JP3816144B2 - 圧着ヘッド及びそれを用いた表示パネルの製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、表示用の液晶パネルの電極端子部と、フレキシブルプリント基板のような駆動回路部品の接続端子部とを接続する圧着装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の圧着装置は、液晶ディスプレイ(LCD)デバイスからなる表示パネルの電極接続部とフレキシブルプリント基板の接続端子部とを接続する場合に、異方性導電接着剤を介して接続するのに使用される。
【0003】
また、異方性導電接着剤は、導電性粒子を含有する熱硬化性もしくは熱可塑性の合成樹脂から成って、電気的に異方性を有するものであって、厚み方向には導電性を、面方向には電気的に絶縁性を有する異方性導電接着剤と、このフイルムの一方の面を被覆する耐熱性で且つ剥離可能な弗素系樹脂から成るカバーフイルムとから成っている。
【0004】
従来の圧着装置は、図14に示すように液晶パネル42の電極端子部42Aと、フレキシブルプリント基板40の接続端子部40Aとをその間に異方性導電接着剤41を介在させて載置するステージ30と、昇降動する圧着ヘッド31と、この圧着ヘッド31を昇降動させる昇降手段32とを備えており、前記圧着ヘッド31は、図15及び図16に示すようにヘッド本体31Aの下部に、このヘッド本体31Aの長手方向に沿って圧着面形成部31Bを形成し、この圧着面形成部31Bの下面部を圧着面33にした構成であった。そして、ヘッド本体31Aには、その左右方向に沿うようにしてヒーター装着孔部34が形成してあり、このヒーター装着孔部34にヒーター(図示せず)が装着してある。
【0005】
そして、前記圧着ヘッド31の水平度を微調整した後、圧着装置を用いて、フレキシブルプリント基板40の接続端子部40Aを異方性導電接着剤41を介して表示パネル42の電極端子部42Aに接続する場合、ステージ30上に表示パネル42を、その背面側に設けられた電極端子部42Aを上向きにして載置固定し、この表示パネル42の電極端子部42A上に、フレキシブルプリント基板40の接続端子部40Aを、この接続端子部40Aに予め位置決めされた異方性導電接着剤41を介して載せる。この場合、異方性導電接着剤41を保護しているカバーフイルム(図示せず)は除かれている。
【0006】
そして、昇降手段32を作動して圧着ヘッド31を下降して、この圧着ヘッド31の圧着面33を前記フレキシブルプリント基板40の接続端子部40Aに接触させて、この接続端子部40Aを異方性導電接着剤41を介して表示パネル42の電極端子部42Aに所定の圧力で一定時間加圧すると共に、加熱する。
【0007】
これにより、図17の(1)に示すように異方性導電接着剤41の温度が上昇して、前記フレキシブルプリント基板40の接続端子部40A及び表示パネル42の電極端子部42Aに対応する箇所の異方性導電接着剤41の合成樹脂41Aが溶融して、前記フレキシブルプリント基板40の接続端子部40Aと電極端子部42Aとの間に、異方性導電接着剤41の合成樹脂41A中の導電性粒子(図示せず)が凝縮されて残り、あるいは熱圧着によりフレキシブルプリント基板40の接続端子部40Aと表示パネル42の電極端子部42Aとの間の間隙が狭くなり、前記導電性粒子がフレキシブルプリント基板40の接続端子部40Aと表示パネル42の電極端子部42Aとを電気的に導通状態にする。
【0008】
その後、圧着ヘッド31を上昇させ、これの圧着面33を前記フレキシブルプリント基板40の接続端子部40Aから離すことにより、異方性導電接着剤41の温度は低下し合成樹脂41Aが硬化する。これにより、前記フレキシブルプリント基板40の接続端子部40Aは異方性導電接着剤41を介して表示パネル42の電極端子部42Aに固着されると共に、フレキシブルプリント基板40の接続端子部40Aと表示パネル42の電極端子部42Aとは導通状態が維持される。 そして、ステージ30上から、その電極端子部42Aにフレキシブルプリント基板40の接続端子部40Aを接続した表示パネル42を外す。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の圧着装置にあっては、前記圧着ヘッド31による圧着時、前記フレキシブルプリント基板40の接続端子部40A及び表示パネル42の電極端子部42Aに対応する箇所の異方性導電接着41の合成樹脂41Aが溶融して、図17の(1)に示すようにこの溶融した合成樹脂41Aが前記フレキシブルプリント基板40の接続端子部40Aの左、右端より外方にはみ出して、図17の(2)に示すように圧着面33の左、右部に付着し、また異方性導電接着剤が外方にはみ出したりして付着する。この合成樹脂41A等よりなるはみ出し物であるところの付着物が、圧着回数を重ねる度に成長して硬化して突起状になって、この圧着面33の平行度を阻害し、圧着性を損なうという問題点があった。
【0010】
本発明は、上記の問題点に着目して成されたものであって、その目的とするところは、溶融した合成樹脂等よりなるはみ出し物であるところの付着物を効率よく逃がし得て、付着物が圧着面の左、右部に付着することを防止し、圧着面の平行度を常に保持できる圧着装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための本発明の第1の手段は、複数の接続端子が並んだ接続端子部を有する一方の被圧着物と複数の電極端子が並んだ電極端子部を有する他方の被圧着物の前記接続端子部と電極端子部を対向させて配置すると共にこの対向する間に異方性導電接着剤を配設し前記一方の被圧着物の前記他方の被圧着物と対向する面と反対側の面側に配設された圧着ヘッドにより前記接続端子部と前記電極端子部を熱圧着接続するための圧着ヘッドであって、前記圧着ヘッドは前記複数の接続端子が並んだ並び方向に沿って形成されており、前記圧着ヘッドは少なくとも前記異方性導電接着剤を加熱し、前記圧着ヘッドによる熱圧着時に前記被圧着物の接続端子部の左、右端より外方にはみ出す合成樹脂や異方性導電接着剤のはみ出し物を逃がすための切欠き部を前記圧着ヘッドの下部であり前記複数の接続端子が並んだ並び方向の左右の角に配設し前記切欠き部の間の下面を圧着面とし該圧着面は前記複数の接続端子が並んだ並び方向の接続端子の幅とほぼ等しく且つ圧着面の下面は同一面内に位置していることを特徴とする圧着ヘッドである。
【0012】
上記課題を解決するための本発明の第2の手段は、本発明の第1の手段に於いて前記圧着ヘッドの先端の前記切欠き部が、凹形状を成す凹部であることを特徴とする圧着ヘッドである。
【0013】
上記課題を解決するための本発明の第3の手段は、本発明の第1の手段において前記圧着ヘッドの先端の前記切欠き部が、前記ヘッド先端に向け、且前記端子部の外側の端に至る傾斜面部を成すことを特徴とする圧着ヘッドである。
【0014】
上記課題を解決するための本発明の第4の手段は、本発明の第1の手段または第2の手段または第3の手段において前記一方の被圧着物がフレキシブルプリント基板であり、前記他方の被圧着物が表示パネルであることを特徴とする圧着ヘッドである。
【0015】
上記課題を解決するための本発明の第5の手段は、一方の被圧着物であるフレキシブルプリント基板の接続端子部を異方性導電接着剤を介して他方の被圧着物である表示パネルの電極端子部に熱圧着接続する表示パネルの製造方法において、前記表示パネルの前記電極端子部を前記フレキシブルプリント基板に対向するようにステージ上に前記表示パネルを載置固定する工程、表示パネルの電極端子部上に前記フレキシブルプリント基板の前記接続端子部を対向配置する工程、前記異方性導電接着剤を前記電極端子部と前記接続端子部の間に位置するように一方の前記端子部に配設する工程、請求項4に記載の前記圧着ヘッドを用いて前記電極端子部と前記接続端子部を異方性導電接着剤により熱圧着接続する工程を有することを特徴とする表示パネルの製造方法である。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1は本発明に係わる圧着装置の概略的正面図、図2は同圧着装置の圧着ヘッド部分の正面図、図3は同圧着ヘッド部分の側面図である。
