JP3824179B2 - 路面標示施工装置及び路面標示施工方法 - Google Patents

路面標示施工装置及び路面標示施工方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は雨天夜間時に視認可能であり、雨天時にはスリップ防止効果を奏する路面標示の施工に関するものであり、特に施工単価が低く、更に補修性に優れた路面標示施工装置及び路面標示施工方法に係るものである。
【0002】
【発明の背景】
従来、道路におけるセンターライン、横断歩道等の路面標示は、熱可塑性石油樹脂等から成る塗膜表面(塗膜厚1000μm〜2000μm)にガラスビーズ(粒径106μm〜850μm)を含有し、車両のヘッドライト光を反射すること(再帰反射)により視認性を得ていたが、雨天夜間時においては、塗膜の表面が雨水で覆われ鏡面反射を起こしてしまい再帰反射が得られ難かった。そこで近時、雨天夜間時の視認性を向上させる目的で以下に示すような大別して二種類の路面標示の施工が行われている。
第一のものは、路面標示上にかまぼこ形状、半球状、台形状等の突起物を形成し、この突起物により再帰反射を起こすものである。また第二のものは、粒径(2000μm〜5000μm)の骨材を塗料に一定量含有させたものをスクリュード方式で施工し、この骨材を塗料上面から大きく突出させ、骨材の上部に付着したガラスビーズにより再帰反射を起こさせるものである。しかしこれらの路面標示には以下に示すような改善の余地が残されている。
【0003】
まず前者の突起物を形成する路面標示における改善の余地について述べる。この方式では、施工に際して高価な専用機が必要であり、更に一日当たりの施工数量が少ないため、施工単価が高くなってしまう。また施工後は突起物が大きいためこのものにタイヤが載った場合に騒音、振動が大きく、このため市街地には不向きである。また横断歩道に適用した場合には突起物により歩行者、自転車等の転倒を引き起こすおそれがある。
【0004】
ところで経日変化による消耗等に伴う補修の方法としては、補修部の路面標示を取り除いて路面を平坦にした後、新たに塗料及び突起物を塗布する方法と、補修部の路面標示の上に重ねて塗布していく方法とがある。路面標示を取り除く方法は作業時間が長くなり、交通開放に要する時間が長くなるとともにコストが高くなってしまうため実用的ではない。また補修部の路面標示の上に重ねて塗布していく方法は、既存の突起物の上に新たな突起物を塗布することは位置決めが容易でないため非常に困難であり、新たな突起物の位置がずれてしまうため美観が損なわれてしまう。
【0005】
次に後者の骨材を塗料に一定量含有させたものをスクリュード方式で施工する路面標示における改善の余地について述べる。この方式では、一日当たりの施工数量が多いため、施工単価が安くなるものの、車両等の通過により比較的早い時期に骨材上のガラスビーズが飛散して視認性が低下してしまう。
【0006】
また補修時には、路面標示を取り除く方法は前述のように実用的でなく、一方、車両のタイヤ等との摩擦によりすり減り、補修が必要となった路面標示RS′(以下残存塗料EP′と称する)の上に重ねて塗布していく方法は、図5に示すように、ホッパ7′下端部と残存塗料EP′との間に塗料P′中の骨材B′が引っ掛かってしまう。つまり被施工面とホッパ7′下端部との間の距離はエッジプレート11′によって設定されるのであるが、このエッジプレート11′は残存塗料EP′をまたいだ状態で路面GL′と接するため、ホッパ7′下端部と被施工面たる残存塗料EP′との間隔が狭くなり、ここに塗料P′中の骨材B′が引っ掛かり、期待する骨材B′の含まれた路面標示RS′の施工が行えないのである。
【0007】
