JP3812176B2 - 可動体の制御装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、モータで駆動される可動体の動きを制御する制御装置の改良に関するものである。なお、ここでは説明の便宜上、可動体としてクレーン車を例に挙げてその駆動制御について記述する。
図5は周知のクレーン車であって、クレーン車1のターレット2は、ターレット2を矢印イおよびロ方向、すなわち旋回させるACモータ3と、アーム4を矢印ハおよびニ方向、すなわち上下させるACモータ5とによって駆動され、これらのモータ3、5は制御装置6により制御される。
【0002】
【従来の技術】
次にクレーン車のターレットの制御を図6を用いて詳細に説明する。図6において3、5、6は図5で示したものと同じである。7aはモータ3の回転角度を検出する第1の角度検出器、8aはモータ3の回転角速度を検出する第1の角速度検出器であり、これらはモータ3に付属する。また7bはモータ3の回転角度を検出する第2の角度検出器、8bはモータ3の回転角速度を検出する第2の角速度検出器であり、上述の7aおよび8aと同様にモータ5に付属する。また、9aはモータ3の各電機子巻線に流れる電流を検出する第1の電流検出器、10aはモータ3を回転させるためにステップ状の角度指令を発生する第1の角度パターン発生部、11aは第1の角度パターン発生部10aの発生する角度指令と第1の角度検出器7aの検出するモータ3の回転角度を検出する角度の差を演算する角度減算器、12aは角度減算器11aの出力をKP 倍する第1の角度偏差増幅器、13aは第1の角度偏差増幅器12aの出力と第1の角速度検出器8aの検出する角速度の差を演算する第1の角速度減算器、14aは第1の角速度減算器13aの出力をKR 倍する第1の角速度偏差増幅器、15aは第1の角速度偏差増幅器14aの出力と第1の電流検出器9aの出力の差を演算する第1の電流減算器、16aは第1の電流減算器15aの出力をKI 倍する電流偏差増幅器、17aはPWM(Pulse Width Modulation)変換の基準三角波を発生させる第1の三角波発生器、18aは電流偏差増幅器16aの出力を第1の角度検出器7aの出力を用いてモータ3の電機子巻線座標に変換し、その出力を第1の三角波発生器17aの基準三角波を用いてPWM変換して電力増幅を行いモータ3に電流を供給する第1の電力増幅器である。また、7b〜18bは7a〜18aと同様の動作をモータ5に対して行うものである。
【0003】
次に制御装置6の動作について説明する。図5のターレット2をOからAに向けさせる場合、ロ方向に角度α回転させるようなステップ状の角度指令が第1の角度パターン発生器10aより発せられ、第1の角度減算器11aを用いた角度帰還路、第1の角速度減算器13aを用いた角速度帰還路、第1の電流減算器15aを用いた電流帰還路により、各減算器11aおよび13aおよび15aの出力をそれぞれ零にするように動作する。図7は上述のようなステップ状の角度指令が第1の角度パターン発生器10aより発せられた場合のターレット2の運動を示したものであり、19は第1の角度パターン発生器10aより発せられる角度指令、20は第1の角度検出器7aの検出する角度の推移、すなわちターレット2の角度の推移、21は第1の角度偏差増幅器12aの出力する角速度指令、22は第1の角速度検出器8aの検出する角速度、すなわち2の角速度の推移を表している。アーム4に対しても制御装置6はターレット2に対するものと同様の動作を行う。
【0004】
次に、モータ3の動作について説明する。ここでは便宜上、3相ACモータを用いる。図8は3相ACモータと電力増幅器18aの等価回路図であって、U層電機子巻線に電流iU 、V相電機子巻線に電流iV 、W相電機子巻線に電流iW を流すことにより磁石を回転させ、各電機子巻線に流れる電流の合成ベクトルである電流ベクトルと磁石の作り出す界磁磁束によってトルクが発生し、そのトルクTは数1で示される。
【0005】
【数1】
【0006】
ここで、モータ3の回転角速度をω、iu、iv、iwを数2とすると、
【0007】
【数2】
【0008】
