JP3817876B2 - ショーケース用冷凍装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
【0002】
本願発明は、ショーケース用冷凍装置に関し、さらに詳しくはショーケース用冷凍装置における防露ヒータ構造に関するものである。
【従来の技術】
【0003】
一般のショーケース4は、図に示すように、蒸発器12を内蔵し、空気吸込口19から吸い込まれ、ファン14により圧送される空気Wを前記蒸発器12により冷却して冷風吹出口20から吹き出し、該冷風により陳列棚21に陳列された商品(図示省略)を冷蔵あるいは冷凍するように構成されている。
【0004】
上記構成のショーケース4においては、冷風吹出口20近傍(例えば、吹出冷風の案内部)および空気吸込口19近傍(例えば、ショーケース4前面に配設されたガラス22)において暖かい室内空気が巻き込まれて冷却されるため、当該部位が室内空気に含まれる水分が結露する結露発生部15となる。
【0005】
上記結露を防止するために、従来技術においては前記結露発生部15に電気ヒータにより構成された防露ヒータ18を設けて、電気ヒータの加熱力により結露発生を防止するようにしていた。
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところが、上記したように電気ヒータによって結露を防止するようにした場合、消費電力が多くなるためランニングコストが高くなるとともに、電気ヒータの場合高温となり過ぎるおそれがあり、安全性にも問題がある。また、電気ヒータは定期的なメンテナンスが必要となるという不具合がある。
【0007】
本願発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、冷凍装置を循環する冷媒の保有する熱を有効に利用して結露防止を図ることを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本願発明の第1の基本構成(請求項1の発明)では、上記課題を解決するための手段として、一次冷媒xを圧縮する一次冷媒用圧縮機5、一次冷媒xを凝縮液化する一次冷媒用凝縮器6、一次冷媒xを減圧する一次冷媒用減圧機構7および一次冷媒xを蒸発気化させる一次冷媒用蒸発器8を冷媒配管16を介して順次接続してなる高温側冷凍サイクルAと、二次冷媒yを圧縮する二次冷媒用圧縮機9、前記一次冷媒用蒸発器8との熱交換により二次冷媒yを凝縮液化する二次冷媒用凝縮器10、二次冷媒yを減圧する二次冷媒用減圧機構11および二次冷媒yを蒸発気化させる二次冷媒用蒸発器12を冷媒配管17を介して順次接続してなる低温側冷凍サイクルBとを備え、前記二次冷媒用蒸発器12をショーケース4内に配置してなるショーケース用冷凍装置において、前記ショーケース4における結露発生部15に、前記一次冷媒用凝縮器6の出口側の高圧液冷媒xと前記二次冷媒用圧縮機9の吐出ガス冷媒yとが供給される防露ヒータ18を設けている。
【0009】
上記のように構成したことにより、冷凍装置の運転時においては、一次冷媒用凝縮器6の出口側の高温の高圧液冷媒xと二次冷媒用圧縮機9の吐出ガス冷媒yとが、ショーケース4における結露発生部15に設けられた防露ヒータ18に供給されることとなり、前記高圧液冷媒xおよび吐出ガス冷媒yの保有する熱により結露発生部15が加熱されることとなる。従って、高温側冷凍サイクルAにおける高圧液冷媒xと低温側冷凍サイクルBにおける吐出ガス冷媒yとが保有する熱を有効に利用した結露防止が行われる。また、防露ヒータ18において高温側冷凍サイクルAにおける液冷媒の過冷却をとることができるとともに、低温側冷凍サイクルBにおける吐出ガス冷媒の予冷が行われるため、二次冷媒用凝縮器10を小型化できることとなり、該二次冷媒用凝縮器10における冷却容量が小さくなるところから、高温側冷凍サイクルAの大幅な容量ダウンを図ることできる。
【0010】
本願発明の第2の基本構成(請求項2の発明)では、上記課題を解決するための手段として、一次冷媒xを圧縮する一次冷媒用圧縮機5、一次冷媒xを凝縮液化する一次冷媒用凝縮器6、一次冷媒xを減圧する一次冷媒用減圧機構7および一次冷媒xを蒸発気化させる一次冷媒用蒸発器8を冷媒配管16を介して順次接続してなる高温側冷凍サイクルAと、二次冷媒yを圧縮する二次冷媒用圧縮機9、前記一次冷媒用蒸発器8との熱交換により二次冷媒yを凝縮液化する二次冷媒用凝縮器10、二次冷媒yを減圧する二次冷媒用減圧機構11および二次冷媒yを蒸発気化させる二次冷媒用蒸発器12を冷媒配管17を介して順次接続してなる低温側冷凍サイクルBとを備え、前記二次冷媒用蒸発器12をショーケース4内に配置してなるショーケース用冷凍装置において、前記ショーケース4における結露発生部15に、前記一次冷媒用圧縮機5の吐出ガス冷媒xと前記二次冷媒用圧縮機9の吐出ガス冷媒yとが供給される防露ヒータ18を設けている。
【0011】
上記のように構成したことにより、冷凍装置の運転時においては、一次冷媒用圧縮機5の高温の吐出ガス冷媒xと二次冷媒用圧縮機9の高温の吐出ガス冷媒yとが、ショーケース4における結露発生部15に設けられた防露ヒータ18に供給されることとなり、前記吐出ガス冷媒xおよび吐出ガス冷媒yの保有する熱により結露発生部15が加熱されることとなる。従って、高温側冷凍サイクルAにおける吐出ガス冷媒xと低温側冷凍サイクルBにおける吐出ガス冷媒yとが保有する熱を有効に利用した結露防止が行われる。
【発明の実施の形態】
【0012】
以下、添付の図面を参照して、本願発明の幾つかの好適な実施の形態について詳述する。
【0013】
第1の実施の形態(請求項1に対応)
図1には、本願発明の第1の実施の形態にかかるショーケース用冷凍装置が示されている。
【0014】
このショーケース用冷凍装置は、図1に示すように、一次冷媒xを圧縮する一次冷媒用圧縮機5、一次冷媒xを凝縮液化する一次冷媒用凝縮器6、一次冷媒xを減圧する一次冷媒用減圧機構7および一次冷媒xを蒸発気化させる一次冷媒用蒸発器8を冷媒配管16を介して順次接続してなる高温側冷凍サイクルAと、二次冷媒yを圧縮する二次冷媒用圧縮機9、前記一次冷媒用蒸発器8との熱交換により二次冷媒yを凝縮液化する二次冷媒用凝縮器10、二次冷媒yを減圧する二次冷媒用減圧機構11および二次冷媒yを蒸発気化させる二次冷媒用蒸発器12を冷媒配管17を介して順次接続してなる低温側冷凍サイクルBとを備えて構成されている。符号13は一次冷媒用凝縮器6を冷却するための冷却ファン、14は二次冷媒用蒸発器12に空気を圧送するファンである。
【0015】
なお、前記一次冷媒用圧縮機5および一次冷媒用凝縮器6は室外ユニット1を構成し、前記一次冷媒用減圧機構7、一次冷媒用蒸発器8、二次冷媒用圧縮機9および二次冷媒用凝縮器10はカスケードユニット2を構成し、二次冷媒用減圧機構11および二次冷媒用蒸発器12はショーケース用冷凍ユニット3を構成することとなっており、前記カスケードユニット2およびショーケース用冷凍ユニット3はショーケース4内に設置される。
【0016】
既に従来技術の項において説明したように、ショーケース4における結露発生部15,15・・(図6参照)には、防露ヒータ18,18・・が設けられるが、高温側冷凍ユニットAにおける一次冷媒用凝縮器6と一次冷媒用減圧機構7との間の冷媒配管16および低温側冷凍ユニットBにおける二次冷媒用圧縮機9と二次冷媒用凝縮器10との間の冷媒配管17に前記防露ヒータ18,18がそれぞれ介設されている。つまり、この防露ヒータ18,18には、前記高温側冷凍サイクルAにおける高圧液冷媒xおよび前記低温側冷凍サイクルBにおける吐出ガス冷媒yがそれぞれ供給されることとなっているのである。この場合、防露ヒータ18,18は、ショーケース4における異なる結露発生部15,15に別々に設けられる。
【0017】
上記のように構成されたショーケース用冷凍装置は、次のように作用する。
【0018】
一次冷媒用圧縮機5から圧送された一次冷媒xは、図1に実線矢印で示すように、一次冷媒用凝縮器6に供給され、そこで凝縮液化された後、防露ヒータ18に供給される。すると、該防露ヒータ18に供給された高温の高圧液冷媒xは、ショーケース4における結露発生部15を加熱することとなり、結露発生部15における結露が高温側冷凍サイクルAにおける高圧液冷媒xの保有する熱により防止されることとなる。同時に、防露ヒータ18においては高圧液冷媒xが過冷却されることとなる。その後、一次冷媒用減圧機構7で減圧され、一次冷媒用蒸発器8で蒸発気化され、一次冷媒用圧縮機5へ還流される。
【0019】
一方、二次冷媒用圧縮機9から圧送された二次冷媒yは、図1に実線矢印で示すように、防露ヒータ18に供給される。すると、該防露ヒータ18に供給された高温の吐出ガス冷媒yは、ショーケース4における結露発生部15を加熱することとなり、結露発生部15への結露が低温側冷凍サイクルBにおける吐出ガス冷媒yの保有する熱により防止されることとなる。そして、防露ヒータ18において予冷されたガス冷媒yは、二次冷媒用凝縮器10において前記一次冷媒用蒸発器8との熱交換により凝縮液化された後、二次冷媒用減圧機構11で減圧され、その後二次冷媒用蒸発器12で蒸発気化され、二次冷媒用圧縮機9へ還流される。従って、一次冷媒用蒸発器8との熱交換により低温化された二次冷媒yが二次冷媒用蒸発器12において蒸発気化することにより、二次冷媒用蒸発器12による冷却作用が大きく向上することとなる。
【0020】
上記したように、電気ヒータを用いる防露方法ではなく、高温側冷凍サイクルAにおける高圧液冷媒xおよび低温側冷凍サイクルBにおける吐出ガス冷媒yの保有する熱を有効に利用した結露防止が行われるため、ランニングコストの低減を図ることができるとともに、電気ヒータのように高温になり過ぎるということがなく安全性も向上する。しかも、電気ヒータのような定期的なメンテナンスが不必要となる。
【0021】
また、防露ヒータ18において高温側冷凍サイクルAにおける液冷媒の過冷却をとることができるとともに、低温側冷凍サイクルBにおける吐出ガス冷媒の予冷が行われるため、二次冷媒用凝縮器10を小型化できることとなり、該二次冷媒用凝縮器10における冷却容量が小さくなるところから、高温側冷凍サイクルAの大幅な容量ダウンを図ることできる。
【0022】
さらに、室外ユニット1とショーケース4とを連絡する配管が2本でよいこととなり、配管作業性が向上する。
【0023】
第2の実施の形態(請求項2に対応)
図2には、本願発明の第2の実施の形態にかかるショーケース用冷凍装置が示されている。
【0024】
この場合、高温側冷凍ユニットAにおける一次冷媒用圧縮機5と一次冷媒用凝縮器6との間の冷媒配管16および低温側冷凍ユニットBにおける二次冷媒用圧縮機9と二次冷媒用凝縮器10との間の冷媒配管17に防露ヒータ18,18がそれぞれ介設されている。つまり、この防露ヒータ18,18には、前記高温側冷凍サイクルAにおける高温の吐出ガス冷媒xおよび前記低温側冷凍サイクルBにおける高温の吐出ガス冷媒yがそれぞれ供給されることとなっているのである。この場合、防露ヒータ18,18は、ショーケース4における異なる結露発生部15,15に別々に設けられる。その他の構成は、第1の実施の形態におけると同様なので説明を省略する。
【0025】
上記のように構成されたショーケース用冷凍装置は、次のように作用する。
【0026】
一次冷媒用圧縮機5から圧送された一次冷媒xは、図2に実線矢印で示すように、防露ヒータ18に供給される。すると、該防露ヒータ18に供給された高温の吐出ガス冷媒xは、ショーケース4における結露発生部15を加熱することとなり、結露発生部15における結露が高温側冷凍サイクルAにおける吐出ガス冷媒xの保有する熱により防止されることとなる。そして、防露ヒータ18において予冷されたガス冷媒xは、一次冷媒用凝縮器6に供給され、そこで凝縮液化された後、一次冷媒用減圧機構7で減圧され、その後一次冷媒用蒸発器8で蒸発気化され、一次冷媒用圧縮機5へ還流される。
【0027】
一方、二次冷媒用圧縮機9から圧送された二次冷媒yは、図2に実線矢印で示すように、防露ヒータ18に供給される。すると、該防露ヒータ18に供給された吐出ガス冷媒yは、ショーケース4における結露発生部15を加熱することとなり、結露発生部15における結露が低温側冷凍サイクルBにおける吐出ガス冷媒yの保有する熱により防止されることとなる。そして、防露ヒータ18において予冷されたガス冷媒yは、二次冷媒用凝縮器10において前記一次冷媒用蒸発器8との熱交換により凝縮液化された後、二次冷媒用減圧機構11で減圧され、その後二次冷媒用蒸発器12で蒸発気化され、二次冷媒用圧縮機9へ還流される。従って、一次冷媒用蒸発器8との熱交換により低温化された二次冷媒yが二次冷媒用蒸発器12において蒸発気化することにより、二次冷媒用蒸発器12による冷却作用が大きく向上することとなる。
【0028】
上記したように、電気ヒータを用いる防露方法ではなく、高温側冷凍サイクルAにおける吐出ガス冷媒xおよび低温側冷凍サイクルBにおける吐出ガス冷媒yの保有する熱を有効に利用した結露防止が行われるため、ランニングコストの低減を図ることができるとともに、電気ヒータのように高温になり過ぎるということがなく安全性も向上する。しかも、電気ヒータのような定期的なメンテナンスが不必要となる。
【0029】
また、防露ヒータ18,18において高温側冷凍サイクルAおよび低温側冷凍サイクルBにおける吐出ガス冷媒の予冷が行われるため、一次冷媒用凝縮器6および二次冷媒用凝縮器10を小型化できる。しかも、前記二次冷媒用凝縮器10における冷却容量が小さくなるところから、高温側冷凍サイクルAの大幅な容量ダウンを図ることができる。
【発明の効果】
【0030】
本願発明の第1の基本構成(請求項1の発明)によれば、一次冷媒xを圧縮する一次冷媒用圧縮機5、一次冷媒xを凝縮液化する一次冷媒用凝縮器6、一次冷媒xを減圧する一次冷媒用減圧機構7および一次冷媒xを蒸発気化させる一次冷媒用蒸発器8を冷媒配管16を介して順次接続してなる高温側冷凍サイクルAと、二次冷媒yを圧縮する二次冷媒用圧縮機9、前記一次冷媒用蒸発器8との熱交換により二次冷媒yを凝縮液化する二次冷媒用凝縮器10、二次冷媒yを減圧する二次冷媒用減圧機構11および二次冷媒yを蒸発気化させる二次冷媒用蒸発器12を冷媒配管17を介して順次接続してなる低温側冷凍サイクルBとを備え、前記二次冷媒用蒸発器12をショーケース4内に配置してなるショーケース用冷凍装置において、前記ショーケース4における結露発生部15に、前記一次冷媒用凝縮器6の出口側の高圧液冷媒xと前記二次冷媒用圧縮機9の吐出ガス冷媒yとが供給される防露ヒータ18を設けて、高温側冷凍サイクルAにおける高圧液冷媒xと低温側冷凍サイクルBにおける吐出ガス冷媒yとが保有する熱を有効に利用して、ショーケース4における結露発生部15の結露防止を行うようにしたので、ランニングコストの低減を図ることができるとともに、電気ヒータのように高温になり過ぎるということがなく安全性も向上するし、しかも電気ヒータのような定期的なメンテナンスが不必要となるという優れた効果がある。また、防露ヒータ18において高温側冷凍サイクルAにおける液冷媒の過冷却をとることができるとともに、低温側冷凍サイクルBにおける吐出ガス冷媒の予冷が行われるため、二次冷媒用凝縮器10を小型化できることとなり、該二次冷媒用凝縮器10における冷却容量が小さくなるところから、高温側冷凍サイクルAの大幅な容量ダウンを図ることできるという効果もある。さらに、高温側冷凍サイクルAにおける一次冷媒用圧縮機5および一次冷媒用凝縮器6を室外に配置した場合にも、室外側とショーケース4とを連絡する配管が2本でよいこととなり、配管作業性が向上するという効果もある
【0031】
本願発明の第2の基本構成(請求項2の発明)によれば、一次冷媒xを圧縮する一次冷媒用圧縮機5、一次冷媒xを凝縮液化する一次冷媒用凝縮器6、一次冷媒xを減圧する一次冷媒用減圧機構7および一次冷媒xを蒸発気化させる一次冷媒用蒸発器8を冷媒配管16を介して順次接続してなる高温側冷凍サイクルAと、二次冷媒yを圧縮する二次冷媒用圧縮機9、前記一次冷媒用蒸発器8との熱交換により二次冷媒yを凝縮液化する二次冷媒用凝縮器10、二次冷媒yを減圧する二次冷媒用減圧機構11および二次冷媒yを蒸発気化させる二次冷媒用蒸発器12を冷媒配管17を介して順次接続してなる低温側冷凍サイクルBとを備え、前記二次冷媒用蒸