JP3824406B2 - デジタルテレビ受信機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、映像や音声信号をデジタルデータとして送信され、その送信されたデジタルデータを受信再生するデジタルテレビ送受信装置において、番組データよりも優先度の高い非常時データを多重送信する送信装置と、その送信装置から多重送信されたデータの受信再生装置に関するもので、特に、前記送信装置から多重送信されたデータを録画再生装置で録画し、かつ再生する際に番組データ中の非常時データを視聴者の選択により再生又は再生除去を可能としたデジタルテレビ受信機である。
【0002】
【従来の技術】
映像や音声信号をデジタルデータとして伝送するデジタルテレビ放送システムとして、衛星による放送は、日本、米国、及び欧州等で既に実用化され、地上波による放送も米国で開始されようとしている。
【0003】
このデジタルテレビ放送では、1つの伝送帯域で、複数の番組の映像や音声データと共に、その他の様々なデータが多重されて伝送されている。このデータの多重方法として、ISO/IEC IS 13818−1,International Standerd,MPEG-2 Systems に規定されているトランスポート・ストリームの符号化構造が用いられる。
【0004】
米国の次世代地上波放送の標準規格ATSC A/52〜63(ATSC=
Advanced Television System Committee)では、例えば、地震や風水害等の自然災害時及びその他の非常緊急時(以下、非常時という)情報を映像や文字及び音声のデータとして、番組データに多重し伝送可能となっている。この非常時データは、視聴者に必ず伝達され、かつ、視聴されるように、伝送される様々な番組データの中で最も優先度が高く受信再生されるように設定されている。このため、番組の映像や音声データのトランスポート・ストリームのパケットに挿入されて伝送される非常時データを、受信装置では、番組データストリーム中から非常時データを検出した際には、必ずこの非常時データをデコードして視聴者が認識可能な形態で出力表示しなければならない。
【0005】
このような番組データのトランスポート・ストリームのパケットに包含する非常時データを検出して、再生表示する方法として、特開平9−179386公報に記載されている。
【0006】
一方、前記番組データは、放送時刻と同時刻にテレビ受像機で受信再生する場合(以下、オンタイム受信再生という)と、一度記録再生装置で記録し、放送時刻からある時間経過した後に、前記記録再生装置で記録した番組データを再生する場合(以下、タイムシフト再生という)とがある。前記非常時データは時間の経過と共にそのデータ内容の意義は損なうものであるが、前記記録再生装置で記録されたデータ中の非常時データは、番組データより優先度が高いために、再生時に既に意義の損なった非常時データが再生され、かつ、再生視聴の番組データの番組性を損なうことになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
デジタルテレビ放送信号を記録再生装置で記録する際に、デジタルテレビ信号のトランスポート・ストリームを分離復号し、かつ、アナログテレビ信号に変換後、記録するアナログ磁気記録再生機器や、デジタルテレビ信号のトランスポート・ストリームを分離後、その一部のトランスポート・ストリームパケットを記録するDVC(Specification of Consumeruse Digital VCRs)規格や、デジタルVHS規格の磁気記録再生機器等で、記録した場合、前記アナログ磁気記録再生機器では、番組のアナログ映像と音声信号に優先して前記非常時データが記録され、再生時には番組データに非常時データが挿入された状態で再生される。前記DVC規格やデジタルVHS規格の磁気記録再生機器では、番組の映像と音声データと同じトランスポート・ストリームパケットの中に多重された非常時データも共に記録され、再生時にテレビ受像機では、優先度の高い非常時データを番組の映像と音声データに優先して再生表示する。
【0008】
このため、記録再生装置で番組を記録後、相当の時間経過後のタイムシフト再生の際に、データの意義の損なった前記非常時データが再生表示されるのみならず、番組途中に番組の構成やストーリを損なう非常時データが再生表示されて視聴者に不快感を与える課題があった。
【0009】