【0020】
本発明に係わる圧着装置は、ステージ1と、このステージ1上を昇降動してこのステージ1に載置されたワークを加圧、加熱する圧着ヘッド10と、この圧着ヘッド10を保持した保持ユニット2と、この保持ユニット2を上下方向に移動可能に支持するスライドガイド板3と、この前記スライドガイド板3を装置フレーム4に吊持する吊持手段4Aと、保持ユニット2共々、圧着ヘッド10を昇降させる昇降機構部4Bとより大略構成してある。そして、昇降機構部4Bは、保持ユニット2を上方向に付勢する吊り用スプリング18と、作動シリンダ18Aを備えており、この作動シリンダ18Aのピストンロッド18Bが保持ユニット2の上部部位2Aに当接している。この場合、図10と図11とに示すように前記ワークは、一方の被圧着物としてのフレキシブルプリント基板20の接続端子部20Aと、異方性導電接着剤21と、他方の被圧着物としての表示パネル22の電極端子部22Aとで構成してある。
【0021】
図2と図3に示したように前記保持ユニット2は、ヒーターブロック5を有しており、ヒーターブロック5は、図4乃至図6に示すようにその下側部に、このヒーターブロック5の左右方向に沿う圧着ヘッド取付部6を備えており、この圧着ヘッド取付部6は垂直面部6Aと水平面部6Bとを有する側面視で直角を成しており、その垂直面6Aには左右方向に所定の間隔をおいて複数のねじ孔7と左右の位置決めピン8A、8Bとが設けてある。また、ヒーターブロック5には、その左右方向に沿うようにしてヒーター装着孔部9が形成してある。そして、このヒーター装着孔部9にヒーター(図示せず)が装着してある。
【0022】
ヒーターブロック5の圧着ヘッド取付部6には圧着ヘッド10が装着してある。 すなわち、圧着ヘッド10は、図7乃至図9に示すようにブロック状のヘッド本体10Aを有しており、このヘッド本体10Aの下部には、このヘッド本体10Aの左右方向に沿って、このヘッド本体10Aより幅狭の圧着面形成部11が形成してあり、この圧着面形成部11の下面部には、その中部部に圧着面12が、この圧着面12を挟んだ左右に当接面13A、13Bがそれぞれ形成してあり、この圧着面12及び左右に当接面13A、13Bはそれぞれに同一平面内に位置しており、圧着面12と左の当接面13Aとの間及び圧着面12と右の当接面13Bとの間に、下面部11Aを削除して成る逃げ部である凹部14が形成してある。また、ヘッド本体10Aには、これの前、後面に抜ける複数の取付孔15と、左右のピン孔16A、16Bとが設けてあり、右のピン孔16Bは左右方向に長い長孔にしてある。
【0023】
そして、前記圧着ヘッド10は、そのピン孔16A、16Bに、ヒーターブロック5の圧着ヘッド取付部6の位置決めピン8A、8Bが挿入されて位置決めされた状態で、取付孔15に挿通して取付ボルト17をねじ孔7に螺合することで圧着ヘッド取付部6に装着してある。
【0024】
次に、上記のように構成された圧着装置での一方の被圧着物としてのフレキシブルプリント基板20の接続端子部20Aを異方性導電接着剤21を介して他方の被圧着物としての表示パネル22の電極端子部22Aへの圧着作業を説明する。
【0025】
前記圧着ヘッド10の水平度を微調整した後、圧着装置を用いて、フレキシブルプリント基板20の接続端子部20Aを異方性導電接着剤21を介して表示パネル22の電極端子部22Aに接続する場合、ステージ1上に表示パネル22を、その背面側に設けられた電極端子部22Aを上向きにして載置固定し、この表示パネル22の電極端子部22A上に、フレキシブルプリント基板20の接続端子部20Aを、この接続端子部20Aに予め位置決めされた異方性導電接着剤21を介して載せる。この場合、異方性導電接着剤21を保護しているカバーフイルム(図示せず)は除かれている。
【0026】
次に、前記作動シリンダ18Aを伸長動して、ピストンロッド18Bを下降して保持ユニット2を下降し、ヒーターブロック5共々、圧着ヘッド10を下降して、図11の(1)、(2)に示すようにこの圧着ヘッド10の圧着面形成部11の圧着面12を前記フレキシブルプリント基板20の接続端子部20Aに接触させて、この接続端子部20Aを異方性導電接着剤21を介して表示パネル22の電極端子部22Aに所定の圧力で一定時間加圧すると共に、加熱する。
