JP3822189B2 - 間隙調整可能な組合せ式整髪用鋏 - Google Patents

間隙調整可能な組合せ式整髪用鋏 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は一種の間隙調整可能な組合せ式整髪用鋏に係り、特に少なくとも二ちょうの鋏を具え、整髪の必要に応じて隣り合う二ちょうの鋏の間の間隙を簡単に調整できる、間隙調整可能な組合せ式整髪用鋏に関する。
【0002】
【従来の技術】
顔の輪郭により似合う髪形は異なる。このため、ヘアスタイリストは顧客の顔の輪郭と特徴に合わせて髪をいくつかのテクニック、例えばトミング、すき入れ、段づけなどの技術でカットする。特許文献1及び2には、連結ブロックにより分離可能に一体に連結された複数の鋏で組成された組合せ式整髪用鋏が記載されている。しかし、隣接する二ちょうの鋏の間の間隙が固定されているため、カット機能が限定されてしまう。このため、隣接する二ちょうの鋏間の間隙を具えた組合せ式整髪用鋏は、特殊な顔の輪郭を有するある顧客には適合するが、別の顔の輪郭を有する他の顧客には適合しない。また、髪の長さも考慮しなくてはならない。このため、ヘアスタイリストが間隙調整可能な組合せ式整髪用鋏を用いて整髪を完成するには時間がかかる。特許文献3には複数の鋏を具えたカット工具が記載されており、その隣接する二ちょうの鋏の間は離間エレメントにより離間されている。離間エレメントは同じ或いは異なる長さとされる。しかし、離間要求に合わせて調整して全部の鋏を取り付けるための部品が多いため、部品の組合せと分離が面倒である。
【0003】
【特許文献1】
米国特許第6,192,590号明細書
【特許文献2】
米国特許第6,434,833号明細書
【特許文献3】
米国特許第5,996,592号明細書
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は一種の組合せ式整髪用鋏を提供することを課題とし、それは少なくとも二ちょうの鋏を具え、隣接する二ちょうの鋏間の間隙を整髪の必要に応じて簡単に調整できるものとする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、 少なくとも二ちょうの鋏(1;1a;1b;1,1A,1B)と、第1の連結メンバ(2;2a;2b)とを具え、
上記少なくとも二ちょうの鋏(1;1a;1b;1,1A,1B)はそれぞれ第1の鋏エレメント(11)と該第1の鋏エレメント(11)に枢接された第2の鋏エレメント(12)を具え、各鋏エレメント(11,12)はブレード(110,120)とハンドル(111,121)を具え、各ハンドル(111,121)が第1側(114,124)と第2側(115,125)を具え、
上記第1の連結メンバ(2;2a;2b)は第1側と第2側を具え、第1の連結手段(211;5)が第1の連結メンバ(2;2a;2b)の第1側に形成されて分離可能に上述の二ちょうの鋏(1;1a;1b;1,1A,1B)のうちの一つの鋏の一方のハンドル(111,121)の第2側(115,125)に連結され、第2の連結手段(221)が第1の連結メンバ(2;2a)の第2側に形成されて分離可能に他の鋏の一方のハンドル(111)の第1側(114,124)に連結されている、間隙調整可能な組合せ式整髪用鋏において、
第1の連結メンバ(2;2a;2b)と異なる厚さを具えた第2の連結メンバ(2’;2a;2b)を具え、第3の連結手段(211;5)が該第2の連結メンバ(2’;2a;2b)の第1側に形成されて分離可能に上記少なくとも二ちょうの鋏の一つの鋏の一方のハンドル(111,121)の第2側(115,125)に連結され、第4の連結手段(211;6)が該第2の連結メンバ(2’;2a;2b)の第2側に形成されて分離可能に上記少なくとも二ちょうの鋏の他の一つの鋏の一方のハンドル(111,121)の第1側(114,124)に連結され、
上記第1の連結メンバ(2;2a;2b)と上記第2の連結メンバ(2’;2a;2b)が選択的に少なくとも二ちょうの鋏の一つの鋏と該少なくとも二ちょうの鋏の他の一つの鋏との間に連結されることにより、少なくとも二ちょうの鋏の間の間隙が改変されることを特徴とする、間隙調整可能な組合せ式整髪用鋏としている。
請求項2の発明は、 二ちょうの鋏(1;1a)と、二つの第1の連結メンバ(2;2a)とを具え、
上記二ちょうの鋏(1;1a)はそれぞれ第1の鋏エレメント(11)と該第1の鋏エレメント(11)に枢接された第2の鋏エレメント(12)を具え、各鋏エレメント(11,12)はブレード(110,120)とハンドル(111,121)を具え、各ハンドル(111,121)が第1側(114,124)と第2側(115,125)を具え、
上記二つの第1の連結メンバ(2;2a)は第1側と第2側を具え、第1の連結手段(211)が第1の連結メンバ(2;2a)の第1側に形成されて分離可能に上述の二ちょうの鋏のうちの一つの鋏の一方のハンドル(111,121)の第2側(115,125)に連結され、第2の連結手段(221;6)が第1の連結メンバ(2;2a;2b)の第2側に形成されて分離可能に該二ちょうの鋏の他の鋏の一方のハンドル(111,121)の第1側に連結されている、間隙調整可能な組合せ式整髪用鋏において、