数2を数1に代入することで、トルクTは数3で表される。
【0009】
【数3】
【0010】
数3から明らかなように、数2に示す電流をiu、iv、iwに流すことによって、トルクTの周波数はロータ磁石の角度に依存せず、モータ3の回転角速度に、言い換えると、モータ3の回転周波数に比例することがわかる。図9はこの様子を示すもので、図9(a)に示すモータ3の加速領域ではiu、iv、iwの周波数は徐々に高くなり、図9(b)に示す定速領域では最大周波数で一定となり、図9(c)に示す減速領域では徐々に周波数は低くなるよう、第1の電力増幅部18aは動作する。
【0011】
ところで、iu、iv、iwを数2で示すような電流を流すために、第1の電力増幅器18aは、内部の座標変換器により第1の電流偏差増幅器16aの出力を第1の角度検出器7aの出力を用いてモータ3の電機子巻線座標に変換し、その出力は第1の三角波発生器17aの基準三角波を用いてPWM変換するよう内部のPWM変換・ゲート回路が動作する。図10はこのPWM変換の様子を示すものである。例えば、図8において、回転磁界を生成するために電流を▲1▼u→v、▲2▼v→wの順に転流させる場合、▲1▼PWM変換・ゲート回路u;ON、PWM変換・ゲート回路u;OFF、PWM変換・ゲート回路v;OFF、PWM変換・ゲート回路v;ON、PWM変換・ゲート回路w;OFF、PWM変換・ゲート回路w;OFFの状態から▲2▼PWM変換・ゲート回路u;OFF、PWM変換・ゲート回路u;OFF、PWM変換・ゲート回路v;ON、PWM変換・ゲート回路v;OFF、PWM変換・ゲート回路w;OFF、PWM変換・ゲート回路w;ONの状態に推移する。図11にこの様子をタイムチャートにて示す。図8におけるトランジスタ等のパワー素子がuとu、vとv、およびwとwのように直列に接続されている場合、わずかな時間でも同時にONすると直流電源短絡を引き起こすことによってパワー素子破壊を招くことから、その防止対策として一般に、直列に接続されたパワー素子が両方共にOFFとなる短絡防止時間:tdを設けるようPWM変換・ゲート回路は動作する。これは、パワー素子のスイッチング特性が、一般に、OFF→ONの遷移時間よりON→OFFの遷移時間の方が長いことに起因しており、その大きさはパワー素子固有の値となる。図11においては、▲1▼から▲2▼に遷移するとき、PWM変換・ゲート回路v、vによりこの短絡防止時間:tdを設けるよう制御されるため、直列に接続されたトランジスタ等のパワー素子v、vは同時にONすることはない。
【0012】
次に、この短絡防止時間:tdの影響を図9で示した加速領域、定速領域、減速領域各々において説明する。図12はこの様子を示すもので、図12(a)はモータ3の加速領域、図12(b)はモータ3の定速領域、図12(c)はモータ3の減速領域をそれぞれ示し、3相電流の内v相のみの電流ivを記述してある。図12から明らかなとおり、単位時間当たりの短絡防止時間:tdの占める割合は、図12(a)より図12(b)の方が高い。これは、ivが高周波数となるほどPWM変換回数が増加することに起因して高くなることを意味する。つまり、モータ3が高速に回転するほどtdの占める割合の増加に反比例して実際にパワー素子がONする時間が減少するため、電流帰還路のゲインが等価的に低下してしまう。この速度帰還路のマイナループである電流帰還路のゲインが低下した場合の速度帰還路の挙動について、図13で説明する。図13は図6の制御装置の速度帰還路、電流帰還路をラプラス演算子:Sを用いた伝達関数で表したもので、Jはターレット2の慣性能率、τはモータ3の時定数、kI ・(S+ωI )/Sは電流偏差増幅器16a、三角波発生器17a、電力増幅器18aの総合伝達関数、J・KR は速度偏差増幅器14aの伝達関数である。また、図中、同一記号は図5、6と同一である。図13において、ωI =1/τとおいて電流帰還路をブロック変換すると図14を得る。次に図14の速度帰還路を整理すると図15を得る。さらに、図15をブロック変換すると図16を得る。図16において、KR ・KI と1/KR を数4のようにおくとき、
【0013】
【数4】
【0014】
