JP3819843B2 - イーサネット適応装置 - Google Patents
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Description
本発明は、標準イーサネットデータポンプとイーサネット媒体アクセス制御装置(MAC)との間において、通信媒体を介した、特に、電話回線を介したデータ転送用のイーサネット適応装置に関する。
【0002】
イーサネットは、共有媒体ネットワークアーキテクチャとして始まった。図1に示すように、PCの回線カードが、イーサネットデータ転送ケーブルに接続されている。図1に示すアーキテクチャにおいては、半二重データ転送だけが可能である。更に、異なる回線カード間における自動ネゴシエーション手順は、実行不可能である。
【0003】
図2は、HUB装置を有する他のイーサネットアーキテクチャを示す。HUBは、多数のノードに対して共通終端点としての役割を果たし、また、適切な信号経路に沿って信号を中継し得る構成要素である。HUBは、共通アーキテクチャを有するイーサネット等のノードを接続する。図2に示すアーキテクチャにおいて、1つの回線カードから着信する全データが、物理層PHY及びMAC層(MAC)を備える他の全ての回線カードに送信される。図2に示すアーキテクチャにおいては、半二重データ伝送だけが可能である。更に、自動ネゴシエーション手順が、実行可能である。
【0004】
図3は、最新技術において知られている交換装置を有するイーサネットアーキテクチャを示す。イーサネット交換装置は、幾つかのイーサネットネットワーク又はPC間におけるネットワークトラフィックを管理する装置である。交換装置には、サブネットワークを接続ための多数のポートがあり、また、通常、交換装置を通過するデータトラフィックを処理するための多数のプロセッサがある。2つのタイプのイーサネット交換装置が一般的である。記憶・転送交換装置は、然るべきネットワークにデータパケットを送信する前に誤りの有無について各データパケットをチェックする。これに対して、クロスポイント交換装置は、誤りの有無についてのチェックをせずにパケットを送出する。通常、このタイプの交換装置は、手間のかかる誤りチェックを行なわないため、記憶・転送交換装置よりも極めて高速である。図3に示すアーキテクチャにおいて、全二重データ伝送並びに自動ネゴシエーション手順が可能である。
【0005】
図4は、2つのローカルエリアネットワーク(LAN)を接続するブリッジを示す。このブリッジは、1つのローカルエリアネットワークから他のローカルエリアネットワークにデータパケットを受け渡すことができるハードウェア装置である。ブリッジは、上位レベルのプロトコル又はプログラムに対して、複数のネットワークが単一のネットワークに見えるようにする。ローカルエリアネットワークのアーキテクチャに依存して、全二重データ伝送並びに自動ネゴシエーションが可能である。
【0006】
数多くの用途において、イーサネットネットワークをリモートのイーサネットネットワークに接続することが必要である。
図5は、第1の建物Aにある第1イーサネットローカルエリアネットワーク(LANA)を建物Bにある第2リモートイーサネットネットワーク(LANB)に接続する例を示す。イーサネットネットワークにおいて、2つのPC又は交換装置間の最大距離は、約100メートルであるため、2つのブリッジA、B及び通信チャネル、例えば、電話回線を介して両LANを接続することが必要である。イーサネットネットワーク内にある2つのコンピュータ間の最大距離は、約100メートルであるが、これは、2つのイーサネット装置を接続するイーサネットケーブルの抵抗又それに伴う減衰が、距離が長くなると許容できなくなるためである。
【0007】
標準のイーサネットネットワークLANA、LANBには、次のような特徴がある。イーサネットネットワークは、OSI参照モデルにおける2つの最下層、即ち、物理層及びデータリンク層において動作する。イーサネットネットワークは、バス接続形態を用いる。ノードは、イーサネットネットワークにおいてケーブルの主要部分である幹線区間にアタッチされる。IEEE802.3標準に基づく異形態のアーキテクチャである10BaseTもまた星型接続形態を用いる。10BaseTネットワークは、IEEE802.3U仕様による星型接続形態を用いなければならない。通常、イーサネットネットワークは、最大10Mbpsの速度で動作する。このイーサネットネットワークの異形態には、動作速度が遅いものが幾つかあり、また、新しい形態のイーサネットネットワークには、それぞれ10Mbps及び1Gbpsでさえ動作するものがある。イーサネットネットワークは、CSMA/CD、即ち、衝突検出に基づく即時アクセス法を用いる。このアクセス方法は、IEEE802.3標準の一部として規定されている。イーサネットネットワークは、各ノードが同時に送信を受けるように一斉送信を行なう。更に、イーサネットネットワークは、マンチェスタ符号化を用いるが、この方法は、各ビット間隔の中間において電圧の遷移を含む自己同期式符号化法である。通常、イーサネットネットワークでは、50Ωの同軸ケーブルを用いるが、異形態のネットワークでは、75Ωの同軸ケーブル、ツイストペアケーブル、及び光ケーブルを用いることができる。フレーム寸法の範囲は、64から15/8データバイトである。異形態のイーサネットネットワークは、10Base5(太いイーサネット)、10Base2(細いイーサネット)、10BaseT(ツイストペアイーサネット)、10BaseF(光ケーブルイーサネット)、10Broad36、及び100BaseTである。
【0008】
