JP3820398B2 - スクリーン印刷機における被印刷物の位置調節装置及びその位置調節方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、スクリーン印刷機において、例えば、同じ被印刷物に対し一回目の印刷を施した後に二回目の印刷を連続的に施す場合、整合部から印刷部に供給される被印刷物の位置を整合部で予め調節する装置及びその方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば下記特許文献1では、整合部にCCDカメラが設置されている。一般に、従来のスクリーン印刷機においては、整合部のCCDカメラを利用して、下記の手順で被印刷物の位置を調節する。
【0003】
整合部において第一版用被印刷物が予め設定された位置で仮位置決めされる。仮位置決めされた第一版用被印刷物が整合部から印刷部に搬送され、その第一版用被印刷物に対し第一スクリーン版による印刷が施される。この時、第一版用被印刷物に目印も印刷される。
【0004】
次に、第一スクリーン版を第二スクリーン版に交換した後、整合部において調整用被印刷物が予め設定された位置で仮位置決めされる。仮位置決めされた調整用被印刷物が整合部から印刷部に搬送され、その調整用被印刷物に対し第二スクリーン版による印刷が施される。この時、調整用被印刷物に目印も印刷される。印刷された調整用被印刷物は印刷部から整合部に戻される。整合部においてCCDカメラがこの調整用被印刷物の目印を検出し、調整用被印刷物の基準位置が記憶される。その後は、この調整用被印刷物が整合部から印刷部を経て排出される。
【0005】
次に、一回目の印刷を行った前記第一版用被印刷物が第二版用被印刷物として整合部に順次供給される。整合部においては、一回目の印刷と同様に仮位置決めされた第二版用被印刷物の目印をCCDカメラが検出し、第二版用被印刷物の実際位置が記憶される。その実際位置と調整用被印刷物の基準位置との比較結果に基づき、整合部で仮位置決めされた第二版用被印刷物が位置調節されて本位置決めされる。その後は、このような本位置決めを行いつつ二回目の印刷を連続的に行う。
【0006】
【特許文献1】
特開平10−76631号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
前述したように、従来では、印刷された調整用被印刷物を印刷部から整合部に戻した後、整合部においてCCDカメラにより調整用被印刷物の目印を検出する必要があった。そのため、調整用被印刷物の基準位置の設定が面倒であった。
【0008】
この発明は、スクリーン印刷機において被印刷物の基準位置の設定を効率的に行うことを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】
後記実施形態の図面(図1〜6)の符号を援用して本発明を説明する。
請求項1の発明にかかるスクリーン印刷機の被印刷物位置調節装置は、下記のように構成されている。
【0010】
このスクリーン印刷機においては、供給された被印刷物(30a,30)の位置を位置決め機構(4)により調節して位置決めする整合部(1)と、この整合部(1)から搬送機構(16)により供給された被印刷物(30a,30)を位置決めしてその被印刷物(30a,30)に対し印刷機構(11)により目印を含む印刷を施す印刷部(2)とを並設している。このスクリーン印刷機の被印刷物位置調節装置は、前記整合部(1)に供給された被印刷物(30)の位置を検出する整合部位置検出手段(24,26)と、前記印刷部(2)に供給された被印刷物(30a)の前記目印(33)を検出してスクリーン版(13)の位置をその印刷部(2)で検出する印刷部位置検出手段(25,26)と、この印刷部位置検出手段(25,26)で検出された被印刷物(30a)の目印(33)の位置に関する基準検出値と、前記整合部位置検出手段(24,26)で検出された被印刷物(30)の目印(33)の位置に関する実際検出値とを比較する比較手段(26)と、この比較手段(26)で基準検出値と実際検出値とを比較し、この基準検出値と実際検出値との比較結果に基づき前記整合部(1)の位置決め機構(4)を駆動させて、この整合部(1)に供給された被印刷物(30)の目印(33)の位置を調節する駆動制御手段(26)とをそれぞれ備えている。
【0011】
請求項1の発明では、整合部位置検出手段(24,26)ばかりではなく印刷部位置検出手段(25,26)も備えているので、この印刷部位置検出手段(25,26)を有効に利用して整合部位置検出手段(24,26)を設定することができる。従って、従来技術のように被印刷物を印刷部から整合部に戻して被印刷物の目印を検出する必要がなくなり、被印刷物(30)の基準位置の設定を効率的に行うことが可能になる。
