JPH1096499A - ガス供給装置 - Google Patents

ガス供給装置

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JPH1096499A
JPH1096499A JP25179596A JP25179596A JPH1096499A JP H1096499 A JPH1096499 A JP H1096499A JP 25179596 A JP25179596 A JP 25179596A JP 25179596 A JP25179596 A JP 25179596A JP H1096499 A JPH1096499 A JP H1096499A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は制御システムのソフトウエアを共通
化するため各顧客毎の要望に対応して各パラメータの変
更を容易にすることを課題とする。 【解決手段】 ガス供給装置11は、コンプレッサ12
により圧縮されたガスをガス蓄圧器13に貯溜させ、ガ
ス蓄圧器13のガスをガス供給管路14を介してCNG
車の燃料タンクに充填するよう構成されている。ディス
ペンサ本体17内に延在されたガス供給管路14には、
第3の開閉弁18、流量計19、制御弁20、圧力計2
1が配設されている。制御装置28は、予めセットされ
た制御システムに基づいて上記各機器を制御する。メモ
リ29は、ガス充填処理の制御システムの制御プログラ
ムと、既存のスイッチが所定時間以上操作し続けたとき
にCNG車の燃料タンクへガスを充填する際のシステム
パラメータの設定を変更するパラメータ変更プログラム
とが記憶されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はガス供給装置に係
り、特に圧縮したガスを被充填タンクに充填するよう構
成されたガス供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】天然ガスを圧縮した圧縮天然ガス(CN
G)を燃料にして走行する自動車(CNG車)の開発と
共に圧縮天然ガスを自動車の燃料タンクに供給するガス
供給装置の実用化が進められている。この種のガス供給
装置では、圧縮されたガスをガス蓄圧器に貯蔵してお
き、ガス蓄圧器に貯蔵されたガスをCNG車の燃料タン
クに充填するように構成されている。
【0003】従来のガス供給装置では、圧縮天然ガスが
供給されるガス供給管路に逆止弁、コンプレッサ、開閉
弁、圧力センサ等が配設されている。また、ガス供給管
路の下流側端部は、緊急離脱カプラを介してガス充填ホ
ースに連通されており、ガス充填ホースの先端には被充
填タンクとして燃料タンクの接続口に接続される接続カ
プラが接続されている。
【0004】CNG車に燃料補給する際は、ガス充填ホ
ースを伸ばして接続カプラをCNG車の燃料タンク(図
示せず)に接続する。そして、ガス充填開始釦を押圧操
作して開閉弁を開弁させると、コンプレッサが動き始
め、コンプレッサにより圧縮されたガスが燃料タンクに
充填開始される。その際、運転表示ランプの点灯により
ガス充填中であることを確認できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の装置では、顧客の仕様に合わせてガス充填圧力、ガ
ス充填時間等が任意の数値に決められ、これらの性能を
満たすように各機器の動作時間、動作タイミング等を調
整する必要があるので、各装置毎に制御システムのシス
テムパラメータを個別に設定している。そのため、例え
ばガスが充填された蓄ガス器の数が変わるだけでも制御
システムのソフトウエアを変更しなければならない。こ
のシステムパラメータとしては、例えばディスペンサ番
号、ガス蓄圧器数、直充填の有無、圧力上昇制御時のバ
ルブ制御ゲイン、定流量制御時のバルブ制御ゲイン等が
ある。そのため、各システムパラメータは、各充填所に
設置されたディスペンサ毎に異なる数値が設定されてい
る。
【0006】ところが、各顧客の要望に応じるには、各
顧客毎に異なるソフトウエアを用意することになるた
め、全ての顧客分のソフトウエアを管理しなければなら
ない。さらに、一の顧客のソフトウエアで不具合が発生
した場合、他の顧客のソフトウエアを全て修正しなけれ
ばならないので、膨大な手間がかかるといった問題があ
る。
【0007】そこで、本発明は上記問題を解決したガス
供給装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は以下のような特徴を有するものである。上
記請求項1の発明は、充填制御を行うために設けられた
スイッチの操作により圧縮されたガスを被充填タンクへ
供給するガス供給装置において、前記スイッチの操作に
より前記被充填タンクへガスを充填する際のシステムパ
ラメータの設定を変更するパラメータ変更手段を備えて
なることを特徴とするものである。
【0009】従って、上記請求項1の発明によれば、既
存のスイッチの操作により被充填タンクへガスを充填す
る際のシステムパラメータの設定を変更することができ
るので、制御システムのソフトウエアを共通化してソフ
トウエアの各パラメータのみを任意の数値に変更するよ
うにでき、ソフトウエアの管理及び各顧客毎の要望にも
応じることができる。
【0010】また、請求項2の前記パラメータ変更手段
は、前記スイッチが所定時間以上操作され続けたときに