10BaseTイーサネットは、UTPケーブルを用いる。この構成は、1990年、802.3I標準として採用され、急速に普及しつつあるが、これは、UTPが安価であり、取り付けや作業性が簡単なためである。最大ケーブル区間長は、約100メートルである。
【0009】
図に示すシステムの不利な点は、2つのローカルエリアネットワークLANA、LANB間において、データ伝送チャネルが1つしかないことにある。このことは、1つのローカルエリアネットワークから他のローカルエリアネットワークに電話回線を介して一度に送信し得るのは、1つのイーサネットデータフレームのみであることを意味する。その結果、1つのローカルエリアネットワークから他のローカルエリアネットワークへのデータ転送に対するデータ転送速度は、極めて遅い。他の不利な点は、両方のローカルエリアネットワークを接続するために、2つのブリッジ装置が必要なことである。
【0010】
従って、本発明の目的は、データ転送速度を減少することなく、イーサネットローカルエリアネットワークの遠隔地への拡張を可能にするデータ転送用のイーサネット適応装置を提供することである。
【0011】
この目的は、主請求項1の特徴を有するデータ転送用イーサネット適応装置によって実現される。
本発明は、標準イーサネットデータポンプとイーサネット媒体アクセス制御装置との間において通信媒体を介したデータ転送用イーサネット適応装置を提供する。このデータ転送用イーサネット適応装置には、以下の構成要素が備えられている。即ち、PHYモードにおいて、標準イーサネットデータポンプをエミュレートし、また、MACモードにおいて、イーサネット媒体アクセス制御装置(MAC)をエミュレートするデュアルモード媒体独立インタフェース(MII)と、通信媒体に接続されたデータポンプと、標準イーサネットデータポンプとイーサネット媒体アクセス制御装置との間で転送される少なくとも1つのイーサネットデータパッケージを記憶するためのデータバッファと、が備えられている。
【0012】
好適な実施形態によれば、通信媒体は、電話回線である。
好適には、データポンプは、10BaseSデータモデムである。
本発明によるイーサネット適応装置の好適な実施形態において、デュアルモード媒体独立インタフェースは、交換装置によって、PHYモード又はMACモードに設定される。
【0013】
デュアルモード媒体独立インタフェースには、好適な実施形態において、以下の構成要素が備えられている。即ち、SMIメッセージを含むSMIデータフレームを交換するために、SMIデータ回線を介してイーサネット媒体アクセス制御装置(MAC)又は標準イーサネットデータポンプに接続可能なシリアル管理インタフェース(SMI)と、イーサネットデータパッケージを交換するために、データバスを介してイーサネット媒体アクセス制御装置(MAC)又は標準イーサネットデータポンプに接続可能なデータフローインタフェース(DFI)と、が備えられている。
【0014】
好適な実施形態において、シリアル管理インタフェース(SMI)には、SMIデータ回線を介して供給されるSMIデータフレームのデフレーミングを行なうためのデフレーミング回路と、SMIメッセージを復号化するためのデコーダと、SMIレジスタ群と、が備えられている。
【0015】
好適な実施形態において、これらのSMIレジスタは、命令レジスタ、状態レジスタ、識別コードレジスタ、ネゴシエーション通知レジスタ、自動ネゴシエーションパートナ機能レジスタである。
【0016】
他の選択可能な実施形態において、SMIには、SMIメッセージを符号化するためのエンコーダと、SMPデータ回線を介して、イーサネットデータポンプに供給されるSMIデータフレームのフレーミングを行なうためのフレーミング回路と、が備えられている。
【0017】
シリアル管理インタフェース(SMI)は、好適な実施形態において、イーサネット適応装置の中央処理装置(CPU)に接続されている。
データフローインタフェース(DFI)は、好適な実施形態において、データバッファを制御するためのデータバッファ制御回路に制御回線を介して接続されている。
【0018】
他の選択可能な実施形態において、通信媒体は、無線通信チャネルである。
更に他の選択可能な実施形態において、通信媒体は、光通信チャネルである。
標準イーサネットデータポンプとイーサネット媒体アクセス制御装置との間のデータ転送用イーサネット適応装置の好適な実施形態に関して、添付の図面を参照して説明する。
【0019】
図6から分かるように、例えば、建物A内において交換装置と幾つかのPCとを含むイーサネットローカルエリアネットワーク1は、回線2−1、2−2、2−3を介して、同じ建物内にあるイーサネット適応装置3−1a、3−2a、3−3aに接続されている。各イーサネット適応装置は、対応する電話回線4−1、4−2、4−3を介して、異なる建物B内のリモートイーサネット適応装置3−1b、3−2b、3−3bに接続されている。図6に示す例において、コンピュータ5−1、5−2、5−3の各リモートイーサネット適応装置3−1b、3−2b、3−3bは、回線6−1、6−2、6−3によって接続されている。
【0020】
建物A内のイーサネット適応装置3−1a、3−2a、3−3aは、物理的なPHYモードに設定され、標準イーサネットデータポンプをエミュレートし、建物B内のリモートイーサネット適応装置3−1b、3−2b、3−3bは、MACモードに設定され、イーサネット媒体アクセス制御装置をエミュレートする。電話回線等の通信媒体を介して接続された本発明による2つのイーサネット適応装置は、異なる動作モードに設定されている。好適には、本発明によるイーサネット適応装置3の動作モードは、ハードウェアピン等のイーサネット適応装置の交換装置によって設定される。他の選択可能な実施形態において、本発明のイーサネット適応装置3は、リモート制御ユニットから制御回線を介して印加された制御信号又はイーサネット命令によって、2つのモード間で切り換えられる。
