JP3822471B2 - 光ケーブルネットワークにおけるケーブル敷設計画立案支援システム、ケーブル敷設計画立案支援方法及びケーブル敷設計画立案支援プログラム - Google Patents

光ケーブルネットワークにおけるケーブル敷設計画立案支援システム、ケーブル敷設計画立案支援方法及びケーブル敷設計画立案支援プログラム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、光ケーブルネットワークおけるケーブル敷設計画立案支援システム、ケーブル敷設計画立案支援方法及びケーブル敷設計画立案支援プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、地図情報システム上で、2点間の最短経路を求めるアルゴリズムとしてはダイクストラ法などが広く知られている。また、ダイクストラ法では最短経路に準ずる経路を一度の探索で選び出すことが困難な点を克服する方法として特開平11-118501の最適経路探索方法などが公開されている。この方法は、第1の地点から第2の地点までの最適経路を探索する方法において、遺伝子的アルゴリズムを採用し、評価関数を用いて各経路の適応度を計算し、適応度に基づいて選択淘汰処理、交叉処理、突然変異処理を行い、最適経路を求めていくものである。それらの最短経路探索アルゴリズムを利用した装置として、カーナビゲーションや、鉄道の経路探索が広く知られているが、光ケーブルネットワークについて新しい経路の敷設を行うに際して最適光ケーブル敷設経路を探索する場合、それが随時追加、更新される複雑なものであることに加え、ケーブル自体は繋がっているように見えても、実際にはクロージャ内では繋がっていない、又は、ケーブル内の幾つかの芯線は繋がっていない、又は、芯線は繋がっていても、すべて別用途で使用されており空いていない、など様々な考慮すべき要素があり自動経路探索を行うことはされておらず、図面等から人間系で探索し、コスト計算する等により、敷設すべき光ケーブル敷設経路を決定していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の従来技術では、光ケーブル毎の空き芯線を探索し、探索した光ケーブル敷設経路の総距離、コスト等の評価を行い、最終的な光ケーブル敷設経路を決定するまでに多大な時間を要するといった問題があった。
また、人間系で選定した光ケーブル敷設経路がコスト等の面において、本当に最適であるかどうかを評価するのが困難であるといった問題があった。
【0004】
本発明は、上記のような従来技術の課題を解決するためになされたものであって、複雑多岐にわたる光ケーブルネットワークの中から、より最適な光ケーブル敷設経路を迅速かつ正確に探索するための光ケーブルネットワークにおけるケーブル敷設計画立案支援システム、ケーブル敷設計画立案支援方法及びケーブル敷設計画立案支援プログラムを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、発明は、光ケーブルネットワークに係る各設備シンボル及び地図を格納した設備図ファイルと、各設備シンボルの属性情報及び前記各設備シンボル間のリンク情報を格納した属性ファイルと、設備図ファイルの情報を基に、地図上に前記各設備シンボルがプロット表示された設備図上で、光ケーブルを敷設する始点及び終点を拠点として指定する手段と、設備図ファイル及び属性ファイルの情報を基に、当該指定された拠点間光ケーブル敷設経路を、当該拠点を含む探索対象範囲の中で探索する手段と、探索した全ての光ケーブル敷設経路の情報それぞれを、当該探索の際に設備図ファイル及び属性ファイルの情報を基に当該探索した光ケーブル敷設経路毎に得られた複数の項目情報とともに格納する経路探索結果格納ファイルと、経路探索結果格納ファイルに格納された当該探索結果の全ての光ケーブル敷設経路を、当該探索した光ケーブル敷設経路毎に得られた複数の項目情報とともにリスト表示する手段と、最適光ケーブル敷設経路を選出するための評価値を指定する手段と、経路探索結果格納ファイルに探索した光ケーブル敷設経路とともに格納されている前記探索した光ケーブル敷設経路毎に得られた複数の項目情報を基に、当該指定された評価値について所定の条件を満足する最適光ケーブル敷設経路をリスト表示された光ケーブル敷設経路の中から選出する手段と、当該選出された最適光ケーブル敷設経路を、地図上に各設備シンボルがプロット表示された設備図上に強調表示する手段とを有することを特徴とする光ケーブルネットワークのケーブル敷設計画立案支援システムである。