前記システムパラメータの設定モードを起動させること
を特徴とするものである。従って、請求項2の発明によ
れば、既存のスイッチだけでソフトウエアの各パラメー
タを変更させることが可能になるので、パラメータ変更
用に特別なハードウエアを設けてコストが上昇するこ
と、及び機器構成が変更されることを防止できる。ま
た、所定時間以上操作され続けたときのみ各パラメータ
が変更可能になるので、通常の操作性を損なうこともな
い。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面と共に本発明の一実施
例を説明する。尚、図1は本発明になるガス供給装置の
構成図である。ガス供給装置11は、コンプレッサ12
により圧縮されたガスをガス蓄圧器13に貯溜させ、ガ
ス蓄圧器13のガスをガス供給管路14を介してCNG
車の燃料タンクに充填するよう構成されている。尚、ガ
ス蓄圧器13は、文献等で「蓄ガス器」とも呼ばれてい
る。ガス供給管路14は、コンプレッサ12の吐出側に
配設された第1の開閉弁15と、ガス蓄圧器13の上流
側に配設された第2の開閉弁16とを有する。
【0012】さらに、ディスペンサ本体17内に延在さ
れたガス供給管路14には、第3の開閉弁18、流量計
19、制御弁20、圧力計21が配設されている。第1
の開閉弁15、第2の開閉弁16、第3の開閉弁18
は、夫々電磁弁よりなり、後述するように制御信号によ
り開弁又は閉弁動作する。
【0013】そして、ガス供給管路14の端部は、ホー
ス22を介して三方弁23のaポートに接続されてい
る。また、三方弁23のbポートには、CNG車の燃料
タンク(図示せず)に接続されるカプラ24が連通さ
れ、三方弁23のcポートには、脱圧用ホース25が連
通されている。
【0014】ディスペンサ本体17は側面に非充填中の
カプラ24を掛止するカプラ掛け26が設けられてお
り、カプラ掛け26はカプラ24が掛止されたときオン
状態に切り換わるカプラ掛けスイッチ27を有する。2
8は制御装置で、予めセットされた制御システムに基づ
いて上記各機器を制御する。29はメモリで、ガス充填
処理の制御システムの制御プログラムと、充填制御を行
うために設けられたスイッチが所定時間以上操作し続け
たときにCNG車の燃料タンクへガスを充填する際のシ
ステムパラメータの設定を変更するパラメータ変更プロ
グラム(パラメータ変更手段)とが記憶されている。そ
のため、充填制御を行うために設けられたスイッチの操
作によりシステムパラメータの設定変更が容易となり、
制御プログラムのソフトウエアを共通化して各システム
パラメータのみを顧客の要望に応じて適宜変更すること
ができる。
【0015】このように既存のスイッチだけの操作によ
りソフトウエアの各パラメータを変更させることが可能
になるので、パラメータ変更用に特別なハードウエアを
設けてコストが上昇すること、及び機器構成が変更され
ることを防止できる。また、所定時間以上操作され続け
たときのみ各パラメータが変更可能になるので、通常の
操作性を損なうこともない。
【0016】このシステムパラメータとしては、例えば
ディスペンサ番号、ガス蓄圧器数、直充填の有無、圧力
上昇制御時のバルブ制御ゲイン、定流量制御時のバルブ
制御ゲイン等がある。そして、ディスペンサ番号が0
1、ガス蓄圧器数が2個、直充填の無しの場合、システ
ムパラメータは「01 2 00 ……… 」といった
具合に数値データで設定されている。また、ディスペン
サ番号が03、ガス蓄圧器数が4個、直充填の有りの場
合、システムパラメータは「03 4 99 ………
」と設定される。
【0017】30は液晶パネルよりなる表示装置で、ガ
ス充填を行う際の情報(充填量、充填時間、充填圧力
等)を表示する。31は充填開始スイッチ釦、32は充
填停止スイッチ釦、33は非常停止スイッチ釦である。
【0018】非充填中、コンプレッサ12は制御装置2
8からの制御信号により起動されて天然ガス(CNG)
を24.5MPaの圧力まで圧縮する。そのとき、第1
の開閉弁15及び第2の開閉弁16が開弁され、且つ第
3の開閉弁18が閉弁されているため、コンプレッサ1
2から吐出された圧縮ガスは、ガス蓄圧器13に供給さ
れる。
【0019】尚、コンプレッサ12は2つの圧力スイッ
チ(図示せず)を有しており、起動時に圧縮した圧力値
を検出して制御装置28に出力することができる。カプ
ラ24がCNG車の燃料タンクに接続された後、三方弁
23のaポートとbポートとが連通されるように切り換
え操作されて充填開始スイッチ釦31がオンに操作され
ると、第3の開閉弁18が開弁されるため、ガス蓄圧器
13のガスはガス供給管路14、ホース22、三方弁2
3、カプラ24を介してCNG車の燃料タンクに充填さ
れる。その際、流量計19により流量(瞬時流量、積算
流量)が計測されると共に、制御弁20により供給圧力
及び流量が所定値に制御され、圧力計21により充填圧
力が計測される。
【0020】そして、CNG車の燃料タンクに目標圧力
が充填されると、第3の開閉弁18が閉弁されてガス充
填が終了する。図2はガス充填中の表示装置30の画面
上に表示される表示例を示す。表示装置30の画面に
は、上段に充填量(積算流量)表示部30aが設けら
れ、中段に流量(瞬時流量)表示部30bと動作モード
表示部30cとが設けられ、下段に充填圧力表示部30
dが設けられている。表示装置30の充填圧力表示部3
0dは、圧力計21により計測された圧力値0〜19.
