JP3911986B2 - 画像データの圧縮ならびに伸長方法およびその装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、特に、コンピュータゲーム等で用いられる比較的色数が少ないアニメーション画像の圧縮、伸長に用いて好適な、画像データの圧縮ならびに伸長方法およびその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
画像データ量は膨大であるため、その描画、通信にかかるコストを低減する目的で、画像データの圧縮、伸長処理が行われる。画像の圧縮方法としては、従来から、ハフマン符号化法、ランレングス法が知られている。
【0003】
前者は、データの出現確率により符号長を変更することで、出現頻度の高いデータの圧縮率を高めることにより、トータルとしての圧縮率を高める方法であるが、出現確率が一定しない画像データの場合には、符号の変換テーブルを圧縮、伸長時にパラメータとして持つ必要がある。また、後者は、2値データの圧縮については最適であるが、色数等画像データの種類が増えるにつれて効果が薄れるといった特性を有する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述したコンピュータゲームやコンピュータグラフィックの分野では、あらかじめ所定サイズ長の矩形パターンをあらかじめ作成して部品化しておき、これら部品を適当に組み合わせることによって、例えば、背景画を作るといったテクニックが頻繁に用いられるようになった。
これら部品を、上述したハフマン符号化法やランレングス法のように、従来からある古典的な方法で、圧縮、伸長しようとしても、上述したように期待するほどの圧縮率が得られないといった不都合があった。
【0005】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、ある領域の画像を、それを構成する複数の領域の画像に分割してそれぞれに固有の番号を付与し、分割された画像同士で比較を行なうことにより、同じ画像が使用されている場合にはその画像データを比較先の画像データに付与された固有の番号に置換し、同じ画像が使用されていない場合には更に分割された領域の画像に対しても同様の操作を行なうことにより高い圧縮率を得ることのできる画像データの圧縮方法およびその装置を提供することを目的とする。
また、比較先の画像データに付与された固有の番号を参照先アドレスデータとして使用することにより、分割前の画像データと一致したために描画が省略された画像データを再現することのできる、画像データの伸長方法およびその装置を提供することも目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決するために請求項1に記載の発明は、任意サイズの画像データを矩形領域の複数の画像データに分割し、各矩形領域に分割された画像データに位置番号を付与し、各画像データのカラーコードを隣接する前記分割された矩形領域同士でそれぞれ比較し、比較先の第1の画像データのカラーコードと比較元の第2の画像データのカラーコードが一致したときには、前記第1の画像データに付与された位置番号で前記第2の画像データのカラーコードを置換し、前記第2の画像データが、カラーコードが一致する比較対象の画像データが存在しない画像データである場合には、さらに前記第2の画像データを矩形領域の第3の画像データ及び第4の画像データを含む複数の画像データに分割し、各矩形領域に分割された前記第3の画像データ及び第4の画像データを含む複数の画像データに位置番号を付与し、前記第3の画像データ及び第4の画像データを含む複数の画像データのカラーコードを隣接する前記分割された矩形領域同士でそれぞれ比較する処理を繰り返し、比較先の前記第3の画像データのカラーコードと比較元の前記第4の画像データのカラーコードが一致したときには、前記第3の画像データに付与された位置番号で前記第4の画像データのカラーコードを置換することとした。
このことにより、ある領域の画像を、それを構成する複数の領域の画像に分割し、それぞれに位置番号を付与し、分割した画像同士で比較し、同じ画像が使用されている場合にはその画像データを比較先の画像データに付与された位置番号に置換し、更に分割された領域の画像に対しても同様にそれを構成する複数の領域に分割し一致する画像を位置番号に置換する圧縮を分割された階層毎に行なうことで高い圧縮率を得ることができる。