第1の連結メンバ(2;2a)と異なる厚さを具えた第2の連結メンバ(2’;2a)を具え、第3の連結手段(211)が該第2の連結メンバの第1側に形成されて分離可能に上記二ちょうの鋏の一つの鋏の一方のハンドル(111,121)の第2側(115,125)に連結され、第4の連結手段(211)が該第2の連結メンバ(2’;2a)の第2側に形成されて分離可能に上記二ちょうの鋏の他の一つの鋏の一方のハンドル(111,121)の第1側(114,124)に連結され、
上記第1の連結メンバ(2;2a)と上記第2の連結メンバ(2’;2a)が選択的に二ちょうの鋏の一つの鋏と該二ちょうの鋏の他の一つの鋏との間に連結されることにより、二ちょうの鋏の間の間隙が改変されることを特徴とする、間隙調整可能な組合せ式整髪用鋏としている。
請求項3の発明は、請求項2記載の間隙調整可能な組合せ式整髪用鋏において、第1の連結手段(211)が第3の連結手段(211)と同じものとされたことを特徴とする、間隙調整可能な組合せ式整髪用鋏としている。
請求項4の発明は、請求項3記載の間隙調整可能な組合せ式整髪用鋏において、第2の連結手段(221)が第4の連結手段(221)と同じものとされたことを特徴とする、間隙調整可能な組合せ式整髪用鋏としている。
請求項5の発明は、請求項4記載の間隙調整可能な組合せ式整髪用鋏において、各ハンドル(111,121)がハンドル(111,121)の第1側(114,124)より該ハンドル(111,121)の第2側(115,125)を貫通するよう延伸された開口(113,123)を具え、結合メンバ(13,14)が各ハンドル(111,121)の開口(113,123)に収容され、該結合メンバ(13,14)が第1側と第2側を具え、該結合メンバ(13,14)の第1側に第5の連結手段(131,141)が形成されて、該第5の連結手段(131,141)が第1の連結手段(211)と同じものとされ、第6の連結手段(132,142)が結合メンバ(13,14)の第2側に形成され、該第6の連結手段(132,142)が第2の連結手段(221)と同じものとされたことを特徴とする、間隙調整可能な組合せ式整髪用鋏としている。
請求項6の発明は、請求項5記載の間隙調整可能な組合せ式整髪用鋏において、第1の連結手段が、略L形の連結リブとされ、第2の連結手段が略L形溝とされたことを特徴とする、間隙調整可能な組合せ式整髪用鋏としている。
請求項7の発明は、請求項5記載の間隙調整可能な組合せ式整髪用鋏において、結合メンバ(13’,14’)が前記開口の深さより大きな厚さを具えたことを特徴とする、間隙調整可能な組合せ式整髪用鋏としている。
請求項8の発明は、 二ちょうの鋏(1;1a)を具え、上記二ちょうの鋏(1;1a)はそれぞれ第1の鋏エレメント(11)と該第1の鋏エレメント(11)に枢接された第2の鋏エレメント(12)を具え、各鋏エレメント(11,12)はブレード(110,120)とハンドル(111,121)を具え、各ハンドル(111,121)が第1側(114,124)と第2側(115,125)を具え、該ハンドル(111,121)が該ハンドル(111,121)の第1側(114,124)より該ハンドル(111,121)の第2側(115,125)に貫通するよう延伸された開口(113,123)を具えている、間隙調整可能な組合せ式整髪用鋏において、
少なくとも三対の結合メンバ(13’,14’)がハンドルの該開口(113,123)に選択的に取り付けられ、該少なくとも3対の結合メンバの少なくとも一対が残りの結合メンバ(13’,14’)と異なる厚さを有し、各結合メンバ(13’,14’)が該開口(113,123)の深さより大きい厚さを具え、これにより該結合メンバ(13’,14’)が対応する開口(113,123)の外部に露出し、各結合メンバ(13’,14’)が第1側と第2側を具え、第1の連結手段(131,141)が各結合メンバ(13’,14’)の第1側に形成され、第2の連結手段(132,142)が各連結手段(211,5)の第2側に形成され、二ちょうの鋏のうち一方の鋏の各第2の連結手段(132,142)が分離可能にもう一方の鋏の対応する第1の連結手段(131,141)に連結され、
少なくとも三対の結合メンバ(13’,14’)のうち二対の結合メンバ(13’,14’)が選択されて二ちょうの鋏の一方を他の鋏に連結させることにより、二ちょうの鋏の間の間隙が改変可能とされることを特徴とする、間隙調整可能な組合せ式整髪用鋏としている。
請求項9の発明は、 第1の鋏(1,1b)と、第2の鋏(1A,1b)と、第3の鋏(1,1b)を含む少なくとも三ちょうの鋏(1,1A,1B;1b)を具え、各鋏がそれぞれ第1の鋏エレメント(11)と該第1の鋏エレメント(11)に枢接された第2の鋏エレメント(12)を具え、各鋏エレメント(11,12)はブレード(110,120)とハンドル(111,121)を具え、各ハンドル(111,121)が第1側(114,124)と第2側(115,125)を具え、
第1の連結メンバ(2;2b)が設けられ、該第1の連結メンバ(2;2b)が第1側と第2側を具え、第1側に第1の連結手段(211,5)が設けられて分離可能に第1の鋏(1,1b)の一方のハンドル(111,121)の第2側(115,125)に連結され、第2の連結手段(221;6)が第1の連結メンバ(2)の第2側に形成されて分離可能に第2の鋏(1A,1b)の一方のハンドル(111,121)の第1側(114,124)に連結された、間隙調整可能な組合せ式整髪用鋏において、