6MPaをセグメントの点灯数により棒グラフで表示す
る。
【0021】以下、制御装置28が実行する処理につき
図3乃至図11を併せ参照して説明する。本実施例で
は、制御装置28の制御処理をアイドラ処理とサンプリ
ング処理に分けて説明する。アイドラ処理では、充填開
始やパラメータ設定等の動作モードの変更を行う。サン
プリング処理は、0.01秒毎のタイマ割り込みによっ
て定期的に起動されると共に、ガス充填制御や表示装置
30の表示制御を行う。従って、制御装置28はアイド
ラ処理を行うアイドラ部と、サンプリング処理を行うサ
ンプラ部とを有している。
【0022】図3はアイドラ処理のPADである。図3
において、ステップS0(以下「ステップ」を省略す
る)は永久ループであり、制御装置28は電源が遮断さ
れるまで以下の処理を実行する。S1において、充填開
始スイッチ釦31、充填停止スイッチ釦32、非常停止
スイッチ釦33が同時にオンに操作されてから所定時間
(例えば10秒間)経過したか否かを判断する。そし
て、S1において、所定時間(例えば10秒間)が経過
されたときは、S2に進む。しかし、S1において、所
定時間(例えば10秒間)が経過していないときは、S
3に進む。
【0023】S2では、設定モード0の関数へジャンプ
してシステムの基本パラメータを変更する。S3では、
充填開始スイッチ釦31とカプラ掛けスイッチ27とが
オンに押下され、且つ充填停止スイッチ釦32がオフの
状態が所定時間(例えば10秒間)保持されているか否
かを判断する。そして、S3において、所定時間(例え
ば10秒間)が経過されたときは、S4に進む。しか
し、S3において、所定時間(例えば10秒間)が経過
していないときは、S5に進む。
【0024】S4では、設定モード1の関数へジャンプ
しシステムの手動操作を行う。S5では、充填停止スイ
ッチ釦32とカプラ掛けスイッチ27とがオンに押下さ
れ、且つ充填開始スイッチ釦31がオフの状態が所定時
間(例えば10秒間)保持されているか否かを判断す
る。そして、S5において、所定時間(例えば10秒
間)が経過されたときは、S6に進む。しかし、S5に
おいて、所定時間(例えば10秒間)が経過していない
ときは、S7に進む。
【0025】S6では、設定モード2の関数へジャンプ
しシステムの詳細パラメータを変更する。S7では、カ
プラ掛けスイッチ27がオフで充填開始スイッチ釦31
がオンに操作されたか否かを判断する。そして、S7に
おいて、カプラ掛けスイッチ27がオフで充填開始スイ
ッチ釦31がオンであるときは、S8に進み、ガス充填
を開始する。しかし、S7において、この条件を満たし
ていないときはS12に進む。
【0026】S8において、カプラスイッチフラグの有
無を判断する。このカプラスイッチフラグは、カプラ掛
けスイッチ27がオンであるときは有りにセットされ、
カプラ掛けスイッチ27がオフであるときはないときは
無しにセットされる。これは、後述する設定モード2に
おいて変更することができる。そして、S8において、
カプラスイッチフラグが有りの場合、S10に進む。し
かし、S8において、カプラスイッチフラグが無しの場
合、S9に進む。
【0027】S9では、カプラスイッチフラグが無しの
場合、表示装置30の積算流量をクリアし、これからの
充填に備える。次のS10では、充填フラグをオンにし
てガス充填を開始したことをサンプリング部に伝える。
続いて、S11に進み、充填フラグがオフになるまで待
機する。そして、ガス充填が終了してサンプラ部が充填
フラグをオフにしたらS12へ進む。
【0028】S12では、カプラ掛けスイッチ27が今
外れたか否かを判断する。これは、カプラ掛けスイッチ
27があるシステムのみの条件を満たすことができるか
らである。この条件を満たしたときは、S13に進む。
この条件を満たしていないときは、S0に戻る。
【0029】また、S13において、カプラ掛け26か
らカプラ24が外されたときは、表示装置30の積算流
量をクリアし、これからの充填に備える。そして、S0
のループへ戻る。図4はサンプラ部の処理を説明するた
めのPADである。
【0030】図4において、S14で各スイッチの状態
をデータ領域に読み込む。スイッチの読み込みはS14
においてのみ行い、アイドラ部などの他のタスクでスイ
ッチの状態を見るにはここで読み込んだ値を使用する。
次にS15に進み、流量計19の瞬時流量値と圧力計2
1のアナログ値をA/D変換し、データ領域に読み込
む。
【0031】続いて、S16に進み、充填フラグの変化
を監視する。そして、S16において、前回サンプラ実
行時の充填フラグがオフ、且つ今回のサンプラ実行時の
充填フラグがオンである場合、今充填開始されたものと
判断してS17に進む。しかし、S16において、前回
サンプラ実行時の充填フラグがオフ、且つ今回のサンプ
ラ実行時の充填フラグがオンでない場合、S20に進
む。
【0032】S17では第3の開閉弁18を開弁し、S
18では充填開始するガス蓄圧器13の第2の開閉弁1
6を開弁し、S19では充填しないガス蓄圧器13の第
2の開閉弁16を閉弁する。S20では、充填フラグが