【0006】
本発明によれば、設備図ファイル及び属性ファイルの情報を基に、指示された拠点間で自動的に光ケーブル敷設経路を探索し、探索結果をリスト表示し、リスト表示された候補光ケーブル敷設経路の中から、所定の条件を満足する最適光ケーブル敷設経路または最適候補光ケーブル敷設経路を自動的に選出することができる。
【0009】
さらに本発明によれば、表示装置上に、所定の条件を満足する最適光ケーブル敷設経路または最適候補光ケーブル敷設経路を視覚的に表示するため、所定の条件を満足する最適光ケーブル敷設経路の選出が容易に行えるようになる。さらに、選択された光ケーブル敷設経路を強調表示させるようにすることにより、実際の敷設の状況をより容易に推測できるようになる。
【0010】
また、本発明では、経路探索結果格納ファイルに探索した光ケーブル敷設経路とともに格納されている探索した光ケーブル敷設経路毎に得られた複数の項目情報は、拠点間のケーブルの総距離、光ケーブル内の芯線間の接続点数、ケーブル内の芯線利用率、経由するクロージャ数、経由する支持物数であることを特徴とする。
また、本発明では、最適光ケーブル敷設経路を選出するために指定する評価値は、最低コスト、最短工事期間、最短距離のいずれか又はこれらの組み合わせに基づく評価値であることを特徴とする。
【0011】
このような本発明によれば、光ケーブル敷設経路検討に必要なケーブル内の芯線利用率、経由するクロージャ数、さらに、コスト、工事期間や評価値等が表示されるので、ユーザが最適光ケーブル敷設経路を選出するのに便宜であり、効率的である。
【0012】
さらに、本発明では、指定された拠点を含む探索対象範囲は予め設定できることを特徴とする。このような本発明によれば、予め設定した所望の探索対象範囲に絞って光ケーブル敷設経路を探索することができるため、ネットワークデータの探索回数を極小化することができる。
【0013】
また、本発明は、光ケーブルネットワークに係る各設備シンボル及び地図を格納した設備図ファイルと、各設備シンボルの属性情報及び各設備シンボル間のリンク情報を格納した属性ファイルとを有し、設備図ファイルの情報を基に、地図上に前記各設備シンボルがプロット表示された設備図上で、光ケーブルを敷設する始点及び終点を拠点として指定するステップと、設備図ファイル及び属性ファイルの情報を基に、当該指定された拠点間光ケーブル敷設経路を、当該拠点を含む探索対象範囲の中で探索するステップと、当該探索した全ての光ケーブル敷設経路の情報それぞれを、当該探索の際に設備図ファイル及び属性ファイルの情報を基に当該探索した光ケーブル敷設経路毎に得られた複数の項目情報とともに経路探索結果格納ファイルに格納するステップと、経路探索結果格納ファイルに格納された当該探索結果の全ての光ケーブル敷設経路を、当該探索した光ケーブル敷設経路毎に得られた複数の項目情報とともにリスト表示するステップと、最適光ケーブル敷設経路を選出するための評価値を指定するステップと、経路探索結果格納ファイルに前記探索した光ケーブル敷設経路とともに格納されている探索した光ケーブル敷設経路毎に得られた複数の項目情報を基に、当該指定された評価値について所定の条件を満足する最適光ケーブル敷設経路をリスト表示された光ケーブル敷設経路の中から選出するステップと、当該選出された最適候補光ケーブル敷設経路を、地図上に前記各設備シンボルがプロット表示された設備図上に強調表示するステップとを有することを特徴とする光ケーブルネットワークのケーブル敷設計画立案支援方法である。
【0014】
また、本発明は、コンピュータを、上記光ケーブルネットワークのケーブル敷設計画立案支援システムとして機能させるためのプログラムである。
【0015】
以上のように、本発明によれば、光ケーブルネットワーク上で指定した拠点間を結ぶ最適光ケーブル敷設経路を選出する際に、ユーザは、まずその拠点を指定することによって、当該拠点間を結ぶ最適光ケーブル敷設経路の候補としての光ケーブル敷設経路を自動で探索することができ、さらにこの候補としての光ケーブル敷設経路の中からユーザが求める最適光ケーブル敷設経路を選出する際も、ユーザは、この探索結果の全ての光ケーブル敷設経路とともにリスト表示される各光ケーブル敷設経路を探索した際に得られた複数の項目情報を参照しながら、ユーザが求める最適光ケーブル敷設経路を選出するための評価値を指定することによって、より最適な光ケーブル敷設経路を自動で迅速かつ正確に選出することが可能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照しながら本発明の一実施形態を詳細に説明する。
