JP3812646B2 - 商品陳列装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、商品展示分野における商品陳列棚やハンガーをパネルや支柱等に支持する商品陳列装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、デパートやショッピングストアー、マーケットでは、店内の壁面や支柱に棚受けやハンガーを取着して所要の商品等を搭載したり、吊り下げて陳列したり、展示したりしている。
【0003】
しかし、従来の棚やハンガーの陳列装置では、装置の支持部材や補強部材が目ざわりとなって売場の商品やデザインの邪魔となり、特に高級ブランド販売店では売場の商品やデザインの邪魔にならずにもっと売場のブランド商品の機能やデザインを十分に発揮するように機能できる商品陳列装置が要望されていた。
【0004】
そのため、商品陳列用のパネルや支柱等に商品等に対して目ざわりなくブラケットやハンガー、棚等を取り付けて商品を吊り下げたり、搭載したりして陳列する商品陳列装置を開発してきている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記した装置は、パネルや支柱等に断面が四角形状のブラケット等の係止ブラケットを挿脱して固着するため簡単に組み立てられて模様替えも容易にできるが、ブラケットの後端部の係止部を斜め下方に折曲して傾斜しているので、その折曲部での固定位置を常に均一にすることが難しく、また製造に手間がかかり、より一層簡単に製造できて、容易に組み立てられ、かつ外観を良好にできる商品陳列装置が望まれるところであった。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記のような点に鑑みたもので、上記の課題を解決するために、商品陳列用のパネルや支柱等にブラケットやハンガー、棚等を取り付けて商品を吊り下げたり、搭載したりして陳列する商品陳列装置であって、上記パネルや支柱等の支持材またはこの支持材に固着する支持用固定具に中央部が両側に膨出した楕円形状や小判形状の縦長状の膨出断面の支持孔を水平状に開孔し、上記ブラケットやハンガー、棚等を上記支持孔に水平状に係止するための係止部を上記支持孔に水平に挿通可能に支持孔とほぼ相似形状の中央部が両側に膨出した楕円形状や小判形状の縦長状の断面形状として支持孔に挿脱可能とし、この係止部の商品を吊り下げたりする前方側に負荷をかけることによって上記中央部が両側に膨出した楕円形状や小判形状の縦長状の膨出断面とした係止部が中央部が両側に膨出した楕円形状や小判形状の縦長状の膨出断面の支持孔に楔作用または圧接作用で水平状に固着するようにしたことを特徴とする商品陳列装置を提供するものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明の商品陳列装置は、商品陳列用のパネルや支柱等にブラケットやハンガー、棚等を取り付けて商品を吊り下げたり、搭載したりして陳列する商品陳列装置であって、上記パネルや支柱等の支持材またはこの支持材に固着する支持用固定具に中央部が両側に膨出した楕円形状や小判形状の縦長状の膨出断面の支持孔を水平状に開孔し、上記ブラケットやハンガー、棚等を上記支持孔に水平状に係止するための係止部を上記支持孔に水平に挿通可能に支持孔とほぼ相似形状の中央部が両側に膨出した楕円形状や小判形状の縦長状の断面形状として支持孔に挿脱可能とし、この係止部の商品を吊り下げたりする前方側に負荷をかけることによって上記中央部が両側に膨出した楕円形状や小判形状の縦長状の膨出断面とした係止部が中央部が両側に膨出した楕円形状や小判形状の縦長状の膨出断面の支持孔に楔作用または圧接作用で水平状に固着するようにしたことを特徴としている。
【0008】
商品陳列装置1は、高級ブランド販売店等の店内やショーウインドー等に設置されるもので、図1のように化粧板やクロス貼り等の表装仕上げのパネル2の内側の上下に下枠3と上枠4とを設置し、この下枠3と上枠4の間に剛直なチャンネル状や角パイプ等の支柱の支持材5を所定の間隔で立設し、この支持材5に一定の間隔で所定の高さに支持孔6を開孔したり、後述する支持用固定具7に開孔した支持孔6にブラケット8やハンガー9、棚10等の係止部11を水平状に挿着してブラケット8やハンガー9、棚10等をパネル2の前部に水平状に片持支持し、所要の商品を搭載したり、吊り下げたりして陳列したり、展示できるようにするものである。