2次系がオーバシュートなく安定に挙動する条件はξ≧1となるので、数4より数5を得る。
【0015】
【数5】
【0016】
以上のように、前述の状態により電流帰還路のゲイン:KI が等価的に低下することは、数5を満足できなくなることを意味する。よって、速度帰還路が不安定となるため、モータ3の回転は不安定となり、その結果、ターレット2の動作が振動的、あるいはハンチングする等不安定になってしまうという問題があった。アーム4の駆動制御に関しても同様の問題があった。クレーン車はアーム4の先端部分から重量物を吊り上げて旋回、上下して重量物の運搬を行うものであるため、ターレット2およびアーム4は安定に動作する必要があり、不安定な動作は、クレーン車の操作性のみならず、運搬時間を増加させるという問題があった。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】
以上のような問題は、モータ3および5が高速回転時に制御装置6の電流帰還路のゲインが等価的に低下することにより生じる。よって、安定性がモータ3および5の回転角速度に依存しない制御装置の提供が必要であった。
【0018】
この発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、モータが高速回転時電流帰還路のゲインが等価的に低下しない制御機能を有することにより、モータの高速回転時にも安定に動作する制御装置を得ることを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】
第1の発明に係る可動体の制御装置は、制御対象を回転させるモータと、 上記モータの回転角度を検出する角度検出器と、上記モータの回転角速度を検出する角速度検出器と、上記モータの各電機子巻線に流れる電流を検出する電流検出器と、制御対象を回転させるために指令値を発生させる角度パターン発生部と、上記角度検出器の出力と上記角度パターン発生部の出力する角度指令との偏差を演算する角度減算器と、上記角度減算器の出力を増幅する角度偏差増幅器と、上記角度偏差増幅器の出力と上記角速度検出器の検出する角速度との偏差を演算する角速度減算器と、上記角速度減算器の出力を増幅する角速度偏差増幅器と、上記角速度偏差増幅器の出力と上記電流検出器の出力との偏差を演算する電流減算器と、上記電流減算器の出力を増幅する電流偏差増幅器と、上記角速度検出器の検出する上記モータの回転角速度の周波数が高くなるとPWM周波数を低下させ、周波数が小さくなるとPWM周波数を元の値に戻すように周波数を変更しPWM変換の基準三角波を発生させる三角波発生器と、上記電流偏差増幅器の出力を上記角度検出器の出力を用いて上記モータの電機子巻線座標に座標変換しその出力を上記三角波発生器の出力を用いてPWM変換して電力増幅を行い上記モータに電力を供給する電力増幅器とからなるものである。
【0023】
【発明の実施の形態】
実施の形態1
図1はこの発明における制御装置6の実施の形態1を示す構成図である。図において3および、5および、7a〜15a、17a〜18a、および7b〜15b、17b〜18bは従来の可動体の制御装置と同じものであり、23aは第1の電流減算器15aの出力を第1の角速度検出器8aの検出するモータ3の回転角速度に応じて信号を増幅し第1の電力増幅部18aに出力する第3の電力偏差増幅器であり、23bは第2の電流減算器15bの出力を第2の角速度検出器8bの検出するモータ5の回転角速度に応じて信号を増幅し第2の電力増幅部18bに出力する第4の電流偏差増幅器である。また、図中、同一記号は図5と同一である。
【0024】
次に動作について説明する。図1に示す角度帰還路、角速度帰還路、および電流帰還路の動作は、従来の可動体の制御装置と同一の動作をする。
【0025】
次に第3の電流偏差増幅器23aの動作について説明する。第3の電流偏差増幅器23aは、第1の角速度検出器8aの検出するモータ3の回転角速度の周波数が高くなるとゲインを増加させ、周波数が小さくなるとゲインを元の値に戻す。この機能によりモータ3が高速回転時に制御装置6の電流帰還路のゲインが等価的に低下することに起因した速度帰還路の不安定性の影響を小さくすることが可能となる。第4の電流偏差増幅器23bも第3の電流偏差増幅器23aと同様の動作をする。
