JP3823441B2 - 高炉出銑樋の孔前樋カバー移動装置 - Google Patents

高炉出銑樋の孔前樋カバー移動装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、高炉出銑樋の出銑口孔前樋カバーの移動装置に関し、特に、高炉出銑樋の孔前樋カバー移動装置全体のコンパクト化、簡易化が可能で、出銑口近傍における作業性が向上する高炉出銑樋の出銑口孔前樋カバーの移動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、2個以上の出銑口を有する高炉においては、各出銑口に対してそれぞれ1基の出銑樋の孔前樋カバー移動装置が設置されている。
図4に、従来の高炉出銑樋の孔前樋カバー移動装置の配置を平面図により示す。
【0003】
また、図5に従来の高炉出銑樋の孔前樋カバー移動装置を側面図により示す。
図4および図5において、1は高炉炉体、2は出銑口、3は出銑樋、4は溶銑、5は孔前樋カバー、6は鋳床、7は作業床、8は孔前樋カバー移動装置、9は支持柱、10は支持ブラケット、11は旋回軸、13は旋回駆動装置、14は旋回ブーム、15は旋回補助ブーム、16は樋カバー吊りビーム、17は吊りチェーン巻取装置、18は吊りチェーン、31は回転支持部、32は作業デッキを示す。
【0004】
以下、図4および図5に示す従来の孔前樋カバー移動装置8の作動機構について説明する。
孔前樋カバー移動装置8においては、支持柱9の支持ブラケット10により、旋回ブーム14を支持し、旋回駆動装置13により旋回ブーム14を旋回する。
旋回ブーム14先端の回転支持部31は、樋カバー吊りビーム16を回転支持し、樋カバー吊りビーム16は、吊りチェーン巻取装置17が付設され、吊りチェーン18を介して孔前樋カバー5を垂下支持している。
【0005】
支持柱9と樋カバー吊りビーム16の間には、旋回ブーム14と平行に、旋回補助ブーム15が、両端のピン支持により取り付けられている。
孔前樋カバー移動装置8は、退避位置から旋回駆動装置13で旋回ブーム14を回転させることで、旋回ブーム14と平行リンクを形成した旋回補助ブーム15により、旋回ブーム先端の回転支持部31を介して樋カバー吊りビーム16の水平面における角度を変えることができ、孔前樋カバー5を出銑口2側へ回転移動させて、水平面における出銑口角度に合わせる。
【0006】
その後、吊りチェーン巻取装置17により、吊りチェーン18を下げ、出銑樋3上に孔前樋カバー5を設置する。
以上、従来の孔前樋カバー移動装置およびその作動機構について説明したが、前記した孔前樋カバー移動装置の場合、下記(1) 〜(3) の問題点があった。
(1) 高炉の建設あるいは改修において、各出銑口毎に孔前樋カバー移動装置が必要となり、孔前樋カバー移動装置本体のみならず、多数基の操作デスクや制御装置などが必要となり多大な設備費用を要する。
【0007】
(2) 同じ孔前機器である出銑開孔機や開孔機ロッド交換機などとの設置スペース上の問題があり、出銑口および出銑樋周辺の作業スペースを狭くしてしまう。
(3) 近年の合理化などに関連する機械の遠隔操作化においても、孔前樋カバー移動装置が多い分、制御が複雑化するとともに制御トラブルなどの発生が多くなる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、前記した従来技術の問題点を解決し、高炉出銑樋の孔前樋カバー移動装置全体のコンパクト化、簡易化が可能で、制御トラブルなどのトラブルが少なく、出銑口近傍の作業スペースを広くすることが可能な高炉出銑樋の孔前樋カバー移動装置を提供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明者は、前記課題の解決策として設備の簡素化を検討した結果、2本の出銑口に対して共通の孔前樋カバー移動装置を設置することに思い至り、その実現性を鋭意追及して以下の構成に到ったものである。
