JP3808308B2 - カード発行装置 - Google Patents

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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばICカード等のデータ記録部を有したカードに対して所定のデータ処理を行って、これを発行するためのカード発行装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図8には、従来のカード発行装置の例が示されている。図8に示すカード発行装置は、複数枚のカードRを収納するカード収納部101を備え、この収納部101から一枚ずつ繰り出したカードRを、搬送ローラ104によって搬送路105に沿って搬送するようになっている。
【0003】
搬送されるカードRは、データ処理部103によって、データ記録部の良否を判定されると共に、「良」判定のカードRについてはデータ書込み等の所定のデータ処理がなされて発行される。
【0004】
一方、「不良」判定のカードRについては、データ処理部103から搬送路105を逆送され、揺動爪式の振分け機構106によってカード回収箱107に回収される。その後、改めて次のカードRを繰り出して、同様のカード発行処理が行われる。なお、データ処理部103は、外部から挿入されたカードRに対するデータ処理をも行うために、振分け機構106よりも下流側に設けられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来のカード発行装置には、以下のような問題点がある。すなわち、カード発行時にデータ記録部の良否判定を行って不良カードの逆送、回収を行っていると、利用者の待ち時間が長くなってしまう。また、管理者側としても、収納部101に装填したカードRの中に不良カードが含まれていると、予定よりも早くカード切れを起こすことになり、カード販売の機会損失にも繋がる。
【0006】
特に、ICカードのように繰り返しデータの書換え等を行って再使用されるカードの場合、データ記録部の破損や精度低下等により不良カードが混在する可能性が比較的高く、そのような問題が生じやすい。
【0007】
そこで、予めカードの良否判定を行って、データ処理が正常に行われる蓋然性の高い「良」判定のカードのみをカード発行装置に装填することが望ましい。しかし、カードの良否判定のために専用の装置を別途に用意することは、保管場所の確保やコスト等の点で問題がある。
【0008】
本発明は、このような点を考慮してなされたものであり、予めカードの良否判定を行って、データ処理が正常に行われる蓋然性の高い「良」判定のカードのみを収納して発行処理できるようなカード発行装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
第1の発明は、データ記録部を有したカードを複数枚収納するカード収納部と、
このカード収納部に収納されたカードを1枚ずつ繰り出すカード繰出手段と、
このカード繰出手段によって繰り出されたカードを当該カード発行装置外へ発行するためのカード発行口と、
前記カード繰出手段によって繰り出されたカードを搬送路に沿って前記カード発行口まで搬送する搬送手段と、
この搬送手段によって搬送されるカードの前記データ記録部に対して、データの読取りと書込みの少なくとも一方のデータ処理を行うと共に、当該データ記録部の良否判定を行うことのできるデータ処理手段と、
このデータ処理手段によって前記データ処理ないし前記良否判定が行われたカードを前記搬送路から選択的に排除するための選別手段と、
この選別手段によって前記搬送路から排除されたカードを回収するカード回収部と、
前記データ処理手段による前記データ処理ないし前記良否判定の結果に基づいて前記選別手段を制御すると共に、利用者によって利用される状態であるカード発行モードと、係員によって利用される状態であるカード分類モードとを切換可能に構成された制御手段と
を備え、
前記制御手段は、
前記カード発行モードにおいては、前記データ処理手段による前記データ処理が正常に行われなかったカードを前記選別手段によって排除することで、利用者に対して、前記データ処理が正常に行われたカードのみが前記カード発行口から発行されるようにし、
前記カード分類モードにおいては、前記データ処理手段による前記良否判定の結果が良否いずれか一方のカードを前記選別手段によって排除することで、係員が、前記カード発行モードにおける前記データ処理が正常に行われる蓋然性の高い良判定のカードと、それ以外のカードとを分類できるようにする
制御を行うように構成されている、ことを特徴とするカード発行装置である。
