JP3823355B2 - インクカートリッヂにおけるインクの置換充填装置 - Google Patents

インクカートリッヂにおけるインクの置換充填装置 Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、インクジェットプリンタ等の使用済みのインクカートリッヂを回収可能としたプリンタ類の技術分野に属するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のプリンタ類に充填されるインクカートリッヂは、使用により内装されたインクが消耗された際にプリンタ類から取り外して新品と交換されるが、この場合使用済みのインクカートリッヂをそのまま廃棄しないで再びインクを充填して再利用に供することが広く実施されている。
【0003】
これは、資源の再利用並びに廃棄による環境汚染の未然防止の両面において有用であることは言うまでもないことである。
【0004】
従来、インクの再充填方法としては、例えば、特開平7−117236号公報(公知例)の発明が挙げられる。
【0005】
この公知例のものにあっては、インク供給ポンプとインクカートリッヂ内の毛細管発砲体によって発生する負圧により、インク供給を実施する注入方法が開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
前記の公知例のものでも、必要に応じて消耗されたインクをカートリッヂ内に適宜補給することは可能といえるが、なお、改善が望まれる課題点が残されていた。
【0007】
即ち、使用済みのインクカートリッヂ内には、その内壁上に付着された残留するインクは、そのまま放置された状態で新鮮なインクが供給されるため、新旧のインクの混合に起因するプリント状態の不均一性が発生するおそれがあった。
【0008】
殊に係る新旧のインクの混合については、インクカートリッヂ内にインク貯留用のフォームを内蔵したインクカートリッヂにおいて深刻である。
【0009】
即ち、この種の使用済みインクカートリッヂにあっては、フォーム内に幾分かの旧いインクの残留が見られ、この残留インクが相当に長期間を経過したものである場合には、乾燥による濃度の変化や異物の混入による汚損などの不安も解消しきれないことも指摘されるところであって、この点からすれば、インクカートリッヂを再生利用する際には、残留するインクを完全に排出させた後、新鮮なインクを再充填させることが最も望ましいことであるが、フォーム内に残留するインクの排除は比較的困難であるため、結局はフォーム自体もインクカートリッヂから取り外し交換することが行われていた。
【0010】
このため、結果的にインクカートリッヂの再利用に当たっては、コストアップと作業工程数の増加が回避し難いもので改善工夫が期待されるところであった。
【0011】
この発明の第1の解決課題は、使用済みのインクカートリッヂ内の残留インクを新鮮なインクと置換させ有効に新鮮なインクを充填できるようにしたものを提供することである。
【0012】
この発明の第2の解決課題は、使用済みのインクカートリッヂ内に作業者が汚損されることなく清潔状態で新鮮なインクを再充填処理しうるものを提供することである。
【0013】
この発明の第3の解決課題は、構造が単純で操作性の容易なものを提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】
前記の課題を解決するための対応手段としての構成上の特徴点は次の通りである。
【0015】
(1) フォームを内装した使用済みインクカートリッヂ内にインクを再充填する装置において、前記インクカートリッヂを装着自在に構成されると共に、加圧手段によってインクを供給しうるインク供給手段と、減圧手段によってインクを排出可能としたインク貯留手段とが配置され、前記インク供給手段には、前記インクカートリッヂ内のフォームに挿入されうるインク供給ニードルを、又、前記インク貯留手段には、インク抽出ニードルをそれぞれ連係させ、前記インク供給ニードルは、インクの供給を制御しうる制御手段の導出管に、又、前記インク抽出ニードルは、インク貯留手段の導入管にそれぞれ連結管を介装して連結し、前記インク供給ニードルと、前記インク抽出ニードルとを気密状に前記インクカートリッヂに関与しうるようにしたインクカートリッヂにおけるインクの置換充填装置。
(2) 前記インク供給ニードルが複数設けられた前記(1)記載のインクカートリッヂにおけるインクの置換充填装置。