オンか否かを判断する。そして、S20において、充填
フラグがオンであれば、S21に進む。しかし、S20
において、充填フラグがオフであれば、S32に進む。
【0033】S21では、充填終了の条件を満たしてい
るか否かを判定する。充填終了の条件は、充填側の圧
力が満タン圧力になったとき、充填停止スイッチ釦3
2がオンに操作されたとき、1次側の圧力が低くなり
規定の流量が充填できなくなったときの3条件である。
そして、S21において、終了条件を満たしていればS
22に進む。しかし、S21において、終了条件を満た
していなければS27に進む。
【0034】S23では、装置内に設置された第3の開
閉弁18を閉弁させてS24に進む。S24では、制御
弁20を閉めてS25に進む。S25では、コンプレッ
サフラグを監視してコンプレッサ12が起動しているか
否かを判断する。コンプレッサ12で圧縮された天然ガ
スは、第1の開閉弁15及び第2の開閉弁16を通過し
てガス蓄圧器13に貯められるため、コンプレッサ12
が起動されている間は第1の開閉弁15及び第2の開閉
弁16を開弁させなければならない。そして、コンプレ
ッサ12が起動しているときは、S32に進む。しか
し、コンプレッサ12が起動していないときは、S26
に進む。
【0035】S26では、コンプレッサ12が起動して
いなければ第2の開閉弁16を閉弁させる。その後、S
32に進む。また、S27では、ガス蓄圧器切替条件を
満たしているか否かを判断する。S27において、切替
条件を満たしているときは、S28に進む。しかし、S
27において、切替条件を満たしていないときは、S3
1に進む。
【0036】S28では、切り替えるべきガス蓄圧器の
有無を判断する。尚、図1に示す構成の場合、ガス蓄圧
器13が1つであるため、ガス蓄圧器切り替えを行わな
いが、本制御フローでは複数のガス蓄圧器13が並列接
続された構成にも対応できるようになっている。
【0037】そして、S28において、切り替える複数
のガス蓄圧器13がある場合、S29を実行する。しか
し、S28において、切り替える複数のガス蓄圧器13
がない場合、S30を実行する。S29では、現在充填
中のガス蓄圧器13の第2の開閉弁16を閉弁させた
後、これから充填するガス蓄圧器13の第2の開閉弁1
6を開弁させガス蓄圧器切替を行う。その後、S32へ
進む。
【0038】S30では、充填制御を行う関数を呼び出
している。本実施例では、充填制御の詳細について説明
を省略するが、既に周知の制御方法を用いてガス充填を
行う。次にS32に進む。次のS31では、S30と同
様に充填制御を行う関数を呼び出す。次にS32に進
む。S32からS35では、コンプレッサ12の制御を
行う。
【0039】S32において、ガス蓄圧器13の圧力が
23MPa以下のものがあるか否かを判断する。ガス蓄
圧器13は圧力スイッチを内蔵しているため、圧力スイ
ッチからの信号を監視することによりガス蓄圧器13の
圧力を判断できる。S32において、23MPa以下の
ガス蓄圧器13がある場合は、S33に進む。しかし、
S32において、23MPa以下のガス蓄圧器13がな
い場合は、S36に進む。
【0040】S33からS35では、コンプレッサ12
の起動を行う。尚、コンプレッサ12の稼働中にこの操
作を行っても無視される。次にS36に進む。S36か
らS37では、コンプレッサ12の稼働中で且つ充填中
以外の場合、ガス蓄圧器13の第2の開閉弁16を開弁
させてガス蓄圧器13に圧縮されたガスを貯める。次に
S38へ進む。
【0041】S38からS42では、全てのガス蓄圧器
13が24.5MPa以上になっていればコンプレッサ
12の終了処理を行う。次にS43へ進む。S43で
は、表示装置30への表示情報の出力を行う。この関数
の詳細は後述するS44からS65において説明する。
これで、サンプラ部の処理が終了し、0.01秒後に再
起動する。
【0042】図5は図4中S43で呼び出された表示出
力の関数のPADである。図5のS44では、図1中の
S1からS6の設定モードのいずれかを実行中の場合は
S46へ進む。通常の充填中または待機中であればS4
9へ進む。S45では、表示装置30の上段に設定モー
ドと変更項目を表示する。例えば表示装置30に「モー
ド0 ガス蓄圧器1」と表示する。次にS46に進む。
【0043】S46では、表示装置30の中段に設定中
の項目の値を表示する。例えば表示装置30に「最大流
量:25kg/min」「ガス蓄圧器1 開閉弁 開弁」と表
示する。次にS55に進む。S47からS48におい
て、表示装置30の上段に表示する積算流量を演算し表
示する。すなわち、S47では1サンプル内で流量計1
9から受けたパルス数に密度係数を掛けた値を充填量に
加算する。そして、S48ではS47で演算した充填量
を表示装置30の充填量表示部30aに表示させる。次
にS49に進む。
【0044】S49からS54において、流量表示フラ
グの有無を判断して流量表示フラグがオンであれば瞬時
流量を表示し、流量表示フラグがオフであれば軽油換算