発器12をショーケース4内に配置してなるショーケース用冷凍装置において、前記ショーケース4における結露発生部15に、前記一次冷媒用圧縮機5の吐出ガス冷媒xと前記二次冷媒用圧縮機9の吐出ガス冷媒yとが供給される防露ヒータ18を設けて、高温側冷凍サイクルAにおける吐出ガス冷媒xおよび低温側冷凍サイクルBにおける吐出ガス冷媒yの保有する熱を有効に利用して結露発生部15の結露防止を行うようにしたので、ランニングコストの低減を図ることができるとともに、電気ヒータのように高温になり過ぎるということがなく安全性も向上するし、しかも電気ヒータのような定期的なメンテナンスが不必要となるという優れた効果がある。また、防露ヒータ18,18において高温側冷凍サイクルAおよび低温側冷凍サイクルBにおける吐出ガス冷媒の予冷が行われるため、一次冷媒用凝縮器6および二次冷媒用凝縮器10を小型化できるという効果もあるしかも、前記二次冷媒用凝縮器10における冷却容量が小さくなるところから、高温側冷凍サイクルAの大幅な容量ダウンを図ることができるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本願発明の第1の実施の形態にかかるショーケース用冷凍装置の冷媒回路図である。
【図2】 本願発明の第2の実施の形態にかかるショーケース用冷凍装置の冷媒回路図である。
【図3】 一般のショーケースの断面図である。
【符号の説明】
5は一次冷媒用圧縮機、6は一次冷媒用凝縮器、7は一次冷媒用減圧機構、8は一次冷媒用蒸発器、9は二次冷媒用圧縮機、10は二次冷媒用凝縮器、11は二次冷媒用減圧機構、12は二次冷媒用蒸発器、15は結露発生部、16,17は冷媒配管、18は防露ヒータ、Aは高温側冷凍サイクル、Bは低温側冷凍サイクル、xは一次冷媒、yは二次冷媒。

Claims (2)

  1. 一次冷媒(x)を圧縮する一次冷媒用圧縮機(5)、一次冷媒(x)を凝縮液化する一次冷媒用凝縮器(6)、一次冷媒(x)を減圧する一次冷媒用減圧機構(7)および一次冷媒(x)を蒸発気化させる一次冷媒用蒸発器(8)を冷媒配管(16)を介して順次接続してなる高温側冷凍サイクル(A)と、二次冷媒(y)を圧縮する二次冷媒用圧縮機(9)、前記一次冷媒用蒸発器(8)との熱交換により二次冷媒(y)を凝縮液化する二次冷媒用凝縮器(10)、二次冷媒(y)を減圧する二次冷媒用減圧機構(11)および二次冷媒(y)を蒸発気化させる二次冷媒用蒸発器(12)を冷媒配管(17)を介して順次接続してなる低温側冷凍サイクル(B)とを備え、前記二次冷媒用蒸発器(12)をショーケース(4)内に配置してなるショーケース用冷凍装置であって、前記ショーケース(4)における結露発生部(15)には、前記一次冷媒用凝縮器(6)の出口側の高圧液冷媒(x)と前記二次冷媒用圧縮機(9)の吐出ガス冷媒(y)とが供給される防露ヒータ(18)を設けたことを特徴とするショーケース用冷凍装置。
  2. 一次冷媒(x)を圧縮する一次冷媒用圧縮機(5)、一次冷媒(x)を凝縮液化する一次冷媒用凝縮器(6)、一次冷媒(x)を減圧する一次冷媒用減圧機構(7)および一次冷媒(x)を蒸発気化させる一次冷媒用蒸発器(8)を冷媒配管(16)を介して順次接続してなる高温側冷凍サイクル(A)と、二次冷媒(y)を圧縮する二次冷媒用圧縮機(9)、前記一次冷媒用蒸発器(8)との熱交換により二次冷媒(y)を凝縮液化する二次冷媒用凝縮器(10)、二次冷媒(y)を減圧する二次冷媒用減圧機構(11)および二次冷媒(y)を蒸発気化させる二次冷媒用蒸発器(12)を冷媒配管(17)を介して順次接続してなる低温側冷凍サイクル(B)とを備え、前記二次冷媒用蒸発器(12)をショーケース(4)内に配置してなるショーケース用冷凍装置であって、前記ショーケース(4)における結露発生部(15)には、前記一次冷媒用圧縮機(5)の吐出ガス冷媒(x)と前記二次冷媒用圧縮機(9)の吐出ガス冷媒(y)とが供給される防露ヒータ(18)を設けたことを特徴とするショーケース用冷凍装置。
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