JP3812001B2 - シャッターカーテン巻取装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、住宅やビルなどの建築物に設置されるシャッターのシャッターカーテンを、製造後に梱包して、工場より搬出させるために渦巻き状に巻装させるシャッターカーテンの巻取装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
店舗などに設置される軽量シャッターは、工場内にて製造されるが、全て組み立てた状態で搬送させるのではなく、各部に分解した状態、例えば、巻取ドラム部であるケース部分と、昇降をガイドするレール部分などとに分けて梱包し、それぞれを施工現場へ搬送して、この現場にて組み立てることで設置するようになっている。
【0003】
そして、このシャッターを構成するシャッターカーテン部分は、拡げた状態では平板状ではあるが、短冊形状のスラットを連結して構成されていることから、工場内にて渦巻き状に巻装して、結束バンドなどにて緊縛し搬送することとされ、施工現場にて取付施工が行われている。
【0004】
このシャッターカーテンは、上記したように複数枚のスラットを一連状に連結して得られるものであり、所定の断面形状に既成形されているスラットに、次のスラットを順次インターロック結合させる製法とされ、平面状に順次形成されて、これを渦巻き状に巻き取ることとなる。
【0005】
従来、上記のように成形されるシャッターカーテンを渦巻き状に巻き取るには、このシャッターカーテンの幅長によって異なるが、比較的短い幅長の場合は一人の作業者を、シャッターカーテンの略中央付近に配置し、また、シャッターカーテンの幅長がやや長い場合には少なくとも左右両端縁側に作業者をそれぞれ配置させ、手作業にてこのシャッターカーテンを順次巻き取る作業とされており、作業者が複数の場合では各人のタイミングを合わせ、渦巻き状に巻き取っていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の巻取作業では、手作業であることから、その作業が煩雑であり、作業性に問題があった。
また、常に作業者を必要とする工程となり、生産性が向上せず、作業者が複数の場合にはその生産性が低下するおそれが発生するという欠点があった。
【0007】
そこで本発明は、上記問題点を解消するために、省人化、省力化を図れ、生産性を向上させることができるシャッターカーテン巻取装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
次に、上記の課題を解決するための手段を、実施の形態に対応する図面を参照して説明する。
この発明のシャッターカーテン巻取装置1は、伸長されて平板状とされたシャッターカーテン2が載置され搬送される平滑な搬送路4と、
前記搬送路4の搬出側となる先端4bに形成されるとともに、該搬送路面に対して略上向きとなって断面略円弧状に湾曲形成され、前記シャッターカーテン2の搬送方向を上向き方向に案内する転向ガイド部8と、
前記搬送路4の先端4b側に位置するとともに、該搬送路4の近傍に配設され、前記シャッターカーテン2の搬送路4上の移動を助勢して、前記転向ガイド部8へ前記シャッターカーテン2を進入させる搬送手段9と、
前記転向ガイド部8の湾曲面が略連続するように断面略円弧状に湾曲形成され、該転向ガイド部8の近傍に配設される巻装ガイド部17と、
を具備し、前記搬送路4上を搬送される前記シャッターカーテン2を前記搬送手段9にて前記転向ガイド部8へ連続して進入させることで、平板状となっている前記シャッターカーテン2を該転向ガイド部8と前記巻装ガイド部17にて渦巻き状に巻装させることを特徴としている。
【0009】
また、この発明のシャッターカーテン巻取装置1は、伸長されて平板状とされたシャッターカーテン2が載置され搬送される平滑な搬送路4と、
前記搬送路4の搬出側となる先端4bに形成されるとともに、該搬送路面に対して略上向きとなって断面略円弧状に湾曲形成され、前記シャッターカーテン2の搬送方向を上向き方向に案内する転向ガイド部8と、
前記搬送路4の先端4b側に位置するとともに、該搬送路4の近傍に配設され、前記シャッターカーテン2の搬送路4上の移動を助勢して、前記転向ガイド部8へ前記シャッターカーテン2を進入させる搬送手段9と、
前記転向ガイド部8の湾曲面が略連続するように断面略円弧状に湾曲形成され、該転向ガイド部8の近傍に配設される巻装ガイド部17と、
前記転向ガイド部8の近傍に配設され、前記転向ガイド部8及び巻装ガイド部17によって巻装状態とされる前記シャッターカーテン2を、各ガイド部8,17より外方へ搬出する搬出部26と、
を具備し、前記搬送路4上を搬送される前記シャッターカーテン2を前記搬送手段9にて前記転向ガイド部8へ連続して進入させることで、平板状となっている前記シャッターカーテン2を該転向ガイド部8と前記巻装ガイド部17にて渦巻き状に巻装させ、その後、該巻装状態のシャッターカーテン2を搬出部26にて移送することを特徴としている。
【0010】
なお、上記搬送路4には、中途部4cおよびまたは基端4a側に位置して、前記シャッターカーテン2を搬送させる移送手段50を配設させる構造としてもよく、また、搬送路4を、先端4b側が、基端4a側に対して俯角方向に傾斜した傾斜面よりなる構成としてもよく、さらに、この搬送路4は、少なくとも前記シャッターカーテン2の幅方向における左右一対で構成されるとともに、前記シャッターカーテン2の幅長に対応して幅方向に移動自在とされ、該シャッターカーテン2の少なくとも左右端縁を支持する構成としてもよい。
【0011】
また、前記搬送路4の中途部4cには、該搬送路4上の前記シャッターカーテン2の移動を一時停止させる、例えば磁力にて吸着させる保持部23が配設される構造や、前記巻装ガイド部17に、基部18を揺動自在に軸支させ、付勢部材21を備えさせて、先端を常に前記搬送路4の方向に付勢される構造としたり、また、前記搬送路4に、該搬送路4上を移動する前記シャッターカーテン2の終端を検知する検知手段45を設ける構造などとしてもよい。
【0012】