【0008】
請求項2に記載の発明は、任意サイズの画像データを矩形領域の複数の画像データに分割し、各矩形領域に分割された画像データに位置番号を付与し、各画像データのカラーコードを隣接する前記分割された矩形領域同士でそれぞれ比較し、比較先の第1の画像データのカラーコードと比較元の第2の画像データのカラーコードが一致したときには、前記第1の画像データに付与された位置番号で前記第2の画像データのカラーコードを置換し、前記第2の画像データが、カラーコードが一致する比較対象の画像データが存在しない画像データである場合には、さらに前記第2の画像データを矩形領域の第3の画像データ及び第4の画像データを含む複数の画像データに分割し、各矩形領域に分割された前記第3の画像データ及び第4の画像データを含む複数の画像データに位置番号を付与し、前記第3の画像データ及び第4の画像データを含む複数の画像データのカラーコードを隣接する前記分割された矩形領域同士でそれぞれ比較する処理を繰り返し、比較先の前記第3の画像データのカラーコードと比較元の前記第4の画像データのカラーコードが一致したときには、前記第3の画像データに付与された位置番号で前記第4の画像データのカラーコードを置換することによって生成される圧縮画像データの伸長方法であって、 前記比較先の画像データに付与された位置番号を参照先アドレスデータとして使用することとした。
このことにより、比較先の画像データに付与された位置番号を参照先アドレスデータとして使用することにより、分割前の画像データと一致したために省略された画像データを再現することができる。
【0009】
請求項3に記載の発明は、画像データを圧縮する画像データの圧縮装置であって、任意サイズの画像データを矩形領域の複数の画像データに分割する画像データ分割手段と、各矩形領域に分割された画像データに位置番号を付与し、各画像データのカラーコードを隣接する前記分割された矩形領域同士でそれぞれ比較する画像データ比較手段と、前記比較の結果、比較先の第1の画像データのカラーコードと比較元の第2の画像データのカラーコードが一致したときには、前記第1の画像データに付与された位置番号で前記第2の画像データのカラーコードを置換し、前記第2の画像データが、カラーコードが一致する比較対象の画像データが存在しない画像データである場合には、さらに前記画像データ分割手段により、前記第2の画像データを矩形領域の第3の画像データ及び第4の画像データを含む複数の画像データに分割させ、各矩形領域に分割された前記第3の画像データ及び第4の画像データを含む複数の画像データに位置番号を付与し、前記第3の画像データ及び第4の画像データを含む複数の画像データのカラーコードを隣接する前記分割された矩形領域同士でそれぞれ比較する処理を繰り返し、比較先の前記第3の画像データのカラーコードと比較元の前記第4の画像データのカラーコードが一致したときには、前記第3の画像データに付与された位置番号で前記第4の画像データのカラーコードを置換する画像データ圧縮手段とを備えたこととした。
上記構成により、ある画像を、それを構成する複数の画像に分割し、分割された画像同士で比較操作を行ない、同じ画像が使用されている場合にはその画像データを比較先の画像データから取得することで高い圧縮率が得られる画像データの圧縮装置を提供することができる。
【0010】
請求項4に記載の発明は、任意サイズの画像データを矩形領域の複数の画像データに分割し、各矩形領域に分割された画像データに位置番号を付与し、各画像データのカラーコードを隣接する前記分割された矩形領域同士でそれぞれ比較し、比較先の第1の画像データのカラーコードと比較元の第2の画像データのカラーコードが一致したときには、前記第1の画像データに付与された位置番号で前記第2の画像データのカラーコードを置換し、前記第2の画像データが、カラーコードが一致する比較対象の画像データが存在しない画像データである場合には、さらに前記第2の画像データを矩形領域の第3の画像データ及び第4の画像データを含む複数の画像データに分割し、各矩形領域に分割された前記第3の画像データ及び第4の画像データを含む複数の画像データに位置番号を付与し、前記第3の画像データ及び第4の画像データを含む複数の画像データのカラーコードを隣接する前記分割された矩形領域同士でそれぞれ比較する処理を繰り返し、比較先の前記第3の画像データのカラーコードと比較元の前記第4の画像データのカラーコードが一致したときには、前記第3の画像データに付与された位置番号で前記第4の画像データのカラーコードを置換することによって生成される圧縮画像データの伸長装置であって、
