JP2002189991A - カード発行装置 - Google Patents

カード発行装置

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JP2002189991A JP2000387023A JP2000387023A JP2002189991A JP 2002189991 A JP2002189991 A JP 2002189991A JP 2000387023 A JP2000387023 A JP 2000387023A JP 2000387023 A JP2000387023 A JP 2000387023A JP 2002189991 A JP2002189991 A JP 2002189991A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 予めカードの良否判定を行って、データ処理
が正常に行われる蓋然性の高い「良」判定のカードのみ
を発行処理できるようなカード発行装置の提供。 【解決手段】 カード収納部1に収納されたICカード
Rが、カード繰出機構2によって1枚ずつ繰り出され、
カード繰出手段3によって搬送路30に沿って搬送され
るようになっている。搬送されるカードRのデータ記録
部に対してデータ処理を行うと共に、当該データ記録部
の良否判定を行うことのできるデータ処理部4が設けら
れている。また、データ処理部4によるデータ処理が正
常に行われなかったカードR、および良否判定の結果が
良否いずれか一方のカードRを選択的に排除するための
選別機構5が設けられている。選別機構5によって排除
されたカードRは、カード回収箱6に回収されるように
なっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばICカード
等のデータ記録部を有したカードに対して所定のデータ
処理を行って、これを発行するためのカード発行装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】図8には、従来のカード発行装置の例が
示されている。図8に示すカード発行装置は、複数枚の
カードRを収納するカード収納部101を備え、この収
納部101から一枚ずつ繰り出したカードRを、搬送ロ
ーラ104によって搬送路105に沿って搬送するよう
になっている。
【0003】搬送されるカードRは、データ処理部10
3によって、データ記録部の良否を判定されると共に、
「良」判定のカードRについてはデータ書込み等の所定
のデータ処理がなされて発行される。
【0004】一方、「不良」判定のカードRについて
は、データ処理部103から搬送路105を逆送され、
揺動爪式の振分け機構106によってカード回収箱10
7に回収される。その後、改めて次のカードRを繰り出
して、同様のカード発行処理が行われる。なお、データ
処理部103は、外部から挿入されたカードRに対する
データ処理をも行うために、振分け機構106よりも下
流側に設けられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のカード
発行装置には、以下のような問題点がある。すなわち、
カード発行時にデータ記録部の良否判定を行って不良カ
ードの逆送、回収を行っていると、利用者の待ち時間が
長くなってしまう。また、管理者側としても、収納部1
01に装填したカードRの中に不良カードが含まれてい
ると、予定よりも早くカード切れを起こすことになり、
カード販売の機会損失にも繋がる。
【0006】特に、ICカードのように繰り返しデータ
の書換え等を行って再使用されるカードの場合、データ
記録部の破損や精度低下等により不良カードが混在する
可能性が比較的高く、そのような問題が生じやすい。
【0007】そこで、予めカードの良否判定を行って、
データ処理が正常に行われる蓋然性の高い「良」判定の
カードのみをカード発行装置に装填することが望まし
い。しかし、カードの良否判定のために専用の装置を別
途に用意することは、保管場所の確保やコスト等の点で
問題がある。
【0008】本発明は、このような点を考慮してなされ
たものであり、予めカードの良否判定を行って、データ
処理が正常に行われる蓋然性の高い「良」判定のカード
のみを収納して発行処理できるようなカード発行装置を
提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、データ記
録部を有したカードを複数枚収納するカード収納部と、
