JP3811797B2 - 脂肪酸回収方法及び脂肪酸回収装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば食用油製造プラントの真空脱臭システムに好適に用いられる脂肪酸回収方法及び脂肪酸回収装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば食用油製造プラントの最終段階には食用油の脱臭工程がある。この脱臭工程では真空脱臭システムを用いて食用に供して好ましくない不快な臭いや呈味成分を除去し、食用油本来の風味をもつ精製油を得る工程である。この脱臭工程では高真空下、高温下で精製油を加熱して有臭成分や脂肪酸等の揮発性成分を水蒸気蒸留により除去する。この種の真空脱臭システムは、従来から一般的に、真空脱臭装置、脂肪酸回収装置及び真空形成装置を具備している。
【0003】
真空脱臭装置は、真空形成装置を介して形成された高真空(例えば3mmHg)下の塔本体内で各トレイにおいて精製油を例えば250℃前後まで加熱した後、精製油に水蒸気を吹き込んで水蒸気蒸留を行って有臭成分を含む脂肪酸(以下、単に「脂肪酸」と称す。)を脱臭し、脱臭後の精製油を回収する。真空脱臭装置において除去された脂肪酸は水蒸気に同伴し蒸留物として脂肪酸回収装置へ供給される。
【0004】
従来の脂肪酸回収装置は、例えば図4に示すように、真空脱臭装置1から流入管2Aを介して導入された蒸留物から脂肪酸を分離するミストセパレータ2と、ミストセパレータ2において分離された脂肪酸を流出管2Bから回収する回収槽3と、回収槽3から脂肪酸の一部を流入管2Aへ還流させる還流管4と、還流管4に設けられて脂肪酸を冷却する熱交換器4Aと、熱交換器4Aによって冷却された低温脂肪酸を流入管2A内に噴射してミストセパレータ2の直前で蒸留物を冷却してミストを生成させる噴射ノズル5とを備えている。また、還流管4には温度監視装置5が設けられ、温度監視装置5Aを介してバルブ5Bの開度を調節して熱交換器4Aの冷媒の流量を制御し、延いては低温脂肪酸の温度を制御している。尚、図4において、3Aは低温脂肪酸を循環させるポンプ、6はスチームエジェクタである。
【0005】
また、他のタイプの脂肪酸回収装置は、例えば図5に示すように、上述のミストセパレータ2の上流側に真空脱臭装置1から導入された蒸留物から脂肪酸を凝縮させる凝縮器7を備え、脂肪酸を凝縮器7及びミストセパレータ2の両方で脂肪酸を回収するようにしてある。また、凝縮器7及びミストセパレータ2には温水タンク8が接続され、温水タンク8から凝縮器7及びミストセパレータ2の両方に温水を供給し、これら両者7、2において脂肪酸が凝固しないようにしてある。尚、図5において、8Aは温水を循環させるポンプ、9は脂肪酸を所定の場所へ送るポンプである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図4に示す脂肪酸回収装置の場合には、回収槽3の脂肪酸を熱交換器4Aによって冷却した後還流管4を介してミストセパレータ2の上流側に戻し、この低温脂肪酸を噴射ノズル5から噴射して真空脱臭装置1からの蒸留物を冷却するため、回収槽3の脂肪酸を循環させる還流管4、ポンプ3A及び脂肪酸を冷却する熱交換器4Aが必要であり、しかも脂肪酸の循環や冷却にエネルギーを消費し、設備コストやランニングコストが高くなるという課題があった。また、図5に示す脂肪酸回収装置の場合には、低温脂肪酸を循環させる代わりに凝縮器7及びミストセパレータ2の両方に温水を循環させるため、温水タンク8、循環配管及びポンプ8Aが必要で設備的にも配管構造が複雑になり、しかも温水の循環にエネルギーを消費し、設備コストやランニングコストが高くなるという課題があった。また、いずれの場合にも脂肪酸や温水用の循環ポンプを運転するため、運転操作が複雑であるという課題があった。
【0007】
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、設備的に簡素化することができると共にエネルギー消費量を節約することができ、しかも運転操作を簡素化することができる脂肪酸回収方法及び脂肪酸回収装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1に記載の脂肪酸回収方法は、真空脱臭装置から導入された蒸留物から有臭成分を含む脂肪酸を回収する方法において、上記蒸留物の温度によって発生する自然通風によって上記蒸留物を冷却することを特徴とするものである。
