JP3811784B2 - Game machine - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】
この発明は、遊技球が所定の領域を通過したことに基いて、大当りかハズレかを抽選し、大当りの抽選結果が出た場合に入賞口を開口する入賞装置を備え、その入賞口に遊技球が入賞した場合に賞球を払出す遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の遊技機として、たとえば図13および図14に示すパチンコ機が知られている。
図13は、そのパチンコ機を正面から見た概略説明図であり、図14は、図13に示すパチンコ機において大当りが発生した場合のラウンドの進行を示すタイムチャートである。
パチンコ機500に設けられた操作ハンドル501を操作して発射された遊技球が第1種始動口502、あるいは、両翼を開放した普通電動役物503に入賞すると、特別図柄表示器504の画面上の横方向3個所において複数の図柄(たとえば、0〜9)が上下方向にスクロール表示される。そして、所定時間経過後に3個所に確定表示された3つの特別図柄が大当り図柄(たとえば、図13に示すような「777」)に揃うと大当りが発生し、扉式の開閉部材505が開作動し、大入賞口506が開口する。
そして、大入賞口506に遊技球が入賞すると、入賞球1個に付き、所定個数(たとえば、15個)の賞球が上受け皿507に払出される。また、大入賞口506に入賞した入賞球の数が所定数(たとえば、10個)に達するか、あるいは、大入賞口506が開口してから所定時間(たとえば、30秒)経過するか、いずれかの条件が満たされると、開閉部材505が閉作動し、大入賞口506が閉口する。さらに、大入賞口506に入賞した遊技球が大入賞口506の内部に設けられた特定領域508を通過すると、大入賞口506が連続して開口する権利が発生する。このように、大入賞口506が開口してから閉口するまでを1ラウンドとし、遊技球が特定領域508を通過することを条件として、複数のラウンド(たとえば、15ラウンド)の遊技を行うことができる。
【0003】
各ラウンドは、図14に示すタイムチャートに従って進行する。なお、図14は、大入賞口開放時間T3の経過を条件として各ラウンドが終了する場合を示す。
まず、大当り図柄が確定表示されてから停止時間T1(たとえば3秒)が経過すると、特別図柄表示器504の画面に大当りの発生を祝福する大当りデモンストレーション表示が開始され、その開始から判定後インターバル時間T2(たとえば10秒)が経過すると、第1ラウンドが始まり、開閉部材505が開作動し、大入賞口506が開口する。
そして、大入賞口506が開口してから大入賞口開放時間T3(たとえば30秒)が経過すると、第1ラウンドが終了し、その終了から開放後インターバル時間T5(たとえば3秒)が経過すると、第2ラウンドが始まる。なお、開放後インターバル時間T5の中には、ラウンドが終了してからの経過時間、役物連続作動有効時間T4が含まれる。つまり、遊技球が大入賞口506に入賞してから特定領域508を通過するに至るまでに所定時間(役物連続作動有効時間)要するため、大入賞口506が閉口する直前に遊技球が大入賞口506に入賞した場合のことを考え、その所定時間内に特定領域508を通過した遊技球を有効なものとして処理する。このように、開放後インターバル時間T5を各ラウンド間に挟みながらラウンドが進行する。なお、大当りの遊技中は、特別図柄の変動表示は行われない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来のパチンコ機500は、大入賞口506が開口した直後に大入賞口506に入賞した1個目または2個目の入賞球を半強制的に特定領域508に誘導する構造になっているため、開放後インターバル時間T5は無意味で退屈な時間に感じてしまう。また、大当り遊技では、毎回同じ大当りデモンストレーション表示が行われるため、直ぐに飽きてしまう。さらに、発射された遊技球の大半が大入賞口506に向かって流下するように設計されているため、短時間で大入賞口506の規定入賞数の10個に達してしまうため、大入賞口開放時間T3の満了により大入賞口506が閉口することは殆どなく、大当りの遊技時間が非常に短く単調になる。
つまり、従来のパチンコ機500は、大当りの遊技が単調になってしまうという問題がある。
【0005】
そこでこの発明は、大当りの遊技の単調化を解消することができる遊技機を実現することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段・作用および効果】
この発明は、上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、遊技球が所定の領域を通過したことに基づいて、大当りかハズレかを抽選する抽選手段と、この抽選手段が大当りの抽選結果を出した場合に入賞口を開口する入賞装置と、遊技球が前記入賞口に入賞した場合に賞球を払出す賞球払出装置と、前記所定の領域を通過した遊技球の通過数を複数記憶する記憶手段と、前記記憶手段に前記通過数が1以上記憶されたときに、前記抽選手段の抽選結果に基づいた画像の変動表示から確定表示までの表示を行う画像表示装置と、前記入賞口の開閉を制御する制御手段と、を備えており、前記画像表示装置は、前記入賞口が開口し続けており、前記入賞口に入賞した遊技球が所定数に達するまでの期間に前記記憶手段に記憶された通過数が所定数以上になった場合に前記抽選手段の抽選結果に基づいた画像の変動表示を開始し、前記制御手段は、前記入賞口に入賞した遊技球が所定数に達するまで前記入賞口が開口し続ける状態を維持し、かつ、前記入賞口を開口し続けているときに前記画像表示装置により前記画像の変動表示を開始する場合は、開口し続けている途中で前記入賞口を閉口し、その後、前記変動表示している画像が確定表示された場合に前記入賞口を再度開口するという技術的手段を用いる。
【0007】
遊技球が所定の領域を通過すると、抽選手段が大当りかハズレかを抽選し、その抽選結果が大当りであった場合に入賞装置が入賞口を開口する。そして、入賞口に遊技球が入賞すると賞球払出装置が賞球を払出す。記憶手段は、所定の領域を通過した遊技球の通過数を複数記憶する。また、画像表示装置は、記憶手段に前記通過数が1以上記憶されたときに、抽選手段の抽選結果に基づいた画像の変動表示から確定表示までの表示を行う。さらに、制御手段は、入賞口の開閉を制御する。
そして、制御手段は、入賞口に入賞した遊技球が所定数に達するまで入賞口が開口し続ける状態を維持し、かつ、入賞口を開口し続けているときに画像表示装置により画像の変動表示が開始される場合は、開口し続けている途中で入賞口を閉口し、その後、変動表示している画像が確定表示された場合に入賞口を再度開口する。また、画像表示装置は、入賞口が開口し続けているときに通過数が上記所定数以上になった場合に画像の変動表示を開始する。
つまり、大当りが発生した場合は、入賞口に入賞した遊技球が所定数に達するまで入賞口が開口し続ける状態が維持されるため、従来のように、入賞口の無駄な開閉が存在しない。しかも、画像表示装置は、通過数が上記所定数以上になった場合は、入賞口が開口し続けている途中でも画像の変動表示から確定表示までを行うことができるため、大当り遊技毎に毎回同じデモンストレーション表示を行う従来とは異なり、飽き難い。また、画像表示装置は、入賞口が開口し続けているときに通過数が上記所定数以上になった場合に画像の変動表示を開始するため、入賞口を開口し続けているときに、記憶手段に記憶されている通過数の多少に関係なく、通過数が記憶されている場合は常に画像の変動表示から確定表示を行う場合よりも変化のある遊技を楽しむことができる。
したがって、大当りの遊技の単調化を解消することができる遊技機を実現することができる。
【0010】
請求項2に記載の発明では、遊技球が所定の領域を通過したことに基づいて、大当りかハズレかを抽選する抽選手段と、この抽選手段が大当りの抽選結果を出した場合に入賞口を開口する入賞装置と、遊技球が前記入賞口に入賞した場合に賞球を払出す賞球払出装置と、前記所定の領域を通過した遊技球の通過数を複数記憶する記憶手段と、前記記憶手段に前記通過数が1以上記憶されたときに、前記抽選手段の抽選結果に基づいた画像の変動表示から確定表示までの表示を行う画像表示装置と、前記入賞口の開閉を制御する制御手段と、を備えており、前記抽選手段は、前記記憶手段に記憶されている前記通過数のそれぞれについて前記抽選を行い、前記記憶手段は、前記抽選手段の抽選結果と前記通過数とを対応付けて記憶し、前記画像表示装置は、前記入賞口が開口し続けており、前記入賞口に入賞した遊技球が所定数に達するまでの期間において、前記大当りの抽選結果と対応付けられている通過数が前記記憶手段に記憶されている場合に、その抽選結果に基づいた画像の変動表示を開始し、前記制御手段は、前記入賞口に入賞した遊技球が所定数に達するまで前記入賞口が開口し続ける状態を維持し、かつ、前記入賞口を開口し続けているときに前記画像表示装置により前記画像の変動表示を開始する場合は、開口し続けている途中で前記入賞口を閉口し、その後、前記変動表示している画像が確定表示された場合に前記入賞口を再度開口するという技術的手段を用いる。
【0011】
つまり、抽選手段の抽選結果は通過数と対応付けて記憶手段に記憶され、制御手段は、入賞口を開口し続けているときに、大当りの抽選結果と対応付けられている通過数が記憶手段に記憶されている場合に入賞口を閉口させ、画像表示装置は、画像の変動表示から確定表示を行う。
したがって、入賞口を開口し続けているときに、通過数と対応付けられている抽選結果が大当りかハズレかに関係なく、通過数が記憶されている場合は常に画像の変動表示から確定表示を行う場合よりも変化のある遊技を楽しむことができる。
【0012】
請求項3に記載の発明では、遊技球が所定の領域を通過したことに基づいて、大当りかハズレかを抽選する抽選手段と、この抽選手段が大当りの抽選結果を出した場合に入賞口を開口する入賞装置と、遊技球が前記入賞口に入賞した場合に賞球を払出す賞球払出装置と、前記所定の領域を通過した遊技球の通過数を複数記憶する記憶手段と、前記記憶手段に前記通過数が1以上記憶されたときに、前記抽選手段の抽選結果に基づいた画像の変動表示から確定表示までの表示を行う画像表示装置と、前記画像の変動表示から確定表示までの変動パターンを複数の変動パターンから選択する選択手段と、前記入賞口の開閉を制御する制御手段と、を備えており、前記選択手段は、前記記憶手段に記憶されている前記通過数のそれぞれについて前記変動パターンの選択を行い、前記記憶手段は、前記通過数と前記選択手段により選択された変動パターンとを対応付けて記憶し、前記画像表示装置は、前記入賞口が開口し続けており、前記入賞口に入賞した遊技球が所定数に達するまでの期間において、所定の変動パターンと対応付けられている通過数が前記記憶手段に記憶されている場合に、その変動パターンに従って前記抽選結果に基づいた画像の変動表示を開始し、前記制御手段は、前記入賞口に入賞した遊技球が所定数に達するまで前記入賞口が開口し続ける状態を維持し、かつ、前記入賞口を開口し続けているときに前記画像表示装置により前記画像の変動表示を開始する場合は、開口し続けている途中で前記入賞口を閉口し、その後、前記変動表示している画像が確定表示された場合に前記入賞口を再度開口するという技術的手段を用いる。
【0013】
つまり、選択手段により選択された変動パターンは通過数と対応付けて記憶手段に記憶され、制御手段は、入賞口を開口し続けているときに、所定の変動パターンと対応付けられている通過数が記憶手段に記憶されている場合に入賞口を閉口させ、画像表示装置は、画像の変動表示から確定表示を行う。
したがって、入賞口を開口し続けているときに、通過数と対応付けられている変動パターンがどんな変動パターンであっても常に画像の変動表示から確定表示を行う場合よりも変化のある遊技を楽しむことができる。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、この発明に係る遊技機の実施形態について図を参照して説明する。なお、以下に記載する各実施形態では、この発明に係る遊技機として第1種のパチンコ機を例に挙げて説明する。