第2の連結メンバ(2;2b)が第1の連結メンバ(2;2b)と異なる厚さを具え、第3の連結手段(211;5)が第2の連結メンバ(2;2b)の第1側に形成されて第2の鋏(1A,1b)の一方のハンドル(111,121)の第2側(115,125)に分離可能に連結され、第4の連結手段(221;6)が第2の連結メンバ(2)の第2側に形成されて第3の鋏(1B,1b)の一方のハンドル(111,121)の第1側(114,124)に分離可能に連結されたことを特徴とする、間隙調整可能な組合せ式整髪用鋏としている。
請求項10の発明は、請求項9記載の間隙調整可能な組合せ式整髪用鋏において、第1の連結手段(211;5)が第3の連結手段(211;5)と同じとされたことを特徴とする、間隙調整可能な組合せ式整髪用鋏としている。
請求項11の発明は、請求項10記載の間隙調整可能な組合せ式整髪用鋏において、第2の連結手段(221;6)が第4の連結手段(221;6)と同じとされたことを特徴とする、間隙調整可能な組合せ式整髪用鋏としている。
請求項12の発明は、請求項11記載の間隙調整可能な組合せ式整髪用鋏において、各ハンドル(111,121)がハンドル(111,121)の第1側(114,124)より該ハンドル(111,121)の第2側(115,125)を貫通するよう延伸された開口(113,123)を具え、結合メンバ(13,14)が開口(113,123)に収容され、該結合メンバ(13,14)が第1側と第2側を具え、該結合メンバ(13,14)の第1側に第5の連結手段(131,141)が形成されて、該第5の連結手段(131,141)が第1の連結手段(211)と同じものとされ、第6の連結手段(132,142)が結合メンバ(13,14)の第2側に形成され、該第6の連結手段(132,142)が第2の連結手段(221)と同じものとされたことを特徴とする、間隙調整可能な組合せ式整髪用鋏としている。
請求項13の発明は、請求項12記載の間隙調整可能な組合せ式整髪用鋏において、第1又は第2の鋏(1,1b)のハンドル(111,121)と、第2の鋏(1A,1b)又はもう一つの第2の鋏(1A,1b)のハンドル(111,121)の間に、少なくとも一つの第1の連結手段(2;2b)が取り付けられたことを特徴とする、間隙調整可能な組合せ式整髪用鋏としている。
請求項14の発明は、請求項12記載の間隙調整可能な組合せ式整髪用鋏において、第2の鋏(1A,1b)のハンドル(111)と、第3の鋏(1B;1b)のハンドル(111,121)の間に、少なくとも一つの第2の連結手段(2;2b)が取り付けられたことを特徴とする、間隙調整可能な組合せ式整髪用鋏としている。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明の第1の実施例によると、組合せ式整髪用鋏は、少なくとも二ちょうの鋏、第1の連結メンバ、第2の連結メンバを具え、
該少なくとも二ちょうの鋏は、第1の鋏エレメントと該第1の鋏エレメントに枢接された第2の鋏エレメントをそれぞれが具え、第1の鋏エレメントと第2の鋏エレメントそれぞれが第1側と第2側を具えた刃とハンドルを具え、
該第1の連結メンバは、第1側と第2側を具え、該第1の連結メンバの第1側に第1の連結手段が形成されて、該第1の連結手段が分離可能に上記少なくとも二ちょうの鋏の一方の鋏の一方のハンドルの第2側に分離可能に連結され、該第1の連結メンバの第2側に第2の連結手段が形成されて上記少なくとも二ちょうの鋏のもう一方の鋏の一方のハンドルの第1側に分離可能に連結され、
該第2の連結メンバは、第1の連結メンバと異なる厚さを具え、第3の連結手段が該第2の連結メンバの第1側に形成されて上記少なくとも二ちょうの鋏の一方の鋏の一方のハンドルの第2側に分離可能に連結され、第4連結手段が該第2の連結メンバの第2側に形成されて上記少なくとも二ちょうの鋏のもう一方の鋏の一方のハンドルの第1側に分離可能に連結され、
該第1の連結メンバ或いは第2の連結メンバが選択的に上記少なくとも二ちょうの鋏の間の連結に供され、該少なくとも二ちょうの鋏の間の間隙を変更可能である。
【0007】
本発明の第2の実施例によると、組合せ式整髪用鋏は、二ちょうの鋏、二つの第1の連結メンバ、二つの第2の連結メンバを具え、
該二ちょうの鋏は、第1の鋏エレメントと該第1の鋏エレメントに枢接された第2の鋏エレメントをそれぞれが具え、第1の鋏エレメントと第2の鋏エレメントそれぞれが第1側と第2側を具えた刃とハンドルを具え、
該二つの第1の連結メンバは、それぞれが第1側と第2側を具え、該第1の連結メンバの第1側に第1の連結手段が形成されて、該第1の連結手段が分離可能に上記二ちょうの鋏の一方の鋏の一方のハンドルの第2側に分離可能に連結され、該第1の連結メンバの第2側に第2の連結手段が形成されて上記二ちょうの鋏のもう一方の鋏の一方のハンドルの第1側に分離可能に連結され、
該二つの第2の連結メンバは、第1の連結メンバと異なる厚さを具え、第3の連結手段が該第2の連結メンバの第1側に形成されて上記二ちょうの鋏の一方の鋏の一方のハンドルの第2側に分離可能に連結され、第4連結手段が該第2の連結メンバの第1側に形成されて上記二ちょうの鋏のもう一方の鋏の一方のハンドルの第1側に分離可能に連結され、