本発明は、非常時データが多重されたデジタルテレビ放送信号を記録再生装置で記録し、その記録されたデジタルテレビ放送信号を再生する際に、前記非常時データの放送時間から相当の時間が経過したタイムシフト再生において、前記非常時データを再生表示することなく、記録した番組の構成やストーリも損なうことのないデジタルテレビ放送の送受信システムを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るデジタルテレビ受信機は、少なくとも番組データとこの番組データより優先再生する非常時データとを1つのトランスポートデータストリームに多重した後、変調伝送されるデジタルテレビ信号を受信復調する受信復調手段と、前記受信復調手段で復調した前記デジタルテレビ信号のトランスポートデータストリームを各データストリーム毎に分離するストリーム分離手段と、前記ストリーム分離手段で分離された各データストリーム毎にデコードするデータデコード手段と、前記データデコード手段のデコード出力を多重して、映像と音声出力手段に出力する多重手段と、前記ストリーム分離手段で分離されたデータストリームの中から非常時データの有効性を判別するデータを用いて、非常時データの有効性を判別する非常時データ有効性判別手段と、を具備し、前記非常時データ有効性判別手段は、非常時データの有効性が喪失したと判別した際に、非常時データ再生停止信号を生成し、この非常時データ再生停止信号により前記データデコード手段又は前記多重手段を制御して、非常時データのデコード又は多重を停止させるものであって、前記デジタルテレビ信号のトランスポートデータストリームは、時刻データも包含して多重変調伝送されており、前記非常時データ有効性判別手段は、前記ストリーム分離手段で分離された時刻データを確認記憶する放送時刻確認手段、現在時刻生成手段、及び前記放送時刻確認手段で確認記憶された時刻と前記現在時刻生成手段で生成した現在時刻を比較する比較手段から構成され、前記比較手段で比較の結果、前記時刻データと現在時刻との間に所定時間が経過している際に、前記比較手段から非常時データ再生停止信号を生成し、その非常時データ再生停止信号により前記デコード手段又は前記多重手段を制御して、非常時データのデコード又は多重を停止させることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について詳細に説明する。図1は本発明に係るデジタルテレビ放送における非常時データ受信機の第一の実施の形態を示すブロック図である。
【0012】
図中の符号10は放送局を示し、符号16は、前記放送局10から伝送された放送信号を記録再生する記録再生装置を示し、符号21は放送局10から伝送された放送信号を受信再生する受信装置を示している。
【0013】
前記放送局10は、デジタルテレビ信号を生成し伝送する少なくても番組データ生成手段11と、放送時刻データ生成手段12と、非常時データ生成手段13と、及び前記各データ生成手段11、12、13で生成されたデータ信号を多重して伝送する多重手段14とから構成されている。
【0014】
前記受信機21は、前記放送局10から伝送した放送信号を選択受信する受信手段22と、この受信手段22の出力に接続した切換手段23と受信ストリーム出力手段24と、この受信ストリーム出力手段24の出力に接続した前記記録再生装置16を介して前記切換手段23に接続した外部入力手段25と、前記切換手段23の出力に接続したストリーム分離手段26と、このストリーム分離手段26の番組データ出力に接続した番組データデコード手段27と、前記ストリーム分離手段26の非常時データ出力に接続した非常時データデコード手段28と、前記ストリーム分離手段26の放送時刻データ出力に接続した放送時刻確認手段32と、前記ストリーム分離手段26の非常時データ検出信号出力に接続した非常時データ検出時刻確認手段33と、前記番組データデコード手段27と前記非常時データデコード手段28の出力に接続した外部制御型多重手段29と、前記放送時刻確認手段32と前記非常時データ検出時刻確認手段33の出力に接続した比較手段34と、前記外部制御型多重手段29は音声と映像信号の出力を有し、音声出力に接続した音声出力手段30及び映像出力に接続した映像出力手段31とを有した構成から成っている。なお、前記比較手段34の出力は前記多重制御型多重手段29に接続している。
【0015】
このような構成のデジタルテレビ放送に於ける送受信システムにおいて、前記放送局10では、番組データ生成手段11で放送する番組の映像と音声信号をデジタルで生成し、多重手段14から伝送する。この番組データ生成手段11で生成し、前記放送局10から伝送する番組の現在時間を前記放送時刻データ生成手段12で所定時間間隔の時刻データを生成し、前記多重手段14で、前記番組データと多重化する。この時、視聴者に伝達する、例えば、地震や風水害等の自然災害及びその他の非常緊急時の非常時情報が発生した際には、前記非常時データ生成手段13を用いて、その非常時情報の内容の映像と音声からなる非常時データを生成し、前記多重手段14で、前記番組データ生成手段11で生成した番組データと、前記放送時刻データ生成手段12で生成した時刻データと共にデジタル放送トランスポート・ストリーム構造に従い多重化する。この時、前記非常時データは、番組データに優先して受信再生されるようにトランスポート・ストリーム中に優先度を示すデータも多重化して、デジタルテレビ放送信号として伝送する。
【0016】