【0009】
また、本発明の請求項2に記載の脂肪酸回収方法は、請求項1に記載の発明において、上記自然通風と同一方向または逆方向に上記蒸留物を流すことを特徴とするものである。
【0010】
また、本発明の請求項3に記載の脂肪酸回収方法は、請求項1または請求項2に記載の発明において、冷却後の上記蒸留物の温度に基づいて上記自然通風の風量を調節することを特徴とするものである。
【0011】
また、本発明の請求項4に記載の脂肪酸回収装置は、真空脱臭装置から導入された蒸留物から有臭成分を含む脂肪酸を回収する脂肪酸回収装置において、上記真空脱臭装置の下流側に設けられ且つ自然通風によって上記蒸留物を冷却する自然通風型冷却装置を備えたことを特徴とするものである。
【0012】
また、本発明の請求項5に記載の脂肪酸回収装置は、真空脱臭装置から導入された蒸留物から有臭成分を含む脂肪酸を回収する脂肪酸回収装置において、上記真空脱臭装置の下流側に設けられ且つ自然通風によって上記蒸留物を冷却する自然通風型冷却装置と、この自然通風冷却装置を通過する上記蒸留物の温度に基づいて上記自然通風量を調節する通風量調節手段とを備えことを特徴とするものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図1〜図3に示す実施形態に基づいて本発明を説明する。尚、各図中、図1は本発明の脂肪酸回収装置の一実施形態を示す構成図、図2は本発明の脂肪酸回収装置の他の実施形態を示す構成図、図3は脂肪酸回収率と温度との関係を示すグラフである。
【0014】
本実施形態の脂肪酸回収装置10は、例えば図1に示すように、真空脱臭装置11と流入管12を介して接続された自然通風型冷却装置13と、この自然通風型冷却装置13と流出管14を介して接続されたミストセパレータ15と、このミストセパレータ15の下端出口に配管16を介して接続された脂肪酸回収槽17と、ミストセパレータ15の上端出口に配管18を介して接続され且つ真空形成装置の一部として構成されたスチームエジェクタ19とを備え、スチームエジェクタ19を含む真空形成装置によって真空脱臭装置11内を所定の真空度に保持して有臭成分を含む脂肪酸(以下、単に「脂肪酸」と称す。)を真空下で水蒸気蒸留し、自然通風型冷却装置13及びミストセパレータ15において脂肪酸を凝縮した後脂肪酸回収槽17において回収している。
【0015】
而して、自然通風型冷却装置13は、例えば冷却用空気が流れるチューブ13Aと、このチューブ13Aを囲む通気筒13Bとを備え、自然通風を利用し他のエネルギーを使用することなく脂肪酸を回収することができるように構成されている。即ち、真空脱臭装置11からの流入管12は自然通風冷却装置13の上部に接続され、ミストセパレータ15への流出管14は自然通風冷却装置13の下部に接続され、蒸留物がチューブ13Aの外側で通気筒13Bの内側を下降流で通過する間にチューブ13A内側の空気が蒸留物によって加熱されて空気の上昇流を発生する。この結果、蒸留物と空気がチューブ13Aを介して向流接触し、チューブ13A内を上昇流で通過する空気によって蒸留物を冷却し、蒸留物から脂肪酸を凝縮する。この際、チューブ13Aの外側を通過する脂肪酸の蒸気圧(PFAmmHg)と温度(t℃)との間には下記の▲1▼式に示すアントワン(Antoine)の式が成立する。
logPFA=A−(B/t+C)・・・・▲1▼
但し、A、B、Cは定数である。
【0016】
自然通風型冷却装置13において凝縮したミスト状の脂肪酸は更にミストセパレータ15において回収される。このミストセパレータ15は例えばサイクロンとして形成され、自然通風型冷却装置13からの蒸留物がミストセパレータ15内を旋回する間にミスト状の脂肪酸を凝縮して回収する。
【0017】
また、自然通風型冷却装置13には通気筒13B内の通気量を調節する通風量調節手段20が設けられ、通風量調節手段20によって通風量を調節して空気による冷却能力を制御するようにしている。
【0018】