【0017】
図1は、本発明の一実施形態の光ケーブルネットワークにおけるケーブル敷設計画立案支援システムの構成を示すブロック図である。
本ケーブル敷設計画立案支援システムは、図1に示すように、キーボードやマウスなどの入力装置1と、光ケーブル光ケーブルネットワークに係る各設備シンボル及び地図を格納した設備図ファイル3と、各設備シンボルの属性情報及び各設備シンボル間のリンク情報を格納した属性ファイル4と、光ケーブル敷設経路の探索結果を格納する光ケーブル敷設経路探索結果ファイル12と、地図上に設備シンボルを表示した設備図6を作成したり、設備図ファイル及び属性ファイルの情報を基に、指示された拠点間で光ケーブル敷設経路を探索したり、光ケーブル敷設経路の探索結果を経路探索結果格納ファイルに格納したり、光ケーブル敷設経路の探索結果をリスト表示したり、リスト表示されたいくつかの候補光ケーブル敷設経路の中から、所定の条件を満足する最適経路を選出したりする中央処理装置2と、設備図6、光ケーブル敷設経路探索結果リスト14、光ケーブル敷設経路探索結果地図を表示する表示装置5とから構成される。
【0018】
図2は、光ケーブル7と光ケーブル分岐装置であるクロージャ8と、建物(交換局、中継局等)などを配置した設備図6を参照して、光ケーブル敷設経路探索方法の一例を説明する図であり、図3は、光ケーブル敷設計画立案支援方法の結果表示方法の一例を説明する図である。図4は、光ケーブル敷設経路探索方法と探索結果表示動作の手順を示すフローチャートである。
それでは、図1、図2、図3及び図4を参照しながら、本実施形態の動作の概略を説明する。
【0019】
設備図6は設備図ファイル3の内容を表示したものである。設備シンボルとは光ケーブル、建物、クロージャ、支持物(支柱等)、マンホール等を表わすシンボル(象徴するマーク)であり、地図、例えば地形図の上にプロットされる。属性ファイルは各設備シンボルの属性情報及び各設備シンボル間のリンク情報を格納しており、例えば、光ケーブルの属性情報としては、種別(SM型、GI型等)、ケーブル長、芯線数、リンク情報としては、接続拠点、芯線利用率、接続すべきクロージャ等であり、クロージャの属性情報としては、種別(地上型、地下型等)、設置場所、容量、リンク情報としては、クロージャ使用率、接続すべきケーブル等が含まれる。
【0020】
光ケーブルネットワーク上において、ある拠点から別の拠点へ至る全ての経路の中から、ケーブル内の芯線使用率等の指標に着目して最適な光ケーブル敷設経路を探索する場合、まず、ステップS100で図2に示す設備図6を表示する。図2において、7は光ケーブル、8はクロージャである。
ステップS101で設備図6において、ユーザは入力装置1から、拠点(始点)9と拠点(終点)10を指定する。
【0021】
探索を行う際に、あらかじめ探索の範囲を特定しておきたい場合は、ステップS102で探索対象範囲(例えば、拠点9と拠点10を結ぶ線分を内部に含むような矩形領域)を選択するかどうか判定し、選択する場合はステップS103でユーザが入力装置1から、探索対象範囲を設備図6上で指定する。範囲の指定がない場合は設備図として表示装置5に表示された全領域が対象となる。あるいは、中央処理装置2が自動的に選択した範囲(例えば、両拠点を含んで選択した都道府県内)が対象となる。このような領域の指定により、ユーザが望む範囲での探索が可能となり、指定範囲を小さくすることによって、さらに探索回数を極小化することができる。
【0022】
ユーザによって探索開始が指示されると、ステップS104で拠点9と拠点10との間で、設備図ファイルと、属性ファイルの情報を基に光ケーブル敷設経路を探索する手段である光ケーブル敷設経路探索処理11が行われる。例えば先に述べた特開平11-118501の最適経路探索方法などで探索を行い、設備図6の探索対象範囲の中で拠点9と拠点10を結ぶ全ての光ケーブル敷設経路が探索され、ステップS105で探索が終了すると、ステップS106で探索された全ての光ケーブル敷設経路の情報が光ケーブル敷設経路探索結果ファイル12に格納される。
