JP3811738B2 - 表示装置 - Google Patents

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本発明は、アナログ映像信号を入力しデジタル表示信号に変換するインターフェース装置及びデジタル表示信号を最適のデジタル表示信号に変換する変換回路に関し、特に、アナログ映像信号に応じて階調の分解能が減少するのを防止すると共に、アナログ映像信号に応じた適正な輝度を再現することができるインターフェース装置を有する表示装置、及び供給される表示信号に応じて階調の分解能が減少するのを防止する変換回路を有する表示装置に関する。
コンピュータの表示装置や家庭用のテレビ受像機の薄型・軽量化の要求により、大画面で高い輝度表示を実現するプラズマディスプレイや、中・小型の液晶ディスプレイ等のフラットディスプレイが提供されている。これらのフラットディスプレイは、通常アナログ映像信号を入力し、インターフェース装置によりデジタル表示信号に変換し、そのデジタル表示信号に従って表示パネルを駆動する。
これらのフラットディスプレイのデジタル表示信号は、インターフェース装置内のアナログ・デジタル変換回路によりアナログ映像信号を量子化(アナログ・デジタル変換)することにより生成される。そして、従来のインターフェース装置では、アナログ映像信号の最大規格値がA/D変換回路のダイナミックレンジに固定的に対応付けされている。
図15は、従来のプラズマディスプレイにおける、アナログ映像信号と変換されたデジタル表示信号との関係を示す図である。図15には、ランプ波形を有するアナログ映像信号Vinと、それに対してインターフェース装置でA/D変換されたデジタル表示信号D0〜D7とが示される。また、図15には、外部から調整される輝度調整信号BCAと輝度制御信号に対応する発光周波数Fsusも示される。ここでは、輝度調整信号BCAも発光周波数Fsusも共に最大値に固定されている。
図15に示される例は、フレームKでは、アナログ映像信号Vinの最大振幅レベルはA/D変換器のダイナミックレンジVrefと同等(約100%)であるのに対して、フレームK+1ではアナログ映像信号Vinの最大振幅レベルがダイナミックレンジVrefの約50%程度、フレームK+2ではアナログ映像信号Vinの最大振幅レベルがダイナミックレンジVrefの約25%程度である。
その場合、フレームKの場合は、アナログ映像信号Vinが8ビットのデジタル表示信号D0〜D7による階調数全てに割り当てられ、最大の輝度の階調数(256階調)が利用される。それに対して、フレームK+1の場合は、アナログ映像信号Vinが7ビットのデジタル表示信号による階調数(128階調)にしか割り当てられず、更に、フレームK+2では、アナログ映像信号Vinが6ビットのデジタル表示信号による階調数(64階調)しか割り当てられない。
プラズマ表示装置の輝度値の連続調整を可能にすることが提案されている(例えば、特許文献1、2)。また、液晶表示装置の階調のダイナミックレンジを有効に利用することが提案されている(例えば、特許文献3、4)。
特開平3−102985号公報 特開平8−286636号公報 特開昭62−188477号公報 実開平6−60884号のCD-ROM
上記の通り、従来のインターフェース装置では、アナログ映像信号に対して画一的に最大規格値をダイナミックレンジVrefに対応付けていたため、変換されるデジタル表示信号は、そのまま輝度を表示することはできる。しかしながら、フレームK+2のようにアナログ映像信号Vinが低い輝度領域しかない比較的暗い映像の場合は、階調の分解能が低くなるという課題を有する。暗い映像に対して不十分な階調の分解能しか与えられないと、暗い映像の中のなだらかな輝度(明るさ)の変化を表現することができず、映像のディテールな表現力を失ってしまう。
また、表示装置は、コンピュータなどの外部機器からデジタル表示信号を直接供給され、それに従って画像を表示する場合もある。その場合、上記と同様に比較的暗い映像の場合は、供給表示信号はその階調のフルレンジを全て利用していない場合があり、その場合は、暗い映像に対して不十分な階調の分解能(階調の解像度)しか与えることができない。
そこで、本発明の目的は、暗い映像に対しても十分な階調の分解能を持つデジタル表示信号を生成することができるインターフェース装置を有する表示装置を提供することにある。
更に、本発明の別の目的は、種々のアナログ映像信号に対して、適正な輝度で十分な階調の分解能を有するデジタル表示信号を生成することができる表示装置のインターフェース装置を提供することにある。
更に、本発明の別の目的は、暗い映像に対しても十分な階調の分解能を持つ表示信号に変換することができ、適正な輝度を維持することができる表示装置を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明のインターフェース装置は、アナログ映像信号のピーク値に応じてA/D変換回路のダイナミックレンジを設定して、輝度の階調の分解能が低減するのを防止する。更に、表示される映像の輝度値を決める輝度制御信号を、アナログ映像信号のピーク値に応じて設定する。その結果、本発明のインターフェース装置は、アナログ映像信号のレベルが比較的小さい暗い映像であっても、その暗さに応じた輝度(明るさ)であって、十分な階調の分解能を有する映像を表示する表示信号を生成することができる。
本発明のインターフェース装置は、種々のアナログ映像信号に対して、より最適な階調の分解能が割り当てられ、最適な輝度を有する表示が可能になるように、上記のアナログ映像信号のピーク値に加えて、アナログ映像信号の平均値も考慮する。具体的には、上記のピーク値に応じて設定されるダイナミックレンジを、平均値に応じて引き下げて設定する。また、表示される映像の輝度を決める輝度制御信号も、上記のピーク値に応じて設定されるとともに、平均値に応じて引き下げて設定される。
上記の目的を達成するために、本発明の一つの側面は、アナログ映像信号から変換されたデジタル表示信号に従って輝度の階調表示を行うと共に、輝度制御信号に応じて前記アナログ映像信号に応じた輝度の表示を行う表示装置において、前記アナログ映像信号を前記デジタル表示信号に変換するA/D変換回路を含み、前記アナログ映像信号の所定の期間内における最大レベルに応じて、前記A/D変換回路のダイナミックレンジと前記輝度制御信号とを設定するインターフェース装置を有することを特徴とする。
上記の目的を達成するために、本発明は、アナログ映像信号から変換されたデジタル表示信号に従って輝度の階調表示を行うと共に、輝度制御信号に応じて前記アナログ映像信号に応じた輝度の表示を行うプラズマ表示装置において、前記アナログ映像信号を前記デジタル表示信号に変換するA/D変換回路を含み、前記アナログ映像信号の所定の期間内における最大レベルがより低い場合に、前記A/D変換回路のダイナミックレンジをより低く設定し、前記輝度制御信号をより少ない維持放電回数に対応する信号に設定するインターフェース装置を有することを特徴とする。
