JP3810684B2 - ブレーキ摩擦材 - Google Patents
ブレーキ摩擦材 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3810684B2 JP3810684B2 JP2001395573A JP2001395573A JP3810684B2 JP 3810684 B2 JP3810684 B2 JP 3810684B2 JP 2001395573 A JP2001395573 A JP 2001395573A JP 2001395573 A JP2001395573 A JP 2001395573A JP 3810684 B2 JP3810684 B2 JP 3810684B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- friction material
- brake friction
- mass
- potassium titanate
- vermiculite
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Braking Arrangements (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は自動車等のブレーキ摩擦材に関し、より詳しくは、摩擦係数の安定性、異音の低減性、品質安定性に優れたブレーキ摩擦材に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動車等のブレーキ摩擦材は、スチール繊維などの金属繊維、ロックウール、スラグウール、チタン酸カリウムウィスカ、ガラス繊維、アラミド繊維などの天然または人造の無機繊維、有機繊維などの強化繊維材料;フェノール樹脂などの結合材;黒鉛、二硫化モリブデンなどの潤滑材;カシューダスト、セラミック粉、金属粉などの摩擦調整材;硫酸バリウムなどの充填材;及び水酸化カルシウムなどのpH調整材;などを配合して、混合して得られる混合物を、常温にて圧縮成形(予備成形)し、次いで、予め接着剤を塗布した裏金とともに加熱圧縮成形し、さらに熱処理した後、溝加工や表面研磨を施すことにより製造されている。
これらの強化繊維材料の中ではチタン酸カリウムウィスカ、ロックウール、スラグウールが性能コストバランスに優れることから広く用いられている。
チタン酸カリウムウィスカは強化繊維材料の中でも研削性硬質無機繊維として、ブレーキ摩擦材全体の強度、耐熱性を高め、耐摩耗性を向上させるだけでなく、ブレーキ摩擦材の摩擦係数を高めるものとして高く評価されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
チタン酸カリウムウィスカはブレーキ摩擦材用強化繊維として優れた性能を有するものの、チタン酸カリウムウィスカを用いたブレーキ摩擦材に割れが生じることがあった。そこで、本発明は、チタン酸カリウムウィスカを用いたブレーキ摩擦材と同様のの耐熱性、耐摩耗性、高度の摩擦係数を維持しつつ、さらに強度が高く、使用時の割れ頻度が小さく、鳴き特性に優れるブレーキ摩擦材を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
ブレーキ摩擦材は、ブレーキ摩擦材とロータの間の摩擦抵抗でロータの回転に制動をかけるが、その際ロータや摩擦材の一部が摩耗する。また、制動時の熱により摩耗した摩擦材中の有機物が分解し、この分解生成物が摩擦面に残るとブレーキ特性が低下する。そこで、有機物の分解生成物を効率的に除去して摩擦面を正常に保つ必要がある。本発明者らはこの観点から検討を進めたところ、ウィスカやロックウールは分散性が悪く、毛玉化していることに気づき、この毛玉化とブレーキ摩擦材性能との関係に着目して鋭意検討した。
【0005】
その結果、この毛玉化によって、気孔率で表されるように空孔が保持され、気孔率が向上する。また、摩擦面では、毛玉内部の繊維材は樹脂と結合していないので繊維材が容易に脱落し、大きな孔が存在する。そしてこの孔が制動により生じた有機物の分解生成物を掻き取り、摩擦面を正常に保つ機能を有していると考えるに至った。
そこで、この観点から、チタン酸カリウムウィスカ、ロックウール、スラグウールの代替ぶつとなり得るものにつき、探索した。かかる代替物としては以下の性質が必要である。すなわち、耐熱性が必要なことから無機質であること、制動による力で物理的に分解されて摩擦面から脱落しやすいこと、相手ロータを摩耗し難い低硬度材料であること、毛玉形状の性能を具備するため、形状が無機繊維の毛玉と同程度の粒状であることなどである。
そして、バーミキュライトが上記の性質を有していることから、その粒径を検討し、かつ、強度向上のためにチタン酸カリウム板状繊維、さらに成形性、気孔率向上のために珪藻土を複合して用いることで、制動性能に優れ、かつ、高強度で使用時の割れ頻度が小さく、鳴き特性に優れるブレーキ摩擦材が得られることを見出し、本発明に到達した。
【0006】