一方、受信機装置21では、前記放送局10から伝送されたデジタルテレビ放送信号を受信し、前記受信手段22で選択したチャンネルのトランスポート・ストリームを選択受信する。この受信手段22で選択受信及び復調されたトランスポート・ストリームは、前記切換手段23と前記受信ストリーム出力手段24に入力する。前記受信ストリーム出力手段24に入力された前記番組データは、記録再生装置16でトランスポート・ストリームの状態のまま記録する。前記切換手段23は、前記受信手段22からの信号と前記記録再生装置16からの信号のいずれかを選択切換える手段で、この切換手段23が選択切換えた信号は、前記ストリーム分離手段26に出力する。このストリーム分離手段26では、入力されたトランスポート・ストリームを番組データと、放送時刻データ及び非常時データに分離する。前記ストリーム分離手段26で分離された番組データは、前記番組デコード手段27で所定形式信号にデコードされて、前記外部制御型多重手段29を介して、音声データは前記音声出力手段30へ、映像データは前記映像出力手段31へと出力する。この番組データのデコード中に非常時データが存在すると、前記ストリーム分離手段26でその非常時データが分離され、前記非常時データデコード手段28で所定形式信号にデコードされ、前記外部制御型多重手段29に出力される。この外部制御型多重手段29は、前記非常時データデコード手段28から非常時データデコード信号が出力されるまでは、前記番組データデコード手段27でデコードした番組データを前記音声と映像出力手段30、31に出力しているが、前記非常時データデコード手段28でデータデコードされた非常時データ信号が出力されると、前記非常時データデコード手段28からの音声データと映像データを前記音声と映像出力30、31に出力する。
【0017】
つまり、放送番組データ中に非常時データが包含されている際には、その非常時データを番組データに優先させて再生表示することが求められることから、前記外部制御型多重手段29では、番組データに優先して非常時データを前記音声と映像出力手段30、31へ出力する機能を有している。従って、前記音声と映像出力手段30、31に接続する図示されていない音声と映像を表示させる機能を有した再生表示手段、例えばテレビ受像機で再生表示される。なお、前記外部制御型多重手段29で前記番組データデコード手段27と前記非常時データデコード手段28の出力を完全に切り替えるのではなく、前記非常時データデコード手段28の出力に前記番組データデコード手段27からの出力を多重しても良い。
【0018】
さらに、前記ストリーム分離手段26で分離された放送時刻データは、前記放送時刻確認手段32で、放送時刻データを確認一時記憶する。一方、前記ストリーム分離手段26では、前記非常時データを検出した際に、非常時データ検出信号を生成して、前記非常時データ検出時刻確認手段33へと出力する。この非常時データ検出時刻確認手段33は、時計機能を有し、前記非常時データ検出信号が前記ストリーム分離手段26から出力された時刻データを生成する。前記放送時刻確認手段32の放送時刻データと前記非常時データ検出時刻確認手段33で生成した時刻データは、前記比較手段34に出力され、その両時刻データの時間差を比較算出する。この比較手段34で比較の結果、前記両時刻データの時間差が所定の時間より大きい際には、前記外部制御型多重手段29に対して非常時データの多重停止信号を生成して出力する。つまり、前記放送時刻確認手段32で確認記憶した放送時刻データをT1とし、前記非常時データ検出確認手段33で生成した時刻データをT2とし、両時刻データT1、T2との時間差Tとすると、この時間差Tが所定時間差値よりも大きい(T2−T1=T>所定時間差値)際には、前記外部制御型多重手段29における非常時データの優先多重出力機能を停止させる信号を前記比較手段34で生成出力して、前記番組データデコード手段27からの出力のみを前記音声と映像出力手段30、31に出力させる。また、前記時間差Tが所定時間差値より小さい(T2−T1=T<所定時間差値)際には、前記比較手段34から前記外部制御型多重手段29の非常時データ優先多重機能を停止する信号は生成されず、番組データ中に非常時データが存在する際には非常時データが優先して出力される。
【0019】
次に、前記切換手段23を操作して、前記ストリーム分離手段26に出力する信号を前記記録再生装置16で記録した放送信号に切り替える。前記記録再生装置16からの信号は、前記外部入力手段25と前記切換手段23を介して、前記ストリーム分離手段26に出力される。このストリーム分離手段26で分離された番組データは、前記番組データデコード手段27と外部制御型多重手段29を介して、前記音声と映像出力手段30、31へと出力される。この記録再生装置16からの信号中に非常時データが存在していると、前記ストリーム分離手段26で分離された非常時データは前記非常時データデコード手段28に出力され、データデコードされて前記外部制御型多重手段29に出力されるが、前記ストリーム分離手段26で同時に放送時刻データが分離され、かつ、非常時データ検出信号が生成される。この放送時刻データT1は前記放送時刻確認手段32で確認一時記憶され、前記非常時データ検出信号によって、前記非常時データ検出時刻確認手段33で時刻データT2が生成される。