更に、本発明の別の側面は、供給される表示信号に従って輝度の階調が制御され、輝度制御信号に従って輝度が制御されて表示を行う表示装置において、前記供給される表示信号が有する輝度の最大階調レベルが第1の階調レベルの時は、前記供給表示信号の低階調レベルから第1の階調レベルまでの階調レンジを、変換後の階調のフルレンジに割り当てる第1の変換特性で、前記供給表示信号を変換表示信号に変換すると共に、前記輝度制御信号を第1の最大輝度を表示するように制御し、前記最大階調レベルが前記第1の階調レベルより低い第2の階調レベルの時は、前記供給表示信号の低階調レベルから第2の階調レベルまでの階調レンジを、変換後の階調のフルレンジに割り当てる第2の変換特性で、前記供給表示信号を変換表示信号に変換すると共に、前記輝度制御信号を第1の最大輝度より低い第2の最大輝度を表示するように制御することを特徴とする。
上記の発明によれば、供給されるアナログ表示信号またはデジタル表示信号の最大階調レベルを検出して、供給表示信号の実質的に有効な階調レンジを、変換後の階調のフルレンジに割り当てて変換表示信号を生成するので、供給表示信号の映像に最適な階調の分解能(階調の解像度)を与えることができる。
以上、本発明によれば、アナログ映像信号からデジタル表示信号に変換する場合、アナログ映像信号に応じてA/D変換器のダイナミックレンジを変更設定するので、階調の分解能をできるだけ高く保ってデジタル表示信号に変換することができ、映像の輝度(明るさ)をアナログ映像信号に合わせてダイナミックに変更設定することで映像信号に対応した適正な輝度で表示することができる。
また、本発明によれば、供給される表示信号で特定される映像に最適な階調の分解能を有する表示信号に変換され、その変換表示信号に従って表示されるので、最適な階調の分解能(階調の解像度)を有する映像を表示することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態例を説明する。しかしながら、かかる実施の形態例が、本発明の技術的範囲を限定するものではない。本発明は、プラズマ表示装置や液晶表示装置等の表示装置に関するが、以下の実施の形態例では、プラズマ表示装置を例にして説明する。
[第1の実施の形態例]
図1は、本実施の形態例におけるプラズマ表示装置の構成図である。ここに示された表示装置100は、表示パネル4を有する表示ユニット8とインターフェース装置9とで構成される。インターフェース装置9は、アナログ映像信号を含むコンポジット信号Vinを供給され、デジタルのRGB表示信号RD、GD、BD、輝度制御信号BCONT、垂直同期信号Vsync、及びドットクロックCLKを生成し、表示ユニット8に供給する。デジタル表示信号は、それぞれ8ビットのデジタル信号である。表示ユニットでは、垂直同期信号VsyncとドットクロックDCLKに同期して、デジタル表示信号RD、GD、BDに示された映像を表示パネル4に表示する。その場合、表示ユニット8では、輝度制御信号BCONTに従ってプラズマ表示パネルの輝度(明るさ)を決める発光周波数Fsusが生成される。
インターフェース装置9は、アナログ映像信号を含むコンポジット信号Vinを入力し、アナログ映像信号R、G、Bと、垂直同期信号Vsync及び水平同期信号Hsyncとに分離するビデオ信号デコーダ15を有する。アナログ映像信号R、R、Gは、A/D変換器であるデータコンバータ14によって、それぞれ8ビットのデジタル表示信号RD、GD、BDに変換される。このアナログ・デジタル変換は、ダイナミックレンジVrefに従って行われる。
アナログ映像信号を含むコンポジット信号Vinは、インターフェース装置9内のダイナミックレンジVref及び輝度制御信号BCONT生成部10にも供給される。この生成部10には、1フレームの期間を示す垂直同期信号Vsyncがビデオ信号デコーダ15から供給され、更に、外部から輝度調整信号BCAも供給される。生成部10は、これらの供給される信号に従って、最適なダイナミックレンジVrefを生成してデータコンバータ14に供給し、また、最適な輝度制御信号BCONTを生成して表示ユニット8内の発光周波数コントローラ2に供給する。ダイナミックレンジVrefは、A/D変換のダイナミックレンジを示す電圧信号であり、後述するアルゴリズムによりアナログ映像信号に応じて可変設定される。また、輝度制御信号BCONTは、プラズマ表示パネルの維持放電回数を決める信号であり、後述するアルゴリズムによりアナログ映像信号に応じてダイナミックレンジVrefと共に可変設定される。また、輝度制御信号BCONTは、外部から与えられる外部輝度調整信号BCAによっても可変設定される。
インターフェース装置9内のPLL回路16は、水平同期信号Hsyncをビデオ信号デコーダから供給され、その同期信号に同期し水平表示ラインのドット数に対応する周波数のドットクロックCLKを生成する。
プラズマ表示パネル4は、例えば3電極X,Y,Aを利用したAC型の平面放電タイプであり、Xドライバ5によりX電極が駆動され、Yドライバ6によりY電極が駆動され、アドレスドライバ7によりアドレス電極(A電極)が駆動される。駆動コントローラ3は、垂直同期信号Vsync、ドットクロックCLK、及び発光周波数Fsusを供給され、所定の駆動シーケンスに従って、各ドライバの駆動タイミング及び駆動電圧を制御する。表示データコントローラ1は、デジタル表示信号RD、GD、BDを入力して、アドレス電極を駆動するためのアドレスデータを生成し、アドレスドライバ7に供給する。即ち、表示データコントローラ1は、多階調化データ処理やデータ配列変換処理等を行って、各ドット(画素)毎の表示データを複数のサブフレーム毎にアドレス電極を駆動するための表示データに変換する。
プラズマ表示パネルの駆動シーケンスは、例えば米国特許5,818,419号等により詳述されるが、その概略は以下の通りである。プラズマ表示パネルの場合、1フレームが、輝度についてそれぞれ重み付けされた複数のサブフレームで構成され、その複数のサブフレームで点灯(放電)するか否かにより、輝度の階調表示を行う。各サブフレームは、後述するとおり、共通X電極により全面消去を行うリセット期間と、Y電極を走査しながらアドレス電極をアドレスデータに従って駆動して、所望のセルを点灯させて壁電荷を蓄積するアドレス期間と、アドレス期間に点灯されたセルに対して、上記重み付けされた回数の維持放電をX電極とY電極間に交流電圧を印加することで行う維持放電期間とを有する。この維持放電期間での放電回数が少なければ輝度は低く、多ければ輝度は高くなる。そして、この放電回数は、発光周波数Fsusによって決められる。