即ち、通風量調節手段20は、通気筒13Bの上部に配設された開閉体20Aと、この開閉体20Aを開閉する開閉駆動機構20Bと、ミストセパレータ15とスチームエジェクタ19間の配管18に設けられ且つミストセパレータ15から流出する蒸留物の温度を検出する温度センサ20Cと、温度センサ20Cの検出温度に基づいて開閉駆動機構20Bを制御する開閉制御装置20Dとを備え、開閉制御装置20Dを介して開閉駆動機構20Bを制御して開閉体20Aの開度を調節するようにしてある。また、開閉制御装置20Dは、予め設定された基準温度等を記憶する記憶部と、基準温度と検出温度の比較する比較部とを有し、基準温度を中心に開閉体20Aの開度を調節して自然通風量を制御して蒸発物を最適冷却する。通気筒13B内の通風量が大き過ぎて蒸留物が過冷却される場合には脂肪酸がチューブ13Aの外側で凝固する虞があるため、このような場合には温度センサ20Cの検出温度に基づいて開閉制御装置20Dを介して開閉駆動機構20Bを制御して開閉体20Aの開度を絞って通風量を少なくして脂肪酸の凝固を防止する。逆に自然通風型冷却装置13の冷却不足で蒸留物の温度が高く脂肪酸を十分に回収でいない場合には開閉制御装置20Dを介して開閉体20Aの開度を大きくして蒸留物をより強く冷却して脂肪酸を凝縮させて確実に回収する。
【0019】
脂肪酸回収槽17の流出管21にはその上流側から下流側に向けてポンプ22及びバルブ23が順次設けられていると共に脂肪酸回収槽17には液面センサ24が設けられ、脂肪酸回収槽17内で脂肪酸が上限及び下限に容量に達した時点で液面センサ24が働いてバルブ23を開閉すると共にポンプ22が駆動、停止して脂肪酸回収槽17内の脂肪酸を次工程へ送る。
【0020】
また、図2は本発明の脂肪酸回収装置の他の実施形態を示す図である。本実施形態の脂肪酸回収装置10Aは、蒸留物と空気を並流接触させている以外は上記実施形態に準じて構成されている。即ち、真空脱臭装置11からの流入管12が自然通風型冷却装置13の下部に接続され、流出管14が自然通風型冷却装置13の上部に接続されている。そして、凝縮液化した脂肪酸を自然通風型冷却装置13の下部に接続された回収管14Aを介して脂肪酸回収槽17に接続されている。その他は上記実施形態と同様に構成されているため、上記実施形態の脂肪酸回収装置10と同一部分または相当部分には同一符号を付し、その説明を書略する。
【0021】
次に、本発明の脂肪酸回収方法を脂肪酸回収装置10の動作と共に説明する。例えば、真空脱臭装置11の蒸留物が流入管12から自然通風冷却装置13内へ流入する。この際の自然通風型冷却装置13の通気筒13B内でチューブ13A外の蒸留物は例えば下記に示す性状であった。150℃の蒸留物が自然通風型冷却装置13の通風筒13B内でチューブ13A外を通過する間にチューブ13A内では空気が蒸留物によって加熱されてチューブ13A内を上昇流で通過し、結果的に蒸留物はチューブ13Aを介して空気と向流接触して冷却される。
〔蒸留物の性状〕
真空度=3.5mmHg
水蒸気流量=94kg/hr
脂肪酸流量=6.25kg/hr(但し、パルミチン酸換算)
空気流量=3kg/hr
蒸留物の温度=150℃
この時の脂肪酸の蒸気圧(PFA)と温度(t)との間には上述したアントワンの式が成り立ち、脂肪酸の蒸気圧及びアントワンの式の各定数は具体的には下記の通りになる。これらの数値をアントワンの式に当て嵌めると、t=92.4となり、蒸留物が92.4℃まで冷却されると脂肪酸の凝縮が始まることになる。
FA=0.01596mmHg、
A=6.23、B=1700、C=119.3(P<10mmHgの時)
【0022】
また、蒸留物の温度は150℃であり、真空度が3.5mmHgであることから水蒸気は過熱水蒸気の状態である。そこで、自然通風型冷却装置13において蒸留物が冷却されて過熱水蒸気が急激に冷却されて例えば35℃まで低下しても、水蒸気は飽和水蒸気に達していないため、脂肪酸のみが凝縮液化して水蒸気から効率よく分離する。凝縮液化した脂肪酸は流出管14からミストセパレータ15を経由して配管16を介して脂肪酸回収槽17において回収される。水蒸気は飽和状態に達していないためミストセパレータ15を経由して後工程へ流出する。また、自然通風型冷却装置13において凝縮しなかった脂肪酸はミストセパレータ15において更に水蒸気から分離し、脂肪酸回収槽17において回収される。