該第1の連結メンバ或いは第2の連結メンバが選択的に上記二ちょうの鋏の連結に供され、これにより該二ちょうの鋏の間の間隙を変更可能である。
【0008】
本発明の第3の実施例によると、組合せ式整髪用鋏は、二ちょうの鋏と少なくとも3対の連結メンバとを具え、
該二ちょうの鋏は、第1の鋏エレメントと該第1の鋏エレメントに枢接された第2の鋏エレメントをそれぞれが具え、第1の鋏エレメントと第2の鋏エレメントそれぞれが第1側と第2側を具えた刃とハンドルを具え、該ハンドルが更にその第1側に該ハンドルの第2側へと貫通するよう延伸された開口を具え、
該少なくとも3対の連結メンバは、ハンドルの該開口に取り付けられ、該少なくとも3対の連結メンバの少なくとも一対が残りの連結メンバと異なる厚さを有し、各連結メンバが該開口の深さより大きい厚さを具え、これにより該連結メンバが対応する開口の外部に露出し、各連結メンバが第1側と第2側を具え、第1の連結手段が第1の連結メンバの第1側に形成され、第2の連結手段が該第1の連結手段の第2側に形成され、該二ちょうの鋏の一方の鋏の第2の連結手段がもう一方の鋏の第1の連結メンバの一つに分離可能に連結され、
該少なくとも3対の連結メンバの2対の連結メンバが二ちょうの鋏の連結に供され、これにより該二ちょうの鋏の間の間隙を変更可能である。
【0009】
本発明の第4実施例によると、組合せ式整髪用鋏は、少なくとも三ちょうの鋏と第1の連結メンバと第2の連結メンバを具え、
該少なくとも三ちょうの鋏は、第1の鋏と第2の鋏、及び第3の鋏を具え、各鋏が第1の鋏エレメントと該第1の鋏エレメントに枢接された第2の鋏エレメントを具え、各第1の鋏エレメントと各第2の鋏エレメントが第1側と第2側を具えた刃とハンドルを具え、
該第1の連結メンバは、第1側と第2側を具え、第1の連結手段がこの第1側に形成されて第1の鋏の一方のハンドルの第2側に分離可能に連結され、第2の連結手段が該第1の連結メンバの第2側に形成されて第2の鋏の一方のハンドルの第1側に分離可能に連結され、
該第2の連結メンバは、第1の連結メンバと異なる厚さを有し、第3の連結手段が第2の連結メンバの第1側に形成されて第2の鋏のハンドルの一方の第2側に分離可能に連結され、第4の連結手段が第2の連結メンバの第2側に形成されて、第3の鋏のハンドルの一方の第1側に分離可能に連結されている。
【0010】
【実施例】
図1は本発明の組合せ式整髪用鋏の第1の実施例を示す。この実施例において、組合せ式整髪用鋏は、少なくとも二ちょうの鋏(1)と二ちょうの鋏(1)の間に連結された二つの連結メンバ(2)を具えている。図2に示される連結メンバ(2)は、更に厚い連結メンバ(2’)に交換可能で、これにより鋏(1)間の間隔を改変することができる。
【0011】
図1に示されるように、鋏(1)は第1の鋏エレメント(11)と該第1の鋏エレメント(11)に枢接された第2の鋏エレメント(12)を具え、各鋏エレメント(11,12)は一端にブレード(110,120)を具え、別端にハンドル(111、121)を具えている。各ハンドル(111,121)は使用者の親指或いは人指し指を通すためのリング部(112,122)を具えている。各ハンドル(111,121)はさらにハンドル(111,121)の第1側(114,124)より該ハンドル(111,121)の第2側(115,125)を貫通するよう延伸された開口(113,123)を具えている。結合メンバ(13,14)が各ハンドル(111,121)の開口(113,123)に収容され、該結合メンバ(13,14)の第1側に連結溝(132,142)があり、該結合メンバ(13,14)の第2側に連結リブ(131,141)がある。各連結溝(132,142)は垂直部(134,144)と水平部(133,143)を具えている。各連結リブ(131,141)は略L形を呈し、垂直部(135,145)と水平部(136,146)を具えている。
【0012】
図1、図4及び図5に示されるように、各連結メンバ(2)はその第1側に連結リブ(211)を具え、第2側に連結溝(221)を具えている。該連結リブ(211)は対応する結合メンバ(13,14)の連結溝(132,142)の垂直部(134,144)にスライド式に収容される垂直部(212)を具えている。該連結リブ(211)はさらに対応する結合メンバ(13,14)の連結溝(132,142)の水平部(133,143)を通過可能な水平部(213)を具えている。各連結メンバ(2)の連結溝(221)は対応する結合メンバ(13,14)の垂直部(135,235)をスライド式に収容する垂直部(223)を具えている。該連結溝(221)はさらに、対応する結合メンバ(13,14)の連結リブ(131,141)の水平部(136,236)をスライド式に通過させて連結溝(221)に連通する垂直チャネル(220)へと導入するための水平部(222)を具えている。
【0013】
組合せ時には、連結メンバ(2)の連結リブ(211)の水平部(213)が対応する結合メンバ(13,14)の連結溝(132,142)の水平部(133,143)を通過させられ、それから連結メンバ(2)が下向きに所定の位置までスライドさせられることにより、一方の鋏(1)の開口(113,123)中に固定された結合メンバ(13,14)に連結メンバ(2)が連結される。次に、他の鋏(1)が連結されるが、この時は、各結合メンバ(13,14)の連結リブ(131,141)の水平部(136,146)が対応する連結メンバ(2)の連結溝(221)の水平部(222)を通過させられてからたの鋏(1)が下方にスライドさせられることにより連結が達成される。こうして形成された構造は図2に示される。組合せ式整髪用鋏の分離は組合せと反対の手順により容易に行われる。