【0021】
図7は、交換装置、ブリッジ又はHUB装置7等のイーサネット媒体アクセス制御装置と標準イーサネットデータポンプ8との間における、2つのイーサネット適応装置3a、3bと電話回線4とによる接続を更に詳細に示す。
【0022】
各イーサネット適応装置3には、MIIインタフェース9と、データポンプ10と、データバッファ11と、バッファ制御回路12と、中央処理装置13と、が備えられている。イーサネット適応装置3a、3bの2つのデータポンプ10a、10bは、電話回線4を介して、互いに接続されている。図7に示す第1のイーサネット適応装置3aは、交換装置14aによって、物理モードに設定されており、他方のイーサネット適応装置3bは、交換装置14bによって、MACモードに設定されている。
【0023】
第1イーサネット適応装置3aは、標準イーサネットデータポンプをエミュレートし、制御及びデータ回線を介して、交換装置、ブリッジ又はHUB等の媒体アクセス制御装置7に接続されている。一方、第2イーサネット適応装置3bは、MACモードで動作し、イーサネット媒体アクセス制御装置をエミュレートする。第2イーサネット適応装置3bのMIIインタフェース9bは、データ及び制御回線を介して、標準イーサネットデータポンプ8に接続されている。
【0024】
媒体アクセス制御装置7から見ると、標準イーサネットデータポンプ8に接続された2つのイーサネット適応装置3a、3bは、通常の標準イーサネットデータポンプのように振舞う。即ち、媒体アクセス制御装置7は、距離が最大1マイルになり得る電話回線4が、リモート標準イーサネットデータポンプと媒体アクセス制御装置7との間に存在するということを意識しない。
【0025】
標準イーサネットデータポンプ8から見ると、MAC制御装置7と2つのイーサネット適応装置3a、3bは、通常の標準イーサネット媒体アクセス制御装置のように振舞う。従って、本発明によるこれら2つのイーサネット適応装置3a、3bを用いて、媒体アクセス制御装置7と標準イーサネットデータポンプ8との間で完全な透明性を実現することが可能である。
【0026】
建物Bにある図6に示すコンピュータ5−1、5−2、5−3は、建物Aに設けられたローカルエリアネットワーク1において普通のPCのように振舞う。
図8は、本発明によるイーサネット適応装置3のブロック図を示す。イーサネット適応装置3には、デュアルモード媒体独立インタフェース9と、データポンプ10と、データバッファ11と、データバッファ制御回路12と、中央処理装置13と、が備えられている。デュアルモード媒体独立インタフェース9は、データ及び制御回線14を介して、媒体アクセス制御装置に接続可能である。データポンプ10は、電話回線等の通信媒体に接続されている。他の選択可能な実施形態において、通信媒体4は、無線通信チャネル又は光通信チャネルでよい。媒体独立インタフェース9は、データ回線15を介して、データバッファ11に接続されており、制御回線16を介して、データバッファ制御回路12に接続されている。デュアルモード媒体独立インタフェース9は、更に、制御回線17を介して、中央処理装置13に接続されている。デュアルモード媒体独立インタフェースの2つのモードは、ハードウェアピン等の交換装置14によって設定されている。中央処理装置13は、データ及び制御回線18を介して、データポンプ10に接続されており、データポンプ10は、データ回線19を介して、データバッファ11に接続されている。
【0027】
図9は、本発明による好適な実施形態のイーサネット適応装置3を更に詳細に示す。
媒体独立インタフェース9は、媒体アクセス制御(MAC)下位層と物理層との間において、10Mb/秒及び100Mb/秒でのデータ転送のための簡素で実行が容易な相互接続を提供する。MIIインタフェース9は、データ転送に対して最大100Mb/秒の速度をサポートすることが可能であり、また、物理層装置用の管理機能をサポートすることができる。データとデリミッタは、基準クロックに対して同期している。RMII又はSMII等、あらゆる種類のMIIインタフェース9を用いることができる。必要に応じて、MIIインタフェース9は、全二重動作を行なう。媒体独立インタフェースは、IEEE標準802.3に詳述されている。
【0028】
MIIインタフェースは、データ回線20を介して、イーサネットデータフレームを受信し、イーサネットデータフレームは、変換ユニット21によってデータバイトに変換される。変換ユニット21は、回線22を介して、書込み制御ユニット23に接続されており、書込み制御ユニット23は、少なくとも1つのイーサネットデータフレーム用のメモリ空間が、データバッファ11にあるか否かチェックする。データバッファ11に充分なメモリ空間が在る場合、受信されたデータフレームのデータバイトは、回線24を介して、データバッファ11に記憶される。書込み制御ユニット23は、制御回線25を介して、イネーブル状態にされる。
【0029】
データバッファ11に充分なメモリ空間が無い場合、データバッファ制御回路12は、制御回線26を介して、MIIインタフェース9内にあるフロー制御回路27に制御信号を送信する。フロー制御回路27は、表示信号を送信装置に送信して、その時点では、送信媒体が利用不可能であることを示す。
【0030】