この両時刻データT1、T2の時間差Tの算出と、所定時間差値との比較を前記比較手段34で行うと、前記記録再生装置16で記録した際の放送信号中に包含される時刻データT1と再生した際の非常時データ検出時刻データT2との時間差Tは、所定時間差値より大きい値となるために、前記比較手段34から前記外部制御型多重手段29の非常時データ優先多重機能の停止制御信号が出力される。この結果、前記記録再生装置16が記録したデジタルテレビ信号中の番組データのみが前記音声と映像出力手段30、31に出力され、非常時データとして意義を損なった非常時データは再生表示されず、また、その非常時データによる番組データの構成とストーリを損なうこともなく番組データの視聴が可能となる。
【0020】
なお、前記放送局10からの放送信号を前記記録再生装置16で記録すると同時に、前記受信装置21で再生視聴する際に、前記切換手段23を操作して、前記記録再生装置16から前記外部入力手段25と切換手段23を介して前記ストリーム分離手段26に放送信号を出力しても、その放送信号中に非常時データが存在する場合には、前記比較手段34で比較する放送時刻データT1と非常時データ検出時刻データT2との時間差Tは、当然所定時間差値よりも小さいために、前記比較手段34から前記外部制御型多重手段29に非常時データ多重停止信号が出力されることなく、非常時データが優先して再生表示される。
【0021】
次に、第一の実施形態の変形例を図2を用いて説明する。なお、図1と同一部分は同一符号を付し、その詳細説明を省略する。
【0022】
図2の変形例は、前記外部制御型多重手段29に変えて、多重手段40とし、前記非常時データデコード手段28を外部制御型非常時データデコード手段41とした。つまり、前記多重手段40は前記番組データデコード手段27から出力した番組データと前記外部制御型非常時データデコード手段41から出力された非常時データのいずれも多重して、前記音声と映像出力手段30、31へ出力する。前記外部制御型非常時データデコード手段41は、前記ストリーム分離手段26で分離された非常時データをデコードするが、そのデコードされた非常時データは、前記比較手段34からの非常時データのデコード停止信号が出力されたときには、前記多重手段40に非常時データは出力されないようになっている。つまり、前記放送時刻確定手段32で確認された放送時刻T1と、前記非常時データ検出時刻確認手段33で検出した時刻データT2とを前記比較手段34で比較した時間差Tが、所定時間差値より大きい場合には、前記外部制御型非常時データデコード手段41でのデコードを停止する信号を前記比較手段34から出力し、前記時間差Tが所定時間差値よりも小さい場合には、前記外部制御型非常時データデコード手段41を動作させ、非常時データの再生表示を可能としている。
【0023】
次に、参考例について、図3を用いて説明する。なお、図1〜図3と同一部分は同一符号を付し、その詳細説明は省略する。
【0024】
前記第一の実施形態は、視聴者が既に前記非常時データの内容を認識済みで、前記記録再生装置16で記録した非常時データの再生を好まない場合に有効であるが、仮に記録再生装置16のみの記録(つまり、留守録のような場合)で、その非常時データの放送した時刻を経過後でも前記記録再生装置16に記録された非常時データを再生表示する要望に対して、前記記録再生装置16に記録された非常時データの再生表示を可能とするのが本参考例である。
【0025】
前記デジタルテレビ放送規格では、前記放送局10の番組データ生成手段11で生成される複数の番組データには、図示されていない手段で各番組毎の識別を行うための識別データ(以下、番組IDという)が付され、その番組IDが各番組データのトランスポート・ストリーム中に多重されて伝送するように規定されている。一方、前記受信装置21のストリーム分離手段26では、前記番組データ、非常時データ、及び非常時データ検出信号の分離検出と共に、前記番組IDも分離検出する。このストリーム分離手段26で分離検出した非常時データ検出信号と番組IDとは、非常時データ多重番組識別手段35に出力され、非常時データが包含されている番組の番組IDが認識される。この非常時データ多重番組識別手段35で認識された非常時データ包含番組IDは、再生回数カウント手段36へ出力され記憶される。この再生回数カウント手段36は、オンタイム受信再生時と、タイムシフト再生時の前記非常時データを含む番組の番組IDとその再生回数を記憶し、かつ、1つの番組IDに対する所定の再生回数値を設定し、各番組ID毎の過去の再生回数を積算し、その積算再生回数が前記所定再生回数を超えた際には、前記再生回数カウント手段36から非常時データの多重停止信号を生成して、前記外部制御型多重手段29に出力する。
【0026】