量を表示装置30の中段に表示する。すなわち、S49
において、流量表示フラグがオンであるときは、S50
で表示装置30に「流量:」と表示し、S51で表示装
置30の流量表示部30bに流量の数値を表示する。
【0045】S49において、流量表示フラグがオフで
あるときは、S52に進み、充填量に軽油の係数を掛け
て軽油換算量を演算する。そして、S53で、表示装置
30に「軽油換算量:」と表示し、S54で表示装置3
0の流量表示部30bに流量の数値を表示する。
【0046】次にS55からS63までは、動作モード
を表示する。S55において、設定モード1を実行中な
らばS56へ進む。しかし、S55において、設定モー
ド1を実行中でなければS57へ進む。S56では、動
作モード表示部に「手動操作中」と表示してS64へ進
む。
【0047】S57において、設定モード0または2を
実行中ならばS58へ進む。しかし、S57において、
設定モード0または2を実行中でなければS59へ進
む。S58では、表示装置30の動作モード表示部30
cに「システム設定中」と表示してS64へ進む。
【0048】S59において、充填フラグがオンの場合
はS60へ進む。しかし、S59において、充填フラグ
がオフの場合はS61へ進む。S60では、表示装置3
0の動作モード表示部30cに「充填中」と表示してS
64へ進む。
【0049】S61において、カプラ24がカプラ掛け
26に掛止されていればS62に進み、表示装置30の
動作モード表示部30cに「充填待機中」と表示してS
64へ進む。しかし、S61において、カプラ24がカ
プラ掛け26に掛止されていなければS63に進み、表
示装置30の動作モード表示部30cに「待機中」と表
示してS64へ進む。
【0050】S64で圧力表示部に点灯すべきセグメン
トの数を演算した後、S65に進み、演算した充填圧力
を表示装置30の充填圧力表示部30dにグラフ表示す
る。これで、表示装置30への表示出力処理を終了す
る。図6は設定モード0の処理を説明するためのPAD
である。
【0051】設定モード0はシステムの基本的なパラメ
ータを設定するモードであり、顧客には原則的に公開し
ない。また、全てのモードに共通であるが設定モードを
抜けるためにはシステムの再起動をしなくてはならな
い。S66は永久ループである。従って、設定モード0
の処理中は、通常の充填などは出来なくなっている。
【0052】次のS67において、カプラ掛けスイッチ
27が所定時間(例えば10秒間)連続で押されていた
場合、S68に進み、リセット信号をCPUに送り、シ
ステムの再起動を行う。しかし、S67において、カプ
ラ掛けスイッチ27が所定時間(例えば10秒間)連続
で押されていない場合はS69へ進み、カプラ掛けスイ
ッチ27のオンからオフへの変化を監視する。
【0053】S69において、カプラ掛けスイッチ27
のオンからオフへ変化したときは、S70へ進み、設定
項目を変更する。例えば、設定項目0−1の次は設定項
目0−2となる。また、最後の設定項目0−5の次は設
定項目0−1となる。しかし、カプラ掛けスイッチ27
のオンからオフへ変化していないときは、S71へ進
む。次のS71において、充填開始スイッチ釦31の操
作状態を監視し、充填開始スイッチ釦31がオンに操作
されていたときは、S72へ進み、プラスフラグをオン
にする。
【0054】次のS73では、充填停止スイッチ釦32
の操作状態を監視しており、充填停止スイッチ釦32が
オンに操作されていたときは、S74に進み、マイナス
フラグをオンにしてS75へ進む。S75からS80で
は、設定項目別の処理モジュールを呼び出す。すなわ
ち、S76では設定項目0−1を呼び出し、S77では
設定項目0−2を呼び出し、S78では設定項目0−3
を呼び出し、S79では設定項目0−4を呼び出し、S
80では設定項目0−5を呼び出す。
【0055】この処理が終了すると、S66に再び戻
る。図7は各システムパラメータの設定を変更する際の
設定項目の処理を説明するためのPADである。尚、こ
のシステムパラメータの選択操作は、工場の組立工程の
後の検査工程、あるいは顧客に納品して設置させたとき
の作業者が行う。
【0056】図7(A)に示す設定項目0−1の処理で
は、ガス蓄圧器13の数の変更を可能としている。S8
1では、プラスフラグの有無を監視する。S81におい
て、プラスフラグがオンの場合(図6のS72の処理を
実行した場合)は、S82に進む。しかし、S81にお
いて、プラスフラグがオフの場合、S85に進む。
【0057】S82では、システムのパラメータである
ガス蓄圧器13の数に1を足してプラスフラグをオフに
する。次にS83へ進む。S83からS84では、シス
テムのパラメータであるガス蓄圧器数の設定値を監視す
る。本実施例では、ガス蓄圧器13の最大個数は3個で
あるので、ガス蓄圧器数が「3」を超えていればガス蓄
圧器数を「3」に設定する。次にS85へ進む。
【0058】S85では、マイナスフラグの有無を監視
する。S85において、マイナスフラグがオンの場合
(図6のS74の処理を実行した場合)は、S86へ進
む。しかし、S85において、マイナスフラグがオフの
場合は、S89へ進む。S86では、システムのパラメ
ータであるガス蓄圧器数から「1」を引き算しマイナス
フラグをオフにする。次にS87へ進む。
【0059】S87からS88では、システムのパラメ
ータであるガス蓄圧器数の設定値を監視する。ここで
は、ガス蓄圧器の無いシステムは考慮されていないの
で、ガス蓄圧器数の最小個数は1個である。そこで、ガ
ス蓄圧器数が「1」以下の場合、ガス蓄圧器数を「1」
にする。次にS89へ進む。
【0060】S89では、0.1秒間だけ待機する。こ
こで、待機時間を設けないと人間が釦を押している間、
設定値が高速で変化してしまうからである。S89の処
理が実行された後、この関数は終了し、図6中のS66
に戻る。図7(B)に示す設定項目0−2の処理では、
積算流量の密度係数設定の変更を可能としている。
【0061】S90では、プラスフラグの有無を監視す
る。S90において、プラスフラグがオンの場合、S9
1で密度係数に0.001をプラスして、S92に進
む。しかし、S81において、プラスフラグがオフの場
合、S85に進む。S92では、密度係数が100を超
えたらS93に進み、密度係数を100に設定する。
【0062】S94において、マイナスフラグがオンの
場合、S95に進み、密度係数から0.001をマイナ
スする。そして、S96において、密度係数が0.00
1より小さいかどうかを判定する。密度係数が0.00
1より小さいときは、S97に進み、密度係数を0.0
01に設定する。
【0063】そして、S98で0.05秒間だけ待機す
る。図7(C)に示す設定項目0−3の処理では、流量
表示と軽油相当量表示の切り換え設定の変更を可能とし
ている。S99では、プラスフラグの有無を監視する。
S99において、プラスフラグがオンの場合、S100
で流量表示フラグをオンにする。
【0064】S101において、マイナスフラグがオン
の場合、S102に進み、流量表示フラグをオフにす
る。そして、S103で0.05秒間だけ待機する。図
7(D)に示す設定項目0−4の処理では、軽油換算量
演算の係数設定設定の変更を可能としている。
【0065】S104では、プラスフラグの有無を監視
する。S104において、プラスフラグがオンの場合、
S105で軽油換算量の係数に0.001を加算する。
そして、S106では、軽油換算量の係数が10を超え
たら、S107に進み、軽油換算量の係数を10に設定
する。
【0066】また、S108において、マイナスフラグ
がオンの場合、S109に進み、軽油換算量の係数から
0.001を減算する。そして、S110において、軽
油換算量の係数が0.1より小さいときは、S111に
進み、軽油換算量の係数を0.1に設定する。
【0067】そして、S112で0.05秒間だけ待機
する。図7(E)に示す設定項目0−5の処理では、充
填制御用のループゲインの設定の変更を可能としてい
る。S113では、プラスフラグの有無を監視する。S
113において、プラスフラグがオンの場合、S114
でゲインに0.01を加算する。そして、S115で
は、ゲインが100を超えたら、S116に進み、ゲイ
ンを100に設定する。
【0068】また、S117において、マイナスフラグ
がオンの場合、S118に進み、ゲインから0.01を
減算する。そして、S119において、ゲインが0.0
1より小さいときは、S120に進み、ゲインを0.0
1に設定する。そして、S121で0.05秒間だけ待
機する。
【0069】上記設定が終了すると、図6中のS66に
戻る。次に図8の設定モード1について説明する。設定
モード1は、システムの手動操作を行うモードであり、
納入時や試験時に使用する。この手動操作モードの基本
的な処理S122〜S136は、前述した図6の処理S
66〜S80と同様なため、ここではその説明を省略す
る。
【0070】図9は手動操作モードの各設定項目の処理
について説明するためのPADである。本実施例では、
以下に説明するように手動により各弁を操作するモード
を有するため、例えば耐圧試験や気密試験のときの手間
が簡略化して作業能率を高めることができる。しかも、
この手動操作モードの機能を付け加えたとしても顧客が
実際に使用する際には見えないので充填操作が複雑とな
るおそれがない。
【0071】図9(A)に示す設定項目1−1の処理で
は、制御弁20の手動操作設定の変更を可能としてい
る。S137では、プラスフラグの有無を監視する。S
137において、プラスフラグがオンの場合、S138
に進み、制御弁20の弁開度が100%か否かを判断す
る。S138において、制御弁20の弁開度が100%
でないときは、S139に進み、制御弁20の弁開度を
1%開ける。
【0072】また、S140において、マイナスフラグ
がオンの場合、S141に進み、制御弁20の弁開度が
0%か否かを判断する。S141において、制御弁20
の弁開度が0%でないときは、S142に進み、制御弁
20の弁開度を1%閉める。そして、S143で0.1
秒間だけ待機する。
【0073】図9(B)に示す設定項目1−2の処理で