制御バッファ回路12が、データバッファ11は完全に満杯であることを示す信号を送信しない場合、フロー制御回路27は、制御回線28を介して、書込みユニット23をイネーブル状態にして、供給データバイトをデータバッファ11に記憶する。書込みユニット23は、データバッファに記憶されたバイトの数をカウントし、巡回冗長検査(CRC)によりデータの妥当性をチェックする。データフレームが妥当でない場合、そのフレームは、廃棄され、ポインタがデータバッファ11の最初のアドレスに設定される。
【0031】
変換されたイーサネットデータフレームが、データバッファ11に記憶されると、データポンプ10は、電話回線4の反対側にあるリモートデータバッファ11に問合せを送信して、リモートバッファがデータを更に受信する準備ができているか否かチェックする。リモートデータバッファがデータを受信する準備ができている場合、書込みユニット23は、回線29を介して、継続命令をフロー制御回路27に印加する。そして、データポンプ10は、データバッファ11からイーサネットデータフレームを読出し、図12aに示すように、そのデータを10BaseSデータフレームに再フレーム化し、これらのフレームは、電話回線4を介して、リモートイーサネット適応装置に送信される。好適な実施形態において、データポンプ10は、米国特許第6,088,368号に開示された10BaseSデータモデムである。この10BaseSデータモデムは、元来300Hzから3.4kHzの間の帯域幅用に設計された非遮蔽ツイストペア電話線上において、約13Mbpsで対称データを配信し得る。10BaseSデータモデムには、図13に示すモデム送信器と、図14a、14bに示すモデム受信器とが備えられている。データポンプ10のモデム送信器は、再フレーム化と、符号化と、データ変調とを行なう。
【0032】
電話回線4の他端にあるリモートイーサネット適応装置3のデータポンプ10は、受信したデータフレームの復調と、復号化と、再フレーム化とを行なう。これらのデータフレームは、リモートイーサネット適応装置3のリモートデータバッファ11に無条件で記憶される。リモートイーサネット適応装置3において、受信データ回線30のデータ送信の準備ができているか否かチェックされる。データ送信が可能な場合、そのデータが、データ回線31を介して、データバッファ11から読出しユニット32に読み出され、この読出しユニット32は、制御回線32を介して、フロー制御回路27によりイネーブル状態にされる。読出しユニット32の出力側では、読み出されたデータが、回線34を介して、変換ユニット35に供給される。
【0033】
受信データ回線30のデータ送信の準備ができていない場合、フロー制御回路27は、ダミーデータを生成し、これらダミーデータは、データ回線36において変換ユニット35に供給される。
【0034】
読出しユニット32は、回線37を介して、RX妥当性信号を送出する。更に、フロー制御回路27は、キャリア検出(CRS)回線38、衝突信号回線(COL)39、送信誤り(TX−ER)回線40、及び受信誤り(RX−ER)回線41に接続されている。
【0035】
イーサネット物理装置は、キャリア検出(CRS)信号を生成して、イーサネット媒体上でのアクティビティを示す。MAX層は、このCRSを用いて、受信を検証し、また、共有媒体構成における同時送信を回避する。CRSは、MIIインタフェースによって生成され、送信媒体上に正規の信号が在ることを物理的な装置によってMAC装置に示す。
【0036】
イーサネット物理装置は、送信を行ないつつ、又、送信媒体上において他の同時送信を検出した場合、衝突信号(COL)を生成し得る。この衝突信号は、現在の送信が他の局の送信と衝突し、どの局でも正しく受信されないことをMAC装置に示す。衝突信号は、着信メッセージが発信メッセージと衝突することを半二重でMAC装置に示すMIIインタフェース9の信号である。
【0037】
送信誤り信号(TX−ER)は、MAC装置によって生成され、物理的な装置が故意にフレームのデータコンテンツを壊し、受信器がその破損を最も高い確率で検出するように要求する。
【0038】
受信誤り信号(RX−ER)は、物理的な装置がデータし得る符号化誤りや他の何らかの誤りを、その時点において物理的な装置から転送しつつあるデータフレームのどこかに検出した場合、イーサネット物理装置によって生成される。
【0039】
図9示す媒体独立インタフェース9は、データフローインタフェース(DFI)によって構成され、データフローインタフェース(DFI)には、変換ユニット21、35、読出し・書込みユニット23、32、及びデータフロー制御回路27が備えられている。更に、媒体独立インタフェース9は、シリアル管理インタフェース(SMI)を備える。シリアル管理インタフェースは、SMIデータ回線43を介して、MIIインタフェース9に供給されるSMIデータフレームのデフレーミングを行なうためのフレーミング回路42によって構成されている。更に、フレーミング回路42は、SMIクロック回線44に接続されている。また更に、シリアル管理インタフェース(SMI)には、回線46を介してフレーミング回路42に接続されたデコーダ45が備えられている。更に、シリアル管理インタフェースには、回線48を介してデコーダ45に接続され、また、回線49を介して中央処理装置13に接続された一群のシリアル管理インタフェースレジスタ47が含まれている。中央処理装置13は、制御回線50を介してデータフローインタフェース内にあるデータフロー制御回路27を制御して、半二重モード(HDX)と全二重モード(FDX)との間の切り換えを行なう。
【0040】