つまり、オンタイム受信再生又はタイムシフト再生のいずれの場合でも、最初に非常時データを含むストリームから前記非常時データ多重番組認識手段35で非常時データ検出信号と番組IDを認識した際には、前記再生回数カウント手段36にその番組IDと最初の再生であることを示す値を記憶する。次に、同一番組データを前記記録再生装置16から再生して前記受信装置21に出力した際には、その都度再生された番組のトランスポート・ストリームから前記ストリーム分離手段26で分離再生された非常時データ検出信号と番組IDを前記非常時データ多重番組識別手段35で認識し、かつ前記再生回数カウント手段36に出力して、この再生回数カウント手段36に記憶されている同一番組IDの再生回数に加算すると共に、所定の加算回数を越えた際には、多重停止信号を生成して、前記外部制御型多重手段29に出力する。これにより、前記外部制御型多重手段29は、前記ストリーム分離手段26から分離された非常時データを前記非常時データデコード手段28でデコードした信号は阻止し、番組データを前記番組データデコード手段27でデコードした信号のみを前記音声と映像出力30、31へと出力する。
【0027】
この結果、ある番組IDの最初の再生回数の非常時データは、再生表示可能となり、同一番組IDの再度の再生表示における非常時データの再生表示は阻止されて、意義の損なった非常時データによる番組の構成とストーリを損なわせることもなくなる。
【0028】
この参考例の変形例を図4を用いて説明する。なお、図1〜図3と同一部分は同一符号を付し、その詳細説明を省略する。
【0029】
図4の変形例は、図3の前記外部制御型多重手段29に変えて、多重手段40とし、前記非常時データデコード手段28を外部制御型非常時データデコード手段41とした。つまり、前記多重手段40は前記番組データデコード手段27から出力した番組データと前記外部制御型非常時データデコード手段41から出力された非常時データのいずれも多重して、前記音声と映像出力手段30、31へ出力する。前記外部制御型非常時データデコード手段41は、前記ストリーム分離手段26で分離された非常時データをデコードするが、そのデコードされた非常時データは、前記再生回数カウント手段36からの非常時データのデコード停止信号が出力されたときには、前記多重手段40に非常時データは出力されないようになっている。つまり、前記非常時データ多重番組識別手段35で確認された非常時データ検出信号と番組IDから前記再生回数カウント手段36で再生回数を積算し、所定の積算再生回数を越えた際には、デコード停止信号を生成して、前記外部制御型非常時データデコード手段41に出力して、前記非常時データのデコードを停止させ、前記再生回数カウント手段36での再生回数積算が所定回数以内の際には、前記外部制御型非常時データデコード手段41を動作させて、前記非常時データを番組データに優先して再生表示可能としている。
【0030】
次に、前記第二の実施形態を図5を用いて説明する。なお、図1〜図4と同一部分は同一符号を付し、その詳細説明は省略する。
【0031】
図5の変形例と図3との相違は、前記受信装置21の非常時データ多重番組識別手段35と再生回数カウント手段36に変えて、前記切換手段23と外部制御型多重手段29との間に受信再生判別手段37を設けた点にある。
【0032】
前記受信再生判別手段37には、前記切換手段23の入力切換スイッチ状態信号が出力される。つまり、前記切換手段23は、前記受信手段22からの信号、又は前記記録再生装置16からの信号のいずれかを選択して、前記ストリーム分離手段26に出力する。従って、前記切換手段23が選択切換した入力切換スイッチの状態信号を前記受信再生判別手段37に出力し、この受信再生判別手段37で、前記切換手段23が前記外部入力手段25を選択切換した際には、多重停止信号を生成し、前記外部制御型多重手段29に出力し、前記非常時データデコード手段28の非常時データの前記音声と映像出力手段30、31へ出力しないようにする。また、前記時切換手段23が前記受信手段22からの出力に選択切り替えた入力切換スイッチ状態信号を前記受信再生判別手段37が検出した際には、前記受信再生判別手段37からは多重停止信号は生成出力されず、前記非常時データデコード手段28でデコードされた非常時データは、前記番組データに優先して再生表示される。すなわち、前記記録再生装置16で記録した番組データに包含される非常時データのタイムシフト再生は、時間の経過により意義を損なったデータであるとして、前記記録再生装置16から再生された信号中の非常時データの再生表示を最初から停止することにより、受信装置21の簡略化と視聴者操作の簡素化が可能となる。
【0033】
次に、前記第三の実施形態を図6を用いて説明する。なお、図1と同一部分は同一符号を付し、その詳細説明は省略する。
【0034】
図6の第三の実施形態と図1の相違は、前記放送局10の放送時刻データ生成手段12に変えて、非常時データ有効期間情報生成手段15を設け、前記受信装置21の放送時刻確認手段32に変えて非常時データ有効期間確認手段38とし、前記非常時データ検出時刻確認手段33に変えて現在日時確認手段39とし、及び前記比較手段34に変えて有効判定手段44とした点にある。
【0035】