【0010】
この第1の発明によれば、カード発行モードにおいては、カード収納部から繰り出されて搬送されるカードのデータ記録部に対して、データ処理手段がデータ処理を行い、当該データ処理が正常に行われなかったカードが選別手段によって搬送路から排除され、カード回収部に回収される。一方、当該データ処理が正常に行われたカードは、そのまま搬送されてカード発行口から発行される。
【0011】
一方、カード分類モードにおいては、カード収納部から繰り出されて搬送されるカードのデータ記録部に対して、データ処理手段が良否判定を行い、当該良否判定の結果が良否いずれか一方のカードが選別手段によって搬送路から排除され、カード回収部に回収される。一方、当該良否判定の結果が良否いずれか他方のカードは、そのまま搬送されてカード発行口から装置外へ出される。
【0012】
これにより、カード分類モードにおいて、係員が、カード収納部に収納された複数枚のカードを良否判定の結果に応じて分類し、データ処理が正常に行われる蓋然性の高い「良」判定のカードのみを再びカード収納部に収納し直すことができる。
【0014】
第2の発明は、第1の発明において、当該カード発行装置の本体に対して開閉可能に設けられ、前記カード発行口に対応する扉体カード発行口が形成された扉体と、この扉体の開閉を検知する開閉検知手段とを更に備え、前記制御手段は、前記開閉検知手段が前記扉体の開放を検知すると前記分類モードとなり、前記開閉検知手段が前記扉体の閉鎖を検知すると前記発行モードとなるように構成されているものである。
【0015】
この第2の発明によれば、第1の発明において、扉体の開閉に応じて分類モードと発行モードとを自動的に切り換えることができる。
【0016】
第3の発明は、第1または第2の発明において、前記データ処理手段は、前記カードのデータ記録部を初期化可能に構成されているものである。
【0017】
この第3の発明によれば、第1または第2の発明において、カードを良否判定して分類する際にデータ記録部を初期化することで、「良」判定のカードをそのまま再使用することが可能となる。
【0018】
第4の発明は、第1乃至第3の発明のいずれかにおいて、前記カード回収部を、当該カード発行装置の本体に対して着脱可能としたものである。
【0019】
この第4の発明によれば、第1乃至第3の発明のいずれかにおいて、カードを良否判定して分類した後、カード回収部を本体から取り外すことで、そこに回収したカードが「良」判定のものである場合は一括してカード収納部に収納し直すことができる。また、そこに回収したカードが「不良」判定のものである場合は一括して処分することができる。
【0020】
第5の発明は、第1乃至第4の発明のいずれかにおいて、前記カード発行口まで搬送されたカードを回収するための、当該カード発行装置の本体に対して着脱可能なカード集積部を更に備えたものである。
【0021】
この第5の発明によれば、第1乃至第4の発明のいずれかにおいて、カードを良否判定して分類する際、カード集積部を本体に取り付けておくことで、カード発行口まで搬送されたカードがカード集積部に回収される。そして、分類後にカード集積部を本体から取り外すことで、そこに回収したカードが「良」判定のものである場合は一括してカード収納部に収納し直すことができる。また、そこに回収したカードが「不良」判定のものである場合は一括して処分することができる。なお、カードをデータ処理して発行する際は、カード集積部が本体から取り外される。
【0022】
【発明の実施の形態】
次に、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1乃至図7は本発明によるカード発行装置の実施の形態を示す図である。なお、図1乃至図7に示す本発明の実施の形態において、図8に示す従来例と同一の構成部分には同一符号を付して説明する。
【0023】
[第1の実施形態]
まず、図1乃至図6により本発明の第1の実施形態について説明する。
【0024】
〈カード処理ユニットの構成〉
図1には、カード処理ユニットAとして構成された本実施形態のカード発行装置が示されている。このカード処理ユニット(カード発行装置)Aは、後述するように、図2に示すカード販売機に内蔵され、データ記録部を有したICカードRの発行処理等を行うように構成されている。
【0025】
図1において、このカード処理ユニットAは、カード収納部1、カード繰出機構2、搬送手段3、データ処理部4、選別機構5およびカード回収箱6を備えている。またカード処理ユニットAは、上記の構成要素1〜6を収納する筐状の本体a0を備え、この本体a0の前面(図1の左側)にカード入出口(カード発行口)a1が設けられている。なお、カード入出口a1に対応してカードRの底面を案内するガイド部材e15が突設されている。