【0013】
また、請求項1の発明では、被印刷物(30)の基準位置の設定を自動的に行うことができる。
請求項2の発明は請求項1の発明を前提として下記のように構成されている。
【0014】
前記整合部(1)は被印刷物(30a,30)を載置して前記位置決め機構(4)により位置決めする整合台(3)を備えている。前記印刷部(2)は被印刷物(30a,30)を載置して位置決めする印刷台(9)を備えている。前記搬送機構(16)はこの整合台(3)と印刷台(9)との間で往復移動して被印刷物(30a,30)を整合台(3)から印刷台(9)へ搬送する被印刷物着脱部(20)を備えている。
【0015】
請求項2の発明では、整合台(3)及び印刷台(9)がそれぞれ整合部(1)及び印刷部(2)で所定位置に設定されて搬送方向(X)へ移動せず、この整合台(3)と印刷台(9)との間で被印刷物(30a,30)が搬送機構(16)の被印刷物着脱部(20)により搬送されるので、被印刷物(30a,30)を整合台(3)から印刷台(9)へ円滑に搬送することができるとともに、被印刷物(30a,30)を整合台(3)及び印刷台(9)で正確に位置決めすることができる。
【0016】
請求項3の発明にかかるスクリーン印刷機の被印刷物位置調節方法は、下記のように構成されている。
整合部(1)において供給された第一版用被印刷物(30)の位置を位置決め機構(4)により位置決めし、この整合部(1)から印刷部(2)へ搬送機構(16)により供給されたこの第一版用被印刷物(30)を位置決めしてその第一版用被印刷物(30)に対し第一スクリーン版(13)を有する印刷機構(11)により目印を含む印刷を施す。
【0017】
次に、整合部(1)において供給された調節用被印刷物(30a)の位置を位置決め機構(4)により位置決めし、この整合部(1)から印刷部(2)へ搬送機構(16)により供給されたこの調節用被印刷物(30a)を位置決めしてその調節用被印刷物(30a)に対し第二スクリーン版(13)を有する印刷機構(11)により目印を含む印刷を施した後、その調節用被印刷物(30a)に印刷された前記目印(33)の位置をその印刷部(2)で印刷部位置検出手段(25,26)により検出する。
【0018】
次に、前記目印(33)が印刷された前記第一版用被印刷物(30)を第二版用被印刷物(30)として整合部(1)に再び供給してこの第二版用被印刷物(30)の目印(33)の位置を整合部位置検出手段(24,26)により検出する。
【0019】
前記印刷部位置検出手段(25,26)で検出された前記調節用被印刷物(30a)の目印(33)の位置に関する基準検出値と、前記整合部位置検出手段(24,26)で検出された前記第二版用被印刷物(30)の目印(33)の位置に関する実際検出値とを比較し、この基準検出値と実際検出値との比較結果に基づき前記整合部(1)の位置決め機構(4)を駆動させて、この整合部(1)に供給された前記第二版用被印刷物(30)の本位置を調節する。
【0020】
請求項3の発明では、従来技術のように被印刷物を印刷部から整合部に戻して被印刷物の目印を検出する必要がないので、被印刷物(30)の基準位置の設定を効率的に行うことができる。
【0021】
請求項4の発明は請求項2の発明を前提として下記のように構成されている。
前記整合部位置検出手段(24,26)は被印刷物(30)の目印(33)を撮像するCCDカメラ(24)を備えている。前記印刷部位置検出手段(25,26)は被印刷物(30a)の目印(33)を撮像するCCDカメラ(25)を備えている。印刷部(2)のCCDカメラ(25)は、印刷台(9)の上方域(A)に進入する検出可能位置(P)と、その上方域(A)から退避する非検出位置(Q)とを取り得る。
【0022】
請求項4の発明では、印刷部(2)でCCDカメラ(25)が印刷動作の邪魔にならない。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態にかかるスクリーン印刷機について図面を参照して説明する。
【0024】
図4〜6で概略的に示すスクリーン印刷機においては整合部1と印刷部2とが並設されている。
前記整合部1においては整合台3が位置決め機構4上に支持されている。
【0025】