前記放送局10の非常時データ有効期間情報生成手段15は、非常時データ生成手段13で非常時データを生成した際に、その非常時データの情報としての有効期限を日時で設定し、データとして前記放送局10の多重手段14で番組データに多重して伝送する。
【0036】
一方、前記非常時データ有効期間情報データを包含するデジタルテレビ放送信号を受信装置21又は記録再生装置16で受信再生する際に、前記ストリーム分離手段26で有効期間情報を分離し、前記非常時データ有効期間確認手段38で、前記有効期間データを確認一時記憶し、前記有効判定手段44に出力する。前記現在日時確認手段39は、時計機能を有し、現在日時データを生成する。この現在日時データは、前記有効判定手段44に出力され、前記非常時データ有効期間確認手段38から出力された有効期間データと比較される。この比較の結果、有効期間以上の期間が経過している際には、前記有効判定手段44から前記外部制御型多重手段29に多重停止信号を出力し、前記非常時データデコード手段28のデコード信号を前記音声と映像出力手段30、31への出力を停止させ、有効期間内である際には、前記有効判定手段44から前記外部制御型多重手段29への多重停止信号の供給を中止し、前記非常時データコード手段28のデコード信号を前記音声と映像出力手段30、31へ非常時データを出力する。
【0037】
これにより、放送局10から伝送された番組データをオンタイム受信再生する際には、現在日時は、前記有効期間内であるために、前記非常時データが優先して再生表示され、タイムシフト再生されると現在日時が前記有効期間外となり、前記非常時データは再生されず、番組データの番組内容を損なうこともなくなる。
【0038】
次に、本発明の第一の実施形態の他の変形例を図7を用いて説明する。なお。図1と同一部分は同一符号を付し、その詳細説明は省略する。
【0039】
この第一の実施形態の他の変形例の図7と図1との相違は、受信装置21に非常時情報表示操作手段42と非常時データ検出表示手段43を追加し、前記ストリーム分離手段で分離した非常時データ検出信号を前記非常時データ検出表示手段43に出力し、前記非常時情報表示操作手段42からの表示命令信号を前記外部制御型多重手段29に出力させている点にある。すなわち、前記非常時データ検出表示手段43は、前記ストリーム分離手段26からの非常時データ検出信号を基に、視聴者に対して、例えば、前記受信装置21に設けたランプやLSIの表示手段を点灯駆動する信号を生成し、視聴番組中に非常時データが包含されていることを表示し認識させる。視聴者はこの非常時データ検出表示手段43の表示を基に、前記非常時情報表示操作手段42を用いて、前記比較手段34からの多重停止信号の有無に拘わらず前記外部制御型多重手段29に表示命令信号を生成出力して、前記非常時データデコード手段28からデコードされた非常時データを前記番組データデコード手段27からデコードされた番組データに優先して前記音声と映像出力手段30、31に出力させる。
【0040】
なお、この変形例は、前記図6に示した本発明の実施形態にも採用可能であり、さらに、前記図2及び図4においても前記非常時情報表示操作手段42から表示命令信号を前記外部制御型非常時データデコード手段41に出力し、制御することで視聴者の好みにより非常時データの音声及び映像出力手段30、31への出力が可能となる。
【0041】
前述の本発明の説明では、放送局10と受信装置21とのデジタルテレビ信号の伝送は方法は特に記述していないが、無線及び有線のいずれ方法においても実施可能であるとは明らかである。
【0042】
【発明の効果】
本発明は、番組データに優先して再生する非常時データを多重して伝送するデジタルテレビ放送信号を記録再生装置で記録し、その記録再生装置で記録したデジタルテレビ信号を再生する際に、放送時刻と再生時刻との時刻経過により非常時データ情報内容の意義が損なわれた非常時データの再生表示を停止させ、番組データに優先して再生表示される非常時データにより、番組データの番組構成やストーリを損なうことのない番組データの再生表示が可能となる効果を有している。
【0043】
また、前記記録再生装置で記録した非常時データが時刻経過により情報内容の意義が損なった際にも視聴者の好みにより再生表示可能し、視聴が認知していない非常時データの再生表示も可能とする効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るデジタルテレビ受信機の第一の実施形態を示すブロック図。
【図2】 本発明の第一の実施形態の変形例を示すブロック図。
【図3】 本発明に係るデジタルテレビ受信機の参考例を示すブロック図。
【図4】 図3の変形例を示すブロック図。
【図5】 本発明に係るデジタルテレビ受信機の第二の実施形態を示すブロック図。
【図6】 本発明に係るデジタルテレビ受信機の第三の実施形態を示すブロック図。
【図7】 本発明の第一の実施形態の変形例を示すブロック図。
【符号の説明】