【0014】
上述したように、二ちょうの鋏(1)の間の間隔の調整が必要である時、使用者は二ちょうの鋏(1)を分離し、連結メンバ(2)を更に厚い連結メンバ(2’)に交換することができる。連結メンバ(2’)及びこれらの鋏(1)が組み合わされて形成される組合せ式整髪用鋏は、より大きい間隔を具え、これは図3に示されるとおりである。間隔の調整は、顔の輪郭、カットする髪の量、使用されるカット技術に依る。
【0015】
図6は本発明の組合せ式整髪用鋏の別の実施例を示す。この実施例によると、組合せ式整髪用鋏は第1の鋏(1)、連結メンバ(2)により第1の鋏(1A)に連結された第2の鋏(1A)、及び別の大きい連結メンバ(2)により第2の鋏(1A)に連結された第3の鋏(1B)を具えている。、こうして、第3の鋏(1B)と第2の鋏(1B)の間の間隙は第2の鋏(1B)と第1の鋏(1)の間の間隙より大きくなっている。
【0016】
連結メンバ(2)と結合メンバ(13,14)は同一或いは類似の構造とされる。二ちょうの鋏(1,1A,1B)の間の間隙は、二ちょうの鋏(1)の間に連結された連結メンバ(2)の数を変更することにより調整されうる(図7中の第3の鋏(1B)と第2の鋏(1A)の間の連結メンバ(2)を参照されたい)。さらに、各鋏(1,1A,1B)の結合メンバ(13,14)の一方及び対応する一方の連結メンバ(2,2’)は省略可能である。
【0017】
図8は本発明の組合せ式整髪用鋏のまた別の実施例を示す。この実施例において、各結合メンバ(13’,14’)は各鋏(1)のハンドル(111,121)の開口(113,123)の深さより厚い。これにより結合メンバ(13’,14’)の一部が該開口(113,123)に取り付けられた後に該結合メンバ(13’,14’)の一部が二つの鋏(1)の間に露出する。ハンドル(111,121)の開口(113,123)より結合メンバ(13’,14’)を取り外し、異なる厚さを有する他の連結メンバに交換することにより、二つの鋏(1)の間の間隔が変更される。
【0018】
図9は周知の固定間隔を具えた組合せ式整髪用鋏で斜めに髪の末端部をカットする状態表示図であり、図10は本発明の組合せ式整髪用鋏で斜めに髪の末端部をカットする状態表示図である。図9において、二ちょうの鋏の間の間隔は固定されている(ハンドル間に間隔がない)ため、提供できるヘアスタイルの種類は多くない。これは髪の末端部より切り取られる三角形の部分が均一すぎ、互いに接近しすぎるためである。一方、図10における組合せ式整髪用鋏の隣接する二ちょうの鋏間の間隔は調整でき、このためバラエティーに富んだヘアスタイルを提供できる。これは髪の末端から切り取られる三角形の部分が結果的にヘアスタイルを変化に富んだものとするためである。
【0019】
図11は、周知の固定間隔を具えた組合せ式整髪用鋏で斜めに髪の末端部をカット及びすく状態表示図であり、図12は本発明の組合せ式整髪用鋏で斜めに髪の末端部をカット及びすく状態表示図である。図11において、二ちょうの鋏の間の間隔は固定されている(ハンドル間に間隔がない)ため、出来上がった髪形の段付けは過密過ぎ、望まれたスタイル(段付け効果)を提供できない。そして、図12に示されるようなスタイルを得るためには、追加の伝統的なカット手順を必要とする。一方、図12における組合せ式整髪用鋏の隣接する二ちょうの鋏間の間隔は調整でき、このため一回のカット手順で望まれた図12のヘアスタイルを得ることができる。
【0020】
図13は整髪前の髪表示図、図14は周知の固定間隔を具えた組合せ式整髪用鋏で髪の末端部をトリミング及びすく状態表示図、図15は本発明の組合せ式整髪用鋏で髪の末端部をトリミング及びすく状態表示図である。図14において、二ちょうの鋏の間の間隔は固定されている(ハンドル間に間隔がない)ため、出来上がった髪形の段付けは過密過ぎ、望まれたスタイル(段付け効果)を提供できない。一方、図15における組合せ式整髪用鋏の隣接する二ちょうの鋏間の間隔は調整でき、このため一回のカット手順で望まれた図15のヘアスタイルを得ることができる。
【0021】
図16は周知の固定間隔を具えた組合せ式整髪用鋏で斜めに髪の末端部をすく状態表示図、図17は本発明の組合せ式整髪用鋏で斜めに髪の末端部をすく状態表示図である。図16において、二ちょうの鋏の間の間隔は固定されている(ハンドル間に間隔がない)ため、出来上がった髪形の段付けは過密過ぎ、望まれたスタイル(段付け効果)を提供できない。一方、図17における組合せ式整髪用鋏の隣接する二ちょうの鋏間の間隔は調整でき、このため一回のカット手順で望まれた図17のヘアスタイルを得ることができる。
【0022】
図18は周知の固定間隔を具えた組合せ式整髪用鋏で髪の中間部をすく状態表示図、図19は本発明の組合せ式整髪用鋏で髪の中間部をすく状態表示図である。図18において、二ちょうの鋏の間の間隔は固定されている(ハンドル間に間隔がない)ため、出来上がった髪形の中間の段付けは過密過ぎ、望まれたスタイル(段付け効果)を提供できない。一方、図19における組合せ式整髪用鋏の隣接する二ちょうの鋏間の間隔は調整でき、このため一回のカット手順で望まれた厚めの図19のヘアスタイルを得ることができる。
【0023】
図20は本発明のさらに別の実施例の組合せ式整髪用鋏の分解斜視図である。そのうち、連結メンバ(2a)と結合メンバ(40)は、前述の実施例とは異なる設計とされている。連結メンバ(2a)と結合メンバ(40)は同一の設計とされている。二ちょうの鋏(1a)の間の間隙の調整は連結メンバ(2a)の厚さを変えるか、或いは連結メンバ(2a)の数を変える(図7参照)ことにより達成される。
【0024】
図21は本発明のさらにまた別の実施例の組合せ式整髪用鋏の分解斜視図である。そのうち、各鋏(1b)のハンドル(111)に二つのネジ孔(8)が第1側(114)に設けられ、各鋏(1b)のもう一方のハンドル(121)の第1側(124)にネジ孔(7)が設けられている。さらに各鋏(1b)のハンドル(111)の第2側(115)に三つの孔(3)が設けられ、各鋏(1b)のもう一方のハンドル(121)の第2側(125)に二つの孔(4)が設けられている。連結メンバ(2b)はピンのような形態とされて鋏(1b)の一方の孔(4)の一つに分離可能に収容される第1端(5)と、もう一方の鋏(1b)のネジ孔(7)にねじ込まれる第2端(6)を具えている。さらに、他の二つの連結メンバ(2b)が提供され、それぞれが、鋏(1b)の一方の孔(3)の一つに分離可能に収容される第1端(5)と、もう一方の鋏(1b)の対応するネジ孔(8)にねじ込まれる第2端(6)を具えている。二ちょうの鋏(1b)間の間隔の調整は、連結メンバ(2b)の長さを変更することにより達成される。
【0025】
以上の実施例は説明のために提示されたものであって、本発明の実施範囲を限定するものではなく、本発明に基づきなしうる細部の修飾或いは改変は、いずれも本発明の請求範囲に属するものとする。
【0026】
【発明の効果】
本発明は予期された目的及び作用効果を達成し、優れた機能を有し、ゆえに特許の要件を具備している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の組合せ式整髪用鋏の分解図である。
【図2】図1の組合せ式整髪用鋏の側面図である。
【図3】図2に類似する側面図であるが、図2中の連結メンバが更に厚い別の連結メンバに置き換えられている。
【図4】図1中の連結メンバの斜視図である。
【図5】図3の連結メンバの別角度から観た斜視図である。
【図6】本発明の組合せ式整髪用鋏の別の実施例の側面図である。
【図7】本発明の組合せ式整髪用鋏のさらに別の実施例の分解斜視図である。
【図8】本発明の組合せ式整髪用鋏のさらにまた別の実施例の分解斜視図である。
【図9】周知の固定間隔を具えた組合せ式整髪用鋏で斜めに髪の末端部をカットする状態表示図である。
【図10】本発明の組合せ式整髪用鋏で斜めに髪の末端部をカットする状態表示図である。
【図11】周知の固定間隔を具えた組合せ式整髪用鋏で斜めに髪の末端部をカット及びすく状態表示図である。
【図12】本発明の組合せ式整髪用鋏で斜めに髪の末端部をカット及びすく状態表示図である。
【図13】整髪前の髪表示図である。
【図14】周知の固定間隔を具えた組合せ式整髪用鋏で髪の末端部をトリミング及びすく状態表示図である。
【図15】本発明の組合せ式整髪用鋏で髪の末端部をトリミング及びすく状態表示図である。
【図16】周知の固定間隔を具えた組合せ式整髪用鋏で斜めに髪の末端部をすく状態表示図である。
【図17】本発明の組合せ式整髪用鋏で斜めに髪の末端部をすく状態表示図である。
【図18】周知の固定間隔を具えた組合せ式整髪用鋏で髪の中間部をすく状態表示図である。
【図19】本発明の組合せ式整髪用鋏で髪の中間部をすく状態表示図である。
【図20】本発明の別の組合せ式整髪用鋏の分解斜視図である。
【図21】本発明のまた別の組合せ式整髪用鋏の分解斜視図である。
【符号の説明】
(1)鋏
(2)連結メンバ
(2’)連結メンバ
(11)鋏エレメント
(12)鋏エレメント
(110,120)ブレード
(111、121)ハンドル
(112,122)リング部
(114,124)第1側
(115,125)第2側
(113,123)開口
(13,14)結合メンバ
(132,142)連結溝
(131,141)連結リブ
(134,144)垂直部
(133,143)水平部
(135,145)垂直部
(136,146)水平部
(211)連結リブ
(221)連結溝
(212)垂直部
(213)水平部
(223)垂直部
(220)垂直チャネル
(222)水平部
(1A)鋏
(1B)鋏
(13’,14’)結合メンバ
(2a)連結メンバ
(40)結合メンバ
(8)ネジ孔
(1b)鋏
(7)ネジ孔
(3)孔
(4)孔

Claims (14)

  1. 少なくとも二ちょうの鋏(1;1a;1b;1,1A,1B)と、第1の連結メンバ(2;2a;2b)とを具え、
    上記少なくとも二ちょうの鋏(1;1a;1b;1,1A,1B)はそれぞれ第1の鋏エレメント(11)と該第1の鋏エレメント(11)に枢接された第2の鋏エレメント(12)を具え、各鋏エレメント(11,12)はブレード(110,120)とハンドル(111,121)を具え、各ハンドル(111,121)が第1側(114,124)と第2側(115,125)を具え、
    上記第1の連結メンバ(2;2a;2b)は第1側と第2側を具え、第1の連結手段(211;5)が第1の連結メンバ(2;2a;2b)の第1側に形成されて分離可能に上述の二ちょうの鋏(1;1a;1b;1,1A,1B)のうちの一つの鋏の一方のハンドル(111,121)の第2側(115,125)に連結され、第2の連結手段(221)が第1の連結メンバ(2;2a)の第2側に形成されて分離可能に他の鋏の一方のハンドル(111)の第1側(114,124)に連結されている、間隙調整可能な組合せ式整髪用鋏において、
    第1の連結メンバ(2;2a;2b)と異なる厚さを具えた第2の連結メンバ(2’;2a;2b)を具え、第3の連結手段(211;5)が該第2の連結メンバ(2’;2a;2b)の第1側に形成されて分離可能に上記少なくとも二ちょうの鋏の一つの鋏の一方のハンドル(111,121)の第2側(115,125)に連結され、第4の連結手段(211;6)が該第2の連結メンバ(2’;2a;2b)の第2側に形成されて分離可能に上記少なくとも二ちょうの鋏の他の一つの鋏の一方のハンドル(111,121)の第1側(114,124)に連結され、
    上記第1の連結メンバ(2;2a;2b)と上記第2の連結メンバ(2’;2a;2b)が選択的に少なくとも二ちょうの鋏の一つの鋏と該少なくとも二ちょうの鋏の他の一つの鋏との間に連結されることにより、少なくとも二ちょうの鋏の間の間隙が改変されることを特徴とする、間隙調整可能な組合せ式整髪用鋏。
  2. 二ちょうの鋏(1;1a)と、二つの第1の連結メンバ(2;2a)とを具え、
    上記二ちょうの鋏(1;1a)はそれぞれ第1の鋏エレメント(11)と該第1の鋏エレメント(11)に枢接された第2の鋏エレメント(12)を具え、各鋏エレメント(11,12)はブレード(110,120)とハンドル(111,121)を具え、各ハンドル(111,121)が第1側(114,124)と第2側(115,125)を具え、
    上記二つの第1の連結メンバ(2;2a)は第1側と第2側を具え、第1の連結手段(211)が第1の連結メンバ(2;2a)の第1側に形成されて分離可能に上述の二ちょうの鋏のうちの一つの鋏の一方のハンドル(111,121)の第2側(115,125)に連結され、第2の連結手段(221;6)が第1の連結メンバ(2;2a;2b)の第2側に形成されて分離可能に該二ちょうの鋏の他の鋏の一方のハンドル(111,121)の第1側に連結されている、間隙調整可能な組合せ式整髪用鋏において、
    第1の連結メンバ(2;2a)と異なる厚さを具えた第2の連結メンバ(2’;2a)を具え、第3の連結手段(211)が該第2の連結メンバの第1側に形成されて分離可能に上記二ちょうの鋏の一つの鋏の一方のハンドル(111,121)の第2側(115,125)に連結され、第4の連結手段(211)が該第2の連結メンバ(2’;2a)の第2側に形成されて分離可能に上記二ちょうの鋏の他の一つの鋏の一方のハンドル(111,121)の第1側(114,124)に連結され、
    上記第1の連結メンバ(2;2a)と上記第2の連結メンバ(2’;2a)が選択的に二ちょうの鋏の一つの鋏と該二ちょうの鋏の他の一つの鋏との間に連結されることにより、二ちょうの鋏の間の間隙が改変されることを特徴とする、間隙調整可能な組合せ式整髪用鋏。
  3. 請求項2記載の間隙調整可能な組合せ式整髪用鋏において、第1の連結手段(211)が第3の連結手段(211)と同じものとされたことを特徴とする、間隙調整可能な組合せ式整髪用鋏。
  4. 請求項3記載の間隙調整可能な組合せ式整髪用鋏において、第2の連結手段(221)が第4の連結手段(221)と同じものとされたことを特徴とする、間隙調整可能な組合せ式整髪用鋏。
  5. 請求項4記載の間隙調整可能な組合せ式整髪用鋏において、各ハンドル(111,121)がハンドル(111,121)の第1側(114,124)より該ハンドル(111,121)の第2側(115,125)を貫通するよう延伸された開口(113,123)を具え、結合メンバ(13,14)が各ハンドル(111,121)の開口(113,123)に収容され、該結合メンバ(13,14)が第1側と第2側を具え、該結合メンバ(13,14)の第1側に第5の連結手段(131,141)が形成されて、該第5の連結手段(131,141)が第1の連結手段(211)と同じものとされ、第6の連結手段(132,142)が結合メンバ(13,14)の第2側に形成され、該第6の連結手段(132,142)が第2の連結手段(221)と同じものとされたことを特徴とする、間隙調整可能な組合せ式整髪用鋏。
  6. 請求項5記載の間隙調整可能な組合せ式整髪用鋏において、第1の連結手段が、略L形の連結リブとされ、第2の連結手段が略L形溝とされたことを特徴とする、間隙調整可能な組合せ式整髪用鋏。
  7. 請求項5記載の間隙調整可能な組合せ式整髪用鋏において、結合メンバ(13’,14’)が前記開口の深さより大きな厚さを具えたことを特徴とする、間隙調整可能な組合せ式整髪用鋏。
  8. 二ちょうの鋏(1;1a)を具え、上記二ちょうの鋏(1;1a)はそれぞれ第1の鋏エレメント(11)と該第1の鋏エレメント(11)に枢接された第2の鋏エレメント(12)を具え、各鋏エレメント(11,12)はブレード(110,120)とハンドル(111,121)を具え、各ハンドル(111,121)が第1側(114,124)と第2側(115,125)を具え、該ハンドル(111,121)が該ハンドル(111,121)の第1側(114,124)より該ハンドル(111,121)の第2側(115,125)に貫通するよう延伸された開口(113,123)を具えている、間隙調整可能な組合せ式整髪用鋏において、
    少なくとも三対の結合メンバ(13’,14’)がハンドルの該開口(113,123)に選択的に取り付けられ、該少なくとも3対の結合メンバの少なくとも一対が残りの結合メンバ(13’,14’)と異なる厚さを有し、各結合メンバ(13’,14’)が該開口(113,123)の深さより大きい厚さを具え、これにより該結合メンバ(13’,14’)が対応する開口(113,123)の外部に露出し、各結合メンバ(13’,14’)が第1側と第2側を具え、第1の連結手段(131,141)が各結合メンバ(13’,14’)の第1側に形成され、第2の連結手段(132,142)が各連結手段(211,5)の第2側に形成され、二ちょうの鋏のうち一方の鋏の各第2の連結手段(132,142)が分離可能にもう一方の鋏の対応する第1の連結手段(131,141)に連結され、
    少なくとも三対の結合メンバ(13’,14’)のうち二対の結合メンバ(13’,14’)が選択されて二ちょうの鋏の一方を他の鋏に連結させることにより、二ちょうの鋏の間の間隙が改変可能とされることを特徴とする、間隙調整可能な組合せ式整髪用鋏。
  9. 第1の鋏(1,1b)と、第2の鋏(1A,1b)と、第3の鋏(1,1b)を含む少なくとも三ちょうの鋏(1,1A,1B;1b)を具え、各鋏がそれぞれ第1の鋏エレメント(11)と該第1の鋏エレメント(11)に枢接された第2の鋏エレメント(12)を具え、各鋏エレメント(11,12)はブレード(110,120)とハンドル(111,121)を具え、各ハンドル(111,121)が第1側(114,124)と第2側(115,125)を具え、
    第1の連結メンバ(2;2b)が設けられ、該第1の連結メンバ(2;2b)が第1側と第2側を具え、第1側に第1の連結手段(211,5)が設けられて分離可能に第1の鋏(1,1b)の一方のハンドル(111,121)の第2側(115,125)に連結され、第2の連結手段(221;6)が第1の連結メンバ(2)の第2側に形成されて分離可能に第2の鋏(1A,1b)の一方のハンドル(111,121)の第1側(114,124)に連結された、間隙調整可能な組合せ式整髪用鋏において、
    第2の連結メンバ(2;2b)が第1の連結メンバ(2;2b)と異なる厚さを具え、第3の連結手段(211;5)が第2の連結メンバ(2;2b)の第1側に形成されて第2の鋏(1A,1b)の一方のハンドル(111,121)の第2側(115,125)に分離可能に連結され、第4の連結手段(221;6)が第2の連結メンバ(2)の第2側に形成されて第3の鋏(1B,1b)の一方のハンドル(111,121)の第1側(114,124)に分離可能に連結されたことを特徴とする、間隙調整可能な組合せ式整髪用鋏。
  10. 請求項9記載の間隙調整可能な組合せ式整髪用鋏において、第1の連結手段(211;5)が第3の連結手段(211;5)と同じとされたことを特徴とする、間隙調整可能な組合せ式整髪用鋏。
  11. 請求項10記載の間隙調整可能な組合せ式整髪用鋏において、第2の連結手段(221;6)が第4の連結手段(221;6)と同じとされたことを特徴とする、間隙調整可能な組合せ式整髪用鋏。
  12. 請求項11記載の間隙調整可能な組合せ式整髪用鋏において、各ハンドル(111,121)がハンドル(111,121)の第1側(114,124)より該ハンドル(111,121)の第2側(115,125)を貫通するよう延伸された開口(113,123)を具え、結合メンバ(13,14)が開口(113,123)に収容され、該結合メンバ(13,14)が第1側と第2側を具え、該結合メンバ(13,14)の第1側に第5の連結手段(131,141)が形成されて、該第5の連結手段(131,141)が第1の連結手段(211)と同じものとされ、第6の連結手段(132,142)が結合メンバ(13,14)の第2側に形成され、該第6の連結手段(132,142)が第2の連結手段(221)と同じものとされたことを特徴とする、間隙調整可能な組合せ式整髪用鋏。
  13. 請求項12記載の間隙調整可能な組合せ式整髪用鋏において、第1又は第2の鋏(1,1b)のハンドル(111,121)と、第2の鋏(1A,1b)又はもう一つの第2の鋏(1A,1b)のハンドル(111,121)の間に、少なくとも一つの第1の連結手段(2;2b)が取り付けられたことを特徴とする、間隙調整可能な組合せ式整髪用鋏。
  14. 請求項12記載の間隙調整可能な組合せ式整髪用鋏において、第2の鋏(1A,1b)のハンドル(111)と、第3の鋏(1B;1b)のハンドル(111,121)の間に、少なくとも一つの第2の連結手段(2;2b)が取り付けられたことを特徴とする、間隙調整可能な組合せ式整髪用鋏。
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