この整合台3においては、被印刷物30が積層される供給部5から連続する搬入ベルト6が載置面7に配設され、この供給部5から被印刷物30がこの搬入ベルト6により載置面7上に搬送されて載置面7上を搬送方向X(水平方向)へ移動する。この載置面7上で被印刷物30の前端部31が上動位置の各ストッパ8に当接して搬送方向Xへの被印刷物30の移動が阻止されるとともに、被印刷物30の左右両端部32が幅寄せ板(図示せず)により幅方向Y(搬送方向Xに対し直交する水平方向)へ押され、被印刷物30が載置面7上の初期設定位置で停止する。この載置面7には各ストッパ8に隣接してエア吸引による吸着面7aが設けられ、この吸着面7aにより被印刷物30が整合台3上で上記初期設定位置に保持される。
【0026】
前記位置決め機構4としては、例えば特開2001−121672号公報に示す従来公知のものを採用している。図示しないが、この位置決め機構4においては、サーボモータにより回動台が垂直軸心を中心に回動し、この回動台上で移動台がサーボモータにより搬送方向Xへ平行移動するとともにサーボモータにより幅方向Yへ平行移動するようになっている。従って、この位置決め機構4により、前記整合台3は搬送方向X及び幅方向Yへ移動するとともにこれらの方向X,Yを含む水平面でθ方向へ回動する。この整合台3上で保持された被印刷物30は、整合台3とともに移動して位置調節される。
【0027】
前記印刷部2においては、印刷台9が上下方向Zへ昇降可能に支持され、この印刷台9上にはエア吸引による吸着面10が設けられ、この印刷台9の上方で印刷機構11が上下方向Zへ昇降可能に支持されている。この印刷機構11においては、昇降フレーム12の下側にスクリーン版13が取着され、このスクリーン版13の上方で昇降フレーム12にスキージ14及びドクター15が搬送方向Xへ移動可能に支持されているとともに上下方向Zへ移動可能に支持されている。
【0028】
被印刷物搬送機構16においては、可動支持台17,18が幅方向Yの両側のレール19間に架設されて搬送方向Xの両側に一定間隔で配設され、この両可動支持台17,18における幅方向Yの両側に開閉可能な供給クランプ20及び排出クランプ21(被印刷物着脱部)が取り付けられている。この両可動支持台17,18が駆動機構(図示せず)により両レール19に沿って前記整合部1と印刷部2との間を往復移動すると、この供給クランプ20及び排出クランプ21は、図5に示す移動状態と、図6に示す移動状態とを取る。なお、その往復移動時、印刷台9は供給クランプ20の通過を許容するために昇降する。図5に示す移動状態では、可動支持台17における両供給クランプ20が前記整合台3に位置するとともに、可動支持台18における両排出クランプ21が前記印刷台9に位置する。図6に示す移動状態では、可動支持台17における両供給クランプ20が印刷台9に位置するとともに、可動支持台18における両排出クランプ21が排出部22に位置する。
【0029】
図5の移動状態にある搬送機構16においては、整合台3で両供給クランプ20が閉じて被印刷物30の前端部31を把持し、各ストッパ8が下動するとともに、吸着面7aによる被印刷物30の保持が解除される。図6の移動状態にある搬送機構16においては、被印刷物30が両供給クランプ20により整合台3から印刷台9へ搬送され、この被印刷物30の前端部31が上動位置の各ストッパ23に当接して搬送方向Xへの被印刷物30の移動が阻止されるとともに、吸着面10により被印刷物30が印刷台9上で保持される。前記印刷機構11において、昇降フレーム12が下降すると、スクリーン版13が印刷台9上の被印刷物30に接触し、このスクリーン版13上でスキージ14及びドクター15が機能することにより、被印刷物30に印刷が施される。印刷後に、昇降フレーム12は上昇する。
【0030】
図5の移動状態にある搬送機構16においては、印刷台9で両排出クランプ21が閉じて被印刷物30の前端部31を把持し、各ストッパ23が下動するとともに、吸着面10による被印刷物30の保持が解除される。図6の移動状態にある搬送機構16においては、被印刷物30が両排出クランプ21により印刷台9から排出部22へ搬送されて排出される。
【0031】
前記整合部1においては、整合台3の吸着面7aの上方で幅方向Yの両側にCCDカメラ24(整合部位置検出手段)が設置されている。前記排出部22においては、幅方向Yの両側にCCDカメラ25(印刷部位置検出手段)が設置されている。この両CCDカメラ25は、図示しない往復動機構により、前記印刷台9の上方域Aに進入する検出可能位置Pと、その上方域Aから排出部22に退避する非検出位置Qとを取り得る。これらのCCDカメラ24,25はコントローラ26(整合部位置検出手段、印刷部位置検出手段)に接続され、このコントローラ26はこれらのCCDカメラ24,25からの検出信号に基づき前記位置決め機構4を駆動制御する。なお、前記CCDカメラ25がスクリーン版13の目印印刷用ポイントを検出し、その検出値をこのCCDカメラ25の印刷部基準座標点(零点)とし、その印刷部基準座標点を前記CCDカメラ24の整合部基準座標点(零点)として合わせる。