10…放送局、11…番組データ生成手段、12…放送時刻データ生成手段、13…非常時データ生成手段、14…多重手段、15…非常時データ有効期間情報生成手段、16…記録再生装置、21…受信装置、22…受信手段、23…切換手段、24…受信ストリーム手段、25…外部入力手段、26…ストリーム分離手段、27…番組データデコード手段、28…非常時データデコード手段、29…外部制御型多重手段、30…音声出力手段、31…映像出力手段、32…放送時刻確認手段、33…非常時データ検出時刻確認手段、34…比較手段、35…非常時データ多重番組識別手段、36…再生回数カウント手段、37…受信再生判別手段、38…非常時データ有効期間確認手段、39…現在日時確認手段、40…多重手段、41…外部制御型非常時データデコード手段、42…非常時情報表示操作手段、43…非常時データ検出表示手段、44…有効判定手段。
Claims (6)
- 少なくとも番組データとこの番組データより優先再生する非常時データとを1つのトランスポートデータストリームに多重した後、変調伝送されるデジタルテレビ信号を受信復調する受信復調手段と、
前記受信復調手段で復調した前記デジタルテレビ信号のトランスポートデータストリームを各データストリーム毎に分離するストリーム分離手段と、
前記ストリーム分離手段で分離された各データストリーム毎にデコードするデータデコード手段と、
前記データデコード手段のデコード出力を多重して、映像と音声出力手段に出力する多重手段と、
前記ストリーム分離手段で分離されたデータストリームの中から非常時データの有効性を判別するデータを用いて、非常時データの有効性を判別する非常時データ有効性判別手段と、
を具備し、
前記非常時データ有効性判別手段は、非常時データの有効性が喪失したと判別した際に、非常時データ再生停止信号を生成し、この非常時データ再生停止信号により前記データデコード手段又は前記多重手段を制御して、非常時データのデコード又は多重を停止させるものであって、
前記デジタルテレビ信号のトランスポートデータストリームは、時刻データも包含して多重変調伝送されており、
前記非常時データ有効性判別手段は、前記ストリーム分離手段で分離された時刻データを確認記憶する放送時刻確認手段、現在時刻生成手段、及び前記放送時刻確認手段で確認記憶された時刻と前記現在時刻生成手段で生成した現在時刻を比較する比較手段から構成され、
前記比較手段で比較の結果、前記時刻データと現在時刻との間に所定時間が経過している際に、前記比較手段から非常時データ再生停止信号を生成し、その非常時データ再生停止信号により前記デコード手段又は前記多重手段を制御して、非常時データのデコード又は多重を停止させることを特徴とするデジタルテレビ受信機。 - 少なくとも番組データとこの番組データより優先再生する非常時データとを1つのトランスポートデータストリームに多重した後、変調伝送されるデジタルテレビ信号を受信復調する受信復調手段と、
前記受信復調手段で復調した前記デジタルテレビ信号のトランスポートデータストリームを各データストリーム毎に分離するストリーム分離手段と、
前記ストリーム分離手段で分離された各データストリーム毎にデコードするデータデコード手段と、
前記データデコード手段のデコード出力を多重して、映像と音声出力手段に出力する多重手段と、
前記ストリーム分離手段で分離されたデータストリームの中から非常時データの有効性を判別するデータを用いて、非常時データの有効性を判別する非常時データ有効性判別手段と、
を具備し、
前記非常時データ有効性判別手段は、非常時データの有効性が喪失したと判別した際に、非常時データ再生停止信号を生成し、この非常時データ再生停止信号により前記データデコード手段又は前記多重手段を制御して、非常時データのデコード又は多重を停止させるものであって、
前記デジタルテレビ信号のトランスポートデータストリームは、非常時データ有効期間データも包含して、多重変調伝送されており、
前記非常時データ判別手段は、前記ストリーム分離手段で分離された前記非常時データ有効期間データを確認記憶する非常時データ有効期間情報確認手段、現在日時データを生成する現在日時確認手段、及び、前記現在日時確認手段で生成された現在日時が、前記非常時データ有効期間情報確認手段に記憶されている非常時データ有効期間データ内であるか判定する有効判定手段から構成され、
前記有効判定手段の判定の結果、現在日時が前記非常時データ有効期間データを越えている際には、前記有効判定手段から非常時データ再生停止信号を生成し、その非常時データ再生停止信号により前記デコード手段又は前記多重手段を制御して、非常時データのデコード又は多重を停止させることを特徴とするデジタルテレビ受信機。 - 前記ストリーム分離手段でデータストリームから分離検出された非常時データを基に、非常時データが検出されたことを表示する非常時データ検出表示手段と、
非常時データ表示指示操作に従い非常時データ表示命令信号の生成を行う非常時情報表示操作手段と、
