JP3820435B2 - シートカッタ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はプリンタ、発券機等の装置において、紙およびプラスチックフィルム等のシートを切断するためのシートカッタの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の、固定刃と可動刃を用いてシートを切断するこの種のシートカッタとしては、圧接ばねによって、可動刃全体を固定刃に対して押圧付勢して、可動刃の刃先部の先端を固定刃に当接させながら、固定刃と可動刃とを噛み合わせて、固定刃と可動刃との間にあるシートを切断する構造のものがあった。
【0003】
次に、従来例について図7、図8、図9および図10を用いて説明する。図7は従来例におけるシートカッタの平面図である。図8は図7のC−C線断面の状態を示す断面図である。図9は、図8のD部の拡大した状態を示すD部詳細図である。図10は、図7における可動刃、固定刃、および可動刃圧接部材の相互関係を説明するための部分詳細図である。
【0004】
図7および図8において、ハウジング101には上シート挿入口101a、下シート挿入口101bが設けられている。また、ハウジング101の内部にはモータ102が固着されており、モータ102は図示せぬ駆動回路に接続されている。モータ102の駆動軸にはウオーム103が固着され、ウオーム103にはハウジング101に回転自在に取り付けられている伝達歯車104が噛み合い、モータ102の回転に伴って回転するように構成されている。伝達歯車104にはハウジング101に回転自在に取り付けられている可動刃駆動歯車A105が噛み合い、更に、可動刃駆動歯車A105にはハウジング101に回転自在に取り付けられている可動刃駆動歯車B106が噛み合い、双方とも伝達歯車104の回転に伴って回転するように構成されている。可動刃駆動歯車A105の下面には可動刃駆動ピンA105aが突設され、可動刃駆動歯車B106の下面には可動刃駆動ピンB106aが突設されている。以上が可動刃駆動手段である。
【0005】
図9において、ハウジング101には、真直状に形成した真直刃部107aを有する固定刃107が固着され、固定刃107と可動刃駆動歯車A105および可動刃駆動歯車B106との間には可動刃108が配設され、可動刃108は噛合面108aをもって固定刃107に対向している。図7に示すように、可動刃108には駆動溝A108bと駆動溝B108cが設けられ、駆動溝A108bと駆動溝B108cには可動刃駆動ピンA105aと可動刃駆動ピンB106aがそれぞれ嵌入し、可動刃駆動歯車A105と可動刃駆動歯車B106の回転に伴って、可動刃108が連続的に固定刃107に対して前進後退運動を行うように構成されている。
【0006】
図10を用いて、固定刃107、可動刃108、および可動刃圧接部材109の相互関係について詳細に説明する。可動刃108はその両端に可動刃ガイド部108dを有し、可動刃ガイド部108dは固定刃107に当接し、可動刃108が後退した状態においても可動刃108が固定刃107との当接状態からはずれることがないように突出して形成されている。2個の可動刃ガイド部108dの間には、中央部が固定刃107に対して後退したV字形に形成された、即ち真直刃部107aに対して斜めの直線を二つ組み合わせた形態の刃先部108eを有している。刃先部108eが斜めになっているのは、固定刃107の真直刃部107aに対して可動刃108の刃先部108eを斜めにして、鋏み効果によってシート110を効率よく切断しようとするものである。
【0007】
また、可動刃108は、噛合面108aの裏面の、刃先部108eから1〜3mm隔てて平行に、突き出し加工により0.1〜0.3mm突出した突出部108fを形成している。ハウジング101と、可動刃駆動歯車A105および可動刃駆動歯車B106との間には可動刃圧接部材109が挟持され、可動刃圧接部材109の先端には、固定刃107の真直刃部107aから1〜3mm隔てて平行に突出した押圧端部109aが形成されている。この間隔は、押圧端部109aが後述する可動刃108の固定刃107との噛合点に近い位置を押圧して、可動刃108の刃先部108eを固定刃107の真直刃部107aに強く圧接すると共に、真直刃部107aと押圧端部109aとの間にシート110を容易に装填しうるように設定されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