図2は、本実施の形態例のプラズマディスプレイにおける、アナログ映像信号と変換されたデジタル表示信号との関係を示す図である。図2は、図15で従来例として説明したのと同じランプ波形のアナログ映像信号Vinが3つのフレームK,K+1,K+2で与えられた場合の、変換後のデジタル表示信号D0〜D7を示す。この場合も、簡単のために外部輝度調整信号BCAは、最大値固定とする。
図2に示される通り、フレームKにおいて、アナログ映像信号Vinは低い振幅から最大の振幅までの信号を有し、その場合のダイナミックレンジVrefは、最大のピーク値に対応した最大値に設定される。その結果、8ビットのデジタル表示信号D0〜D7により、輝度の階調が最大の分解能(256階調)を有する。また、それに対応して、発光周波数Fsusも、例えば30kHzの最大周波数に設定される。従って、表示される画像は、アナログ映像信号Vinによって示された輝度値に対応した明るさになる。尚、発光周波数Fsusは、前述の通り輝度制御信号BCONTに従って発光周波数コントローラ2によって生成される。
尚、デジタル表示信号のうち下位の3ビットD2,D1,D0は、それぞれ変化するが、その変化が細かすぎて表示が困難であるので、図2中では破線で省略している。
次に、フレームK+1において、アナログ映像信号Vinは低い振幅から最大規格値の約50%である中程度の振幅までの信号を有し、その場合のダイナミックレンジVrefは、フレームKの場合の約50%に設定される。その結果、アナログ映像信号Vinの最大ピーク値は低くなったが、8ビットのデジタル表示信号D0〜D7による256階調の分解能が維持される。従って、表示される画像は、詳細な輝度の変化を最大限の分解能で表示される。また、ダイナミックレンジVrefを約半分にしたことに伴い、発光周波数Fsusは、フレームKの場合の約半分、15kHzに設定される。その結果、表示される画像は、アナログ映像信号Vinによって示された輝度値に対応した明るさになる。
フレームK+2において、アナログ映像信号Vinは低い振幅から最大規格値の約25%である低い振幅までの信号を有し、その場合のダイナミックレンジVrefは、フレームKの場合の約25%に設定される。その結果、アナログ映像信号Vinの最大ピーク値は非常に低くなったが、8ビットのデジタル表示信号D0〜D7による256階調の分解能が維持される。従って、表示される画像は、詳細な輝度の変化を最大限の分解能で表示される。また、ダイナミックレンジVrefを約1/4にしたことに伴い、発光周波数Fsusは、フレームKの場合の約1/4、7.5kHzに設定される。その結果、この場合も、表示される画像は、アナログ映像信号Vinによって示された輝度値に対応した明るさになる。即ち、暗い映像ではあるが、輝度の変化は最大限の分解能で表現される。
図3は、発光周波数Fsusとサブフレームの維持放電回数との関係を示した図である。図3には、1フレームが輝度について重み付けされた8つのサブフレームSF0〜SF7で構成される場合について示される。尚、発光周波数と1フレーム内の維持放電回数の合計との関係は、Fsus=(1フレーム内の維持放電回数の合計)×(フレーム周波数)
で表される。
各サブフレームは、前述の通り、パネル全面消去を行うリセット期間R、セルに対して選択的に放電を行わせるアドレス期間A、及びアドレス期間で点灯したセルに対して所定回数の維持放電を行う維持放電期間Sとを有する。そして、維持放電期間Sにおける維持放電回数によって、各サブフレームによる輝度値が決定する。即ち、維持放電回数が多いほど、サブフレームでの輝度値が高くなる(明るくなる)。図3に示した例では、サブフレームSF0は、維持放電回数が最も少なく、サブフレームSF7の維持放電回数が最も多く、8つのサブフレームSF0〜7の維持放電回数の比率は、SF0:SF1:SF2:...:SF7=1:2:4:...:128に設定される。従って、これらのサブフレームの組み合わせにより、256階調の輝度を表示することができる。
図3に示される通り、今仮に、輝度制御信号BCONTによって、発光周波数Fsusが最小限に設定されているとすると、駆動コントローラ3は、各サブフレームの維持放電回数を、1,2,4,8,16...128回に制御する。また、発光周波数Fsusが中程度に設定されるとすると、駆動コントローラ3は、各サブフレームの維持放電回数を、例えば10,20,40,80,160...1280回に制御する。更に、発光周波数Fsusが最大限に設定されるとすると、駆動コントローラ3は、各サブフレームの維持放電回数を、例えば100,200,400,800,1600...12800回に制御する。
以上のように各サブフレームの維持放電回数を制御することにより、サブフレームによる輝度の重み付けの割合を維持しつつ、輝度の絶対値を変更設定することができる。従って、インターフェース装置9内の発生部10により生成される輝度制御信号BCONTによって、発光周波数Fsusを変更設定することで、表示される輝度を変更することができる。
図2に戻って、アナログ映像信号VinとダイナミックレンジVref及び発光周波数Fsusとの関係を説明すると、次の通りである。即ち、本実施の形態例では、アナログ映像信号Vinのピーク値がより低い場合は、A/D変換回路14のダイナミックレンジVrefをより低く設定して、輝度の階調の分解能が低減するのを防止する。更に、アナログ映像信号Vinのピーク値がより低い場合は、表示される映像の輝度値を決める発光周波数Fsusをより低く設定する。その結果、フレームK+2の様にアナログ映像信号Vinのレベルが比較的小さい暗い映像であっても、その暗さに応じた輝度(明るさ)であって、十分な階調の分解能を有する映像を表示することができる。
但し、より詳細に映像信号の種類を検討すると、アナログ映像信号の平均値によって、ダイナミックレンジVrefと発光周波数Fsusの設定を微調整することが好ましい。
図4は、アナログ映像信号とダイナミックレンジ及び最大輝度の関係を示す図である。図4には、6種類のアナログ映像信号の例とそれに対応するヒストグラムとが示される。図中左側に示されるアナログ映像信号は、1フレームにおける波形が示される。また、図中右側に示されるヒストグラムは、横軸に明るさ(輝度)が、縦軸に画素数が示される。図中、VRはアナログ映像信号の最大規格電圧を示し、VPKはアナログ映像信号のピーク値を、VAVはアナログ映像信号の平均値を示す。また、VBCは、最大規格電圧VRに対応する輝度表示をするときの輝度制御信号BCONTの電圧である。
図4(1)のアナログ映像信号は、全体的に明るい映像に対する信号であり、ヒストグラムでみると、ほとんど高い輝度(明るさ)の信号からなる。この場合は、アナログ映像信号のピーク値VPKと平均値VAVとは、共に大きくほぼ同等或いは非常に近い値になる。従って、ダイナミックレンジVrefはピーク値VPK(=VR)と同じで、輝度制御信号BCONTの電圧値もピーク値VPK(=VR)に対応する電圧VBCと同じが好ましい。
図4(2)のアナログ映像信号は、明るい部分と暗い部分を有する映像に対する信号であり、ヒストグラムでみると、高い輝度(明るさ)の信号から低い輝度の信号までを含む。この場合は、アナログ映像信号のピーク値VPKは最大規格電圧VRレベルにあり、平均値VAVは、中程度になる。従って、ダイナミックレンジVrefは、ピーク値VPK(=VR)と同じで、輝度制御信号BCONTの電圧値もピーク値VPK(=VR)に対応する電圧VBCと同じが好ましい。但し、最も高い輝度の画素数が(1)の場合よりも少ないので、例えばダイナミックレンジVrefをピーク値VPK(=VR)より低くし、輝度制御信号BCONTの電圧値もピーク値VPK(=VR)に対応する電圧VBCより低くても良い。
図4(3)のアナログ映像信号は、全体的に暗い映像の中に、部分的に非常に明るい映像が存在する場合の信号であり、ヒストグラムでみると、ほとんど中程度より低い輝度の信号とそれから大きく外れた高い輝度の信号とからなる。この場合は、アナログ映像信号のピーク値VPKは最大規格電圧VRとほぼ同じように大きいのに対して、平均値VAVは非常に低い値になる。従って、ダイナミックレンジVrefは、ピーク値VPK(=VR)の半分よりも僅かに高い程度で、輝度制御信号BCONTの電圧値もピーク値VPK(=VR)に対応する電圧VBCの半分程度より僅かに高い程度が好ましい。
図4(4)のアナログ映像信号は、全体的が中間の明るさをもつ映像に対する信号であり、ヒストグラムでみるとほとんど中程度の輝度の信号からなる。この場合は、アナログ映像信号のピーク値VPK及び平均値VAVは共に、最大規格電圧VRの半分程度である。従って、ダイナミックレンジVrefはピーク値VPK程度で、輝度制御信号BCONTの電圧値もピーク値VPKに対応する電圧程度が好ましい。
図4(5)のアナログ映像信号は、全体的に暗い映像の中に、部分的に少し明るい映像が存在する場合の信号であり、ヒストグラムでみると、ほとんど低い輝度の信号とそれから大きく外れた中程度の輝度の信号とからなる。この場合は、アナログ映像信号のピーク値VPKは最大規格電圧VRのほぼ半分程度であるのに対して、平均値VAVは非常に低い値になる。従って、ダイナミックレンジVrefは、ピーク値VPKと平均値VAVの中間値程度で、輝度制御信号BCONTの電圧値もピーク値VPKと平均値VAVの中間値程度に対応する電圧が好ましい。
図4(6)のアナログ映像信号は、全体的に暗い映像の場合の信号であり、ヒストグラムでみると、ほとんど低い輝度の信号からなる。この場合は、アナログ映像信号のピーク値VPK及び平均値VAVは同程度であり、最大規格電圧VRよりかなり低い電圧である。従って、ダイナミックレンジVrefはピーク値VPK程度で、輝度制御信号BCONTの電圧値もピーク値VPKに対応する電圧程度が好ましい。
以上の6種類の映像信号からいえることは、アナログ映像信号のピーク値VPKと平均値VAVが近い場合((1)、(4)、(6))は、全体的に同じ明るさの映像であり、ピーク値VPKと平均値VAVが異なる場合((3)、(5))は、平均的な明るさは平均値VAVに依存するが、明るさの分布はピーク値VPKに依存する状態といえる。そこで、本実施の形態例では、ピーク値と平均値の中間値に対応させてダイナミックレンジVrefと輝度制御信号とを設定する。即ち、上記のピーク値に応じて設定したのに対して、更に、平均値に応じて設定値を下げるようにする。
図5は、図4の6種類の映像信号に対するダイナミックレンジと輝度制御信号との関係を示す図表である。上記の通り、より好ましい階調の制御方法では、アナログ映像信号のピーク値に応じてダイナミックレンジと輝度制御信号を制御し、更に、平均値に応じてそれらをより低いレベルにシフトさせることである。従って、インターフェース装置内で構成される画一的な回路により上記の輝度制御がされたダイナミックレンジVrefと輝度制御信号BCONTを生成するためには、一例として、ピーク値VPKと平均値VAVの中間値(=(VPK+VAV)/2)に応じて、ダイナミックレンジと輝度制御信号を設定することが好ましい。
図5の図表には、かかる方法で設定されたダイナミックレンジVPKと輝度制御信号BCONTの電圧値が示される。映像信号(1)の場合は、ダイナミックレンジVrefは、中間値(VPK+VAV)/2=VPK=VRに、輝度制御信号BCONTは、上記中間値を最大規格電圧VRに対応するその最大電圧VBCと最大規格電圧VRとの比率を乗算した値(=VBC×((VPK+VAV)/2)/VR=VBC)に設定される。
同様に、映像信号(2)の場合は、ダイナミックレンジVrefは3VR/4に、輝度制御信号BCONTは3VBC/4にそれぞれ設定される。また、映像信号(3)の場合は、ダイナミックレンジVrefは4VR/7に、輝度制御信号BCONTは4VBC/7にそれぞれ設定される。更に、映像信号(4)の場合は、ダイナミックレンジVrefはVR/2に、輝度制御信号BCONTはVBC/2にそれぞれ設定される。そして、映像信号(5)の場合は、ダイナミックレンジVrefはVR/3に、輝度制御信号BCONTはVBC/3にそれぞれ設定される。最後に、映像信号(6)の場合は、ダイナミックレンジVrefはVR/4に、輝度制御信号BCONTはVBC/4にそれぞれ設定される。
図6は、本実施の形態例におけるダイナミックレンジと輝度制御信号生成部の構成を示す図である。図6に示した生成部10は、アナログ映像信号Vinを供給され、所定の期間内におけるアナログ映像信号の電圧のピーク値VPKと平均値VAVとを検出する信号レベル検出回路11を有する。この信号レベル検出回路11は、本実施の形態例によれば、1フレーム期間におけるアナログ映像信号のピーク値と平均値を求めるために、垂直同期信号Vsyncをリセット信号RSTとして利用する。
上記の検出されたピーク値VPKと平均値VAVは、ダイナミック階調コントローラ12とダイナミック輝度コントローラ13とに供給される。ダイナミック輝度コントローラ13には、外部から供給される外部輝度調整信号BCAも供給される。ダイナミック階調コントローラ12は、ピーク値と平均値とに従って、上記したアルゴリズムでデータコンバータ(A/D変換器)14のダイナミックレンジVrefを動的に生成し、データコンバータ14に供給する。また、ダイナミック輝度コントローラ13は、ピーク値と平均値とに従って、上記したアルゴリズムで輝度制御信号BCONTを生成する。更に、ダイナミック輝度コントローラ13は、外部輝度調整信号BCAに連動して、その輝度制御信号BCONTを調整する。
図7は、本実施の形態例における信号レベル検出回路の詳細回路図である。図7に示された信号レベル検出回路11は、第1、第2及び第3のサンプリングホールド回路111,113,117を有する。更に、信号レベル検出回路11は、サンプリング信号S1、S2,S3を生成する第1、第2のサンプリング信号生成回路114,115と、2つの入力信号を比較して大きい方の信号を出力するコンパレータ回路112と、アナログ映像信号Vinの一定周期内の平均値を検出するローパスフィルタ回路(積分回路)116とを有する。