このカード収納部に収納されたカードを1枚ずつ繰り出
すカード繰出手段と、このカード繰出手段によって繰り
出されたカードを当該カード発行装置外へ発行するため
のカード発行口と、前記カード繰出手段によって繰り出
されたカードを搬送路に沿って前記カード発行口まで搬
送する搬送手段と、この搬送手段によって搬送されるカ
ードの前記データ記録部に対してデータ処理を行うと共
に、当該データ記録部の良否判定を行うことのできるデ
ータ処理手段と、このデータ処理手段によって前記デー
タ処理ないし前記良否判定が行われたカードを前記搬送
路から選択的に排除するための選別手段と、この選別手
段によって前記搬送路から排除されたカードを回収する
カード回収部と、前記データ処理手段による前記データ
処理が正常に行われなかったカード、および前記データ
処理手段による前記良否判定の結果が良否いずれか一方
のカードを選択的に排除するように前記選別手段を制御
する制御手段とを備えたことを特徴とするカード発行装
置である。
【0010】この第1の発明によれば、まず、カード収
納部から繰り出されて搬送されるカードのデータ記録部
に対して、データ処理手段がデータ処理を行う場合、当
該データ処理が正常に行われなかったカードが選別手段
によって搬送路から排除され、カード回収部に回収され
る。一方、当該データ処理が正常に行われたカードは、
そのまま搬送されてカード発行口から発行される。
【0011】次に、カード収納部から繰り出されて搬送
されるカードのデータ記録部に対して、データ処理手段
が良否判定を行う場合、当該良否判定の結果が良否いず
れか一方のカードが選別手段によって搬送路から排除さ
れ、カード回収部に回収される。一方、当該良否判定の
結果が良否いずれか他方のカードは、そのまま搬送され
てカード発行口から装置外へ出される。
【0012】これにより、カード収納部に収納された複
数枚のカードを良否判定の結果に応じて分類し、データ
処理が正常に行われる蓋然性の高い「良」判定のカード
のみを再びカード収納部に収納し直すことができる。
【0013】第2の発明は、第1の発明において、前記
制御手段は、前記データ処理手段が前記データ処理を行
うと共に、当該データ処理が正常に行われなかったカー
ドを前記選別手段によって排除するカード発行モード
と、前記データ処理手段が前記良否判定を行うと共に、
当該良否判定の結果が良否いずれか一方のカードを前記
選別手段によって排除するカード分類モードとを切換可
能に構成されているものである。
【0014】第3の発明は、第2の発明において、当該
カード発行装置の本体に対して開閉可能に設けられた扉
体と、この扉体の開閉を検知する開閉検知手段とを更に
備え、前記制御手段は、前記開閉検知手段が前記扉体の
開放を検知すると前記分類モードとなり、前記開閉検知
手段が前記扉体の閉鎖を検知すると前記発行モードとな
るように構成されているものである。
【0015】この第3の発明によれば、第2の発明にお
いて、扉体の開閉に応じて分類モードと発行モードとを
自動的に切り換えることができる。
【0016】第4の発明は、第1乃至第3の発明のいず
れかにおいて、前記データ処理手段は、前記カードのデ
ータ記録部を初期化可能に構成されているものである。
【0017】この第4の発明によれば、第1乃至第3の
発明のいずれかにおいて、カードを良否判定して分類す
る際にデータ記録部を初期化することで、「良」判定の
カードをそのまま再使用することが可能となる。
【0018】第5の発明は、第1乃至第4の発明のいず
れかにおいて、前記カード回収部を、当該カード発行装
置の本体に対して着脱可能としたものである。
【0019】この第5の発明によれば、第1乃至第4の
発明のいずれかにおいて、カードを良否判定して分類し
た後、カード回収部を本体から取り外すことで、そこに
回収したカードが「良」判定のものである場合は一括し
てカード収納部に収納し直すことができる。また、そこ
に回収したカードが「不良」判定のものである場合は一
括して処分することができる。
【0020】第6の発明は、第1乃至第5の発明のいず
れかにおいて、前記カード発行口まで搬送されたカード
を回収するための、当該カード発行装置の本体に対して
着脱可能なカード集積部を更に備えたものである。
【0021】この第6の発明によれば、第1乃至第5の
発明のいずれかにおいて、カードを良否判定して分類す
る際、カード集積部を本体に取り付けておくことで、カ
ード発行口まで搬送されたカードがカード集積部に回収
される。そして、分類後にカード集積部を本体から取り