すなわち、本発明は、2つ以上の出銑口を有する高炉の出銑樋の孔前樋カバーを樋上に設置、あるいは樋上から取り外すための出銑樋の孔前樋カバー移動装置であって、2つの隣り合う出銑口2a、2bの間に配設され、かつ、鋳床6と作業床7の両者で支持された軸受12と旋回駆動装置20により水平方向に回転可能に支持された旋回支柱19と、該旋回支柱19に摺動用部材21を介在して支持され、かつ昇降駆動装置23によって前記旋回支柱19に沿って鉛直方向に昇降可能な旋回ブーム14と、該旋回ブーム14に搭載され、かつ駆動装置29によって旋回ブーム14の長さ方向に前後に移動可能な旋回ブーム搭載移動装置24と、該旋回ブーム搭載移動装置24に支持され、かつ回転駆動装置27によって水平方向に回転可能な孔前樋カバー吊り部25とを有することを特徴とする高炉出銑樋の孔前樋カバー移動装置である。
【0010】
前記本発明においては、前記旋回支柱19が、鉛直方向において、鋳床6と作業床7の間に配設されることが好ましい。
また、前記本発明においては、前記旋回ブーム搭載移動装置24が、旋回ブームに搭載された移動台車であることが好ましい。
さらに、前記本発明においては、前記昇降駆動装置23が、前記旋回支柱19に固定、付設された昇降駆動装置であることが、より好ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明をさらに詳細に説明する。
本発明者は、前記した従来技術の問題点に関し検討を加えた結果、高炉出銑樋の孔前樋カバー移動装置全体のコンパクト化、簡易化により設備費用を削減し、かつ出銑口近傍のスペースを有効に活用するためには、設備の統合により1台の孔前樋カバー移動装置で2つの出銑口の孔前樋カバーが移動可能な方法を考えるべきであるとの結論に達した。
【0012】
しかしながら、従来の孔前樋カバーは、前記した図4、図5に示すように、出銑口孔前の空間に対して大きなものであった。
これは、▲1▼通常出銑口前に設置されるマッドガン、出銑開口機などとの位置関係上、すなわち、装置の取り合い上、遠い位置から孔前樋カバーを移動させること、▲2▼孔前樋カバーの重量が鉄皮、耐火物を含めて10t程度ある上に、使用中に地金が付着するなどによりさらに重量が増え、旋回ブームを太くせざるを得ないためであった。
【0013】
また、さらに加えて、孔前樋カバーの昇降装置が旋回ブームに上架しているため、孔前樋カバーの吊り代を確保するためには旋回ブームの高さも必要となるため、図5に示されるように出銑口上の作業床7よりも旋回ブーム14のレベルを高くせざるを得なかった。
この結果、従来の方式で2つの出銑口の孔前樋カバーを着脱可能とするためには、さらに旋回ブームを長くする必要があり、巨大な設備となってしまい、本発明で課題とする高炉出銑樋の孔前樋カバー移動装置全体のコンパクト化、簡易化および出銑口近傍のスペースの有効利用の解決にはならなかった。
【0014】
このため、本発明では、高炉出銑樋の孔前樋カバー移動装置の構成を、下記構成▲1▼〜▲4▼とし、さらには下記構成▲5▼とした。
▲1▼:2つの出銑口間に孔前樋カバー移動装置の支柱を配設する。
▲2▼:孔前樋カバー移動装置の支柱そのものを、旋回可能な旋回支柱とし、該旋回支柱により旋回ブームを支持することにより、旋回ブームを両側の出銑樋方向に旋回可能とする。
【0015】
旋回支柱とすることで、旋回駆動装置は、鋳床上あるいは鋳床下などに設置でき、設置スペースの自由度が従来よりも向上した。
