S196に進み、流量の最小値を0.1kg/minに設定する。その後、S197で0.1秒間だけ待機する。
【0084】
図11(C)に示す設定項目2−3の処理では、ガス蓄圧器13が複数ある場合の切替流量設定の変更を可能としている。
S198では、プラスフラグの有無を監視する。S198において、プラスフラグがオンの場合、S199に進み、ガス蓄圧器13の切替流量に0.1kg/minを加算する。そして、S200で切替流量が最大値以上の場合、S201に進み、切替流量の最大値から0.1kg/minを減算した値に設定する。
【0085】
また、S202において、マイナスフラグがオンの場合、S203に進み、切替流量から0.1kg/minを減算する。そして、S204で切替流量が流量の最小値以下の場合、S205に進み、流量の最小値に0.1kg/minを加算して設定する。その後、S206で0.1秒間だけ待機する。
【0086】
図11(D)に示す設定項目2−4の処理では、絞り開始残量の設定の変更を可能としている。
S207では、プラスフラグの有無を監視する。S207において、プラスフラグがオンの場合、S208に進み、絞り開始残量に0.1kgを加算する。そして、S209で絞り開始残量が10kg以上の場合、S210に進み、絞り開始残量を10kgに設定する。
【0087】
また、S211において、マイナスフラグがオンの場合、S212に進み、絞り開始残量から0.1kgを減算する。そして、S213で絞り開始残量が0.1kg以下の場合、S214に進み、絞り開始残量を0.1kgに設定する。その後、S215で0.1秒間だけ待機する。
【0088】
図11(E)に示す設定項目2−5の処理では、充填終了流量の設定の変更を可能としている。
S216では、プラスフラグの有無を監視する。S216において、プラスフラグがオンの場合、S217に進み、充填終了流量に0.1kg/minを加算する。そして、S218で充填終了流量が流量の最大値以上である場合、S219に進み、充填終了流量を流量の最大値から0.1kg/min減算する。
【0089】
また、S220において、マイナスフラグがオンの場合、S221に進み、充填終了流量から0.1kg/minを減算する。そして、S222で充填終了流量が流量の最小値以下の場合、S223に進み、充填終了流量を流量の最小値に0.1kg/min加算して設定する。その後、S224で0.1秒間だけ待機する。
【0090】
図11(D)に示す設定項目2−6の処理では、カプラ掛けスイッチ27の設定の変更を可能としている。
S225では、プラスフラグの有無を監視する。S225において、プラスフラグがオンの場合、S226に進み、カプラスイッチフラグをオンにセットする。そして、S227で、マイナスフラグがオンの場合、S228に進み、カプラスイッチフラグをオフにセットする。その後、S229で0.1秒間だけ待機する。
【0091】
図11の基本的な動作は、図7の処理と同様なため、ここではその説明を省略する。
尚、上記実施例では、都市ガスを圧縮した圧縮天然ガス(CNG)を供給する場合を一例として挙げたが、これに限らず、例えばブタン、プロパン等のガスを供給するのにも適用できるのは勿論である。
【0092】
また、上記実施例では、CNG車の燃料タンクに圧縮されたガスを充填する場合を一例として挙げたが、これに限らず、他の容器等に圧縮されたガスを供給する装置にも適用でき、あるいは単に圧縮されたガスを他の場所に給送するための管路途中に設置する構成の装置にも適用できるのは勿論である。
【0093】
【発明の効果】
上述の如く、本発明によれば、カプラ掛けスイッチがオンである状態で充填制御を行うために設けられた充填開始スイッチ釦と充填停止スイッチ釦との少なくとも何れかのスイッチ釦を操作することにより被充填タンクへガスを充填する際のシステムパラメータの設定を変更することができるので、制御システムのソフトウエアを共通化してソフトウエアの各パラメータのみを任意の数値に変更するようにでき、ソフトウエアの管理及び各顧客毎の要望にも応じることができる。従って、見かけ上どの顧客のソフトウエアも共通にできるので、ソフトウエアの管理は、最新のソフトウエアに差し替えるだけで不具合を是正することができる。また、パラメータ変更用に特別なハードウエアを設けてコストが上昇すること、及び機器構成が変更されることを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になるガス供給装置の一実施例の概略構成図である。
【図2】ガス充填中の表示装置の表示例を示す図である。
【図3】アイドラ処理のPADである。
【図4】サンプラ部の処理を説明するためのPADである。
【図5】図4中S43で呼び出された表示出力の関数のPADである。
【図6】設定モード0の処理を説明するためのPADである。
【図7】各設定項目の処理を説明するためのPADである。
【図8】設定モード1の処理を説明するためのPADである。
【図9】各設定項目の処理について説明するためのPADである。
【図10】設定モード2の処理を説明するためのPADである。
【図11】各設定項目の処理について説明するためのPADである。
【符号の説明】
11 ガス供給装置
12 コンプレッサ
13 ガス蓄圧器
14 ガス供給管路
15 第1の開閉弁
16 第2の開閉弁
18 第3の開閉弁
19 流量計
20 制御弁
21 圧力計
23 三方弁
24 カプラ
26 カプラ掛け
27 カプラ掛けスイッチ
28 制御装置
29 メモリ
30 表示装置
31 充填開始スイッチ釦
32 充填停止スイッチ釦
33 非常停止スイッチ釦

Claims (1)

  1. 充填を開始する際に操作される充填開始スイッチ釦と、
    充填を停止する際に操作される充填停止スイッチ釦と、
    被充填タンクに圧縮したガスを供給するためのカプラと、
    非充填中に前記カプラが掛止されるカプラ掛けと、
    該カプラ掛けに前記カプラが掛止されているときオンになり、また、該カプラ掛けに前記カプラが掛止されていないときオフになるカプラ掛けスイッチと、
    ガス充填処理の制御システムの制御プログラムを記憶するメモリと、
    前記カプラ掛けスイッチがオフの状態で前記充填開始スイッチ釦の操作がされた場合に、前記制御プログラムに基づいて圧縮されたガスを前記カプラを介して被充填タンクへ供給し、前記充填停止スイッチ釦の操作により前記被充填タンクへの圧縮されたガスの供給を停止するガス供給装置において、
    前記制御プログラムにおいて使用される複数のシステムパラメータの設定を変更するパラメータ変更手段を設け、
    前記パラメータ変更手段は、前記カプラ掛けスイッチがオンである状態で前記充填開始スイッチ釦と前記充填停止スイッチ釦との少なくとも何れかのスイッチ釦を操作することにより前記システムパラメータの変更を行うことを特徴とするガス供給装置。
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