外すことで、そこに回収したカードが「良」判定のもの
である場合は一括してカード収納部に収納し直すことが
できる。また、そこに回収したカードが「不良」判定の
ものである場合は一括して処分することができる。な
お、カードをデータ処理して発行する際は、カード集積
部が本体から取り外される。
【0022】
【発明の実施の形態】次に、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。図1乃至図7は本発明によ
るカード発行装置の実施の形態を示す図である。なお、
図1乃至図7に示す本発明の実施の形態において、図8
に示す従来例と同一の構成部分には同一符号を付して説
明する。
【0023】[第1の実施形態]まず、図1乃至図6に
より本発明の第1の実施形態について説明する。
【0024】〈カード処理ユニットの構成〉図1には、
カード処理ユニットAとして構成された本実施形態のカ
ード発行装置が示されている。このカード処理ユニット
(カード発行装置)Aは、後述するように、図2に示す
カード販売機に内蔵され、データ記録部を有したICカ
ードRの発行処理等を行うように構成されている。
【0025】図1において、このカード処理ユニットA
は、カード収納部1、カード繰出機構2、搬送手段3、
データ処理部4、選別機構5およびカード回収箱6を備
えている。またカード処理ユニットAは、上記の構成要
素1〜6を収納する筐状の本体a0を備え、この本体a
0の前面(図1の左側)にカード入出口(カード発行
口)a1が設けられている。なお、カード入出口a1に
対応してカードRの底面を案内するガイド部材e15が
突設されている。
【0026】次に、上記の構成要素1〜6についてそれ
ぞれ説明する。まず、カード収納部1は、カードRを平
積み状態で複数枚収納する筐体10と、この筐体10内
で圧縮バネ12により上方へ付勢された底板14とを有
している。また、カード繰出機構2は、カード収納部1
に収納された最上位のカードRを、モータ20の駆動に
よって前方(図1の左方)へ繰り出す繰出ローラ22
と、繰り出されるカードRを1枚ずつに制限するための
ゲート部材24とを有している。
【0027】また、搬送手段3は、搬送路30と、モー
タ34によって駆動される複数の搬送ローラ32とを有
している。そして、この搬送手段3は、カード繰出機構
2によって繰り出されたカードRを搬送路30に沿って
略水平にカード発行口a1まで搬送すると共に、それと
は反対方向にもカードRを搬送(逆送)できるように構
成されている。
【0028】次に、データ処理部(データ処理手段)4
は、搬送路30の下流側に対応して設けられ、搬送手段
3によって搬送されるカードRのデータ記録部に対して
データ処理(データの読取りや書込み等)を行うと共
に、当該データ記録部の良否判定を行うことができるよ
うに構成されている。また、データ処理部4は、カード
Rのデータ記録部の初期化を行うこともできるように構
成されている。なお、以上の各処理は、カードRに対し
て非接触式で行われる。
【0029】また、選別機構(選別手段)5は、カード
繰出機構2とデータ処理部4との間の搬送路30上に設
けられ、データ処理部4によってデータ処理ないし良否
判定が行われたカードRを(その処理ないし判定の結果
に応じて)搬送路30から選択的に排除できるように構
成されている。この場合、選別機構5によって排除され
るカードRは、搬送手段3によってデータ処理部4から
選別機構5まで逆送されて来ることになる。なお、選別
機構5の具体的な構成については後述する。
【0030】そして、カード回収箱(カード回収部)6
は、選別機構5によって搬送路30から排除(落下)さ
れたカードRを回収するために、選別機構5の下方に配
置されている。このカード回収箱6は、カード処理ユニ
ット本体a0に対して着脱可能となっている。なお、カ
ード回収箱6には、カードRの回収枚数が限界に達した
ことを検知するための満杯検知センサ60が設けられて
いる。
【0031】次に図3には、カード処理ユニットAを含
むカード販売機全体の動作を制御するための制御部(制
御手段)Uが示されている。この制御部Uは、データ処
理部4によるデータ処理が正常に行われなかったカード
R、およびデータ処理部4による良否判定の結果が「不
良」であったカードRを選別機構5で選択的に排除する
ようにカード処理ユニットAを制御する。
【0032】より詳細には、制御部Uは、以下のような
「カード発行モード」と「カード分類モード」とを切換
可能に構成されている。前者の「カード発行モード」に
