JP3814388B2 - 信号処理装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、信号処理装置に関し、より具体的には、フレーム画又はフィールド画からなる入力画像信号のノンインターレース化処理に関する。
【0002】
【従来の技術】
通常、ビデオ機器及びテレビジョン方式で使用される画像信号は、30分の1秒毎のフレームからなり、1フレームが2つのフィールドからなるインターレース方式になっている。インターレース方式であるビデオ画像をパーソナルコンピュータなどに取り込む場合は、30分の1秒毎のフレーム画像として取り込むのが一般的である。しかし、インターレース方式では、動きのある画像の場合、同じフレーム内の2つのフィールド画像間にずれが生じるので、これら2つのフィールド画像を組み合わせてフレーム画像とした場合には、画像にギザギザが目立ってしまう。そこで、このようなギザギザを目立たなくするために、フィールド間の動きに応じてこれらフィールド間の画像のずれを補正するノンインターレース処理が利用されている。これにより、動きの激しい映像に対してでも比較的きれいな静止画を作ることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
動画と静止画を記録可能な従来のディジタル・ビデオカメラ一体型記録再生装置には、動画を記録する場合にはフィールド単位で記録し、静止画を記録する場合にはフレーム画として記録するものがある。
【0004】
しかし、上述のディジタル・ビデオカメラ一体型記録再生装置でフレーム画として記録した画像を、フレーム画で記録していたと知らずに(又は忘れて)ノンインタレース化処理を行うと、かえって画像の解像度が低くなっってしまう。即ち、ユーザは、フィールド記録かフレーム記録かを明確に意識し、記憶している必要がある。しかし、これは非常に困難であり、ある面では不可能でもある。
【0005】
また、従来のノンインターレース化処理装置で画像を縮小して使用する場合は、最初にノンインターレース化処理を行い、その後で縮小処理を行っていた。大幅な縮小を行う場合、一般に、ノンインターレース化処理後に縮小処理を行った画像に比べて、ノンインターレース化処理をせずに縮小処理だけを行った画像では画質に大きな劣化は見られない。従って、従来の方式では、ノンインターレース化処理の分だけ時間が無駄であった。
【0006】
本発明は、このような問題点を解決することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る信号処理装置は、フレーム画及びフィールド画の何れかを示すインターレースの画像信号を選択的に入力し、ノンインターレース化処理して出力する信号処理装置であって、入力された画像信号がフィールド画とフレーム画の何れであるかを示す画像属性情報を取得する画像属性取得手段と、前記入力された画像信号に対してノンインターレース化処理を行うか否かを指定するノンインターレース化処理指定手段と、出力する画像のサイズを指定する出力サイズ指定手段と、前記入力された画像信号に対してノンインターレース化処理を施して出力するか、或いは、ノンインターレース化処理を施さずに出力する処理手段と、前記処理手段より出力された画像信号のサイズを前記出力サイズ指定手段により指定されたサイズに従って縮小する縮小手段と、前記画像属性取得手段により取得された画像属性情報、前記ノンインターレース化指定手段の指定結果、及び、前記出力サイズ指定手段により指定されたサイズに従い前記処理手段を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記画像属性情報がフレーム画を示していた場合には前記ノンインターレース指定手段の指定結果と前記出力サイズ指定手段により指定されたサイズとにかかわらずノンインターレース化処理を施さずに前記画像信号を出力し、前記画像属性情報がフィールド画を示し、且つ、前記出力サイズ指定手段により指定されたサイズが前記入力された画像信号の元の画像サイズに対して閾値よりも小さい場合には前記ノンインターレース指定手段の指定結果にかかわらずノンインターレース化処理を施さずに前記画像信号を出力し、前記画像属性情報がフィールド画を示し、且つ、前記出力サイズ指定手段により指定されたサイズが前記入力された画像信号の元の画像サイズに対して閾値よりも大きい場合には前記ノンインターレース指定手段による指定結果に従い前記画像信号に対してノンインターレース化処理を施すかまたは施さずに出力するかを切り替えるよう前記処理手段を制御することを特徴とする。
【0008】