【0009】
上記支持材5は、図1、図2のように鉄や鋼、アルミニウム合金等の角パイプやチャンネル材、アングル材(これらにあってはパイプ状、チャンネル状、アングル状としたものを含む)を接合した角筒状のものとして、その前面および後面に一定の間隔で中央部が両側に膨出した膨出開口部12を設けた縦長状の支持孔6をそれぞれ開孔し、所望の高さの支持孔6に係止部11の後部を挿入して水平に安定して支持できるようにしている。
【0010】
また、上記ブラケット8やハンガー9、棚10等の係止部11は、図3(a)、(b)、図4(a)、(b)、(c)のように断面を上記した支持孔7とほぼ同様の縦長状の相似断面形状としていて、その側周部が0.05〜0.2mmの隙間となるようにして支持孔7に挿通可能なものとし、この係止部11を支持材5の上記支持孔7に水平状に挿通し、係止部11の前部に荷重をかけることによって支持孔7に係止部11の膨出部13が当接して楔係合や圧接で固着し、ブラケット8やハンガー9、棚10等を抜落ちることなく支持できるようにしている。
【0011】
上記した隙間が、0.05mmより小さいと商品陳列装置1を組み立てるときに係止部11を支持孔6に挿入しにくくなり、また0.2mmより大きくなると挿入しやすくなるが、係止部11がガタツキやすくなって好ましくない。好ましくは、係止部11の側方の間隙を0.1mm程度とし、上下端を0.05mm程度の密接状態にすると挿入しやすくて、楔作用や圧接作用を効果的なものにできる。
【0012】
支持材5の奥行寸法としては、30〜60mm位として係止部11が支持材5の前後の支持孔7間に係止してブラケット8等を安定して水平状に支持できるようにするもので、30mmより短いと安定性に欠け、60mmより長くてもよいが支柱が大きくなって経済的でなくなる。支持材5をチャンネル状や角パイプ状とすると、図2や図4のように係止部11が支持孔6の前後の2点(特に前面の下側と後面の上側)で当接して支持するため、荷重が2点に集中して楔作用や圧接作用を十分に発揮するようにできる。この点では、支持材5の奥行が30mmといった短い方がてこ作用が大きくなって楔作用や圧接作用が大きくなってしっかりと支持できる。
【0013】
係止部11は、縦長状として断面係数を大きくし、かつ十分に強度を有して外観を美麗に保つようにステンレス鋼や炭素鋼に表面処理を施したものを使用するのが好ましく、図3(a)、(b)のようにその前部に表面にアルマイト等の表面加工を施した円筒や角筒等のアルミニウム合金のブラケットパイプ14を挿入してブラケット8やハンガー9に一体化したり、並行に挿入して棚10等を搭載したり、棚10の両側に一体的に挿着して支持するようにできる。15は係止突起である。
【0014】
また、上記ブラケット8を左右一対として図1に示すように、その前端部に同様のハンガーパイプを接合したダブルハンガーとするなど、従来のものと代替することができ、ブラケットパイプ、ハンガーパイプ等は店内のデザインにそって所要の色彩のアルマイト表面加工とすることができる。
【0015】
なお、上記した係止部11、支持孔7の断面形状は、図5(a)、(b)のように上下や両側を平面状に切欠した楕円形状や小判形状としたり、縦長八角形状としたり、(c)のように側部の傾斜面を凹ませるようにするなど本発明の趣旨にもとづいた変形態様が実施できる。なお、係止部11の両側部の断面の傾斜勾配としては、10分の1〜3分の1位が好ましく、10分の1より小さいと垂直面となりすぎ、3分の1より大きくなると楔作用や圧接作用が生じにくくなって好ましくない。
【0016】
また、係止部11の後部の上面側には、図2〜図4のように係止溝16を設け、支持材5の後面に棒状や板状等の当接ストッパー17を、たとえば支持材5の後面の支持孔部分を折曲したりして設けるとともに支持材5の内側の上記した当接ストッパー17の前方の所定の位置に抜け止めストッパー18を水平状に突設し、係止部11を支持孔6に挿入してその後端を当接ストッパー17に突き当て、ブラケット8等を下方に押し下げたときに係止部11の係止溝16に抜け止めストッパー18を係合してブラケット8等が抜け出ないようにできる。
【0017】
そのため、支持材5の後方の支持孔6の下部19を前方側に比べて0.5〜1mm程下方側に長く切欠し、図4(b)の一点鎖線のように係止部11をやや斜め状に支持孔6に挿入して係止部11の係止溝16に抜け止めストッパー18を係合するようにできる。
【0018】
また、支持材5には、図6(a)のように上記した前側の支持孔6のまわり(好ましくは全周または上下)にプレスで垂直状に内側に折り曲げて舌片20を突設した補助材21を接合して、係止部11を支持孔6に水平状に挿入しやすくすることもできる。また、図6(b)のように支持材5の後面部の支持孔7の上部を抜け止めストッパー18として係止部11に係合するようにもできる。この際、後部側の支持孔6の下部側は前記に比べて少し大きく開孔するものである。
【0019】
さらに、図7のように支持材5の一側部を開口状態のチャンネル状のものとすることもできる。この場合、所要のシート材を金型を用いてプレス装置で上記のチャンネル状に容易に成形していくことができる。
【0020】
なお、図8(a)、(b)のようにチャンネル状の支持材5の内側にアルミニウム合金等の補助ブロック22を取り付けるようにして、この補助ガイドブロック22に支持孔6と同一状のガイド孔23を開孔し、保持部11を前面側支持孔6からガイド孔23を介して後面側の支持孔6へ連結状に挿通して支持するようにもできる。
【0021】
また、図9(a)、(b)は、上記した支持材5の前面側に所要の厚さの寒冷紗や剥離紙等の表装下地材24を貼り付けて、所要の支持孔6等の個所を一体的に打ち抜き加工したり、必要時に開口可能に切欠状にパンチ加工したりし、商品陳列表装を容易に行えるようにもできる。
【0022】
また、図9(a)のように支持材5の内側に電源コード25を配線しておくようにし、必要な個所の支持孔6部にピンジャック等を装着した小型のコンセント26を取り付けるようにして棚10部等に設置する照明の電源コードを容易に接続するようにもできる。
【0023】
またさらに、図10のように下枠3と上枠4の間に剛直な角パイプ等の支柱の支持材5を所定の間隔で立設し、前述したようにこの支持材5の側面の所定の高さにアルミニウム合金等の直方体状のブロックの支持用固定具7を取り付けるようにし、この支持用固定具7の中央部に両側が弧状に膨出して膨出開口部を設けた支持孔を貫通して開孔し、側周部に取付孔を設けて、支持材の所定位置に2列状に穿設した取付ねじ孔28にボルトの留め具29等を介して水平状に取り付けできるようにもできる。
【0024】
【実施例】
図1〜図4は、本発明の一実施例を示したものである。商品陳列装置1は、図1、図2のように店内の壁等のパネル2の内側立設した支柱の支持材5に50mmピッチの所定の間隔で支持孔6を開孔し、この支持孔6にブラケット8やハンガー9等の後端部のステンレス鋼の係止部11を水平状に挿し込んで支持するようにしたものである。
【0025】
支持材5は、鉄製の2.3mm厚さ、30×50mm角パイプの前面および後面に図2(a)、(b)のように上下部を水平に切欠した幅10mm、縦16mmの軸対称の切欠楕円状の支持孔7を貫通状態として設け、この支持孔6にブラケット8やハンガー9等に挿着した後端部の断面が上記支持孔6とほぼ相似形状のステンレス鋼の係止部11を挿入して、0.5〜1.5度位に前方が高く係止するようにしている。
【0026】
特に、係止部11の断面形状を上下端部で支持孔6と同一の密接状態とし、その側面まわりが支持孔6よりも0.1mm程小さくして支持孔6の後部側の下端を前部側よりも1.0m程低くして、係止部11を支持孔7に対向すれば容易に挿入するようにしている。そして、このブラケット8やハンガー9等を少し下方に押し下げると、図4(b)の一点鎖線のように係止部11の両側面の膨出部12が前部側の支持孔6の下方部と後方側の支持孔6の上方部の両側面に楔状または圧接状様に接触して固着状態となり、振動等で抜落することなく、ブラケット8やハンガー9に所要の商品を安定して吊り下げたり、棚10を介して搭載することができる。また、係止部11を支持孔7に突き刺すと、係止部11の端部が当接ストッパー17に突き当たり、係止部11の後部が上がったときに係止溝16に抜け止めのストッパー18が係合して、万一の振動等によっても抜け落ちることがないようにできる。
【0027】
たとえば、ブラケット8に棚10を搭載しても、隣接する棚間に段差が生じずに、パネルの前部に片持梁状に外観上体裁よく陳列したり、展示するように容易に設置することができる。
【0028】
また、係止部を支持孔に水平状に挿着するにもかかわらず、上記したようにこれらの間に楔係合を生じたり、圧接して安定して維持でき、模様替え等にあってはブラケットやハンガーをやや上方に押し上げることによって上記した楔係合や圧接状態を解消でき、前方へ引くことによって支持材から簡単に取り外せて所要の施工を行うことができるものである。なお、パネルの開口部分には、所要の閉塞キャップ等で閉塞して奇麗に表装仕上げをするようにもできる。
【0029】
なお、係止部11、支持孔6の断面形状は、図5(a)、(b)、(c)のように断面係数の高い所定の縦長楕円形状、縦長八角形状等とすることができ、上記した発明の趣旨にもとづいてその他の変形態様のものとすることができる。
【0030】
上記支持材5には、図6(a)のように支持孔6のまわりに舌片20を突設して係止部11を支持孔6に挿入しやすくしたり、図6(b)のように支持材5の後面の支持孔6の上部を抜け止めストッパー18とすることができる。このように当接ストッパーや抜け止めストッパーを支持材を利用することで、部材の削減や取り付けを削減することができる。
【0031】
また、支持材5は、図7のように支持材5の一部を開口状態のチャンネル状に折曲して形成したり、図8(a)、(b)のように支持材5に補助ガイドブロック22を内装して保持部11を連結状に支持孔6に挿通したり、図9(a)、(b)のように支持材5の前面に表装下地材24を貼り付けておくこともでき、さらに図10のように支持材5に支持用固定具7を取り付けて保持部11を支持するなど本発明の趣旨にもとづいて適宜に実施できるものである。
【0032】
以上のように本発明の商品陳列装置は、高級ブランド販売店や店内の改装時に支持用の壁面を構築する際に適用されるが、デパート、ショッピングストア、その他の店にも適用可能であり、さらにパネルの内側に支柱を設けるものに限らず、パネルや支柱を安定して立設することができれば、そのパネルや支柱に上記したようにして本発明を実施することもできるものである。
【0033】
【発明の効果】
以上のように本発明にあっては、パネルや支柱等の支持材またはこの支持材に固着する支持用固定具に中央部が両側に膨出した楕円形状や小判形状の縦長状の膨出断面の支持孔にブラケットやハンガー、棚等の直線状の中央部が両側に膨出した楕円形状や小判形状の縦長状の膨出断面の係止部を水平に挿入し、係止部の前方側に負荷をかけることによって、中央部が両側に膨出した楕円形状や小判形状の縦長状の断面形状の係止部を上記中央部が両側に膨出した楕円形状や小判形状の縦長状の膨出断面の支持孔に楔作用または圧接作用で固着できて、ブラケット、ハンガー、棚等を簡単で奇麗に水平状に縦長状として断面係数を大きくした係止部で安定して片持支持でき、外観を体裁よくできるとともに、直線状の係止部を容易に水平状に係止できるにもかかわらず、支持孔に楔作用または圧接作用で固着して係止部を安定して水平に維持できて、商品を陳列したり、展示することができる。
【0034】
また、係止部の前部側のブラケットやハンガー、棚等の商品を吊り下げたり、搭載したりして陳列する部分に円筒や角筒を挿着して、係止部の支持孔に係止する後部部分の断面形状を中央部が両側に膨出して上下部を切欠した切欠楕円形状や切欠小判形状の縦長状で、その両側面の断面の傾斜勾配を10分の1〜3分の1とし、支持材や支持用固定具の中央部が両側に膨出して上下部を切欠した切欠楕円形状や切欠小判形状の縦長状の膨出断面の支持孔と、これに挿脱する中央部が両側に膨出して上下部を切欠した切欠楕円形状や切欠小判形状の縦長状の断面形状の係止部との側面まわりの隙間が0.1mmとすることによって、商品を吊り下げたり、搭載したりして陳列する係止部がブラケット、ハンガー、棚等の係止部を挿脱しやすく、かつ上記の通り支持孔に楔作用や圧接作用を効果的にできて安定性よく固定できる。特に、一本のブラケットであっても、左右のガタツキが生じずに安定性よく固定できる。
【0035】
また、支持材がチャンネル状の長尺のものであって、この支持材の前面および後面に中央部が両側に膨出した楕円形状や小判形状の縦長状の支持孔を一定の間隔で開孔するとともに、支持孔のまわりに舌片を突設したり、支持材に補助ガイドブロックを内装して、係止部を支持孔に挿入しやすくして係止するようにしたことによって、部材を少なく、かつ多数の個所に係止部を挿入するようにできて、多様に商品を陳列したり、展示するようにできるとともに、係止部を支持孔に水平状に挿入しやすいものである。特に、係止部が支持孔の前後の2点(特に前面の下側と後面の上側)で当接して支持すると、荷重がこの2点に集中して楔作用や圧接作用を十分に発揮して固定することができる。
【0036】
またさらに、支持材の後部に係止部の後端を止める当接ストッパーを突設し、係止部の上部に係止溝を設けて支持孔の内側に抜け止めストッパーを挿入可能に設け、係止部を支持孔に挿入して係止部の前端側を押し下げたときに上記抜け止めストッパーを係止溝に係合するようしたことによって、万一の振動等によっても、上記した係止部を支持孔から抜け落ちることなく確実に支持するようにできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の施工状態説明用の一部省略した斜視図、
【図2】同上のブラケットやハンガーの係止状態説明用拡大側断面図(a)と支持材の一部切欠した斜視断面図(b)、
【図3】同上のブラケット部の側断面図(a)と背面図(b)、
【図4】同上の支持材の支持孔部の拡大正面図(a)、拡大側断面図(b)、拡大背面図(c)、
【図5】同上の係止部のいろいろな断面形状図(a)、(b)、(c)、
【図6】同上の支持材の支持孔部のそれぞれ他の実施例の側断面図(a)、(b)、
【図7】同上の支持材の他の実施例の一部省略した斜視断面図、
【図8】同上の支持材の支持孔部のさらに他の実施例の側断面図(a)と平断面図(b)、
【図9】同上の支持材のそれぞれさらに他の実施例の一部省略した斜視断面図(a)、(b)、
【図10】同上の商品陳列装置の他の実施例の一部省略した斜視図。
【符号の説明】
1…商品陳列装置 2…パネル 5…支持材
6…支持孔 7…支持用固定具 8…ブラケット
9…ハンガー 10…棚 11…係止部
12…膨出開口部 13…膨出部

Claims (4)

  1. 商品陳列用のパネルや支柱等にブラケットやハンガー、棚等を取り付けて商品を吊り下げたり、搭載したりして陳列する商品陳列装置であって、
    上記パネルや支柱等の支持材またはこの支持材に固着する支持用固定具に中央部が両側に膨出した楕円形状や小判形状の縦長状の膨出断面の支持孔を水平状に開孔し、上記ブラケットやハンガー、棚等を上記支持孔に水平状に係止するための係止部を上記支持孔に水平に挿通可能に支持孔とほぼ相似形状の中央部が両側に膨出した楕円形状や小判形状の縦長状の断面形状として支持孔に挿脱可能とし、
    この係止部の商品を吊り下げたりする前方側に負荷をかけることによって上記中央部が両側に膨出した楕円形状や小判形状の縦長状の膨出断面とした係止部が中央部が両側に膨出した楕円形状や小判形状の縦長状の膨出断面の支持孔に楔作用または圧接作用で水平状に固着するようにしたことを特徴とする商品陳列装置。
  2. 係止部の前部側のブラケットやハンガー、棚等の商品を吊り下げたり、搭載したりして陳列する部分に円筒や角筒を挿着して、係止部の支持孔に係止する後部部分の断面形状を中央部が両側に膨出して上下部を切欠した切欠楕円形状や切欠小判形状の縦長状で、その両側面の断面の傾斜勾配を10分の1〜3分の1とし、支持材や支持用固定具の中央部が両側に膨出して上下部を切欠した切欠楕円形状や切欠小判形状楕円形状や小判形状の縦長状の膨出断面の支持孔と、これに挿脱する中央部が両側に膨出して上下部を切欠した切欠楕円形状や切欠小判形状の縦長状の断面形状の係止部との側面まわりの隙間が0.1mmとした請求項1に記載の商品陳列装置。
  3. 支持材がチャンネル状の長尺のものであって、この支持材の前面および後面に中央部が両側に膨出した楕円形状や小判形状の縦長状の支持孔を一定の間隔で開孔するとともに、支持孔のまわりに舌片を突設したり、支持材に補助ガイドブロックを内装して、係止部を支持孔に挿入しやすくして係止するようにしたものである請求項1または2に記載の商品陳列装置。
  4. 支持材の後部に係止部の後端を止める当接ストッパーを突設し、係止部の上部に係止溝を設けて支持孔の内側に抜け止めストッパーを挿入可能に設け、係止部を支持孔に挿入して係止部の前端側を押し下げたときに上記抜け止めストッパーが係止溝に係合するようした請求項1ないし3のいずれかに記載の商品陳列装置。
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