おいて制御部Uは、データ処理部4がデータ処理を行う
と共に、当該データ処理が正常に行われなかったカード
Rのみを選別機構5によって排除するような制御を行
う。また、後者の「カード分類モード」において制御部
Uは、データ処理部4が良否判定を行うと共に、当該良
否判定の結果が「良」であったカードRのみを選別機構
5によって排除するような制御を行う。
【0033】ここで、カード処理ユニットAの本体a0
に対して、扉体Eが開閉可能に設けられている。この扉
体Eは、実際には図2に示すように、カード処理ユニッ
トAを収納するカード販売機の筐体Dに対して開閉可能
に取り付けられている。また、当該筐体Dの上部には、
扉体Eの開閉を検知する開閉スイッチ(開閉検知手段)
Fが設けられている。そして、制御部Uは、開閉スイッ
チFが扉体Eの開放を検知すると「カード分類モード」
となり、開閉スイッチFが扉体Eの閉鎖を検知すると
「カード発行モード」となるように構成されている(図
3参照)。
【0034】〈カード販売機の構成〉次に、上記のよう
なカード処理ユニット(カード発行装置)Aを用いたカ
ード販売機の構成について簡単に説明する。図2に示す
ように、このカード販売機は、カード処理ユニットAの
他に、紙幣処理ユニットBおよび硬貨処理ユニットCを
備えている。これらのユニットA,B,Cは、上記筐体
D内に(それぞれ前方に引き出し可能に)収納されてい
る。
【0035】また、上記扉体Eの前面には、複数の選択
ボタンe1と、2つの金額表示部e2,e3と、状態表
示部e4とが設けられている。このうち選択ボタンe1
は、例えば「500円」「1000円」「3000円」
「5000円」「10000円」の各金額ボタンと、
「精算」ボタンとからなる。また、状態表示部e4は、
取扱中であるか否かの表示や、釣り銭切れの表示等を行
うようになっている。一方、扉体Eの内面には係員用操
作部Gが設けられている。
【0036】ここで、カード処理ユニットAは上記カー
ド入出口a1を、紙幣処理ユニットBは紙幣挿入口b1
および紙幣返却口b2を、硬貨処理ユニットCは硬貨返
却口c1を、それぞれ前面側に有している。
【0037】そして、扉体Eには、それらのカード入出
口a1、紙幣挿入口b1、紙幣返却口b2および硬貨返
却口c1に対応して、カード入出口e10、紙幣挿入口
e11、紙幣返却口e12および硬貨返却口e13がそ
れぞれ形成されている。
【0038】次に、図3に示すように、カード販売機は
上記制御部Uを備えており、この制御部Uに対して、電
源ユニットPの他、上記の各ユニットA,B,C、開閉
スイッチF、係員用操作部G、選択ボタンe1、金額表
示部e2,e3および状態表示部e4が接続されてい
る。なお、各選択ボタンe1は、操作用の押しボタンと
しての選択ボタン自体に加えて、それぞれLED表示部
を有している。
【0039】〈選別機構の具体的構成〉次に、カード処
理ユニット(カード発行装置)Aにおける選別機構5の
具体的構成について、図4を参照して説明する。
【0040】まず、図4において、上記搬送路30を構
成する左右一対の通路側板30a,30bが設けられて
いる。これらの通路側板30a,30b同士の間には、
上記搬送ローラ32が配置されている。一方の通路側板
30aの内側には、カードRの一側縁を支持する固定支
持部材50が固着されている。また、他方の通路側板3
0bに対応して、カードRの他側縁を支持する可動支持
部材52が配置されている。この可動支持部材52は、
通路側板30bに形成されたスリット38を貫通して、
当該通路側板30bの内側へ突出するようになってい
る。
【0041】そして、選別機構5は、上記可動支持部材
52を先端に有する従動レバー53と、このレバー53
を、リンク部材54を介して支軸53a回りに揺動させ
るためのロータリソレノイド56とを備えている。この
ロータリソレノイド56に対しては、従動レバー53を
手動で動作させるための手動レバー58が取り付けられ
ている。この手動レバー58は、カードRの詰まり解除
等のために利用されるものである。
【0042】通常は、搬送路30において、両支持部材
50,52によって両側縁を支持されたカードRが、そ
の上面に当接する搬送ローラ32によって略水平に搬送
され、選別機構5の部分をそのまま通過するようになっ
ている。一方、選別機構5がカードRの排除を行う場合
は、ロータリソレノイド56の作動によってレバー53
を(図4の左方へ)揺動させることで、可動支持部材5
2による一側縁の支持を失ったカードRが搬送路30か
