JP3812430B2 - ドリル - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ドリル本体の先端面に形成された凹溝部に対して着脱自在なスローアウェイチップを有するドリルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、先端面に凹溝部を有するドリル本体に対して、この凹溝部に着脱自在なスローアウェイチップ(以下、「チップ」と称する)を取り付け、使用後のチップを再研磨することなく使い捨てにすることにより、工具再研磨の手間を省いて工具交換時間を少なくするといったドリルがある。このようなドリルに関する技術は、例えば、特開平11−197923号公報に開示されている。該公報に開示されているドリルにおいて、凹溝部の先端側を向く底面には丸穴状の取付穴が形成され、チップのうち前記底面に対向する後端面には前記取付穴に嵌挿可能で軸線に沿って形成された円柱状の軸部が設けられている。そして、軸部を取付穴に軸線方向に嵌挿することによりチップをドリル本体に取り付ける構成となっている。ここで、軸部には切欠部が設けられており、取付穴の内周には出没可能な係合部材が設けられているため、軸部を取付穴に嵌挿することにより、切欠部と係合部材とが係合し、これによってチップがドリル本体に固定される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上述したドリルは、取付穴に対して軸部を軸線方向に嵌挿するだけでチップをドリル本体に固定できるので、チップの取り付け作業が容易となり有効であるが、チップとドリル本体との接続は軸部を介して行われるので、軸部が細いと折れてしまうといった問題があった。更に、チップとドリル本体との位置合わせ(芯出し)は軸部と取付穴との嵌合のみによって行われる構成であるため、位置合わせ精度が不十分な場合があり、ワークに対するドリルの加工精度に悪影響を及ぼす場合があった。
【0004】
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであって、ドリル本体とチップとの位置合わせ精度を向上でき、安定した加工動作を行うことができるドリルを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するため、本発明のドリルは、軸線回りに回転可能なドリル本体と、前記ドリル本体に着脱可能に取り付けられるスローアウェイチップとを有するドリルにおいて、前記ドリル本体には、前記軸線を含む平面に沿って形成され該ドリル本体の先端面に開口するとともに該開口と連続するように該ドリル本体の側面に形成された切欠部を有する凹溝部が設けられ、前記凹溝部の内側面には、前記軸線と交わる方向に延びるガイド溝が設けられ、前記スローアウェイチップの外側面には、前記ガイド溝に噛合可能な凸部が設けられ、前記凹溝部は前記スローアウェイチップを配置可能であるとともに、前記凸部と前記ガイド溝とを噛合しつつ前記スローアウェイチップを前記凹溝部に対して前記切欠部を介して側方から挿入することにより、前記スローアウェイチップが前記ドリル本体に取り付けられ、前記スローアウェイチップは板状に形成されているとともに該板厚方向に貫通した貫通穴を有し、前記凹溝部のうち互いに対向する前記内側面のそれぞれには、前記スローアウェイチップを取り付けた状態において前記貫通穴と一致するように設定され前記軸線と交わる方向に延びる穴部が形成されており、前記貫通穴と前記穴部のそれぞれの径は同じに設定されていて、前記貫通穴と前記内側面のそれぞれに形成されている前記穴部とに嵌合する固定部材を有することを特徴とする。
【0006】
本発明によれば、ドリル本体の先端面に開口するとともに該開口に連続するようにドリル本体の側面に切欠部を有する凹溝部を設け、この凹溝部の内側面に、軸線と交わる方向に延びるガイド溝を設けるとともに、スローアウェイチップの外側面にガイド溝に噛合する凸部を設け、これらガイド溝及び凸部によってセレーション構造を構成することにより、ガイド溝に凸部を噛合しつつ凹溝部に切欠部を介して側方からスローアウェイチップをスライドしながら挿入するだけで、スローアウェイチップをドリル本体に容易に取り付けることができる。また、ガイド溝及び凸部は軸線と交わる方向に延びるように形成されているので、ドリル本体とチップとは特に軸線に沿う方向において堅個に連結固定される。
【0007】