<第1実施形態>
この実施形態のパチンコ機は、特別図柄始動記憶数U1が3以上になった場合に開口中の大入賞口が一旦閉口し、特別図柄の変動表示が行われることを特徴とする。
[全体の主要構成]
まず、第1実施形態に係るパチンコ機の主要構成について図1を参照して説明する。図1は、この実施形態に係るパチンコ機の外観を示す斜視説明図である。
パチンコ機1には、前枠2がヒンジ8を回動軸として開閉可能に備えられており、その前枠2には、ガラス枠4が開閉可能に取付けられている。前枠2の右側には、ガラス枠4開閉用の鍵を差し込む鍵穴3が設けられている。ガラス枠4の内部には、遊技盤5が設けられており、前枠2の右側下方には、遊技球を遊技盤5へ発射する発射モータ(図4において符号15eで示す)を操作するための発射ハンドル15が回動可能に取付けられている。
ガラス枠4の下方には、賞球や貸球が供給される賞球・貸球供給口6aが形成されており、この賞球・貸球供給口6aの供給側には、その賞球・貸球供給口6aから供給された賞球や貸球を溜めておくための上受け皿6が取り付けられている。上受け皿6の下方には、上受け皿6の収容可能数を超えて流下した賞球や上受け皿球抜きレバー6bの操作により上受け皿6から排出された遊技球などを排出する排出口7aが形成されている。排出口7aの排出側には、その排出口7aから排出された遊技球を収容しておくための下受け皿7が設けられている。また、遊技盤5の上方には、枠ランプ9が設けられており、下受け皿7の左側には、灰皿7bが設けられている。
【0027】
[遊技盤5の主要構成]
次に、遊技盤5の主要構成について図2を参照して説明する。図2は、遊技盤5の主要構成を示す正面説明図である。
遊技盤5の略中央には、センターケース30が設けられている。センターケース30には、天入賞口31と、3個のLEDからなる普通図柄表示装置34と、この普通図柄表示装置34の始動可能な回数として始動を保留している数(以下、普通図柄始動記憶数と称する)を4個のLEDにより表示する普通図柄始動記憶表示LED35と、特別図柄、背景画像、リーチの演出画像、大当り遊技中の演出画像などを液晶で表示する図柄表示器32aとが備えられている。
なお、特別図柄の始動可能な回数として始動を保留している数(以下、特別図柄始動記憶数と称する)は、図柄表示器32aの画面に表示される。また、確定表示とは、最終的に確定した特別図柄を表示したという意味であり、確定表示の態様には、変動が完全に停止した状態の他、完全に停止しないで上下または左右に振動するなど、所定の動きを伴っている状態などが含まれる。さらに、以下の説明では、図柄表示器32aの画面左側に変動表示される図柄列を左図柄列、画面中央に変動表示される図柄列を中図柄列、画面右側に変動表示される図柄列を右図柄列と称する。また、左図柄列を構成する特別図柄を左図柄、中図柄列を構成する特別図柄を中図柄、右図柄列を構成する特別図柄を右図柄と称し、画面左側に確定表示される特別図柄を左確定図柄、画面中央に確定表示される特別図柄を中確定図柄、画面右側に確定表示される特別図柄を右確定図柄と称する。
【0028】
センターケース30の両側上方には、LEDにより装飾された装飾風車46がそれぞれ設けられている。左側の装飾風車46の左斜め下方には、遊技球の通過により普通図柄表示装置34を作動させる機能を有する普通図柄作動ゲート26が設けられている。右側の装飾風車46の下方および普通図柄作動ゲート26の右斜め下方には、風車24がそれぞれ設けられており、左側の風車24の斜め左下には、左袖入賞口13が設けられている。左袖入賞口13の斜め右下には、左下入賞口23が設けられており、左下入賞口23の右方向には、右下入賞口22が設けられている。
センターケース30の下方には、図柄表示器32aに対して特別図柄の変動表示を行わせる機能を有する第1種始動口27が設けられており、この第1種始動口27の下部には普通図柄表示装置34の確定図柄が当たり図柄となった場合に両翼を開放する普通電動役物28が設けられている。両翼を開放した普通電動役物28は、第1種始動口27と同じ機能を備えている。
【0029】
普通電動役物28の右側には、大当りが発生した場合に作動する変動入賞装置40が設けられている。この変動入賞装置40には、大当りの発生時に開放動作して大入賞口43を開口する板状の開閉部材41が扉式に開閉可能に取り付けられている。大入賞口43は、横長の長方形状に形成されており、第1種始動口27よりも高い位置に形成される。大入賞口43は、大入賞口43への入賞数が150個に達するまで開口し続け、特別図柄始動記憶数U1が3以上になった場合に、一旦閉口し、図柄表示器32aが特別図柄の変動表示を開始し、全図柄が確定表示されると、再度開口する。
つまり、大入賞口43の無駄な開閉がないし、大当りが発生する毎に毎回同じ大当りデモンストレーション表示が行われことがないし、次の抽選結果を知ることもできるため、遊技が単調化してしまうおそれがない。
【0030】
また、第1種始動口27、普通電動役物28および大入賞口43は、上記の位置関係にあるため、大入賞口43が開口したときに、発射ハンドル15の右方向への回動量を多くする、いわゆる右打ちをすることにより、発射された遊技球が遊技領域の右側を流下するため、大入賞口43への入賞数が短時間で増加するようになっている。たとえば、毎分100個の遊技球を発射することができ、それら発射された遊技球の総てが大入賞口43に入賞し、150個の入賞で大入賞口43が閉口するものと仮定すると、150個の遊技球を発射するためには、1分30秒かかるため、1分30秒で大当り遊技が終了することになる。
つまり、遊技者の意志により、大当りの遊技を早期に終了させることができるため、遊技が単調化してしまうおそれがない。
また、逆に、発射された遊技球が遊技盤の左側の遊技領域を流下するようにすれば、大入賞口43への入賞数が減少する代わりに第1種始動口27または両翼を開放した普通電動役物28への入賞数が増加し、開口中の大入賞口43が一旦閉口し、特別図柄の変動表示が開始されるようになっている。
つまり、遊技者の意志により、大当りの遊技時間を長くすることができるように構成されているため、遊技が単調化してしまうおそれがない。また、大入賞口43が一旦閉口している期間を利用して賞球を収容する箱を取りに行く時間などを作り出すことができる。
【0031】
また、遊技盤5には、発射された遊技球を遊技領域へ案内するレール16が取付けられており、そのレール16により、円形の遊技領域が形成されている。そのレール16の上方部分により遊技領域と画された外側であって、遊技盤5の上方の左右角部には、LEDにより装飾されたコーナー飾り11が取付けられている。さらに、遊技盤5の左右には、LEDにより装飾されたサイド飾り20がそれぞれ設けられている。さらに、遊技盤5の最下部には、入賞しなかった遊技球をアウト球として回収するアウト口45が設けられている。そして、遊技盤5には、多くの釘(図示省略)が打ち込まれており、遊技盤5に発射された遊技球は、釘の間を乱舞しながら落下し、各入賞口や第1種始動口27に入賞したり、普通図柄作動ゲート26を通過したり、あるいはアウト口45から回収されたりする。
【0032】
(変動入賞装置40の構造)
次に、変動入賞装置40の構造について図3を参照して説明する。
図3は、変動入賞装置40の表機構および裏機構を示す説明図である。図3(A)は、振分部材が特定領域側に傾いた状態を示し、図3(B)は、振分部材が一般領域側に傾いた状態を示す。
なお、以下の説明において、遊技盤5の表面からパチンコ機1の前に座った遊技者に向かう方向を前方と称し、その逆方向を後方と称する。
【0033】
変動入賞装置40は、遊技盤5の表面に設けられる表機構40aと、遊技盤5の裏面に設けられる裏機構40bとから構成される。表機構40aには、横長のハウジング47が備えられており、そのハウジング47の上部には、横長の開閉部材41がその両端を軸にして回動可能に取付けられている。開閉部材41は、大当り遊技が開始されると図3に示すように前方に倒れ、横長の大入賞口43が開口し、大当り遊技が終了すると後方に復帰し、大入賞口43が閉口し、開閉部材41の前面とハウジング47の前面とが略面一になる。また、開閉部材41の裏面には、流下した遊技球P1,P2を受け止めるための平面状の受止め面41aが形成されている。また、ハウジング47の前面下部の左側には、ラウンド数を表示するラウンド数表示部301が設けられており、右側には入賞数を表示する入賞数表示部302が設けられている。ラウンド数表示部301および入賞数表示部302は、それぞれ7セグメントLEDにより2桁の数字を表示する構成になっている。
【0034】
裏機構40bには、ハウジング52が備えられており、そのハウジング52の内部の向かって左側には特定領域53が設けられており、右側には一般領域64が設けられている。また、特定領域53および一般領域64の前面には、振分部材42が設けられている。振分部材42は、横長の板状に形成されており、その底面の略中央は、円筒形状の支持部材42bが取付けられている。支持部材42bには、軸部材42dが挿通されており、振分部材42は、支持部材42bを支点にしてシーソーのように上下動するようになっている。また、振分部材42の右端には、振分部材ソレノイド42aのプランジャに連結された連結部材42cが挿通されている。
つまり、振分部材ソレノイド42aの駆動により連結部材42cが上昇すると、図3(A)に示すように振分部材42の左端が下降し、連結部材42cが下降すると、図3(B)に示すように振分部材42の右端が下降する。また、振分部材42は、右端が下降した状態では、上昇した左端により特定領域53への流下経路が塞がれた状態になる。
【0035】
大当り遊技が開始され、大入賞口43が開口した当初は、振分部材42は、図3(A)に示すように特定領域53の方に傾いている。このため、受止め面41aにより受け止められた遊技球P1は、大入賞口43に入賞し、振分部材42の上面を左側へ転がって特定領域53を通過し(図中破線で示す流下経路R1)、特定領域スイッチ53a(図4)により検出される。また、受止め面41aの右端で受け止められた遊技球P2は、大入賞口43に入賞し、振分部材42の上面を右側へ転がって一般領域64を通過し(図中破線で示す流下経路R2)、大入賞口スイッチ43a(図4)により検出される。
つまり、受止め面41aの右端で受け止められない限り、殆どの遊技球は、特定領域53を通過することになるため、大入賞口43に入賞した1個目の遊技球が特定領域53を通過する確率が非常に高くなるように構成されている。
そして、特定領域スイッチ53aにより最初の遊技球が検出されると、振分部材42は、直ぐに図3(B)に示すように、一般領域64の方に傾く。
つまり、最初の遊技球が特定領域53を通過した以降の遊技球の殆どは、一般領域64を通過し、大入賞口スイッチ43aにより検出される。
【0036】
[パチンコ機1の電気的構成]
次に、パチンコ機1の主な電気的構成についてそれをブロックで示す図4を参照して説明する。
パチンコ機には、主基板100が設けられており、この主基板100には、マイクロプロセッサ110が搭載されている。マイクロプロセッサ110には、大当りかハズレかの抽選、大入賞口43への入賞数のカウント、大当りの遊技におけるラウンドの制御などの遊技の主な制御を実行するメインCPU112と、このメインCPU112が各種制御などを実行するためのコンピュータプログラムなどが記録されたROM114と、遊技球が第1種始動口27や大入賞口43などに入賞したことの検出結果などの遊技中に発生する各種データ、ROM114から読出されたコンピュータプログラムなどを一時的に格納するRAM116とが搭載されている。
主基板100には、次に記載するものが電気的に接続されている。遊技球が第1種始動口27または開放した普通電動役物28に入賞したことを検出する第1種始動口スイッチ27a、RAMクリアスイッチ10、図柄制御装置32、LEDやランプ類を制御するランプ制御装置300、電源基板80、賞球の払出しなどを制御する払出制御基板200、遊技中の効果音などを制御する音声制御装置79、賞球払出数や大当りの発生などに関する遊技盤情報をパチンコホールの管理室などに設けられたホールコンピュータへ送信するための遊技枠情報端子基板57、盤面中継基板51、遊技枠中継基板58である。