ら落下するようになっている。
【0043】このような選別機構5によれば、従来の揺
動爪式の振分け機構106(図8)等によってカードR
を搬送路から強制的に排除する場合と異なり、カードR
の湾曲や撓みを生ずることがない。従って、比較的剛性
の高いカードRであっても、排除動作による損傷を被る
おそれがなくなる。
【0044】〈動 作〉次に、本実施形態のカード処理
ユニット(カード発行装置)Aを用いたカード販売機の
動作について、主に図5および図6のフローチャートに
沿って説明する(適宜、図1、図2または図3を参照の
こと)。
【0045】図5および図6において、このカード販売
機は、上述したとおり扉体Eの開閉に応じて「カード分
類モード」と「カード発行モード」とが自動的に切り換
えられるようになっている(ステップS0)。そこで、
以下の説明は「カード発行モード」(扉体の閉鎖時)と
「カード分類モード」(扉体の開放時)とに大別して行
うこととする。
【0046】(1)「カード発行モード」における動作
(図5) このモードは、利用者によって利用される状態であり、
カードRの発行(新規発行もしくは加算処理)または精
算処理が行われる。
【0047】(1−1)カードの発行(新規発行処理) 待機状態においてカードRが挿入されずに(ステップS
10)現金が投入されると(ステップS11)、投入金
額以下の選択ボタンe1(のLED)が点灯し選択可能
(有効化)の状態となる(ステップS12)。このと
き、一方の金額表示部e3に投入金額が表示される。そ
して、カードRが挿入されることなく(ステップS1
3)いずれかの金額の選択ボタンe1が押下されると
(ステップS14)、カード処理ユニットAにおいてカ
ードRの発行処理が行われる(ステップS15〜S1
8)。
【0048】具体的には、カード収納部1から繰り出さ
れた新規カードRが搬送手段3によって搬送され(ステ
ップS15)、データ処理部4によって金額や発行日等
のデータの書込み処理が行われる(ステップS16)。
そして、データ処理部4において新規カードRのデータ
処理が正常に行われたことが確認されたら(ステップS
17)、当該カードRがカード入出口a1(e10)よ
り発行される(ステップS18)。
【0049】一方、データ処理部4において新規カード
Rのデータ処理が正常に行われたことが確認されない場
合は(ステップS17)、当該カードRが選別機構5側
へ逆送され、選別機構5によってカード回収箱6へ排
除、回収される(ステップS17’)。その後、改めて
カード収納部1から繰り出される別の新規カードRにつ
いて発行処理が行われる(ステップS15〜S18)。
【0050】なお、選択ボタンe1が押下された時点
(ステップS14)で、上記金額表示部e3の表示が釣
り銭金額(投入金額から選択ボタンe1で選択された金
額を引いた額)に切り換えられると共に、選択された金
額が他方の金額表示部e2に表示されることになる。
【0051】そして、釣り銭がある場合は(ステップS
19)、紙幣処理ユニットBないし硬貨処理ユニットC
から釣り銭金額に応じた貨幣が投出される(ステップS
20)。また、発行した新規カードRがカード入出口a
1(e10)から抜き取られた時点で、上記金額表示部
e2の表示が消される。なお、有効化された選択ボタン
e1が何ら押下されなかった場合は(ステップS1
4)、カードRの発行が行われることなく、投入された
貨幣が返却される(ステップS21)。
【0052】(1−2)カードの発行(加算処理) 待機状態において、利用者のカードRがカード入出口a
1(e10)から挿入され(ステップS10)、(精算
ボタンが押下されることなく(ステップS22))現金
が投入されると(ステップS23)、投入金額以下の選
択ボタンe1(のLED)が点灯し選択可能(有効化)
の状態となる(ステップS24)。このとき、金額表示
部e2,e3にカードRの残額と投入金額とがそれぞれ
表示される。
【0053】そして、いずれかの金額の選択ボタンe1
が押下されると(ステップS25)、カード処理ユニッ
トAにおいてカードRの発行(加算)処理が行われる
(ステップS26〜S28→S17,S18/ステップ
S26,S27→S33,S15〜S18)。
【0054】具体的には、挿入された利用者のカードR
がデータ処理部4へ搬送され(ステップS26)、デー
タ処理部4において良否判定により再使用可能であるか
否かが確認される(ステップS27)。そして、再使用
可能なカードRは、データ処理部4において加算処理