【0023】
光ケーブル敷設経路探索結果ファイル12には、候補となる光ケーブル敷設経路の一つ一つについて、設備図ファイルと、属性ファイルの情報を基に、候補光ケーブル敷設経路を構成するケーブルの総距離、ケーブル内の芯線間の接続点数、ケーブル内の芯線利用率、経由するクロージャ数、経由する支持物数等の情報が格納される。ここにおいて、所定の条件を満足する最適光ケーブル敷設経路を選出するに必要な項目は必ず格納される。必要でなくても参考となる項目も格納して良い。
【0024】
また、所定の条件を満足する最適光ケーブル敷設経路とは、指示された拠点間で、最低コスト、最短工事期間、最短距離のいずれかとなる光ケーブル敷設経路又はこれらを組み合わせて評価した評価値が最適である光ケーブル敷設経路のことである。もし、最低コストが条件であれば、上記項目とコストとの関係を表わすテーブルを用意しておくことにより、各候補となる光ケーブル敷設経路毎にコスト計算が可能となる。
【0025】
光ケーブル敷設経路探索結果ファイル12への格納が終了後、ユーザが入力装置1により経路探索結果リスト表示を指示すると、ステップS107で、探索結果をリスト表示する手段である光ケーブル敷設経路探索結果リスト表示処理13が行われ、光ケーブル敷設経路探索結果ファイル12の情報を基に、光ケーブル敷設経路探索結果リスト14が表示装置5に表示される。結果の表示は表形式にて行い、候補となる光ケーブル敷設経路の一つ一つについて、ケーブルの総距離、ケーブル内の芯線間の接続点数、ケーブル内の芯線利用率、経由するクロージャ数、経由する支持物数等の項目が表示される。
【0026】
また、コスト、工事期間等の評価値も表示される。候補となる光ケーブル敷設経路の順序は、最適候補通信路を選出する手段であるユーザが最も重要視する評価値やその他の項目をキーにして、並べ替えることができる。よって、指示された拠点間で、最低コスト、最短工事期間、最短距離のいずれかとなる光ケーブル敷設経路又はこれらを組み合わせて評価した評価値が最適である所定の条件を満足する最適光ケーブル敷設経路を見出し易くなる。
【0027】
なお、最適光ケーブル敷設経路として必ずしも1光ケーブル敷設経路に絞る必要はなく、例えば探索条件に適合した上位5つの光ケーブル敷設経路を最適候補光ケーブル敷設経路として選択し、その内から最終的にどれを最適光ケーブル敷設経路としてを選択するかは、ユーザの判断に委ねることも可能である。この場合、他の評価値や項目を判断材料として使用できる。
【0028】
ステップS108で光ケーブル敷設経路探索結果リスト14に表示された最適光ケーブル敷設経路の候補の中からユーザが特定の光ケーブル敷設経路を選択して、「ルート表示」ボタンをクリックして、光ケーブル敷設経路表示の指示を行なうと、ステップS109で設備図ファイル3と光ケーブル敷設経路探索結果ファイル12の情報を基に、最適光ケーブル敷設経路又は最適候補光ケーブル敷設経路を設備図上に表示する手段である光ケーブル敷設経路探索結果地図表示処理15が行われ、設備図6上に選択された光ケーブル敷設経路が強調表示される。この強調表示経路16や、光ケーブル敷設経路探索結果リスト14を参照して、最終的にユーザが最適光ケーブル敷設経路を決定する。なお、選択された複数の最適候補光ケーブル敷設経路を色分け表示して比較し易くすることも可能である。
【0029】
以上、本発明の各実施形態を説明したが、本発明は、上記の実施形態に限定されず、本発明の精神と範囲を逸脱しない範囲内で、種々の変形及び変更を加えることが可能である。例えば、光ケーブルネットワーク上で対象とする2点を限定せずに、複数対を対象とした多種フローでもよい。また、地下構内のみを使用する光ケーブル敷設経路を対象とする、県内にクローズした光ケーブル敷設経路とする等の条件を付しても良い。
さらに、以上の実施形態では、プログラムは中央処理装置2のROM(図示せず)に格納して使用する例を説明したが、このプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に格納されていてもよい。
【0030】
【発明の効果】
