JP3817859B2 - 撮像装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、デスクトップ型またはノート型パソコンや携帯電話などに搭載可能な軽量、かつ小型、薄型化された撮像装置、特に固体撮像素子、固体撮像素子を駆動する駆動回路、固体撮像素子からの信号を処理する信号処理回路、これらを制御する制御回路およびレンズ、絞り等の光学系と一体化した撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、カメラ一体型ビデオに代表されるように固体撮像素子を内蔵する撮像装置が民生分野をはじめ、監視用、放送用、医療用またはテレビ会議、テレビ電話等のマルチメディアの分野においても広く採用されてきており、その忠実な色彩の再現性や微細なディテールの表現など高画質に関する要求とともに持ち運びに便利な小型化、薄型化、軽量化等に関する要求が高まってきている。このような要求に応えるために固体撮像素子およびその周辺回路を含んで撮像装置を小型化・薄型化する技術開発が盛んに行われてきている。
【0003】
図6は従来の撮像装置の構造を示すものであり図に示すように、セラミックまたはプラスチックよりなる容器1の内部には固体撮像素子2(以下CCDチップという)とそのCCDチップ2に近接して垂直転送部駆動用ドライバ(以下、VDrと呼ぶ)、CDS、DSP等の半導体チップよりなる周辺回路素子3が搭載されたシリコン基板4が収納されている。
【0004】
CCDチップ2と周辺回路素子3とはシリコン基板4上に形成されている配線を介していずれも金線等のワイヤリード5によって相互に電気接続され、またシリコン基板4の周縁部に設けられている電極パッド6は容器1の外周部のピンリード7の容器1内面に露出する端子8に同じくワイヤリード5によってボンディングされている。
【0005】
このように構成された容器1はその上面をフェースプレート9によって封着することにより、その内部は不活性ガスが充填された状態で気密封止されている。なお、10はCCDチップ2の上面に位置するフェースプレート9の開口部に取り付けられている透光性のガラス板である。
【0006】
図7はシリコン基板4の構成を示すものであり、シリコン基板4上には周辺回路素子3を搭載するためのダイボンディング用パッド11、周辺回路素子3の信号パッド12からワイヤリード5によりボンディングされるための接続パッド13およびこの接続パッド13とシリコン基板4の周縁部に設けられている電極パッド6とをつなぐアルミ配線による信号ラインとなる第1の導体配線14等が形成されている。このダイボンディング用パッド11の上に周辺回路素子3をダイボンド実装し、その信号パッド12とシリコン基板4上の第1の電極パッド13を金線等のワイヤリード5によって接続している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記の撮像装置の構成では、電源ラインや信号ラインに配線相互間の干渉ノイズや外部からのノイズが乗り易く、このようなノイズは撮像装置からの出力画像上にノイズ妨害として出現し、画質を大きく劣化させてしまう。このノイズを防止するため、従来はプリント基板の接地層を多くしたり電源ラインにコンデンサを付加したり、信号ラインにフィルタを付加したりすることにより対策してきたが十分なノイズの除去はできていなかった。
【0008】
本発明はこのような課題を解決するものであり、効果的なノイズ軽減を図ることができる撮像装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は、撮像装置において回路基板の主面に第1の絶縁層と、その第1の絶縁層の上に第1の導体配線と、その第1の導体配線の少なくとも一部を覆うように第2の絶縁層と、その第2の絶縁層の上に第1の導体配線群を覆うように、かつ接地された第2の導体配線とをそれぞれ形成したものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の発明は、固体撮像素子と、その固体撮像素子を駆動するための駆動回路素子と、固体撮像素子から出力される映像信号を処理するための映像信号処理回路素子等を搭載した半導体基板からなる回路基板を収納容器の凹部に載置した撮像装置であって、回路基板が、その主面に形成された第1の絶縁層と、その第1の絶縁層の上に形成された第1の導体配線と、その第1の導体配線の少なくとも一部を覆って形成された第2の絶縁層と、その第2の絶縁層の上に第1の導体配線群を覆って形成された第2の導体配線とを有するものであり、第2の絶縁層の上面の第2の導体配線が大きな面積を有する接地導体を形成しているためにノイズを効率よく軽減することができる。
【0011】
本発明の請求項2に記載の発明は、請求項1記載の発明において第2の導体配線が、半導体基板上に形成された拡散領域に接続されているものであり、第2の導体配線が電極パッド等を経由せずに直接半導体基板に接続しているために、高い信頼性においてノイズ軽減を行うことができる。
【0012】
つぎに本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は本発明の第1の実施の形態における撮像装置の構造を示すものであり、その断面図における基本的な構造は図6において説明した従来の撮像装置とほぼ同様であり、1はセラミックまたはプラスチックよりなる容器、2はCCDチップ、3はVDr、CDS、DSP等の半導体チップよりなる周辺回路素子、4は比抵抗が20Ω−cmのn型シリコン基板である。また本実施の形態ではシリコン基板4としてn型のものを用いたが、p型シリコン基板でも同様の効果を得ることは可能である。
【0013】