【0023】
この際、通風量調節手段20の温度センサ20Cによってミストセパレータ15から流出する蒸留物(水蒸気を主成分とする)の温度を検出し、この検出温度に即して開閉体20Aの開度を調節し、冷却の度合いを調節する。蒸留物の冷却が不足すれば、開閉体20Aの開度を大きくして空気の通風量を高めて蒸留物を更に冷却すると、脂肪酸の蒸気圧も低下して凝縮液化が促進され、脂肪酸の回収率を極限まで高めることができる。脂肪酸の回収率と温度との関係を示したものが図3である。図3に示すグラフによれば蒸留物の温度が35℃に達すれば、脂肪酸の殆ど回収することができる。
【0024】
以上説明したように本実施形態によれば、真空脱臭装置11の下流側に設けられ且つ自然通風によって蒸留物を冷却して凝縮させる自然通風型冷却装置13を備え、自然通風型冷却装置13のチューブ13A外で通気筒13B内を通過する蒸留物の温度によって発生するチューブ13A内の自然通風によって蒸留物を冷却するようにしたため、冷却設備として自然通風型冷却装置13を設けるだけで、冷却媒体の配管や冷媒の循環配管等が一切不要で設備的に簡素化することができると共に冷却用エネルギーの消費量を節約することができ、しかも設備の運転操作を簡素化することができる。
【0025】
また、本実施形態によれば、自然通風冷却装置11を流出する蒸留物の温度に基づいて自然通風量を調節する通風量調節手段20を設けたため、自然通風型冷却装置11から流出した蒸留物の温度を最適制御して蒸留物から脂肪酸を確実に凝縮、液化させて回収することができる。
【0026】
尚、本発明は上記実施形態に何等制限されるものではなく、上記各実施形態に何等制限されるものではない。要は、真空脱臭装置から導入される蒸留物を、自然通風を利用して冷却する自然通風型冷却装置を設けた脂肪酸回収装置であれば、本発明に包含される。また、自然通風型冷却装置を最適制御するために通風量調節手段を設けた脂肪酸回収装置も本発明に包含される。
【0027】
【発明の効果】
本発明の請求項1〜請求項5に記載の発明によれば、設備的に簡素化することができると共にエネルギー消費量を節約することができ、しかも運転操作を簡素化することができる脂肪酸回収方法及び脂肪酸回収装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の脂肪酸回収装置の一実施形態を示す構成図である。
【図2】本発明の脂肪酸回収装置の他の実施形態を示す構成図である。
【図3】脂肪酸回収率と温度との関係を示すグラフである。
【図4】従来の脂肪酸回収装置の一例を示す構成図である。
【図5】従来の脂肪酸回収装置の他の例を示す構成図である。
【符号の説明】
10 脂肪酸回収装置
11 真空脱臭装置
13 自然通風型冷却装置
20 通風量調節手段

Claims (5)

  1. 真空脱臭装置から導入された蒸留物から有臭成分を含む脂肪酸を回収する方法において、上記蒸留物の温度によって発生する自然通風によって上記蒸留物を冷却することを特徴とする脂肪酸回収方法。
  2. 上記自然通風と同一方向または逆方向に上記蒸留物を流すことを特徴とする請求項1に記載の脂肪酸回収方法。
  3. 冷却後の上記蒸留物の温度に基づいて上記自然通風の風量を調節することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の脂肪酸回収方法。
  4. 真空脱臭装置から導入された蒸留物から有臭成分を含む脂肪酸を回収する脂肪酸回収装置において、上記真空脱臭装置の下流側に設けられ且つ自然通風によって上記蒸留物を冷却する自然通風型冷却装置を備えたことを特徴とする脂肪酸回収装置。
  5. 真空脱臭装置から導入された蒸留物から有臭成分を含む脂肪酸を回収する脂肪酸回収装置において、上記真空脱臭装置の下流側に設けられ且つ自然通風によって上記蒸留物を冷却する自然通風型冷却装置と、この自然通風冷却装置を通過する上記蒸留物の温度に基づいて上記自然通風量を調節する通風量調節手段とを備えことを特徴とする脂肪酸回収装置。
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