は、第3の開閉弁18の手動操作設定の変更を可能とし
ている。S144では、プラスフラグの有無を監視す
る。S144において、プラスフラグがオンの場合、S
145に進み、第3の開閉弁18を開弁させる。
【0074】また、S146において、マイナスフラグ
がオンの場合、S147に進み、第3の開閉弁18を閉
弁させる。そして、S148で0.1秒間だけ待機す
る。図9(C)に示す設定項目1−3の処理では、ガス
蓄圧器13の上流側に設けられた第2の開閉弁16の手
動操作設定の変更を可能としている。
【0075】S149では、プラスフラグの有無を監視
する。S149において、プラスフラグがオンの場合、
S150に進み、第2の開閉弁16を開弁させる。ま
た、S151において、マイナスフラグがオンの場合、
S152に進み、第2の開閉弁16を閉弁させる。そし
て、S153で0.1秒間だけ待機する。
【0076】図9(D)に示す設定項目1−4の処理で
は、コンプレッサ12の下流側に設けられた第1の開閉
弁15の手動操作設定の変更を可能としている。S15
4では、プラスフラグの有無を監視する。S154にお
いて、プラスフラグがオンの場合、S155に進み、第
1の開閉弁15を開弁させる。
【0077】また、S156において、マイナスフラグ
がオンの場合、S157に進み、第1の開閉弁15を閉
弁させる。そして、S158で0.1秒間だけ待機す
る。図9(E)に示す設定項目1−5の処理では、コン
プレッサ12の手動操作設定の変更を可能としている。
【0078】S159では、プラスフラグの有無を監視
する。S159において、プラスフラグがオンの場合、
S160に進み、コンプレッサ12を起動させる。ま
た、S161において、マイナスフラグがオンの場合、
S162に進み、コンプレッサ12を停止させる。そし
て、S163で0.1秒間だけ待機する。
【0079】次に図10の設定モード2について説明す
る。設定モード2は、システムの詳細なパラメータを変
更するモードである。基本的な処理S164〜S179
は、図6の処理S66〜S80と同様なため、ここでは
その説明を省略する。
【0080】図11は各設定項目の処理について説明す
るためのPADである。図11(A)に示す設定項目2
−1の処理では、流量の最大値設定の変更を可能として
いる。S180では、プラスフラグの有無を監視する。
S180において、プラスフラグがオンの場合、S18
1に進み、流量の最大値を1kg/minを加算する。そし
て、S182で流量の最大値が100kg/minを超えた場
合、S183に進み、流量の最大値を100kg/minに設
定する。
【0081】また、S184において、マイナスフラグ
がオンの場合、S185に進み、流量の最大値から1kg
/minを減算する。そして、S186で流量の最大値が切
替流量以下の場合、S187に進み、流量の最大値を切
替流量に1kg/minを加算した値に設定する。その後、S
188で0.1秒間だけ待機する。
【0082】図11(B)に示す設定項目2−2の処理
では、流量の最小値設定の変更を可能としている。S1
89では、プラスフラグの有無を監視する。S189に
おいて、プラスフラグがオンの場合、S190に進み、
流量の最小値に1kg/minを加算する。そして、S191
で流量の最小値が切替流量以下の場合、S192に進
み、流量の最大値を切替流量から1kg/minを減算した値
に設定する。
【0083】また、S193において、マイナスフラグ
がオンの場合、S194に進み、流量の最小値から0.
1kg/minを減算する。そして、S195で流量の最小値
が0.1kg/min以下の場合、S196に進み、流量の最
小値を0.1kg/minに設定する。その後、S197で
0.1秒間だけ待機する。
【0084】図11(C)に示す設定項目2−3の処理
では、ガス蓄圧器13が複数ある場合の切替流量設定の
変更を可能としている。S198では、プラスフラグの
有無を監視する。S198において、プラスフラグがオ
ンの場合、S199に進み、ガス蓄圧器13の切替流量
に0.1kg/minを加算する。そして、S200で切替流
量が最大値以上の場合、S201に進み、切替流量の最
大値から0.1kg/minを減算した値に設定する。
【0085】また、S202において、マイナスフラグ
がオンの場合、S203に進み、切替流量から0.1kg
/minを減算する。そして、S204で切替流量が流量の
最小値以下の場合、S205に進み、流量の最小値に
0.1kg/minを加算して設定する。その後、S206で
0.1秒間だけ待機する。
【0086】図11(D)に示す設定項目2−4の処理
では、絞り開始残量の設定の変更を可能としている。S
207では、プラスフラグの有無を監視する。S207
において、プラスフラグがオンの場合、S208に進
み、絞り開始残量に0.1kgを加算する。そして、S2
09で絞り開始残量が10kg以上の場合、S210に進
み、絞り開始残量を10kgに設定する。
【0087】また、S211において、マイナスフラグ
がオンの場合、S212に進み、絞り開始残量から0.