これは、ヒーターからの発熱の熱が圧着ヘッド10を熱し、この圧着ヘッド10の圧着面12の熱でフレキシブルプリント基板20の接続端子部20Aや異方性導電接着剤21等を熱する。この熱により異方性導電接着剤21が溶融してフレキシブルプリント基板20の接続端子部20Aと表示パネル22の電極端子部22Aが熱圧着される。
【0027】
これにより、異方性導電接着剤21の温度が上昇して、前記フレキシブルプリント基板20の接続端子が並べられた接続端子部20A及び前記接続端子に対向して並べられる電極端子有する表示パネル22の電極端子部22Aに対応する箇所の異方性導電接着剤21の合成樹脂21Aが溶融して、この溶融した合成樹脂21Aが、圧着面12の左、右方の凹部14に移動し、接続端子部20Aと電極端子部22Aとの間に、異方性導電接着剤21の合成樹脂21A中の導電性粒子(図示せず)が凝縮されて残り、あるいは、フレキシブルプリント基板20の接続端子が並べられた接続端子部20Aと前記接続端子に対向して並べられる電極端子を有する表示パネル22の電極端子部22Aとの間の間隙が熱圧着により狭くなり導電粒の粒形以下となることで、導電性粒子がフレキシブルプリント基板20の接続端子部20Aと表示パネル22の電極端子部22Aとを電気的に導通状態にする。
【0028】
その後、作動シリンダ18を縮小動させて、保持ユニット2を上昇させて圧着ヘッド10を上昇させ、これの圧着面形成部11の圧着面12を前記フレキシブルプリント基板20の接続端子部20Aから離すことにより、異方性導電接着剤21の温度は低下し合成樹脂21Aが硬化する。これにより、前記フレキシブルプリント基板20の接続端子部20Aは異方性導電接着剤21を介して表示パネル22の電極端子部22Aに固着されると共に、フレキシブルプリント基板20の接続端子部20Aと表示パネル22の電極端子部22Aとは導通状態が維持される。
【0029】
次に、前記テージ19上から、その電極端子部22Aにフレキシブルプリント基板20の接続端子部20Aを接続した表示パネル22を外す。
【0030】
上記した実施例によれば、前記圧着ヘッド10による圧着時、前記フレキシブルプリント基板20の接続端子部20A及び表示パネル22の電極端子部22Aに対応する箇所の異方性導電接着剤21の合成樹脂21Aが溶融して、この溶融した合成樹脂21Aのはみ出し物を、あるいは、圧着により間隙が狭くなる異による異方性導電接着剤のはみ出し物を、圧着面12の左右方向の凹部14に移動するために、溶融した合成樹脂21Aを効率よく逃がし得て、合成樹脂21Aが圧着面10の左、右部に付着することを防止し、圧着面19の平行度を常に保持できる。すなわち、従来のようにはみ出し物が圧着面の左、右部に付着して、この付着物が、圧着回数を重ねる度に成長して硬化して突起状になって、この圧着面の平行度を阻害し、圧着性を損なうという不具合を解消することができる。
【0031】
また、上記した実施例においては、圧着ヘッド10を、このヘッド本体10Aの下部に圧着面形成部11を形成し、この圧着面形成部11の下面部11Aに、その中部部に圧着面12を、この圧着面12を挟んだ左右に当接面13A、13Bがそれぞれ形成し、圧着面12と左の当接面13Aとの間及び圧着面12と右の当接面13Bとの間に、下面部11Aを削除して成る逃げ部である凹部14が形成して構成したが、これに限らず、前記圧着ヘッド10としては、図12の(1)に示すようにブロック状のヘッド本体10Aの下部に、このヘッド本体10Aの左右方向に沿ってこのヘッド本体10Aより幅狭の圧着面形成部11を形成し、この圧着面形成部11の下面部を圧着面12とし、この圧着面12の左右端部に逃げ部である直角形状の切欠き部24を形成して構成してもよい。
【0032】