【0037】
払出制御基板200には、主基板100から送出される制御コマンドを入力して動作するマイクロプロセッサ210が搭載されており、マイクロプロセッサ210には、賞球および貸球の払出しなどを制御するサブCPU212と、このサブCPU212が賞球の払出しなどの制御を実行するための各種制御プログラムが記録されたROM214と、サブCPU212が各種制御プログラムを実行する際にROM214から読出された制御プログラムや遊技中に発生する入賞数や賞球数などの各種データを一時的に格納するRAM216とが搭載されている。また、払出制御基板200には、RAMクリアスイッチ10、電源基板80、発射モータ15eを駆動するための発射モータ駆動基板15c、遊技枠情報端子基板57および払出中継基板55が電気的に接続されている。発射モータ駆動基板15cには、発射モータ駆動基板15cから発射モータ15eへ駆動信号を出力させるための発射スイッチ15dが接続されている。
【0038】
遊技枠中継基板58には、下受け皿7が遊技球で満杯になったことを検出する下皿満杯検出スイッチ72、賞球切れを検出する賞球切れ検出スイッチ73およびセンサ中継基板54が電気的に接続されている。センサ中継基板54は、賞球ユニット62に備えられた賞球払出センサ62a,62bおよび払出中継基板55と電気的に接続されている。払出中継基板55には、貸球切れを検出する貸球切れ検出スイッチ61、賞球払出モータ62cおよび貸球ユニット63が電気的に接続されている。
盤面中継基板51には、普通電動役物28を駆動する普通電動役物ソレノイド28a、普通図柄作動ゲート26を通過した遊技球を検出するゲートスイッチ26a、大入賞口43に入賞した遊技球を検出する大入賞口スイッチ43a、左袖入賞口13に入賞した遊技球を検出する左袖入賞口スイッチ13a、右下入賞口22に入賞した遊技球を検出する右下入賞口スイッチ22a、左下入賞口23に入賞した遊技球を検出する左下入賞口スイッチ23aおよび大入賞口中継基板74である。
【0039】
大入賞口中継基板74には、特定領域53を通過した遊技球を検出する特定領域スイッチ53a、開閉部材41を駆動する大入賞口ソレノイド59および振分部材42を駆動する振分部材ソレノイド42aが電気的に接続されている。電源基板80は、CR接続基板56と電気的に接続されており、CR接続基板56には、プリペイドカードの残りの度数を表示する度数表示基板やプリペイドカードを読取る装置などを備える遊技機外装置部分71と電気的に接続されている。電源基板80は、AC24V(50Hz/60Hz)の主電源70から電源の供給を受け、各基板および装置へ必要電源を供給する。
また、電源基板80には、電源遮断時にRAM116およびRAM216にバックアップされたデータを消去するRAMクリア処理を行うためのRAMクリアスイッチ10と、電源を立上げるための電源スイッチ18とが設けられている。RAMクリアスイッチ10をONしながら電源スイッチ18をONすることにより、RAMクリア処理が行われる。
【0040】
[主な遊技の流れ]
次に、主な遊技の流れについて図5ないし図9を参照して説明する。
図5は、第1種始動口スイッチ27aのON・OFF、特別図柄変動の開始・停止および大入賞口の開口・閉口のタイミングを示すタイムチャートである。図6は、メインCPU112が実行する第1種始動口処理の流れを示すフローチャートである。図7は、メインCPU112が実行する特別図柄制御の流れを示すフローチャートである。図8は、メインCPU112が実行する大入賞口制御の流れを示すフローチャートである。図9は、メインCPU112が実行する振分部材制御の流れを示すフローチャートである。
【0041】
(遊技の流れの概要)
図5に示すように、遊技球が第1種始動口27に入賞して第1種始動口スイッチ27aがONすると、図柄表示器32aが特別図柄の変動表示を開始する(時刻t1)。やがて特別図柄の変動表示が停止するが、大当り図柄が確定表示されると(時刻t2)、大入賞口43が開口し(時刻t3)、大当り遊技が開始される。そして、大入賞口43が開口している途中で特別図柄始動記憶数が「3」以上になると、一旦、大入賞口43が閉口し、特別図柄の変動表示が開始される(時刻t4)。やがて特別図柄の変動表示が停止すると、再び大入賞口43が開口し(時刻t5)、大入賞口43に入賞した遊技球の数が150個に達すると、大入賞口43が閉口し、大当りの遊技が終了する(時刻t6)。
【0042】
(第1種始動口処理)
遊技球が第1種始動口27または両翼を開放した普通電動役物28(図2)に入賞し、第1種始動口スイッチ27a(図4)がONすると(図5のt1)、メインCPU112は、第1種始動口スイッチ27aがONしたと判定する(図6のステップ(以下、Sと略す)10:Yes)。続いてメインCPU112は、特別図柄始動記憶数U1が「4」未満であるか否かを判定し(S12)、「4」未満であると判定すると(S12:Yes)、特別図柄始動記憶数U1に「1」を加算する(S14)。続いてメインCPU112は、大当り抽選用カウンタのカウント値を1つ取得し(S16)、その取得したカウント値をRAM116に一時的に格納する(S18)。
なお、大当り抽選用カウンタは、大当りか否かを決定するためのカウンタであり、複数の数値、たとえば「0」〜「299」の計300の数値をカウントする。また、上記第1種始動口処理は、ROM114に記録されたコンピュータプログラムに従って実行される。
【0043】
(特別図柄制御)
メインCPU112は、図柄表示器32aにより特別図柄を変動表示させるための制御コマンドを図柄制御装置32へ出力しているか否か、つまり特別図柄が変動中であるか否かを判定し(図7のS20)、変動中でないと判定すると(S20:No)、特別図柄始動記憶数U1が「1」以上であるか否かを判定する(S22)。ここで、特別図柄始動記憶数U1が「1」以上であると判定すると(S22:Yes)、特別図柄始動記憶数U1から「1」を減算する(S24)。続いてメインCPU112は、前述の第1種始動口処理のS18(図6)においてRAM116に一時的に格納したカウント値を読出す(S26)。続いてメインCPU112は、S26において読出したカウント値と同一の大当り値が大当り値テーブルに設定されているか否かに基いて大当りかハズレかを判定する(S28)。ここで、大当り値テーブルとは、大当り値が設定されたテーブルのことであり、大当りの発生確率が通常のときに参照する通常確率用大当り値テーブルと、高確率のときに参照する高確率用大当り値テーブルとの2種類がある。通常確率用大当り値テーブルには、1つの大当り値(たとえば、「7」)が設定されており、高確率用大当り値テーブルには5つの大当り値(たとえば、「7」,「17」,「77」,「177」および「277」)が設定されている。つまり、高確率のときは大当りの発生確率が通常のときの5倍になっている。なお、高確率に変化した遊技状態を一般に確変と呼ばれている。
【0044】
ここでメインCPU112は、大当りと判定すると(S28:Yes)、大当りの発生を示す大当りフラグをセットする(S30)。なお、S28における大当りかハズレかの抽選結果は、特別図柄始動記憶数U1と対応付けてRAM116に一時的に格納される。続いてメインCPU112は、図柄表示器32aに確定表示させる確定図柄を決定する(S32)。確定図柄には、大当りの場合に確定表示する大当り図柄と、ハズレの場合に確定表示するハズレ図柄との2種類がある。大当り図柄の決定は、複数の数値(たとえば、「0」〜「9」)と大当り図柄(たとえば、特別図柄「000」〜「999」)とを対応付けて構成された大当り図柄テーブルを参照し、ランダムに選択した数値に対応付けられている特別図柄を大当り図柄に決定する。たとえば、数値「7」を選択した場合は、大当り図柄「777」に決定する。
また、ハズレ図柄の決定は、複数の数値(たとえば、「0」〜「9」)とハズレ図柄(たとえば、特別図柄「0」〜「9」)とを対応付けて構成されたハズレ図柄テーブルを参照し、ランダムに選択した数値に対応付けられている特別図柄をハズレ図柄に決定する。たとえば、数値「2」を選択した場合は、ハズレ図柄「2」に決定する。なお、ハズレ図柄の決定は、左確定図柄、中確定図柄および右確定図柄の計3つの確定図柄に対してそれぞれ行う。
【0045】
なお、メインCPU112は、決定した大当り図柄が特定の図柄(たとえば、「777」などの奇数図柄)である場合は、今回の大当り遊技が終了した次の遊技が確変に変化することを決定する。
続いてメインCPU112は、特別図柄の変動開始から確定表示までの変動パターンを決定する(S34)。変動パターンには、リーチの演出を行うリーチパターンと、リーチを伴わない通常の停止パターンとがあり、リーチパターンには、通常リーチ、ロングリーチ、プレミアムリーチなどの複数のリーチパターンが設定されている。変動パターンの決定では、特別図柄の変動開始から確定表示までの時間(以下、変動時間という)も決定する(S34)。なお、S34において決定された変動パターンは、特別図柄始動記憶数U1と対応付けてRAM116に一時的に格納される。
続いてメインCPU112は、大当りの遊技が開始されたことを示す大当り遊技開始フラグがセットされているか否かを判定し(S36)、セットされていない場合は(S36:No)、特別図柄の変動開始を指示する変動開始コマンドを図柄制御装置32へ送信する(S40)。変動開始コマンドには、S32において決定された確定図柄の表示を指示するデータと、S34において決定された変動パターンおよび変動時間を指示するデータとが含まれている。
【0046】
また、メインCPU112は、大当り遊技開始フラグがセットされていると判定した場合は(S36:Yes)、後述する大入賞口制御(図8)のS80において変動開始指示フラグがセットされているか否かを判定する(S38)。変動開始指示フラグとは、大入賞口の開口中に特別図柄の変動開始を指示することが決定されたことを示すフラグのことである。
一方、図柄制御装置32は、受信した変動開始コマンドを解析し、その解析結果に従って図柄表示器32aが特別図柄の変動表示を開始する(図5のt1)。続いてメインCPU112は、特別図柄が確定表示されたことを示す確定表示フラグをリセットし(S42)、変動時間の計測を開始する(S44)。
【0047】
そしてメインCPU112は、S44において計測を開始した変動時間がタイムアップしたか否かを判定し(S46)、タイムアップしたと判定すると(S46:Yes)、全図柄の変動を停止して確定図柄を確定表示するよう指示する全図柄停止コマンドを図柄制御装置32へ送信する(S48)。
一方、全図柄停止コマンドを受信した図柄制御装置32は、図柄表示器32aにより、左図柄列、右図柄列、中図柄列の順に特別図柄の変動を停止し、左確定図柄、右確定図柄、中確定図柄の順に特別図柄を確定表示する(図5のt2)。続いてメインCPU112は、S44において計測を開始した計測時間をリセットし(S50)、確定表示フラグをセットするとともに、変動開始指示フラグをリセットする(S52)。
なお、上記特別図柄制御は、ROM114に記録されたコンピュータプログラムに従って実行される。
【0048】
(大入賞口制御)
メインCPU112は、大当りフラグがセットされているか否かを判定し(図8のS60)、セットされている場合は(S60:Yes)、確定表示フラグがセットされているか否かを判定する(S62)。つまり、特別図柄の確定表示が行われたか否かを判定する。
ここで、確定表示フラグがセットされていると判定した場合は(S62:Yes)、大当り遊技開始フラグをセットし(S64)、大入賞口ソレノイド59(図3、図4)を駆動する(S66)。これにより、大入賞口ソレノイド59が駆動され、開閉部材41が開放動作し、大入賞口43が開口する(図5のt3)。続いてメインCPU112は、大入賞口スイッチ43a(図4)がONしたか否か、つまり大入賞口43に遊技球が入賞したか否かを判定し(S68)、入賞した場合は(S68:Yes)、入賞数N1に「1」を加算するとともに、入賞数N2に「1」を加算し、入賞数の表示を指示する入賞数表示コマンドをランプ制御装置300へ送信する(S70)。ここで、入賞数N1は、大当り遊技中に大入賞口43に入賞した遊技球の合計であり、入賞数N2は、大入賞口43に入賞した遊技球を10個まで計数するためのものである。
