JP3824625B2 - 光結合装置 - Google Patents

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Description

本発明は、光を介して信号を結合する光結合装置に関し、更に詳しくは、被検出体(例えば、サーボモータの回転速度を測定する場合に、モータ軸と連動するスリット付回転板)に発光素子から発せられる光を照射し、被検出体(回転板のスリット)を透過又は反射した光を受光素子にて感知し、被検出体の位置や動きを検出する光結合装置に関する。
この種の光結合装置について、光路を限定する従来からの光結合装置を例をあげて説明する。
図6(a)は、従来からあるスリット9a,9bで光路を制限する構造の光結合装置の構造断面図で、リードフレーム2にダイボンドされた全面発光チップ(直方体状で、一対の電極を備えてそれらの電極間で発光するチップ)1は電気的接続のためのリードとしての金線3が施され、光透過性樹脂4でパッケージされ発光素子として遮光性樹脂で成形されたケース9に収納されている。ケース9には、発光素子の指向性を制限するスリット9aが形成されており、物体通過路Zを介し受光側へ照射光を導く構成となっている。
発光チップ1は図6(b)に示す構成をなしており、P−N相のうちのP相の上面を受光素子に対向する面、つまり主発光面として使用している。しかしこの主発光面には、金線3のボンディング用のチップ電極1bがあり、この電極での発光はほとんど期待できない。
従来の発光素子は、このように安価な全面発光のチップを用いているので好ましいけれども、遮光性樹脂製ケースのスリットと組み合わせ光源を限定する構成では、スリットに対するチップ位置、すなわちスリット方向に対するチップを透過した照射光を妨げるチップ電極の位置のバラツキが受光側への絶対光量の変動に影響し光結合装置の特性の安定化を阻害する。
例えば、第7図(a)の場合、ケーススリット9a内にしめるチップ電極1bの投影面積が大であり、スリット9aを通過し放射してくる光量は小である。
第7図(b)の場合、ケーススリット9a内にしめるチップ電極1bの投影面積が小であり、スリット9aを通過し放射してくる光量は大である。
特開平9−27635号公報
そこで、この発明の主要な目的の1つは、受光素子が光強度分布の均一化を安価に図ることができ、且つ発光チップの位置のバラツキに対しても照射光量が安定した光学系を得ることができる光結合装置を提供することにある。
本発明は、発光素子と所定の方向に配列された複数の受光素子とを被検出体の物体通過路を介して相対向させて配置し、かつ発光素子と物体通過路との間に複数の受光素子の配列方向に対する発光素子の指向性を制限するスリットを備えた光結合装置において、
発光素子が、直方体状で、複数の受光素子と対向する主発光面における発光部分を矩形状とし、かつその矩形の長手方向をスリットが延びる方向に対して垂直としたことを特徴とする光結合装置を提供する。
ここで、発光素子は、一対の電極を備え、かつそれらの電極のうち一方の電極が、主発光面における発光部分を矩形とすべく当該主発光面に形成できる。そして、主発光面に形成された電極は帯状とすることができる。
本発明に係る光結合装置においては、発光素子が直方体で、複数の受光素子と対向する主発光面における発光部分を矩形状とし、かつその矩形の長手方向をスリットが延びる方向に対して垂直としているので、発光素子の光強度分布の均一化を安価に図れ、且つ発光素子の位置のバラツキに対しても照射光量が安定した光学系を得ることができる。
本発明に係る光結合装置は、被検出体を通すための隙間を介し、発光素子と受光素子とを相対向させて配置した光結合装置において、発光素子が、直方体状で、一対の電極を備えてそれらの電極間で発光し、かつ一方の電極が、受光素子と対向する面の少なくとも一辺に沿って帯状に形成されるか、前記対向する面以外の面に形成されたことを特徴とする。
すなわち、本発明は、発光素子が直方体状で、一対の電極を備えてそれらの電極間で発光し、つまり全面発光のチップを用い、かつ一方の電極が受光素子と対向する面の少なくとも一辺に沿って帯状に形成されるが、前記対向する面以外の面に形成されているので、前記対向する面(主発光面)の発光部分を矩形状とすることができ、それによって受光素子(例えばフォトダイオード)の光強度分布の均一化を安価に図れ、且つ発光素子の位置のバラツキに対しても照射光量が安定した光学系を得ることができる。特に受光素子が被検出体を通すための隙間に沿って一列に配置された複数の受光素子(受光素子アレイ)の場合に好ましい。
またこのように全面発光のチップを用い、かつその主発光面を矩形とした発光素子からの光を、少なくとも受光素子側を照射するための狭幅の光に絞る絞り手段を更に備えることによって、各受光素子に対する光強度分布を更に均一化できる。
そして絞り手段の具体例としては、帯状電極を有する全面発光のチップを実装した素子が収納されるケースに光の通過路となるスリットを形成し、受光素子の配列方向に対し垂直方向に狭幅に限定後、レンズにより指向角を限定することもできる。
また、絞り手段の他の例として、複数の短冊状の受光素子が配置された受光部に対し全面発光のチップのP−N接合面とこのチップを実装した発光素子が収納されるケースにスリットを垂直に配置し受光素子の配列方向に対し垂直方向に狭幅に限定後、レンズにより指向角を限定してもよい。
また、複数の短冊状の受光素子が、狭幅にされた光の方向に対し、平行で且つ発光素子の光軸面に対象に配置されるのが好ましい。
以上のごとく、本発明によれば、具体的に言えば、受光チップ上の短冊状受光素子(例えばフォトダイオード)が直線的に複数配列されている方向に対し光強度分布の均一化を安価に図れ、且つ発光チップの位置のバラツキに対しても照射光量が安定した光学系を得ることができる光結合装置を提供することができる。