この場合において、前記スローアウェイチップは板状に形成されているとともに該板厚方向に貫通した貫通穴を有し、前記凹溝部のうち互いに対向する前記内側面のそれぞれには、前記スローアウェイチップを取り付けた状態において前記貫通穴と一致するように設定され前記軸線と交わる方向に延びる穴部が形成されており、前記貫通穴と前記穴部のそれぞれの径は同じに設定されていて、前記貫通穴と前記内側面のそれぞれに形成されている前記穴部とに嵌合する固定部材を有するので、ドリル本体に対するスローアウェイチップの位置合わせ精度は向上し、固定部材によって、ドリル本体とチップとワークに対する加工動作中においても位置ずれを起こしたりしない。したがって、高い加工精度を実現できる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のドリルについて図面を参照しながら説明する。図1は本発明のドリルの側面図であって、図1(a)はY方向から見た側面図、図1(b)はX方向から見た側面図である。また、図2は図1(a)を先端側(Z方向側)から見た図である。図3は図1(b)のA−A矢視断面図である。更に、図4はスローアウェイチップをY方向から見た側面図、図5は図4を先端側から見た図、図6はスローアウェイチップをX方向から見た側面図である。
【0009】
図1において、ドリルDは、軸線O回りに回転可能なドリル本体1と、ドリル本体1に着脱可能に取り付けられるスローアウェイチップ(以下、「チップ」と称する)2とを備えている。チップ2は切刃2aを有している。ドリル本体1の後端側は大径部であるシャンク部1aとなっている。一方、ドリル本体1の先端側には、ドリル本体1の先端面3に開口する一対の切屑排出溝4が形成されている。ここで、切屑排出溝4は、図2に示すように、軸線Oを挟んで互いに反対側に、且つ後端側に向かうに従い軸線O回りに穴明け加工時のドリル回転方向Tの後方側に捩れるように螺旋状に形成されている。
【0010】
ドリル本体1の先端部には、凹溝部6が形成されている。この凹溝部6は、軸線Oを含む平面に沿って形成されており、ドリル本体1の先端面3に開口するように形成されている。凹溝部6は、切屑排出溝4の先端側におけるドリル回転方向T側を向く壁面どうしの間を軸線Oに対する直径方向に切り欠くようにして形成されたものであって、先端側を向き軸線Oに直交する底面6aと、底面6aに直交するとともに軸線Oに沿って延びる互いに対向した一対の内側面6bと、先端面3の開口と連続するようにドリル本体1の側面まで切欠かれた切欠部6cとを有している。そして、図1(b)に示すように、凹溝部6は側面視において先端面3に向けてコ字状に開口するように形成されており、チップ2を配置可能となっている。
【0011】
図1に示すように、凹溝部6のうち内側面6bには、軸線Oと交わる方向に延びるガイド溝7が形成されている。ガイド溝7は、軸線Oと交わる方向に延びる溝部が軸線Oに沿う方向に複数並んで形成されたものであり、一対の内側面6bのそれぞれに形成されている。このとき、ガイド溝7は、内側面6bの全面に形成されておらず、図1(a)に示すように、内側面6bのそれぞれの軸線O近傍からX方向一方の端部に亘って形成されている。
【0012】
図1に示すように、ドリル本体1の内部には、軸線Oに沿って流路5が形成されている。流路5は、ドリル本体1のうち、後端面8と先端面3とを連通するように形成されている。そして、流路5のうち、ドリル本体1の後端面8側には、図1(a)に示すように、ドリル本体1の外部に設けられ、加工油(流体)を流路5に対して供給可能な加工油供給部9が接続されている。一方、図1(b)及び図2に示すように、流路5のうち先端側は、先端面3に形成されている2つの開口部24に対して分岐部25を介して接続されている。ドリル本体1外部に設けられた加工油供給部9から流路5に供給された加工油は、流路5の後端面8側から流路5に供給され、分岐部25で2つに分岐した後、開口部24のそれぞれからチップ2先端(ドリル本体1先端)に流出するようになっている。
【0013】
チップ2は凹溝部6にその後端面2cを底面6aに対向させつつ配置されるようになっている。チップ2は、超硬合金等の硬質材料により構成されており、図4、図5,図6に示すように、概略偏五角形の平板状に形成されたものであって、ドリル本体1の凹溝部6に取り付けられる。チップ2はX方向中央部に厚み方向(板厚方向)に貫通して明けられた貫通穴10を有している。
【0014】