原理的には、作業床上にも旋回駆動装置は設置可能であるが、通常、作業床上は羽口の点検、交換などのスペースとして必要とされるため実際的ではない。
▲3▼:旋回ブームを、摺動用部材を介在して旋回支柱で支持し、さらに、例えば旋回支柱に固定された昇降駆動装置によって、旋回ブームを旋回支柱に沿って鉛直方向に昇降可能な構成とする。
【0016】
従来の孔前樋カバー昇降用の昇降駆動装置は、旋回ブームに上架していたため、旋回ブームの支持すべき重量も大きく、設備の大型化の要因となっていたが、本発明によれば、旋回ブームそのものを旋回支柱に沿って昇降可能としたため、旋回ブームに掛かる荷重を低減することができ、設備のコンパクト化が可能となった。
【0017】
▲4▼:旋回ブームの長さ方向に沿って前後に移動する移動装置を、旋回ブームに搭載すると共に、移動装置により孔前樋カバー吊り部を水平方向に回転可能に支持し、かつ回転駆動装置を旋回ブームに搭載する。
この結果、左右の2つの出銑樋に対して所定の位置で樋カバーを水平面における出銑樋角度に合わせることができる。
【0018】
また、本発明によれば、2つの出銑口の間の旋回ブームが移動する鋳床上の任意のスペースに、孔前樋カバーの待機場所を確保することができ、通常の孔前樋カバーのメンテナンス、交換などが可能である。
上記したように、本発明によれば、旋回ブームは、旋回支柱に支持され、さらに、例えば旋回支柱に固定、付設された昇降駆動装置によって、旋回支柱に沿って鉛直方向に昇降する。
【0019】
旋回ブームの旋回および昇降により、孔前樋カバーが旋回、昇降し、出銑樋上への設置、あるいは出銑樋上からの取り外しが行われる。
さらに、本発明のより好適な態様によれば、
▲5▼:旋回支柱を作業床の下へ配置すると共に、鋳床と作業床の両者で支持された軸受、例えば作業床と鋳床の両者に設けた軸受により旋回支柱を両端支持させる構造とした。
【0020】
この結果、旋回ブームを極力短くすることが可能となった。
【0021】
【実施例】
以下、本発明を実施例に基づいて具体的に説明する。
図1に、本発明の高炉出銑樋の孔前樋カバー移動装置の1実施例を、平面図により示す。
また、図2に、待機位置での孔前樋カバーの状態を示す図1A−A部矢視図を、図3に、出銑樋上に移動した孔前樋カバーの状態を示す図1B−B部矢視図を示す。
【0022】
図1〜図3において、2a、2bは出銑口、6は耐火物6aおよび鉄骨6bから構成される鋳床、19は旋回支柱、20は旋回支柱19の旋回駆動装置、21は摺動用部材、22は旋回ブーム支持部、23は旋回ブーム14昇降用の昇降駆動装置、24は旋回ブームに搭載された移動台車である旋回ブーム搭載移動装置、25は吊り部、26は吊り部の回転支持部、27は吊り部の回転駆動装置、28は吊り金具、29は旋回ブーム搭載移動装置を旋回ブーム14の長さ方向に前後に移動せしめる油圧シリンダ、30は防熱板を示し、その他の符号は図4、図5と同様の内容を示す。
【0023】
図1、図2に示すように、高炉炉体1の2つの出銑口2a、2bの間の鋳床6上に、孔前樋カバー移動装置8を配設する。
孔前樋カバー移動装置8は、例えば、図1、図2に示すように、断面が四角形状の旋回支柱19を有し、該旋回支柱19により、旋回ブーム14を旋回可能なように支持する。
【0024】
図1に実線で示した孔前樋カバー移動装置8は、待機状態の孔前樋カバー移動装置を示し、仮想線で示した孔前樋カバー移動装置8は、それぞれ、左側、右側の出銑口2a、2bの出銑樋上に旋回した状態の孔前樋カバー移動装置を示す。
図2に示すように、鋳床6と作業床7は、軸受12を介して旋回支柱19を支持している。
【0025】
旋回支柱19は、本実施例では鋳床6の下に固設された旋回支柱の旋回駆動装置20により旋回可能なように構成されている。