第1のサンプリング信号生成回路114は、ブランキング信号BLANKに従って決められるブランキング期間以外の有効映像信号期間において、ドットクロックDCLKに同期したサンプリング信号S1を生成して、第1のサンプルホールド回路111に供給する。サンプルホールド回路111は、そのサンプリング信号S1に応答して、アナログ映像信号Vinの電圧レベルをサンプルホールドする。コンパレータ回路112は、垂直同期信号Vsyncに同期して生成されるリセット信号RSTによってリセットされ、1フレーム期間の間、最も高い電圧レベルを出力する。第2のサンプルホールド回路113は、垂直同期信号Vsyncに同期して生成されるサンプリング信号S2に応答して、コンパレータ回路112の出力をホールドする。従って、第2のサンプルホールド回路113は、1フレーム期間内で最も高いアナログ映像信号のレベルをピーク値VPKとして出力することができる。
積分回路であるローパスフィルタ回路116は、アナログ映像信号Vinの1フレーム期間内の平均的な電圧レベルを検出し、その検出された電圧レベルが、第3のサンプリングホールド回路117によってホールドされる。従って、第3のサンプリングホールド回路117は、アナログ映像信号の1フレーム期間内の電圧平均値VAVを出力する。
図8は、本実施の形態例におけるダイナミック階調コントローラ12とダイナミック輝度コントローラ13の回路図である。図5に示したように、ピーク値VPKと平均値VAVとからダイナミックレンジVrefと輝度制御信号BCONTとを求めるために、それぞれのコントローラ12,13は、抵抗とオペレーションアンプの組み合わせ回路を有する。
ダイナミック階調コントローラ12は、オペアンプ121と入力抵抗122,123及びフィードバック抵抗124で構成される。かかる構成にすることにより、オペアンプ121のゲインGは、図示される通り、G=1(バッファ)
(但し、R1=R2,R3(R6)≪R1(R2)(R3,R6は無くとも良い。))となり、それぞれの入力抵抗にピーク値VPKと平均値VAVとが印加されるので、オペアンプの出力Vrefは、Vref=(VPK+VAV)/2になる。
ダイナミック輝度コントローラ13は、オペアンプ131、132及びバッファ回路133とを有する。オペアンプ131と抵抗134,135,136は、ダイナミック階調コントローラ12と同じ回路構成であり、そのゲイン、及び出力Vo1も、上記と同じで、Vo1=(VPK+VAV)/2になる。
一方、第2のオペアンプ132は、入力抵抗137とフィードバック抵抗138を設けることにより、ゲインGは、図示される通り、G=(R4+R5/R4)=(VBC/VR)
(但し、R5=(VBC/VR−1)×R4,VBC≧VR)となるように抵抗値を設定され、従って、出力Vo2は、Vo2=G×Vo1=(VBC×(VPK+VAV)/2)/VR=VBC×Vref/VRとなる。
即ち、第2のオペアンプ132は、オペアンプ131により算出された(VPK+VAV)/2なる電圧を、表示装置の発光周波数の制御に用いる輝度制御信号BCONTの入力レンジに合わせて比率(VBC/VR)で変換する機能を有する。即ち、ダイナミックレンジVrefが最大の時の値VRに対応する輝度制御信号BCONTの電圧値をVBC(最大値)とする場合に、ダイナミックレンジVrefの設定に連動させて輝度制御信号BCONTを求める回路である。
以上のコントローラ回路を利用することにより、インターフェース装置では、アナログ映像信号のピーク値VPKと平均値VAVとに従って、画一的にダイナミックレンジVrefと輝度制御信号BCONTを生成することができる。このダイナミックレンジVrefに従って、A/D変換回路のダイナミックレンジを設定することにより、常に最大の分解能で階調を表現することができる。また、輝度制御信号BCONTに従ってプラズマ表示パネルの発光周波数Fsusを設定することで、アナログ映像信号に対応した輝度で表示することができる。
[第2の実施の形態例]
図9は、第2の実施の形態例におけるプラズマ表示装置の構成図である。図1と対応する部分には同じ引用番号を与えている。プラズマ表示装置100は、表示ユニット8とインターフェース装置9とで構成される。インターフェース装置9は、図1の場合と同様に、コンポジット信号であるアナログ映像信号Vinをアナログの赤、緑、青の信号RA,GA,BA及び垂直同期信号Vsync、水平同期信号Hsyncに変換し、それらアナログ表示信号RA,GA,BAをデジタル表示信号RD,GD,BDに変換する。また、水平同期信号HsyncからドットクロックDCLKがPLL16により生成される。インターフェース9により生成されたデジタル表示信号RD,GD,BD、垂直同期信号Vsync及びドットクロックDCLKが表示ユニット8に供給される。これらデジタル表示信号等は、外部から直接表示ユニット8に供給される場合もある。
第2の実施の形態例では、表示ユニット8内に、表示画面に応じた輝度の階調の解像度と表示輝度を制御する輝度制御信号を制御する機能が設けられる。階調制御回路20は、供給されるデジタル表示信号RD,GD,BDに従って、表示画面の輝度の最大階調レベルを検出し、表示信号変換回路の変換テーブルを選択する選択信号DSELを生成する。この選択信号DSELは、輝度制御信号としての機能も有し、表示信号変換回路24に供給されると共に発光周波数コントローラ2にも供給される。
表示信号変換回路24は、それぞれ10ビットのデジタル表示信号RD,GD,BDを、選択信号DSELに従う変換テーブルにより、10ビットの変換デジタル表示信号CRD,CGD,CBDに変換する。変換された表示信号は、表示データコントローラ1に供給され、データ信号としてアドレスドライバ7に供給される。また、選択信号DSELに従って、発光周波数コントローラ2は、維持放電の発光周波数Fsusを設定する。
階調制御回路20は、図1におけるダイナミックレンジ及び輝度制御信号生成部10と同様の機能を有する。但し、階調制御回路20には、供給されたデジタル表示信号RD,GD,BDが有する輝度の最大階調レベルを、ヒストグラムにより検出し、選択信号DSELを生成する。そして、表示信号変換回路24にて、供給デジタル表示信号の0から検出した最大階調レベルまでの階調のレンジが、変換後の階調のフルレンジに対応するように、供給デジタル表示信号RD,GD,BDを変換デジタル表示信号CRD,CGD,CBDに変換する。その結果、検出された最大階調レベルがより低い場合は、低い輝度領域での階調の解像度がより高くなるようにデジタル表示信号が変換される。かかる変換に伴い、実質的に変換デジタル表示信号のダイナミックレンジは、狭くなる。
従って、ダイナミックレンジが実質的に狭くなったことで、最大階調に対応する実際の輝度を下げる必要があるので、輝度制御信号としての機能も有する選択信号DSELにより、発光周波数Fsusはより低く設定される。
図10は、階調制御回路20におけるデジタル表示信号の分布状態を示すヒストグラムの図である。横軸は、10ビットのデジタル表示信号D9:0の階調値を示し、縦軸は画素数を示す。このヒストグラムは、例えば垂直同期信号Vsyncにより区切られた1つのフレームまたは数フレーム期間における階調値に対する画素数を示す。
分布Aの例は、階調値512から1024の高い階調レベルで基準値Drefよりも高い画素数を有する。即ち、分布Aは、より明るい画素が多く存在する画面であり、例えば、図4に示した1)、2)、3)の例に対応する。分布Bは、階調値256から512の次に高い階調レベルで基準値Drefよりも高い画素数を有するが、階調値512から1024の最も高い階調レベルでは、基準値より少ない画素数しか存在しない。従って、分布Bは、やや明るい画素が多く存在するが画面であるが、分布Aよりは明るい画素の数が少ない。そして、例えば、図4に示した4)、5)の例に対応する。最後に、分布Cは、階調値256より高い画素数は、基準値Drefを超えない例であり、暗い画像である。即ち、図4の6)の例に対応する。
上記の分布A,B,Cにおいて、分布Aが輝度の最大階調レベルが最も高い例であり、分布Bがその次の最大階調レベルが高く、分布Cは最大階調レベルが最も低い例である。これらの分布の区別は、図10から明らかな通り、デジタル表示信号の最上位ビットD9と次の上位ビットD8の画素数をカウントすることにより、可能になる。即ち、最上位ビットD9の画素数が基準値Drefを超えていたら分布Aと判断することができる。また、デジタル表示信号の次の上位ビットD8の画素数が基準値Drefを超えるが、最上位ビットD9の画素数が基準値を超えない場合に、分布Bと判断することができる。最上位ビットD9及びその次の上位ビットD8の画素数が共に基準値を超えなければ、分布Cの最も暗い画面と判断することができる。
図11は、階調制御回路と表示信号変換回路の構成を示す図である。階調制御回路20は、デジタル表示信号の最上位ビットRD9,GD9,BD9をドットクロックDCLKに同期してカウントするカウント回路30と、次の上位ビットRD8,GD8,BD8をカウントするカウント回路34とを有する。これらのカウント回路は、所定数のフレーム期間において累積したカウント値を、毎フレーム毎に垂直同期信号Vsyncに同期して出力する。
階調制御回路20は、更に、カウント値と基準値Drefとを比較する比較回路32,36を有する。比較回路32は、最上位ビットの数が基準値Drefを超える場合は、選択信号DSEL1をHレベルにする。また、比較回路36は、次の上位ビットの数が基準値Drefを超える場合は、第2の選択信号DSEL2をHレベルにする。この2ビットの選択信号DSEL1,2は、表示信号変換回路24の選択回路24Sに供給される。
表示信号変換回路24は、例えば、10ビットの供給デジタル表示信号RD9:0を、10ビットの変換デジタル表示信号CRD9:0に変換する。そして、図11の例では、3種類の変換テーブルによる変換回路24A,B,Cが設けられ、これらの変換回路24A,B,Cが、選択信号DSELにより選択される。図11には、変換回路は、赤のデジタル表示信号についての変換回路のみが示される。選択信号DSELは、図10に示した最も明るい画面の分布Aと、次に明るい画面の分布Bと、最も暗い画面の分布Cとを判別する信号である。
尚、図11には、赤のデジタル表示信号に対する変換回路のみを示しているが、実際には、緑と青に対するデジタル表示信号GD,BDの変換回路も設けられる。
図12は、ヒストグラムの分布と選択信号の関係を示す図表とその変換テーブルの例を示す図である。ヒストグラムの分布がAの場合は、選択信号DSELの1ビット目DSEL1がHレベルになる。その時は、10ビットの供給デジタル表示信号RD9:0が10ビットの変換デジタル表示信号CRD9:0に変換される。その変換特性(変換テーブル)は、図12Bに示される変換テーブルの特性図に示される通り、供給デジタル表示信号RDの0〜1024階調レンジを、変換デジタル表示信号CRDの0〜1024階調レンジに変換する特性を有する。図12Bに示された特性Aは、必ずしも直線である必要はなく、例えばガンマ特性を考慮して低い階調領域でより解像度が高くなる特性曲線にしても良い。
ヒストグラムの分布がBの場合は、選択信号DSELの2ビット目の信号DSEL2がHレベルになる。この時は、供給デジタル表示信号の下位9ビットRD8:0が10ビットの変換デジタル表示信号CRD9:0に変換される。即ち、図12Bに示した変換テーブルBが変換特性の例である。この変換特性によれば、供給デジタル表示信号RDの0〜512階調レンジを、変換デジタル表示信号CRDの0〜1024階調レンジに変換する。最上位ビットRD9が1になる画素数が少ないので、階調512以上の階調は、全て最大階調レベルに割り当てられる。従って、変換されたデジタル表示信号によれば、低い階調領域で、より階調の解像度が高くなる。
ヒストグラムの分布がCの場合は、選択信号DSELの両ビット信号DSEL1,2がLレベルになる。この時は、供給デジタル表示信号の下位8ビットRD7:0が10ビットの変換デジタル表示信号CRD9:0に変換される。即ち、図12Bに示した変換テーブルCが変換特性の例である。この変換特性によれば、供給デジタル表示信号RDの0〜256階調レンジを、変換デジタル表示信号CRDの0〜1024階調レンジに変換する。最上位ビットRD9及び次の上位ビットRD8が1になる画素数が少ないので、階調256以上の階調は、全て最大階調レベルに割り当てられる。従って、変換されたデジタル表示信号によれば、低い階調領域で、更に階調の解像度が高くなる。
図12Bに示した変換テーブルによれば、変換テーブルAの場合は、供給デジタル表示信号RDの最大階調1024がそのまま変換後のデジタル表示信号CRDの最大階調1024に対応する。しかし、変換テーブルBの場合は、供給デジタル表示信号RDの階調512が、変換デジタル表示信号CRDの最大階調1024に対応する。また、変換テーブルCの場合は、供給デジタル表示信号RDの階調256が、変換デジタル表示信号CRDの最大階調1024に対応する。
従って、変換テーブルB、Cの場合は、実際に表示すべき輝度の最大階調レベルが、2倍または4倍になっている。従って、第1の実施の形態例の場合と同様に、デジタル表示信号の変換に伴い、実際の表示すべき輝度に調整するために、発光周波数Fsusを調整する必要がある。
図13は、発光周波数コントローラの動作を説明する図である。分布Aの場合は、発光周波数Fsusは、発光周波数コントローラ2により、最大周波数に制御される。また、分布Bの場合は、最大周波数の1/2に制御される。そして、分布Cの場合は、最大周波数の1/4に制御される。但し、発光周波数コントローラには、上記の分布を示す選択信号DSELに加えて、外部から供給される外部輝度調整信号BCAが供給される。この外部輝度調整信号BCAにより発光周波数の上限値が制御される。従って、外部輝度調整信号BCAにより制御された発光周波数の上限値を超えない範囲で、輝度制御信号の機能を有する選択信号DSELに応じた発光周波数が選択される。
また、発光周波数コントローラ2は、Xドライバ5,Yドライバ6及びアドレスドライバ7の各駆動ドライバから、消費電流情報をフィードバックされ、表示ユニット8の消費電力が定格で定めた一定値を超えないように、発光周波数を制御する。従って、発光周波数コントローラ2は、上記外部輝度調整信号BCAと消費電流情報とにより制約される発光周波数の上限値を超えない範囲で、選択信号DSELに応じた発光周波数Fsusを選択する。
図14は、別のヒストグラムの分布と選択信号の関係を示す図表とその変換テーブルの例を示す図である。図14の例は、図11の表示信号変換回路24の変換後のデジタル表示信号CRDが8ビットの例である。即ち、10ビットの供給デジタル表示信号RD9:0が、8ビットの変換デジタル表示信号CRD7:0に変換される例である。
ヒストグラムの分布A,B,Cに対応する選択信号DSELの組み合わせは、図12の場合と同じである。但し変換テーブルが異なる。分布Aを検出する選択信号DSEL=H、X(XはHまたはLのいずれか)の場合は、変換回路では、供給デジタル表示信号RD9:0のうち、上位の8ビットの信号RD9:2が、8ビットの変換デジタル表示信号CRD7:0に対応づけられる。即ち、図14Bに示される通り、供給デジタル表示信号RDの0〜1024階調レンジが、8ビットの変換デジタル表示信号CRDの0〜256階調レンジ(フルレンジ)に対応付けられる。但し、階調の解像度は、悪くなっている。
分布Bを検出する選択信号DSEL=L、Hの場合は、供給デジタル表示信号RD9:0のうち、1ビット下位側にシフトした信号RD8:1が、8ビットの変換デジタル表示信号CRD7:0に対応付けられる。即ち、図14Bに示される通り、供給デジタル表示信号RDの0〜512階調レンジが、8ビットの変換デジタル表示信号CRDの0〜256階調レンジに対応付けられる。
更に、分布Cを検出する選択信号DSEL=L、Lの場合は、供給デジタル表示信号RD9:0のうち、2ビット下位側にシフトした信号RD7:0が、8ビットの変換デジタル表示信号CRD7:0に対応付けられる。即ち、図14Bに示される通り、供給デジタル表示信号RDの0〜256階調レンジが、8ビットの変換デジタル表示信号CRDの0〜256階調レンジに対応付けられる。
図14Bから明らかな通り、変換テーブルAに比較して、変換テーブルB、Cは、低い階調領域では、階調の解像度がより高くなっている。従って、暗い映像に対しても、十分な階調の解像度を与えることができる。
図14の例の場合も、発光周波数の制御は、上記の通りである。変換テーブルAに対応する発光周波数Fsus比較して、Bの場合の発光周波数は1/2、Cの場合の発光周波数は1/4に制御される。
図14に示した変換回路の場合は、表示信号変換回路にマルチプレクサを利用することもできる。即ち、分布Aの場合は、10ビットの供給デジタル表示信号RD9:0のうち、上位の8ビットの信号RD9:2を選択する。また、分布Bの場合は、10ビットの供給デジタル表示信号RD9:0のうち、信号RD9:2より一つシフトした8ビットの信号RD8:1を選択する。そして、分布Cの場合は、10ビットの供給デジタル表示信号RD9:0のうち、信号RD9:2より更に2つシフトした8ビットの信号RD7:0を選択する。
以上説明した第2の実施の形態例は、供給されるデジタル表示信号RDに従って輝度の階調が制御され、輝度制御信号DSELに従って輝度が制御されて表示を行う表示装置において、表示信号変換回路は、複数フレーム期間等の所定の期間内における供給デジタル表示信号RDによる輝度の最大階調レベルが、512〜1024の範囲の第1の階調レベルの時は、供給デジタル表示信号の0から第1の階調レベル1024までの階調レンジが、変換デジタル表示信号CRDのフルレンジに対応するように、供給デジタル表示信号を変換する。また、輝度の最大階調レベルが、第1の階調レベル(512〜1024)より低い第2の階調レベル(256〜512)の時は、供給デジタル表示信号の0から第2の階調レベル512までの階調レンジが、変換デジタル表示信号のフルレンジに対応するように、供給デジタル表示信号RDを変換する。図12Bや図14Bに示される通り、変換特性AとBとを比較すると、変換特性Bのほうが、低い輝度領域における階調の解像度は高くなっている。
更に、第2の実施の形態例では、階調制御回路20と発光周波数コントローラとからなる輝度制御回路は、最大階調レベルが第1の階調レベル(512〜1024)の時は、表示を第1の輝度にするよう前記輝度制御信号DSELを制御し、最大階調レベルが第2の階調レベル(256〜512)の時は、表示を第1の輝度より低い第2の輝度(発光周波数を1/2倍)にするよう輝度制御信号DSELを制御する。
そして、表示信号変換回路24は、図12の例では、最大階調レベルが第1のレベル(512〜1024)の時は、10ビット(Nビット)の供給デジタル表示信号を10ビット(Mビット)の変換デジタル表示信号に変換し、第2のレベル(256〜512)の時は、下位9ビット(N−1)の供給デジタル表示信号を10ビット(Mビット)の変換デジタル表示信号に変換する。
また、表示信号変換回路24は、図14の例では、最大階調レベルが第1の階調レベル(512〜1024)の時は、10ビット(Nビット)の供給デジタル表示信号の上位8ビット(Lビット)RD9:2を変換デジタル表示信号とし、第2の階調レベル(256〜512)の時は、1ビットだけ下位の8ビット(Lビット)の供給デジタル表示信号RD8:1を変換デジタル表示信号とする。
上記した第1及び第2の実施の形態例をまとめると、より上位概念としては、供給される表示信号に従って輝度の階調が制御され、輝度制御信号に従って輝度が制御されて表示を行う表示装置において、供給表示信号が有する輝度の最大階調レベルが第1の階調レベルの時は、前記供給表示信号の0から第1の階調レベルまでの階調レンジを、変換後の階調のフルレンジに割り当てる第1の変換特性で、供給表示信号を変換表示信号に変換すると共に、輝度制御信号を第1の最大輝度を表示するように制御し、供給表示信号が有する輝度の最大階調レベルが前記第1の階調レベルより低い第2の階調レベルの時は、供給表示信号の0から第2の階調レベルまでの階調レンジを、変換後の階調のフルレンジに割り当てる第2の変換特性で、供給表示信号を変換表示信号に変換すると共に、輝度制御信号を第1の最大輝度より低い第2の最大輝度を表示するように制御することを特徴とする。