前述したように、従来においては、可動刃圧接部材の押圧端部が可動刃に当接して可動刃を固定刃に押圧している。従って、可動刃駆動手段によって可動刃が前後方向に移動すると、押圧端部の先端は可動刃との摩擦により、可動刃圧接部材のばね力に抗して可動刃に追随して移動するが、ある程度の距離を移動すると摩擦力によって移動しようとする力よりばね力の方が大きくなり、その時点で押圧端部の先端は原位置に復帰する。更に、可動刃の移動が続くと、押圧端部の先端は移動と復帰を繰り返して振動することになる。この押圧端部の振動は、騒音を発生させるのみでなく、押圧端部を摩耗させて耐久性を落とすことになっていた。
【0009】
本発明は、可動刃の移動に際して押圧端部が振動することがなく、騒音の発生や押圧端部の摩耗がないシートカッタを得ることを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明のシートカッタにおいては、シートを挿入するためのシート挿入口を有するハウジングと、該ハウジング内に固着された固定刃と、該固定刃と噛合面をもって噛み合うように対向して配設され前記噛合面の背面に突出部を有し前記固定刃に対して進退自在に構成された可動刃と、前記固定刃に近接する押圧端部を有し該押圧端部により前記可動刃を前記固定刃に対して圧接する可動刃圧接部材と、前記可動刃を進退駆動する可動刃駆動手段よりなるシートカッタにおいて、前記可動刃圧接部材の押圧端部と前記可動刃の突出部との間に摺動部材を有し、前記可動刃圧接部材は前記摺動部材を介して前記可動刃を前記固定刃に圧接することを特徴とするものである。
【0011】
また、前記摺動部材が、前記可動刃の突出部との間で摺動する摺動面と前記可動刃圧接部材の押圧端部に対して係合する係合面を有することを特徴とするものである。
【0012】
また、前記可動刃圧接部材の押圧端部が、前記ハウジングのシート挿入口のシートの挿入に不要な部分を塞ぐように形成されていることを特徴とするものである。
【0013】
また、前記可動刃圧接部材の押圧端部が、前記シートを案内するように形成されていることを特徴とするものである。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の形態を実施例に基づき図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施例に係る平面図である。図2は、図1のA−A線断面の状態を示す断面図である。図3は、図2のB部を拡大して示すB部詳細図である。図4は、図1における可動刃、固定刃、可動刃圧接部材、および摺動部材の相互関係を説明するための部分詳細図である。図5は、図4における可動刃がシートを切断するために固定刃の方向に移動し、シートをほとんど切断した状態を示す部分詳細図である。図6は、本実施例を斜め上方から見た状態を示す斜視図である。図1、図2、図3、図4、図5、および図6を用いて本発明の実施例について説明する。なお、前述した従来例と同じ機能を有する部材の説明は省略する。
【0015】
ハウジング1には上シート挿入口1aおよび下シート挿入口1bが設けられており、ハウジング1と可動刃駆動歯車A5および可動刃駆動歯車B6との間には可動刃圧接部材9が挟持され、可動刃圧接部材9の先端には、固定刃7の真直刃部7aから1〜3mm隔てて平行に突出した押圧端部9aが形成されている。この間隔は、押圧端部9aが後述する可動刃8の固定刃7との噛合点に近い位置を押圧して、可動刃8の刃先部8eを固定刃7の真直刃部7aに強く圧接するように設定されている。また、可動刃圧接部材9は、紙粉および異物がハウジング1の内部へ入ることを防ぐように、ハウジング1に形成されている上シート挿入口1aの形状に合わせて、上シート挿入口1aのシート11を挿入する以外の部位を覆うように形成されている。更に、可動刃圧接部材9は、シート11を挿入する際に障害になることなく円滑に挿入できるように、ハウジング1の外形に沿った形状に形成されている。
【0016】
可動刃圧接部材9の押圧端部9aと可動刃8との間には摺動部材10が配設されており、摺動部材10は上方から押圧端部9aによって押され、下面が可動刃8の突出部8fに押しつけられている。また、摺動部材10には可動刃8によって動かされ移動することがないように両端部に突起部10aが形成され、この突起部10aがハウジング1に形成されてる凹部に係合している。更に、摺動部材10には、上方から押しつけている押圧端部9aに沿って曲げられた曲げ部10bを有し、曲げ部10bは押圧端部9aを外側から抱え、押圧端部9aが移動しないように係止している。このように構成したことにより、可動刃8が移動しても、押圧端部9aの先端は振動することなく、従って、騒音を発生させることなく押圧端部9aが摩耗することもない。
【0017】
【発明の効果】
シートを挿入するためのシート挿入口を有するハウジングと、該ハウジング内に固着された固定刃と、該固定刃と噛合面をもって噛み合うように対向して配設され前記噛合面の背面に突出部を有し前記固定刃に対して進退自在に構成された可動刃と、前記固定刃に近接する押圧端部を有し該押圧端部により前記可動刃を前記固定刃に対して圧接する可動刃圧接部材と、前記可動刃を進退駆動する可動刃駆動手段よりなるシートカッタにおいて、前記可動刃圧接部材の押圧端部と前記可動刃の突出部との間に摺動部材を有し、前記可動刃圧接部材は前記摺動部材を介して前記可動刃を前記固定刃に圧接するように構成したので、可動刃が移動しても、押圧端部の先端は振動することなく、従って、騒音を発生させることなく押圧端部が摩耗することもない。
【0018】
前記可動刃圧接部材の押圧端部が、前記ハウジングのシート挿入口のシートの挿入に不要な部分を塞ぐように形成されているので、紙粉および異物がハウジングの内部へ入ることを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る平面図である。
【図2】図1のA−A線断面の状態を示す断面図である。
【図3】図2のB部を拡大して示す詳細図である。
【図4】図1における可動刃、固定刃、可動刃圧接部材、および摺動部材の相互関係を説明するための部分詳細図である。
【図5】図4における可動刃がシートを切断するために固定刃の方向に僅かに移動した状態を示す部分詳細図である。
【図6】本実施例を斜め上方から見た状態を示す斜視図である。
【図7】従来例におけるシートカッタの平面図である。
【図8】図7のC−C線断面の状態を示す断面図である。
【図9】図8のD部を拡大して示す詳細図である。
【図10】図7における可動刃、固定刃、および可動刃圧接部材の相互関係を説明するための部分詳細図である。
【符号の説明】
1、101 ハウジング
1a、101a 上シート挿入口
1b、101b 下シート挿入口
2、102 モータ
3、103 ウオーム
4、104 伝達歯車
5、105 可動刃駆動歯車A
5a、105a 可動刃駆動ピンA
6、106 可動刃駆動歯車B
6a、106a 可動刃駆動ピンB
7、107 固定刃
7a、107a 真直刃部
8、108 可動刃
8a、108 噛合面
8b、108b 駆動溝A
8c、108c 駆動溝B
8d、108d 可動刃ガイド部
8e、108e 刃先部
8f、108f 突出部
9、109 可動刃圧接部材
9a、109a 押圧端部
10 摺動部材
10a 突起部
10b 曲げ部
11、111 シート

Claims (4)

  1. シートを挿入するためのシート挿入口を有するハウジングと、該ハウジング内に固着された固定刃と、該固定刃と噛合面をもって噛み合うように対向して配設され前記噛合面の背面に突出部を有し前記固定刃に対して進退自在に構成された可動刃と、前記固定刃に近接する押圧端部を有し該押圧端部により前記可動刃を前記固定刃に対して圧接する可動刃圧接部材と、前記可動刃を進退駆動する可動刃駆動手段よりなるシートカッタにおいて、前記可動刃圧接部材の押圧端部と前記可動刃の突出部との間に摺動部材を有し、前記可動刃圧接部材は前記摺動部材を介して前記可動刃を前記固定刃に圧接することを特徴とするシートカッタ。
  2. 前記摺動部材が、前記可動刃の突出部との間で摺動する摺動面と前記可動刃圧接部材の押圧端部に対して係合する係合面を有することを特徴とする請求項1記載のシートカッタ。
  3. 前記可動刃圧接部材の押圧端部が、前記ハウジングのシート挿入口のシートの挿入に不要な部分を塞ぐように形成されていることを特徴とする請求項1記載のシートカッタ。
  4. 前記可動刃圧接部材の押圧端部が、前記シートを案内するように形成されていることを特徴とする請求項3記載のシートカッタ。
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