半二重モード(HDX)において、データフロー制御回路27は、背圧データとしてダミーデータを生成し、このダミーデータは、媒体アクセス制御装置又は標準イーサネットデータポンプ等のデータ発信元に受信データ回線30を介して返信されるが、これは、データバッファ11が満杯であると認識された場合である。
【0041】
全二重モード(FDX)が、制御回線50を介して中央処理装置13によって設定されている場合、ダミーデータは生成されないが、特別な休止・継続フレームが生成され、データ発信元に返信される。この手順は、特別な発信元アドレスを有する休止・継続データパケットに基づく。休止・継続データパケットは、IEEE802.3x標準に記載されている。
【0042】
図10は、モード切換装置14によって設定された物理モード(PHY−MODE)で機能するイーサネット適応装置3のフローチャートを示す。図10に示す物理層モードにおいて、本発明によるイーサネット適応装置3は、標準イーサネットデータポンプをエミュレートする。
【0043】
ステップS0で開始した後、ステップS1において、MIIインタフェース9は、SMIデータフレームがSMIデータ回線43を介して送信されたか否かチェックする。SMIデータフレームがSMIインタフェースのデコーダ42によって受信されていない場合、ステップS2において、状態変化メッセージが受信されたか否かチェックする。反対に、ステップS1において、デフレーマ42によって受信されたことが検出された場合、ステップS4において、SMIデータフレームは、デコーダ45によって解析される。
【0044】
図12bは、SMIデータフレームの構成を示す。SMIデータフレームには、フレームデリミッタ(SFD)の開始と、MAC制御装置のサービスを受ける物理的な装置の5ビットアドレスと、が備えられている。MAC制御装置(MAC)は、同時に最大32の物理的な装置にサービスを提供し得る。更に、SMIデータフレームは、BMCRやBMSR等の物理的な装置における5ビットのレジスタアドレスを含む。更に、SMIデータフレームには、MAC制御装置がデータを書込みたいのか又は読み出したいのかを示す1ビットが含まれる。更に、SMIデータフレームが読出しデータフレームである場合、MAC制御装置によって読出され、また、SMIデータフレームが書込みデータフレームである場合、物理的な装置によって設定されるターンアラウンドビットTTと16ビットのデータとがある。
【0045】
図10から分かるように、ステップS5の物理モードにおいて、SMIデータフレームに含まれる読出し/書込みビットをチェックすることによって、受信SMIデータフレームが、読出し又は書込み命令を含むか否かチェックする。SMIデータフレームの書込みビットがハイ状態である場合、ステップS6において、SMIデータフレームが通常の書込み命令を含むか否かチェックする。それが通常の書込み命令である場合、ステップS7において、書込みメッセージがCPU13からリモートCPU13に送出される。このメッセージのフォーマットを図12cに示す。このメッセージデータフレームには、メッセージのタイプとメッセージの長さとを示すヘッダが備えられている。更に、メッセージデータフレームは、メッセージデータと妥当性チェックサムとを備える。メッセージデータフレームには、3つのタイプがある。即ち、10BaseSリンク制御メッセージ、一般的な書込み又は読出しメッセージ、及び特別なSMIメッセージがある。ステップS7において、一般的な書込み又は読出しメッセージは、CPU13からリモートイーサネット適応装置3のリモートCPU13に送出される。ステップS6において、通常の書込み命令が受信SMIデータフレームに含まれていないことが認識された場合、ステップS8において、その命令が、強制書込み命令か否かチェックする。その書込み命令が、強制書込み命令である場合、手順はステップS9に移行し、強制メッセージがリモートCPU13に送出される。そうでない場合、ステップS10において、自動ネゴシエーションメッセージが送出される。
【0046】
ステップS11において、ローカルSMIインタフェースは、一切リンクに設定されず、ステップS12において、状態変化メッセージが受信されたか否かチェックする。状態変化メッセージが受信されている場合、ステップS13において、ローカル速度とBMCRの二重モードビットが、状態変化メッセージに含まれる構成命令に基づき設定される。更に、ステップS14において、通常の書込みメッセージがCPU13からリモートCPU13に送出され、リモートイーサネット適応装置のレジスタにおける速度と二重モードがステップS13で設定された新しい構成に設定される。更に、イーサネット適応装置3のレジスタバンク47にあるレジスタのコンテンツに対して、電話回線4の他端にあるリモートイーサネット適応装置3の対応するレジスタバンク47へのミラーリングが行なわれる。
【0047】
ステップS5において、復号化され又解析された命令が読出し命令であることが検出された場合、ステップS15において、SMIインタフェースは、要求されたレジスタバンク47内にあるレジスタの検出コンテンツと共に検出発信元にSMIデータフレームを返送する。
【0048】
MIIインタフェース9内にあるレジスタバンク47は、少なくとも5つの必須レジスタを備えている。これらのレジスタは、命令レジスタ、状態レジスタ、識別コードレジスタ、ネゴシエーション通知レジスタ、自動ネゴシエーションパートナ機能レジスタである。命令レジスタ(BMCR)は、5ビットを備えている。第1ビットは、速度を100Mbps又は10Mbpsに設定し、第2ビットは、二重モードを半二重又は全二重に設定し、第3ビットは、リセット命令であり、第4ビットは、自動ネゴシエーション手順をイネーブル状態又はディスエーブル状態にし、第5ビットは、自動ネゴシエーション手順を再開する。