以下、図面に基づき参考例および本発明の実施の形態について説明する。なお、これによって本発明が限定されるものではない。
図1は、光結合装置の1つの参考例の主要部品の構成説明斜視図である。
図1において、発光素子1は、直方体で、一対の電極を備えてそれらの電極間で発光する、いわゆる全面発光のチップよりなり、リードフレーム2の側面にダイボンドされ、金線3により電気的にもう1つのリードフレーム2aに接続された後、光透過性樹脂(又は透光性樹脂、例えばエポキシ樹脂)によってモールドされて、モールド体としての発光側透光性樹脂体(発光素子)4を形成し、全体として光結合装置Hを構成している。
このとき発光チップのP−N接合面1aは、受光素子アレイ5a(フォトダイオード等)の配列方向(図中X−X’軸方向)に対し垂直になるように配置されている。
発光素子1の前面(図の上方)にはコリメーティングレンズ20が配置されており、受光素子アレイ5aへの照射光を平行光化している。
受光素子アレイ5aは光軸上のP−N接合1aと平行な軸Y−Y’に平行でかつ対称的に配置されている。
この場合、受光素子アレイ5aに対向する面、つまり、主発光面はP−N接合面1aのラインを有する面(ラインが横切る面)となり、受光素子アレイ5aの配列方向(X−X’軸方向)に対しては狭幅でコリメーティングレンズ20を介し受光側へ照射され、受光素子アレイ5aの配列方向には強くて均一な光量分布が得られることになる。なお、一方の電極1bは主発光面とは異なる面(側面)に設けられ、他の電極は発光チップの、リードフレーム2への装着側の面にある。
図2は、本発明に係る光結合装置の実施の形態の主要部品の構成説明斜視図、図3は図2の構成説明側面図である。
図2〜3において、発光素子11は、発光チップ(全面発光のチップ)よりなり、その照射側チップ天面(主発光面)の一方の電極11bの形状が受光素子アレイ5aに対向する天面、つまり矩形面の一辺に沿って一定幅で帯状に形成されている。なお、他方の電極は発光チップの、リードフレーム2への装着側の面にある。
発光素子11の天面から出射された光はモールド体4が収納されるケース9(遮光性樹脂等の遮光性材料)に形成された受光素子アレイ5aの配列方向(X−X’軸方向)に対して狭幅のスリット9aで絞られコリメーティングレンズ20を介し受光側へ照射され、受光素子アレイ5aの配列方向には均一な光量分布が得られることになる。
図4は、光結合装置のもう1つの参考例の主要部品の構成説明斜視図、図5は図4の構成説明側面図である。
図4〜5において、発光素子1は、発光チップ(全面発光のチップ)よりなり、リードフレーム2の側面にダイボンドされ、金線3により電気的に接続された後、光透過性樹脂(エポキシ樹脂等)によってモールドされ、モールド体としての発光側透光性樹脂体4を形成している。
このとき発光チップのP−N接合面1aは、受光素子アレイ5a(フォトダイオード等)の配列方向(図中X−X’軸方向)か、それに対し平行になるように配置されている。なお、電極の位置は図1の場合と同様であり、説明を省略する。
P−N接合面1aから照射された光はモールド体4が収納されるケース9に形成された受光素子アレイ5aの配列方向(X−X’軸方向)に対して狭幅のスリット9aで絞られ、コリメーティングレンズ20を介し受光側へ照射されることとなり、受光素子アレイ5aの配列方向には強くて均一な光量分布が得られることになる。
以上のごとく、本発明の光結合装置においては、発光素子が直方体で、一対の電極間で発光し、かつ一方の電極が受光素子と対向する面の少なくとも一辺に沿って帯状に形成されるか、前記対向する面以外の面に形成されているので、発光素子の光強度分布の均一化を安価に図れ、且つ発光素子の位置のバラツキに対しても照射光量が安定した光学系を得ることができる。
光結合装置の1つの参考例の主要部品の構成説明斜視図である。 本発明による光結合装置の実施の形態の主要部品の構成説明斜視図である。 図2の実施の形態の構成説明側面図である。 光結合装置のもう1つの参考例の主要部品の構成斜視図である。 図4のもう1つの参考例の構成説明側面図である。 (a)は従来例の光結合装置の構造説明断面図である。 (b)は同従来例の発光チップ(全面発光チップ)の斜視図である。 (a)は同従来例の図6(a)のA−A’断面図(チップずれなし)である。 (b)は他の従来例の図6(a)のA−A’断面相当図(チップずれあり)である。
符号の説明
1,11 発光素子
1a P−N接合面
1b,11b一方の電極
2 リードフレーム
3 金線(リード)
4 発光側透光性樹脂体(モールド体)
5a 受光素子アレイ
9 ケース
9a 発光側投射窓(スリット)
Z 被検出体通過路

Claims (3)

  1. 発光素子と所定の方向に配列された複数の受光素子とを被検出体の物体通過路を介して相対向させて配置し、かつ発光素子と物体通過路との間に複数の受光素子の配列方向に対する発光素子の指向性を制限するスリットを備えた光結合装置において、
    発光素子が、直方体状で、複数の受光素子と対向する主発光面における発光部分を矩形状とし、かつその矩形の長手方向をスリットが延びる方向に対して垂直としたことを特徴とする光結合装置。
  2. 発光素子が、一対の電極を備え、かつそれらの電極のうち一方の電極が、主発光面における発光部分を矩形とすべく当該主発光面に形成されたことを特徴とする請求項1に記載の光結合装置。
  3. 主発光面に形成された電極が帯状からなることを特徴とする請求項2に記載の光結合装置。
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