JP3818780B2 - 電池の充電装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、電池の充電装置に関し、特にその満充電判定に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、例えば、電気自動車に使われる電池には、高性能で長寿命なNiーMH電池電池が使われるようになってきた。NiーMH電池の満充電判定法としては、以下の二つの方法が知られている。
まず、第1の方法として、充電末期に充電効率が低下して電池が発熱する性質を利用して、単位時間当たりの温度変化量dT/dtが所定値に達した場合に満充電と判断する時間当たり温度変化率検出式満充電判定法が知られており、例えば特開平6ー290816には、電池温度及び外気温度を判定し、充電開始時の電池温度と外気温度の差を補正するなどの工夫が提案されている。
【0003】
また、第2の方法として、単位時間当たりの電圧変化量dV/dtに基づいて満充電を検出する時間当たり端子電圧変化率検出式満充電判定法が知られている。
更に、第3の方法として、特開平8ー140283号公報は、端子電圧の絶対値が所定値に達したことで満充電を検出する端子電圧絶対値検出式満充電判定法を提案している。
【0004】
また更に、第4の方法として、特開平6ー290816号公報は、電池温度と外気温度との温度差が所定値に達したことで満充電を検出する温度差検出式満充電判定法を提案している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した従来の4つの満充電判定法には次に説明する欠点があった。
まず、時間当たりの端子電圧又は電池温度の変化率で満充電判定する上記第1、第2の方法では、充電電流などが異なる種々の充電設備を用いる場合、満充電時の時間当たりの端子電圧又は電池温度の変化率の値が変動してしまい、正確な満充電判定が困難となる。
【0006】
次に、上記第1、第2の方法では、時間当たりの端子電圧又は電池温度の変化率と満充電との関係が電池温度が高温となると大きく変化するので、正確な満充電判定が困難となる。
次に、端子電圧の絶対値又は電池温度の上昇量で満充電判定する上記第3の方法では、端子電圧又は電池温度と満充電との関係が電池温度が高温となると大きく変化するので、正確な満充電判定が困難となる。
【0007】
また、上記第3の方法では、端子電圧絶対値の測定は、測定すべき電池の特性ばらつきや検出回路系の誤差の影響を大きく受けるので検出精度が低下してしまう。
更に、第4の方法では、室温が変化すると、正確な満充電判定が困難となる。
本発明は、上記問題点に鑑みなされたものであり、充電条件の変動や装置の特性ばらつきにもかかわらず高精度の満充電判定が可能な電池の充電装置を提供することをその目的としている。
【0008】
また、本発明は、上記問題点に鑑みなされたものであり、電池が高温となっても高精度の満充電判定が可能な電池の充電装置を提供することをその目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
各発明の電池の充電装置によれば、端子電圧又は電池温度の単位充電量当たりの変化量に基づいて電池の満充電を判定する。
すなわち、本構成では、従来のように端子電圧や電池温度の単なる単位時間当たりの変化率ではなく、単位充電量当たりのそれらの変化量により満充電を判定するので、たとえ充電電流がばらついても正確に満充電を判定することができ、更に、端子電圧や温度の絶対値ではなくその変化量により満充電を判定するので、センサ誤差や電池特性のばらつきによる検出精度の低下を回避することができる。
【0010】
特に、単位充電量当たりの端子電圧の変化量に基づいて電池の満充電を判定する場合には、更に、外部環境温度変化の満充電検出精度への影響を一層低減することができ、かつ、電池の熱容量による温度検出遅れの影響を回避して満充電判定の一層の高精度化を図ることができる。
更に、電池温度が40℃以上の高温になっても、充電量当たりの端子電圧又は電池温度の変化はたとえば単に端子電圧の絶対値や電池温度に比較してや優れた検出感度をもつので、満充電判定精度を向上することができる。
【0011】
請求項1記載の第1発明は更に、端子電圧又は電池温度の単位充電量当たりの変化量が、正のピーク値(又は、その後の減少状態)となる場合に満充電と判定するので、請求項記載の作用効果の一層の向上を図ることができる。
請求項2記載の構成によれば請求項1記載の電池の充電装置において更に、充電量が今回の充電動作直前の累計放電量以上となり、かつ、前記端子電圧の単位充電量当たりの変化量が正のピーク値となる場合に満充電と判定するので、一層の判定精度の向上を図ることができる。