1kgを減算する。そして、S213で絞り開始残量が
0.1kg以下の場合、S214に進み、絞り開始残量を
0.1kgに設定する。その後、S215で0.1秒間だ
け待機する。
【0088】図11(E)に示す設定項目2−5の処理
では、充填終了流量の設定の変更を可能としている。S
216では、プラスフラグの有無を監視する。S216
において、プラスフラグがオンの場合、S217に進
み、充填終了流量に0.1kg/minを加算する。そして、
S218で充填終了流量が流量の最大値以上である場
合、S219に進み、充填終了流量を流量の最大値から
0.1kg/min減算する。
【0089】また、S220において、マイナスフラグ
がオンの場合、S221に進み、充填終了流量から0.
1kg/minを減算する。そして、S222で充填終了流量
が流量の最小値以下の場合、S223に進み、充填終了
流量を流量の最小値に0.1kg/min加算して設定する。
その後、S224で0.1秒間だけ待機する。
【0090】図11(D)に示す設定項目2−6の処理
では、カプラ掛けスイッチ27の設定の変更を可能とし
ている。S225では、プラスフラグの有無を監視す
る。S225において、プラスフラグがオンの場合、S
226に進み、カプラスイッチフラグをオンにセットす
る。そして、S227で、マイナスフラグがオンの場
合、S228に進み、カプラスイッチフラグをオフにセ
ットする。その後、S229で0.1秒間だけ待機す
る。
【0091】図11の基本的な動作は、図7の処理と同
様なため、ここではその説明を省略する。尚、上記実施
例では、都市ガスを圧縮した圧縮天然ガス(CNG)を
供給する場合を一例として挙げたが、これに限らず、例
えばブタン、プロパン等のガスを供給するのにも適用で
きるのは勿論である。
【0092】また、上記実施例では、CNG車の燃料タ
ンクに圧縮されたガスを充填する場合を一例として挙げ
たが、これに限らず、他の容器等に圧縮されたガスを供
給する装置にも適用でき、あるいは単に圧縮されたガス
を他の場所に給送するための管路途中に設置する構成の
装置にも適用できるのは勿論である。
【0093】
【発明の効果】上述の如く、上記請求項1の発明によれ
ば、既存のスイッチの操作により被充填タンクへガスを
充填する際のシステムパラメータの設定を変更すること
ができるので、制御システムのソフトウエアを共通化し
てソフトウエアの各パラメータのみを任意の数値に変更
するようにでき、ソフトウエアの管理及び各顧客毎の要
望にも応じることができる。従って、見かけ上どの顧客
のソフトウエアも共通にできるので、ソフトウエアの管
理は、最新のソフトウエアに差し替えるだけで不具合を
是正することができる。
【0094】また、請求項2の発明によれば、既存のス
イッチだけでソフトウエアの各パラメータを変更させる
ことが可能になるので、パラメータ変更用に特別なハー
ドウエアを設けてコストが上昇すること、及び機器構成
が変更されることを防止できる。また、所定時間以上操
作され続けたときのみ各パラメータが変更可能になるの
で、通常の操作性を損なうこともない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になるガス供給装置の一実施例の概略構
成図である。
【図2】ガス充填中の表示装置の表示例を示す図であ
る。
【図3】アイドラ処理のPADである。
【図4】サンプラ部の処理を説明するためのPADであ
る。
【図5】図4中S43で呼び出された表示出力の関数の
PADである。
【図6】設定モード0の処理を説明するためのPADで
ある。
【図7】各設定項目の処理を説明するためのPADであ
る。
【図8】設定モード1の処理を説明するためのPADで
ある。
【図9】各設定項目の処理について説明するためのPA
Dである。
【図10】設定モード2の処理を説明するためのPAD
である。
【図11】各設定項目の処理について説明するためのP
ADである。
【符号の説明】 11 ガス供給装置 12 コンプレッサ 13 ガス蓄圧器 14 ガス供給管路 15 第1の開閉弁 16 第2の開閉弁 18 第3の開閉弁 19 流量計 20 制御弁 21 圧力計 23 三方弁 24 カプラ 26 カプラ掛け 27 カプラ掛けスイッチ 28 制御装置 29 メモリ 30 表示装置 31 充填開始スイッチ釦 32 充填停止スイッチ釦 33 非常停止スイッチ釦

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 充填制御を行うために設けられたスイッ
    チの操作により圧縮されたガスを被充填タンクへ供給す
    るガス供給装置において、 前記スイッチの操作により前記被充填タンクへガスを充
    填する際のシステムパラメータの設定を変更するパラメ
    ータ変更手段を備えてなることを特徴とするガス供給装
    置。
  2. 【請求項2】 前記パラメータ変更手段は、前記スイッ
    チが所定時間以上操作され続けたときに前記システムパ
    ラメータの設定モードを起動させることを特徴とする請
    求項1記載のガス供給装置。
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