【0026】
次に、上記の構成要素1〜6についてそれぞれ説明する。まず、カード収納部1は、カードRを平積み状態で複数枚収納する筐体10と、この筐体10内で圧縮バネ12により上方へ付勢された底板14とを有している。また、カード繰出機構2は、カード収納部1に収納された最上位のカードRを、モータ20の駆動によって前方(図1の左方)へ繰り出す繰出ローラ22と、繰り出されるカードRを1枚ずつに制限するためのゲート部材24とを有している。
【0027】
また、搬送手段3は、搬送路30と、モータ34によって駆動される複数の搬送ローラ32とを有している。そして、この搬送手段3は、カード繰出機構2によって繰り出されたカードRを搬送路30に沿って略水平にカード発行口a1まで搬送すると共に、それとは反対方向にもカードRを搬送(逆送)できるように構成されている。
【0028】
次に、データ処理部(データ処理手段)4は、搬送路30の下流側に対応して設けられ、搬送手段3によって搬送されるカードRのデータ記録部に対してデータ処理(データの読取りや書込み等)を行うと共に、当該データ記録部の良否判定を行うことができるように構成されている。また、データ処理部4は、カードRのデータ記録部の初期化を行うこともできるように構成されている。なお、以上の各処理は、カードRに対して非接触式で行われる。
【0029】
また、選別機構(選別手段)5は、カード繰出機構2とデータ処理部4との間の搬送路30上に設けられ、データ処理部4によってデータ処理ないし良否判定が行われたカードRを(その処理ないし判定の結果に応じて)搬送路30から選択的に排除できるように構成されている。この場合、選別機構5によって排除されるカードRは、搬送手段3によってデータ処理部4から選別機構5まで逆送されて来ることになる。なお、選別機構5の具体的な構成については後述する。
【0030】
そして、カード回収箱(カード回収部)6は、選別機構5によって搬送路30から排除(落下)されたカードRを回収するために、選別機構5の下方に配置されている。このカード回収箱6は、カード処理ユニット本体a0に対して着脱可能となっている。なお、カード回収箱6には、カードRの回収枚数が限界に達したことを検知するための満杯検知センサ60が設けられている。
【0031】
次に図3には、カード処理ユニットAを含むカード販売機全体の動作を制御するための制御部(制御手段)Uが示されている。この制御部Uは、データ処理部4によるデータ処理が正常に行われなかったカードR、およびデータ処理部4による良否判定の結果が「不良」であったカードRを選別機構5で選択的に排除するようにカード処理ユニットAを制御する。
【0032】
より詳細には、制御部Uは、以下のような「カード発行モード」と「カード分類モード」とを切換可能に構成されている。前者の「カード発行モード」において制御部Uは、データ処理部4がデータ処理を行うと共に、当該データ処理が正常に行われなかったカードRのみを選別機構5によって排除するような制御を行う。また、後者の「カード分類モード」において制御部Uは、データ処理部4が良否判定を行うと共に、当該良否判定の結果が「良」であったカードRのみを選別機構5によって排除するような制御を行う。
【0033】
ここで、カード処理ユニットAの本体a0に対して、扉体Eが開閉可能に設けられている。この扉体Eは、実際には図2に示すように、カード処理ユニットAを収納するカード販売機の筐体Dに対して開閉可能に取り付けられている。また、当該筐体Dの上部には、扉体Eの開閉を検知する開閉スイッチ(開閉検知手段)Fが設けられている。そして、制御部Uは、開閉スイッチFが扉体Eの開放を検知すると「カード分類モード」となり、開閉スイッチFが扉体Eの閉鎖を検知すると「カード発行モード」となるように構成されている(図3参照)。
【0034】
〈カード販売機の構成〉
次に、上記のようなカード処理ユニット(カード発行装置)Aを用いたカード販売機の構成について簡単に説明する。図2に示すように、このカード販売機は、カード処理ユニットAの他に、紙幣処理ユニットBおよび硬貨処理ユニットCを備えている。これらのユニットA,B,Cは、上記筐体D内に(それぞれ前方に引き出し可能に)収納されている。
【0035】
また、上記扉体Eの前面には、複数の選択ボタンe1と、2つの金額表示部e2,e3と、状態表示部e4とが設けられている。このうち選択ボタンe1は、例えば「500円」「1000円」「3000円」「5000円」「10000円」の各金額ボタンと、「精算」ボタンとからなる。また、状態表示部e4は、取扱中であるか否かの表示や、釣り銭切れの表示等を行うようになっている。一方、扉体Eの内面には係員用操作部Gが設けられている。