【0012】
更に説明すれば、電池がなんらかの障害を発生しない限り、通常では、充電ロスの分だけ、前回の放電量より今回の満充電までの充電量は大きいはずである。したがって、今回の充電量が前回の放電量(たとえば前回の満充電判定時から今回の充電動作開始までの累計充放電量として定義される)よりも少なければ、満充電と判定しないので、判定精度を向上することができる。
【0013】
なお、今回の充電量が前回の放電量(たとえば前回の満充電判定時から今回の充電動作開始までの累計充放電量として定義される)よりも少ないにもかかわらず満充電と判定した場合には、警報を出力したり、再度、満充電判定を行ってもよい。
請求項3記載の第2発明は更に、充電量が今回の充電動作直前の累計放電量未満又は電池温度が所定値以上であり、かつ、前記端子電圧の単位充電量当たりの変化量が負の値となる場合に満充電と判定する。
【0014】
このようにすれば、電池が高温となっても一層正確に満充電を判定することができる。
請求項4記載の第3発明は更に、電池温度の単位充電量当たりの変化量が急増し始める場合に満充電と判定するので、従来の電池温度に基づく満充電判定よりも充電電流変化による満充電判定精度の低下を抑止することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の電池の充電装置の好適な態様を以下の実施例により具体的に説明する。
【0016】
【実施例】
この実施例の電気自動車用の電池の充電装置を図1に示すブロック図を参照して説明する。
1は、組み電池、2は1の組み電池中の1モジュール単位の電池を示し、さらにモジュール内に複数の単電池セルが存在する。3は温度センサ、4は電流センサ、5は電池モジュール2の両端の電圧を検出する電圧検出回路、6は温度検出回路、7は電流検出回路、8は各検出回路5,6,7からの信号に基づいて充電制御装置9を制御するコントローラである。
【0017】
電圧検出回路5はモジュール電圧をデジタルデータに変換した後、それを時間的多重化によりシリアル電圧信号としてマイコン内蔵のコントローラ8に入力する。
温度センサ3は、各モジュールそれぞれの所定の一つの単電池セルの外周面に接着されて各温度センサは温度検出回路6から給電されている。各温度センサ3の抵抗変化により検出される単電池2の温度は温度検出回路6でデジタルデータに変換され、各デジタルデータは時間的に多重化によりシリアル温度信号とされて、コントローラ8に入力される。
【0018】
組み電池1は、充電制御装置9により略一定の充電電流を給電されて充電され、組み電池1の充電電流は電流センサ4で検出され、電流検出回路7でデジタルデータに変換されてコントローラ8に送られる。
このコントローラ8により制御される組み電池1の充電制御の実際を図2のフローチャートを参照して説明する。
【0019】
この充電制御ルーチンは、外部からコンロトローラ8に入力される充電指令により開始され、所定の短いインタバルで繰り返し実施されるものとする。
まず、S1にてコントローラ8の各部を初期化する。これにより後述する充電開始のタイマーがリセットされ、充電完了フラグFlagはOFFとされる。
次に、組み電池1の端子電圧V、充電電流I、各温度センサ3からの温度信号の最高値からなる電池温度Tが読み込まれ(S2)、充電開始後の経過時間をタイマーでカウントし(S3)、この充電開始後の累計の充電量Qgを充電電流Iの積分により算出し(S4)、所定の充電異常判定動作を実行し(S5)、充電異常であれば所定の充電異常処理を行い(S6)、そうでなければ満充電を示すFlagをオン(満充電)かどうかを調べ(S7)、満充電であれば微小電流で行う均等充電処理を行い(S14)、その後、ルーチンを終了する。なお、上記充電異常判定動作及び充電異常処理は本実施例の要旨ではないのでその詳細な説明は省略する。
【0020】
一方、S7にて満充電ではない(OFF)と判定された場合には、直前の所定の単位充電量当たりの端子電圧Vの変化(増加)量dV/dAhを算出する(S8)。ここでは、単位充電量を定格容量に対して0.01〜3%好ましくは1%とする。また、所定の単位充電量当たりの端子電圧Vの変化(増加)量dVは今回平均端子電圧V1と前回平均端子電圧V2との差とする。
【0021】
なお、今回平均端子電圧V1は、現時点の直前の単位充電量が充電される期間において所定タイミングでS2にて読み込まれた端子電圧Vのデータの平均値とされ、同じく、前回平均端子電圧V2は、現時点より単位充電量が充電される時間前の前回時点の直前の単位充電量が充電される期間において所定タイミングでS2にて読み込まれた端子電圧Vのデータの平均値とされる。これにより、dV/dAhの無用の変動の影響を排除することができる。もちろん、端子電圧Vの変化(増加)量dVは他の方式で算出してもよい。