本発明に係る信号処理装置は、インターレースの画像信号を入力し、ノンインターレースの画像信号に変換して出力する信号処理装置であって、出力する画像のサイズを指定する出力サイズ指定手段と、前記出力サイズ指定手段により指定されたサイズに従い、入力された前記画像信号をノンインターレースの画像信号に変換して出力するか、あるいはインターレースの画像信号のまま出力する処理手段と、前記処理手段から出力された画像信号のサイズを前記出力サイズ指定手段により指定されたサイズに従って縮小する縮小手段とを備え、前記処理手段は、前記出力サイズ指定手段により指定されたサイズが前記入力された元の画像信号のサイズに対して閾値よりも小さい場合に前記入力された画像信号をインターレースの画像信号のまま出力し、前記指定されたサイズが前記元の画像信号のサイズに対して閾値よりも大きい場合に前記ノンインターレースの画像信号に変換して出力することを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明の実施例を詳細に説明する。
【0011】
図1は、本発明の第1実施例の概略構成ブロック図を示す。10は、拡大縮小情報に従い拡大縮小率を設定する拡大縮小率設定回路、12は、ノンインターレース化処理情報に従いノンインターレース化処理フラグを設定するノンインターレース化処理フラグ設定回路、14は入力画像データから入力画像がフレーム画かフィールド画かを示す画像属性情報を抽出する画像属性取得回路、16は入力画像データをノンインターレース化処理するノンインターレース化処理回路、18は、ノンインターレース化処理回路16の出力(a接点)又は入力画像データ(b接点)を選択するスイッチ、20は、拡大縮小率設定回路10から出力される拡大縮小率、ノンインターレース化処理フラグ設定回路12から出力されるノンインターレース化処理フラグ及び画像属性取得回路14から出力される画像属性情報に従いスイッチ18を切り換えるスイッチ制御回路、22は、スイッチ18からの画像データを、拡大縮小率設定回路10から出力される拡大縮小率に従って拡大縮小する拡大縮小処理回路である。
【0012】
図2に示すフローチャートを参照して、図1に示す実施例の動作を説明する。本実施例では、画像属性情報を含む入力画像データ、ノンインターレース化処理情報及び拡大縮小情報が外部から入力される。
【0013】
画像属性取得回路14は、入力画像データから入力画像がフィールド画かフレーム画かを示す画像属性情報を抽出し、取得した画像属性情報をスイッチ制御回路20に印加する(S1)。
【0014】
ノンインターレース化処理フラグ設定回路12は、ノンインターレース化処理情報からノンインターレース化処理フラグを設定する(S2)。ノンインターレース化処理情報は、ノンインターレース化処理を行なうかどうかを指定する。ノンインターレース化処理フラグは、ノンインターレース化処理を行う場合は、‘1’、ノンインターレース化処理を行わない場合は、‘0’とする。
【0015】
拡大縮小率設定回路10は、入力される拡大縮小情報から出力すべき画像の拡大縮小率を出力する(S3)。拡大縮小率設定回路10から出力される拡大縮小率は、スイッチ制御回路20と拡大縮小処理回路22に印加される。拡大縮小率はパーセンテージで設定されており、例えば、出力画像の大きさを2分の1にする場合は‘50’、出力する画像の大きさを2倍にする場合は‘200’になる。拡大も縮小も行わない場合は‘100’となる。本実施例では、拡大縮小情報を入力し、それから出すべき力画像の拡大縮小率を設定する構成としたが、直接、拡大縮小率を入力するようにしてもよい。
【0016】
スイッチ制御回路20は、拡大縮小率設定回路10からの拡大縮小率、ノンインターレース化処理フラグ設定回路12からのノンインターレース化処理フラグ及び画像属性取得回路14からの画像属性に従い、スイッチ18を以下のように制御する。即ち、画像属性情報がフレーム画を示す場合(S4)、スイッチ制御回路20は、拡大縮小率とノンインターレース化処理フラグに関わらず、スイッチ18をb接点に接続する(S10)。画像属性情報がフィールド画を示し(S4)、かつ拡大縮小率が‘50’以下の場合(S5)、スイッチ制御回路20は、ノンインターレース化処理フラグに関わらずスイッチ18をb接点に接続する(S10)。画像属性情報がフィールド画を示し(S4)、拡大縮小率が‘50’より大きく設定されており(S5)、かつノンインターレース化処理フラグが‘1’に設定されている場合(S6)、スイッチ制御回路20は、スイッチ18をa接点に接続する(S7)。画像属性情報がフィールド画を示し(S4)、拡大縮小率が‘50’より大きく設定されており(S5)、かつノンインターレース化処理フラグが‘0’に設定されている場合(S6)、スイッチ制御回路20は、スイッチ18をb接点に接続する(S10)。
【0017】
なお、本実施例では、拡大縮小率が‘50’を越えるか否かでノンインターレース化処理を行うか行わないかを区別しているが、この閾値は他の値でもよい。また、この閾値を自由に変更できるようにしてもよい。
【0018】
ノンインターレース化処理回路16は、入力画像データをノンインターレース化処理する(S8)。具体的には、入力画像の一方のフィールドにおいて、上下ラインからの補間データを挿入するフィールド補間処理等を行う。ノンインターレース化処理された画像データは、スイッチ18のa接点に印加される。スイッチ18がa接点に接続しているときのみ、ノンインターレース化処理回路16の出力が利用されるので、スイッチ18がa接点に接続するときのみ、ノンインターレース化処理回路16を動作させるようにしてもよい。
【0019】
拡大縮小処理回路22は、スイッチ18からの画像データの画像の大きさを、拡大縮小率設定回路10からの拡大縮小率に従って拡大縮小し、外部に出力する(S9)。
【0020】
本実施例では、入力画像がフレーム画である場合には、ノンインターレース化処理を行わないので、ユーザは、入力画像がフレーム画かフィールド画かを意識する必要がなくなる。入力画像の属性情報に応じた出力画像を得ることができる。また、出力画像サイズが入力画像サイズよりも一定以上に小さい場合には、ノンインターレース化処理を行わないので、処理スピードが向上し、処理時間を短縮できる。
【0021】
図3は、図1に示す実施例のを変更した実施例の概略構成ブロック図を示す。図1と同じ構成要素には同じ符号を付してある。この実施例では、ノンインターレース化処理情報の代わりに、ノンインターレース化処理を行うかどうかの指示命令が入力する。ノンインターレース化処理選択回路30は、スイッチ制御回路20に代わるスイッチ制御回路32からの実行命令に従ってユーザにノンインターレース化処理の実行の可否を選択させ、ユーザからの指示し命令に従ってノンインターレース化処理フラグを生成してスイッチ制御回路32に印加する。
【0022】
図4は、図3に示す変更実施例の動作フローチャートを示す。画像属性取得回路14は、入力画像データから画像属性情報を抽出し、スイッチ制御回路32に印加する(S11)。拡大縮小率設定回路10は、入力される拡大縮小情報から出力すべき画像の拡大縮小率を出力する(S12)。
【0023】
スイッチ制御回路32は、画像属性取得回路14からの画像属性情報がフレーム画を示す場合には(S13)、拡大縮小率に関わらず、スイッチ18をb接点に接続する(S21)。画像属性情報がフィールド画を示し(S13)、かつ拡大縮小率設定回路10からの拡大縮小率が‘50’以下の場合にも(S14)、スイッチ制御回路32は、スイッチ18をb接点に接続する(S21)。
【0024】
画像属性情報がフィールド画を示し(S13)、且つ拡大縮小率が‘50’より大きい場合(S14)、スイッチ制御回路32は、ノンインターレース化処理選択回路30に実行命令を印加する(S15)。ノンインターレース化処理選択回路30は、スイッチ制御回路32からの実行命令に応じて、ユーザにノンインターレース化処理の実行の可否を選択させ、ユーザからの指示し命令に従ってノンインターレース化処理フラグを生成してスイッチ制御回路32に印加する(S16)。ノンインターレース化処理フラグは、ノンインターレース化処理を行う場合は‘1’、ノンインターレース化処理を行わない場合は‘0’であるとする。
【0025】
スイッチ制御回路32は、ノンインターレース化処理選択回路30からのノンインターレース化処理フラグを判別し(S17)、ノンインターレース化処理フラグが‘1’ならばスイッチ18をa接点に接続し(S18)、ノンインターレース化処理フラグが‘0’ならばスイッチ18をb接点に接続する(S21)。
【0026】
ノンインターレース化処理回路16は入力画像をノンインターレース化処理してスイッチ18のa接点に印加する(S19)。
【0027】
拡大縮小処理回路22は、スイッチ18からの画像データの画像の大きさを、拡大縮小率設定回路10からの拡大縮小率に従って拡大縮小し、外部に出力する(S20)。
【0028】
本実施例では、入力画像がフレーム画であった場合には、ノンインターレース化処理が行われないので、フレーム画に対してノンインターレース化処理を行なってしまうことがなくなる。入力画像がフィールド画である場合、ユーザがノンインターレース化処理を行うかどうかを選択できるようになるので、画像の状態及びユーザの好み等に応じた画像処理を行うことができるようになる。また、出力画像サイズが入力画像サイズよりも一定以上、小さい場合には、ノンインターレース化処理を行わないので、処理スピードが向上し、処理時間を短縮できる。
【0029】
本実施例は例えば、ディジタルVTRに組み込まれて使用される。図5は、その概略構成ブロック図を示す。磁気テープ40にはヘリカル・スキャン方式で多数のトラックが形成され、各トラックには画像信号が所定の形式でディジタル記録され、各トラックの特定エリアには記録画像の属性情報(上記実施例での画像属性情報を含む。)が記録される。再生回路42は磁気テープ40に記録されるデータを再生し、エラーを検出訂正する。信号処理回路44は、再生回路42からのデータを復号及び/又は伸長し、画像情報と属性情報を復元する。信号処理回路44で復元された画像データと属性情報は、図1及び図3に図示した構成からなるノンインターレース化回路46に印加され、復元された画像データは上述のようにノンインターレース化処理される。ノンインターレース化回路46から出力される画像情報は、外部機器48、例えばプリンタに印加され、印刷出力される。
【0030】
【発明の効果】
以上の説明から容易に理解できるように、本発明によれば、入力画像がフレーム画像かフィールド画像かを意識する必要性が軽減され、フレーム画を誤ってノンインターレース化処理してしまう危険が無くなる。また、出力画像サイズが入力画像サイズよりも一定以上、小さい場合にはノンインターレース化処理を省略することにより、処理スピードを速くして処理時間を短縮できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の概略構成ブロック図である。
【図2】 図1に示す実施例のフローチャートである。
【図3】 本発明の変更実施例の概略構成ブロック図である。
【図4】 図2に示す実施例のフローチャートである。
【図5】 本実施例を使用する画像再生処理系の概略構成ブロック図である。
【符号の説明】
10:拡大縮小率設定回路
12:ノンインターレース化処理フラグ設定回路
14:画像属性取得回路
16:ノンインターレース化処理回路
18:スイッチ
20:スイッチ制御回路
22:拡大縮小処理回路
30:ノンインターレース化処理選択回路
32:スイッチ制御回路
40:磁気テープ
42:再生回路
44:信号処理回路
46:ノンインターレース化回路
48:外部機器
Claims (2)
- フレーム画及びフィールド画の何れかを示すインターレースの画像信号を選択的に入力し、ノンインターレース化処理して出力する信号処理装置であって、
入力された画像信号がフィールド画とフレーム画の何れであるかを示す画像属性情報を取得する画像属性取得手段と、
前記入力された画像信号に対してノンインターレース化処理を行うか否かを指定するノンインターレース化処理指定手段と、
出力する画像のサイズを指定する出力サイズ指定手段と、
前記入力された画像信号に対してノンインターレース化処理を施して出力するか、或いは、ノンインターレース化処理を施さずに出力する処理手段と、
前記処理手段より出力された画像信号のサイズを前記出力サイズ指定手段により指定されたサイズに従って縮小する縮小手段と、
前記画像属性取得手段により取得された画像属性情報、前記ノンインターレース化指定手段の指定結果、及び、前記出力サイズ指定手段により指定されたサイズに従い前記処理手段を制御する制御手段とを備え、
前記制御手段は、前記画像属性情報がフレーム画を示していた場合には前記ノンインターレース指定手段の指定結果と前記出力サイズ指定手段により指定されたサイズとにかかわらずノンインターレース化処理を施さずに前記画像信号を出力し、前記画像属性情報がフィールド画を示し、且つ、前記出力サイズ指定手段により指定されたサイズが前記入力された画像信号の元の画像サイズに対して閾値よりも小さい場合には前記ノンインターレース指定手段の指定結果にかかわらずノンインターレース化処理を施さずに前記画像信号を出力し、前記画像属性情報がフィールド画を示し、且つ、前記出力サイズ指定手段により指定されたサイズが前記入力された画像信号の元の画像サイズに対して閾値よりも大きい場合には前記ノンインターレース指定手段による指定結果に従い前記画像信号に対してノンインターレース化処理を施すかまたは施さずに出力するかを切り替えるよう前記処理手段を制御することを特徴とする信号処理装置。 - インターレースの画像信号を入力し、ノンインターレースの画像信号に変換して出力する信号処理装置であって、
出力する画像のサイズを指定する出力サイズ指定手段と、
前記出力サイズ指定手段により指定されたサイズに従い、入力された前記画像信号をノンインターレースの画像信号に変換して出力するか、あるいはインターレースの画像信号のまま出力する処理手段と、
前記処理手段から出力された画像信号のサイズを前記出力サイズ指定手段により指定されたサイズに従って縮小する縮小手段
とを備え、
前記処理手段は、前記出力サイズ指定手段により指定されたサイズが前記入力された元の画像信号のサイズに対して閾値よりも小さい場合に前記入力された画像信号をインターレースの画像信号のまま出力し、前記指定されたサイズが前記元の画像信号のサイズに対して閾値よりも大きい場合に前記ノンインターレースの画像信号に変換して出力することを特徴とする信号処理装置。
Priority Applications (1)
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JP29662397A JP3814388B2 (ja) | 1997-10-29 | 1997-10-29 | 信号処理装置 |
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JP29662397A JP3814388B2 (ja) | 1997-10-29 | 1997-10-29 | 信号処理装置 |
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1997
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