を具備し、前記非常時データ有効性判別手段で非常時データの有効性が喪失したと判別し、この非常時データ有効性判別手段から非常時データ再生停止信号を生成し、その非常時データ再生停止信号により前記データデコード手段又は前記多重手段を制御して、非常時データのデコード又は多重停止に抗して、前記非常時情報表示操作手段からの非常時データ表示命令信号により、前記データデコード手段又は多重手段から非常時データをデコード又は多重することを特徴とした請求項1又は2のいずれかに記載のデジタルテレビ受信機。 - 少なくとも番組データとこの番組データより優先再生する非常時データとを1つのトランスポートデータストリームに多重した後、変調伝送されるデジタルテレビ信号を受信復調する受信復調手段と、
既に復調されたデジタルテレビ信号を取り込む外部入力手段と、
前記受信復調手段と外部入力手段のいずれかの復調デジタルテレビ信号を選択切り替える切換手段と、
前記切換手段から出力された前記復調デジタルテレビ信号のトランスポートデータストリームを各データストリーム毎に分離するストリーム分離手段と、
前記ストリーム分離手段で分離された各データストリーム毎にデコードするデータデコード手段と、
前記データデコード手段のデコード出力を多重して、映像と音声出力手段に出力する多重手段と、
前記切換手段の選択切換状態に応じて前記非常時データのデコード又は多重停止信号を生成する受信再生判別手段と、
を具備し、前記受信再生判別手段で、前記切換手段が前記外部入力手段からのデジタルテレビ信号を選択切換えた際に、前記受信再生手段から非常時データ再生停止信号を生成し、その非常時データ再生停止信号により前記データデコード手段又は前記多重手段を制御して、非常時データのデコード又は多重を停止させることを特徴としたデジタルテレビ受信機。 - 少なくとも番組データとこの番組データより優先再生する非常時データとを1つのトランスポートデータストリームに多重した後、変調伝送されるデジタルテレビ信号を受信復調する受信復調手段と、
前記受信復調手段で復調した前記デジタルテレビ信号のトランスポートデータストリームを各データストリーム毎に分離するストリーム分離手段と、
前記ストリーム分離手段で分離された各データストリーム毎にデコードするデータデコード手段と、
前記データデコード手段のデコード出力を多重して、映像と音声出力手段に出力する多重手段と、
前記ストリーム分離手段で分離されたデータストリームの中から非常時データの有効性を判別するデータを用いて、非常時データの有効性を判別する非常時データ有効性判別手段と、
を具備し、
前記非常時データ有効性判別手段は、非常時データの有効性が喪失したと判別した際に、前記データデコード手段又は前記多重手段を制御して、非常時データのデコード又は多重を停止させるものであって、
前記デジタルテレビ信号のトランスポートデータストリームは、時刻データも包含して多重変調伝送されており、
前記非常時データ有効性判別手段は、前記ストリーム分離手段で分離された時刻データを確認記憶する放送時刻確認手段、現在時刻生成手段、及び前記放送時刻確認手段で確認記憶された時刻と前記現在時刻生成手段で生成した現在時刻を比較する比較手段から構成され、
前記比較手段は、比較の結果、前記時刻データと現在時刻との間に所定時間が経過している際に、前記デコード手段又は前記多重手段を制御して、非常時データのデコード又は多重を停止させることを特徴とするデジタルテレビ受信機。 - 少なくとも番組データとこの番組データより優先再生する非常時データとを1つのトランスポートデータストリームに多重した後、変調伝送されるデジタルテレビ信号を受信復調する受信復調手段と、
前記受信復調手段で復調した前記デジタルテレビ信号のトランスポートデータストリームを各データストリーム毎に分離するストリーム分離手段と、
前記ストリーム分離手段で分離された各データストリーム毎にデコードするデータデコード手段と、
前記データデコード手段のデコード出力を多重して、映像と音声出力手段に出力する多重手段と、
前記ストリーム分離手段で分離されたデータストリームの中から非常時データの有効性を判別するデータを用いて、非常時データの有効性を判別する非常時データ有効性判別手段と、
を具備し、
前記非常時データ有効性判別手段は、非常時データの有効性が喪失したと判別した際に、前記データデコード手段又は前記多重手段を制御して、非常時データのデコード又は多重を停止させるものであって、
前記デジタルテレビ信号のトランスポートデータストリームは、非常時データ有効期間データも包含して、多重変調伝送されており、
前記非常時データ判別手段は、前記ストリーム分離手段で分離された前記非常時データ有効期間データを確認記憶する非常時データ有効期間情報確認手段、現在日時データを生成する現在日時確認手段、及び、前記現在日時確認手段で生成された現在日時が、前記非常時データ有効期間情報確認手段に記憶されている非常時データ有効期間データ内であるか判定する有効判定手段から構成され、
前記有効判定手段は、判定の結果、現在日時が前記非常時データ有効期間データを越えている際には、前記デコード手段又は前記多重手段を制御して、非常時データのデコード又は多重を停止させることを特徴とするデジタルテレビ受信機。
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