前記比較先の画像データに付与された位置番号を参照先アドレスデータとして使用する画像データ伸長手段を備えたこととした。
上記構成により、比較先の画像データに付与された位置番号を参照先アドレスデータとして使用することにより、分割前の画像データと一致したために省略された画像データを再現可能な画像データの伸長装置を提供することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明における画像圧縮伸長装置の一実施形態を示すブロック図である。本発明の画像圧縮伸長装置10は、画像データ入出力部11と、画像データ分割部12と、画像データ比較部13と、画像データ圧縮部14と、画像データ伸長部15で構成される。
【0016】
画像データ入出力部11は、外部装置とのインタフェースとなる部分であり、外部装置が通信装置であったり、記憶装置を含む処理装置であったりする。
画像データ分割部12は、画像データ入出力部11を介して到来する画像データを任意画像データに分割するものであり、ここでは矩形領域に分割するものとする。画像データ比較部13は、画像データ分割部12によって分割された矩形領域同士の画像パターンを比較し、その結果を画像データ圧縮部14へ伝え、画像データ圧縮部14による画像圧縮処理をコントロールする。
【0017】
画像データ圧縮部14は、画像データ分割部12によってあらかじめ分割された画像データのそれぞれに固有の番号が付与されており、画像データ比較部13で分割されたパターン同士を比較した結果、一致した画像データを、比較先の画像データに付与された固有の番号に置換する。このことにより、一致した画像データの描画が省略され圧縮処理がなされたことになる。画像データ伸長部15は、画像データ入出力部11を介して圧縮画像データを得、比較先の画像データに付与された固有の番号を参照先アドレスデータとして参照することにより、分割前の画像データと一致したために記憶データが省略された画像データを取得することによって伸長処理を行う。
【0018】
図2、図3は、本発明による画像データの圧縮方法を説明するために引用した図である。以下、図2、図3を参照しながら図1に示す画像圧縮伸長装置の動作について詳細に説明する。
ここでは、画像データを構成する矩形領域(正方形)の分割を縦横2分割(計4分割)で行なう場合の圧縮方法を例示して説明する。従って、一辺が2nの正方形に対し縦横2分割してできた4つの一辺が2(n-1)の正方形にそれぞれ2ビットの位置番号(“00”,“01”,“10”,“11”)を付与する。そして、4つの2(n-1)の正方形を“00”の画素パターンから“11”の画素パターンまで比較し、同じパターンの正方形があればその位置番号を付与し、同じパンターンがなければ、自身の位置番号を付与したうえで2(n-1)の正方形を2(n-1)の集まりとしてこのルールに従って圧縮処理を行う。
【0019】
具体的に、4ビットのカラーコード(画像データCC)を0〜Fで表現すると、図2(a)に示すようになる。図2(a)において、まず、画像データ分割部12は、4×4の絵柄を縦横2分割して4つの2×2の絵柄に分割し、それぞれに位置番号PN2[1:0]を付与する。このことにより、図2(b)に示すように、左上絵柄に“00”、右上絵柄に“01”、左下絵柄に“10”、右下絵柄に“11”が付与される。
そして、画像データ比較部13でそれぞれの絵柄を比較し、その結果、画像データ圧縮部14は、一致する場合参照先の位置番号を付与し、一致するもののない絵柄は、自身の位置番号を付与する。ここでは、位置番号“01”と“10”の絵柄が一致するため、“10”の位置番号を“01”に置換し、“10”の画像データは省略される。このときの位置番号PN2[1:0]のデータ構造は図2(c)に示すようになる。
【0020】