さらに、前記搬送手段9はローラ9Aにて構成されることとしてもよく、このローラ9Aが、前記シャッターカーテン2の搬送方向と直交する方向を軸線方向とされて配設されるとともに、互いに並列するように複数で構成され、かつ、各ローラ9Aが前記搬送路4の先端4b及び前記転向ガイド部8の湾曲部分に沿って配設される構成としてもよく、また、このローラ9Aは、前記シャッターカーテン2の搬送方向と直交する方向を軸線方向とされて配設されるとともに、互いに並列するように複数で構成されて、各ローラ9Aが前記搬送路4の先端4b及び前記転向ガイド部8の湾曲部分に沿って配設され、かつ、少なくともいずれか1つの前記ローラ9Aの支軸14に他のローラ9Aの支軸との間隔を拡縮する移動手段46が設けられ、渦巻き状に巻装される前記シャッターカーテン2の巻径に応じて該支軸14の位置が移動する構造としてもよい。
【0013】
また、前記搬送手段9は、前記シャッターカーテン2の搬送方向と直交する方向を軸線方向とされて互いに並列するとともに、前記搬送路4の先端4b及び前記転向ガイド部8の湾曲部分に沿って配設される複数のプーリ9Bを備え、各プーリ9Bにわたって巻回され、外周面が前記湾曲部分に沿うように設けられるベルト9Cで構成される構成としてもよく、さらに、少なくともいずれか1つの前記プーリ9Bの支軸に他のプーリ9Bの支軸との間隔を拡縮する移動手段46を設け、渦巻き状に巻装される前記シャッターカーテン2の巻径に応じて該支軸の位置を移動させる構成としてもよい。
【0014】
【発明の実施の形態】
図1は本発明によるシャッターカーテン巻取装置の実施の形態を示す平面図、図2は同側面図、図3は同正面図である。
【0015】
まず、このシャッターカーテン巻取装置1にて巻装されるシャッターカーテン2は、所定長さの短冊状に形成されている複数枚のスラット3を連結して形成されているものである(図5(a)参照)。
各スラット3は、例えば鋼製で、略波形状の断面形状とされ、上縁と下縁にカール部が形成されており、これらカール部を互いに連結させることで、1枚の平板状に成形し、シャッターカーテン2を得るようになっている。
【0016】
このシャッターカーテン2を得るためのシャッターカーテン成形装置は、図示しないが、本発明のシャッターカーテン巻取装置1に近接して配設され、上述した形状に成形されたスラット3を順次1枚づつ長手方向に搬送させながら、先に搬送されているスラット3のカール部と嵌合挿入させ、互いをインターロック結合させる工程を繰り返し、このスラット3を所定枚数連結させ、所定長さの伸長した平板状に成形し、シャッターカーテン2を組み立てる装置である。
【0017】
そして、このシャッターカーテン成形装置にて、順次連結されるスラット3は、そのスラット3の短幅方向にその幅長毎にピッチ移動して連結と同時に搬送されるようになっており、かつ、この搬送とともに本発明のシャッターカーテン巻取装置1に続けて搬送されるようになっており、すなわち、シャッターカーテンの成形とその巻き取りが同時進行となるように構成されている。
【0018】
次に、本発明のシャッターカーテン巻取装置1の構成について説明する。
このシャッターカーテン巻取装置1は、搬送路4と、転向ガイド部8と、搬送手段9と、巻装ガイド部17と、保持部23と、搬出部26と、検知手段45とで略構成されている。
【0019】
まず、搬送路4は、本実施の形態では、図1に示すように、幅方向に左右一対で構成されるとともに、互いに平行とされ、上面が平滑な細長な帯板状の部材よりなり、それぞれの基端4aがシャッターカーテン成形装置に連結されるように延出している。
【0020】
また、これら搬送路4A,4Bは、図2に示すように、基端4a側が水平に形成され、この基端4aに近接する中途4cより先端4b側が、基端4a側に対して俯角方向に傾斜して略ヘ字状に形成されており、この搬送路面が、下り勾配の傾斜面とされている。
【0021】
なお、これら搬送路4A,4Bは、垂直な板状の支持ブラケット5に下部を支持されて基体6に設けられているとともに、左右のいずれか一方の搬送路4A、本実施の形態では、図1中左側の搬送路4Aが他方の搬送路4B(図1中右側)に対して移動自在となるように図3に示すような足車などの調整手段7などが配設されている。
【0022】
すなわち、他方の搬送路4Bは、支持ブラケット5を介して基体6に固定されており、一方の搬送路4Aは、基体6に対して移動自在な調整手段7を備えた支持ブラケット5に設けられている。そして、この一方の搬送路4Aは、他方の搬送路4Bと略平行を保ちながら調整手段7によって他方の搬送路4Bに対する接近方向と離脱方向とに移動可能とされ、これにより、前記シャッターカーテン2の幅に応じて、この搬送路4を調整して構成させることが可能となっている。
【0023】
次に、転向ガイド部8は、各搬送路4A,4Bのそれぞれの先端4b,4bに、この搬送路4と一体に連続して形成された板状部材で、略1/4円弧状に湾曲形成されているとともに、先端8aがこの搬送路4の上面に対して略垂直上方に向くように形成されている。
【0024】
次に、搬送手段9は、ローラ9Aで構成され、外周面にゴムや不織布、樹脂など摩擦係数の大きい素材が貼着された円筒状ローラで、本実施の形態では3個で1組となるように構成されてローラユニット10とされるとともに、このローラユニット10が左右一対で構成され、それぞれが左右各搬送路4A,4Bの先端4b側に位置して配設されるとともに、図1に示すように、各搬送路4A,4Bに近接した各搬送路4A,4B間に位置して配設されている。
【0025】
このローラユニット10は、図4に示すように、上記3個のローラ9Aと、ローラブラケット11と、駆動源としての電動モータ12とで大略構成されている。
【0026】
ローラブラケット11は、略コ字状に形成されているとともに、一対の垂直板13の各上縁部13aが、前記転向ガイド部8の湾曲面に沿って湾曲形成され、これら一対の垂直板13間に各ローラ9Aが互いに並列となるように軸支され設けられている。
【0027】
なお、これら垂直板13の各上縁部13aの湾曲形状は、シャッターカーテン2が、この巻取装置1によって渦巻き状に巻き取られた際の最大外径に相当する曲率に略設定された円弧形状とされている。
【0028】
各ローラ9Aの各軸14の配置位置は、垂直板13の上縁部13aに沿うように、それぞれ並列配設され、すなわち、図4に示すように、各ローラ9Aの最外周が湾曲した上縁部13aよりそれぞれ略同等の突出長さとなって突出するようにローラブラケット11に並列されるように配設されている。
【0029】
また、各ローラ9Aのうちの中央に位置するローラ9Aには、支軸14に移動手段46が設けられている。
この移動手段46は、ローラブラケット11に固定ブラケット49を介して固定されるエアシリンダ48で構成されているとともに、図4に示すように、ローラブラケット11の垂直板13に上下に長尺な長孔15が形成されており、この長孔15内を支軸14の両端が移動自在とされ、その支軸14の両端に、エアシリンダ48のピストンロッド48aが接続される構成とされている。
【0030】
そして、上下方向に直動するピストンロッド48aにより、支軸14が長孔15に沿って昇降移動するようになり、すなわちローラ9Aを昇降させるようになり、この中央のローラ9Aの位置が他のローラ9Aとの間隔を拡縮され調整されるようになっている。
すなわち、この移動手段46によって各ローラ9Aの突出した外周を結ぶ線である軌跡(図4中2点鎖線と3点鎖線)を変更可能としている。
【0031】
なお、この移動手段46におけるローラブラケット11に形成される上下に長い長孔15は、好ましくは、このローラブラケット11の垂直板13に形成される湾曲した上縁部13aの、その円弧の中心に向かう線上、すなわち、この中心から放射方向となる線上に長軸が一致するように形成され、図4に示すように上下方向に長尺で、やや傾いて形成されている。
【0032】
また、駆動源となる電動モータ12は、出力軸12aが水平となるように、搬送路4を支持する支持ブラケット5に設けられている。
そして、この電動モータ12の出力軸12aと、各ローラ9Aの支軸14とが、図1及び図2に示すように、無端なチェーンなどの伝達部材16にて連動連結され、電動モータ12の回転駆動によって、各ローラ9Aがそれぞれ同時に同方向となって回転するようになっている。
【0033】
そして、このローラユニット10は、各ローラ9Aを支持する軸14の各軸線方向が、搬送路4の長手方向と直交する方向となるように、左右各搬送路4A,4Bの先端4b側に位置して各支持ブラケット5にそれぞれ固設されるとともに、図1に示すように、各搬送路4に近接した各搬送路4A,4B間に位置し、ローラブラケット11の上縁部13aが搬送路4の先端4bから転向ガイド部8の湾曲部分に沿うように配設され、すなわち、図2に示すように、各ローラ9Aの最外周が搬送路4の上面よりそれぞれ略同等の突出長さとなって突出するように配設されている。
【0034】
なお、これらローラユニット10の各電動モータ12は、図1に示すように、両支持ブラケット5への取付状態が、ローラブラケット11との距離をそれぞれ変えて構成しており、すなわち、一方の搬送路4Aを支持する支持ブラケット5が、他方4Bに対して移動することから、この一方の搬送路4Aが他方の搬送路4Bに最も接近した状態において、各電動モータ12が互いに衝突せず干渉しないように奥行き方向で互い違いとなるよう配設されている。
【0035】
次に、巻装ガイド部17は、図1に示すように、左右のローラユニット10を構成する各ローラブラケット11にそれぞれ配設されるように左右一対で構成されている。
【0036】
この巻装ガイド部17は、垂直な平板状の基部18と、この基部18の上端縁に形成される水平な段部19と、この段部19より上方向に延出する湾曲部20とで構成され、図4に示すように、略Z字状に形成されている。
【0037】
基部18の基端となる下端縁18aは、捩じりコイルバネなどの付勢部材21が内蔵されたバネ蝶番22を介し、ローラブラケット11の底板11aに軸支されてこの基部18が垂直となるように配設されており、このローラブラケット11に対して揺動自在となるとともに、付勢部材21によって、常に上端側がローラブラケット11へ近接する方向に付勢力が働くようになっている。
【0038】
また、湾曲部20は、前述した転向ガイド部8の湾曲部分の曲率と略同等の曲率で湾曲形成されているとともに、この転向ガイド部8の湾曲面が略連続するように円弧状に形成されており、すなわち、この湾曲部20の湾曲面が図4に示すように、略下方に向くようになっている。
【0039】
次に、保持部23は、前述した両搬送路4A,4Bのいずれか一方又は両方に近接して設けられるとともに、図1及び図3に示すように、基端4a側の水平部分から傾斜部分に変わる中途部4cに位置して設けられている。
【0040】
この保持部23は、直動機構部24と、吸着部25とで構成されている。
直動機構部24は、直動ソレノイドなどより構成され、搬送路4を支持する支持ブラケット5を介して搬送路4の中途部4cに配設されており、通電により作動子が垂直上下方向に移動するようになっている。
【0041】
また、吸着部25は、永久磁石、若しくは電磁石などよりなり、例えば吸磁力が50kgf/cm2 とされ、直動機構部24の作動子の上端に配設されている。
そして、直動機構部24の作動子が上昇した状態での吸着部25の上端面が、搬送路4の上面と略同一、若しくは搬送路4の上面よりやや突出する位置となるように設定されている。
【0042】
次に、搬出部26は、移動支持部27と、支持駆動部37とで構成され、左右搬送路4A,4Bの間で、各搬送路4に近接して配設されている。
【0043】
移動支持部27は、台車28と昇降駆動部29と支持アーム30とで略構成されている。
台車28は、図1及び図3に示すように、左右両搬送路4A,4Bの先端4b側及び転向ガイド部8の下方、本実施の形態では、この巻取装置1が設置される床面Fに左右幅方向に延びて敷設される一対のレール31上を移動するように車輪32が設けられているとともに、駆動源である電動モータ33が配設され、その駆動により車輪32を回動させレール31にそって自走するようになっている。
【0044】
昇降駆動部29は、2本一対のエアシリンダ34で構成され、台車28の上面に対し垂直に配設されて、それぞれのピストンロッド35が同時に垂直上方向に延び出るようになっている。
【0045】
また、支持アーム30は、両エアシリンダ34の各ピストンロッド35の上端に、水平に架け渡されるように設けられている。
この支持アーム30は、凹状に湾曲した支持面が上部に備えられている(図2参照)。
【0046】
そして、この支持アーム30は、台車28が移動しない初期の状態において、図1に示すように、搬送路4Bと、この搬送路4Bに近接して配設されているローラ9A(ローラユニット10)との間に位置するように配設されている。
【0047】
なお、各エアシリンダ34の間隔は、図1に示すように、ローラ9Aのローラユニット10の奥行き長さよりやや長く設定され、また、ピストンロッド35が縮退し支持アーム30が下降した状態では、支持アーム30の支持面が、搬送路4の上面よりやや下方に位置するよう設定され、ピストンロッド35が伸長し支持アーム30が上昇した状態では、ローラ9A及び巻装ガイド部17より上方に位置するように設定される。
【0048】
また、この移動支持部27には、レール31を自走する台車28の移動範囲を規制するために、支持アーム30が一方の搬送路4Aと一方のローラ9A(ローラユニット10)との間となる位置と、他方のローラ9A(ローラユニット10)近傍とに配設される一対のリミットスイッチ36によって、走行間隔が設定されている。
【0049】
次に支持駆動部37は、昇降駆動部38と支持搬送部39とで構成されている。
昇降駆動部38は、前記移動支持部27の昇降駆動部29と同構成のエアシリンダ40よりなり、搬送路4Bを支持する支持ブラケット5に垂直に配設され、ピストンロッド41が垂直上方向に延び出るようになっている。
【0050】
また、支持搬送部39は、昇降ブラケット42と、送出ローラ43とで構成されている。
昇降ブラケット42は、一対の垂直板44を有した略コ字状に形成され、底面が昇降駆動部38のピストンロッド41先端に固定されている。
【0051】
送出ローラ43は、所定長さに形成された円筒状のローラで、モータが内蔵されており、昇降ブラケット42の一対の垂直板44間に配設されて、回動するようになっている。
この送出ローラ43は、その軸線方向が、搬送路4の長手方向と略平行とされ、すなわち、前述した移動支持部27の台車28の移動方向に直交する方向を軸線方向としている。
【0052】
そして、この支持搬送部39は、図1及び図3に示すように、一方の搬送路4Aと、この搬送路4Aに近接して配設されているローラ9A(ローラユニット10)との間に位置するように配設されている。
【0053】
なお、ピストンロッド41が縮退し支持搬送部39が下降した状態では、支持搬送部39の送出ローラ43外周面が、搬送路4の上面よりやや下方に位置するよう設定され、ピストンロッド41が伸長し支持搬送部39が上昇した状態では、ローラ9A及び巻装ガイド部17より上方に位置するように設定される。
【0054】
次に、検知手段45は、マイクロスイッチや光センサなどより構成され、前述した搬送路4の所定の位置、本実施の形態では、搬送路4の先端4b側に配設され、この搬送路4上を移動するシャッターカーテン2の有無を検知し、特に、移動するシャッターカーテン2の終端を検知するようになっている。
【0055】
また、上記検知手段45の他に、本実施の形態の巻取装置1には、図示しないがシャッターカーテン2の状態を検知する種々のセンサ等が配設され、例えば、シャッターカーテン2の搬送路4への進入時の検知や、シャッターカーテン2の搬送状態の異常の検知、シャッターカーテン2の巻取状態の検知、などを行う検知手段が配設される。
【0056】
そして、これら検知手段45は、前述した電動モータ12などの各部の動作を制御する制御部(図示せず)に接続され、これら検知手段が発する検知信号により、各部の動作が制御されるようになっている。
【0057】
次に、上述した構成のシャッターカーテン巻取装置1の動作について説明する。
【0058】
まず、シャッターカーテン成形装置から、スラット3が順次連結されてシャッターカーテン2が組み立てられる。
このとき、このシャッターカーテン成形装置では、スラット3の短幅の幅長を移動ピッチ幅とし、その幅方向にシャッターカーテン2を搬送しながらスラット3を順次連結させる。
【0059】
そして、シャッターカーテン成形装置から搬出されるシャッターカーテン2は、この成形装置の搬出側に連続する左右の搬送路4からシャッターカーテン巻取装置1に進入し、この左右搬送路4上を上記したピッチ毎に移動する。
【0060】
搬送路4上を移動するシャッターカーテン2は、その両端近傍を下方より支持され、搬送路4の基端4a側から先端4b側に向かって摺動するように進行し、基端4a側の水平部分を通り、図5(a)に示すように、中途4cからの傾斜面を下り始める。
【0061】
このとき、この搬送路4の中途部4cに配設されている保持部23が、前記シャッターカーテン成形装置のスラット3のピッチ毎の搬送に連動して作動を行う。
すなわち、このピッチ幅にシャッターカーテン2が移動し、次のスラット3が連結される際に、そのシャッターカーテン2の移動を一時的に保持するように、この保持部23の直動機構部24が作動子を上昇させ、吸着部25にてシャッターカーテン2のスラット3を吸着保持し、移動を一時停止させる。
【0062】
そして、スラット3の連結が完了するとシャッターカーテン成形装置は、再び前記ピッチ長さシャッターカーテン2を移動させるが、このとき、保持部23の吸着部25は直動機構部24の作動によって、スラット2に対して降下して後退し、吸着保持を解除して、その移動を妨げない。
【0063】
シャッターカーテン2が順次成形装置より繰り出されると、このシャッターカーテン2は、両搬送路4上を伸長されて平板状となって移動し、傾斜面を下り、その先頭部分が転向ガイド部6へと進入する。
なお、このとき、シャッターカーテン2は自重によってその搬送が助勢され、すなわち傾斜した搬送路4を成形装置による搬送とともに自らの重量にて下方へと移動する。
【0064】
シャッターカーテン2は、転向ガイド部8への進入と同時にその両端近傍が左右両ローラユニット10の各ローラ9Aに乗り上げ、これらローラ9Aによってシャッターカーテン2の搬送路4上の移動が助勢される。
【0065】
そして、各ローラ9Aの回動により、シャッターカーテン2は転向ガイド部8をその湾曲面に沿って、図5(b)に示すように、先頭部分が上向きに搬送方向を転向される。
【0066】
なお、このローラ9Aの回動は、常時駆動するのではなく、前述した保持部23による作動とのタイミングと合わせて駆動するようになっており、すなわち成形装置によって搬送されるスラット3のピッチ長さに合わせて回転駆動し、保持部23によるスラット3の吸着保持が解除されている間に回転駆動するようになっている。
【0067】
また、これらローラユニット10では、シャッターカーテン2の巻き始めにおいては、左右それぞれの各ローラ9Aのうち中央に位置する各ローラ9Aの移動手段46のエアシリンダ48が作動して、この中央のローラ9Aをやや下降させた位置とし、各ローラユニット10における各ローラ9Aの突出した外周を結ぶ軌跡を小径な円弧状とさせ、すなわち、巻き始めのシャッターカーテン2の巻径に対応させる。
【0068】
さらに、シャッターカーテン2の搬送が進むと、転向ガイド部8にて上向きとなったこのシャッターカーテン2の先頭部分は、下向き湾曲面よりなる巻装ガイド部17の湾曲部20にてさらにその移動方向を、シャッターカーテン2の搬送方向と逆向きの方向及び下方向に変更され、すなわち、図5(c)に示すように、シャッターカーテン2が渦巻き状に巻き始められる。
【0069】
シャッターカーテン2の搬送が続くと、転向ガイド部8と巻装ガイド部17にて、図6(a)に示すように、シャッターカーテン2は順次渦巻き状に巻き取られ、その巻径が大きくなるが、巻装ガイド部17は、基部18が軸支されて揺動自在とされているとともに、その軸支部分に付勢部材21が備えられているので、常に渦巻き状態のシャッターカーテン2を転向ガイド部8及び搬送路4の先端側に押さえつけるようになり、これにより、シャッターカーテン2は隙間なく渦巻き状に巻かれることとなる。
【0070】
また、シャッターカーテン2が渦巻き状に巻き取られ、その巻径が徐々に大きくなると、ローラユニット10において、エアシリンダ48によってやや下降されているローラ9Aが、その巻径の増加に合わせて、徐々に上昇するよう制御され、すなわち、各ローラユニット10における各ローラ9Aの突出した外周を結ぶ軌跡を徐々に大径な円弧状とさせ、巻き取られるシャッターカーテン2の巻径に対応させる。
【0071】
そして、シャッターカーテン2が、シャッターカーテン成形装置によって、所定枚数のスラット3による所定長さに成形され、すなわちこのシャッターカーテン成形装置による組み立てが完了されると、シャッターカーテン2の終端が成形装置より搬出される。
【0072】
搬出されるシャッターカーテン2は、自重による搬送路4上の移動と、ローラ9Aの駆動による助勢とにより、転向ガイド部8と巻装ガイド部17にて、上記したように、連続して渦巻き状に巻き取られ、搬送路4上を移動するシャッターカーテン2の終端を、この搬送路4の先端側4bの検知手段45が検出することで、この検知信号に基づいて、制御部がシャッターカーテン2の巻き取り動作を終了、すなわち、搬送路4及びローラユニット10による巻取動作を終了させ停止させる。
【0073】
この巻き取り状態のシャッターカーテン2は、搬送路4の先端4b及び転向ガイド部8に載置状態で、図6(b)に示すように、その終端が巻装状態の略下面となる位置で巻取動作の終了となる。
【0074】
次に、シャッターカーテン2の巻き取りが終了すると、搬出部26の移動支持部27と支持駆動部37の両昇降駆動部29,38が作動して、図7に示すように、各エアシリンダ34,40のピストンロッド35,41が垂直上方向に伸長する。
これにより、渦巻き状に巻装状態となり、左右両搬送路4の先端4b側にて停止されているシャッターカーテン2は、移動支持部27の支持アーム30と、支持駆動部37の支持搬送部39とにより、その下面を支えられて、水平状態のまま上昇する。
【0075】
このとき、シャッターカーテン2を渦巻き状に巻き取る際に、その巻き取りを助勢する巻装ガイド部17の湾曲部20が、巻き取り状態のシャッターカーテン2の外周面に付勢部材21の付勢力にて当接状態となっているが、シャッターカーテン2の上昇とともに、基部18の軸支部分を回転中心として外方向すなわち離脱方向に揺動し、その上昇を妨げることがない。
【0076】
次に、巻装状態のシャッターカーテン2が、各昇降駆動部29,38によって、巻装ガイド部17より上方に移動されると、移動支持部27の電動モータ33が駆動を開始し、台車28がレール31に沿って支持駆動部37へ接近する方向へ移動を始め、同時に、支持駆動部37における支持搬送部39のモータが駆動を開始し、送出ローラ43が回転する。
【0077】
このとき、巻装状態のシャッターカーテン2は、一端が、移動する移動支持部27の支持アーム30の支持面上に載置状態とされ、すなわち、この一端側を押動するようになり、他端側は、固定されている支持駆動部37の送出ローラ43に支持されるとともに、移送され、これにより、図8に示すように、左右各搬送路4に対して直交する方向に巻装状態のシャッターカーテン2を搬送する。
【0078】
搬出部26を搬出された巻装状態のシャッターカーテン2は、この搬出部26に近接して配設されるローラコンベアなどの図示しない搬送装置に受け渡される。そして、その後に、外周を結束バンドなどにて緊縛、梱包され、工場外へ搬出される。
【0079】
また、シャッターカーテン2が搬出されると同時に、支持駆動部37に近接した移動支持部27の台車28が、この支持駆動部37近傍に配設されるリミットスイッチ36aに当接し、これにより台車28の電動モータ33の駆動が停止され台車28の移動を停止させるとともに、この電動モータ33は反転駆動を開始し、台車28を逆方向に移動させる。
【0080】
台車28が移動して支持アーム30の位置が初期の位置に到達すると、その位置近傍に配設されるリミットスイッチ36bに当接し、電動モータ33の駆動が停止され、台車28が停止する。
【0081】
台車28が停止すると、移動支持部27及び支持駆動部37の各昇降駆動部29,38が作動して、各エアシリンダ34,40のピストンロッド35,41が縮退し、そして、支持アーム30と送出ローラ43を搬送路4の上面よりやや下方に位置させて、次のシャッターカーテン2の巻装動作が再開される。
【0082】
なお、シャッターカーテン2の巻装が完了して、搬出部26が動作を開始する工程、すなわち、巻装状態となったシャッターカーテン2を搬出する動作中にて、次のシャッターカーテン2が成形装置より搬出を開始し、この巻取装置1の搬送路4上に進入させることで、次のシャッターカーテン2の巻取工程への移行をスムーズに行うことが可能となる。
【0083】
従ってこのように構成されたシャッターカーテン巻取装置1では、シャッターカーテン成形装置より成形され搬出されるシャッターカーテン2を、転向ガイド部8と巻装ガイド部17、及びローラ9Aによって、搬送路4上を搬送されるシャッターカーテン2の始端側から渦巻き状に巻き取ることが可能となり、すなわち作業者による手作業を行うことなく、シャッターカーテン2を自動的に巻き取ることが可能なる。
【0084】
これにより、従来のような煩雑な手作業がなくなり、省人化が実現できるとともに、効率よく巻き取り作業が行われるので、生産性の向上が得られることなる。
【0085】
また、渦巻き状に巻き取られ、巻装状態とされるシャッターカーテン2を、搬出部26によって、転向ガイド部8及び巻装ガイド部17より搬出させる構成を有することから、巻装状態となったシャッターカーテン2を搬出する作業も自動化でき、このことから、シャッターカーテン2の成形(製造)から梱包までを全て自動化でき、省人化を達成でき、生産性が向上する。
【0086】
さらに、このシャッターカーテン巻取装置1によれば、搬送路4を左右一対で構成し、一方の搬送路4Aを他方の搬送路4Bに対して移動可能に構成したので、渦巻き状に巻き取るシャッターカーテン2の左右幅長に合わせてこの一対の搬送路4A,4Bの幅を調整することができ、汎用性が得られることとなる。
【0087】
また、ローラ9Aを複数で構成し、その中央に位置するローラ9Aにエアシリンダ48よりなる移動手段46を設けたことにより、巻き取り時に徐々に巻径が大きくなるシャッターカーテン2を、その巻径に応じてローラ9Aが昇降して、各ローラ9Aが接触するよう構成されるので、このシャッターカーテン2の移動の助勢と、巻き取りの助勢とを確実に行うことが可能となり、すなわちスムーズにシャッターカーテン2が巻き取られるようになる。
【0088】
なお、上述した実施の形態では、シャッターカーテン2を移動させる搬送路4を下り傾斜で構成される例について述べたが、この搬送路4は、図9に示すように水平面で構成させてもよい。
この場合、シャッターカーテン2が斜面よりなる搬送路4を自重で移動することがないことから、この搬送路4の中途部4cまたは基端4a側、若しくはそれぞれの位置に移送手段50を配設する構造とするとよい。
【0089】
この移送手段50は、例えば図9(a)に示すように、搬送路4の基端4a側に位置した上下一対のローラ51,52にて構成し、搬送路4上のシャッターカーテン2をこれらローラ51,52によって挟持し、かつこれらローラ51,52を回転駆動させてシャッターカーテン2を搬送させる構造や、図9(b)に示すように搬送路面の上部にその面と対向させるようにローラ51を配設し、このローラ51の回転駆動によってシャッターカーテン2を搬送路4上にて移送させる構造としてもよい。
【0090】
また、この搬送路4を上記実施の形態では、左右一対で構成される例について述べたが、この構成に限定されることはなく、例えば、左右と中間の3か所にてこの搬送路4を構成させてもよく、この場合、左右幅の長尺なシャッターカーテン2に有効となり、すなわちシャッターカーテン2の中央部分を撓ませることなく搬送することが可能となり、また、歪むことなく巻き取りが行える。
なお、この場合も、各搬送路4を、シャッターカーテン2の左右幅長に合わせて移動自在とさせる。
【0091】
さらに、上述した実施の形態では、左右一対に構成される搬送路4A,4Bのそれぞれの近傍にローラ9Aを配設する例について述べたが、各搬送路4毎に対応させずにローラ9Aを設けなくともよく、搬送路4が左右一対である場合は、少なくともそられの中間位置に配設されればよく、このローラ9Aの配設箇所及び個数については限定されるものではない。
【0092】
また、上述した実施の形態では、ローラ9Aを、左右それぞれ3個で構成した例について述べたが、これに限定されることはなく、少なくとも1つのローラ9Aを配設すればよい。
【0093】
さらに、上述した実施の形態では、ローラ9Aを複数で構成させるとともに、中央に位置するローラ9Aに移動手段46を設けた例について述べたが、複数のローラ9Aのそれぞれに移動手段46を設け、各ローラ9Aが、搬送路4の先端4b及び転向ガイド部8の湾曲部分に沿うように配設されていればよい。
【0094】
また、上述した実施の形態では、搬送手段9をローラ9Aで構成する例について述べたが、図10に示すように、ベルト9Cにて構成させる構造としてもよい。
この場合、前記ローラ9Aと同様にプーリ9Bをブラケット11に複数配設し、各プーリ9Bに掛けわたされるようにベルト9Cを巻回させ、このベルト9Cの上向きとなる外周面にシャッターカーテン2を接触状態とさせる。
そして、このベルト9Cによる構成の場合も、複数の各プーリ9Bを前記転向ガイド部8の湾曲面に沿うように並列させ、ベルト9Cを設けるようにする。また、各プーリ9Bのいずれか1つにエアシリンダ48よりなる移動手段46を設ける構成とすることで、シャッターカーテン2の巻径に応じてこのシャッターカーテン2を巻回させることが可能となる。
【0095】
さらに、上記ベルト9C及び上述した実施の形態のローラ9Aの外周表面の状態及び形状について特に詳述していないが、十分な摩擦抵抗を得られるものであれば限定されることはなく、平滑な面にて構成されていても良く、また凹凸状に形成させた表面としても良い。
【0096】
また、上述した実施の形態では、搬送手段9に配設される移動手段46をエアシリンダ48にて構成させる例について述べたが、この移動手段46の構造についてはこれに限定されるものではなく、例えばラックとピニオンによる直動機構や、滑りネジによる直動機構などによる機構で構成させてもよい。
さらに、巻装されるシャッターカーテン2の巻径が巻始めから巻き終わりまでに大きくその外径が変わらない場合には、上記のような機構ではなく、この移動手段を、ローラブラケット11の垂直板13に形成させる上下に長尺な長孔15と、この長孔15内を両端が移動自在とされる支軸14と、その支軸14の両端に螺着される蝶ナットとで構成し、支軸14の位置を設定して、蝶ナットを締結することで、支軸14をローラブラケット11に固定させ、ローラ9Aの位置を調整するような構造としてもよい。
【0097】
また、上述した実施の形態では、保持部23を、永久磁石や電磁石などにて構成させる例について述べたが、これに限ることはなく、例えば、エアによる吸引や、上下からシャッターカーテン2のスラットを挟持する構成としてもよい。
この場合、スラット3の素材が磁気にて吸着されないものでも、その移動を一時停止させることが可能となり、汎用性が増すこととなる。
【0098】
さらに、上述した実施の形態では、巻装状態のシャッターカーテン2を搬出させる搬出部26が、このシャッターカーテン2が巻き取られた位置から上昇を行い、移動支持部27によって左右幅方向の延長線上となる巻装状態のシャッターカーテン1の長手方向に沿って移送させる例について述べたが、巻装状態のシャッターカーテン2を上昇させた後の搬送方向は、いずれの方向としてもよい。
すなわち、巻き取りが完了し、巻装状態となったシャッターカーテン2を、その巻き取られた位置から搬出する際、この巻装状態のシャッターカーテン2を上方に持ち上げ、その後、搬送路4上でのシャッターカーテン2の移動方向と同方向に搬出させる構造などとしてもよい。
【0099】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によるシャッターカーテン巻取装置では、請求項1の構成によれば、シャッターカーテン成形装置より成形され搬出されるシャッターカーテンを、転向ガイド部と巻装ガイド部、及び搬送手段によって、搬送路上を搬送されるシャッターカーテンの始端側から渦巻き状に巻き取ることが可能となり、すなわち作業者による手作業を行うことなく、シャッターカーテンを自動的に巻き取ることが可能になるという効果が得られる。
【0100】
これにより、従来のような煩雑な手作業がなくなり、省人化が実現できるとともに、効率よく巻き取り作業が行われるので、生産性の向上が得られることなる。
【0101】
また、請求項2によるシャッターカーテン巻取装置によれば、渦巻き状に巻き取られ、巻装状態とされるシャッターカーテンを、転向ガイド部及び巻装ガイド部より、搬出部にて搬出させる構成を有することから、上記請求項1の効果に加え、巻装状態となったシャッターカーテンを搬出する作業も自動化でき、このことから、シャッターカーテンの成形(製造)から梱包までを全て自動化でき、省人化を達成でき、生産性が向上するという効果が得られる。
【0102】
さらに、請求項3の構成によれば、前記搬送路の中途部およびまたは基端側に位置して、移送手段が配設されたことにより、搬送路上のシャッターカーテンを確実に転向ガイド部及び巻装ガイド部へと搬送させることが可能となる。
【0103】
また、請求項4の構成によれば、前記搬送路が傾斜面にて構成されていることから、この搬送路上のシャッターカーテンが、自重による移動を行うこととなり、この搬送路の先端側に位置する転向ガイド部及び搬送手段への進入がスムーズに行われ、巻き取り工程への移行を容易に行うことが可能となる。
【0104】
また、請求項5の構成のシャッターカーテン巻取装置によれば、搬送路を左右一対で構成し、一方の搬送路を他方の搬送路に対して接近方向と離脱方向とに移動可能に構成したので、渦巻き状に巻き取るシャッターカーテンの左右幅長に合わせてこの一対の搬送路の幅を調整することができ、種々の幅長に形成されるシャッターカーテンに対応でき、すなわち、汎用性が得られることとなる。
【0105】
さらに、請求項6の構成によると、搬送路の中途部に、移動するシャッターカーテンを一時停止させる保持部が配設されることにより、複数のスラットが連結されることで構成されるシャッターカーテンを連続して渦巻き状に巻き取る際に、多角形状に巻き取られることとなるこのシャッターカーテンを、例えば各スラット毎に一時停止させながら搬送を行うことができ、これにより確実に隙間無く巻き取ることが可能となる。
また、この保持部によれば、前記搬送路が傾斜面で構成される場合に、自重でこの搬送路を移動してしまうシャッターカーテンを例えばスラット1枚毎にピッチ移動させることが可能となり、不要な搬送、すなわち、巻き取りが完全でないのに続けて搬送が行われてしまうことを防止することが可能となり、確実な巻き取りを行える。
【0106】
また、請求項7の構成によれば、巻装ガイド部に付勢部材が設けられているので、転向ガイド部とこの巻装ガイド部によるシャッターカーテンの渦巻き状の巻き取り動作の際に、常にその渦巻き状態のシャッターカーテンの外周を付勢力にて巻装ガイド部が押さえつけるようになるので、このシャッターカーテンが隙間なく渦巻き状に巻き取ることが可能となる。
【0107】
さらに、請求項8による構成によれば、搬送路に検知手段が配設されることで、搬送されるシャッターカーテンの終端を検知でき、すなわち、巻き取り動作の終了である、この巻取装置の動作の完了時が検出でき、この検出手段が、他の駆動部分に接続されることで、無駄な動作を行うことなく、巻取動作が行えることとなる。
【0108】
また、請求項9の構成によれば、搬送手段をローラにて構成したことにより、シャッターカーテンを渦巻き状に巻装する転向ガイド部及び巻装ガイド部への進入を転動による動作で行え、その搬送動作をスムーズにかつ確実に行うことができる。
【0109】
さらに、請求項10の構成によれば、ローラを複数で構成させるとともに、各ローラを転向ガイド部の湾曲部分に沿って配設したことにより、搬送路から搬送されるシャッターカーテンを、この転向ガイド部によってその搬送方向を上向きに変向させる助勢を行うことができ、シャッターカーカーテンの搬送の助勢とともに、このシャッターカーテンを渦巻き状に巻き取る動作をよりスムーズに行うことが可能となる。
【0110】
また、請求項11の構成によれば、ローラを複数で構成し、少なくともいずれか1つのローラに移動手段を設けたことにより、巻き取り時に徐々に巻径が大きくなるシャッターカーテンを、その巻径に応じてローラが移動して、各ローラが接触するよう構成されるので、このシャッターカーテンの移動の助勢と、巻き取りの助勢とを確実に行うことが可能となり、すなわちスムーズにシャッターカーテンが巻き取られるようになる。
【0111】
さらに、請求項12の構成によれば、転向ガイド部の湾曲部分に沿って配設される複数のプーリに、ベルトが巻回された構造としたことにより、搬送路から搬送されるシャッターカーテンは、面接触状態で搬送されることとなり、その搬送方向の変向の助勢や、渦巻き状に巻き取る動作がスムーズにかつ確実に行うことが可能となる。
【0112】
また、請求項13の構成によれば、上記請求項12の効果に加え、移動手段を設けたことにより、巻き取り時に徐々に巻径が大きくなるシャッターカーテンを、その巻径に応じてプーリが移動して、ベルトとシャッターカーテンとが間隙を生じさせることなく接触するよう構成されるので、このシャッターカーテンの移動の助勢と、巻き取りの助勢とを確実に行うことが可能となり、すなわちスムーズにシャッターカーテンが巻き取られるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるシャッターカーテン巻取装置の実施の形態を示す平面図
【図2】同側面図
【図3】同正面図
【図4】同部分拡大側面図
【図5】(a)同シャッターカーテン巻取装置による動作説明図
(b)同シャッターカーテン巻取装置による動作説明図
(c)同シャッターカーテン巻取装置による動作説明図
【図6】(a)同シャッターカーテン巻取装置による動作説明図
(b)同シャッターカーテン巻取装置による動作説明図
【図7】同シャッターカーテン巻取装置による動作説明図
【図8】同シャッターカーテン巻取装置による動作説明図
【図9】(a)他の実施の形態のシャッターカーテン巻取装置の側面図
(b)他の実施の形態のシャッターカーテン巻取装置の側面図
【図10】他の実施の形態のシャッターカーテン巻取装置の側面図
【符号の説明】
1…シャッターカーテン巻取装置
2…シャッターカーテン
4…搬送路
4a…基端
4b…先端
4c…中途部
8…転向ガイド部
9…搬送手段
9A…ローラ
9B…プーリ
9C…ベルト
14…軸
17…巻装ガイド部
18…基部
21…付勢部材
23…保持部
26…搬出部
45…検出手段
46…移動手段
50…移送手段

Claims (13)

  1. 伸長されて平板状とされたシャッターカーテンが載置され搬送される平滑な搬送路と、
    前記搬送路の搬出側となる先端に形成されるとともに、該搬送路面に対して略上向きとなって断面略円弧状に湾曲形成され、前記シャッターカーテンの搬送方向を上向き方向に案内する転向ガイド部と、
    前記搬送路の先端側に位置するとともに、該搬送路の近傍に配設され、前記シャッターカーテンの搬送路上の移動を助勢して、前記転向ガイド部へ前記シャッターカーテンを進入させる搬送手段と、
    前記転向ガイド部の湾曲面が略連続するように断面略円弧状に湾曲形成され、該転向ガイド部の近傍に配設される巻装ガイド部と、
    を具備し、前記搬送路上を搬送される前記シャッターカーテンを前記搬送手段にて前記転向ガイド部へ連続して進入させることで、平板状となっている前記シャッターカーテンを該転向ガイド部と前記巻装ガイド部にて渦巻き状に巻装させることを特徴とするシャッターカーテン巻取装置。
  2. 伸長されて平板状とされたシャッターカーテンが載置され搬送される平滑な搬送路と、
    前記搬送路の搬出側となる先端に形成されるとともに、該搬送路面に対して略上向きとなって断面略円弧状に湾曲形成され、前記シャッターカーテンの搬送方向を上向き方向に案内する転向ガイド部と、
    前記搬送路の先端側に位置するとともに、該搬送路の近傍に配設され、前記シャッターカーテンの搬送路上の移動を助勢して、前記転向ガイド部へ前記シャッターカーテンを進入させる搬送手段と、
    前記転向ガイド部の湾曲面が略連続するように断面略円弧状に湾曲形成され、該転向ガイド部の近傍に配設される巻装ガイド部と、
    前記転向ガイド部の近傍に配設され、前記転向ガイド部及び巻装ガイド部によって巻装状態とされる前記シャッターカーテンを、各ガイド部より外方へ搬出する搬出部と、
    を具備し、前記搬送路上を搬送される前記シャッターカーテンを前記搬送手段にて前記転向ガイド部へ連続して進入させることで、平板状となっている前記シャッターカーテンを該転向ガイド部と前記巻装ガイド部にて渦巻き状に巻装させ、その後、該巻装状態のシャッターカーテンを搬出部にて移送することを特徴とするシャッターカーテン巻取装置。
  3. 前記搬送路には、中途部およびまたは基端側に位置して、前記シャッターカーテンを搬送させる移送手段が配設されることを特徴とする請求項1又は2記載のシャッターカーテン巻取装置。
  4. 前記搬送路は、先端側が、基端側に対して俯角方向に傾斜した傾斜面よりなることを特徴とする請求項1又は2又は3記載のシャッターカーテン巻取装置。
  5. 前記搬送路は、少なくとも前記シャッターカーテンの幅方向における左右一対で構成されるとともに、前記シャッターカーテンの幅長に対応して幅方向に移動自在とされ、該シャッターカーテンの少なくとも左右端縁を支持することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載のシャッターカーテン巻取装置。
  6. 前記搬送路の中途部には、該搬送路上の前記シャッターカーテンの移動を一時停止させる保持部が配設されることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載のシャッターカーテン巻取装置。
  7. 前記巻装ガイド部は、基端が軸支されて揺動自在となっているとともに、付勢部材が備えられており、先端が常に前記搬送路の方向に付勢されることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1つに記載のシャッターカーテン巻取装置。
  8. 前記搬送路には、該搬送路上を移動する前記シャッターカーテンの終端を検知する検知手段が備えられていることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1つに記載のシャッターカーテン巻取装置。
  9. 前記搬送手段は、ローラにて構成されることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1つに記載のシャッターカーテン巻取装置。
  10. 前記搬送手段を構成するローラは、前記シャッターカーテンの搬送方向と直交する方向を軸線方向とされて配設されるとともに、互いに並列するように複数で構成され、かつ、各ローラが前記搬送路の先端及び前記転向ガイド部の湾曲部分に沿って配設されることを特徴とする請求項9記載のシャッターカーテン巻取装置。
  11. 前記搬送手段を構成するローラは、前記シャッターカーテンの搬送方向と直交する方向を軸線方向とされて配設されるとともに、互いに並列するように複数で構成されて、各ローラが前記搬送路の先端及び前記転向ガイド部の湾曲部分に沿って配設され、かつ、少なくともいずれか1つの前記ローラの支軸に他のローラの支軸との間隔を拡縮する移動手段が設けられ、渦巻き状に巻装される前記シャッターカーテンの巻径に応じて該支軸の位置が移動することを特徴とする請求項9記載のシャッターカーテン巻取装置。
  12. 前記搬送手段は、前記シャッターカーテンの搬送方向と直交する方向を軸線方向とされて互いに並列するとともに、前記搬送路の先端及び前記転向ガイド部の湾曲部分に沿って配設される複数のプーリを備え、各プーリにわたって巻回され、外周面が前記湾曲部分に沿うように設けられるベルトで構成されることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1つに記載のシャッターカーテン巻取装置。
  13. 前記搬送手段は、前記シャッターカーテンの搬送方向と直交する方向を軸線方向とされて互いに並列するとともに、前記搬送路の先端及び前記転向ガイド部の湾曲部分に沿って配設される複数のプーリを備え、各プーリにわたって巻回され、外周面が前記湾曲部分に沿うように設けられるベルトで構成され、かつ、少なくともいずれか1つの前記プーリの支軸に他のプーリの支軸との間隔を拡縮する移動手段が設けられ、渦巻き状に巻装される前記シャッターカーテンの巻径に応じて該支軸の位置が移動することを特徴とする請求項1〜8のいずれか1つに記載のシャッターカーテン巻取装置。
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