すなわち、本発明の要旨は、少なくとも強化繊維、結合材、潤滑材、摩擦調整材、及び充填材を含有するブレーキ摩擦材において、ブレーキ摩擦材を100質量%としたとき、平均粒径0.2〜2mmの粒状バーミキュライトを1〜5質量%、珪藻土を5〜15質量%、チタン酸カリウム板状物を5〜20質量%含み、バーミキュライトと珪藻土の合計量が10〜20質量%であることを特徴とするブレーキ摩擦材にある。
本発明のブレーキ摩擦材としては、pH調整材を含有していてもよく、さらに軟質金属繊維を含んでいてもよい。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明のブレーキ摩擦材は、ブレーキ摩擦材を100質量%としたとき、平均粒径0.2〜2mmの粒状バーミキュライトを1〜5質量%、珪藻土を5〜15質量%含み、かつこの両者の合計量が、10〜20質量%であり、強化繊維材料としてチタン酸カリウム板状繊維をブレーキ摩擦材を100質量%としたとき、5〜20質量%含んでいる必要がある。このような構成にすることにより、気孔率を高めて、フェード試験時に高温になることによって生成した分解生成物を気孔に取り込んで、摩擦係数の低下を抑制し、耐フェード性を向上できる。
また、気孔率が高くなることによってブレーキ摩擦材が柔らかくなって、振動を抑制し、スキール音の発生を抑制することができる。
従って、チタン酸カリウムウィスカ等のウィスカを含まずとも高性能のブレーキ摩擦材となる。
【0008】
本発明のブレーキ摩擦材は、さらに、スチールなどの硬質金属繊維、銅繊維などの軟質金属繊維、アラミド繊維などの有機繊維等を含んでいてもよい。
結合材としてはフェノール樹脂を例示できる。
潤滑材としては黒鉛、三硫化アンチモン、二硫化モリブデンなどを例示でき、摩擦調整材としては、カシューダスト、セラミック粉、金属粉、アルミナ粉などの金属酸化物粉、ゴム粉などを例示できる。
充填材としては、硫酸化バリウムなど、pH調整材としては水酸化カルシウムなどが用いられる。
【0009】
本発明においては、粒状バーミキュライトの平均粒径が0.2mmより小さいと、鳴きが発生しやすくなり、2mmより大きくなるとブレーキ摩擦材を構成する材料の分散性が不良となり、ブレーキ摩擦材の製造が困難となる。バーミキュライトが1質量%より少ないと、鳴きが多くなる。逆にバーミキュライトが5質量%より多くなるとブレーキ摩擦材成型時に割れが発生しやすくなる。
【0010】
珪藻土が5質量%より少ないとパッド摩耗量が増加し、鳴きが多く、耐フェード性が低下する。珪藻土が15質量%より多くなってもパッド摩耗量が増加し、鳴きも多く、さらにグー音も発生しやすくなる。
バーミキュライトと珪藻土の双方が上記範囲内にあっても、この合計量が10質量%未満になると、耐フェード性の低下や鳴きも多くなる問題点がある。
チタン酸カリウム板状繊維の配合量が5質量%より少ないと、パッド摩耗量も大きくなり、グー音が発生しやすくなる。
チタン酸カリウム板状繊維が20質量%より多く配合されると耐フェード性が大きく低下し、鳴きが非常に多くなる。
【0011】
【実施例】
以下に、実施例を用いて、本発明をさらに詳しく説明する。
(実施例1〜5、比較例1〜8)
まず、裏金を充分に洗浄した後、接着剤を塗布し、乾燥した。
次いで、表1に記載の材料を表1に記載の量配合し、均一に混合した。
なお、表1の各実施例におけるバーミキュライトは平均粒径0.5mm、1.0mm、2.0mmの粒状バーミキュライトの混合物を用い、比較例1では平均粒径0.1mm、比較例2では平均粒径3.0mmのものを用いた。
また、強化繊維としては、スチール繊維(平均繊維径50μm、平均長さ2mm)と、アラミド繊維、銅繊維(平均繊維径60μm、平均長さ3mm)の混合物を用いた。
潤滑材としては、黒鉛及び二硫化モリブデンの混合物を用いた。
摩擦調整材としては、カシューダスト、ゴム粉及びアルミナ粉の混合物を用い、pH調整剤として水酸化カルシウムを用いた。
【0012】
【表1】
【0013】
これを、常温で所定の金型を用いて圧力50MPaで冷間圧縮成形して予備成形品を得た。
次いで、接着剤を塗布した裏金と、この予備成形品とを150℃に設定した金型に投入し、40MPaの圧力で250〜300秒加熱圧縮成形(本成形)した。さらに、この加熱圧縮成形品を220℃、6時間の条件で熱処理し、研磨、溝加工を施してブレーキ摩擦材(ブレーキパッド)を得た。
各実施例においてはこのブレーキ摩擦材製造工程における予備成形品の取り扱い性は良好で、取り扱い時に予備成形品が崩れたものは1つもなかった。
これらのブレーキ摩擦材につき、摩擦摩耗特性(自動車技術会規格JASO C−406)及び実車における異音を調査した。
その結果を表2に示す。
また、ロータの摩耗性を調べたが、チタン酸カリウムウィスカを用いたブレーキ摩擦材を用いた場合に比べて、各実施例で得たブレーキ摩擦材を用いた場合は使用時における摩擦材の割れの頻度は少なかった。
【0014】
【表2】
【0015】
表2中、効力は第2効力のミニマム値で130km/h、8.0m/s2の時の値を示し、フェードは第1フェードのミニマム値(100km/h、4.5m/s2、35s毎)を示しており、これらの値が大きいほどブレーキの効力が高くなる、あるいは、フェード現象が発生し難くなることを示している。
また、パッド摩耗量は1000回あたりの値であり、この値が小さいほど摩耗量が少なく、良好であることを示している。