この実施形態では、入賞数N1の上限は、150個であり、入賞数N2の上限は、10個である。
【0049】
続いてメインCPU112は、入賞数N1が150個以上になったか否かを判定し(S72)、なっていない場合は(S72:No)、特別図柄始動記憶数U1が「3」以上であるか否かを判定する(S74)。ここで、「3」以上であると判定すると(S74:Yes)、変動開始指示フラグをセットし(S80)、大入賞口ソレノイド59の駆動を停止する(S82)。これにより、大入賞口43が閉口する(図5のt4)。続いてメインCPU112は、大入賞口43が一時的に閉口することを示すメッセージの表示を指示する表示コマンドを図柄制御装置32へ送信する(S84)。これにより、図柄表示器32aは、「大入賞口を一時閉じます。図柄の変動終了後に再度開きます。」などのメッセージを画面上に表示する。これにより、遊技者は、大当りの遊技中ではあるが、特別図柄が変動表示している間は、大入賞口43が閉口することを知ることができる。
【0050】
また、メインCPU112は、前述の特別図柄制御(図7)のS36において、大当り開始フラグがセットされていると判定し(S36:Yes)、変動開始指示フラグがセットされていると判定し(S38:Yes)、変動開始コマンドを図柄制御装置32へ送信する(S40)。これにより、図柄表示器32aが特別図柄の変動表示を開始する(図5のt4)。
そしてメインCPU112は、変動時間がタイムアップすると(S46:Yes)、全図柄停止コマンドを図柄制御装置32へ送信し(S48)、計測時間をリセットし(S50)、確定表示フラグをセットする(S52)。これにより、特別図柄の変動が停止する(図5のt5)。また、メインCPU112は、大入賞口制御(図8)のS62において確定表示フラグがセットされていると判定し(S62:Yes)、大当り遊技開始フラグをセットし(S64)、大入賞口ソレノイド59を駆動するため(S66)、再び大入賞口43が開口する(図5のt5)。つまり、前回大入賞口43が閉口したときに中断した大当り遊技が再開される。たとえば、特別図柄の変動時間(t4〜t5)が20秒であるとすると、大当り遊技が途中で20秒中断したことになる。換言すれば、大当り遊技を20秒延長したことになる。
そしてメインCPU112は、入賞数N1が150個以上になったと判定すると(S72:Yes)、大入賞口ソレノイドの駆動を停止する(S86)。これにより、大入賞口43が閉口する(図5のt6)。続いてメインCPU112は、ラウンド数R、入賞数N1,N2、大当りフラグおよび大当り遊技開始フラグをリセットする(S88)。
なお、上記大入賞口制御は、ROM114に記録されたコンピュータプログラムに従って実行される。
【0051】
(振分部材制御)
メインCPU112は、大当り遊技開始フラグがセットされているか否かを判定し(S100)、セットされていると判定すると(S100:Yes)、振分部材ソレノイド42a(図3、図4)を駆動する(S102)。これにより、振分部材42の左端は、図3(A)に示すように、特定領域53の方に傾くため、大入賞口43に入賞した遊技球は容易に特定領域53を通過することができる。続いてメインCPU112は、ラウンド数Rに「1」を加算するとともに、ラウンド数表示コマンドをランプ制御装置300へ送信する(S104)。ランプ制御装置300に備えられたサブCPU(図示せず)は、受信したラウンド数表示コマンドを解析し、その解析結果に従ってラウンド数表示部301(図3)を構成するLEDを点灯させる。これにより、遊技者は、現在のラウンド数を知ることができる。なお、この実施形態では、大入賞口43の開閉によりラウンドが進行するという概念はないが、大入賞口43に入賞した遊技球が10個に達すると、1つのラウンドが終了し、次のラウンドに進むという概念がある。
【0052】
続いてメインCPU112は、特定領域スイッチ53a(図4)がONしたか否か、つまり大入賞口43に入賞した遊技球が特定領域(Vゾーンともいう)53を通過したか否かを判定し(S106)、通過したと判定すると(S106:Yes)、遊技球が特定領域53を通過したことを表す文字「V」の表示を指示するV表示コマンドを図柄制御装置32へ送信する(S108)。これにより、図柄表示器32aは、画面上の所定個所に文字「V」を表示する。続いてメインCPU112は、振分部材ソレノイド42aの駆動を停止する(S110)。これにより、図3(B)に示すように振分部材42の右端は、一般領域64の方に傾き、振分部材42の左端によって特定領域53が塞がれ、大入賞口43に入賞した遊技球は一般領域64を通過する状態になる。
【0053】
続いてメインCPU112は、入賞数N2が10個以上になったか否かを判定し(S112)、10個以上になった場合は(S112:Yes)、入賞数N2を0リセットし(S114)、振分部材ソレノイド42aを駆動する(S102)。これにより、振分部材42の左端が特定領域53の方に傾き、大入賞口43に入賞した遊技球は特定領域53を通過し易い状態になる。なお、大入賞口スイッチ43a(図4)がONする毎に入賞数の表示を指示する入賞数表示コマンドがランプ制御装置300へ送信され、入賞数表示部302のLEDにより入賞数が表示される。
続いてメインCPU112は、ラウンド数Rに「1」を加算するとともに、ラウンド数表示コマンドをランプ制御装置300へ送信し、ラウンド数表示部301がラウンド数を表示する。
以降メインCPU112は、入賞数N2が10個以上になる毎に、S102〜S114を繰り返し実行する。そして、大入賞口43への入賞数の合計を示す入賞数N1が150個以上になると(図8のS72:Yes)、大入賞口43が閉口する(S88)。
なお、上記振分部材制御は、ROM114に記録されたコンピュータプログラムに従って実行される。
【0054】
[第1実施形態の効果]
(1)以上のように、上記第1実施形態のパチンコ機1を使用すれば、大当りが発生すると、特別図柄始動記憶数U1が「3」以上にならない限り、150個の遊技球が入賞するまで大入賞口43が開口し続けるため、従来のパチンコ機のように、大入賞口の無駄な開閉が存在しない。
しかも、大入賞口43の開口途中で特別図柄始動記憶数U1が「3」以上になると、図柄表示器32aが特別図柄の変動表示から確定表示までを行うため、大当り遊技毎に毎回同じデモンストレーション表示を行う従来のパチンコ機とは異なり、飽き難い。
したがって、大当りの遊技の単調化を解消することができるパチンコ機を実現することができる。
また、大入賞口43に入賞した遊技球が10個以上になると、振分部材42の左端が特定領域53の方に傾き、図柄表示器32aの画面上に文字「V」が表示されるため、それらを見た遊技者は、ラウンドが進行したことを感じ取ることができる。
【0055】
(2)ラウンド数表示部301により、現在のラウンド数を報知することができるため、大入賞口43が開口し続けた状態が継続されても、大当りの遊技がどのくらい進行しているのかを把握することができる。また、ラウンドの概念で遊技の進行状況を把握できるため、大当りの遊技中に大入賞口が複数回開閉するパチンコ機に慣れている遊技者でも違和感なく遊技することができる。
(3)大入賞口43が開口しているときに、入賞数表示部302により、1ラウンド当りの入賞数N2を報知することができるため、その報知された入賞数N2に基づいてラウンドの進行状況を把握することができる。
(4)大入賞口43は第1種始動口27よりも右側の位置にて開口するため、遊技盤5の右端を狙って遊技球を発射することにより、短時間で多くの遊技球を大入賞口43に入賞させることができるため、大当り遊技を短時間で終了させることができる。また、逆に、大当り遊技中に遊技盤5の左側を狙って遊技球を発射すれば、遊技球は大入賞口43に入賞しないで第1種始動口27に入賞し、大入賞口43が閉口して特別図柄の変動表示が実行されるため、その変動時間分、大当り遊技を長い時間楽しむことができる。つまり、遊技者の意志により、大当り遊技の時間を短縮したり延長したりすることができる。
【0056】
<第2実施形態>
次に、この発明の第2実施形態について図10を参照して説明する。
図10は、メインCPU112が実行する大入賞口制御2の流れを示すフローチャートである。この実施形態のパチンコ機は、特別図柄始動記憶数の中に大当りの抽選結果と対応付けられた特別図柄始動記憶数が存在する場合に開口中の大入賞口が一旦閉口し、特別図柄の変動表示が行われることを特徴とする。なお、この実施形態のパチンコ機は、大入賞口制御2の一部の処理以外は、前述の第1実施形態のパチンコ機1と同一の構成および機能であるため、その同一部分の説明を省略する。また、同一部分については同一の符号を使用する。
【0057】
メインCPU112は、S60〜S70を実行し、入賞数N1が150個以上になっていないと判定すると(S72:No)、特別図柄始動記憶数U1の中に、特別図柄制御(図7)のS28における抽選結果として大当りの抽選結果と対応付けられた特別図柄始動記憶数U1が存在するか否かを判定する(S76)。ここで、大当りの抽選結果と対応付けられた特別図柄始動記憶数U1が存在すると判定すると(S76:Yes)、変動開始フラグをセットし(S80)、大入賞口43を閉口する(S82)。そしてメインCPU112は、第1実施形態において説明した特別図柄制御(図7)のS38において、変動開始フラグがセットされていると判定し(S38:Yes)、特別図柄の変動表示を開始させる(S40)。以降、メインCPU112は、第1実施形態において説明したようにS82〜S88を実行し、特別図柄制御(図7)および振分部材制御(図9)を実行する。
なお、上記大入賞口制御2は、ROM114に記録されたコンピュータプログラムに従って実行される。
【0058】
[第2実施形態の効果]
以上のように、第2実施形態のパチンコ機1を使用すれば、大当りの抽選結果と対応付けられている特別図柄始動記憶数U1がRAM116に記憶されている場合に開口中の大入賞口43を閉口し、図柄表示器32aにより特別図柄の変動表示から確定表示を行う。
したがって、大入賞口43を開口し続けているときに、特別図柄始動記憶数U1と対応付けられている抽選結果が大当りかハズレかに関係なく、大入賞口43を閉口して特別図柄の変動表示から確定表示を行う場合よりも変化のある遊技を楽しむことができる。
しかも、遊技者は、大当り遊技中に次の抽選結果を知ることができるため、スピーディな遊技を楽しむことができる。
【0059】
<第3実施形態>
次に、この発明の第3実施形態について図11を参照して説明する。
図11は、メインCPU112が実行する大入賞口制御3の流れを示すフローチャートである。この実施形態のパチンコ機は、特別図柄始動記憶数の中にリーチパターンと対応付けられた特別図柄始動記憶数が存在する場合に開口中の大入賞口が一旦閉口し、特別図柄の変動表示が行われることを特徴とする。なお、この実施形態のパチンコ機は、大入賞口制御3の一部の処理以外は、前述の第1実施形態のパチンコ機1と同一の構成および機能であるため、その同一部分の説明を省略する。また、同一部分については同一の符号を使用する。
【0060】
メインCPU112は、S60〜S70を実行し、入賞数N1が150個以上になっていないと判定すると(S72:No)、特別図柄始動記憶数U1の中に、特別図柄制御(図7)のS34において決定された変動パターンとしてリーチパターンが対応付けられた特別図柄始動記憶数U1が存在するか否かを判定する(S78)。ここで、リーチパターンと対応付けられた特別図柄始動記憶数U1が存在すると判定すると(S78:Yes)、変動開始フラグをセットし(S80)、大入賞口43を閉口する(S82)。そしてメインCPU112は、第1実施形態において説明した特別図柄制御(図7)のS38において、変動開始フラグがセットされていると判定し(S38:Yes)、特別図柄の変動表示を開始させる(S40)。以降、メインCPU112は、第1実施形態において説明したようにS82〜S88を実行し、特別図柄制御(図7)および振分部材制御(図9)を実行する。