(残額と選択金額との合計金額や発行日等のデータの書
換え処理)が行われる(ステップS28)。
【0055】一方、再使用不能なカードRは、選別機構
5側へ搬送され、選別機構5によってカード回収箱6へ
排除、回収される(ステップS33)。その後、改めて
カード収納部1から繰り出される新規カードRについ
て、同様のデータ処理(上記合計金額や発行日等のデー
タの書込み処理)が行われる(ステップS15〜S1
6)。
【0056】そして、データ処理部4において、挿入さ
れた利用者のカードまたは新規カードRのデータ処理が
正常に行われたことが確認されたら(ステップS1
7)、当該カードRがカード入出口a1(e10)より
発行される(ステップS18)。一方、データ処理部4
においてデータ処理が正常に行われたことが確認されな
い場合は(ステップS17)、当該カードRが選別機構
5側へ逆送され、選別機構5によってカード回収箱6へ
排除、回収される(ステップS17’)。その後、改め
てカード収納部1から繰り出される新規カードRについ
て同様の処理が行われる(ステップS15〜S18)。
【0057】なお、選択ボタンe1が押下された時点
(ステップS25)で、金額表示部e2の表示が上記合
計金額に切り換えられると共に、金額表示部e3の表示
が釣り銭金額に切り換えられる。そして、発行した新規
カードRがカード入出口a1(e10)から抜き取られ
た時点で、金額表示部e2の表示が消され、釣り銭があ
る場合は(ステップS19)釣り銭金額に応じた貨幣が
投出されると(ステップS20)金額表示部e3の表示
が消される。
【0058】なお、カード挿入後に現金の投入がなかっ
たり(ステップS23)、有効化された選択ボタンe1
が何ら押下されなかったりした場合は(ステップS2
5)、挿入された利用者のカードRが返却される(ステ
ップS32)。
【0059】(1−3)カードの精算処理 待機状態において、利用者のカードRがカード入出口a
1(e10)から挿入されると(ステップS10)、当
該カードRのデータが確認される。そして、データが正
常であると判断されれば、選択ボタンe1の1つである
精算ボタン(のLED)が点灯され、精算処理が可能と
なる。このとき、当該カードRの残額が金額表示部e2
に表示される。
【0060】その後、精算ボタンが押下されると(ステ
ップS22)、紙幣処理ユニットBないし硬貨処理ユニ
ットCから上記残額に応じた貨幣が投出され(ステップ
S30)、金額表示部e2の表示が消される。その後、
精算処理されたカードRは、選別機構5側へ搬送され、
選別機構5によってカード回収箱6へ排除、回収される
(ステップS31)。また、挿入されたカードRに残額
がない場合も(ステップS29)同様にして回収が行わ
れる(ステップS31)。
【0061】なお、精算ボタンの点灯後、所定時間以内
に精算ボタンが押下されず(ステップS22)、現金の
投入もなかった場合は(ステップS23)、挿入された
利用者のカードRが返却される(ステップS32)(2)「カード分類モード」における動作(図6) このモードは、係員(管理者)によって利用される状態
であり、カード収納部に充填すべきカードRの良否に応
じた分類処理が行われる。
【0062】まず、開扉状態にあるカード販売機の筐体
Dからカード処理ユニットAが前方に引き出され、当該
ユニットAのカード収納部1に補充用のカードRが装填
される。次に、係員用操作部Gの操作により分類開始指
示がなされると(ステップS40)、カード収納部1か
らのカードRの繰出しおよび搬送が行われる(ステップ
S42)。そして、データ処理部4まで搬送されたカー
ドRは、当該データ処理部4によって、データの消去
(初期化)がなされる(ステップS43)と共に、デー
タ記録部の良否判定がなされる(ステップS44)。
【0063】その結果、データ記録部が正常であるとさ
れた「良」判定のカードRは、選別機構5側へ逆送され
(ステップS45)、選別機構5によってカード回収箱
6へ排除、回収される(ステップS46)。一方、デー
タ記録部が正常でないとされた「不良」判定のカードR
は、そのままカード入出口a1(e10)まで搬送され
(ステップS47)、係員によって回収される。
【0064】以上のようにして、1枚のカードRの分類
処理が行われた後、その次のカードRが繰り出され、同
様の分類処理(ステップS42〜S46/S42〜S4
4→S47)が行われる。そして、全てのカードRが分
類処理されてカード収納部1内のカードRが無くなるま
でこれが繰り返される(ステップS41)。