この場合、前記圧着ヘッド10を下降して、図12の(1)、(2)に示すように圧着ヘッド10の圧着面形成部11の圧着面12を前記フレキシブルプリント基板20の接続端子部20Aに接触させて、この接続端子部20Aを異方性導電接着剤21を介して表示パネル22の電極端子部22Aに所定の圧力で一定時間加圧すると共に、加熱した場合、異方性導電接着剤21の温度が上昇して、前記フレキシブルプリント基板20の接続端子部20A及び表示パネル22の電極端子部22Aに対応する箇所の異方性導電接着剤21の合成樹脂21Aが溶融して、あるいは、圧着により異方性導電接着剤がはみ出し、このはみ出し物が、圧着面12の左、右端部の切欠き部24に移動して逃げることができる。
【0033】
このように、はみ出し物を効率よく逃がし得て、合成樹脂21Aが圧着面12の左、右部に付着することを防止し、圧着面12の平行度を常に保持できる。すなわち、従来のようにはみ出し物が圧着面12の左、右部に付着して付着物となり、この付着物が、圧着回数を重ねる度に成長して硬化して突起状になって、この圧着面12の平行度を阻害し、圧着性を損なうという不具合を解消することができる。
【0034】
また、前記圧着ヘッド10としては、図13の(1)に示すようにブロック状のヘッド本体10Aの下部に、このヘッド本体10Aの左右方向に沿ってこのヘッド本体10Aより幅狭の圧着面形成部11を形成し、この圧着面形成部11の下面部を圧着面12とし、この圧着面12の左、右端部に樹脂逃げ部である傾斜面部25を形成して構成してもよい。
すなわち、図13の(1)、(2)では、圧着ヘッド10をフレキシブルプリント基板20に対向させて熱圧着をするのであるが、このときにフレキシブルプリント基板20に接触する圧着面12が圧着ヘッド10に設けられている。
さらに前記圧着ヘッドは、幅広の圧着ヘッド本体の下面に前記圧着ヘッド本体の左右方向に沿ってこの圧着ヘッド本体より幅狭であり前記一方の被圧着物に対応した圧着面を有し、この圧着面の左、右端部から前記幅広の前記圧着ヘッド本体に向けて樹脂逃げ部である傾斜面部を有している。
【0035】
この場合、圧着ヘッド10をヒーターで熱すると共に前記圧着ヘッド10を下降して、この加熱された圧着ヘッド10の圧着面形成部11の熱せられた圧着面12を前記フレキシブルプリント基板20の接続端子部20Aに接触させて、この接続端子部20Aを異方性導電接着剤21を介して表示パネル22の電極端子部22Aに所定の圧力で一定時間加圧すると共に、加熱し、異方性導電接着剤21の温度が上昇して、前記フレキシブルプリント基板20の接続端子部20A及び表示パネル22の電極端子部22Aに対応する箇所の異方性導電接着剤21の合成樹脂21Aが溶融して、図13の(2)に示すようにこの熱により溶融した合成樹脂21Aが、圧着面12の左、右端部の傾斜面部25に移動して逃げることができる。また、熱圧着するために生じる対向端子部の間隙が狭くなることによる異方性導電接着剤21のはみ出しも傾斜面部25により逃げることができる。
【0036】
このように、溶融した合成樹脂21Aや異方性導電接着剤21のはみ出し物を効率よく逃がし得て、合成樹脂21Aが圧着面12の左、右部に付着することを防止し、圧着面12の平行度を常に保持できる。
すなわち、従来のように溶融した合成樹脂のはみ出し物や異方性導電接着剤のはみ出し物が圧着面の左、右部に付着して、この付着樹脂が、圧着回数を重ねる度に成長して硬化して突起状になって、この圧着面の平行度を阻害し、圧着性を損なうという不具合を解消することができる。
また、本発明に係わる第1の圧着装置は、ステージと、前記ステージの上方から加圧、加熱する圧着ヘッドとを備え、一方の被圧着物を異方性導電接着剤を介して他方の被圧着物に圧着接続する圧着装置であって、前記圧着ヘッドに、前記圧着ヘッドによる圧着時に、一方の被圧着物と他方の被圧着物とに対応する箇所の異方性導電接着剤の溶融した合成樹脂や異方性導電接着剤のはみ出し物を逃げる逃げ部を設けたことを特徴を有している。