JP3817135B2 - 画像データ符号化方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像データ符号化方法に関し、例えば、静止画像データの可変長符号化を行う画像データ符号化方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、画像データ符号化方法は一般に、静止画像データの可変長符号化を行う画像データ符号化装置に適用される。
【0003】
画像データ符号化における符号化テーブル生成に、画素値の差分値データの頻出度を用いる。このために、差分値を画像ピクセル分だけ算出し、画素値の差分値データを得る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の手法では、符号化テーブル生成に画素値の差分値データの頻出度を用いており、差分値を画像ピクセル分だけ算出しなければならない。そのため、符号化テーブルを固定としている手法と比較して、画像データが大きくなるほど処理速度の低下が顕著になる。また、テーブルが生成されなければ、符号化が行えない。このため、各処理部の並列処理が可能な装置では、効率的な処理が行われない可能性がある。
【0005】
本発明は、より効率性を高めた画像データ符号化方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するため、本発明の画像データ符号化方法は、原画像データの持つピクセル値から差分値データを算出して、得られたデータをもとに可変長符号化テーブルを作成し、画像データを可変長符号化データに変換する可逆的な画像データ符号化法において、入力データは画像の行単位として、前の行で算出した符号化テーブルを用いて現在の行の画像データの符号化を行うステップと、現在の行の符号化テーブルを生成するステップとを、並列に行うことを特徴としている。
【0007】
請求項1記載の発明では、画像を行単位に分割し、注目する行の符号化は、前の行で算出した符号化テーブルを用いて符号化を行う処理として、符号化ステップと符号化テーブルを生成するステップを並列に行うことにより、処理の高速化を可能とする。
【0008】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の画像データ符号化方法において、現在の行の符号化テーブルの生成方法は、前の行で算出した符号化テーブルとの差分のみを格納部より更新する方法とすることを特徴とする。
【0009】
請求項2記載の発明は、符号化テーブル格納部の書き換え処理を、前の行で算出した符号化テーブルとの差分のみの書き換えとして、処理の高速化を可能とする。
【0010】
請求項3記載の発明は、請求項1記載の画像データ符号化方法において、前の行と現在の行の符号化テーブルが近似している場合には、テーブルの更新を行わないことを特徴とする。
【0011】
請求項3記載の発明では、前の行と現在の行の符号化テーブルが近似している場合には、同一のテーブルを用いることで、処理の高速化を可能とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
次に、添付図面を参照して本発明による画像データ符号化方法の実施の形態を詳細に説明する。図1を参照すると、本発明の画像データ符号化方法の一実施形態が示されている。
【0013】
以下、本発明を詳細に説明する。図1は、本発明の画像データ符号化方法を実施する装置の構成を示すブロック図である。この画像データ符号化装置は、差分値データ算出部2、差分値データ格納部3、可変長符号化テーブル作成部4、可変長符号化テーブル格納部1、可変長符号化部5、符号化データ格納部6を備える。
【0014】
差分値データ算出部2は、画像の1行データを入力として、差分値データを算出する。算出方法の詳細は、従来技術と同様であるため省略する。算出されたデータは差分値データ格納部3に格納される。
【0015】
可変長符号化テーブル作成部4は、上述の差分値データの出現頻度を解析し、出現頻度の高いデータに短い符号データを割り当てるような符号化テーブルを生成する。生成されたテーブルは、可変長符号化テーブル格納部1に格納される。
【0016】
ところで、一般には、画像の各行は隣接行との相関が高いため、各行で生成される符号化テーブルも相関が高い。そのため、前の行のテーブルを用いても圧縮率がそれほど低下しないものと予想される。そこで、可変長符号化部5では、前の行で既に生成されたテーブルを用いて差分値データを符号化する。符号化されたデータは符号化データ格納部6に格納される。
【0017】
ここで、各処理部が並列処理可能な装置であるとすると、上記の差分値データ算出から符号化テーブル格納までの処理と、差分データ符号化から符号化データ格納までの処理を並列処理とすることで、行単位の処理を逐次的におこなうこととなり、全ての画像データをもとに符号化テーブルを作成してから符号化を行う従来の技術に比べ、処理速度が向上する。また、行単位の処理となるため、格納部の容量が少なくて済む。
【0018】
また、前述のように、各行で生成される符号化テーブルは相関が高いため、前に算出したテーブルとの変更箇所は少ないことが予想される。したがって、変更箇所のみ符号化データ格納部6を書き換えるようにすると、処理速度が向上する。
【0019】
また、前の行と現在の行のテーブルを比較して、相違の度合いを表わす値がある閾値以内ならば、テーブルを書き換えない処理とすることで、圧縮率をそれほど損なわずに処理速度の向上が実現できる。この場合には、閾値による判定が、書き換え処理に比べ、高速に処理可能であることが必要となる。
【0020】
なお、本実施例では、一度の入力データは画像の1行のデータとしたが、数行単位の入力データとしても構わない。
【0021】
また、テーブルを書き換えない処理において閾値の算出があるが、この手順を、数行おきに算出するといった頻度でおこなうことで、圧縮率をそれほど低下させずに処理速度が向上する可能性がある。
【0022】
【発明の効果】
以上の説明より明らかなように、本発明の画像データ符号化方法は、入力データは画像の行単位として、前の行で算出した符号化テーブルを用いて現在の行の画像データの符号化と、現在の行の符号化テーブルの生成とを、並列に行う。この画像データ符号化方法によれば、画像データの圧縮速度が向上するという効果がある。
【0023】
請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の発明に比べ、符号化テーブル格納部の書き換え処理が削除されるため、処理速度の向上が可能となる。
【0024】
請求項3記載の発明によれば、請求項1記載の発明に比べ、圧縮率をそれほど低下させずに、さらなる圧縮速度の向上が期待することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像データ符号化方法の実施形態を示すブロック構成図である。
【符号の説明】
1 可変長符号化テーブル格納部
2 差分値データ算出部
3 差分値データ格納部
4 可変長符号化テーブル作成部
5 可変長符号化部
6 符号化データ格納部

Claims (3)

  1. 原画像データの持つピクセル値から差分値データを算出して、得られたデータをもとに可変長符号化テーブルを作成し、画像データを可変長符号化データに変換する可逆的な画像データ符号化法において、
    入力データは画像の行単位として、前の行で算出した符号化テーブルを用いて現在の行の画像データの符号化を行うステップと、
    前記現在の行の符号化テーブルを生成するステップとを、並列に行うことを特徴とする画像データ符号化方法。
  2. 現在の行の符号化テーブルの生成方法は、前の行で算出した符号化テーブルとの差分のみを格納部より更新する方法とすることを特徴とする請求項1記載の画像データ符号化方法。
  3. 前の行と現在の行の符号化テーブルが近似している場合には、テーブルの更新を行わないことを特徴とする請求項1記載の画像データ符号化方法。
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