【0032】
まず、図1に示すように一回目の印刷を行う。
図1(a)では、供給部5で積層された各被印刷物30のうち、印刷される第一版用被印刷物30が最上昇位置になる。
【0033】
図1(b)では、第一版用被印刷物30が供給部5から整合部1の整合台3に搬送されて載置され、予め設定された位置で仮位置決めされる。
図1(c)では、第一版用被印刷物30が搬送機構16の供給クランプ20により整合部1の整合台3から印刷部2の印刷台9に搬送されて載置され、位置決めされた第一版用被印刷物30に対し第一スクリーン版13を有する印刷機構11により印刷が施される。この時、第一版用被印刷物30にはその前端部31の付近における幅方向Yの両側で目印33も印刷される。
【0034】
図1(d)(e)では、印刷された第一版用被印刷物30が搬送機構16の排出クランプ21により印刷部2から排出部22に排出される。これで一枚目の第一版用被印刷物30について一回目の印刷が完了する。
【0035】
図1(f)(g)以降では、二枚目以降の第一版用被印刷物30について一回目の印刷が同様な工程で連続的に行われる。
次に、印刷機構11で前記第一スクリーン版13を第二スクリーン版13に交換した後、図2に示すように二回目の印刷の前に目印位置検出を行う。
【0036】
図2(a)では、印刷された前記各第一版用被印刷物30が供給部5で第二版用被印刷物30として積層されるとともに、最上部の第二版用被印刷物30に調節用被印刷物30aが載せられる。
【0037】
図2(b)では、調節用被印刷物30aが供給部5から整合部1の整合台3に搬送されて載置され、予め設定された位置で仮位置決めされる。
図2(c)では、調節用被印刷物30aが搬送機構16の供給クランプ20により整合部1の整合台3から印刷部2の印刷台9に搬送されて載置され、位置決めされた調節用被印刷物30aに対し第二スクリーン版13を有する印刷機構11により印刷が施される。この時、調節用被印刷物30aにはその前端部31の付近における幅方向Yの両側で目印33も印刷される。
【0038】
図2(d)では、両CCDカメラ25が排出部22から印刷部2に進入し、整合部1で仮位置決めされた調節用被印刷物30aの両目印33を検出する。
図2(e)では、両CCDカメラ25が印刷部2から排出部22へ退避する。
【0039】
図2(f)では、印刷された調節用被印刷物30aが搬送機構16の排出クランプ21により印刷部2から排出部22に排出される。
次に、図3に示すように二回目の印刷を行う。
【0040】
図3(a)では、前記各第二版用被印刷物30のうち、印刷される第二版用被印刷物30が最上昇位置になる。
図3(b)では、第二版用被印刷物30が供給部5から整合部1の整合台3に搬送されて載置され、一回目の印刷と同様に仮位置決めされた第二版用被印刷物30の両目印33を両CCDカメラ24が検出する。コントローラ26(比較手段)は、印刷部2の両CCDカメラ25により検出された調節用被印刷物30aの両目印33の位置に関する基準検出値と、整合部1の両CCDカメラ24により検出された第二版用被印刷物30の両目印33の位置に関する実際検出値とを比較する。ちなみに、この基準検出値は前記印刷部基準座標点(零点)に対する座標値であり、この実際検出値は前記整合部基準座標点(零点)に対する座標値である。さらに、コントローラ26(駆動制御手段)は、この基準検出値と実際検出値との比較結果に基づき、この基準検出値に実際検出値を一致させるように、整合部1で位置決め機構4を駆動させて整合台3の位置を調節する。従って、この整合台3で仮位置決めされた第二版用被印刷物30が位置調節されて本位置決めされる。
【0041】
図3(c)では、第二版用被印刷物30が搬送機構16の供給クランプ20により整合部1の整合台3から印刷部2の印刷台9に搬送されて載置され、位置決めされた第二版用被印刷物30に対し第二スクリーン版13を有する印刷機構11により印刷が施される。
【0042】
図3(d)(e)では、印刷された第二版用被印刷物30が搬送機構16の排出クランプ21により印刷部2から排出部22に排出される。これで一枚目の第二版用被印刷物30について二回目の印刷が完了する。
【0043】
図3(f)(g)以降では、二枚目以降の第二版用被印刷物30について二回目の印刷が同様な工程で連続的に行われる。