次に、一致する絵柄が無い画像を、更に1×1の絵柄に4分割して位置番号(PN1[1:0])を付与する。このことにより、図3(a)に示すように、左上絵柄に“00”、右上絵柄に“01”、左下絵柄に“10”、右下絵柄に“11”が付与される。そして、1×1の4つの絵柄で一致する場合参照先の位置番号で置換し、一致するもののない絵柄は、自身の位置番号を付与する。この場合は、全て0hで同じであるので、位置番号PN1[1:0]のデータ構造は図3(b)に示すようになる。
【0021】
以下、同様に、2×2絵柄で一致しなかった画像について1×1絵柄で比較し、符号化すると、圧縮後のデータ構造は、図3(c)に示すようになる。このことにより、48ビットの2進データ“0000 00 00 00 01 0000 01 0001 01 11 1111 01 11 1111 00 00 11 1011”が得られ、圧縮率は、圧縮前64ビット(4ビット×16区画)、圧縮後48ビットの75%になる。
【0022】
なお、カラーコードが全て同じ場合、4×4画素の絵柄を圧縮すると16ビット(25%)に、8×8画素の絵柄を圧縮すると22ビット(9%)に圧縮できる。本発明は、単純には、正方形の近傍4点で比較して一致する画像データ、ここではカラーコードは位置番号のみとし、その画像データの描画を省略する手順を階層的に行ない圧縮することを特徴とするものである。
【0023】
次に上記のようにして圧縮した画像データを復元する際の伸長方法につき、以下に説明する。本発明による伸長のアルゴリズムをソースコード表現した場合、以下のようになる。
【0024】
上記したソースコード表現を基に、図4に示すフローチャートを参照しながら本発明の伸長の手順について説明する。
まず、変数S、位置番号Pn[0]、Pn[1]、Pn[2]のそれぞれに初期値“0”をセットする(ステップS41)。そして、左上絵柄4ビットのカラーコードCCを取得し、描画する(ステップS42)。次に、2ビットの参照コードを取得し(ステップS43)、位置番号Pn[S]をPn+1に更新した後(ステップS44)、Pn[S]と先に取得した参照コードとの比較演算が行なわれる(ステップS45)。
比較演算の結果、等しいか大きくなった場合に、更に変数Sが“0”であることを確認(ステップS46)してその4ビットのカラーコードを取得し、描画する(ステップS47)。変数Sが“0”でない場合は、変数Sを−1更新すると共に、位置番号Pn[S]に“0”をセットし(ステップS51)、変数Sが“0”であることを確認したうえでその4ビットのカラーコードを取得し、描画する(ステップS47)。
【0025】
一方、ステップ45における比較演算の結果、位置番号Pn[S]が参照コードより小さかった場合、その位置番号Pn[S]相当位置に、その参照コードが示す位置のデータをコピーし(ステップS53)、位置番号Pn[S]を+1更新(ステップS54)してステップS48の処理にジャンプする。すなわち、ここでは、比較先の画像データに付与された固有の番号を参照先アドレスデータとして使用することにより、分割前の画像データと一致したために描画が省略された画像データを再現する処理を行っている。
【0026】
ステップS48では、位置番号Pn[S]が“11”より大きくないことをチェックし、上述したステップS42以降の処理を繰り返す。位置番号Pn[S]が“11”より大きくなった場合は、変数Sを+1更新し(ステップS49)、更に、変数Sが2以下であることをチェック(ステップS50)して2ビットの参照コードを取得し(ステップS56)、位置番号Pn[S]を+1更新して(ステップS55)、上述したステップS42以降の処理を繰り返す。変数Sが“2”を越えたときに上述した伸長処理が終了となる。
【0027】
以上説明した、圧縮、伸長処理では、ある矩形領域の画像を、それを構成する複数の矩形領域の画像に分割し、その分割された隣接する矩形領域毎の画像データ同士を比較したが、比較対象を、例えば、左上の画素に固定し、そのカラーコードと一致すれば“0”、異なっていれば“1”を付加してそのカラーコードを描画することも可能である。この場合、一致、不一致を示す符号が1ビットで済むため、複雑な画像でもデータの増加が抑えられるといった利点がある。
この方法を用いた場合の位置番号PN1[1:0]のデータ構造を図5に示す。この場合、図から明らかなように、59ビットの2進データ“0000 0 00 1 0000 1 0001 1 0001 1 1111 1 0000 1 0001 1 0001 1 1111 1 1111 0 0 1 1011”が得られる。