【0026】
実施の形態2
図2はこの発明における制御装置6の実施の形態2を示す構成図である。3および、5および、7a〜16a、18a、および7b〜16b、18bは従来の可動体の制御装置と同じものであり、24aは第1の角速度検出器8aの検出するモータ3の回転角速度に応じて周波数を変更しPWM変換の基準三角波を発生させる第3の三角波発生器であり、24bは第2の角速度検出器8bの検出するモータ5の回転角速度に応じて周波数を変更しPWM変換の基準三角波を発生させる第4の三角波発生器である。また、図中、同一記号は図5と同一である。
【0027】
次に動作について説明する。図2に示す角度帰還路、角速度帰還路、および電流帰還路の動作は、従来の可動体の制御装置と同一の動作をする。
【0028】
次に第3の三角波発生器24aの動作について説明する。第3の三角波発生器24aは、第1の角速度検出器8aの検出するモータ3の回転角速度の周波数が高くなるとPWM周波数を低下させ、周波数が小さくなるとPWM周波数を元の値に戻す。この機能により、モータ3の回転角速度の周波数が高いとき単位時間当たりのtdの割合がPWM周波数を低下させることにより減少するため、モータ3が高速回転時に制御装置6の電流帰還路のゲインが等価的に低下することに起因した速度帰還路の不安定性の影響を小さくすることが可能となる。第4の三角波発生器24bも第3の三角波発生器24aと同様の動作をする。
【0029】
実施の形態3
図3はこの発明における制御装置6の実施の形態3を示す構成図である。図において3および、5および、7a〜15a、17a〜18a、および7b〜15b、17b〜18bは従来の可動体の制御装置と同じものであり、23a、23bは図1と同じものである。25aは第1の角度検出器7aの出力からモータ3の角速度を生成する第1の微分器であり、25bは第2の角度検出器7bの出力からモータ5の角速度を生成する第2の微分器である。また、図中、同一記号は図5と同一である。
【0030】
次に動作について説明する。図3に示す角度帰還路、角速度帰還路、および電流帰還路の動作は、従来の可動体の制御装置と同一の動作をする。
【0031】
次に第3の電流偏差増幅器23aの動作について説明する。第3の電流偏差増幅器23aは、第1の微分器25aが生成するモータ3の回転角速度の周波数が高くなるとゲインを増加させ、周波数が小さくなるとゲインを元の値に戻す。この機能によりモータ3が高速回転時に制御装置6の電流帰還路のゲインが等価的に低下することに起因した高速帰還路の不安定性の影響を小さくすることが可能となる。第4の電流偏差増幅器23bも第3の電流偏差増幅器23aと同様の動作をする。
【0032】
実施の形態4
図4はこの発明における制御装置6の実施の形態4を示す構成図である。3および、5および、7a〜16a、18a、および7b〜16b、18bは従来の可動体の制御装置と同じものであり、24a、24bは図2と同じものであり、25a、25bは図3と同じものである。また、図中、同一記号は図5と同一である。
【0033】
次に動作について説明する。図4に示す角度帰還路、角速度帰還路、および電流帰還路の動作は、従来の可動体の制御装置と同一の動作をする。
【0034】
次に第3の三角波発生器24aの動作について説明する。第3の三角波発生器24aは、第1の微分器25aが生成するモータ3の回転角速度の周波数が高くなるとPWM周波数を低下させ、周波数が小さくなるとPWM周波数を元の値に戻す。この機能により、モータ3の回転角速度の周波数が高いとき単位時間当たりのtdの割合がPWM周波数を低下させることにより減少するため、モータ3が高速回転時に制御装置6の電流帰還路のゲインが等価的に低下することに起因した速度帰還路の不安定性の影響を小さくすることが可能となる。第4の三角波発生器24bも第3の三角波発生器24aと同様の動作をする。
【0035】
【発明の効果】