かかる本発明の第1の圧着装置の構成により、前記圧着ヘッドによる圧着時、一方の被圧着物(例えば、フレキシブルプリント基板の接続端子部)及び他方の被圧着物(例えば、表示パネルの電極端子部)とに対応する箇所の異方性導電接着剤の合成樹脂が溶融して、この溶融した合成樹脂が逃げ部に逃げるために、溶融した合成樹脂を効率よく逃がし得て、合成樹脂が圧着面の左、右部に付着することを防止し、あるいは、異方性導電接着剤のはみ出し物の逃げ部を設けて圧着面の左右部にはみ出し物が付着することを防止しているため、圧着面の平行度を常に保持できる。すなわち、従来のように溶融した合成樹脂が圧着面の左、右部に付着したり、あるいは、異方性導電接着剤が圧着面の左右部に付着して生じる付着物が、圧着回数を重ねる度に成長して硬化して突起状になって、この圧着面の平行度を阻害し、圧着性を損なうという不具合を解消することができる。
また、本発明に係わる第2の圧着装置は、前記本発明の第1の圧着装置において、前記圧着ヘッドの逃げ部が凹部である。かかる構成により、上記した前記第1の圧着装置の発明の作用と同様な作用を奏し得る。
また、本発明に係わる第3の圧着装置は、本発明の第1の圧着装置において、 前記圧着ヘッドの逃げ部が、前記圧着ヘッドの長手方向の角部に設けた切欠き部である。かかる構成により、上記した本発明の第1の圧着装置の作用と同様な作用を奏し得る。
また、本発明に係わる第4の圧着装置は、本発明の第1の圧着装置において、前記圧着ヘッドの逃げ部が、前記圧着ヘッドの長手方向の角部に設けた傾斜面部である。かかる構成により、上記した本発明の第1の圧着装置の作用と同様な作用を奏し得る。
【0037】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1の発明に係わる圧着装置によれば、ステージと、前記ステージの上方から加圧、加熱する圧着ヘッドとを備え、一方の被圧着物を異方性導電接着剤を介して他方の被圧着物に圧着接続する圧着装置であって、前記圧着ヘッドに、前記圧着ヘッドによる圧着時に、一方の被圧着物と他方の被圧着物とに対応する箇所の異方性導電接着剤のはみ出し物や異方性導電接着剤が溶融した合成樹脂のはみ出し物が逃げる逃げ部を設けたことにより、前記圧着ヘッドによる圧着時、一方の被圧着物(例えば、フレキシブルプリント基板の接続端子部)及び他方の被圧着物(例えば、表示パネルの電極端子部)とに対応する箇所の異方性導電接着剤や前記合成樹脂が溶融して生じるはみ出し物を、逃げ部に逃げるために、前記はみ出し物を効率よく逃がすことができ、前記はみ出し物が圧着面の左、右部に付着することを防止でき、圧着面の平行度を常に保持できる効果を有する。すなわち、従来のように前記はみ出し物が圧着面の左、右部に付着して付着物となり、この付着物が、圧着回数を重ねる度に成長して硬化して突起状になって、この圧着面の平行度を阻害し、圧着性を損なうという不具合を解消することができる。
【0038】
また、請求項2の発明に係わる圧着装置によれば、請求項1記載の圧着装置において、前記圧着ヘッドの逃げ部が凹部であることにより、上記した請求項1の発明の効果と同様な効果を奏し得る。
【0039】
また、請求項1の発明に係わる圧着装置によれば、請求項1記載の圧着装置において、前記圧着ヘッドの逃げ部が、前記複数の接続端子が並んだ並び方向の前記圧着ヘッドの長手方向の角部に設けた切欠き部であることにより、上記した段落番号第0037番の発明の効果と同様な効果を奏し得る。
【0040】
また、請求項3の発明に係わる圧着装置によれば、請求項1記載の圧着装置において、前記圧着ヘッドの逃げ部が、前記複数の接続端子が並んだ並び方向の前記圧着ヘッドの長手方向の角部に設けた傾斜面部であることにより、上記した段落番号第0037番の発明の効果と同様な効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる圧着装置の概略的な正面図である。
【図2】同圧着装置における圧着ヘッドユニットの正面図である。
【図3】同圧着ヘッドユニットの側面図である。
【図4】ヒーターブロックの平面図である。
【図5】同ヒーターブロックの正面図である。
【図6】図4のB−B線に沿う断面図である。
【図7】圧着ヘッドの正面図である。
【図8】同圧着ヘッドの下面図である。
【図9】(1)は同圧着ヘッドの側面図である。
(2)は(1)のA部の拡大図である。
【図10】フレキシブルプリント基板の接続端子部を異方性導電接着剤を介して圧着接続した表示パネルの平面図である。
【図11】(1)は圧着ヘッドによりフレキシブルプリント基板の接続端子部を異方性導電接着剤を介して表示パネルに圧着する直前状態の説明図である。
(2)は圧着ヘッドによりフレキシブルプリント基板の接続端子部を異方性導電接着剤を介して表示パネルに圧着した状態の説明図である。
【図12】(1)は圧着ヘッドの他の実施例の正面図である。
(2)は同圧着ヘッドによりフレキシブルプリント基板の電極端子部を異方性導電接着剤を介して表示パネルに圧着した状態の説明図である。
【図13】(1)は圧着ヘッドの別の他の実施例の正面図である。
(2)は同圧着ヘッドによりフレキシブルプリント基板の電極端子部を異方性導電接着剤を介して表示パネルに圧着した状態の説明図である。
【図14】従来の圧着装置の概略的な正面図である。
【図15】従来の圧着装置の圧着ヘッドの正面図である。
【図16】同圧着ヘッドの側面図である。
【図17】(1)は同圧着ヘッドによりフレキシブルプリント基板の接続端子部を異方性導電接着剤を介して表示パネルに圧着する直前状態の説明図である。
(2)は圧着ヘッドによりフレキシブルプリント基板の接続端子部を異方性導電接着剤を介して表示パネルに圧着した状態の説明図である。
【符号の説明】
1 ステージ
10 圧着ヘッド
12 圧着面
14 凹部(逃げ部)
20 フレキシブルプリント基板
20A フレキシブルプリント基板の接続端子部(一方の被圧着物)
21 異方性導電接着剤
22 液晶パネル
22A 液晶パネルの電極端子部(他方の被圧着物)
Claims (5)
- 複数の接続端子が並んだ接続端子部を有する一方の被圧着物と複数の電極端子が並んだ電極端子部を有する他方の被圧着物の前記接続端子部と電極端子部を対向させて配置すると共にこの対向する間に異方性導電接着剤を配設し前記一方の被圧着物の前記他方の被圧着物と対向する面と反対側の面側に配設された圧着ヘッドにより前記接続端子部と前記電極端子部を熱圧着接続するための圧着ヘッドであって、
前記圧着ヘッドは前記複数の接続端子が並んだ並び方向に沿って形成されており、
前記圧着ヘッドは少なくとも前記異方性導電接着剤を加熱し、
前記圧着ヘッドによる熱圧着時に前記被圧着物の接続端子部の左、右端より外方にはみ出す合成樹脂や異方性導電接着剤のはみ出し物を逃がすための切欠き部を前記圧着ヘッドの下部であり前記複数の接続端子が並んだ並び方向の左右の角に配設し
前記切欠き部の間の下面を圧着面とし
該圧着面は前記複数の接続端子が並んだ並び方向の接続端子の幅とほぼ等しく且つ圧着面の下面は同一面内に位置していることを特徴とする圧着ヘッド。 - 前記圧着ヘッドの先端の前記切欠き部が、凹形状を成す凹部であることを特徴とする請求項1に記載の圧着ヘッド。
- 前記圧着ヘッドの先端の前記切欠き部が、前記ヘッド先端に向け、且前記端子部の外側の端に至る傾斜面部を成すことを特徴とする請求項1に記載の圧着ヘッド。
- 前記一方の被圧着物がフレキシブルプリント基板であり、前記他方の被圧着物が表示パネルであることを特徴とする請求項1または2または3に記載の圧着ヘッド。
- 一方の被圧着物であるフレキシブルプリント基板の接続端子部を異方性導電接着剤を介して他方の被圧着物である表示パネルの電極端子部に熱圧着接続する表示パネルの製造方法において、
前記表示パネルの前記電極端子部を前記フレキシブルプリント基板に対向するようにステージ上に前記表示パネルを載置固定する工程、
表示パネルの電極端子部上に前記フレキシブルプリント基板の前記接続端子部を対向配置
する工程、
前記異方性導電接着剤を前記電極端子部と前記接続端子部の間に位置するように一方の前記端子部に配設する工程、
請求項4に記載の前記圧着ヘッドを用いて、前記電極端子部と前記接続端子部を異方性導電接着剤により熱圧着接続する工程を有することを特徴とする表示パネルの製造方法。
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