【0049】
状態レジスタは、4ビットを備えており、第1ビットは、実際のデータ転送速度を示し、第2ビットは、実際の二重モードを示し、第3ビットは、リンク状態を示し、第4ビットは、自動ネゴシエーション手順が完了したか否か示す。
【0050】
識別コードレジスタにおいて、識別コードが、記憶されるが、この識別コードは、個々のタイプのイーサネットに対する固有の識別子である。
ネゴシエーション通知レジスタにおいて、物理的な装置が、10Mbps半二重、100Mbps半二重、10Mbps全二重、100Mbps全二重で機能し得るか否か、また、物理的な装置が、IEEE802.3xによる休止・継続手順をサポートするか否か示す。
【0051】
自動ネゴシエーションパートナ機能レジスタは、ネゴシエーション通知レジスタに類似しており、通信パートナ装置により通知されるパートナ機能を反映する。
【0052】
ステップS2において、状態変化メッセージが受信されていないことが検出された場合、ステップS15において、自動ネゴシエーションがイネーブル状態になったか否かチェックする。自動ネゴシエーションがイネーブル状態になっている場合、ステップS10の手順が継続する。2つのイーサネット物理層装置間の自動ネゴシエーション手順は、それらのイーサネット物理層装置がサポートし得る最も利用可能な動作モードを見つけることを目的とする。自動ネゴシエーション手順は、リンク装置にデータリンクの他端にある装置によってサポートされる動作モードを検出し、共通の機能を決定し、連携動作のためにコンフィグレーションを行なう機能を提供する。自動ネゴシエーション手順は、自動ネゴシエーションを実行して、全てのデータ経路動作及びデータ手順を調整するようにイーサネット物理装置に命令する。自動ネゴシエーション手順は、MAC層装置によってディスエーブル状態にし得る。自動ネゴシエーション手順がディスエーブル状態である場合、イーサネット物理層装置は、強制的にMAC層が示す構成になる。
【0053】
図11は、媒体アクセス制御モード(MACモード)における本発明によるリモートイーサネット適応装置3の他のフローチャートを示す。開始ステップS17の後、ステップS18において、物理層装置からのメッセージが受信されたか否かチェックする。答えが“はい”の場合、ステップS19において、受信メッセージが解析される。ステップS20において、そのメッセージが、通常の書込みメッセージであるか否かチェックする。通常の書込みメッセージである場合、その書込み命令を含むSMIデータフレームが生成され、ステップS21において、送出される。反対の場合、ステップS22において、解析されたメッセージが強制メッセージか否か検出する。受信メッセージが強制メッセージである場合、ステップS23において、強制命令を含みSMIデータフレームが生成され、送出される。その他の場合、ステップS22において、受信メッセージは、自動ネゴシエーションメッセージであることが決定され、ステップS24において、自動ネゴシエーション命令を含む対応するSMIデータフレームが生成され、送出される。
【0054】
ステップS25において、イーサネットリンクが提供されているか否か検出する。“はい”の場合、ステップS26において、専有情報データが、イーサネット物理装置のレジスタから読出され、ステップS27において、ローカルイーサネット適応装置3が、そのデータ転送速度と、ステップS26で読出された専有二重モードデータによる二重モードをサポートするために設定される。更に、ステップS28において、MACモード装置からリモート装置の中央処理装置へ状態変化メッセージが送出される。
【0055】
ステップS18において、メッセージが受信されていないことが検出された場合、ステップS9において、状態変化が発生したか否かチェックする。ステップS29において状態変化が検出された場合、ステップS30において、状態変化メッセージが、レジスタに記憶された新しい状態に送出される。
【0056】
好適な実施形態において、図8に示す本発明によるイーサネット適応装置3は、データポンプとして、10BaseSデータモデム10を備えている。10BaseSデータモデム10は、図13に示すモデム送信器と、図14a及び14bに示すモデム受信器とを備えている。モデム10にデータを供給するデータ発信元は、送信データ信号及び送信イネーブル信号を10BaseSデータモデムの送信インタフェース51に供給する。送信インタフェースは、デジタルデータをFIFO装置52に入力する。FIFOは、データ発信元とデータモデム自体との間のデータ転送速度を調整するように機能する。FIFO装置52は、2つの装置間におけるデータ速度の違いを補償する。FIFO装置52の信号出力は、同期発生器53、ヘッダ発生器54、ランダマイザ54に入力される。同期発生器53は、2つの同期バイトを生成し、フレームフォーマッタ56に出力する。ヘッダ発生器54は、複数のバイトに及ぶヘッダ情報を生成する。次に、ヘッダ情報は、ランダマイザ57によって、ランダマイズ即ちスクランブル処理され、引き続きエンコーダ58によって符号化される。エンコーダ58の出力信号は、フレームフォーマッタ56に入力される。
【0057】
更に、フレームFIFO装置52からのデータは、スクランブラ又はランダマイザ55に入力され、スクランブル処理される。ランダマイザ55の出力は、そのデータストリームを符号化するエンコーダ59に接続される。符号化されたデータストリームは、インターリーバ60に出力され、インターリーバ60は、リードソロモン符号化法と組み合わせて、インパルスタイプの雑音に耐えるようにデータを再編成することによって、誤り回復が改善される。インターリーバ60の出力は、フレームフォーマッタ56に入力される。