CCDチップ2と周辺回路素子3とはシリコン基板4上に形成されている配線(図示せず)を介していずれも金線等のワイヤリード5によって相互に電気接続され、またシリコン基板4の周縁部に設けられている電極パッド6は容器1の外周部のピンリード7の容器1の内面に露出する端子8に同じくワイヤリード5によってボンディングされている。
【0014】
また容器1はその上面を透光性のガラス10を備えたフェースプレート9によって封着することにより、その内部は不活性ガスが充填された状態で気密封止されている。
【0015】
図2は図1に示すシリコン基板4の平面図であり、周辺回路素子3はシリコン基板4の上面に設けられているダイボンディング用パッド11上にダイボンディングされており、その信号パッド12はシリコン基板4の上面にシリコン酸化膜よりなる第1の絶縁層15を介して信号ラインを形成しているアルミニウム膜等よりなる第1の導体配線14の第1の電極パッド13にワイヤリード5等によりワイヤボンディングされている。16は本発明が特徴とするノイズ軽減用の接地配線となる第2の導体配線である。このような配線構造における本発明の特徴をさらに図3を用いて説明する。図3は本発明の第1の実施の形態における撮像装置のシリコン基板4の一部分を拡大して示した断面図であり、図に示すようにシリコン基板4の上面にシリコン酸化膜よりなる第1の絶縁層15を介して第1の導体配線14が形成されており、さらにその上面に第1の導体配線14の少なくとも一部を覆って第2の絶縁層17が形成されている。そしてその第2の絶縁層17の上面に第1の導体配線14を覆うように接地されたアルミニウムよりなる第2の導体配線16が設けられている。
【0016】
そしてシリコン基板側からのノイズは、シリコン基板4自身がシールド効果を果たしているため第1の導体配線14への侵入を防止できている。このように信号線となる第1の導体配線14の上面を第2の導体配線16によって完全に覆い、かつ接地しているために、第1の導体配線14を配線相互間の干渉ノイズや外部ノイズから保護することが可能となる。またシリコン基板4の比抵抗は小さい方が良いのは勿論である。
【0017】
(実施の形態2)
また図4は本発明の第2の実施の形態における撮像装置に用いられているシリコン基板24の一部を拡大した断面図であり、本実施の形態が第1の実施の形態と異なる点は、シリコン基板24上の少なくとも一つの第1の導体配線22間の第1の絶縁膜26および第2の絶縁膜27をエッチング除去するとともに、その第1の導体配線22間のシリコン基板24に形成された拡散層28と第2の導体配線25とを接続させた点である。本実施の形態によれば、第2の導体配線25を少なくとも1箇所の拡散層28において確実に接地することができるので高い信頼性においてノイズを軽減することが可能となる。
【0018】
(実施の形態3)
図5は本発明の第3の実施の形態における撮像装置に用いられているシリコン基板34の一部を拡大した断面図であり、本実施の形態が第1の実施の形態と異なる点はn型シリコン基板34の主面にn型の1019cm-3の不純物濃度の拡散層38を形成した点であり、その上面に第1の実施の形態の場合と同様に第1の絶縁膜36、第1の導体配線32、第2の絶縁膜37および第2の導体配線35を順次形成したものである。このように本実施の形態によれば、信号線である第1の導体配線32を拡散層38と第2の導体配線35とによりシールドして拡散層38と第2の導体配線35とを接地する構造となっているために、より効果的にノイズを軽減することができる。
【0019】
なお、シリコン基板34と拡散層38はn型、p型いずれの組み合わせでも良い。また拡散層38の濃度は濃い方がノイズ軽減の効果は大きい。
【0020】
【発明の効果】
上記各実施の形態より明らかなように本発明は、回路基板の主面に形成された第1の絶縁層と、その第1の絶縁層の上に形成された第1の導体配線と、その第1の導体配線の少なくとも一部を覆って形成された第2の絶縁層と、その第2の絶縁層の上に第1の導体配線群を覆って形成された第2の導体配線とを有するものであり、各半導体素子より外部回路へ接続する信号配線(第1の導体配線)を電極面積の大なる接地導体(第2の導体配線)によりシールドすることにより各種ノイズを著しく軽減することができ、したがって良好な画像出力が得られる高い性能を有した撮像装置を実現することが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における撮像装置の断面図
【図2】同第1の実施の形態における撮像装置の回路基板の平面図
【図3】図2のA−A’線における拡大断面図
【図4】本発明の第2の実施の形態における撮像装置に用いられている回路基板のA−A’線における拡大断面図
【図5】同第3の実施の形態における撮像装置に用いられている回路基板のA−A’線における拡大断面図
【図6】従来の撮像装置の断面図
【図7】従来の撮像装置における回路基板の平面図
【符号の説明】
1 容器(収納容器)
2 CCDチップ(固体撮像素子)
3 周辺回路素子(駆動回路素子、映像処理回路素子)
4 シリコン基板(回路基板)
14 第1の導体配線
15 第1の絶縁層
16 第2の導体配線
17 第2の絶縁層

Claims (2)

  1. 固体撮像素子と、その固体撮像素子を駆動するための駆動回路素子と、前記固体撮像素子から出力される映像信号を処理するための映像信号処理回路素子とを搭載した半導体基板からなる回路基板を収納容器の凹部に載置した撮像装置であって、前記回路基板が、その主面に形成された第1の絶縁層と、その第1の絶縁層の上に形成された第1の導体配線と、その第1の導体配線の少なくとも一部を覆って形成された第2の絶縁層と、その第2の絶縁層の上に前記第1の導体配線を覆って形成され、かつ接地された第2の導体配線とを有してなる撮像装置。
  2. 第2の導体配線が、半導体基板に形成された拡散領域に接続されてなる請求項1記載の撮像装置。
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