なお、上記大入賞口制御3は、ROM114に記録されたコンピュータプログラムに従って実行される。
【0061】
[第3実施形態の効果]
以上のように、第3実施形態のパチンコ機1を使用すれば、リーチパターンと対応付けられている特別図柄始動記憶数U1がRAM116に記憶されている場合に開口中の大入賞口43を閉口し、図柄表示器32aにより特別図柄の変動表示から確定表示を行う。
したがって、大入賞口43を開口し続けているときに、特別図柄始動記憶数U1と対応付けられている変動パターンがどんな変動パターンであっても大入賞口43を閉口して特別図柄の変動表示から確定表示を行う場合よりも変化のある遊技を楽しむことができる。
しかも、遊技者は、大当り遊技中に次の抽選結果を知ることができるため、スピーディな遊技を楽しむことができる。
【0062】
<第4実施形態>
次に、この発明の第4実施形態について図12を参照して説明する。
図12は、メインCPU112が実行する振分部材制御2の流れを示すフローチャートである。この実施形態のパチンコ機は、大入賞口43に10個入賞するまでに遊技球が特定領域53を通過しなかった場合は大当り遊技が終了することを特徴とする。なお、この実施形態のパチンコ機は、振分部材制御2の一部の処理以外は、前述の第1実施形態のパチンコ機1と同一の構成および機能であるため、その同一部分の説明を省略する。また、同一部分については同一の符号を使用する。
【0063】
この実施形態のパチンコ機1において使用する振分部材は、前述の振分部材42と構造が異なっており、振分部材ソレノイド42aが駆動されると、振分部材が水平から僅かに右下がりの状態に傾くようになっている。つまり、振分部材の上面に乗った遊技球が容易には特定領域53の方へ転がらないようになっているが、大入賞口43に入賞した遊技球が10個に達するまでには、殆どの場合には、いずれかの遊技球が特定領域53を通過できるように構成されている。
メインCPU112は、S100〜S104を実行すると、入賞数N2が10個に達したか否かを判定し(S120)、達したと判定すると(S120:Yes)、特定領域スイッチ53aがONしたか否かを判定する(S122)。つまり、大入賞口43に遊技球が10個入賞するまでに遊技球が特定領域53を通過したか否かを判定する。ここで、通過したと判定すると(S122:Yes)、図柄表示器32aの画面上に文字「V」を表示させ(S124)、振分部材42の右端を一般領域の方に傾かせ(S128)、入賞数N2を0リセットする(S130)。また、特定領域スイッチ53aがONしていない場合は(S122:No)、大入賞口制御(図8)のS86へスキップし(S126)、大入賞口43を閉口する(S86)。
なお、上記振分部材制御2は、ROM114に記録されたコンピュータプログラムに従って実行される。
【0064】
[第4実施形態の効果]
以上のように、第4実施形態のパチンコ機1を使用すれば、大入賞口43に遊技球が10個入賞するまでに遊技球が特定領域53を通過しなかった場合には、大当り遊技が終了してしまうため、遊技者は、遊技球が特定領域53を通過するか否か、スリルのある遊技を楽しむことができる。
【0065】
[他の実施形態]
(1)前記第1実施形態では、特別図柄始動記憶数U1が「3」以上の場合に大入賞口43を閉口し、特別図柄を変動表示する場合を説明したが、基準となる特別図柄始動記憶数U1は、「3」以外の数値でもよい。また、基準となる特別図柄始動記憶数U1を超えている分について、特別図柄の変動表示から確定表示までを大入賞口43の閉口中に連続して行うこともできる。さらに、大入賞口43の閉口中に特別図柄の変動表示から確定表示までを複数回に分けて行うこともできる。その分けるタイミングは、ラウンド数が所定のラウンド数になったタイミングでもよいし、大入賞口43への入賞数の合計が所定数に達したタイミングでもよい。
(2)前記第2実施形態では、特別図柄始動記憶数U1の中に、大当りの抽選結果と対応付けられた特別図柄始動記憶数U1が存在する場合に、開口中の大入賞口43を閉口し、特別図柄の変動表示を行う場合を説明したが、確変の大当りと対応付けられた特別図柄始動記憶数U1が存在する場合に、開口中の大入賞口43を閉口し、特別図柄の変動表示を行うこともできる。
【0066】
(3)前記第3実施形態では、特別図柄始動記憶数U1の中に、リーチパターンと対応付けられた特別図柄始動記憶数U1が存在する場合に、開口中の大入賞口43を閉口し、特別図柄の変動表示を行う場合を説明したが、リーチパターンの中でも特定のリーチパターンと対応付けられた特別図柄始動記憶数U1が存在する場合に、開口中の大入賞口43を閉口し、特別図柄の変動表示を行うこともできる。
(4)前記第4実施形態のS120における判定基準となる「10」個は、他の個数に変更することもできる。たとえば、振分部材の構造により、遊技球が特定領域53を通過し難い場合は、少ない個数に設定し、逆に、通過し易い場合は、多い個数に設定する。
(5)開口中の大入賞口43を閉口したときに行う特別図柄の変動時間は、大当り遊技中ではない通常の遊技中において行う特別図柄の変動時間よりも短い時間にすることもできる。
(6)上記各実施形態では、この発明に係る遊技機として第1種パチンコ機を例に挙げて説明したが、第3種パチンコ機、あるいは、第1種および第3種のパチンコ機を組み合わせたパチンコ機などにも、この発明を適用することができる。
【0067】
[各請求項と実施形態との対応関係]
第1種始動口27または両翼を開放した普通電動役物が、請求項1に記載の所定の領域に対応し、大入賞口43が入賞口に対応する。変動入賞装置40が入賞装置に対応し、賞球ユニット62が賞球払出装置に対応する。特別図柄が画像に対応し、図柄表示器32aが画像表示装置に対応する。
RAM116が、請求項1に記載の記憶手段に対応する。
そして、メインCPU112が第1実施形態において実行するS10〜S18(図6)およびS20〜S30(図7)が、請求項1に記載の抽選手段として機能し、S60〜S88(図8)が請求項1に記載の制御手段として機能する。また、メインCPU112が第2実施形態において実行するS60〜S88(図10)が請求項2に記載の制御手段として機能する。さらに、メインCPU112が第3実施形態において実行するS60〜S88(図11)が請求項3に記載の制御手段として機能する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態に係るパチンコ機の外観を示す斜視説明図である。
【図2】図1に示すパチンコ機1に備えられた遊技盤5の主要構成を示す正面説明図である。
【図3】図3は、変動入賞装置40の表機構および裏機構を示す説明図である。図3(A)は、振分部材が特定領域側に傾いた状態を示し、図3(B)は、振分部材が一般領域側に傾いた状態を示す。
【図4】パチンコ機1の電気的構成をブロックで示す説明図である。
【図5】第1種始動口スイッチ27aのON・OFF、特別図柄変動の開始・停止および大入賞口の開口・閉口のタイミングを示すタイムチャートである。
【図6】メインCPU112が実行する第1種始動口処理の流れを示すフローチャートである。
【図7】メインCPU112が実行する特別図柄制御の流れを示すフローチャートである。
【図8】メインCPU112が実行する大入賞口制御の流れを示すフローチャートである。
【図9】メインCPU112が実行する振分部材制御の流れを示すフローチャートである。
【図10】第2実施形態においてメインCPU112が実行する大入賞口制御2の流れを示すフローチャートである。
【図11】第3実施形態においてメインCPU112が実行する大入賞口制御3の流れを示すフローチャートである。
【図12】第4実施形態においてメインCPU112が実行する振分部材制御2の流れを示すフローチャートである。
【図13】従来のパチンコ機を正面から見た概略説明図である。
【図14】図13に示すパチンコ機において大当りが発生した場合のラウンドの進行を示すタイムチャートである。
【符号の説明】
1 パチンコ機(遊技機)
27 第1種始動口(所定の領域)
32a 図柄表示器(画像表示装置)
40 変動入賞装置(入賞装置)
43 大入賞口(入賞口)
62 賞球ユニット(賞球払出装置)
112 メインCPU
114 ROM(記録媒体)
116 RAM(記憶手段)
301 ラウンド数表示部(ラウンド数報知手段)
302 入賞数表示部(入賞数報知手段)[0001]
[Industrial application fields]
The present invention includes a winning device that draws a jackpot or a loser based on the fact that a game ball has passed a predetermined area and opens a winning opening when a winning game result is obtained, and a game is placed in the winning slot A game that pays out a prize ball when the ball winsIn machineRelated.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, as this type of gaming machine, for example, pachinko machines shown in FIGS. 13 and 14 are known.
FIG. 13 is a schematic explanatory view of the pachinko machine viewed from the front, and FIG. 14 is a time chart showing the progress of a round when a big hit occurs in the pachinko machine shown in FIG.
When a game ball launched by operating an operation handle 501 provided in the
When a game ball wins a
[0003]
Each round proceeds according to the time chart shown in FIG. FIG. 14 shows a case where each round ends on the condition that the special winning opening opening time T3 elapses.
First, when a stop time T1 (for example, 3 seconds) elapses after the jackpot symbol is confirmed and displayed, a jackpot demonstration display congratulating the occurrence of the jackpot on the screen of the
Then, when the grand prize opening opening time T3 (for example, 30 seconds) elapses after the
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, the
In other words, the
[0005]
Therefore, an object of the present invention is to realize a gaming machine that can eliminate monotonization of a big hit game.