以上、説明したように、本発明の光ケーブルネットワークにおけるケーブル敷設計画立案支援システム又はケーブル敷設計画立案支援方法によれば、光ケーブルネットワーク上で指定した拠点間を結ぶような多数の光ケーブル敷設経路の候補の中から、ユーザの求める所定の条件を満たす最適光ケーブル敷設経路を自動的にあるいは、絞った候補からユーザが選んで決定することが可能となる。
【0031】
また、各候補となる光ケーブル敷設経路に関して、ケーブルの総距離とケーブル内の芯線間の接続点数と、ケーブル内の芯線利用率と、経由するクロージャ数と、経由する支持物数といったデータをリスト表示すること、設備図上における強調表示で視覚的に確認することにより、ユーザが最適な光ケーブル敷設経路の決定が容易にできるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の光ケーブルネットワークにおけるケーブル敷設計画立案支援システムの構成を示すブロック図である。
【図2】光ケーブル敷設経路探索方法の一例を説明する図である。
【図3】光ケーブル敷設計画立案支援方法の結果表示方法の一例を説明する図である。
【図4】光ケーブル敷設経路探索方法と探索結果表示動作の手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 入力装置
2 中央処理装置
3 設備図ファイル
4 属性ファイル
5 表示装置
6 設備図
7 ケーブル
8 クロージャ
9 拠点(始点)
10 拠点(終点)
11 光ケーブル敷設経路探索処理
12 光ケーブル敷設経路探索結果ファイル
13 光ケーブル敷設経路探索結果リスト表示処理
14 光ケーブル敷設経路探索結果リスト
15 光ケーブル敷設経路探索結果地図表示処理
16 強調表示経路

Claims (9)

  1. 光ケーブルネットワークに係る各設備シンボル及び地図を格納した設備図ファイルと、
    前記各設備シンボルの属性情報及び前記各設備シンボル間のリンク情報を格納した属性ファイルと、
    前記設備図ファイルの情報を基に、地図上に前記各設備シンボルがプロット表示された設備図上で、光ケーブルを敷設する始点及び終点を拠点として指定する手段と、
    前記設備図ファイル及び属性ファイルの情報を基に、当該指定された拠点間光ケーブル敷設経路を、当該拠点を含む探索対象範囲の中で探索する手段と、
    当該探索した全ての光ケーブル敷設経路の情報それぞれを、当該探索の際に前記設備図ファイル及び属性ファイルの情報を基に当該探索した光ケーブル敷設経路毎に得られた複数の項目情報とともに格納する経路探索結果格納ファイルと、
    該経路探索結果格納ファイルに格納された当該探索結果の全ての光ケーブル敷設経路を、当該探索した光ケーブル敷設経路毎に得られた複数の項目情報とともにリスト表示する手段と、
    最適光ケーブル敷設経路を選出するための評価値を指定する手段と、
    前記経路探索結果格納ファイルに前記探索した光ケーブル敷設経路とともに格納されている前記探索した光ケーブル敷設経路毎に得られた複数の項目情報を基に、当該指定された評価値について所定の条件を満足する最適光ケーブル敷設経路を前記リスト表示された光ケーブル敷設経路の中から選出する手段と、
    当該選出された最適候補光ケーブル敷設経路を、前記地図上に前記各設備シンボルがプロット表示された設備図上に強調表示する手段と
    を有することを特徴とする光ケーブルネットワークのケーブル敷設計画立案支援システム。
  2. 前記経路探索結果格納ファイルに前記探索した光ケーブル敷設経路とともに格納されている前記探索した光ケーブル敷設経路毎に得られた複数の項目情報は、拠点間のケーブルの総距離、光ケーブル内の芯線間の接続点数、ケーブル内の芯線利用率、経由するクロージャ数、経由する支持物数である
    ことを特徴とする請求項1記載の光ケーブルネットワークのケーブル敷設計画立案支援システム。
  3. 前記最適光ケーブル敷設経路を選出するために指定する評価値は、最低コスト、最短工事期間、最短距離のいずれか又はこれらの組み合わせに基づく評価値である
    ことを特徴とする請求項1記載の光ケーブルネットワークのケーブル敷設計画立案支援システム。
  4. 前記指定された拠点を含む探索対象範囲は予め設定できる
    ことを特徴とする請求項1記載の光ケーブルネットワークのケーブル敷設計画立案支援システム。
  5. 光ケーブルネットワークに係る各設備シンボル及び地図を格納した設備図ファイルと、