(3) 前記インク供給ニードルは、前記インクカートリッヂ内にインクを供給する深さ位置が相違した複数のインク供給ニードルからなる前記(2)記載のインクカートリッヂにおけるインクの置換充填装置。
(4) 前記インク供給ニードルは、インクカートリッヂの蓋体の通気孔に貫挿してフォームを刺し通すように配置された前記(1)乃至(3)いずれかに記載のインクカートリッヂにおけるインクの置換充填装置。
(5) 前記インク抽出ニードルは、そのキャップ部をインクカートリッヂのインク排出部に嵌合可能とした前記(1)乃至(3)いずれかに記載のインクカートリッヂにおけるインクの置換充填装置。
(6) 前記インク抽出ニードルの排出管を前記インク排出部のゴムリングに挿通させた前記(5)記載のインクカートリッヂにおけるインクの置換充填装置。
(7) 高さ方向に起立状に固定された主枠上に、インクカートリッヂを装着自在としたロータリーディスクを備え、前記ロータリーディスクは、水平方向に関して旋回可能に構成された前記(1)記載のインクカートリッヂにおけるインクの置換充填装置。
(8) 前記ロータリーディスクは、水平方向に関して90度程度で往復旋回可能に設けられた前記(7)記載のインクカートリッヂにおけるインクの置換充填装置。
(9) 前記ロータリーディスクは、水平方向に関してモータにより間欠的に駆動可能とした前記(7)記載のインクカートリッヂにおけるインクの置換充填装置。
【0016】
(10) フォームを内装した使用済みのインクカートリッヂ内にインクを再充填する方法において、インク供給ニードルとインク抽出ニードルとをインクカートリッヂに気密状に関与させ、加圧手段により付勢したインクをインクカートリッヂに強制的に供給し、減圧手段により付勢したインクをインクカートリッヂから強制的に排出し、供給されたインクによりインクカートリッヂ内に残留するインクを置換し、充填自在としたインクカートリッヂにおけるインクの置換充填方法。
(11) 前記(10) のインクカートリッヂにおけるインクの再充填方法において、次の (11)-1 (11)-4 の工程からなるインクの再充填方法。
(11)-1 .減圧手段により抽出ニードルからインクを抽出させ、加圧手段によりインク供給手段からのインクをインクカートリッヂに供給する。
(11)-2 .インクカートリッヂを一方向に90度旋回させ、加圧手段によりインク供給手段からのインクをインクカートリッヂに供給する。
(11)-3 .インクカートリッヂを前工程の逆方向に90度旋回させ、減圧手段により、インクカートリッヂから残留インクを抽出させる。
(11)-4 .インクカートリッヂを再度 (11)-1 工程と同様に旋回させ、インクをインクカートリッヂに供給すると共に、再度減圧手段により、オーバーフロー状のインクをインクカートリッヂから抽出する。
(12) 前記 (11) のインクカートリッヂにおけるインクの再充填方法において、工程 (11)-2 においては、インクカートリッヂ内の深い位置に配置された第1の供給ニードルからインクを供給し、工程 (11)-3 においては、インクカートリッヂの浅い位置に配置された第2の供給ニードルからインクを供給するようにしたインクの再充填方法。
【0017】
(13) フォームを内装した使用済みインクカートリッヂ内にインクを再充填する装置において、インクカートリッヂに気密状に関与しうるインク供給ニードルとインク抽出ニードルとを具備し、加圧手段により付勢したインクをインクカートリッヂに強制的に供給し、減圧手段により付勢したインクをインクカートリッヂから強制的に排出可能とし、供給されたインクによりインクカートリッヂ内に残留するインクを置換し、充填自在としたインクカートリッヂにおけるインクの置換充填装置。
(14) 前記インク供給ニードルからのインクの強制供給とインク抽出ニードルからのインクの強制抽出とを交互に実施可能とした前記 (13) 記載のインクカートリッヂにおけるインクの置換充填装置。
(15) 前記インクカートリッヂにおいてインクを強制供給もしくは、強制抽出する際にインクカートリッヂを90度可逆的に旋回させて配置位置を変更可能とした前記 (13) 又は (14) いずれか記載のインクカートリッヂにおけるインクの置換充填装置。
(16) 前記インクカートリッヂ内にインクを供給する深さ位置が相違した複数のインク供給ニードルを具備した前記(13)乃至 (15) いずれか記載のインクカートリッヂにおけるインクの置換充填装置。
【0019】
【発明の実施の形態】
次に、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0020】
▲1▼ 構成
図1〜図3には、この実施の形態に係るインクカートリッヂICのインク置換充填装置Dが示されており、図1及び図2に示すように基台1によって支持面F上に起立状に固定された主枠2の前面には、前記インクカートリッヂICを着脱自在に保持しうるロータリーディスク3を配置する一方、当該ロータリーディスク3を可逆的に旋回駆動させうるソレノイドなどで構成されたモータ4を前記主枠2の背面に配置したものであって、当該モータ4は、支持枠5によって主枠2の背面上に固設されており、当該モータ4の駆動軸41を前記主枠2に設けた軸受21に回転自在に支持させると共に、主枠2の前方に突出する駆動軸41上には、前記ロータリーディスク3を固設したものである。
【0021】
又、ロータリーディスク3上には、インクカートリッヂICを着脱自在に装着するための弾性材料で構成された4個の装着枠31が付設されている。
【0022】
前記主枠2の前面であって、前記ロータリーディスク3の上方には、図示しない電動付勢手段によって駆動される加圧手段10と、当該加圧手段10によって、内部に貯えたインクを付勢させて供給しうるインク供給手段20と、当該インク供給手段20から供給される加圧状態インクを後述する第1もしくは第2の供給ニードル51、52に選択的に供給しうる制御弁手段40を併設しており、当該制御弁手段40の第1及び第2の導出管41、42と前記第1及び第2の供給ニードル51、52との間には、伸縮性と可撓性を備えた第1及び第2の連結管61、62を介装しており、しかも前記第1及び第2の供給ニードル51、52上には、インク供給時に両供給ニードル51、52がインクカートリッヂICのインク漏れを防止するための第1、第2のOリング71、72が嵌装されている。
【0023】
又、前記ロータリーディスク3の下方の主枠2上には、後述するインク貯留手段90と減圧手段100とを配設し、前記インクカートリッヂICの排出部IDに係合しうる抽出ニードル80のキャップ部81は、排出部IDの外向き突部DOに嵌合しうると共に、抽出ニードル80の排出管82を排出部IDのゴムリングGRに挿通自在に構成されており、当該抽出ニードル80と減圧手段100によって付勢されるインク貯留手段90の導入管91とを伸縮性と可撓性とを有する第3の連結管102によって連結したものである。
【0024】
なお、図中110は、モータ4の駆動制御手段であって、モータ4を作動させて、ロータリーディスク3を90度程度可逆的に旋回させうるように構成している。
【0025】
▲2▼ 使用法
次に、この置換充填装置Dの使用法を図4をも参照して説明する。
【0026】
まず、図3に拡大して示すように隔壁SWによって仕切られ、導通孔PAによって連通されているインク室IRと、フォーム室FCとが形成された使用済みのインクカートリッヂIC内にインクを再充填するには、図1に示すようにインクカートリッヂICを装着枠31によりロータリーディスク3上に着脱可能に装着し、インクカートリッヂICの蓋体LDの2個の通気孔O1 、O2 に第1、第2の供給ニードル51、52を貫挿して第1の供給ニードル51をフォームFOに深く刺し通すと共に、第2の供給ニードル52は、比較的に浅くフォームFO内に刺し通し、第1、第2のOリング71、72をそれぞれ蓋体LDに密着させる。
【0027】
他方、抽出ニードル80のキャップ部81を排出部IDの外向き突部DOに嵌合させると共に、排出管82をゴムリングGRに挿通させてインクカートリッヂICと第1、第2の供給ニードル51、52並びに抽出ニードル80とを気密状に連結して待機する(図1、図2、図4(A)参照)。
【0028】
(第1抽出工程)
次に、この状態で減圧手段100を始動させて抽出ニードル80にてインクカートリッヂICを減圧させてフォームFO内に残留するインクを抽出し、第3の連結管102、導入管91を経由して、インク貯留手段90内に貯留させる。
【0029】
(第1供給工程)
次に、駆動制御手段110によりモータ4を始動させ、駆動軸41に連結したロータリーディスク3を図1において反時計方向に90度旋回させてインク室IRが下側に位置するように移動させる(図4(B)参照)。
【0030】
この場合第1〜第3の連結管61、62、102は、いずれも伸縮性と可撓性を有するためにロータリーディスク3の旋回運動は支障なく実行できる。
【0031】
この状態で、加圧手段10を始動し、インク供給手段20からの新鮮なインクを制御弁手段40を操作して、第1の供給ニードル51からフォーム室FCの底部領域に十分にインクを充填させる。
【0032】
(第2抽出工程)
次に、ロータリーディスク3を90度時計方向に旋回させて、インクカートリッヂICを図4(C)の位置に戻し、再び減圧手段100を作動させて抽出ニードル80から残留インクと共に、部分的には新たに供給されたインクをもインク貯留手段90内に抽出する。
【0033】
(第2供給工程)
次いで、再びロータリーディスク3を反時計方向に90度旋回させて図4(D)の位置とし、第1の供給針51より前記と同様にインクを注入し、インク許容充填容量の1/2、2/3もしくは略満杯状態とした後、制御弁手段40を操作して、第2の供給ニードル52からもインクをフォーム室FCの上方領域に供給する。
【0034】
(第3抽出工程)
次いで、減圧手段100により抽出ニードル80からは、オーバーフロー気味のインクをインク貯留手段90内に抽出する(図4(D)参照)。
【0035】
以上の工程によって、使用済みのインクカートリッヂIC内からは、旧い残留インクは新鮮なインクと完全に置換されてインクカートリッヂICは、新鮮なインクのみによって充填されることとなる。
【0036】
従って、第1、第2の供給ニードル51、52及び抽出ニードル80をインクカートリッヂICから抜脱させ、インクカートリッヂICをロータリーディスク3から取り外してプリンタ類に装填して新品同様に使用しうるものである。
【0037】
以上の処理工程の特徴点は、残留インクを減圧手段100によって抽出すると言うよりも新鮮なインクによってフォーム室FCを洗浄工程を実施しつつ、インクカートリッヂIC内の残インク量を一定とし、しかも、注入量も一定とすることにより、効果的にインクの再充填をなしうるものである。
【0038】
なお、インクの注入速度を抽出速度よりも速く設定すれば、置換充填が効率的に実行できるものである。
【0039】
又、インクの再充填回数が多いインクカートリッヂICの再充填作業に当たっては、前記の第1の抽出工程及び第1の供給工程を繰り返すことにより、十分な洗浄処理を果たしうるものである。
【0040】
更に、前記第2供給工程と第3抽出工程とは、逆順序としても良いことは言うまでもないことである。
【0041】
なお、前記のインク置換充填方法は、インク室IRとフォーム室FCとが区分されておらず、フォームFOがインクカートリッヂIC内に全体的に装填されたものにあっても同様に実施できることは言うまでもないことである。
【0042】
又、インク貯留手段90内に抽出されたインクは、再調整して再利用に供しうるものである。
【0043】
【発明の効果】
以上説明したこの発明によれば、次のような効果を発揮しうるものである。
【0044】
▲1▼ 使用済みのインクカートリッヂ内の残留インクを有効に排出し、新鮮なインクを十分に充填できる。
【0045】
▲2▼ インクの置換充填作業の際にインク漏れによる汚損が発生しない。
【0046】
▲3▼ 置換充填装置の構造が単純で操作が容易であり、しかも故障のおそれが少ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態に係るインク置換充填装置の正面図。
【図2】図1の側面図。
【図3】図1の要部の拡大正面図。
【図4】図1の装置の使用方法の説明図。
【符号の説明】
D インク置換充填装置
2 主枠
3 ロータリーディスク
4 モータ
10 加圧手段
20 インク供給手段
51、52 第1、第2の供給ニードル
40 制御弁手段
80 抽出ニードル
90 インク貯留手段
100 減圧手段
110 駆動制御手段

Claims (16)

  1. フォームを内装した使用済みインクカートリッヂ内にインクを再充填する装置において、前記インクカートリッヂを装着自在に構成されると共に、加圧手段によってインクを供給しうるインク供給手段と、減圧手段によってインクを排出可能としたインク貯留手段とが配置され、前記インク供給手段には、前記インクカートリッヂ内のフォームに挿入されうるインク供給ニードルを、又、前記インク貯留手段には、インク抽出ニードルをそれぞれ連係させ、前記インク供給ニードルは、インクの供給を制御しうる制御手段の導出管に、又、前記インク抽出ニードルは、インク貯留手段の導入管にそれぞれ連結管を介装して連結し、前記インク供給ニードルと、前記インク抽出ニードルとを気密状に前記インクカートリッヂに関与しうるようにしたインクカートリッヂにおけるインクの置換充填装置。
  2. 前記インク供給ニードルが複数設けられた請求項1記載のインクカートリッヂにおけるインクの置換充填装置。
  3. 前記インク供給ニードルは、前記インクカートリッヂ内にインクを供給する深さ位置が相違した複数のインク供給ニードルからなる請求項記載のインクカートリッヂにおけるインクの置換充填装置。
  4. 前記インク供給ニードルは、インクカートリッヂの蓋体の通気孔に貫挿してフォームを刺し通すように配置された請求項乃至いずれかに記載のインクカートリッヂにおけるインクの置換充填装置。
  5. 前記インク抽出ニードルは、そのキャップ部をインクカートリッヂのインク排出部に嵌合可能とした請求項乃至いずれかに記載のインクカートリッヂにおけるインクの置換充填装置。
  6. 前記インク抽出ニードルの排出管を前記インク排出部のゴムリングに挿通させた請求項記載のインクカートリッヂにおけるインクの置換充填装置。
  7. 高さ方向に起立状に固定された主枠上に、インクカートリッヂを装着自在としたロータリーディスクを備え、前記ロータリーディスクは、水平方向に関して旋回可能に構成された請求項記載のインクカートリッヂにおけるインクの置換充填装置。
  8. 前記ロータリーディスクは、水平方向に関して90度程度で往復旋回可能に設けられた請求項記載のインクカートリッヂにおけるインクの置換充填装置。
  9. 前記ロータリーディスクは、水平方向に関してモータにより間欠的に駆動可能とした請求項記載のインクカートリッヂにおけるインクの置換充填装置。
  10. フォームを内装した使用済みのインクカートリッヂ内にインクを再充填する方法において、インク供給ニードルとインク抽出ニードルとをインクカートリッヂに気密状に関与させ、加圧手段により付勢したインクをインクカートリッヂに強制的に供給し、減圧手段により付勢したインクをインクカートリッヂから強制的に排出し、供給されたインクによりインクカートリッヂ内に残留するインクを置換し、充填自在としたインクカートリッヂにおけるインクの置換充填方法。
  11. 前記請求項10のインクカートリッヂにおけるインクの再充填方法において、次の (1) (4) の工程からなるインクの再充填方法。
    (1) 減圧手段により抽出ニードルからインクを抽出させ、加圧手段によりインク供給手段からのインクをインクカートリッヂに供給する。
    (2) インクカートリッヂを一方向に90度旋回させ、加圧手段によりインク供給手段からのインクをインクカートリッヂに供給する。
    (3) インクカートリッヂを前工程の逆方向に90度旋回させ、減圧手段により、インクカートリッヂから残留インクを抽出させる。
    (4) インクカートリッヂを再度 (1) 工程と同様に旋回させ、インクをインクカートリッヂに供給すると共に、再度減圧手段により、オーバーフロー状のインクをインクカートリッヂから抽出する。
  12. 前記請求項11のインクカートリッヂにおけるインクの再充填方 法において、工程 (2) においては、インクカートリッヂ内の深い位置に配置された第1の供給ニードルからインクを供給し、工程 (3) においては、インクカートリッヂの浅い位置に配置された第2の供給ニードルからインクを供給するようにしたインクの再充填方法。
  13. フォームを内装した使用済みインクカートリッヂ内にインクを再充填する装置において、インクカートリッヂに気密状に関与しうるインク供給ニードルとインク抽出ニードルとを具備し、加圧手段により付勢したインクをインクカートリッヂに強制的に供給し、減圧手段により付勢したインクをインクカートリッヂから強制的に排出可能とし、供給されたインクによりインクカートリッヂ内に残留するインクを置換し、充填自在としたインクカートリッヂにおけるインクの置換充填装置。
  14. 前記インク供給ニードルからのインクの強制供給とインク抽出ニードルからのインクの強制抽出とを交互に実施可能とした請求項13記載のインクカートリッヂにおけるインクの置換充填装置。
  15. 前記インクカートリッヂにおいてインクを強制供給もしくは、強制抽出する際にインクカートリッヂを90度可逆的に旋回させて配置位置を変更可能とした請求項13又は14いずれか記載のインクカートリッヂにおけるインクの置換充填装置。
  16. 前記インクカートリッヂ内にインクを供給する深さ位置が相違した複数のインク供給ニードルを具備した請求項13乃至15いずれか記載のインクカートリッヂにおけるインクの置換充填装置。
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