[0006]
[Means, actions and effects for solving the problems]
In order to achieve the above object, according to the first aspect of the present invention, there is provided a game ball.PredeterminedA lottery means for lottery or lottery based on having passed through the area, a winning device that opens a winning opening when the lottery means a lottery lottery result, and a game ball in the winning opening A prize ball dispensing device for delivering a prize ball when winning,A storage means for storing a plurality of game balls passing through the predetermined area; and when the storage means stores one or more of the passage numbers,Display from image change display to final display based on the lottery result of the lottery meansPaintingImage display device and the winning openingOpen and closeControl means for controlling,In the image display device, the winning opening is kept open, and the number of passes stored in the storage means in a period until the predetermined number of game balls won in the winning opening reaches a predetermined number or more. In the case of becoming, start the fluctuation display of the image based on the lottery result of the lottery means, the control means,Maintaining the state where the winning opening is kept open until a predetermined number of game balls are won in the winning opening; andIn the case where the image display device starts the variable display of the image while the prize opening is continuously opened, the prize opening is closed while the image is continuously opened, and then the fluctuation display is performed. Open the winning opening again when is confirmed and displayedThe technical means is used.
[0007]
Game ballsPredeterminedIf the lottery is passed, the lottery means draws whether it is a big hit or lose, and the lottery result is a big hit.AhIn the case of winning, the winning device opens the winning opening. Then, when the game ball wins the winning opening, the prize ball payout device pays out the prize ball.The storage means stores a plurality of numbers of game balls that have passed through a predetermined area.In addition, the image display deviceWhen one or more passages are stored in the storage means,Display from image change display to final display based on the lottery results.Yeah.Furthermore, the control means is a prize openingOpen and closeControl.
Then, the control means maintains the state where the winning opening keeps opening until the predetermined number of game balls won in the winning opening, and when the winning opening is kept open, the image display device displays the variation of the image. Is started, the winning opening is closed while the opening is continued, and then the winning opening is opened again when the variable display image is confirmed and displayed. Further, the image display device starts the variable display of the image when the number of passages exceeds the predetermined number while the winning opening is kept open.
That is, when a big hit occurs, the state where the winning opening is kept open until the predetermined number of game balls won in the winning opening is maintained, and there is no useless opening / closing of the winning opening as in the prior art. Moreover, the image display deviceIf the number of passes exceeds the specified number,Since the change display of the image to the final display can be performed even while the winning opening is continuously opened, unlike the conventional case where the same demonstration display is displayed for each big hit game, it is hard to get tired.Further, the image display device starts the variable display of the image when the number of passages exceeds the predetermined number when the winning opening is kept open, so that the memory is stored when the winning opening is kept open. Regardless of the number of passages stored in the means, when the number of passages is stored, it is always possible to enjoy a game with a change as compared with the case where the fixed display is performed from the variation display of the image.
Therefore, it is possible to realize a gaming machine that can eliminate the monotony of the big hit game.
[0010]
Claim2In the invention described inA lottery means for lottery or lottery based on the fact that the game ball has passed a predetermined area, a winning device for opening a winning opening when the lottery means a lottery result, and a game ball A prize ball payout device for paying out a prize ball when winning a prize at the winning opening, a storage means for storing a plurality of game balls passed through the predetermined area, and the storage means has a pass number of 1 or more. An image display device that performs display from a variation display of an image based on a lottery result of the lottery means to a finalized display when stored, and a control unit that controls opening and closing of the winning opening,The lottery means performs the lottery for each of the number of passes stored in the storage means, the storage means stores the lottery result of the lottery means and the number of passes in association with each other, and displays the image As for the device, the winning opening is opened.In the period until the number of game balls won in the winning opening reaches a predetermined number, Based on the lottery result when the passing number associated with the lottery lottery result is stored in the storage meansImage fluctuation displayThestartAnd the control means includesThe state where the winning opening is kept open until the predetermined number of game balls won in the winning opening is maintained, and the image display device displays the change display of the image when the winning opening is kept open. When starting, the winning opening is closed while the opening is continued, and then the winning opening is opened again when the variable display image is confirmed and displayed.The technical means is used.
[0011]
In other words, the lottery result of the lottery means is stored in the storage means in association with the number of passes, and the control means stores the number of passes associated with the big lottery result when the winning opening is kept open. When the information is stored, the winning a prize opening is closed, and the image display device performs a fixed display from the change display of the image.
Therefore, when the winning opening is kept open, regardless of whether the lottery result associated with the number of passes is a big hit or a loss, if the number of passes is memorized, the confirmation display is always made from the fluctuation display of the image. You can enjoy a game that changes more than you do.
[0012]
Claim3In the invention described inA lottery means for lottery or lottery based on the fact that the game ball has passed a predetermined area, a winning device for opening a winning opening when the lottery means a lottery result, and a game ball A prize ball payout device for paying out a prize ball when winning a prize at the winning opening, a storage means for storing a plurality of game balls passed through the predetermined area, and the storage means has a pass number of 1 or more. An image display device that, when stored, performs display from a variation display of an image based on a lottery result of the lottery means to a final display;Selection means for selecting a variation pattern from a variation display to a fixed display of the image from a plurality of variation patternsAnd control means for controlling opening and closing of the winning opening, the selection means performs selection of the variation pattern for each of the number of passages stored in the storage means,The storage means stores the number of passages and the variation pattern selected by the selection means in association with each other, and the image display device has the winning opening opened.In the period until the number of game balls won in the winning opening reaches a predetermined numberWhen the number of passages associated with a predetermined variation pattern is stored in the storage means, based on the lottery result according to the variation patternImage fluctuation displayThestartAnd the control means includesThe state where the winning opening is kept open until the predetermined number of game balls won in the winning opening is maintained, and the image display device displays the change display of the image when the winning opening is kept open. When starting, the winning opening is closed while the opening is continued, and then the winning opening is opened again when the variable display image is confirmed and displayed.The technical means is used.
[0013]
That is, the variation pattern selected by the selection unit is stored in the storage unit in association with the number of passages, and the control unit is configured to pass the number of passages associated with a predetermined variation pattern when the winning opening is kept open. Is stored in the storage means, the winning opening is closed, and the image display device performs a fixed display from the image variation display.
Therefore, when the winning opening is kept open, regardless of the variation pattern associated with the number of passages, a game with a change is always enjoyed as compared with the case where the fixed display is performed from the variation display of the image. be able to.
[0026]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of a gaming machine according to the present invention will be described with reference to the drawings. In each embodiment described below, the first type pachinko machine will be described as an example of the gaming machine according to the present invention.
<First Embodiment>
The pachinko machine of this embodiment has a special symbol starting memory number U1.3 or moreIn this case, the special winning opening in the opening is once closed, and the special symbol is displayed in a variable manner.
[Overall main configuration]
First, the main configuration of the pachinko machine according to the first embodiment will be described with reference to FIG. FIG. 1 is a perspective explanatory view showing the appearance of a pachinko machine according to this embodiment.
The
Below the
[0027]
[Main configuration of game board 5]
Next, the main configuration of the
A
It should be noted that the number of start-ups as the number of times that the special symbol can be started (hereinafter referred to as the special symbol start memory number) is displayed on the screen of the symbol display 32a. In addition, finalized display means that a special symbol that has been finalized has been displayed, and the finalized display mode is a state in which fluctuations are completely stopped, and it vibrates vertically or horizontally without completely stopping. For example, a state accompanied by a predetermined movement is included. Furthermore, in the following description, the symbol sequence that is variably displayed on the left side of the screen of the symbol display 32a is the left symbol sequence, the symbol sequence that is variably displayed at the center of the screen is the middle symbol sequence, and the symbol sequence that is variably displayed on the right side of the screen This is called the right symbol row. The special symbol composing the left symbol sequence is called the left symbol, the special symbol composing the middle symbol sequence is called the middle symbol, and the special symbol composing the right symbol sequence is called the right symbol. The left fixed symbol, the special symbol fixedly displayed at the center of the screen is referred to as a middle fixed symbol, and the special symbol fixedly displayed on the right side of the screen is referred to as a right fixed symbol.
[0028]
A
Below the
[0029]
On the right side of the ordinary
In other words, there is no useless opening and closing of the big prize opening 43, the same big hit demonstration display is not performed every time a big hit occurs, and the next lottery result can be known, so the game may become monotonous. Absent.
[0030]
In addition, since the first
In other words, the big hit game can be ended at an early stage according to the player's will, and there is no possibility of the game becoming monotonous.
Conversely, if the launched game ball flows down the game area on the left side of the game board, the first
In other words, the game is configured so that the game time of the big hit can be extended according to the player's will, and there is no possibility that the game will become monotonous. In addition, it is possible to create a time for taking out a box for storing a prize ball using a period in which the special winning opening 43 is once closed.
[0031]
The
[0032]
(Structure of the variable winning device 40)
Next, the structure of the variable winning
FIG. 3 is an explanatory diagram showing a front mechanism and a back mechanism of the variable winning
In the following description, the direction from the surface of the
[0033]
The
[0034]
The back mechanism 40b is provided with a
That is, when the connecting member 42c is lifted by driving the sorting member solenoid 42a, the left end of the sorting
[0035]
When the big hit game is started and the big winning opening 43 is opened, the sorting
That is, most of the game balls pass through the specific area 53 unless they are received at the right end of the receiving surface 41a. Therefore, the first game ball that wins the big prize opening 43 passes through the specific area 53. It is configured to have a very high probability.
Then, when the first game ball is detected by the
That is, most of the game balls after the first game ball has passed through the specific area 53 pass through the
[0036]
[Electric configuration of pachinko machine 1]
Next, the main electrical configuration of the
The pachinko machine is provided with a main board 100, and a microprocessor 110 is mounted on the main board 100. The microprocessor 110 includes a main CPU 112 that executes main control of the game such as lottery for winning or losing, counting the number of winnings to the big winning opening 43, and controlling rounds in the game of winning, and the main CPU 112 includes various types of main CPU 112. Various data generated during the game, such as the detection result that the game ball has won the first
The following is electrically connected to the main board 100. A first type starting port switch 27a for detecting that a game ball has won the first
[0037]
The
[0038]
The game frame relay board 58 is electrically provided with a lower dish
On the board relay board 51, a normal electric accessory solenoid 28 a that drives the normal
[0039]
The special winning opening relay board 74 includes a specific area switch 53 a that detects a game ball that has passed through the specific area 53, a special winning
The
[0040]
[Main game flow]
Next, the flow of main games will be described with reference to FIGS.
FIG. 5 is a time chart showing timings of ON / OFF of the first type start port switch 27a, start / stop of special symbol variation, and opening / closing of the special winning opening. FIG. 6 is a flowchart showing the flow of the first type start port process executed by the main CPU 112. FIG. 7 is a flowchart showing a flow of special symbol control executed by the main CPU 112. FIG. 8 is a flowchart showing the flow of the special winning opening control executed by the main CPU 112. FIG. 9 is a flowchart showing a flow of sorting member control executed by the main CPU 112.
[0041]
(Overview of game flow)
As shown in FIG. 5, when the game ball wins the first
[0042]
(
When the game ball wins the first
Note that the big win lottery counter is a counter for determining whether or not the big hit, and counts a plurality of numerical values, for example, a total of 300 values from “0” to “299”. The first type start port process is executed according to a computer program recorded in the ROM 114.
[0043]
(Special design control)
The main CPU 112 determines whether or not a control command for variably displaying the special symbol is output to the
[0044]
If the main CPU 112 determines that the game is a big hit (S28: Yes), it sets a big hit flag indicating the occurrence of the big hit (S30). In addition, the lottery result of the big hit or the loss in S28 is temporarily stored in the RAM 116 in association with the special symbol start storage number U1. Subsequently, the main CPU 112 determines a confirmed symbol to be confirmed and displayed on the symbol display 32a (S32). There are two types of confirmed symbols: a jackpot symbol that is displayed in a case of a big win, and a lost symbol that is displayed in a case of a loss. The determination of the jackpot symbol is made by referring to a jackpot symbol table configured by associating a plurality of numerical values (for example, “0” to “9”) with a jackpot symbol (for example, special symbols “000” to “999”). The special symbol associated with the randomly selected numerical value is determined as the jackpot symbol. For example, when the numerical value “7” is selected, the jackpot symbol “777” is determined.
Further, the determination of the lost symbol is performed by using a lost symbol table configured by associating a plurality of numerical values (for example, “0” to “9”) and a lost symbol (for example, the special symbols “0” to “9”). The special symbol associated with the numerical value selected at random is determined as the lost symbol. For example, when the numerical value “2” is selected, the lost symbol “2” is determined. It should be noted that the determination of the lost symbol is performed for each of the three determined symbols, that is, the left determined symbol, the middle determined symbol, and the right determined symbol.
[0045]
When the determined jackpot symbol is a specific symbol (for example, an odd symbol such as “777”), the main CPU 112 determines that the next game after the end of the current jackpot game is surely changed.
Subsequently, the main CPU 112 determines a variation pattern from the start of variation of the special symbol to the final display (S34). Fluctuation patterns include reach patterns that produce reach and normal stop patterns that do not involve reach. Multiple reach patterns such as normal reach, long reach, and premium reach are set as reach patterns. . In determining the variation pattern, the time from the start of variation of the special symbol to the final display (hereinafter referred to as variation time) is also determined (S34). Note that the variation pattern determined in S34 is temporarily stored in the RAM 116 in association with the special symbol starting storage number U1.
Subsequently, the main CPU 112 determines whether or not a big hit game start flag indicating that the big hit game has started is set (S36), and if it is not set (S36: No), the special symbol changes. A variation start command for instructing the start is transmitted to the symbol control device 32 (S40). The change start command includes data instructing display of the fixed symbol determined in S32 and data instructing the change pattern and change time determined in S34.
[0046]
Also, if the main CPU 112 determines that the big hit game start flag is set (S36: Yes), whether or not the change start instruction flag is set in S80 of the big prize opening control (FIG. 8) described later. Is determined (S38). The variation start instruction flag is a flag indicating that it is determined to instruct the start of variation of a special symbol during the opening of the special winning opening.
On the other hand, the
[0047]
Then, the main CPU 112 determines whether or not the variation time at which the measurement is started in S44 has timed up (S46). An all symbol stop command for instructing the fixed display is transmitted to the symbol controller 32 (S48).
On the other hand, the
The special symbol control is executed according to a computer program recorded in the ROM 114.
[0048]
(Big prize opening control)
The main CPU 112 determines whether or not the big hit flag is set (S60 in FIG. 8). If it is set (S60: Yes), the main CPU 112 determines whether or not the fixed display flag is set (S62). ). That is, it is determined whether or not a special symbol has been confirmed.
If it is determined that the final display flag is set (S62: Yes), the big hit game start flag is set (S64), and the big prize winning solenoid 59 (FIGS. 3 and 4) is driven (S66). ). Thereby, the special winning
In this embodiment, the upper limit of the winning number N1 is 150, and the upper limit of the winning number N2 is 10.
[0049]
Subsequently, the main CPU 112 determines whether or not the winning number N1 is 150 or more (S72). If not (S72: No), is the special symbol start storage number U1 “3” or more? It is determined whether or not (S74). Here, if it is determined that the value is “3” or more (S74: Yes), the variation start instruction flag is set (S80), and the driving of the special winning
[0050]
Further, the main CPU 112 determines that the big hit start flag is set in S36 of the special symbol control (FIG. 7) described above (S36: Yes), and determines that the fluctuation start instruction flag is set (S38). : Yes), a variation start command is transmitted to the symbol control device 32 (S40). As a result, the symbol display 32a starts displaying the variation of the special symbol (t4 in FIG. 5).
When the fluctuation time has expired (S46: Yes), the main CPU 112 transmits an all symbol stop command to the symbol control device 32 (S48), resets the measurement time (S50), and sets the confirmation display flag (S52). ). Thereby, the fluctuation | variation of a special symbol stops (t5 of FIG. 5). Further, the main CPU 112 determines that the confirmation display flag is set in S62 of the big winning opening control (FIG. 8) (S62: Yes), sets the big hit game start flag (S64), and receives the big winning
When the main CPU 112 determines that the number of winning N1 has reached 150 or more (S72: Yes), the main CPU 112 stops driving the large winning opening solenoid (S86). Thereby, the special winning opening 43 is closed (t6 in FIG. 5). Subsequently, the main CPU 112 resets the round number R, the winning numbers N1, N2, the jackpot flag, and the jackpot game start flag (S88).
Note that the above-described special winning opening control is executed in accordance with a computer program recorded in the ROM 114.
[0051]
(Distributing member control)
The main CPU 112 determines whether or not the big hit game start flag is set (S100). If the main CPU 112 determines that the big hit game start flag is set (S100: Yes), the main CPU 112 drives the sorting member solenoid 42a (FIGS. 3 and 4). (S102). As a result, the left end of the sorting
[0052]
Subsequently, the main CPU 112 determines whether or not the specific area switch 53 a (FIG. 4) is turned on, that is, whether or not the game ball that has won the big prize opening 43 has passed the specific area (also referred to as V zone) 53. (S106) If it determines with having passed (S106: Yes), V display command which instruct | indicates the display of the character "V" showing that the game ball passed the specific area | region 53 will be transmitted to the symbol control apparatus 32 (S108). . Thereby, the symbol display 32a displays the letter “V” at a predetermined location on the screen. Subsequently, the main CPU 112 stops driving the sorting member solenoid 42a (S110). As a result, as shown in FIG. 3B, the right end of the sorting
[0053]
Subsequently, the main CPU 112 determines whether or not the winning number N2 is 10 or more (S112), and when it is 10 or more (S112: Yes), the winning number N2 is reset to 0 (S114). The sorting member solenoid 42a is driven (S102). As a result, the left end of the sorting
Subsequently, the main CPU 112 adds “1” to the round number R, transmits a round number display command to the
Thereafter, the main CPU 112 repeatedly executes S102 to S114 every time the winning number N2 becomes 10 or more. When the number N1 of winnings indicating the total number of winnings to the big winning opening 43 becomes 150 or more (S72: Yes in FIG. 8), the big winning opening 43 is closed (S88).
The sorting member control is executed according to a computer program recorded in the ROM 114.
[0054]
[Effect of the first embodiment]
(1) As described above, with the use of the
In addition, when the special symbol starting memory number U1 becomes “3” or more during the opening of the big winning opening 43, the symbol display 32a performs the display from the variation display of the special symbol to the final display. Unlike conventional pachinko machines that do this, it is hard to get bored.
Therefore, it is possible to realize a pachinko machine that can eliminate the monotony of the big hit game.
In addition, when the number of game balls won in the big prize opening 43 becomes 10 or more, the left end of the sorting
[0055]
(2) Since the current round number can be notified by the round number display part 301, even if the state where the big winning opening 43 is kept open, it is understood how much the big hit game is progressing. can do. In addition, since the progress of the game can be grasped by the concept of round, even a player who is used to a pachinko machine that opens and closes a large number of times during a big hit game can play without a sense of incongruity.
(3) Since the winning
(4) Since the big prize opening 43 is opened at a position on the right side of the first
[0056]
Second Embodiment
Next, a second embodiment of the present invention will be described with reference to FIG.
FIG. 10 is a flowchart showing the flow of the special winning
[0057]
When the main CPU 112 executes S60 to S70 and determines that the number of winning N1 is not 150 or more (S72: No), the special symbol control (FIG. 7) S28 is included in the special symbol starting storage number U1. It is determined whether or not there is a special symbol start memory number U1 associated with the jackpot lottery result as a lottery result in (S76). Here, if it is determined that there is a special symbol start memory number U1 associated with the big win lottery result (S76: Yes), a variation start flag is set (S80), and the big prize opening 43 is closed (S82). Then, the main CPU 112 determines that the variation start flag is set in S38 of the special symbol control (FIG. 7) described in the first embodiment (S38: Yes), and starts the variation display of the special symbol (S40). ). Thereafter, the main CPU 112 executes S82 to S88 as described in the first embodiment, and executes special symbol control (FIG. 7) and sorting member control (FIG. 9).
The special winning
[0058]
[Effects of Second Embodiment]
As described above, when the
Therefore, when the special winning opening 43 is kept open, the special winning opening 43 is closed and the special symbol changes regardless of whether the lottery result associated with the special symbol starting memory number U1 is a big hit or a loss. It is possible to enjoy a game with a change as compared with the case of performing the fixed display from the display.
Moreover, since the player can know the next lottery result during the big hit game, he can enjoy a speedy game.
[0059]
<Third Embodiment>
Next, a third embodiment of the present invention will be described with reference to FIG.
FIG. 11 is a flowchart showing the flow of the special winning
[0060]
When the main CPU 112 executes S60 to S70 and determines that the winning number N1 is not 150 or more (S72: No), the special symbol control storage number U1 includes S34 of special symbol control (FIG. 7). It is determined whether or not there is a special symbol start memory number U1 associated with the reach pattern as the variation pattern determined in (S78). If it is determined that there is a special symbol start memory number U1 associated with the reach pattern (S78: Yes), a variation start flag is set (S80), and the special winning opening 43 is closed (S82). Then, the main CPU 112 determines that the variation start flag is set in S38 of the special symbol control (FIG. 7) described in the first embodiment (S38: Yes), and starts the variation display of the special symbol (S40). ). Thereafter, the main CPU 112 executes S82 to S88 as described in the first embodiment, and executes special symbol control (FIG. 7) and sorting member control (FIG. 9).
The special winning
[0061]
[Effect of the third embodiment]
As described above, when the
Therefore, when the special winning opening 43 is kept open, the special winning symbol 43 is closed and the special symbol variation display is performed regardless of the variation pattern associated with the special symbol starting storage number U1. It is possible to enjoy a game with a change as compared with the case where the confirmation display is performed.
Moreover, since the player can know the next lottery result during the big hit game, he can enjoy a speedy game.
[0062]
<Fourth embodiment>
Next, a fourth embodiment of the present invention will be described with reference to FIG.
FIG. 12 is a flowchart showing the flow of the sorting
[0063]
The sorting member used in the
After executing S100 to S104, the main CPU 112 determines whether or not the winning number N2 has reached 10 (S120). If the main CPU 112 determines that it has reached (S120: Yes), whether or not the
The sorting
[0064]
[Effect of Fourth Embodiment]
As described above, if the
[0065]
[Other Embodiments]
(1) In the first embodiment, the case where the special winning symbol opening 43 is closed and the special symbol is variably displayed when the special symbol starting memory number U1 is “3” or more has been described. The stored number U1 may be a numerical value other than “3”. In addition, for the portion exceeding the reference special symbol start memory number U1, the special symbol variation display to the final display can be continuously performed while the special winning opening 43 is closed. Furthermore, during the closing of the special winning opening 43, it is also possible to perform the process from the special symbol change display to the final display in a plurality of times. The timing of the division may be a timing when the number of rounds reaches a predetermined number of rounds, or a timing when the total number of winnings to the big winning opening 43 reaches a predetermined number.
(2) In the second embodiment, when the special symbol start memory number U1 associated with the big winning lottery result exists in the special symbol start memory number U1, the large winning opening 43 in the opening is closed. In the case where the special symbol variation display is performed, when the special symbol starting memory number U1 associated with the probability variation jackpot exists, the special winning opening 43 in the opening is closed to change the special symbol. Display can also be performed.
[0066]
(3) In the third embodiment, when the special symbol start memory number U1 associated with the reach pattern exists in the special symbol start memory number U1, the large winning opening 43 in the opening is closed, Although the case where the special symbol variable display is performed has been described, when the special symbol start memory number U1 associated with a specific reach pattern exists among the reach patterns, the special winning opening 43 in the opening is closed and the special symbol start memory number U1 is closed. It is also possible to display symbols in a variable manner.
(4) The “10” as the determination criterion in S120 of the fourth embodiment can be changed to another number. For example, if the game ball is difficult to pass through the specific area 53 due to the structure of the sorting member, the number is set to a small number, and conversely, if it is easy to pass, the number is set to a large number.
(5) The variation time of the special symbol that is performed when the large winning opening 43 in the opening is closed may be shorter than the variation time of the special symbol that is performed during a normal game that is not a big hit game.
(6) In each of the above embodiments, the first type pachinko machine has been described as an example of the gaming machine according to the present invention. However, the third type pachinko machine or the first type and the third type pachinko machine are combined. The present invention can also be applied to a pachinko machine.
[0067]
[Correspondence between each claim and embodiment]
The first
RAM 116 is claimed.1Corresponds to the storage means described in.
And S10-S18 (FIG. 6) and S20-S30 (FIG. 7) which main CPU112 performs in 1st Embodiment function as a lottery means of
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an explanatory perspective view showing an appearance of a pachinko machine according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a front explanatory view showing a main configuration of a
FIG. 3 is an explanatory view showing a front mechanism and a back mechanism of the variable winning
FIG. 4 is an explanatory diagram showing the electrical configuration of the
FIG. 5 is a time chart showing timings of ON / OFF of a first type start port switch 27a, start / stop of special symbol variation, and opening / closing of a special winning opening.
FIG. 6 is a flowchart showing a flow of a first type start port process executed by the main CPU 112;
7 is a flowchart showing a flow of special symbol control executed by the main CPU 112. FIG.
FIG. 8 is a flowchart showing a flow of a special winning opening control executed by the main CPU 112;
FIG. 9 is a flowchart showing a flow of sorting member control executed by the main CPU 112;
FIG. 10 is a flowchart showing a flow of special winning
FIG. 11 is a flowchart showing a flow of special winning
FIG. 12 is a flowchart showing a flow of sorting
FIG. 13 is a schematic explanatory view of a conventional pachinko machine viewed from the front.
14 is a time chart showing the progress of a round when a big hit occurs in the pachinko machine shown in FIG.
[Explanation of symbols]
1 Pachinko machine (game machine)
27
32a Symbol display (image display device)
40 Fluctuation winning device (winning device)
43 Grand Prize Exit (Winner Exit)
62 Prize Ball Unit (Prize Ball Dispensing Device)
112 Main CPU
114 ROM (recording medium)
116 RAM (storage means)
301 Round number display section (round number notification means)
302 Winning number display section (winning number notifying means)
Claims (3)
この抽選手段が大当りの抽選結果を出した場合に入賞口を開口する入賞装置と、
遊技球が前記入賞口に入賞した場合に賞球を払出す賞球払出装置と、
前記所定の領域を通過した遊技球の通過数を複数記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に前記通過数が1以上記憶されたときに、前記抽選手段の抽選結果に基づいた画像の変動表示から確定表示までの表示を行う画像表示装置と、
前記入賞口の開閉を制御する制御手段と、を備えており、
前記画像表示装置は、
前記入賞口が開口し続けており、前記入賞口に入賞した遊技球が所定数に達するまでの期間に前記記憶手段に記憶された通過数が所定数以上になった場合に前記抽選手段の抽選結果に基づいた画像の変動表示を開始し、
前記制御手段は、
前記入賞口に入賞した遊技球が所定数に達するまで前記入賞口が開口し続ける状態を維持し、かつ、前記入賞口を開口し続けているときに前記画像表示装置により前記画像の変動表示を開始する場合は、開口し続けている途中で前記入賞口を閉口し、その後、前記変動表示している画像が確定表示された場合に前記入賞口を再度開口することを特徴とする遊技機。Lottery means for lottery for winning or losing based on the fact that the game ball has passed a predetermined area;
A prize-winning device that opens a prize-winning opening when the lottery means gives a jackpot lottery result;
A prize ball payout device for paying out a prize ball when a game ball wins the prize opening;
Storage means for storing a plurality of passing numbers of game balls that have passed through the predetermined area;
When the number of passing is stored one or more in the storage means, and rows planted image display device a display to confirm the display from variable display of image based on the lottery result of the lottery unit,
Control means for controlling the opening and closing of the winning opening ,
The image display device includes:
A lottery of the lottery means when the winning opening continues to open and the number of passes stored in the storage means exceeds a predetermined number in a period until a predetermined number of game balls have won the winning opening Start displaying images based on the results,
The control means includes
The state where the prize opening is kept open until the number of game balls won in the prize opening reaches a predetermined number, and when the prize opening is kept open, the image display device displays the change display of the image. When starting the game machine , the winning opening is closed while the opening is continued, and then the winning opening is opened again when the variably displayed image is confirmed and displayed .
この抽選手段が大当りの抽選結果を出した場合に入賞口を開口する入賞装置と、
遊技球が前記入賞口に入賞した場合に賞球を払出す賞球払出装置と、
前記所定の領域を通過した遊技球の通過数を複数記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に前記通過数が1以上記憶されたときに、前記抽選手段の抽選結果に基づいた画像の変動表示から確定表示までの表示を行う画像表示装置と、
前記入賞口の開閉を制御する制御手段と、を備えており、
前記抽選手段は、
前記記憶手段に記憶されている前記通過数のそれぞれについて前記抽選を行い、
前記記憶手段は、
前記抽選手段の抽選結果と前記通過数とを対応付けて記憶し、
前記画像表示装置は、
前記入賞口が開口し続けており、前記入賞口に入賞した遊技球が所定数に達するまでの期間において、前記大当りの抽選結果と対応付けられている通過数が前記記憶手段に記憶されている場合に、その抽選結果に基づいた画像の変動表示を開始し、
前記制御手段は、
前記入賞口に入賞した遊技球が所定数に達するまで前記入賞口が開口し続ける状態を維持し、かつ、前記入賞口を開口し続けているときに前記画像表示装置により前記画像の変動表示を開始する場合は、開口し続けている途中で前記入賞口を閉口し、その後、前記変動表示している画像が確定表示された場合に前記入賞口を再度開口することを特徴とする遊技機。 Lottery means for lottery for winning or losing based on the fact that the game ball has passed a predetermined area;
A prize-winning device that opens a prize-winning opening when the lottery means gives a jackpot lottery result;
A prize ball payout device for paying out a prize ball when a game ball wins the prize opening;
Storage means for storing a plurality of passing numbers of game balls that have passed through the predetermined area;
An image display device for performing display from variable display to final display based on the lottery result of the lottery means when the number of passages is stored in the storage means;
Control means for controlling the opening and closing of the winning opening,
The lottery means
The lottery is performed for each of the passing numbers stored in the storage means,
The storage means
The lottery result of the lottery means and the number of passages are stored in association with each other,
The image display device includes:
The number of passes associated with the jackpot lottery result is stored in the storage means during a period until the winning opening is kept open and a predetermined number of game balls have won the winning opening . In this case, the display of the fluctuation of the image based on the lottery result is started .
The control means includes
The state where the winning opening is kept open until the predetermined number of game balls won in the winning opening is maintained, and the image display device displays the change display of the image when the winning opening is kept open. when starting is overwhelmed the winning holes while you are continuing to open, then, Yu technique you characterized in that images are the varying display again opened the winning opening when it is determined the display Machine.
この抽選手段が大当りの抽選結果を出した場合に入賞口を開口する入賞装置と、
遊技球が前記入賞口に入賞した場合に賞球を払出す賞球払出装置と、
前記所定の領域を通過した遊技球の通過数を複数記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に前記通過数が1以上記憶されたときに、前記抽選手段の抽選結果に基づいた画像の変動表示から確定表示までの表示を行う画像表示装置と、
前記画像の変動表示から確定表示までの変動パターンを複数の変動パターンから選択する選択手段と、
前記入賞口の開閉を制御する制御手段と、を備えており、
前記選択手段は、
前記記憶手段に記憶されている前記通過数のそれぞれについて前記変動パターンの選択を行い、
前記記憶手段は、
前記通過数と前記選択手段により選択された変動パターンとを対応付けて記憶し、
前記画像表示装置は、
前記入賞口が開口し続けており、前記入賞口に入賞した遊技球が所定数に達するまでの期間において、所定の変動パターンと対応付けられている通過数が前記記憶手段に記憶されている場合に、その変動パターンに従って前記抽選結果に基づいた画像の変動表示を開始し、
前記制御手段は、
前記入賞口に入賞した遊技球が所定数に達するまで前記入賞口が開口し続ける状態を維持し、かつ、前記入賞口を開口し続けているときに前記画像表示装置により前記画像の変動表示を開始する場合は、開口し続けている途中で前記入賞口を閉口し、その後、前記変動表示している画像が確定表示された場合に前記入賞口を再度開口することを特徴とする遊技機。 Lottery means for lottery for winning or losing based on the fact that the game ball has passed a predetermined area;
A prize-winning device that opens a prize-winning opening when the lottery means gives a jackpot lottery result;
A prize ball payout device for paying out a prize ball when a game ball wins the prize opening;
Storage means for storing a plurality of passing numbers of game balls that have passed through the predetermined area;
An image display device for performing display from variable display to final display based on the lottery result of the lottery means when the number of passages is stored in the storage means;
Selection means for selecting a variation pattern from a variation display of the image to a final display from a plurality of variation patterns ;
Control means for controlling the opening and closing of the winning opening,
The selection means includes
Selecting the variation pattern for each of the passage numbers stored in the storage means;
The storage means
Storing the number of passages and the variation pattern selected by the selection means in association with each other;
The image display device includes:
When the winning opening is kept open, and the number of passes associated with a predetermined variation pattern is stored in the storage means in a period until a predetermined number of game balls have won the winning opening . In addition, according to the variation pattern, start the variation display of the image based on the lottery result,
The control means includes
The state where the winning opening is kept open until the predetermined number of game balls won in the winning opening is maintained, and the image display device displays the change display of the image when the winning opening is kept open. when starting is overwhelmed the winning holes while you are continuing to open, then, Yu technique you characterized in that images are the varying display again opened the winning opening when it is determined the display Machine.
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