    前記各設備シンボルの属性情報及び前記各設備シンボル間のリンク情報を格納した属性ファイルとを有し、
    前記設備図ファイルの情報を基に、地図上に前記各設備シンボルがプロット表示された設備図上で、光ケーブルを敷設する始点及び終点を拠点として指定するステップと、
    前記設備図ファイル及び属性ファイルの情報を基に、当該指定された拠点間光ケーブル敷設経路を、当該拠点を含む探索対象範囲の中で探索するステップと、
    当該探索した全ての光ケーブル敷設経路の情報それぞれを、当該探索の際に前記設備図ファイル及び属性ファイルの情報を基に当該探索した光ケーブル敷設経路毎に得られた複 数の項目情報とともに経路探索結果格納ファイルに格納するステップと、
    該経路探索結果格納ファイルに格納された当該探索結果の全ての光ケーブル敷設経路を、当該探索した光ケーブル敷設経路毎に得られた複数の項目情報とともにリスト表示するステップと、
    最適光ケーブル敷設経路を選出するための評価値を指定するステップと、
    前記経路探索結果格納ファイルに前記探索した光ケーブル敷設経路とともに格納されている前記探索した光ケーブル敷設経路毎に得られた複数の項目情報を基に、当該指定された評価値について所定の条件を満足する最適光ケーブル敷設経路を前記リスト表示された光ケーブル敷設経路の中から選出するステップと、
    当該選出された最適候補光ケーブル敷設経路を、前記地図上に前記各設備シンボルがプロット表示された設備図上に強調表示するステップと
    を有することを特徴とする光ケーブルネットワークのケーブル敷設計画立案支援方法。
  6. 前記経路探索結果格納ファイルに前記探索した光ケーブル敷設経路とともに格納されている前記探索した光ケーブル敷設経路毎に得られた複数の項目情報は、拠点間のケーブルの総距離、光ケーブル内の芯線間の接続点数、ケーブル内の芯線利用率、経由するクロージャ数、経由する支持物数である
    ことを特徴とする請求項5記載の光ケーブルネットワークのケーブル敷設計画立案支援方法。
  7. 前記最適光ケーブル敷設経路を選出するために指定する評価値は、最低コスト、最短工事期間、最短距離のいずれか又はこれらの組み合わせに基づく評価値である
    ことを特徴とする請求項5記載の光ケーブルネットワークのケーブル敷設計画立案支援方法。
  8. 前記指定された拠点を含む探索対象範囲は予め設定できる
    ことを特徴とする請求項5記載の光ケーブルネットワークのケーブル敷設計画立案支援方法。
  9. コンピュータを、
    光ケーブルネットワークに係る各設備シンボル及び地図を含む設備図ファイルを格納する手段、
    前記各設備シンボルの属性情報及び前記各設備シンボル間のリンク情報を含む属性ファイルを格納する手段、
    前記設備図ファイルの情報を基に、地図上に前記各設備シンボルがプロット表示された設備図上で、光ケーブルを敷設する始点及び終点を拠点として指定する手段、
    前記設備図ファイル及び属性ファイルの情報を基に、当該指定された拠点間の光ケーブル敷設経路を、当該拠点を含む探索対象範囲の中で探索する手段、
    当該探索した全ての光ケーブル敷設経路の情報それぞれを、当該探索の際に前記設備図ファイル及び属性ファイルの情報を基に当該探索した光ケーブル敷設経路毎に得られた複数の項目情報とともに含む経路探索結果格納ファイルを格納する手段
    該経路探索結果格納ファイルに含まれる当該探索結果の全ての光ケーブル敷設経路を、当該探索した光ケーブル敷設経路毎に得られた複数の項目情報とともにリスト表示する手段、
    最適光ケーブル敷設経路を選出するための評価値を指定する手段、
    前記経路探索結果格納ファイルに前記探索した光ケーブル敷設経路とともに含まれる前記探索した光ケーブル敷設経路毎に得られた複数の項目情報を基に、当該指定された評価値について所定の条件を満足する最適光ケーブル敷設経路を前記リスト表示された光ケーブル敷設経路の中から選出する手段、
    当該選出された最適候補光ケーブル敷設経路を、前記地図上に前記各設備シンボルがプロット表示された設備図上に強調表示する手段
    として機能させるためのプログラム。
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