【0022】
次に、S9にて、S4で算出している今回の充電開始時点からの充電量Qgが、消費した容量(放電量)Qsを超えたかどうかチェックする。なお、この実施例では、消費した容量(放電量)Qsは、ここでは前回の満充電時点から今回の充電開始までの間の充放電電流の積算を図2に図示しない放電ルーチンで行って記憶しておくことにより得るものとするが他の方法で求めてもよい。
【0023】
S9にてQgがQsを超過したと判定した場合には、S8にて求めたdV/dAhの正のピーク又はそれを超えたかどうかをすなわち正のピークか又はその後の減少状態かどうかを検出する(S10)。この実施例では、過去3回のdV/dAhの算出値を記憶しておき、dV/dAhの算出値が単調減少状態である場合に正のピークまたはその後の減少状態と判定するが、他の判定手順の採用も可能である。
【0024】
S10にてdV/dAhが正のピークまたはその後の減少状態と判断されれば、満充電と判定してS13にてFlagをONとし、次回のループ時にS14の均等充電に移れるようにする。
一方、S10にて、未だdV/dAhのピーク又はその後の減少状態が検出されない場合には、S11にてdV/dAhの値が負になっていないかどうかチェックする。この判定は、例えば過去3回分のdV/dAh算出値を記憶しておき、いずれも負値になっているかどうか判断することによって確実に行うことができる。同様に、S9にて、QgがQs以上であると判定した場合には、S11にてdV/dAhの値が負になっていないかどうかチェックする。
【0025】
S11にて、dV/dAhが負値になっていれば満充電と判定してS13に進み、dV/dAhが負値になっていなければ満充電はまだであると判定してS12に進んで、FlagをOFFとしてS2にリターンする。
このようにすれば、高精度の満充電判定を実現することができる。 更に説明すれば、この実施例では、S9において今回の充電開始時点からの累計の充電量Qgが前回の満充電時点から今回の充電開始までの間の充放電電流の積算値以下である場合には、後述するように通常の場合(電池温度が高温である場合以外)には満充電にはなる筈がないので、満充電と判定をしないようにしてなんらかの原因による誤判定を回避する。
【0026】
更に、S9において今回の充電開始時点からの累計の充電量Qgが前回の満充電時点から今回の充電開始までの間の充放電電流の積算値以下である場合でも、後述するように電池温度が高温である場合には満充電となる場合があり、かつ、この場合には通常のピーク値判定(S10)が困難であるものの、満充電時にはdV/dAhが負値になるという現象が生じるので、これを利用して満充電判定を行う。
【0027】
このようにすれば、高温時にdV/dAhが満充電時に明確なピーク値をもたないニッケル水素電池などのアルカリ二次電池でも正確に満充電判定を行うことができ、更に回路誤動作などによる満充電誤判定も回避することができる。
以下、ミッシュメタルを負極活物質とし、水酸化ニッケルを正極活物質とし、KOH水溶液を電解液とするニッケル水素電池の各種電池特性について、図3〜図8の電池特性図を参照して説明する。
【0028】
図3は、定電流(0.1C)で充電した時のモジュール2の充電量Qg(図では充電容量Ahと表記)と電圧との関係を示す特性図である。なお、1モジュールは、10セルの単電池からなっており、図中の温度は外部環境温度を示している。図3から充電末期には端子電圧の上昇ピークが生じるが、この上昇ピークは高温度ほど小さくなり、50℃ではピークが生じないことがわかる。
【0029】
図4は、単位充電量当たりのモジュール電圧変化dV/dAhと充電量Qgとの関係を示す特性図である。充電末期にはdV/dAhが正のピークP20〜P40を持っており、外部環境温度が高温になるほど正のピークの大きさが減少し、50℃では正のピークが全く現れないことがわかる。また、正のピークが現れた時点から更に充電容量を大きくすると、いずれの外部環境温度でもdV/dAhは負の値(たとえばP30’)となり、一方、50℃ではdV/dAhは早期に負の値(P50’)となることがわかる。
【0030】
図5は、電池温度と充電量Qgとの関係を示す特性図である。充電末期には充電効率の低下に伴い電池温度が上昇すること、単位充電量当たりの電池温度の増加率dT/dAhが急増する点Xを満充電判定点とすることができ、これを用いれば高温時でも満充電判定を行うことができることがわかる。