また、旋回支柱19の外周に、摺動用部材21を内設した旋回ブーム支持部22を設け、さらには、一端が旋回支柱19に固設され他端のシリンダ駆動部が旋回ブーム支持部22に固設された油圧シリンダである昇降駆動装置23によって、旋回ブーム14が昇降可能となっている。
【0026】
なお、本発明においては、上記したように昇降駆動装置23を旋回支柱19に固定、付設することにより、孔前樋カバー移動装置全体のより一層のコンパクト化が可能となる。
本発明における摺動用部材としては、スライド軸受け、グランドパッキン、ガスケット、ベアリング、パッキンなどが例示されるが、旋回ブームと旋回支柱の間に介在し、旋回ブームを旋回支柱で支持し、かつ旋回ブームを鉛直方向に昇降可能とする摺動用の部材であればその形態は制限されるものではない。
【0027】
旋回ブーム14は、孔前樋カバー5の吊り部25を支持する旋回ブーム搭載移動装置24を内設、搭載している。
また、旋回ブーム搭載移動装置24は、孔前樋カバー5の吊り部25を、回転支持部26で支持し、さらに、該旋回ブーム搭載移動装置24に固設した吊り部の回転駆動装置27により、吊り部25を垂直軸廻りに回転可能な構成となっている。
【0028】
また、旋回ブーム搭載移動装置24は、旋回ブーム14に内設された油圧シリンダ29により、旋回ブーム14の長さ方向に前後に移動する構成としている。
図1〜図3に示すように、吊り部25の吊り金具28により、孔前樋カバー5を取り付け、昇降駆動装置23により旋回ブーム14を上昇させることで孔前樋カバー5を鋳床6より所定の高さまで吊り上げる。
【0029】
次に、旋回駆動装置20によって旋回支柱19を出銑口2a側に旋回させることで、旋回ブーム14を旋回し、旋回ブーム14に内設、搭載した旋回ブーム搭載移動装置24を旋回ブーム14先端方向に移動し、さらに旋回ブーム搭載移動装置24の吊り部の回転駆動装置27によって吊り部25を回転させることにより孔前樋カバー5を出銑口2aの水平面における出銑口軸芯上まで旋回させることで孔前樋カバー5を出銑樋3の所定位置に一致させる。
【0030】
その後、昇降駆動装置23により旋回ブーム14を下降させ、孔前樋カバー5を出銑樋3上に設置する。
取り外す場合は、上記した設置の逆動作を行う。
以上実施例について述べたが、本発明によれば、旋回動作を支柱自体で行い、旋回ブームは、旋回支柱および昇降駆動装置によって垂直方向に昇降可能に支持される構成とした。
【0031】
この結果、樋カバー吊り部の昇降装置を旋回ブームに上架する必要がなくなり、旋回ブームに負荷される荷重を低減し、旋回ブーム自体をコンパクト化することが可能となった。
また、鋳床、作業床の間の空間の2つの出銑口に近い場所に旋回支柱を設置可能とすることが可能となった。
【0032】
また、旋回ブームに、旋回ブーム長さ方向の前後に移動可能な移動装置を搭載し、該移動装置により樋カバーの吊り部を支持する構成とし、さらに、該移動装置に、樋カバーの吊り部を水平方向に回転可能にする吊り部の回転駆動装置を設けた。
この結果、本発明によれば、旋回ブームの旋回、昇降により樋カバーを旋回、昇降し、さらに、旋回ブームに搭載した移動装置および吊り部回転駆動装置により樋カバー吊り部の水平面における位置を調整することにより、左右の2つの出銑樋に対して所定の位置で樋カバーを水平面において出銑樋角度に合わせて設置・取り外すことができるようになった。
【0033】
また、上記した機構を用いることにより、樋カバーを、出銑樋上において位置的に精度良く設置・取り外すことができ、操作スピードも迅速化され、樋カバーの設置・取り外し時に、孔前樋カバーが溶銑に曝される時間が短縮され、孔前樋カバーの寿命が延長できた。
