JP3815273B2 - 光モジュールの製造方法および製造装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、光モジュールを製造するに際して、光素子パッケージとフェルール結合用スリーブとの溶接結合のための光軸位置合わせを正確かつ迅速に行なうことが可能な光モジュールの製造方法および製造装置に関する。
光モジュール組み立ての一例として、レーザダイオードモジュール(LDモジュールと略称)の構造と組み立て方法について説明すると、従来、LDモジュールはLD組み立て体(パッケージ)と光ファイバとを一体としたピッグテール型が主流であったが、光装置の小型化によって光モジュールの実装スペースが狭くなり、ピッグテールとしての光ファイバ余長処理のスペース確保が困難となってきていることから、対応策として図18に示されるように、光部品に対して光ファイバを着脱可能とした光コネクタ型が現在主流となってきており、さらなる小型化が求められている。
【0002】
図18において、図(a)は分離状態を半断面に示す側面図であり、レンズ1をそなえた金属製ハウジング2の内部にLD素子3を密封状態に収容した光素子パッケージ4の前面に、金属製のフェルール結合用スリーブ5と中心に光ファイバ6をそなえたフェルール7とを配置する。セラミックでなるフェルール7の周囲には金属製のフェルール保持スリーブ8を圧入一体化して設けられている。
【0003】
組み立ての概略手順は、フェルール保持スリーブ8をフェルール結合用スリーブ5に嵌め込み、フェルール結合用スリーブ5の端面を光素子パッケージ4のハウジング2の前面にあてがった状態で、LD素子3とフェルール7の光ファイバ6との3軸方向の精密な光軸合わせを行ない一致させた状態でフェルール保持スリーブ8とフェルール結合用スリーブ5の周囲、ならびにフェルール結合用スリーブ5と光素子パッケージ4のハウジング2の端面周囲、とをそれぞれレーザによる溶接をして結合一体化させる。この状態が図(b)に示される。
【0004】
この光素子パッケージ4とフェルール結合用スリーブ5との面合わせは重要な工程である。面合わせが隙間のない状態でなく微小な隙間が存在すると、その後の光軸調整作業を行なった後のレーザ溶接時に隙間が密着することによって傾きが発生し、溶接変動による光結合損失が生じる。
【0005】
【従来の技術】
上記、光素子パッケージ4とフェルール結合用スリーブ5とについての従来の光軸調整装置による面合わせを、図19の側面図を参照して説明すると、この場合の光ファイバはフェルール7の中心から延びる周囲が被覆されたピッグテイル型の光ファイバ9として構成されている。フェルール結合用スリーブ5の周囲を保持金具11によって緊密に保持させ、光ファイバ9は光ファイバ保持アーム12によって保持される。この光ファイバ保持アーム12は装置の垂直フレーム13に沿って上下方向(Z軸方向)に微動調整されるように構成されている。
【0006】
光素子パッケージ4は、装置フレームの下方ベース14上の光軸調整機構15を介した面合わせ機構16の上に位置決めして取り付けられる。
光軸調整機構15は紙面と直交方向の面に対するX・Y軸方向の位置調整を、面合わせ機構16は紙面と平行方向、すなわち光ファイバ9の延びる方向のZ軸方向の微小な位置の移動ならびにZ軸に対する傾きを、それぞれ行なうものである。なお、光軸調整機構15にはZ軸方向に対する移動機能をもあわせもっており、この光軸調整機構15は一般にXYZステージと称されている。
【0007】
面合わせ機構16は、図示の断面図のように碗形をなす半球面形の台座17の内部に半球形の球面座18をそなえてなり、台座17と球面座18との球面は隙間なく一致している。台座17の下部中心には球面部への空気の送入ならびに真空排気のための通気孔19が設けられており、外部のチューブ21と連通されている。
【0008】
以上の構成で、光軸調整機構15を上昇させて光素子パッケージ4の上端面をフェルール結合用スリーブ5の下端面に接近させ、台座17の内部にチューブ21から圧縮空気を送入することにより、球面座18の球面周囲に空気層による空間が形成され球面座18が僅かに浮上され、空気層による機械的な抵抗のない状態となって、光素子パッケージ4の上端面がフェルール結合用スリーブ5の下端面に接して傾きが修正され、面どうしが一致されるから、台座17の内部を真空吸引させると球面座18が吸着固定されて光素子パッケージ4の上端面とフェルール結合用スリーブ5の下端面との間に平行にしてごく僅かな隙間が形成されので、光軸調整機構15を操作して光軸調整を行ない、調整後に光軸調整機構15を隙間分上昇させて密着させ周囲をレーザ溶接による接合を行なう。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