上述した事例の他、路面標示及びこの施工方法には、種々の態様があるが、路面標示が公共的なものであることを考慮すると、高価な施工装置を必要とせず、一日当たりの施工数量が多いため施工単価が安く、更に交通解放に要する時間が短いスクリュード方式で施工することが望ましく、また広く採用されている。このため前記した問題を解消したスクリュード方式の開発が望まれている。
【0008】
【開発を試みた技術課題】
本発明はこのような背景から成されたものであって、雨天夜間時に視認可能であり雨天時にはスリップ防止効果を奏する路面標示をスクリュード方式によって施工するにあたり、特に補修時には補修個所の路面標示の上方に骨材が混入した路面標示を所望の厚さに施工することができる、新規な路面標示施工装置及び路面標示施工方法の開発を技術課題としたものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
すなわち請求項1記載の路面標示施工装置は、塗料を収容するホッパの下部開口部を開閉するシャッタを具え、この開口部の両側部にエッジプレートを具え、開口部の後方に膜厚調整板を具えて成る路面標示施工装置であり、前記シャッタ下部には突起部を設け、この突起部の下面と前記エッジプレートの下面の延長面との距離を、前記膜厚調整板と被施工面とが所定間隔を保持できる程度に、短く設定したことを特徴とする。
この発明によれば、残存塗料と膜厚調整板との間に骨材、ガラスビーズ等が詰まるのを防止するとともに、骨材が混入した路面標示を所望の厚さに施工することができる。
【0010】
また請求項2記載の路面標示施工装置は、塗料を収容するホッパの下部開口部を開閉するシャッタを具え、この開口部の両側部にエッジプレートを具え、開口部の後方に膜厚調整板を具えて成る路面標示施工装置であり、前記エッジプレートの内側面に、リブ状の突起を設け、前記膜厚調整板と被施工面とが所定間隔を保持できるように設定したことを特徴とする
請求項3記載の路面標示施工方法は、骨材又はガラスビーズのいずれか一方又は双方を含んだ熱可塑性石油樹脂を主成分とする塗料を、ホッパ下部の開口部から排出し、エッジプレートにより所定の幅を設定し、膜厚調整板により所定の膜厚を設定する路面標示施工装置を用い、被施工面に塗膜を形成する路面標示施工方法において、請求項1又は2に記載の路面標示施工装置を用い、前記膜厚調整板と被施工面とが所定間隔を保持できるようにした状態で、前記塗料を排出して、被施工面に塗膜を形成することを特徴とする。
この発明によれば、残存塗料と膜厚調整板との間に骨材、ガラスビーズ等が詰まるのを防止するとともに、骨材が混入した路面標示を所望の厚さに施工することができる。そしてこれら各請求項記載の発明により前記課題の解決が図られる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下図面に基づいて本発明の施工装置1について説明し、次いでこのものの使用状態と併せて本発明の路面標示施工方法について説明する。
施工装置1はアスファルト、コンクリート等の路面GLに対して、中央線(幅15cm)、横断歩道(幅45cm)等の路面標示RSの原料である塗料P(溶剤型、水性、熱溶融型、多液反応型等)を塗布するためのスクリュード方式の機器である。本実施の形態では一例として、図1に示すいわゆる手引きタイプの施工装置1について説明する。因みにこの図1においては左側を施工装置1の進行方向として前方と定義し、右側を後方と定義する。
【0012】
施工装置1は金属部材を適宜組み合わせて成るフレーム2に対して、前方上端部にハンドル3を、下端部の両側部四カ所に車輪4を、前方の車輪4の上方にガスボンベ6を、中心付近にホッパ7を、後端部に散布機8を具えて成る。またホッパ7の下部にはスリッタ5を具え、更にまた図示は省略するが前記ホッパ7及びスリッタ5を加熱するためのバーナをこれら部材に臨ませて具えて成る。
以下、これら施工装置1を構成する諸部材について詳細に説明する。
【0013】
ホッパ7は路面標示RSの原材料である塗料P、骨材B、大粒径ガラスビーズGを収容するためのバケット状の容器であり、ガスバーナにより加熱され、塗料Pを溶融状態で保持するため、適宜金属素材により形成される。
そして図1に拡大して示すように、後方下端部に原材料を排出するための開口部を形成し、この開口部に至る前方側の壁面を後方に下降する斜面として、原材料を開口部に導く構成とする。
【0014】
次にスリッタ5について説明する。スリッタ5は原材料たる塗料Pの排出機構であり、膜厚調整板10、エッジプレート11及びシャッタ12を具えて成る。エッジプレート11は矩形金属板の、一辺の両端の角を切り欠いて成る一例として六角形の板状部材であり、長手方向の寸法は図2に示すようにホッパ7における開口部の前後寸法よりも長く設定する。そして図3に示すように二枚のエッジプレート11が、ホッパ7の開口部の外壁両側部に、ホッパ7の下端部から突出した状態で取り付けられる。
そしてエッジプレート11の下面は路面GLと接触するのである。この部分は摩擦により摩耗しやすいため、特に硬度の高い金属をロウ付けする等して交換自在とする。
【0015】
またホッパ7の後方面には、二枚のエッジプレート11に挟まれた状態で膜厚調整板10が具えられるものである。従って図3に示すように被施工面(ここでは残存塗料EP)、膜厚調整板10及び二枚のエッジプレート11によって路面標示RSの断面形状を形成するのである。
膜厚調整板10は、一例として鋼材を削り出して形成した断面L字状の板状部材である。膜厚調整板10の断面形状のうち、L字の底辺の下面部分を膜厚調整部10a、L字の垂直面であり屈曲側の面を取付面と定義する。そして取付面には、ボルト孔を二カ所に穿設する。このボルト孔は長穴状とし、上下方向の取り付け位置を変更可能にしてもよい。
【0016】
次にシャッタ12について説明する。シャッタ12は図1、2に示すようにホッパ7の開口部を開閉するための板状部材であり、開口部全域を覆うようにして前後方向に摺動自在に設けられ、適宜レバー9の操作によりクランク機構を駆動することで前後に摺動して開口部の開閉を行うのである。
また塗料Pの後方への排出を滑らかにするために、途中で屈曲して後方に下る斜面を形成する。
【0017】
またシャッタ12下部はエッジプレート11の下面との距離を、後述する上塗りを行う補修施工時等にも、通常施工時とほぼ同厚の路面標示RSを塗布できる程度に、短く設定した構成とする。
具体的には図4(a)に示すように、シャッタ12の後方下部に突起部12aを設けるものであり、一例としてシャッタ12の長手方向全域にわたって断面台形状とする。この突起部12aの形態としては図4(b)(c)(d)に示すように、くし歯状、山歯状等適宜間隔をあけて設けてもよく、また断面形状はかまぼこ型状、三角形状等適宜の形状を選択し得る。
【0018】
散布機8はスリッタ5の後方に設けられるのであり、容器内に収容された粒径106μm〜850μm程度の球状の小粒径ガラスビーズGSを、路面GLに塗布された塗料Pの幅方向全域にわたって散布する機器である。この散布にあたっては詳細な説明は省略するが自然落下方式と強制落下方式とがあり、本実施の形態においては車輪4の回転によって散布機構を駆動し、車輪4と連動させて施工装置1が実際に塗料Pを塗布しているときだけ散布を行う、強制落下方式を採用する。
【0019】
本発明の施工装置1は上記のように構成されるものであり、このものを用いて以下に示すように本発明の路面標示施工方法が実施されるのであり、被施工面に対して路面標示RSを施工する。
この説明に先立って、路面標示RS及びこの原材料について説明しておく。
【0020】
路面標示RSとは、アスファルト、コンクリート等の路面GLに記された中央線、横断歩道、制限速度標示等の道路標示あるいは駐車場等の表面に記された駐車区画線等であり、大半が白色または黄色のものである。そして溶融状態で流動性を有する粘結剤、可塑剤、充填剤、顔料等を成分とする塗料Pに骨材B及び大粒径ガラスビーズGを混入したものを、路面RS等の被施工面に塗布した後、表面に小粒径ガラスビーズGSを散布し、その後冷却とともに凝固して形成される。
【0021】
粘結剤としては一例として熱溶融型(軟化点90℃〜100℃)の石油樹脂を用いるが、溶剤型、多液反応型等適宜の種別を選択してもよい。また可塑剤としては植物油、鉱物油、液状合成ゴム等を用いる。更にまた充填剤としては炭酸カルシウム、タルク等を用いる。更にまた顔料としては二酸化チタン(白色)、耐熱黄鉛(黄色)等、所望の彩色に応じた素材を用いる。
【0022】
大粒径ガラスビーズGはガラスを素材とした粒径850μm〜1500μm程度の球状物であり、また小粒径ガラスビーズGSは、粒径106μm〜850μm程度の球状物である。これらは屈折率1.9〜2.5程度であるため、光が当たったときに再起反射を引き起こすのである。
また大粒径ガラスビーズGの周りに小粒径ガラスビーズGSをあらかじめ接着し、複合ガラスビーズとして用いてもよい。
【0023】
骨材Bとしては岩石、焼成物等の破砕物が用いられるが、本実施の形態では一例としてセラミックスの破砕物(粒径500μm〜1500μm)を用いる。
これら大粒径ガラスビーズG、小粒径ガラスビーズGS及び骨材Bは適宜の粒径のものを使用できるが、施工装置1は膜厚調整板10によって路面標示RSの膜厚を決定するため、路面標示RSの膜厚よりも大径のものは使用できない。
【0024】
上述した熱溶融型の塗料Pは通常、施工現場においてはトラックの荷台等に具えた溶融炉において施工に必要な量をあらかじめ加熱溶融しておき、施工装置1に適宜小分けをして施工を進めていく。
【0025】
以下残存塗料EPに、路面標示RSを上塗りする補修施工について説明する。因みに横断歩道の施工を新たに行うときにも、路面標示RSの重なり部分が発生するため、このような施工も補修施工の範疇に含まれるものとする。
施工の準備として施工装置1におけるホッパ7に対して、トラックの荷台等に具えた溶融炉から溶融状態の塗料Pを投入する。このときガスボンベ6から供給されるガスをガスバーナで燃焼させ、この熱によりホッパ7の外壁部及びスリッタ5を加熱して、ホッパ7内のすべての塗料Pを使い切るまで溶融状態を保つようにする。
【0026】
施工装置1を被施工面たる残存塗料EPに対して臨ませた状態のホッパ7下部の様子を図2、3に示す。この状態では、シャッタ12における突起部12aが残存塗料EP上に接した状態で位置している。また二枚のエッジプレート11の底面は路面GLとは接触せず、内側面がわずかに残存塗料EPの側面に接触した状態となっている。
【0027】
そしてレバー9の操作によりシャッタ12を前方に摺動させ、ホッパ7の開口部を開放状態にすると、ホッパ7内の塗料Pはここから排出され残存塗料EPに当接する。
【0028】
そして作業者がハンドル3を掴持して下がりながら(手引きしながら)、施工装置1を前方に進行させると、塗料Pは図2(b)に示すように残存塗料EP上に塗布される。この塗布においては、塗料Pは図3に示すように二枚のエッジプレート11によって幅寸法が決定され、また膜厚調整板10により厚さが決定される。
このときシャッタ12は、突起部12aを設けることで、膜厚調節部10aと被施工面たる残存塗料EPとの距離を、残存塗料EPがない路面GLに施工をする場合であり、エッジプレート11の底面が路面GLに接する通常施工時とほぼ同等に保つことができる。このため残存塗料EPと膜厚調整板10aとの間に骨材B、ガラスビーズG等が詰まるのを防止するとともに、残存塗料EP上に骨材Bが混入した路面標示RSを所望の厚さに施工することができる。
【0029】
その後、施工装置1の進行に伴い、路面GLに塗布された塗料P上に散布機8が位置し、ここから小粒径ガラスビーズGSが塗料Pの表面に均等に散布される。
やがて塗料Pは温度の低下とともに硬化し、路面標示RSの一例である中央線が補修されるのである。
【0030】
【他の実施の形態】
本発明の施工方法は以上述べたような構成を基本の実施の形態とするものであるが、本発明の技術的思想に基づき以下に示すような態様とすることもできる。
【0031】
まず施工後の塗料P表面と被施工面との距離が常時ほぼ一定となるよう、膜厚調節部10aと被施工面との相対位置をほぼ一定に保つための構造としては、エッジプレート11の内側面にリブ状の突起を、この突起の下面とエッジプレート11の下面との距離を、補修施工時と通常施工時との路面標示RSをほぼ同厚に塗布できる位置に設けるようにしてもよい。
【0032】
更にまた先の実施の形態においては手引きタイプの施工装置1を本発明の適用対象として用いたが、施工原理を同一とする手押しタイプのものを本発明の適用対象として用いることもできる。
【0033】
【発明の効果】
本発明によれば、被施工面と膜厚調整板10との間に骨材B、大粒径ガラスビーズG等が詰まるのを防止するとともに、骨材Bが混入した路面標示RSを所望の厚さに施工することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の施工装置の使用状態を示す側面図、一部拡大図である。
【図2】補修施工時のスリッタの部分を拡大して示す縦断側面図である。
【図3】補修施工時のスリッタの部分を拡大して示す正面図である。
【図4】シャタの形状を示す斜視図並びに突起部の形状を異ならせたシャッタを示す斜視図である。
【図5】従来の施工装置を用いた補修施工時のスリッタの部分を拡大して示す縦断側面図である。
【符号の説明】
1 施工装置
2 フレーム
3 ハンドル
4 車輪
5 スリッタ
6 ガスボンベ
7 ホッパ
8 散布機
9 レバー
10 膜厚調整板
10a 膜厚調整部
11 エッジプレート
12 シャッタ
12a 突起部
B 骨材
EP 残存塗料
G 大粒径ガラスビーズ
GS 小粒径ガラスビーズ
GL 路面
P 塗料
RS 路面標示

Claims (3)

  1. 塗料を収容するホッパの下部開口部を開閉するシャッタを具え、この開口部の両側部にエッジプレートを具え、開口部の後方に膜厚調整板を具えて成る路面標示施工装置であり、前記シャッタ下部には突起部を設け、この突起部の下面と前記エッジプレートの下面の延長面との距離を、前記膜厚調整板と被施工面とが所定間隔を保持できる程度に、短く設定したことを特徴とする路面標示施工装置。
  2. 塗料を収容するホッパの下部開口部を開閉するシャッタを具え、この開口部の両側部にエッジプレートを具え、開口部の後方に膜厚調整板を具えて成る路面標示施工装置であり、前記エッジプレートの内側面に、リブ状の突起を設け、前記膜厚調整板と被施工面とが所定間隔を保持できるように設定したことを特徴とする路面標示施工装置。
  3. 骨材またはガラスビーズのいずれか一方または双方を含んだ熱可塑性石油樹脂を主成分とする塗料を、ホッパ下部の開口部から排出し、エッジプレートにより所定の幅を設定し、膜厚調整板により所定の膜厚を設定する路面標示施工装置を用い、被施工面に塗膜を形成する路面標示施工方法において
    請求項1又は2に記載の路面標示施工装置を用い、前記膜厚調整板と被施工面とが所定間隔を保持できるようにした状態で、前記塗料を排出して、被施工面に塗膜を形成することを特徴とする路面標示施工方法。
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