【0036】
ここで、カード処理ユニットAは上記カード入出口a1を、紙幣処理ユニットBは紙幣挿入口b1および紙幣返却口b2を、硬貨処理ユニットCは硬貨返却口c1を、それぞれ前面側に有している。
【0037】
そして、扉体Eには、それらのカード入出口a1、紙幣挿入口b1、紙幣返却口b2および硬貨返却口c1に対応して、扉体カード入出口e10、扉体紙幣挿入口e11、扉体紙幣返却口e12および扉体硬貨返却口e13がそれぞれ形成されている。
【0038】
次に、図3に示すように、カード販売機は上記制御部Uを備えており、この制御部Uに対して、電源ユニットPの他、上記の各ユニットA,B,C、開閉スイッチF、係員用操作部G、選択ボタンe1、金額表示部e2,e3および状態表示部e4が接続されている。なお、各選択ボタンe1は、操作用の押しボタンとしての選択ボタン自体に加えて、それぞれLED表示部を有している。
【0039】
〈選別機構の具体的構成〉
次に、カード処理ユニット(カード発行装置)Aにおける選別機構5の具体的構成について、図4を参照して説明する。
【0040】
まず、図4において、上記搬送路30を構成する左右一対の通路側板30a,30bが設けられている。これらの通路側板30a,30b同士の間には、上記搬送ローラ32が配置されている。一方の通路側板30aの内側には、カードRの一側縁を支持する固定支持部材50が固着されている。また、他方の通路側板30bに対応して、カードRの他側縁を支持する可動支持部材52が配置されている。この可動支持部材52は、通路側板30bに形成されたスリット38を貫通して、当該通路側板30bの内側へ突出するようになっている。
【0041】
そして、選別機構5は、上記可動支持部材52を先端に有する従動レバー53と、このレバー53を、リンク部材54を介して支軸53a回りに揺動させるためのロータリソレノイド56とを備えている。このロータリソレノイド56に対しては、従動レバー53を手動で動作させるための手動レバー58が取り付けられている。この手動レバー58は、カードRの詰まり解除等のために利用されるものである。
【0042】
通常は、搬送路30において、両支持部材50,52によって両側縁を支持されたカードRが、その上面に当接する搬送ローラ32によって略水平に搬送され、選別機構5の部分をそのまま通過するようになっている。一方、選別機構5がカードRの排除を行う場合は、ロータリソレノイド56の作動によってレバー53を(図4の左方へ)揺動させることで、可動支持部材52による一側縁の支持を失ったカードRが搬送路30から落下するようになっている。
【0043】
このような選別機構5によれば、従来の揺動爪式の振分け機構106(図8)等によってカードRを搬送路から強制的に排除する場合と異なり、カードRの湾曲や撓みを生ずることがない。従って、比較的剛性の高いカードRであっても、排除動作による損傷を被るおそれがなくなる。
【0044】
〈動 作〉
次に、本実施形態のカード処理ユニット(カード発行装置)Aを用いたカード販売機の動作について、主に図5および図6のフローチャートに沿って説明する(適宜、図1、図2または図3を参照のこと)。
【0045】
図5および図6において、このカード販売機は、上述したとおり扉体Eの開閉に応じて「カード分類モード」と「カード発行モード」とが自動的に切り換えられるようになっている(ステップS0)。そこで、以下の説明は「カード発行モード」(扉体の閉鎖時)と「カード分類モード」(扉体の開放時)とに大別して行うこととする。
【0046】
(1)「カード発行モード」における動作(図5)
このモードは、利用者によって利用される状態であり、カードRの発行(新規発行もしくは加算処理)または精算処理が行われる。
【0047】
(1−1)カードの発行(新規発行処理)
待機状態においてカードRが挿入されずに(ステップS10)現金が投入されると(ステップS11)、投入金額以下の選択ボタンe1(のLED)が点灯し選択可能(有効化)の状態となる(ステップS12)。このとき、一方の金額表示部e3に投入金額が表示される。そして、カードRが挿入されることなく(ステップS13)いずれかの金額の選択ボタンe1が押下されると(ステップS14)、カード処理ユニットAにおいてカードRの発行処理が行われる(ステップS15〜S18)。
【0048】
具体的には、カード収納部1から繰り出された新規カードRが搬送手段3によって搬送され(ステップS15)、データ処理部4によって金額や発行日等のデータの書込み処理が行われる(ステップS16)。そして、データ処理部4において新規カードRのデータ処理が正常に行われたことが確認されたら(ステップS17)、当該カードRがカード入出口a1(e10)より発行される(ステップS18)。
【0049】
一方、データ処理部4において新規カードRのデータ処理が正常に行われたことが確認されない場合は(ステップS17)、当該カードRが選別機構5側へ逆送され、選別機構5によってカード回収箱6へ排除、回収される(ステップS17’)。その後、改めてカード収納部1から繰り出される別の新規カードRについて発行処理が行われる(ステップS15〜S18)。
【0050】
なお、選択ボタンe1が押下された時点(ステップS14)で、上記金額表示部e3の表示が釣り銭金額(投入金額から選択ボタンe1で選択された金額を引いた額)に切り換えられると共に、選択された金額が他方の金額表示部e2に表示されることになる。
【0051】
そして、釣り銭がある場合は(ステップS19)、紙幣処理ユニットBないし硬貨処理ユニットCから釣り銭金額に応じた貨幣が投出される(ステップS20)。また、発行した新規カードRがカード入出口a1(e10)から抜き取られた時点で、上記金額表示部e2の表示が消される。なお、有効化された選択ボタンe1が何ら押下されなかった場合は(ステップS14)、カードRの発行が行われることなく、投入された貨幣が返却される(ステップS21)。
【0052】
(1−2)カードの発行(加算処理)
待機状態において、利用者のカードRがカード入出口a1(e10)から挿入され(ステップS10)、(精算ボタンが押下されることなく(ステップS22))現金が投入されると(ステップS23)、投入金額以下の選択ボタンe1(のLED)が点灯し選択可能(有効化)の状態となる(ステップS24)。このとき、金額表示部e2,e3にカードRの残額と投入金額とがそれぞれ表示される。
【0053】
そして、いずれかの金額の選択ボタンe1が押下されると(ステップS25)、カード処理ユニットAにおいてカードRの発行(加算)処理が行われる(ステップS26〜S28→S17,S18/ステップS26,S27→S33,S15〜S18)。
【0054】
具体的には、挿入された利用者のカードRがデータ処理部4へ搬送され(ステップS26)、データ処理部4において良否判定により再使用可能であるか否かが確認される(ステップS27)。そして、再使用可能なカードRは、データ処理部4において加算処理(残額と選択金額との合計金額や発行日等のデータの書換え処理)が行われる(ステップS28)。
【0055】
一方、再使用不能なカードRは、選別機構5側へ搬送され、選別機構5によってカード回収箱6へ排除、回収される(ステップS33)。その後、改めてカード収納部1から繰り出される新規カードRについて、同様のデータ処理(上記合計金額や発行日等のデータの書込み処理)が行われる(ステップS15〜S16)。
【0056】
そして、データ処理部4において、挿入された利用者のカードまたは新規カードRのデータ処理が正常に行われたことが確認されたら(ステップS17)、当該カードRがカード入出口a1(e10)より発行される(ステップS18)。一方、データ処理部4においてデータ処理が正常に行われたことが確認されない場合は(ステップS17)、当該カードRが選別機構5側へ逆送され、選別機構5によってカード回収箱6へ排除、回収される(ステップS17’)。その後、改めてカード収納部1から繰り出される新規カードRについて同様の処理が行われる(ステップS15〜S18)。
【0057】
なお、選択ボタンe1が押下された時点(ステップS25)で、金額表示部e2の表示が上記合計金額に切り換えられると共に、金額表示部e3の表示が釣り銭金額に切り換えられる。そして、発行した新規カードRがカード入出口a1(e10)から抜き取られた時点で、金額表示部e2の表示が消され、釣り銭がある場合は(ステップS19)釣り銭金額に応じた貨幣が投出されると(ステップS20)金額表示部e3の表示が消される。
【0058】
なお、カード挿入後に現金の投入がなかったり(ステップS23)、有効化された選択ボタンe1が何ら押下されなかったりした場合は(ステップS25)、挿入された利用者のカードRが返却される(ステップS32)。
【0059】
(1−3)カードの精算処理
待機状態において、利用者のカードRがカード入出口a1(e10)から挿入されると(ステップS10)、当該カードRのデータが確認される。そして、データが正常であると判断されれば、選択ボタンe1の1つである精算ボタン(のLED)が点灯され、精算処理が可能となる。このとき、当該カードRの残額が金額表示部e2に表示される。
【0060】
その後、精算ボタンが押下されると(ステップS22)、紙幣処理ユニットBないし硬貨処理ユニットCから上記残額に応じた貨幣が投出され(ステップS30)、金額表示部e2の表示が消される。その後、精算処理されたカードRは、選別機構5側へ搬送され、選別機構5によってカード回収箱6へ排除、回収される(ステップS31)。また、挿入されたカードRに残額がない場合も(ステップS29)同様にして回収が行われる(ステップS31)。
【0061】
なお、精算ボタンの点灯後、所定時間以内に精算ボタンが押下されず(ステップS22)、現金の投入もなかった場合は(ステップS23)、挿入された利用者のカードRが返却される(ステップS32)
(2)「カード分類モード」における動作(図6)
このモードは、係員(管理者)によって利用される状態であり、カード収納部に充填すべきカードRの良否に応じた分類処理が行われる。
【0062】
まず、開扉状態にあるカード販売機の筐体Dからカード処理ユニットAが前方に引き出され、当該ユニットAのカード収納部1に補充用のカードRが装填される。次に、係員用操作部Gの操作により分類開始指示がなされると(ステップS40)、カード収納部1からのカードRの繰出しおよび搬送が行われる(ステップS42)。そして、データ処理部4まで搬送されたカードRは、当該データ処理部4によって、データの消去(初期化)がなされる(ステップS43)と共に、データ記録部の良否判定がなされる(ステップS44)。
【0063】
その結果、データ記録部が正常であるとされた「良」判定のカードRは、選別機構5側へ逆送され(ステップS45)、選別機構5によってカード回収箱6へ排除、回収される(ステップS46)。一方、データ記録部が正常でないとされた「不良」判定のカードRは、そのままカード入出口a1(e10)まで搬送され(ステップS47)、係員によって回収される。
【0064】
以上のようにして、1枚のカードRの分類処理が行われた後、その次のカードRが繰り出され、同様の分類処理(ステップS42〜S46/S42〜S44→S47)が行われる。そして、全てのカードRが分類処理されてカード収納部1内のカードRが無くなるまでこれが繰り返される(ステップS41)。
【0065】
分類処理の終了後、係員がカード回収箱6をユニット本体a0から取り出し、回収箱6内の「良」判定のカードRをカード収納部1内に移し換える。なお、カードRを良否判定して分類する際にデータ記録部を初期化しているので、「良」判定のカードRはそのまま再使用することが可能となる。最後に、カード処理ユニットAを販売機の筐体D内へ押し戻し、扉体Eを閉じれば、カードの補充作業が終了する。なお、カード入出口a1(e10)から回収された「不良」判定のカードRは、係員によって処分される。
【0066】
〈作用効果〉
次に、このような構成よりなる本実施形態の作用効果について説明する。
【0067】
本実施形態によれば、上述したように、「カード分類モード」において、カード収納部1から繰り出されて搬送されるカードRのデータ記録部に対して、データ処理部4が良否判定を行い、「良」判定のカードRが選別機構5によって搬送路30から排除され、カード回収箱6に回収される。一方、「不良」判定のカードRは、そのまま搬送されてカード発行口a1から装置外へ出される。
【0068】
これにより、カード収納部1に収納された複数枚のカードRを良否判定の結果に応じて分類し、データ処理が正常に行われる蓋然性の高い「良」判定のカードRのみをカード回収箱6に回収し、再びカード収納部1に収納し直すことができる。この場合、カードRを良否判定して分類した後、カード回収箱6を本体a0から取り外すことで、そこに回収した「良」判定のカードRを一括してカード収納部1に収納し直すことができる。
【0069】
従って、「カード発行モード」でのカードの発行等の処理において、カード収納部1から繰り出される新規カードRがカード回収箱6に排除、回収される頻度を大幅に低減させ、円滑で効率的なカードRの処理を確保することができる。また、カードRの良否判定のために別途、専用の装置を用意する必要もなくなる。
【0070】
[第2の実施形態]
まず、図7により本発明の第2の実施形態としてのカード処理ユニットA’について説明する。
【0071】
〈構 成〉
本実施形態は図7に示すように、主にカード処理ユニットA’が、カード発行口a1まで搬送されたカードRを回収するための着脱式のカード集積箱(カード集積部)8を備えた点で上記第1の実施形態と異なり、その他の構成は図1乃至図6に示す上記第1の実施形態と略同様である。
【0072】
具体的には、カード処理ユニットA’の本体a0’において、カード入出口a1の下方に係合受け部a2が設けられている。そして、カード集積箱8は、カードRを受け入れる箱本体80を有し、この箱本体80の上部外側に、ユニット本体a0’の係合受け部a2と係合する係合爪部82が設けられている。これによりカード集積箱8は、ユニット本体a0’の外側に対して着脱自在となっている。この場合、扉体Eが開放された状態でのみ、カード集積箱8の取り付けが可能となっている。この目的のため、ガイド部材e15は扉体E側に取り付けられている。
【0073】
その他に、本実施形態のカード処理ユニットA’は、カード収納部1’および繰出機構2’の構成においても上記第1の実施形態と異なっている。すなわち、図7に示すカード収納部1’は、図1に示した収納部1とは反対に、搬送路30の上側に配置され、収納したカードRを自重で下方へ送るようになっている。また、図7に示す繰出機構2’は、図1に示した繰出ローラ22に代えて、並進式の繰出部材26を有している。
【0074】
但し、本実施形態の特徴は上記カード集積箱8を着脱自在に設けた点にあり、本実施形態のカード処理ユニットA’は、図1に示した上記第1の実施形態と同様のカード収納部1および繰出機構2を用いていてもよい。
【0075】
〈作用効果〉
次に、このような構成よりなる本実施形態の作用効果について説明する。
【0076】
本実施形態によれば、扉体Eが開放された「カード分類モード」の状態でカードRを良否判定して分類する際、カード集積箱8をカード処理ユニットAの本体a0’に取り付けておくことで、カード発行口a1まで搬送されたカードRがカード集積箱8に回収される。そして、分類後にカード集積箱8を本体から取り外すことで、そこに回収した「不良」判定のカードRを一括して処分することができる。なお、扉体Eが閉鎖された「カード発行モード」の状態では、カード集積箱8が本体a0’から取り外されている。
【0077】
〈変形例〉
次に、本実施形態の変形例について、その前提となる問題点から説明する。
【0078】
すなわち、不良カードの発生率が比較的高いICカードRにおいても、通常は「不良」判定のカードRよりも「良」判定のカードRの方が遙かに多くの割合を占めるので、以下のような問題が生ずることとなる。
【0079】
まず、「カード分類モード」において、多数を占める「良」判定のカードRをいちいち逆送、排除した後でなければ次のカードRを繰り出すことができないので、全体としての処理時間が長くなってしまう。また、カード回収箱6の容量がカード収納部1に比べて小さい場合、「カード分類モード」において「良」判定のカードRを排除してカード回収箱6に回収していると、途中でカード回収箱6が満杯になり、カードRの移し替え作業を繰り返す必要が生じる。
【0080】
そこで、本実施形態では、「カード分類モード」において、上記の分類の仕方とは反対に、「不良」判定のカードRを選別機構5によって排除してカード回収箱6に回収し、「良」判定のカードRをカード入出口a1からカード集積箱8に回収することが望ましい。この場合、カード集積箱8に回収した「良」判定のカードRを一括してカード収納部1に収納し直し、カード回収箱6に回収した「不良」判定のカードを一括して処分することができる。
【0081】
このように、「カード分類モード」において、少数しか含まれない「不良」判定のカードRの方を逆送、排除することで、全体としての処理時間を短縮することができる。また、本体a0’の外側に取り付けられるカード集積箱8は、カード回収箱6とは異なり、カード処理ユニットA’の寸法に影響を与えることなく充分な容量を確保することができる。そこで、カード集積箱8の容量をカード収納部1’の容量と同等以上にしておくことで、途中でカード集積箱8が満杯になることを防止し、カードRの移し替え作業の繰り返しを回避することができる。
【0082】
[その他の実施形態]
以上の実施形態において、発行処理等の処理の対象としてICカードRを用いる場合について説明したが、データ記録部を有するカードであれば、ICカード以外のカードを処理対象とすることもできる。
【0083】
また、カード販売機の一部を構成するカード処理ユニットAとしてのカード発行装置について説明したが、本発明のカード発行装置はこれに限定されるものではない。例えば、カードの発行と分類のみを行う単体のカード発行装置として構成することも可能である。
【0084】
【発明の効果】
本発明によれば、カード分類モードにおいて、係員が、カード収納部に収納された複数枚のカードを良否判定の結果に応じて分類し、データ処理が正常に行われる蓋然性の高い「良」判定のカードのみを再びカード収納部に収納し直すことができる。従って、カード発行モードにおいて、データ処理を行ってカードを発行する際に、カードがカード回収部に排除、回収される頻度を大幅に低減させ、利用者に対する円滑で効率的なカードの発行を確保することができる。また、カードの良否判定のために別途、専用の装置を用意する必要もなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるカード発行装置の第1の実施形態を模式的に示す縦断面図。
【図2】図1に示すカード発行装置を用いたカード販売機を示す図であって、(a)は閉扉時の正面図、(b)は開扉時の正面図。
【図3】図2に示すカード販売機のシステム構成を示すブロック図。
【図4】図1に示すカード発行装置の選別機構を、搬送路の横断面に対応して示す図。
【図5】図2に示すカード販売機の「カード発行モード」における動作を示すフローチャート。
【図6】図2に示すカード販売機の「カード分類モード」における動作を示すフローチャート。
【図7】本発明によるカード発行装置の第2の実施形態を模式的に示す縦断面図。
【図8】従来のカード発行装置を模式的に示す縦断面図。
【符号の説明】
A カード処理ユニット(カード発行装置)
a0 本体
a1 カード入出口(カード発行口)
1 カード収納部
2 カード繰出機構(カード繰出手段)
3 搬送手段
30 搬送路
4 データ処理部(データ処理手段)
5 選別機構(選別手段)
6 カード回収箱(カード回収部)
A’ カード処理ユニット(カード発行装置)
a0’ 本体
a3 回収箱係合部
1’ カード収納部
2’ カード繰出機構(カード繰出手段)
8 カード集積箱(カード集積部)
B 紙幣処理ユニット
C 硬貨処理ユニット
D 筐体
E 扉体
e10 扉体カード入出口(扉体カード発行口)
F 開閉スイッチ(開閉検知手段)
U 制御部(制御手段)
R ICカード

Claims (5)

  1. データ記録部を有したカードを複数枚収納するカード収納部と、
    このカード収納部に収納されたカードを1枚ずつ繰り出すカード繰出手段と、
    このカード繰出手段によって繰り出されたカードを当該カード発行装置外へ発行するためのカード発行口と、
    前記カード繰出手段によって繰り出されたカードを搬送路に沿って前記カード発行口まで搬送する搬送手段と、
    この搬送手段によって搬送されるカードの前記データ記録部に対して、データの読取りと書込みの少なくとも一方のデータ処理を行うと共に、当該データ記録部の良否判定を行うことのできるデータ処理手段と、
    このデータ処理手段によって前記データ処理ないし前記良否判定が行われたカードを前記搬送路から選択的に排除するための選別手段と、
    この選別手段によって前記搬送路から排除されたカードを回収するカード回収部と、
    前記データ処理手段による前記データ処理ないし前記良否判定の結果に基づいて前記選別手段を制御すると共に、利用者によって利用される状態であるカード発行モードと、係員によって利用される状態であるカード分類モードとを切換可能に構成された制御手段と
    を備え、
    前記制御手段は、
    前記カード発行モードにおいては、前記データ処理手段による前記データ処理が正常に行われなかったカードを前記選別手段によって排除することで、利用者に対して、前記データ処理が正常に行われたカードのみが前記カード発行口から発行されるようにし、
    前記カード分類モードにおいては、前記データ処理手段による前記良否判定の結果が良否いずれか一方のカードを前記選別手段によって排除することで、係員が、前記カード発行モードにおける前記データ処理が正常に行われる蓋然性の高い良判定のカードと、それ以外のカードとを分類できるようにする
    制御を行うように構成されている、ことを特徴とするカード発行装置。
  2. 当該カード発行装置の本体に対して開閉可能に設けられ、前記カード発行口に対応する扉体カード発行口が形成された扉体と、
    この扉体の開閉を検知する開閉検知手段と
    を更に備え、
    前記制御手段は、前記開閉検知手段が前記扉体の開放を検知すると前記分類モードとなり、前記開閉検知手段が前記扉体の閉鎖を検知すると前記発行モードとなるように構成されている、ことを特徴とする請求項1記載のカード発行装置。
  3. 前記データ処理手段は、前記カードのデータ記録部を初期化可能に構成されている、ことを特徴とする請求項1または2記載のカード発行装置。
  4. 前記カード回収部は、当該カード発行装置の本体に対して着脱可能である、ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のカード発行装置。
  5. 前記カード発行口まで搬送されたカードを回収するための、当該カード発行装置の本体に対して着脱可能なカード集積部を更に備えた、ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のカード発行装置。
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