また、鳴き回数は、3000回あたりの値である。
【0016】
各実施例のブレーキ摩擦材は予備成形品の取り扱い性にすぐれ、かつ、表2から明らかなように、耐フェード性、摩擦摩耗特性、鳴き特性、異音とも性能に優れるが、比較例1のブレーキ摩擦材はバーミキュライトの粒径が小さすぎるため鳴きが発生しやすくなり、フェード値も低めの値となっている。
比較例2ではバーミキュライトの粒径が大きすぎるため、材料の分散性が不良となり、ブレーキ摩擦材の製造が困難となっている。
比較例3ではバーミキュライトを含まないため、鳴きが発生しやすくなっている。
比較例4では予備成形品の取り扱い性に劣り、成型時に割れが多発している。
比較例5では、珪藻土が少なすぎるため、フェード値が低めの値となり、パッド摩耗量が多くなり、鳴きが発生しやすくなっている。
比較例6では、珪藻土が多すぎるため、フェード値が低めとなり、パッド摩耗量が大きく、鳴きも多い。
比較例7では、チタン酸カリウム板状繊維が少なすぎるため、フェード値が低く、パッド摩耗量も多く、グー音が発生している。
比較例8では、チタン酸カリウム板状繊維が多すぎるため、フェード値が低くなり、鳴きが非常に多くなっていることがわかる。
【0017】
【発明の効果】
本発明のブレーキ摩擦材は、平均粒径0.2〜2mmのバーミキュライトと珪藻土、及びチタン酸カリウム板状繊維を所定量配合することにより、チタン酸カリウムウィスカを使用せずとも良好な耐フェード性を示し、高強度で使用時の割れの発生頻度が小さく、鳴き特性に優れるという特徴を有する。
Claims (1)
- 少なくとも強化繊維、結合材、潤滑材、摩擦調整材、及び充填材を含有するブレーキ摩擦材において、ブレーキ摩擦材を100質量%としたとき、平均粒径0.2〜2mmの粒状バーミキュライトを1〜5質量%、珪藻土を5〜15質量%、チタン酸カリウム板状繊維を5〜20質量%含み、バーミキュライトと珪藻土の合計量が10〜20質量%であることを特徴とするブレーキ摩擦材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001395573A JP3810684B2 (ja) | 2001-12-27 | 2001-12-27 | ブレーキ摩擦材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001395573A JP3810684B2 (ja) | 2001-12-27 | 2001-12-27 | ブレーキ摩擦材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003194121A JP2003194121A (ja) | 2003-07-09 |
JP3810684B2 true JP3810684B2 (ja) | 2006-08-16 |
Family
ID=27601914
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001395573A Expired - Fee Related JP3810684B2 (ja) | 2001-12-27 | 2001-12-27 | ブレーキ摩擦材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3810684B2 (ja) |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102009009131B4 (de) | 2009-02-17 | 2012-10-04 | Tmd Friction Services Gmbh | Verfahren zur Herstellung eines Bremsbelages, Bremsbelag |
CN101851341A (zh) * | 2010-05-18 | 2010-10-06 | 东营山信新型材料有限公司 | 利用钛酸钾片晶制备刹车片的方法 |
EP2592299A4 (en) | 2010-07-05 | 2018-06-13 | Mitsubishi Electric Corporation | Brake lining and method for manufacturing same |
JP2016098362A (ja) * | 2014-11-26 | 2016-05-30 | 日本ブレーキ工業株式会社 | 摩擦材組成物、該摩擦材組成物を用いた摩擦材および摩擦部材 |
JP6553355B2 (ja) * | 2014-12-24 | 2019-07-31 | 日本ブレーキ工業株式会社 | 摩擦材組成物、摩擦材組成物を用いた摩擦材および摩擦部材 |
JP6512817B2 (ja) * | 2014-12-24 | 2019-05-15 | 日本ブレーキ工業株式会社 | 摩擦材組成物、摩擦材組成物を用いた摩擦材および摩擦部材 |
JP2018002775A (ja) * | 2016-06-28 | 2018-01-11 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | ブレーキ摩擦材 |