さらに、左右2つの出銑口に対して、1台の孔前樋カバー移動装置で孔前樋カバーの移動が可能となったため、孔前樋カバー移動装置本体のみならず、操作デスクや制御装置の基数も半減でき設備費用を大幅に削減できた。
【0034】
また、出銑口および出銑樋周辺の作業スペースを広くすることが可能となり、作業性が向上し、また、より安全な作業が可能となった。
さらに、制御装置の基数が半減できたため、制御トラブルなどの発生が半減できた。
【0035】
【発明の効果】
本発明によれば、下記の優れた効果が得られた。
(1) 高炉出銑樋の孔前樋カバー移動装置全体のコンパクト化、簡易化が可能となった。
(2) 出銑口近傍の作業スペースを広くすることが可能となり、作業性が向上し、また、より安全な作業が可能となった。
【0036】
(3) 孔前樋カバーを、出銑樋上において位置的に精度良く、かつ迅速に、設置・取り外すことができ、この結果、孔前樋カバーの寿命が延長できた。
(4) 制御装置が半減でき、制御トラブルなどの発生が半減できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の高炉出銑樋の孔前樋カバー移動装置の1実施例を示す平面図である。
【図2】待機位置での孔前樋カバーの状態を示す図1A−A部矢視図である。
【図3】出銑樋上に移動した孔前樋カバーの状態を示す図1B−B部矢視図である。
【図4】従来の高炉出銑樋の孔前樋カバー移動装置の配置を示す平面図である。
【図5】従来の高炉出銑樋の孔前樋カバー移動装置を示す側面図である。
【符号の説明】
1 高炉炉体
2、2a、2b 出銑口
3 出銑樋
4 溶銑
5 孔前樋カバー
6 鋳床
7 作業床
8 孔前樋カバー移動装置
9 支持柱
10 支持ブラケット
11 旋回軸
12 軸受
13 旋回駆動装置
14 旋回ブーム
15 旋回補助ブーム
16 樋カバー吊りビーム
17 吊りチェーン巻取装置
18 吊りチェーン
19 旋回支柱
20 旋回支柱の旋回駆動装置
21 摺動用部材
22 旋回ブーム支持部
23 昇降駆動装置
24 旋回ブーム搭載移動装置
25 吊り部
26 吊り部の回転支持部
27 吊り部の回転駆動装置
28 吊り金具
29 油圧シリンダ
30 防熱板
31 回転支持部
32 作業デッキ

Claims (3)

  1. 2つ以上の出銑口を有する高炉の出銑樋の孔前樋カバーを樋上に設置、あるいは樋上から取り外すための出銑樋の孔前樋カバー移動装置であって、2つの隣り合う出銑口(2a、2b) の間に配設され、かつ、鋳床(6) と作業床(7) の両者で支持された軸受(12)と旋回駆動装置(20)により水平方向に回転可能に支持された旋回支柱(19)と、該旋回支柱(19)に摺動用部材(21)を介在して支持され、かつ昇降駆動装置(23)によって前記旋回支柱(19)に沿って鉛直方向に昇降可能な旋回ブーム(14)と、該旋回ブーム(14)に搭載され、かつ駆動装置(29)によって旋回ブーム(14)の長さ方向に前後に移動可能な旋回ブーム搭載移動装置(24)と、該旋回ブーム搭載移動装置(24)に支持され、かつ回転駆動装置(27)によって水平方向に回転可能な孔前樋カバー吊り部(25)とを有することを特徴とする高炉出銑樋の孔前樋カバー移動装置。
  2. 前記旋回支柱(19)が、鉛直方向において、鋳床(6) と作業床(7) の間に配設されてなることを特徴とする請求項1記載の高炉出銑樋の孔前樋カバー移動装置。
  3. 前記旋回ブーム搭載移動装置(24)が、旋回ブームに搭載された移動台車であることを特徴とする請求項1または2記載の高炉出銑樋の孔前樋カバー移動装置。
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