一方、図3に示すように、凹溝部6のうち、互いに対向する内側面6bのそれぞれには、チップ2を取り付けた状態においてチップ2の貫通穴10と一致するように設定された穴部11A及び11Bが形成されている。穴部11A及び11Bのそれぞれは軸線Oと交わる方向に延びるように、すなわち、貫通穴10の形成方向と一致するように形成されており、貫通穴10、穴部11A、穴部11Bのそれぞれの径は同じに設定されている。このうち、穴部11Aの−Y方向の端部は、図3に示すように大径部11Aaとなって外部と連通しており、穴部11Bの+Y側の端部は雌ネジ部11Bbとなっている。
【0015】
穴部11A、11B及び貫通穴10には、先端部のみが雄ネジ部12aとなっているボルトとしての固定部材12が配置されるようになっている。固定部材12のうち、雄ネジ部12a以外の部分は円柱部12bとなっており、円柱部12bと、互いに同じ径に設定されている穴部11A、貫通穴10、穴部11Bのそれぞれとは嵌合するようになっている。そして、ドリル本体1外部と凹溝部6とを連通するように形成された穴部11A側から固定部材12を挿通し、固定部材12の雄ネジ部12aとドリル本体1の雌ネジ部11Bbとを螺着することにより、ドリル本体1とチップ2とは連結固定される。ここで、貫通穴10及び穴部11A、11BのそれぞれはX方向中央部に形成されている構成であり、軸線Oと一致している。
【0016】
図4、図6に示すように、チップ2の外側面2bには、ドリル本体1のガイド溝7に噛合可能な複数の凸部13が形成されている。凸部13は軸線Oと交わる方向に延びるように、つまりその稜線が軸線Oと交わるように形成されており、軸線Oに沿う方向に複数並んで形成されている。この凸部13は、チップ2を凹溝部6に配置した際、凹溝部6のガイド溝7が形成されている位置に対応する位置に形成されている。すなわち、凸部13は一対の外側面2bのそれぞれに形成されており、外側面2bのそれぞれの軸線O近傍からX方向一方の端部に亘って形成されている。
【0017】
なお、ドリル本体1にチップ2を取り付けた際、チップ2の先端面3は、軸線Oから外周側に向かうに従い漸次後退する二等辺三角形状に形成されており、この先端面3と、チップ2の両外側面2bのうちドリル本体1に対する取り付け状態においてドリル回転方向T側を向くすくい面20との交差稜線部に、切刃2aがそれぞれ形成されている。そして、このすくい面20は、チップ2の後端側に向かうに従い漸次幅狭となりつつ、反対側の外側面2b側に漸次後退する傾斜面となっており、取り付け状態において切屑排出溝4のドリル回転方向Tを向く前記壁面に連なっている。そして、両外側面2bのすくい面20以外の部分に凸部13が形成された構成となっている。
【0018】
次に、上述した構成を備えるドリルDにおいてドリル本体1にチップ2を取り付ける手順及び穴明け加工時における動作について説明する。
ドリル本体1にチップ2を取り付ける際、チップ2の貫通穴10の形成方向とドリル本体1の貫通穴11の形成方向とを一致させ、凹溝部6に対して切欠部6cを介してドリル本体1の側方からチップ2をY方向、すなわち軸線Oと交わる方向(図1中、矢印S参照)に挿入する。チップ2を凹溝部6に挿入する際、チップ2の凸部13と凹溝部6のガイド溝7とを噛合しつつスライドさせながら挿入する。このとき、チップ2の後端面2cと凹溝部6の底面6aとも当接しつつスライドする。そして、凹溝部6の底面6aに対してチップ2の後端面2cを当接しつつ所定距離スライドさせ、チップ2の貫通穴10とドリル本体1の穴部11A、11Bとを一致させる。この状態で、大径部11Aa(穴部11A)側からドリル本体1に対して固定部材12を挿入し、チップ2の貫通穴10を介して固定部材12の先端の雄ネジ部12aを穴部11Bの雌ネジ部11Bbに配置し、螺着する。このとき、固定部材12の円柱部12bは穴部11A、貫通穴10、穴部11Bのそれぞれに対して嵌合するので、ドリル本体1とチップ2とは位置決めされつつ互いに連結固定される。
【0019】
ここで、すくい面20が設けられている部分の板厚方向のサイズは、凸部13が設けられている部分の板厚方向のサイズ(凸部13の頂上におけるサイズ)より小さく設定されている。これにより、凹溝部6に対して凸部13とガイド溝7とを摺動させつつチップ2を挿入する際の挿入動作は妨げられない。
【0020】
なお、チップ2をドリル本体1から取り外す際には、固定部材12の雄ネジ部12aと穴部11Bの雌ネジ部11Bbとの螺着を解き、固定部材12を取り外した後、チップ2を凹溝部6から矢印S方向に引き抜くことにより、ドリル本体1とチップ2とは分離される。
【0021】