CN110345184B (zh) * | 2019-07-02 | 2020-08-11 | 重庆市宏向汽配有限公司 | 一种制动蹄总成摩擦片的制作方法 |
JP2019214731A (ja) * | 2019-08-08 | 2019-12-19 | 日本ブレーキ工業株式会社 | 摩擦材組成物、該摩擦材組成物を用いた摩擦材および摩擦部材 |
-
2001
- 2001-12-27 JP JP2001395573A patent/JP3810684B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2003194121A (ja) | 2003-07-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN106085356B (zh) | 摩擦材料组合物、摩擦材料及其制造方法 | |
JP4040552B2 (ja) | 摩擦材 | |
KR100858482B1 (ko) | 비석면계 마찰재 | |
JP3998879B2 (ja) | 摩擦材 | |
JP4875823B2 (ja) | 非石綿系摩擦材 | |
JP3810684B2 (ja) | ブレーキ摩擦材 | |
JP2003238700A (ja) | 非石綿系摩擦材 | |
WO2010098470A1 (ja) | 摩擦材 | |
JP2004352813A (ja) | 摩擦材 | |
JP5446087B2 (ja) | 摩擦材 | |
JP2003082331A (ja) | 非石綿系摩擦材 | |
JP2004067884A (ja) | 非石綿系摩擦材 | |
JP4412475B2 (ja) | 摩擦材 | |
JP4029026B2 (ja) | 非石綿系摩擦材 | |
JP7467465B2 (ja) | 摩擦材組成物、摩擦材及びディスクブレーキパッド | |
JP2001311071A (ja) | 非石綿系摩擦材 | |
JP2004316904A (ja) | ブレーキ摩擦材 | |
JP2004331861A (ja) | 摩擦材 | |
JP2003105322A (ja) | 非石綿系摩擦材 | |
JPH09144792A (ja) | 摩擦材 | |
JP2001107026A (ja) | 摩擦材組成物及び摩擦材組成物を用いた摩擦材 | |
JP2000319635A (ja) | 摩擦材組成物及び摩擦材組成物を用いた摩擦材 | |
JP2018002775A (ja) | ブレーキ摩擦材 | |
JP4159732B2 (ja) | ブレーキ摩擦材 | |
JPH069945A (ja) | 摩擦材 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040401 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20040405 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20041129 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060510 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20060516 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20060524 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090602 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100602 Year of fee payment: 4 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100602 Year of fee payment: 4 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100602 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110602 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110602 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120602 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120602 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130602 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130602 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140602 Year of fee payment: 8 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |