JP3817184B2 - 表示パネル体の支持装置、及びこれを用いた通信装置 - Google Patents

表示パネル体の支持装置、及びこれを用いた通信装置 Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、弾性部材の弾性変形による制動力で表示パネル体を任意の位置に停止保持するフリーストップ機構を備えた表示パネル体の支持装置、及びこれを用いた通信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ノートパソコンなどの情報処理装置では、本体に対して表示パネル体を開閉自在に結合して不使用時には表示パネル体を本体に重なり合うように閉じて可搬性を高めた構成が採用されており、このような表示パネル体の支持装置では、表示パネルの角度調整を可能にして視認性を高めるため、表示パネル体を任意の位置に停止保持するフリーストップ機構を設けることが一般的である。特に大型の表示パネル体を採用した場合には、大きな停止保持力が得られるようにフリーストップ機構に金属製のばね材が多用されている。
【0003】
他方、ファクシミリ装置をはじめとした各種の通信装置にも、送信先の指定や各種の設定情報の入力のために表示パネルが設けられており、ここでも表示パネル体の支持装置にフリーストップ機構を採用することが望まれる。この場合、表示パネルに比較的小型のものが採用されるため、フリーストップ機構に大きな停止保持力を要しないことから、製造コストの低いゴム材からなる弾性部材を用いた構成が多用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、ゴム製の弾性部材を用いたフリーストップ機構では、同一状態のままで長期間経過することで弾性部材に永久歪みが生じて停止保持力が低下する難点がある。特に通信装置では、ノートパソコンなどで用いられるような大型の表示パネルが採用されることはごく稀であるものの、近年、表示情報が見易くなるように表示パネルを大型化する傾向にあり、ゴム材を用いた従来構成の支持装置では、長期間に渡って適切な停止保持力を確保することが難しくなっている。
【0005】
本発明は、このような従来技術の問題点を解消するべく案出されたものであり、その主な目的は、フリーストップ機構を構成する弾性部材の永久歪みを抑えて長期間に渡って適切な停止保持力を確保することが可能なように構成された表示パネル体の支持装置、及びこれを用いた通信装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
このような目的を果たすために、本発明においては、情報を表示する表示パネル体を装置本体に対して回動可能に支持させる回転連結部と、この回転連結部に設けられ、表示パネル体を任意の角度位置に停止保持すると共に、表示パネル体の待機位置で変形量が減少する弾性部材とを備え、前記弾性部材は、軸部材に相対回転不能に外装されて対向する制動面に圧接することで所要の制動力を生じ、前記待機位置で前記制動面に対向する1つの部分を円形断面から切り欠いた断面形状に形成されたものとした。これにより長期間に渡って適切な停止保持力を確保することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明の第1の実施の態様に係る表示パネル体の支持装置は、情報を表示する表示パネル体を装置本体に対して回動可能に支持させる回転連結部と、この回転連結部に設けられ、表示パネル体を任意の角度位置に停止保持すると共に、表示パネル体の待機位置で変形量が減少する弾性部材とを備え、前記弾性部材は、軸部材に相対回転不能に外装されて対向する制動面に圧接することで所要の制動力を生じ、前記待機位置で前記制動面に対向する1つの部分を円形断面から切り欠いた断面形状に形成されたものである。これによると、待機位置で変形量が減少する構成を簡単な構造で実現することができ、製造コストを低減することができる。この場合、制動面を設けた部材と軸部材との間に回転制動力が発生し、フリーストップ機構が設けられる回転連結部で相互に連結される部材の一方に軸部材を相対回転不能に設け、他方に制動面を設ければ良い。また、弾性部材が圧接する制動面は、動摩擦力が小さく、静摩擦力が大きくなる粗面とすると、回動時の操作力が小さくて済み、しかも大きな停止保持力が得られる
【0009】
本発明の第の実施の態様に係る表示パネル体の支持装置は、情報を表示する表示パネル体を装置本体に対して回動可能に支持させる回転連結部と、この回転連結部に設けられ、前記表示パネル体を任意の角度位置に停止保持すると共に、前記表示パネル体の待機位置で変形量が減少する弾性部材とを備え、前記弾性部材が、表示パネル体の待機位置の近傍の所定の角度範囲で変形量の減少により制動力を低下させて、表示パネル体を自重により待機位置に復帰可能にしたものである。これによると、表示パネル体を待機位置に戻す際に、表示パネル体が所定の角度範囲に到達したところで表示パネル体を強制的に待機位置に復帰させるため、中途半端な保持状態を避けて永久歪みを確実に回避することができる。
【0010】
本発明の第の実施の態様に係る表示パネル体の支持装置は、前記第の実施の態様において、表示パネル体が、その表示面を前にして装置本体から立ち上がった起立位置と装置本体の上面に沿って前下がりに傾斜した待機位置との間で回動可能に支持され、表示パネル体が水平方向となる位置から待機位置に至る角度範囲で表示パネル体の自重による待機位置への復帰を可能にしたものである。これによると、水平位置から前下がりに傾斜した待機位置までの間での角度調整の必要性が低く、しかも自重により表示パネル体が復帰動作を開始する位置を把握しやすく、利便性を低下させることなく良好な操作感を得ることができる。
【0011】
本発明の第の実施の態様に係る表示パネル体の支持装置は、情報を表示する表示パネル体と装置本体との間に介装されたアーム部材と、このアーム部材及び装置本体を相対回転可能に連結する基端側の第一の回転連結部と、この第一の回転連結部に設けられ、アーム部材を装置本体に対して任意の相対角度に停止保持すると共に、表示パネル体の待機位置で変形量が減少する第一の弾性部材と、アーム部材及び表示パネル体を相対回転可能に連結する遊端側の第二の回転連結部と、この第二の回転連結部に設けられ、表示パネル体をアーム部材に対して任意の相対角度に停止保持すると共に、表示パネル体の待機位置で変形量が減少する第二の弾性部材とを備えたものである。これによると、同一状態のままで長期間経過することが多い待機位置で弾性部材に大きな弾性変形が生じないため、弾性部材に生じる永久歪みを抑えて長期間に渡って適切な停止保持力を確保することができる。特に大きなモーメントが作用する基端側の回転連結部に設けられた弾性部材は、永久歪みの影響が顕著に現れるため、効果的である。
【0012】
本発明の第の実施の態様に係る表示パネル体の支持装置は、情報を表示する表示パネル体と装置本体との間に介装されたアーム部材と、このアーム部材及び表示パネル体を相対回転可能に連結する遊端側の回転連結部と、この回転連結部に設けられ、表示パネル体をアーム部材に対して任意の相対角度に停止保持すると共に、表示パネル体が装置本体の上面に沿って横臥した待機位置、並びに表示パネル体がその表示面を前にして装置本体から立ち上がった起立位置の双方で変形量が減少する弾性部材を備えたものである。これによると、同一状態のままで長期間経過することが多い待機位置と起立位置との双方で弾性部材に大きな弾性変形が生じないため、弾性部材に生じる永久歪みを抑えて長期間に渡って適切な停止保持力を確保することを避けることができる。
【0013】
本発明の第の実施の態様に係る表示パネル体の支持装置は、前記第の実施の態様において、弾性部材が、軸部材に相対回転不能に外装されて対向する制動面に圧接することで所要の制動力を生じ、待機位置並びに起立位置で制動面に対向する2つの部分を円形断面から切り欠いた断面形状に形成された構成をとる。これによると、待機位置と起立位置との双方で変形量が減少する構成を簡単な構造で実現することができ、製造コストを低減することができる。
【0014】
なお、弾性部材は、円形断面を切り欠いた形状とすることにより、待機位置や起立位置で制動面に接触せずに変形がない状態になる場合、並びに制動面に接触するものの僅かな変形量で大きな永久歪みを生じるおそれのない場合のいずれでも良い。
【0015】
本発明の第の実施の態様に係る通信装置は、前記第1乃至第の実施の態様に係る表示パネル体の支持装置を備えたものである。これによると、同一状態のままで長期間経過することが多い待機位置や起立位置で弾性部材に大きな弾性変形が生じないため、弾性部材に生じる永久歪みを抑えることができ、これによりフリーストップ機構の停止保持力が低下して通信装置の利便性が損なわれることを避けることができる。
【0016】
本発明の第の実施の態様に係る通信装置は、前記第の実施の態様において、表示パネル体が、待機位置において装置本体の上面に配列された操作キーの少なくとも一部を覆い隠すものとした構成をとる。これによると、大型の表示パネル体を採用することにより装置が大型化して設置面積が大きくなることを避けることができる。この場合、使用頻度が低い操作キーを覆い隠す構成とすることで、使い勝手を損なわずに済む。
【0017】
ここでの通信装置としては、ファクシミリ装置、電話機、電子メール端末、情報配信サービスの受信端末などを挙げることができる。特にファクシミリ装置では、通常のファクシミリ受信での受信画像の表示や、情報配信サービスなどで外部回線を利用して入手した種々の情報の表示を可能にした比較的大型の表示パネルを備えた構成のものが好適である。
【0018】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
【0019】
図1は、本発明による表示パネル体の支持装置が適用されたファクシミリ装置を示す斜視図である。このファクシミリ装置では、表示パネル体1が、その表示面2を前にして装置本体3から立ち上がった起立位置と、表示面2を上にして装置本体3の上面に沿って横臥した待機位置との間で移動可能に装置本体3に支持されている。表示パネル体1には、表示面2を有する液晶パネルが内部に収容され、通常のファクシミリ受信での受信画像、外部回線を介して受信した文字情報や画像情報、送信の際のダイアル番号などの宛先情報、装置の動作に関する設定情報などの種々の情報が表示される。装置本体3の上面には、操作キー4が配置されており、このうちの使用頻度が低い一部のものは待機位置にある表示パネル体1で覆われる。
【0020】
図2は、図1に示したファクシミリ装置の側面図である。表示パネル体1は、装置本体3にアーム部材6を介して支持され、このアーム部材6と装置本体3とを相対回転可能に連結する基端側の回転連結部7、並びにアーム部材6と表示パネル体1とを相対回転可能に連結する遊端側の回転連結部8には、ゴム材(エラストマを含む)からなる弾性部材9・10の弾性変形による制動力で表示パネル体1を任意の位置に停止保持するフリーストップ機構が設けられており、ファクシミリ装置が載置される台の高さや使用者の身長などに応じて使い勝手の良い位置に表示パネル体1を調整することができる。
【0021】
基端側の回転連結部7では、アーム部材6の基端6aが装置本体3の上面に設けた凹所11の側壁部分に相対回動可能に連結され、遊端側の回転連結部8では、アーム部材6の遊端6bが表示パネル体1の背面の中心部分に設けた取付部12に相対回動可能に連結されており、起立位置(図2中にAで示す位置)ではアーム部材6を起立させてその前方に表示パネル体1が配置され、待機位置(図2中にBで示す位置)ではアーム部材6を横臥させてその上方に表示パネル体1が表示面を上にして配置される。この待機位置では表示パネル体1が装置本体3の上面に近接するようにアーム部材6が凹所11に収容される。
【0022】
図3は、図2に示したアーム部材の斜視図である。弾性部材9・10はそれぞれ左右に一対設けられており、大きなモーメントが作用する基端6a側の弾性部材9は、遊端6b側の弾性部材10より幅広に形成されている。アーム部材6の基端6aと装置本体3とを連結する軸部材14は、アーム部材6に相対回転不能に結合され、装置本体3に設けられた軸受け孔15に相対回転可能に嵌合する。アーム部材6と表示パネル体1とを連結する軸部材16は、アーム部材6に相対回転不能に結合され、表示パネル体1の取付部12に設けられた軸受け孔17に相対回転可能に嵌合する。
【0023】
図4・図5・図6は、図2に示した回転連結部を拡大して示す断面図である。基端側の回転連結部7に設けられた弾性部材9は、軸部材14に相対回転不能に外装されており、弾性部材9が圧接する制動面19が、装置本体3における弾性部材9に対向する位置に設けられている。遊端側の回転連結部8に設けられた弾性部材10は、軸部材16に相対回転不能に外装されており、弾性部材10が圧接する制動面22が、表示パネル体1の背面における弾性部材10に対向する位置に設けられている。この制動面19・22は、弾性部材10に対する動摩擦力が小さく、かつ静摩擦力が大きくなる粗面に形成されている。
【0024】
基端側の弾性部材9は、待機位置で装置本体3側の制動面19に対向する1つの部分を円形断面から切り欠いた、略D字形状をなす断面形状に形成され、外周に一つの平坦面20を備えており、この平坦面20が形成された部分で径方向の肉厚が小さくなり、平坦面20が制動面19に対向する角度位置で変形量が最小で制動力も最小となる。ここでは、表示パネル体1の待機位置(図4中にBで示す位置)で装置本体3側の制動面19に平坦面20が対向するように弾性部材9がアーム部材6に対して相対回転不能に結合されており、これにより表示パネル体1の待機位置の近傍で弾性部材9の変形量が小さくなる。
【0025】
特にここでは、待機位置の近傍の所定の角度範囲で弾性部材9の変形量の減少に伴って制動力が低下することにより、自重で表示パネル体1が待機位置に復帰するようになっている。具体的には、表示パネル体1が水平方向となる位置(図4中にCで示す位置)から、装置本体3の上面に沿って前下がりに傾斜した待機位置に至る角度範囲αで、自重により表示パネル体1が回動動作を行うようになっており、起立位置(図4中にAで示す位置)から表示パネル体1を回動させて水平位置に到達すると、後は手を離しても表示パネル体1が自然に待機位置に移動する。起立位置から水平位置に至る角度範囲βでは均一な制動力が作用し、表示パネル体1が任意の角度位置に保持される。なおここでは、角度範囲αは、装置本体3の上面の水平方向に対する傾斜角度(26.5度)に相当するが、表示パネル体1が自重で回動を開始する位置は水平位置に限定されるものではなく、装置本体3の形状などに応じて適宜に設定することができる。特に待機位置での表示パネル体1の収まりを良くする上では、角度範囲αをこれより小さい角度に設定することも可能である。
【0026】
遊端側の弾性部材10は、待機位置並びに起立位置で表示パネル体1側の制動面22に対向する2つの部分を円形断面から切り欠いた、略小判形状をなす断面形状に形成され、外周に第1・第2の2つの平坦面23・24を備えている。この弾性部材10は、起立位置(図4中にAで示す位置)で表示パネル体1側の制動面22に第1の平坦面23が対向すると共に、待機位置で表示パネル体側の制動面22に第2の平坦面24が対向するようにアーム部材6に対して相対回転不能に結合されており、これにより弾性部材10は、起立位置並びに待機位置の双方で変形量が小さくなる。特にここでは、起立位置と待機位置との間でアーム部材6に対して相対的に表示パネル体1を180度回転させる構成となっていることから、第1・第2の両平坦面23・24は互いに平行になる。
【0027】
待機位置においてアーム部材6は、その一方の側面6cに設けた凸部26が凹所11の底面25に当接して基端側の回転連結部7を中心にした回動が規制されて底面25に沿った状態になり、表示パネル体1は、その背面が基端側の弾性部材9に当接することで遊端側の回転連結部8を中心にした回動が規制されてアーム部材6の他方の側面6dに沿った状態になる。他方、起立位置では表示パネル体1は、その背面がアーム部材6の一方の側面6cに設けた凸部26に当接することで回動を規制されて一方の側面6cに沿った状態になる。
【0028】
遊端側の弾性部材10は、図5に示すように、表示パネル体1がアーム部材6の他方の側面6dに沿う位置(図5中にCで示す位置)から所定の角度範囲で弾性変形量の減少により制動力が低下する。このため、所定の制動力が作用する位置(図5中にAで示す位置)から矢印で示すように表示パネル体1を回動させると、所定位置(図5中にBで示す位置)に表示パネル体1が到達したところで操作力が小さくなる。また、遊端側の弾性部材10は、図6に示すように、表示パネル体1がアーム部材6の一方の側面6cに沿う位置(図6中にCで示す位置)から所定の角度範囲で弾性変形量の減少により制動力が低下する。このため、所定の制動力が作用する位置(図6中にAで示す位置)から矢印で示すように表示パネル体1を回動させると、所定位置(図6中にBで示す位置)に表示パネル体1が到達したところで操作力が小さくなる。
【0029】
【発明の効果】
このように本発明によれば、同一状態のままで長期間経過することが多い待機位置や起立位置で弾性部材に大きな弾性変形が生じないため、弾性部材に生じる永久歪みを抑えて、弾性部材の制動力が低下することを避けることができ、長期間に渡って適切な停止保持力を確保する上で大きな効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されたファクシミリ装置を示す斜視図
【図2】図1に示したファクシミリ装置の側面図
【図3】図2に示したアーム部材の斜視図
【図4】図2に示した回転連結部を拡大して示す断面図
【図5】同じく図2に示した回転連結部を拡大して示す断面図
【図6】同じく図2に示した回転連結部を拡大して示す断面図
【符号の説明】
1 表示パネル体
2 表示面
3 装置本体
7・8 回転連結部
9・10 弾性部材
14・16 軸部材
19・22 制動面

Claims (8)

  1. 情報を表示する表示パネル体を装置本体に対して回動可能に支持させる回転連結部と、この回転連結部に設けられ、前記表示パネル体を任意の角度位置に停止保持すると共に、前記表示パネル体の待機位置で変形量が減少する弾性部材とを備え、前記弾性部材は、軸部材に相対回転不能に外装されて対向する制動面に圧接することで所要の制動力を生じ、前記待機位置で前記制動面に対向する1つの部分を円形断面から切り欠いた断面形状に形成されたことを特徴とする表示パネル体の支持装置。
  2. 情報を表示する表示パネル体を装置本体に対して回動可能に支持させる回転連結部と、この回転連結部に設けられ、前記表示パネル体を任意の角度位置に停止保持すると共に、前記表示パネル体の待機位置で変形量が減少する弾性部材とを備え、前記弾性部材は、前記表示パネル体の待機位置の近傍の所定の角度範囲で変形量の減少により制動力を低下させて、前記表示パネル体を自重により前記待機位置に復帰可能にしたことを特徴とする表示パネル体の支持装置。
  3. 前記表示パネル体は、その表示面を前にして前記装置本体から立ち上がった起立位置と前記装置本体の上面に沿って前下がりに傾斜した待機位置との間で回動可能に支持され、前記表示パネル体が水平方向となる位置から前記待機位置に至る角度範囲で前記表示パネル体の自重による前記待機位置への復帰を可能にしたことを特徴とする請求項に記載の表示パネル体の支持装置。
  4. 情報を表示する表示パネル体と装置本体との間に介装されたアーム部材と、
    このアーム部材及び前記装置本体を相対回転可能に連結する基端側の第一の回転連結部と、この第一の回転連結部に設けられ、前記アーム部材を前記装置本体に対して任意の相対角度に停止保持すると共に、前記表示パネル体の待機位置で変形量が減少する第一の弾性部材と、
    前記アーム部材及び前記表示パネル体を相対回転可能に連結する遊端側の第二の回転連結部と、この第二の回転連結部に設けられ、前記表示パネル体を前記アーム部材に対して任意の相対角度に停止保持すると共に、前記表示パネル体の待機位置で変形量が減少する第二の弾性部材とを備えたことを特徴とする表示パネル体の支持装置。
  5. 情報を表示する表示パネル体と装置本体との間に介装されたアーム部材と、
    このアーム部材及び前記表示パネル体を相対回転可能に連結する遊端側の回転連結部と、この回転連結部に設けられ、前記表示パネル体を前記アーム部材に対して任意の相対角度に停止保持すると共に、前記表示パネル体が前記装置本体の上面に沿って横臥した待機位置、並びに前記表示パネル体がその表示面を前にして前記装置本体から立ち上がった起立位置の双方で変形量が減少する弾性部材を備えたことを特徴とする表示パネル体の支持装置。
  6. 前記弾性部材は、軸部材に相対回転不能に外装されて対向する制動面に圧接することで所要の制動力を生じ、前記待機位置並びに起立位置で前記制動面に対向する2つの部分を円形断面から切り欠いた断面形状に形成されたことを特徴とする請求項に記載の表示パネル体の支持装置。
  7. 請求項1乃至請求項のいずれかに記載の表示パネル体の支持装置を備えたことを特徴とする通信装置。
  8. 前記表示パネル体が、前記待機位置において前記装置本体の上面に配列された操作キーの少なくとも一部を覆い隠すものであることを特徴とする請求項に記載の通信装置。
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