【0028】
以上説明のように本発明は、ある領域の画像を、それを構成する複数の領域の画像に分割してそれぞれに固有の番号を付与し、分割された画像同士で比較を行なうことにより、同じ画像が使用されている場合にはその画像データを比較先の画像データに付与された固有の番号に置換し、同じ画像が使用されていない場合には更に分割された領域の画像に対しても同様の操作を行なうことにより高い圧縮率を得ることができ、また、比較先の画像データに付与された固有の番号を参照先アドレスデータとして使用することにより、分割前の画像データと一致したためにデータが省略された画像データを容易に再現することができる。
なお、本発明は、コンピュータゲーム等で背景画として用いられる比較的色数の少ないアプリケーションに使用して顕著な効果が得られる。
【0029】
【発明の効果】
以上説明のように、請求項1に記載の発明によれば、ある領域の画像を、それを構成する複数の領域の画像に分割し、それぞれに位置番号を付与し、分割した画像同士で比較し、同じ画像が使用されている場合にはその画像データを比較先の画像データに付与された位置番号に置換し、更に分割された領域の画像に対しても同様にそれを構成する複数の領域に分割し一致する画像を位置番号に置換する圧縮を分割された階層毎に行なうことで高い圧縮率を得ることができる。
【0031】
請求項2に記載の発明によれば、比較先の画像データに付与された位置番号を参照先アドレスデータとして使用することにより、分割前の画像データと一致したために省略された画像データを再現することができる。
【0032】
請求項3に記載の発明によれば、ある画像を、それを構成する複数の画像に分割し、分割された画像同士で比較操作を行ない、同じ画像が使用されている場合にはその画像データを比較先の画像データから取得することで高い圧縮率が得られる画像データの圧縮装置を提供することができる。
【0033】
請求項4に記載の発明によれば、比較先の画像データに付与された位置番号を参照先アドレスデータとして使用することにより、分割前の画像データと一致したために省略された画像データを再現可能な画像データの伸長装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明における画像圧縮伸長装置の一実施形態を示すブロック図である。
【図2】 本発明における画像データの圧縮方法の一実施形態を説明するために引用した図である。
【図3】 本発明における画像データの圧縮方法の一実施形態を説明するために引用した図である。
【図4】 本発明における画像データの伸長方法を説明するために引用したフローチャートである。
【図5】 本発明における画像データの圧縮方法の他の実施形態を説明するために引用した図である。
【符号の説明】
10 画像データ圧縮伸長装置
11 画像データ入出力部
12 画像データ分割部
13 画像データ比較部
14 画像データ圧縮部
15 画像データ伸長部
Claims (4)
- 任意サイズの画像データを矩形領域の複数の画像データに分割し、各矩形領域に分割された画像データに位置番号を付与し、各画像データのカラーコードを隣接する前記分割された矩形領域同士でそれぞれ比較し、比較先の第1の画像データのカラーコードと比較元の第2の画像データのカラーコードが一致したときには、前記第1の画像データに付与された位置番号で前記第2の画像データのカラーコードを置換し、
前記第2の画像データが、カラーコードが一致する比較対象の画像データが存在しない画像データである場合には、さらに前記第2の画像データを矩形領域の第3の画像データ及び第4の画像データを含む複数の画像データに分割し、
各矩形領域に分割された前記第3の画像データ及び第4の画像データを含む複数の画像データに位置番号を付与し、
前記第3の画像データ及び第4の画像データを含む複数の画像データのカラーコードを隣接する前記分割された矩形領域同士でそれぞれ比較する処理を繰り返し、
比較先の前記第3の画像データのカラーコードと比較元の前記第4の画像データのカラーコードが一致したときには、前記第3の画像データに付与された位置番号で前記第4の画像データのカラーコードを置換することを特徴とする画像データの圧縮方法。 - 任意サイズの画像データを矩形領域の複数の画像データに分割し、