フェルール結合用スリーブ5の外径は4mm程度でありフェルール7の外径は2.5mm程度なので、フェルール保持スリーブ8を介在させることによるフェルール結合用スリーブ5の厚さは比較的に薄い。
保持金具11の端部のアーム22は図20の平面図に示されるように、先端部がフェルール結合用スリーブ5の外周面に添うような円弧面に形成された等間隔な三方向からのアーム22のうち、二箇所については固定されており、一箇所が矢印で示されるように進退可能に押圧されるよう構成されている。
【0010】
そこで、面合わせ時の圧接力に耐えるだけの摩擦保持力を生じるようにアーム22でフェルール結合用スリーブ5を押圧保持させることが必要なことから、小型化になり薄肉となることにより三方向からのアーム22の押圧力によって、フェルール結合用スリーブ5にはアーム22間で周面に膨らむような歪み変形を生じる。その結果この変形によって、面合わせに際して光素子パッケージ4とフェルール結合用スリーブ5との接触面間に僅かな隙間が生じる。
【0011】
光モジュールが小型化されるに応じて、面合わせ機構16の大きさに対してフェルール結合用スリーブ5の接触面積が小さいために、正確な面接触を得にくい。ちなみに、面合わせ機構16のサイズは100mm程度あり、球面座18が浮上された状態は機械的な抵抗がほとんどないといっても、サイズと質量の比率差が大きいためにこのような傾向を避けがたい。
【0012】
面合わせ機構16は、図示原理図によれば簡易構成であるけれども、実際の構成は精密にして複雑であり、その結果全体のコストがかさむものとなっている。その動作についても面合わせ速度を緩やかにして面どうしを接触させて行なうことから、全体の調整・組み立て時間5分のうちの2分にもおよぶ時間を必要としている。
【0013】
本発明は、以上のような各種の問題点を解決した光モジュールの製造方法および製造装置の提供をすることを発明の課題とするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記、課題を解決するための本発明手段の第1の構成要旨は、光素子を収容する光素子パッケージとフェルール結合用スリーブとの光軸位置合わせを行ない端面間を溶接結合する光モジュールの製造方法であって、フェルール結合用スリーブの先端側の周囲3箇所に傾斜接触し、垂直軸に対して45°±15°の角度範囲の傾斜をもつ第1と第2の面の2面からなるナイフエッジ形の押圧部材によって押圧されることでフェルール結合用スリーブの端面が光素子パッケージの端面に押圧された状態で光軸位置合わせされ端面間周囲が溶接結合されるようにする光モジュールの製造方法である。
【0015】
この第1の構成要旨によると、光素子パッケージを水平状態に位置設定された光軸調整機構上に取り付け、その上にフェルール結合用スリーブを載置させた状態でフェルール結合用スリーブの周囲3箇所が傾斜接触するナイフエッジ形の押圧部材によって3箇所の点接触で押圧されることから、半径方向の中心位置が自動的に設定される。従来のような摩擦接触力によるような保持手段でないことから、安定した光素子パッケージへの面どうしによる押圧接触状態が得られ、しかも、フェルール結合用スリーブの周囲に歪みならびに変形を生じることがなく、簡易構成にして、面合わせに要する時間および組み合わせ時間の短縮化が得られる。
【0016】
本発明手段の第2の構成要旨は、光素子を収容する光素子パッケージとフェルール結合用スリーブとの光軸位置合わせを行ない端面間を溶接結合する光モジュールの製造装置であって、光素子パッケージを支持するとともに面方向に移動して光軸位置調整のための光軸調整台と、光素子パッケージの端面に接するフェルール結合用スリーブの先端側周囲3箇所に押圧接触して光素子パッケージの端面に圧接状態とし、垂直軸に対して45°±15°の角度範囲に傾斜をもつ第1と第2の面の2面からなるナイフエッジ形の押圧部材を有するスリーブ押さえと、をそなえる光モジュールの製造装置である。
【0017】
この第2の構成要旨によると、光素子パッケージを水平状態に位置設定させて光軸調整機構上に位置させ、その上にフェルール結合用スリーブを載置させた状態としてフェルール結合用スリーブの周囲3箇所を押圧する傾斜姿勢のナイフエッジ形の押圧部材を有するスリーブ押さえをそなえてなるものであるから、構成がきわめて簡易である。
【0018】