この発明に係わる可動体の制御装置は、モータが高速回転時に制御装置6の電流帰還路のゲインが等価的に低下することに起因した速度帰還路の不安定性の影響を三角波発生器のPWM周波数を角速度検出器の検出するモータの回転角速度周波数に反比例させて低下させることで、可動体の制御装置の安定性を改善する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明における可動体の制御装置の実施の形態1を示す構成図である。
【図2】 この発明における可動体の制御装置の実施の形態2を示す構成図である。
【図3】 この発明における可動体の制御装置の実施の形態3を示す構成図である。
【図4】 この発明における可動体の制御装置の実施の形態4を示す構成図である。
【図5】 この発明のクレーン車への適用例を示す図である。
【図6】 従来の可動体の制御装置の構成を示す構成図である。
【図7】 ステップ状の角度指令が角度パターン発生器より加えられた際のターレットの角度および角速度の時間変化を表した図である。
【図8】 3相ACモータと電力増幅器の等価回路図である。
【図9】 従来装置における3相ACモータの加速、定速、減速時の3相電流波形を示す図である。
【図10】 3相ACモータのPWM変換を示す図である。
【図11】 従来装置における電流をu→v、v→wの順に転流させる場合のゲート波形と短絡防止時間の関係を示す図である。
【図12】 従来装置における3相ACモータの加速、定速、減速時のv相電流波形とPWM変換後の短絡防止時間の関係を示す図である。
【図13】 従来装置における速度帰還路、および電流帰還路をラプラス演算子:Sで表した伝達関数を示すブロック図である。
【図14】 図13をブロック変換したブロック図である。
【図15】 図14をブロック変換したブロック図である。
【図16】 図15をブロック変換したブロック図である。
【符号の説明】
1 クレーン車、2 ターレット、3 ターレットを旋回させるモータ、4アーム、5 アームを上下させるモータ、6 制御装置、7 角度検出器、8角速度検出器、9 電流検出器、10 角度パターン発生部、11 角度減算器、12 角度偏差増幅器、13 角速度減算器、14 角速度偏差増幅器、15電流減算器、16 電流偏差増幅器、17 三角波発生器、18 電力増幅器、19 角度パターン発生部出力波形、20 角度検出器出力波形、21 角度偏差増幅器出力波形、22 角速度検出器出力波形、23 電流偏差増幅器、24 三角波発生器、25 微分器。
Claims (1)
- 制御対象を回転させるモータと、
上記モータの回転角度を検出する角度検出器と、
上記モータの回転角速度を検出する角速度検出器と、
上記モータの各電機子巻線に流れる電流を検出する電流検出器と、
制御対象を回転させるために指令値を発生させる角度パターン発生部と、
上記角度検出器の出力と上記角度パターン発生部の出力する角度指令との偏差を演算する角度減算器と、
上記角度減算器の出力を増幅する角度偏差増幅器と、
上記角度偏差増幅器の出力と上記角速度検出器の検出する角速度との偏差を演算する角速度減算器と、
上記角速度減算器の出力を増幅する角速度偏差増幅器と、
上記角速度偏差増幅器の出力と上記電流検出器の出力との偏差を演算する電流減算器と、
上記電流減算器の出力を増幅する電流偏差増幅器と、
上記角速度検出器の検出する上記モータの回転角速度の周波数が高くなるとPWM周波数を低下させ、周波数が小さくなるとPWM周波数を元の値に戻すように周波数を変更しPWM変換の基準三角波を発生させる三角波発生器と、
上記電流偏差増幅器の出力を上記角度検出器の出力を用いて上記モータの電機子巻線座標に座標変換しその出力を上記三角波発生器の出力を用いてPWM変換して電力増幅を行い上記モータに電力を供給する電力増幅器と
からなる可動体の制御装置。
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- 1998-10-23 JP JP30194498A patent/JP3812176B2/ja not_active Expired - Lifetime
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