ちなみに、前記各第二版用被印刷物30について三回目以降の印刷を行う場合も、図2及び図3について説明した工程と同様な工程を経る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)(b)(c)(d)(e)(f)(g)は本実施形態にかかるスクリーン印刷機において一回目の印刷を示す作用説明図である。
【図2】 (a)(b)(c)(d)(e)(f)は本実施形態にかかるスクリーン印刷機において二回目の印刷前に行う目印位置検出を示す作用説明図である。
【図3】 (a)(b)(c)(d)(e)(f)(g)は本実施形態にかかるスクリーン印刷機において二回目の印刷を示す作用説明図である。
【図4】 上記スクリーン印刷機を概略的に示す部分側面図である。
【図5】 上記スクリーン印刷機を概略的に示す部分平面図である。
【図6】 上記スクリーン印刷機を概略的に示す部分平面図である。
【符号の説明】
1…整合部、2…印刷部、3…整合台、4…位置決め機構、9…印刷台、11…印刷機構、13…スクリーン版、16…搬送機構、20…供給クランプ(被印刷物着脱部)、21…排出クランプ(被印刷物着脱部)、24…CCDカメラ(整合部位置検出手段)、25…CCDカメラ(印刷部位置検出手段)、26…コントローラ(整合部位置検出手段、印刷部位置検出手段、比較手段、駆動制御手段)、30…第一版用被印刷物及び第二版用被印刷物、30a…調節用被印刷物、33…目印。
Claims (4)
- 供給された被印刷物の位置を位置決め機構により調節して位置決めする整合部と、この整合部から搬送機構により供給された被印刷物を位置決めしてその被印刷物に対し印刷機構により目印を含む印刷を施す印刷部とを並設したスクリーン印刷機において、
前記整合部に供給された被印刷物の位置を検出する整合部位置検出手段と、
前記印刷部に供給された被印刷物の前記目印を検出してスクリーン版の位置をその印刷部で検出する印刷部位置検出手段と、
この印刷部位置検出手段で検出された被印刷物の目印の位置に関する基準検出値と、前記整合部位置検出手段で検出された被印刷物の目印の位置に関する実際検出値とを比較する比較手段と、
この比較手段で基準検出値と実際検出値とを比較し、この基準検出値と実際検出値との比較結果に基づき前記整合部の位置決め機構を駆動させて、この整合部に供給された被印刷物の目印の位置を調節する駆動制御手段と
をそれぞれ備えたことを特徴とするスクリーン印刷機における被印刷物の位置調節装置。 - 前記整合部は被印刷物を載置して前記位置決め機構により位置決めする整合台を備え、前記印刷部は被印刷物を載置して位置決めする印刷台を備え、前記搬送機構はこの整合台と印刷台との間で往復移動して被印刷物を整合台から印刷台へ搬送する被印刷物着脱部を備えていることを特徴とする請求項1に記載のスクリーン印刷機における被印刷物の位置調節装置。
- 整合部において供給された第一版用被印刷物の位置を位置決め機構により位置決めし、この整合部から印刷部へ搬送機構により供給されたこの第一版用被印刷物を位置決めしてその第一版用被印刷物に対し第一スクリーン版を有する印刷機構により目印を含む印刷を施し、
次に、整合部において供給された調節用被印刷物の位置を位置決め機構により位置決めし、この整合部から印刷部へ搬送機構により供給されたこの調節用被印刷物を位置決めしてその調節用被印刷物に対し第二スクリーン版を有する印刷機構により目印を含む印刷を施した後、その調節用被印刷物に印刷された前記目印の位置をその印刷部で印刷部位置検出手段により検出し、
次に、前記目印が印刷された前記第一版用被印刷物を第二版用被印刷物として整合部に再び供給してこの第二版用被印刷物の目印の位置を整合部位置検出手段により検出し、
前記印刷部位置検出手段で検出された前記調節用被印刷物の目印の位置に関する基準検出値と、前記整合部位置検出手段で検出された前記第二版用被印刷物の目印の位置に関する実際検出値とを比較し、この基準検出値と実際検出値との比較結果に基づき前記整合部の位置決め機構を駆動させて、この整合部に供給された前記第二版用被印刷物の本位置を調節する
ことを特徴とするスクリーン印刷機における被印刷物の位置調節方法。 - 前記整合部位置検出手段は被印刷物の目印を撮像するCCDカメラを備え、前記印刷部位置検出手段は被印刷物の目印を撮像するCCDカメラを備え、印刷部のCCDカメラは、印刷台の上方域に進入する検出可能位置と、その上方域から退避する非検出位置とを取り得ることを特徴とする請求項2に記載のスクリーン印刷機における被印刷物の位置調節装置。
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