ドリル本体1に対してチップ2を固定したら、加工油供給部9よりドリル本体1の流路5に対して加工油を供給しつつ、ワークに対する穴明け加工を行う。流路5に供給された加工油は、分岐部25を介してドリル本体1の先端面3に形成された開口部24から放出される。こうして、ワークに対して加工油を供給しつつ穴明け加工を行うことができる。
【0022】
以上説明したように、ドリル本体1の先端面3に開口するとともにこの開口に連続するようにドリル本体1の側面に切欠部6cを有する凹溝部6を設け、この凹溝部6の内側面6bに、軸線Oと交わる方向に延びるガイド溝7を設けるとともに、チップ2の外側面2bにガイド溝7に噛合する凸部13を設け、これらガイド溝7及び凸部13によってセレーション構造を構成することにより、ガイド溝7に凸部13を噛合しつつ凹溝部6に切欠部6cを介して側方からチップ2をスライドしながら挿入するだけで、チップ2をドリル本体1に容易に取り付けることができる。また、ガイド溝7及び凸部13は軸線Oと交わる方向に延びるように形成されているので、ドリル本体1とチップ2との軸線Oに沿う方向における位置決めは安定化し、互いに堅個に連結固定される。
【0023】
そして、チップ2を板状に形成するとともにこの板厚方向に貫通穴10を形成し、ドリル本体1の凹溝部6のうち互いに対向する内側面6bのそれぞれには、チップ2を取り付けた状態において貫通穴10と一致するように設定された穴部11A、11Bを設けたことにより、貫通穴10と穴部11A、11Bとのそれぞれに円柱部12bを有する固定部材12を配置することにより、ドリル本体1に対するチップ2の位置合わせ精度は向上する。更に、固定部材12によって、ドリル本体1とチップ2とは堅個に連結固定されるので、ワークに対する加工動作中においても位置ずれを起こしたりしない。したがって、高い加工精度を実現できる。
【0024】
【発明の効果】
本発明によれば、ドリル本体の先端面に開口するとともにこの開口に連続するようにドリル本体の側面に切欠部を有する凹溝部を設け、この凹溝部の内側面に、軸線と交わる方向に延びるガイド溝を設ける一方、チップの外側面にはガイド溝に噛合する凸部を設け、これらガイド溝及び凸部によってセレーション構造を構成することにより、ガイド溝に凸部を噛合しつつ凹溝部に切欠部を介して側方からチップをスライドしながら挿入するだけで、チップとドリル本体とを安定して位置決めしつつ互いの連結を容易に行うことができる。したがって、高い加工精度を実現できるとともに、スローアウェイチップ交換の作業性も向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のドリルの一実施形態を示す側面図である。
【図2】図1のドリルを先端側から見た図である。
【図3】図1のA−A矢視断面図である。
【図4】スローアウェイチップの側面図である。
【図5】スローアウェイチップを先端側から見た図である。
【図6】スローアウェイチップの側面図である。
【符号の説明】
1 ドリル本体
2 チップ(スローアウェイチップ)
2a 切刃
2b 外側面
3 先端面
5 流路
6 凹溝部
6a 底面
6b 内側面
6c 切欠部
7 ガイド溝
12 固定部材
13 凸部
O 軸線
D ドリル
Claims (1)
- 軸線回りに回転可能なドリル本体と、前記ドリル本体に着脱可能に取り付けられるスローアウェイチップとを有するドリルにおいて、
前記ドリル本体には、前記軸線を含む平面に沿って形成され該ドリル本体の先端面に開口するとともに該開口と連続するように該ドリル本体の側面に形成された切欠部を有する凹溝部が設けられ、
前記凹溝部の内側面には、前記軸線と交わる方向に延びるガイド溝が設けられ、
前記スローアウェイチップの外側面には、前記ガイド溝に噛合可能な凸部が設けられ、
前記凹溝部は前記スローアウェイチップを配置可能であるとともに、前記凸部と前記ガイド溝とを噛合しつつ前記スローアウェイチップを前記凹溝部に対して前記切欠部を介して側方から挿入することにより、前記スローアウェイチップが前記ドリル本体に取り付けられ、
前記スローアウェイチップは板状に形成されているとともに該板厚方向に貫通した貫通穴を有し、
前記凹溝部のうち互いに対向する前記内側面のそれぞれには、前記スローアウェイチップを取り付けた状態において前記貫通穴と一致するように設定され前記軸線と交わる方向に延びる穴部が形成されており、
前記貫通穴と前記穴部のそれぞれの径は同じに設定されていて、
前記貫通穴と前記内側面のそれぞれに形成されている前記穴部とに嵌合する固定部材を有することを特徴とするドリル。
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