【0058】
フレームフォーマッタ56は、インターリーバ60から出力された同期、ヘッダデータ、及びデータストリームを備えるデータフレーム全体のサンプリングを行なう。フレームフォーマッタ56は、符号エンコーダ61に接続されている。符号エンコーダ61は、入力デジタルデータストリームに基づき、帯域内I及び直交Qデジタル出力信号を生成する。I及びQチャネルは、同相フィルタ62及び直交フィルタ63に入力される。直交フィルタ63の出力は、減算器64によって、同相フィルタ62の出力から減算される。減算器の出力信号は、デジタルアナログ変換器65によって変換され、その出力は、回線インタフェース66に接続される。回線インタフェース66は、ツイストペア電話回線4を介して、出力信号を送信する。
【0059】
図14a及び14bは、本発明によるイーサネット適応装置3の好適な実施形態において用いられる10BaseSデータモデム10のモデム受信器側を示す。ツイストペア線4は、アナログフロントエンド67に接続されており、アナログフロントエンド67は、データモデム10を電話回線4に接続し、また、受信アナログ信号を増幅するために設けられている。アナログフロントエンド67の出力は、アナログデジタル変換器68に接続されている。アナログデジタル変換器68の出力は、自動利得制御装置69に入力される。更に、アナログデジタル変換器68の出力は、マルチプレクサ70、ノッチフィルタ71、及び狭帯域干渉検出器72に接続されている。ノッチフィルタ32の出力は、マルチプレクサ70の第2入力に接続されている。狭帯域干渉検出器72は、1.82MHzの周波数範囲に存在するアマチュア無線信号の有無を検出する。受信信号中のアマチュア無線帯域の信号が、充分なレベルであると検出された場合、マルチプレクサ70は、ノッチフィルタ71の出力を通過するように設定される。ノッチフィルタ71の中心周波数及び帯域幅は、アマチュア無線帯域を網羅するように設定される。マルチプレクサ70の出力は、同相フィルタ73、直交フィルタ74、及びタイミング制御回路75に入力される。同相及び直交フィルタ73、74を介して出力された同相及び直交信号は、適応等化器76に入力される。適応等化器76から出力された同相及び直交信号は、スライサ77を介して入力され、スライサ77は、フィードバック信号を生成して、適応等化器76とタイミング制御回路75を制御する。タイミング制御回路75は、電圧制御結晶振動子/位相同期ループ78に信号を出力する。位相同期ループ78の出力は、クロック発生回路79に入力され、クロック発生回路79は、モデム10が内部で用いるクロック信号を生成する。スライサ77のI及びQ出力信号は、符号デコーダ80に入力される。符号デコーダ80は、I及びQ入力信号に基づき、その点群の中から最適な決定を行なう。データビットで表された検出符号は、符号デコーダ80によって出力され、図14bに示すフレームデフォーマッタ81に入力される。フレームデフォーマッタ81は、デインタリーバ82、デコーダ83、及び同期検出器84に接続されている。同期検出器84は、同期パターンの整合を行ない、入力データストリーム中に複数の同期が発生していないか調べる。一旦、同期信号が検出されると、ヘッダデータは、フレームデフォーマッタ81によって、そのフレームから読出され、デコーダ83に入力される。デコーダ83の出力は、デランダマイザ85に入力される。デコーダ83及びデランダマイザ85の出力は、ヘッダデータ解析器86に供給される。ヘッダデータは解析され、欠落フレームの検出やアドレス指定機能の実行等が行なわれる。
【0060】
更に、フレームデフォーマッタ81は、データストリームをデインタリーバ82に出力し、デインタリーバ82は、受信データを再編成する。デインタリーバ82の出力は、デコーダ87に入力される。デコーダ87の出力は、デランダマイザ88に供給され、デランダマイザ88は、受信データをデスクランブル処理する。デランダマイザ88の出力は、フレームFIFO装置89に入力され、フレームFIFO装置89は、モデム10とそのモデムに接続された通信装置との間のデータ速度の差異を調整する。フレームFIFO装置89の出力は、受信インタフェース回路90に入力され、受信インタフェース回路90は、受信データ信号を出力する。モデム10に接続されたデータ装置が生成する受信クロックは、受信インタフェースに入力され、クロック信号を受信データに提供するように機能する。
【0061】
本発明によるイーサネット適応装置3は、イーサネット標準に基づく第2層の通信と第1層の通信との間の拡張装置である。イーサネット適応装置3は、第2層側において、COLやCRS等のあらゆるイーサネットツールを用いて、バッファやデータフローの動作を強化する。CRS信号及びCOL信号は、物理モードにおいて標準イーサネットデータポンプをエミュレートするように、また、MACモードにおいてイーサネット媒体アクセス制御装置をエミュレートするように模倣している。
【0062】