図6は、環境温度30℃において充電電流を変更した場合の単位充電量当たりのモジュール電圧変化dV/dAhと充電量Qgとの関係を示す特性図である。充電電流を変更しても(充電時間を変更しても)、正確に満充電判定できることがわかる。
【0031】
図7は、充電電流を変更した場合における単位時間当たりの端子電圧の変化量dV/dminと、単位充電量当たりの端子電圧の変化量dV/dAhとを図示する特性図である。特に小電流充電時におけるピーク値のシャープネス性において後者が格段に優れていることがわかる。
結局、この実施例によれば、外部環境温度の変化に影響を受けない電圧パラメータを用いることが可能とであり、かつ充電電流の違い、40℃以上の高温度でも誤作動無く確実な満充電の判定が可能となる。さらに、dV/dAhは、電圧の絶対値ではなく相対的な電圧変化をパラメータとしているので、電圧センサ誤差や電池特性のばらつき・変動に関係なく、確実な動作が可能となる。
【0032】
【実施例2】
他の実施例を図8を参照して説明する。
上記実施例では、電圧変化dV/dAhによる満充電判定について説明したが、温度変化dT/dAhを用いて満充電判定を行っても、従来の温度変化dT/dtによる満充電判定よりも判定精度を向上することができる。
【0033】
たとえば、充電器の充電能力によって充電電流が変わる場合、満充電時の温度上昇は、充電時のエネルギーWh(ほぼAh・V)に応じて上昇する。従来から用いらていた単位時間当たりの電池温度変化dT/dtを算出して満充電を判定すると、単位時間内に充電するエネルギーが充電電流によって変化するため、dT/dtの算出値が電流依存性をもつようになり、正確な判定が困難となる。
一方、単位充電量あたりの電池温度変化dT/dtでは、単位充電量を充電する際の充電エネルギーが電流によってほぼ等しいので、満充電付近の温度上昇が等しくなり、正確に満充電を判定することができる。
【0034】
なお、この実施例の満充電判定を実行するには、図2に示すフローチャートにおいて、S8にて単位充電量当たりの電池温度の増加率dT/dAhを算出し、S9、S11を省略し、S10にて単位充電量当たりの電池温度の増加率dT/dAhが急増し始めたかどうかを判定すればよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1の電池の充電装置のブロック図である。
【図2】 図1に示す電池の充電装置の充電制御動作の一例を示すフローチャートである。
【図3】 実施例に用いたニッケル水素の充電特性を示す特性図である。
【図4】 実施例に用いたニッケル水素の充電特性を示す特性図である。
【図5】 実施例に用いたニッケル水素の充電特性を示す特性図である。
【図6】 実施例に用いたニッケル水素の充電特性を示す特性図である。
【図7】 実施例に用いたニッケル水素の充電特性を示す特性図である。
【符号の説明】
1は電池、2は単電池(電池モジュール)、3は温度センサ、4は8はコントローラ(充電状態判定手段)
Claims (4)
- 充電時に検出した電池の端子電圧及び充電量に関するパラメータに基づいて得た前記端子電圧の単位充電量当たりの変化量又は電池温度の単位充電量当たりの変化量に基づいて前記電池の満充電を判定する充電状態判定手段を有し、
前記充電状態判定手段は、前記端子電圧の単位充電量当たりの変化量が正のピーク値となる場合に満充電と判定することを特徴とする電池の充電装置。 - 請求項1記載の電池の充電装置において、
前記充電状態判定手段は、前記充電量が今回の充電動作直前の累計放電量以上となり、かつ、前記端子電圧の単位充電量当たりの変化量が正のピーク値となる場合に満充電と判定することを特徴とする電池の充電装置。 - 充電時に検出した電池の端子電圧及び充電量に関するパラメータに基づいて得た前記端子電圧の単位充電量当たりの変化量又は電池温度の単位充電量当たりの変化量に基づいて前記電池の満充電を判定する充電状態判定手段を有し、
前記充電状態判定手段は、前記充電量が今回の充電動作直前の累計放電量未満又は電池温度が所定値以上であり、かつ、前記端子電圧の単位充電量当たりの変化量が負の値となる場合に満充電と判定することを特徴とする電池の充電装置。 - 充電時に検出した電池の端子電圧及び充電量に関するパラメータに基づいて得た前記端子電圧の単位充電量当たりの変化量又は電池温度の単位充電量当たりの変化量に基づいて前記電池の満充電を判定する充電状態判定手段を有し、
前記充電状態判定手段は、前記電池温度の単位充電量当たりの変化量が急増し始める場合に満充電と判定することを特徴とする電池の充電装置。
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