以上、実施の形態例ではプラズマ表示装置を例にして説明したが、本発明はそれに限定されず、液晶表示装置等の表示装置に適用することができる。
本実施の形態例におけるプラズマ表示装置の構成図である。 本実施の形態例のプラズマディスプレイにおける、アナログ映像信号と変換されたデジタル表示信号との関係を示す図である。 発光周波数Fsusとサブフレームの維持放電回数との関係を示した図である。 アナログ映像信号とダイナミックレンジ及び最大輝度の関係を示す図である。 6種類の映像信号に対するダイナミックレンジと輝度制御信号との関係を示す図表である。 本実施の形態例におけるダイナミックレンジと輝度制御信号生成部の構成を示す図である。 本実施の形態例における信号レベル検出回路の詳細回路図である。 本実施の形態例におけるダイナミック階調コントローラ12とダイナミック輝度コントローラ13の回路図である。 第2の実施の形態例におけるプラズマ表示装置の構成図である。 階調制御回路20におけるデジタル表示信号の分布状態を示すヒストグラムの図である。 階調制御回路と表示信号変換回路の構成を示す図である。 ヒストグラムの分布と選択信号の関係を示す図表とその変換テーブルの例を示す図である。 発光周波数コントローラの動作を説明する図である。 別のヒストグラムの分布と選択信号の関係を示す図表とその変換テーブルの例を示す図である。 従来のプラズマディスプレイにおける、アナログ映像信号と変換されたデジタル表示信号との関係を示す図である。
符号の説明
100 表示装置
4 表示パネル
9 インターフェース装置
10 ダイナミックレンジ、輝度制御信号生成部
14 データコンバータ、A/D変換回路
15 ビデオ信号デコーダ
Vin アナログ映像信号、コンポジット信号、ビデオ信号
Vref ダイナミックレンジ
BCONT 輝度制御信号
BCA 外部輝度調整信号
RD、GD、BD デジタル表示信号
Fsus 発光周波数
20 階調制御回路
24 表示信号変換回路
DSEL 選択信号、輝度制御信号


Claims (7)

  1. 所定の維持放電回数が割り当てられた複数のサブフレームを有し、供給されるデジタル表示信号に従って前記複数のサブフレームを組み合わせて階調が制御され、前記維持放電回数を制御する輝度制御信号に従って輝度が制御されて表示を行う表示装置において、
    所定の期間内における前記供給デジタル表示信号が有する輝度の最大階調レベルが第1の階調レベルの時は、前記供給デジタル表示信号の低階調レベルから第1の階調レベルまでの階調レンジを、変換後の階調のフルレンジに割り当てる第1の変換特性で、前記供給デジタル表示信号を変換デジタル表示信号に変換すると共に、前記輝度制御信号を第1の最大輝度を表示するように制御し、
    前記最大階調レベルが前記第1の階調レベルより低い第2の階調レベルの時は、前記供給デジタル表示信号の低階調レベルから第2の階調レベルまでの階調レンジを、変換後の階調のフルレンジに割り当てる第2の変換特性で、前記供給デジタル表示信号を変換デジタル表示信号に変換すると共に、前記輝度制御信号を第1の最大輝度より低い第2の最大輝度を表示するように制御することを特徴とする表示装置。
  2. 請求項1において、
    前記最大階調レベルが前記第1の階調レベルか第2の階調レベルかの判定が、前記供給デジタル表示信号の所定の上位ビットを有する画素数が基準画素数以上か否かにより行われることを特徴とする表示装置。
  3. 請求項1において、
    前記第1、第2の階調レベルに加えて、更に低い第3の階調レベルが判定され、当該判定が、前記供給デジタル表示信号の最上位ビット及び第2上位ビットを有する画素数が基準画素数以上か否かにより行われることを特徴とする表示装置。
  4. 請求項1において、
    前記表示信号変換回路は、前記第1の階調レベルの時は、Nビットの供給デジタル表示信号をM(MはNと同じでも可)ビットの変換デジタル表示信号に変換し、前記第2の階調レベルの時は、下位のN−1ビットの供給デジタル表示信号を前記Mビットの変換デジタル表示信号に変換することを特徴とする表示装置。
  5. 請求項1において、
    前記表示信号変換回路は、前記第1の階調レベルの時は、Nビットの供給デジタル表示信号の上位L(L<N)ビットを変換デジタル表示信号とし、前記第2の階調レベルの時は、前記上位Lビットより下位のLビットの供給デジタル表示信号を変換デジタル表示信号とすることを特徴とする表示装置。
  6. 所定の維持放電回数が割り当てられた複数のサブフレームを有し、供給されるデジタル表示信号に従って前記複数のサブフレームを組み合わせて階調が制御され、前記維持放電回数を制御する輝度制御信号に従って輝度が制御されて表示を行う表示装置の制御方法において、
    所定の期間内における前記供給デジタル表示信号が有する輝度の最大階調レベルが第1の階調レベルの時は、前記供給デジタル表示信号の低階調レベルから第1の階調レベルまでの階調レンジを、変換後の階調のフルレンジに割り当てる第1の変換特性で、前記供給デジタル表示信号を変換デジタル表示信号に変換すると共に、前記輝度制御信号を第1の最大輝度を表示するように制御し、
    前記最大階調レベルが前記第1の階調レベルより低い第2の階調レベルの時は、前記供給デジタル表示信号の低階調レベルから第2の階調レベルまでの階調レンジを、変換後の階調のフルレンジに割り当てる第2の変換特性で、前記供給デジタル表示信号を変換デジタル表示信号に変換すると共に、前記輝度制御信号を第1の最大輝度より低い第2の最大輝度を表示するように制御することを特徴とする表示装置の制御方法。
  7. 所定の維持放電回数が割り当てられた複数のサブフレームを有し、供給される表示信号に従って前記複数のサブフレームを組み合わせて階調が制御され、前記維持放電回数を制御する輝度制御信号に従って輝度が制御されて表示を行う表示装置において、
    前記供給される表示信号が有する輝度の最大階調レベルが第1の階調レベルの時は、前記供給表示信号の低階調レベルから第1の階調レベルまでの階調レンジを、変換後の階調のフルレンジに割り当てる第1の変換特性で、前記供給表示信号を変換表示信号に変換すると共に、前記輝度制御信号を第1の最大輝度を表示するように制御し、
    前記最大階調レベルが前記第1の階調レベルより低い第2の階調レベルの時は、前記供給表示信号の低階調レベルから第2の階調レベルまでの階調レンジを、変換後の階調のフルレンジに割り当てる第2の変換特性で、前記供給表示信号を変換表示信号に変換すると共に、前記輝度制御信号を第1の最大輝度より低い第2の最大輝度を表示するように制御することを特徴とする表示装置。
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