押圧部材によって押圧されるフェルール結合用スリーブは半径方向の中心位置が自動的に設定されるとともに、光素子パッケージ部への面どうしが押圧されることで、隙間なく安定した面接触が得られ、周囲に歪みや変形を生じることがない。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明について発明の構成要旨にもとづいた具体的な一実施の形態を図面を参照しながらそれぞれ詳細に説明する。なお、理解を確実かつ容易とするために全図を通じて同様箇所には同一符号を付して示してある。
図1は、本発明になる光モジュールの製造装置の概略の側面図であって要部を断面にして示してある。光素子パッケージ4とフェルール結合用スリーブ5ならびにフェルール7とフェルール保持スリーブ8と光ファイバ9とは既述したものと同様であって同一符号を付して示してある。
【0020】
装置の構成について説明すると、装置フレームの下方のベース24上に紙面と直交方向の面に対するX・Y軸方向の位置調整を行なう光軸調整台としての光軸調整機構のX・Yステージ25と、装置の垂直フレーム26面の中間部にフェルール結合用スリーブ5を押圧位置決めさせるスリーブ押さえ27と、その上部に光ファイバ保持アーム12と、が設けられてなる。 X・Yステージ25の上部には光素子パッケージ4を位置決めして取り付け支持する支持台28が設けられている。
【0021】
スリーブ押さえ27は、垂直フレーム26に対して上下方向にのみ移動可能な可動ベース29に支持されており、この可動ベース29の下部に荷重センサ31と、垂直フレーム26の上部にばね32を介して荷重調整ねじ33が設けられており、可動ベース29は荷重調整ねじ33によって支えられている。
光ファイバ保持アーム12は、垂直フレーム26に対して上下方向のZ軸方向に移動可能な可動台34に支持されている。
【0022】
図2は、光素子パッケージ4の上側にフェルール結合用スリーブ5を位置させ、このフェルール結合用スリーブ5の周囲の角部分36にスリーブ押さえ27の押圧部材35が接して押圧された状態部分の図1における要部側面図が示されている。フェルール結合用スリーブ5の上部にはフェルール7が位置されている。
光素子パッケージ4のハウジング2、フェルール結合用スリーブ5、フェルール7周囲のフェルール保持スリーブ8、を構成する材料は、すべて、耐蝕性をそなえレーザ溶接に好適なステンレス鋼材によって作られている。
【0023】
押圧部材35は図3の図(a)の平面図に示されるようにフェルール結合用スリーブ5の周囲に対して等間隔な3方向に配置されており、図(b)に示されるようにフェルール結合用スリーブ5を押圧位置決めさせる。
押圧部材35について、代表的にその1つの具体的詳細な構成を、図4の図(a)の平面図と、図(a)の側面図である図(b)と、図(b)の矢視方向から見た底面図(c)と、を参照して述べると、図(a)に示されるように先端側が角度θ°のナイフエッジ形をなしており、図(b)に示されるように図示右方向の下方側に延びて途中からは、傾斜角度α°で傾斜し、その先端の角度は図(c)に示されるように同じく角度θ°の状態である。
【0024】
この押圧部材35は、たとえばステンレス鋼材からなり、焼入れによる熱処理硬化ならびに研磨仕上げされた硬質なものである。
以上の構成で、その作用について概略説明をすると、押圧部材35の3箇所の位置関係はスリーブ押さえ27と一体であって固定されていることから、円形をなすフェルール結合用スリーブ5の周囲角部分36に接することにより、自動的に押圧部材35の3箇所の中心位置に位置決めされることとなる。
【0025】
このようなことは、押圧部材35の角度α°傾斜している傾斜部37によって、この傾斜部37と接するフェルール結合用スリーブ5の周囲角部分36は軸方向へ押圧される方向と、この軸方向への押圧力の分力による中心方向への押圧力とに傾斜角度にもとづいたそれぞれ両方向に作用することにほかならないからである。
【0026】
押圧部材35は3箇所とする以外に、より多くの複数箇所であってもよいことであるが、最低限度の3箇所がもっとも安定かつ効果的に上記のような作用を奏する以外に、後述する溶接との関係に対しても有効なことである。
また、光素子パッケージ4は図1で説明のようにX・Yステージ25上の支持台28に位置決めして取り付け支持されていることから、光素子パッケージ4上に載置されたフェルール結合用スリーブ5は3箇所のスリーブ押さえ27の押圧部材35の中心位置に位置決めされ、このようにそれぞれが位置決めされて面どうしが隙間なく接触される。
【0027】
図2に示されるフェルール7のフェルール保持スリーブ8の部分を、フェルール結合用スリーブ5に挿入した状態で、光素子パッケージ4のLD素子3を動作させ、フェルール結合用スリーブ5に対して光素子パッケージ4の位置をX・Yステージ25により平面上を微細に移動調整させるとともに、フェルール7の挿入位置であるZ軸方向をも光ファイバ保持アーム12を上下に移動調整させてフェルール7の光ファイバ6,9を介して、その出力光を検出しながら最適位置状態に設定させる。
【0028】
このためには、光素子パッケージ4に対するフェルール結合用スリーブ5の接触圧力を、荷重調整ねじ33を荷重センサ31で検出しながら、たとえば、13±5grf/mm2 となるように調整して行ななう。
このように位置を設定させた状態で図5に示されるように、光素子パッケージ4の上部面とフェルール結合用スリーブ5の下部面の周囲の部分、およびフェルール結合用スリーブ5の上部面とフェルール保持スリーブ8の周囲面の部分、の複数箇所を等間隔にそれぞれ溶接用のレーザ、たとえばYAGレーザ光を照射して溶接38し、結合させる。
【0029】
上記の接触荷重範囲に設定することにより、光ファイバ9の捩れや曲がり、などによる光素子パッケージ4とフェルール結合用スリーブ5との間に隙間が生じることなく、密着状態で高精度な光軸調整が得られる。このような低荷重なことから、フェルール結合用スリーブ5に変形や歪みの発生することがなく、面合わせ時間も、ごく短時間に行なえる。
【0030】
図3の図(b)の平面図を参照すると、光素子パッケージ4とフェルール結合用スリーブ5との溶接38の箇所は周囲の3箇所の押圧部材35の丁度中間部分に位置していることがよく示されている。このように溶接用の光ビームを照射熔融させるのは双方の接触面に向かった斜め上方からなことから、押圧部材35を避けた中間の等間隔の部分となることにほかならないことである。
【0031】
フェルール結合用スリーブ5とフェルール7のフェルール保持スリーブ8との溶接箇所については、このような条件はないけれども溶接装置を共用していることから同様に行なわれる。
上記押圧部材35のナイフエッジ形の角度θ°は、発明者らが確認したところによると90°が適当であるものの、90°±30°の範囲でもとくに支障がなく。傾斜部37の角度α°についても45°を中心にして、45°±15°の範囲であっても同様であった。また、3箇所の押圧部材35の角度間隔については、120°±10°の範囲を許容範囲に設定した。以上のことは、各種光モジュールに対する実施上の各種条件に応じて設定し得ることである。
【0032】
スリーブ押さえ27の押圧部材35の先端部がナイフエッジ形であり、さらに傾斜部37に形成されていることによって、このナイフエッジ形状の部分がフェルール結合用スリーブ5の角部分36に食い込むように作用する。このような作用によって、光素子パッケージ4とフェルール結合用スリーブ5との相互の面どうしが密着状態となるにもかかわらず、光軸調整のためにX,Y方向移動ステージを移動させても、0.1μmの精度で光軸調整アルゴリズムによる最大ピーク位置に収束させることができる。
【0033】
上述したような手順によって面合わせされた光素子モジュールのレーザ溶接後の光軸のずれ量(溶接変位)は、従来の面合わせ方法に比して少なく、従来は、4.8μmであったもの、本発明によると、2.5μm(いずれも3σ値)と、良好な面合わせ状態となる。
図6に、本発明スリーブ押さえ27の具体的な実施の形態の平面図を分離状態にして示し、図7の図(a)に図6のA−A矢視図、図7の図(b)に図6のB−B矢視図、をそれぞれ示す。
【0034】
図において平面視方形の基板41の一辺を傾斜面42となし、この傾斜面42の中央部分に半円形の凹部43を形成するとともに、周囲方向から120°の間隔を介して半円形の中心部に向けて2つの押圧部材35を突出形成させ、押圧部材35の周囲両側には空間44が形成されている。
傾斜面42の両側遠端部には2箇所にガイドピン45を圧入して突設させてあり、近端部には2箇所にねじ穴46を設けてある。基板41の短辺側は図7の図(a)に示されるように厚さが厚く、その端面の2箇所にねじ穴47が形成されており、このねじ穴47によって装置の垂直フレーム26の可動ベース29(図1に図示)に基板41がねじ止めして取り付けられる。
【0035】
この基板41の傾斜面42に対して着脱可能に取り付けられる着脱金具51は角棒状の中央部分が、基板41の凹部43の厚さと同じとなるように凹面52に形成されており、その中央部から直交方向に押圧部材35が突設されている。
着脱金具51の両側遠端部にはガイド孔53と近端部にはねじ挿通孔54とが形成されており、このねじ挿通孔54には図示されるような、頭部に刻み目(ナール)の形成されたつまみねじ55が挿入される。
【0036】
以上の構成により、図示状態で基板41のガイドピン45に着脱金具51のガイド孔53を挿入させ、傾斜面42に着脱金具51を密着させるとともに、ねじ挿通孔54につまみねじ55を挿入させて基板41のねじ穴46にねじ込み締めつけ固定させる。この状態が図8に示されている。 図8によると着脱金具51はガイドピン45によって基板41に対する相互の位置が決められ、その結果、基板41側の押圧部材35と、着脱金具51側の押圧部材35との位置も一定の関係に設定される。すなわち、3か所の押圧部材35は120°間隔に設定され、それぞれの押圧部材35の先端部の形状ならびに状態は図3,図4の拡大図を参照して説明と同じである。
【0037】
図9に、本発明スリーブ押さえ27Aの具体的な第2の実施の形態の平面図を示す。図において、平面視方形の基板41Aの一辺を傾斜面42となし、この傾斜面の中央部分に半円形の凹部43を形成するとともに、周囲方向から120°の間隔を介して半円形の中心部に向けて2つの押圧部材35を突出形成させ、押圧部材35の周囲両側には空間44を形成させている。このような構成は図6の構成と同様である。
【0038】
基板41Aの短辺側は図7の図(a)と同様に厚く、端面の2箇所にねじ穴47が形成されており、このねじ穴47によって装置の垂直フレーム26の可動ベース29に基板41Aがねじ止めして取り付けられることも同様なことである。
この基板41Aの傾斜面42に対して開閉可能に取り付けられる着脱金具51Aは角棒状の中央部分が、基板41Aの凹部43の厚さと同じとなるように凹面52に形成されており、その中央部から直交方向に押圧部材35が突設されている。
【0039】
着脱金具51Aの両端には、基板41Aの上下面と接するよう、それぞれ上下に板状の脚部が延びており、一端側の第1の脚部56は基板41Aともに貫通する軸57によってヒンジが構成され、他端側の第2の脚部58は基板41Aの上下面に接して取り付け時の位置決めとしての機能をそなえる。
この着脱金具51Aの第2の脚部58側のねじ挿通孔54につまみねじ55が挿入され、二点鎖線に示される解放位置から、実線に示される取り付け位置において基板41A側のねじ穴46にねじ込まれて締め付けられることによって着脱金具51が位置決めされるとともに固定される。
【0040】
図9によると、着脱金具51Aは軸57を中心に回動されるヒンジ機構によって基板41Aに対する相互の位置が決められ、その結果、基板41A側の押圧部材35と、着脱金具51A側の押圧部材35との位置も一定の関係に設定される。すなわち、3箇所の押圧部材35は120°間隔に設定され、それぞれの押圧部材35の先端部の形状ならびに状態は図3,図4の拡大図を参照して説明と同じであることは、前実施の形態と同様である。
【0041】
図6および図9で説明のように、スリーブ押さえ27の着脱金具51を着脱あるいは遠近し得るように取り外すことについては、図1で説明のように取り付けセットするに際して、光ファイバ9の存在によりスリーブ押さえ27の中心に位置させることが可能なように解放させるために必要なことである。
また、溶接後においてもスリーブ押さえ27の中心位置から取り出すために必要であり、光ファイバ9のない光コネクタの場合であっても、図5に示されるようにフェルール7周囲のフェルール保持スリーブ8の鍔部によって取り外すことができないような場合に解放状態として取り外すためである。
【0042】
図10は、本発明光モジュール製造装置の機構部概略の側面図であり、ベース61の中央部に光軸調整台としてのY方向移動ステージ62、その上に順次X方向移動ステージ63、Y方向の平面角度調整用のθyゴニオステージ64、X方向の平面角度調整用のθxゴニオステージ65、支持台66(図1の28に相当)、が設けられている。
【0043】
ベース61上の図示左側には、垂直フレーム67の下部にZ方向移動ステージ68(図1の29〜33に相当)に支持されたスリーブ押さえ27と、上部にZ方向移動ステージ69(図1の34に相当)に支持された光ファイバ保持アーム71(図1の12に相当)と、が設けられている。
ベース61上の図示右側には、支持台72上に溶接用のレーザ光出射部73が、溶接位置に対するフォーカス位置合わせ用のX方向移動ステージ、Z軸方向の溶接位置決め用のゴニオステージ、を介して設けられている状態が1箇所のみ示されている。
【0044】
図11は、図10の平面図であってレーザ光出射部73が3箇所に配置されている状態が示されており、図12には、図11の3箇所のレーザ光出射部73とスリーブ押さえ27とについて、それらの位置関係が具体的に示され、レーザ光出射部の中心線に対して、二点鎖線に示されるレーザ光の照射収束される先端部は図8で説明したスリーブ押さえ27の3箇所の空間部44を介して中心位置に配置された光モジュールの溶接部に収束照射されることがよく示されている。
【0045】
図13は、制御部などを含む装置全体構成が概略に示される。ベース61上の各部の配置構成は、図1および図10、図11を参照して説明のとおりであり、図示左側に、YAGレーザ溶接機75と、各移動部のステージドライバ76、LD駆動電源77、光パワーメータ78、これらを制御するPC(パソコン)からなる制御装置79と、が配置される。
【0046】
YAGレーザ溶接機75は光伝送線路81を介してそれぞれのレーザ光出射部73と接続されており、ステージドライバ76は制御線82を介して光軸調整台であるところの、Y方向移動ステージ62、X方向移動ステージ63、θyゴニオステージ64、θxゴニオステージ65、Z方向移動ステージ68,69、とそれぞれ接続されており、LD駆動電源77は支持台66に支持される光素子パッケージ4のLD素子3に伝送線83で接続され、光パワーメータ78は光ファイバ保持アーム71に保持されている光ファイバから延長される光ファイバ9と接続されている。
【0047】
ステージドライバ76,LD駆動電源77,光パワーメータ78と、制御装置79とはGP−IBで接続されている。この制御装置79には光軸調整プログラムが設定されており、プログラムの指示にしたがって光軸調整が行なわれる。すなわち、光軸調整プログラムは光素子パッケージ4からの光出力を光パワーメータ78でモニタリングしながら、光パワーメータ78の値が最大値を得られるように、図1〜図5を参照して説明のように、スリーブ押さえ27に保持されたフェルール結合用スリーブ5を基準に、光素子パッケージ4を各移動ステージ62,63を自動的にX方向,Y方向、ならびにZ方向移動ステージ69をZ方向に制御させながら移動させることで行なわれる。
【0048】
このような移動制御手順の一例について、図14を参照すると、図(a)で中心点Cを、スリーブ押さえ27に押圧保持されたフェルール結合用スリーブ5に嵌められているフェルール7と光ファイバ6の光軸位置に対する、光素子パッケージ4からのLD素子3からの出射光の光軸位置であるとする。
このC点を出発点として微細に、細線の軌跡に示されるようにX方向およびY方向面上を逐次拡大する周辺方向に移動させる。そうして、D点位置において光パワーメータ78に光ファイバ6に入射された光パワーが検出されたならば、図(b)に示されるように、D点を中心にしてX方向ならびにY方向の面の範囲を繰り返し微動させて最大出力が得られるように調整することで最適位置が得られる。
【0049】
ここで、光モジュールが図1に示されるようにフェルール7から延びる光ファイバ9をそなえたピッグテイル型の場合は上述したような手順によって組み立て可能であるが、フェルール7から延びる光ファイバ9をそなえていない光コネクタ型の場合について述べると、図15のように内部に光ファイバ6をそなえたフェルール7の場合、外部側となるフェルール7の部分に対して割りスリーブと称されている軸方向に、図示右側の断面図によく示されているスリット84が形成された円筒ばね85の一端側をフェルール7に圧入し、この円筒ばね85の他端側に光ファイバ9の芯線を挿入し取り付けたフェルール86を圧入させ、フェルール7,86どうしの端面を接触させることによって光接続させることにより同様な手順で面合わせならびに接続結合をさせることが可能となる。
【0050】
図16に調整フローを示し、左側に記載の工程順位の数字を参照して概略説明をすると、
第1工程で、光モジュールに応じての光軸調整プログラムの選定、部品番号などを入力。
第2工程で、部品取り付け位置へステージを移動させる。
【0051】
第3工程で、光素子パッケージ4をセット。
第4工程で、光軸調整開始位置へステージを移動させる。
第5工程で、光素子パッケージ4上にフェルール結合用スリーブ5をセット。
第6工程で、スリーブ押さえ27を降下させて面合わせ。
第7工程で、フェルール結合用スリーブ5に対するスリーブ押さえ27の荷重測定。
【0052】
第8工程で、設定荷重とスリーブ押さえ27の荷重を比較。
第9工程で、フェルール結合用スリーブ5にフェルール7をセット。
第10工程で、LD駆動電源77を投入。
第11工程で、あらかじめ設定されている光軸調整プログラムによりステージを光の最大パワーの得られる位置へ調整移動。
【0053】
第12工程で、光パワーメータ78による出力測定。
第13工程で、ステージ移動直前のパワーと比較し最大パワーであるか判定。
第14工程で、YAGレーザ光出射部75のゴニオステージとXステージによる溶接位置決めならびに溶接固定。
第15工程で、溶接固定による光軸ずれを防ぐための再調整(X,Yステージ移動)
第16,17工程で、光パワー測定。
【0054】
第18固定で、YAGレーザ光出射部75のゴニオステージとXステージによる溶接位置決めならびに溶接固定。
第20工程で、光モジュールを取り出すためにスリーブ押さえ27を上昇ならびに解放させる。
第21工程で、光モジュール取り出し位置へステージを移動させる。
【0055】
以上のようであって本発明によれば、光素子パッケージ4とフェルール結合用スリーブ5との面合わせにナイフエッジ形のスリーブ押さえを適用したことにより、制御装置と位置合わせの移動ステージとを自動化するとともにレーザ溶接機の組み合わせによって簡易構成にして、高精度な光軸調整と良好な面合わせを両立可能とした自動光軸調整装置を低コストで実現し得る。
【0056】
上記、実施の形態では光素子としてLD素子とした一例であるが、光パワーメータに代えてLD光源、LD駆動電源に代えて電流モニタ内蔵のDC電源とすることにより、光受光素子であるPDモジュール用光軸調整装置とすることができる。
このように本発明によれば、制御装置、位置合わせ装置、電源、部品に合わせた支持台、スリーブの形状寸法に合わせたナイフエッジ形の間隔などを合わせたスリーブ押さえ、を用いることによって各種光モジュールの製造に対応可能である。
【0057】
図17は、本発明による位置合わせと従来の位置合わせとによる正規確率分布を実際に測定した、変位(μm)と累積確率(%)とのデータを示しており、実線に示される部分が本発明による溶接変位であり、点線に示される部分が従来の溶接変位である。
(付記1) 光素子を収容する光素子パッケージとフェルール結合用スリーブとの光軸位置合わせを行ない端面間を溶接結合する光モジュールの製造方法であって、
上記フェルール結合用スリーブの先端側の周囲3箇所に傾斜接触するナイフエッジ形の押圧部材によって押圧されることでフェルール結合用スリーブの端面が光素子パッケージの端面に押圧された状態で光軸位置合わせされ端面間周囲が溶接結合されるようにすることを特徴とする光モジュールの製造方法。
【0058】
(付記2) 光素子を収容する光素子パッケージとフェルール結合用スリーブとの光軸位置合わせを行ない端面間を溶接結合する光モジュールの製造装置であって
光素子パッケージを支持するとともに面方向に移動して光軸位置調整のための光軸調整台と、光素子パッケージの端面に接するフェルール結合用スリーブの先端側周囲3箇所に押圧接触して光素子パッケージの端面に圧接状態とする傾斜ナイフエッジ形の押圧部材を有するスリーブ押さえと、をそなえることを特徴とする光モジュールの製造装置。
【0059】
(付記3) 付記1および付記2に記載された押圧部材のフェルール結合用スリーブの周囲と接触するナイフエッジ形の傾斜部の傾斜角度は垂直軸に対して45°±15°の角度範囲であり、3箇所の押圧部材はX,Y平面内で120°±10°の角度範囲内に設けられてなることを特徴とする光モジュールの製造方法または光モジュールの製造装置。
【0060】
(付記4) 付記1および付記2に記載された押圧部材の側部には溶接用レーザビーム通過用の空間が設けられてなることを特徴とする光モジュールの製造方法または光モジュールの製造装置。
(付記5) 付記1および付記2に記載された3箇所の押圧部材の2箇所は位置固定されており、1箇所は120°±10°の進出位置と退避解放位置とに可動し得ることを特徴とする光モジュールの製造方法または光モジュールの製造装置。
【0061】
(付記6)付記1および付記2に記載された押圧部材はスリーブ押さえとの接触圧を荷重制御手段によって制御されフェルール結合用スリーブと光素子パッケージとの面合わせ荷重を所定範囲内の接触圧力として面合わせさせることを特徴とする光モジュールの製造方法または光モジュールの製造装置。
【0062】
【発明の効果】
以上、詳細に説明のように、本発明の光モジュールの製造方法および製造装置によれば、フェルール結合用スリーブを半径方向から圧接する従来とは異なることからフェルール結合用スリーブに変形を生じることなく、光素子パッケージ面との間に隙間を生じないので良好な面合わせが得られるので溶接による位置変動を防止することができる。
【0063】
さらには、スリーブ押さえに対する押圧部材の押圧荷重を所定範囲内に制御することによって、高精度な光軸調整精度が得られる。
複雑な面合わせ機構を要することなく、簡易構成なことから低コストな光軸調整装置であり、面合わせに要する時間を短縮し得るので組み立てコストの低減化が図れるなど、その実用上の効果はきわめて顕著である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明光モジュールの製造装置の概略構成説明図である。
【図2】フェルール結合用スリーブがスリーブ押さえで位置決めされることの説明図である。
【図3】押圧部材とフェルール結合用スリーブとの位置関係の平面図である。
【図4】押圧部材の先端部拡大図である。
【図5】フェルール結合用スリーブの溶接位置説明図である。
【図6】本発明スリーブ押さえの分離状態の平面図である。
【図7】図6の A−A,B−B 矢視図である。
【図8】本発明スリーブ押さえの組み立て平面図である。
【図9】本発明スリーブ押さえの第2の実施の形態である。
【図10】光モジュール製造装置の機構部概略の側面図である。
【図11】図10の平面図である。
【図12】図11のレーザ光出射部とスリーブ押さえとの位置関係を示す平面図である。
【図13】光モジュール製造装置全体の概略構成図である。
【図14】X,Y方向移動ステージの移動制御手順の一例である。
【図15】フェルールが光コネクタの場合の光ファイバとの接続例である。
【図16】本発明光軸調整の工程フローである。
【図17】溶接変動の本発明と従来との正規確率分布である。
【図18】LDモジュールの構造と組み立て方法の説明図である。
【図19】従来の光軸調整装置による面合わせの説明図である。
【図20】図19の光ファイバ保持腕の要部平面図である。
【符号の説明】
1 レンズ
2 ハウジング
3 LD素子
4 光素子パッケージ
5 フェルール結合用スリーブ
6 光ファイバ
7 フェルール
8 フェルール保持スリーブ
9 光ファイバ
11 保持金具
12 光ファイバ保持アーム
13 垂直フレーム
14 ベース
15 光軸調整機構
16 面合わせ機構
17 台座
18 球面座
19 通気孔
21 チューブ
22 アーム
24 ベース
25 X・Yステージ
26 垂直フレーム
27 スリーブ押さえ
27A スリーブ押さえ
28 支持台
29 可動ベース
31 荷重センサ
32 ばね
33 荷重調整ねじ
34 可動台
35 押圧部材
36 角部分
37 傾斜部
38 溶接
41 基板
41A 基板
42 傾斜面
43 凹部
44 空間
45 ガイドピン
46,47 ねじ穴
51 着脱金具
51A 着脱金具
52 凹面
53 ガイド孔
54 ねじ挿通孔
55 つまみねじ
56 第1の脚部
57 軸
58 第2の脚部
61 ベース
62 Y方向移動ステージ
63 X方向移動ステージ
64 θyゴニオステージ
65 θxゴニオステージ
66 支持台
67 垂直フレーム
68 Z方向移動ステージ
69 Z方向移動ステージ
71 光ファイバ保持アーム
72 支持台
73 レーザ光出射部
75 YAGレーザ溶接機
76 ステージドライバ
77 LD駆動電源
78 光パワーメータ
79 制御装置
81 光伝送線路
82 制御線
83 伝送線
84 スリット
85 円筒ばね
86 フェルール

Claims (2)

  1. 光素子を収容する光素子パッケージとフェルール結合用スリーブとの光軸位置合わせを行ない端面間を溶接結合する光モジュールの製造方法であって、
    上記フェルール結合用スリーブの先端側の周囲3箇所に傾斜接触し、垂直軸に対して45°±15°の角度範囲の傾斜をもつ第1と第2の面の2面からなるナイフエッジ形の押圧部材によって押圧されることでフェルール結合用スリーブの端面が光素子パッケージの端面に押圧された状態で光軸位置合わせされ端面間周囲が溶接結合されるようにすることを特徴とする光モジュールの製造方法。
  2. 光素子を収容する光素子パッケージとフェルール結合用スリーブとの光軸位置合わせを行ない端面間を溶接結合する光モジュールの製造装置であって、
    光素子パッケージを支持するとともに面方向に移動して光軸位置調整のための光軸調整台と、光素子パッケージの端面に接するフェルール結合用スリーブの先端側周囲3箇所に押圧接触して光素子パッケージの端面に圧接状態とし、垂直軸に対して45°±15°の角度範囲の傾斜をもつ第1と第2の面の2面からなるナイフエッジ形の押圧部材を有するスリーブ押さえと、をそなえることを特徴とする光モジュールの製造装置。
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