各矩形領域に分割された画像データに位置番号を付与し、
各画像データのカラーコードを隣接する前記分割された矩形領域同士でそれぞれ比較し、比較先の第1の画像データのカラーコードと比較元の第2の画像データのカラーコードが一致したときには、前記第1の画像データに付与された位置番号で前記第2の画像データのカラーコードを置換し、
前記第2の画像データが、カラーコードが一致する比較対象の画像データが存在しない画像データである場合には、さらに前記第2の画像データを矩形領域の第3の画像データ及び第4の画像データを含む複数の画像データに分割し、
各矩形領域に分割された前記第3の画像データ及び第4の画像データを含む複数の画像データに位置番号を付与し、
前記第3の画像データ及び第4の画像データを含む複数の画像データのカラーコードを隣接する前記分割された矩形領域同士でそれぞれ比較する処理を繰り返し、
比較先の前記第3の画像データのカラーコードと比較元の前記第4の画像データのカラーコードが一致したときには、前記第3の画像データに付与された位置番号で前記第4の画像データのカラーコードを置換することによって生成される圧縮画像データの伸長方法であって、
前記比較先の画像データに付与された位置番号を参照先アドレスデータとして使用することを特徴とする画像データの伸長方法。 - 画像データを圧縮する画像データの圧縮装置であって、
任意サイズの画像データを矩形領域の複数の画像データに分割する画像データ分割手段と、
各矩形領域に分割された画像データに位置番号を付与し、各画像データのカラーコードを隣接する前記分割された矩形領域同士でそれぞれ比較する画像データ比較手段と、
前記比較の結果、比較先の第1の画像データのカラーコードと比較元の第2の画像データのカラーコードが一致したときには、前記第1の画像データに付与された位置番号で前記第2の画像データのカラーコードを置換し、前記第2の画像データが、カラーコードが一致する比較対象の画像データが存在しない画像データである場合には、さらに前記画像データ分割手段により、前記第2の画像データを矩形領域の第3の画像データ及び第4の画像データを含む複数の画像データに分割させ、各矩形領域に分割された前記第3の画像データ及び第4の画像データを含む複数の画像データに位置番号を付与し、前記第3の画像データ及び第4の画像データを含む複数の画像データのカラーコードを隣接する前記分割された矩形領域同士でそれぞれ比較する処理を繰り返し、比較先の前記第3の画像データのカラーコードと比較元の前記第4の画像データのカラーコードが一致したときには、 前記第3の画像データに付与された位置番号で前記第4の画像データのカラーコードを置換する画像データ圧縮手段とを備えたことを特徴とする画像データの圧縮装置。 - 任意サイズの画像データを矩形領域の複数の画像データに分割し、各矩形領域に分割された画像データに位置番号を付与し、各画像データのカラーコードを隣接する前記分割された矩形領域同士でそれぞれ比較し、比較先の第1の画像データのカラーコードと比較元の第2の画像データのカラーコードが一致したときには、前記第1の画像データに付与された位置番号で前記第2の画像データのカラーコードを置換し、前記第2の画像データが、カラーコードが一致する比較対象の画像データが存在しない画像データである場合には、さらに前記第2の画像データを矩形領域の第3の画像データ及び第4の画像データを含む複数の画像データに分割し、各矩形領域に分割された前記第3の画像データ及び第4の画像データを含む複数の画像データに位置番号を付与し、前記第3の画像データ及び第4の画像データを含む複数の画像データのカラーコードを隣接する前記分割された矩形領域同士でそれぞれ比較する処理を繰り返し、比較先の前記第3の画像データのカラーコードと比較元の前記第4の画像データのカラーコードが一致したときには、前記第3の画像データに付与された位置番号で前記第4の画像データのカラーコードを置換することによって生成される圧縮画像データの伸長装置であって、
前記比較先の画像データに付与された位置番号を参照先アドレスデータとして使用する画像データ伸長手段を備えたことを特徴とする画像データの伸長装置。
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