リンクを介したSMIインタフェースのレジスタコンテンツに対してミラーリングを行なうと、MAC層とイーサネット物理層が、一端のイーサネット媒体アクセス制御装置(MAC)と他端のイーサネットデータポンプとの間に新しい通信媒体4が設けられているという通知無しで、正常に動作することが可能である。新しい通信媒体4上で特別な通信プロトコルを用いることによって、負荷バランス、SMIアクティビティ、自動ネゴシエーション、データリンク、速度二重モード等の情報を共有することが可能である。イーサネット物理層装置の自動ネゴシエーションにより、その専有速度検出器を用いることが可能である。新しい通信媒体4は、他の用途にも同時に用い得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 最新技術による第1のイーサネットアーキテクチャを示す図。
【図2】 最新技術による第2のイーサネットアーキテクチャを示す図。
【図3】 最新技術による第3のイーサネットアーキテクチャを示す図。
【図4】 最新技術による第4のイーサネットアーキテクチャを示す図。
【図5】 最新技術による2つのイーサネットローカルエリアネットワーク間における接続であって、本発明の根底にある課題を示す図。
【図6】 本発明による幾つかのイーサネット適応装置を用いたイーサネットローカルエリアネットワークの拡張を示す図。
【図7】 媒体アクセス制御装置(MAC)と標準イーサネットデータポンプとの間において、本発明に基づく2つのイーサネット適応装置と電話回線とによる接続を示す図。
【図8】 本発明によるイーサネット適応装置を示すブロック図。
【図9】 本発明によるイーサネット適応装置内のMIIインタフェースの詳細を示す更に詳細なブロック図。
【図10】 デュアルモード媒体独立インタフェース(MII)の第1モードを示すフローチャート。
【図11】 本発明によるイーサネット適応装置のデュアルモード媒体独立インタフェース(MII)の第2モードを示す図。
【図12a】 本発明による様々なデータフレームフォーマットを示す図。
【図12b】 本発明による様々なデータフレームフォーマットを示す図。
【図12c】 本発明による様々なデータフレームフォーマットを示す図。
【図13】 本発明による好適な実施形態のイーサネット適応装置における送信側データポンプを示すブロック図。
【図14a】 本発明による好適な実施形態のイーサネット適応装置における受信側データポンプを示すブロック図。
【図14b】 本発明による好適な実施形態のイーサネット適応装置における受信側データポンプを示すブロック図。
Claims (9)
- 標準イーサネット物理層装置とイーサネット媒体アクセス制御装置(7)との間における通信媒体(4)を介したデータ転送用イーサネット適応装置であって、該イーサネット適応装置には、
(a)PHYモードにおいて、イーサネット物理層装置をエミュレートし、MACモードにおいて、イーサネット媒体アクセス制御装置をエミュレートするデュアルモード媒体独立インタフェース(9)と、
(b)デュアルモード媒体独立インターフェイス(9)をPHYモード又はMACモードに設定するための切換装置(14a、14b)と、
(c)イーサネット物理層装置とイーサネット媒体アクセス制御装置(7)との間で転送される少なくとも1つのイーサネットデータパッケージを記憶するためのデータバッファ(11)と、
(d)通信媒体(4)に接続されるとともに、データバッファ(11)に記憶されたデータを10BaseSデータフレームに再フレーム化し、通信媒体(4)を介して遠隔イーサネット適応装置(3)に送信する10BaseSデータモデムと、
が備えられ、
(e)デュアルモード媒体独立インタフェース(9)には、SMIメッセージを含むSMIデータフレームの交換のために、SMIデータ回線(43)を介して、イーサネット媒体アクセス制御装置又はイーサネット物理層装置に接続可能なシリアル管理インタフェース(42、45、47)と、イーサネットデータパッケージの交換のために、データバスを介して、イーサネット媒体アクセス制御装置又はイーサネット物理層装置に接続可能なデータフローインタフェース(21、23、27、32、35)と、が備えられている、
イーサネット適応装置。 - 請求項1に記載のイーサネット適応装置であって、
通信媒体(4)は、電話回線であるイーサネット適応装置。 - 請求項1に記載のイーサネット適応装置であって、シリアル管理インタフェース回路(42、45、47)は、
SMIデータ回線(43)を介して供給されたSMIデータフレームのデフレーミングを行なうためのデフレーミング回路(42)と、
SMIメッセージを復号化するためのデコーダ(45)と、
一群のSMIレジスタ(47)と、が備えられているイーサネット適応装置。 - 請求項3に記載のイーサネット適応装置であって、SMIレジスタ(47)は、少なくとも、
命令レジスタと、
状態レジスタと、
識別コードレジスタと、
ネゴシエーション通知レジスタと、
自動ネゴシエーションパートナ機能レジスタと、が備えられているイーサネット適応装置。 - 請求項1に記載のイーサネット適応装置であって、シリアル管理インタフェース(9)は、中央処理装置(13)に接続されているイーサネット適応装置。
- 請求項1に記載のイーサネット適応装置であって、データフローインタフェース回路(21、23、27、32、35)は、制御回線(26)を介して、データバッファ制御回路(12)に接続されているデータフロー制御回路(27)を有するイーサネット適応装置 。
- 請求項1に記載のイーサネット適応装置であって、
通信媒体(4)は、無線通信チャネルであるイーサネット適応装置。 - 請求項1に記載のイーサネット適応装置であって、
通信媒体(4)は、光通信チャネルであるイーサネット適応装置。 - 請求項3に記載のイーサネット適応装置であって、あらゆるSMIレジスタのレジスタコンテンツがミラーリングされるイーサネット適応装置。
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