【0065】分類処理の終了後、係員がカード回収箱6
をユニット本体a0から取り出し、回収箱6内の「良」
判定のカードRをカード収納部1内に移し換える。な
お、カードRを良否判定して分類する際にデータ記録部
を初期化しているので、「良」判定のカードRはそのま
ま再使用することが可能となる。最後に、カード処理ユ
ニットAを販売機の筐体D内へ押し戻し、扉体Eを閉じ
れば、カードの補充作業が終了する。なお、カード入出
口a1(e10)から回収された「不良」判定のカード
Rは、係員によって処分される。
【0066】〈作用効果〉次に、このような構成よりな
る本実施形態の作用効果について説明する。
【0067】本実施形態によれば、上述したように、
「カード分類モード」において、カード収納部1から繰
り出されて搬送されるカードRのデータ記録部に対し
て、データ処理部4が良否判定を行い、「良」判定のカ
ードRが選別機構5によって搬送路30から排除され、
カード回収箱6に回収される。一方、「不良」判定のカ
ードRは、そのまま搬送されてカード発行口a1から装
置外へ出される。
【0068】これにより、カード収納部1に収納された
複数枚のカードRを良否判定の結果に応じて分類し、デ
ータ処理が正常に行われる蓋然性の高い「良」判定のカ
ードRのみをカード回収箱6に回収し、再びカード収納
部1に収納し直すことができる。この場合、カードRを
良否判定して分類した後、カード回収箱6を本体a0か
ら取り外すことで、そこに回収した「良」判定のカード
Rを一括してカード収納部1に収納し直すことができ
る。
【0069】従って、「カード発行モード」でのカード
の発行等の処理において、カード収納部1から繰り出さ
れる新規カードRがカード回収箱6に排除、回収される
頻度を大幅に低減させ、円滑で効率的なカードRの処理
を確保することができる。また、カードRの良否判定の
ために別途、専用の装置を用意する必要もなくなる。
【0070】[第2の実施形態]まず、図7により本発
明の第2の実施形態としてのカード処理ユニットA’に
ついて説明する。
【0071】〈構 成〉本実施形態は図7に示すよう
に、主にカード処理ユニットA’が、カード発行口a1
まで搬送されたカードRを回収するための着脱式のカー
ド集積箱(カード集積部)8を備えた点で上記第1の実
施形態と異なり、その他の構成は図1乃至図6に示す上
記第1の実施形態と略同様である。
【0072】具体的には、カード処理ユニットA’の本
体a0’において、カード入出口a1の下方に係合受け
部a2が設けられている。そして、カード集積箱8は、
カードRを受け入れる箱本体80を有し、この箱本体8
0の上部外側に、ユニット本体a0’の係合受け部a2
と係合する係合爪部82が設けられている。これにより
カード集積箱8は、ユニット本体a0’の外側に対して
着脱自在となっている。この場合、扉体Eが開放された
状態でのみ、カード集積箱8の取り付けが可能となって
いる。この目的のため、ガイド部材e15は扉体E側に
取り付けられている。
【0073】その他に、本実施形態のカード処理ユニッ
トA’は、カード収納部1’および繰出機構2’の構成
においても上記第1の実施形態と異なっている。すなわ
ち、図7に示すカード収納部1’は、図1に示した収納
部1とは反対に、搬送路30の上側に配置され、収納し
たカードRを自重で下方へ送るようになっている。ま
た、図7に示す繰出機構2’は、図1に示した繰出ロー
ラ22に代えて、並進式の繰出部材26を有している。
【0074】但し、本実施形態の特徴は上記カード集積
箱8を着脱自在に設けた点にあり、本実施形態のカード
処理ユニットA’は、図1に示した上記第1の実施形態
と同様のカード収納部1および繰出機構2を用いていて
もよい。
【0075】〈作用効果〉次に、このような構成よりな
る本実施形態の作用効果について説明する。
【0076】本実施形態によれば、扉体Eが開放された
「カード分類モード」の状態でカードRを良否判定して
分類する際、カード集積箱8をカード処理ユニットAの
本体a0’に取り付けておくことで、カード発行口a1
まで搬送されたカードRがカード集積箱8に回収され
る。そして、分類後にカード集積箱8を本体から取り外
すことで、そこに回収した「不良」判定のカードRを一
括して処分することができる。なお、扉体Eが閉鎖され
た「カード発行モード」の状態では、カード集積箱8が
本体a0’から取り外されている。
【0077】〈変形例〉次に、本実施形態の変形例につ
いて、その前提となる問題点から説明する。
【0078】すなわち、不良カードの発生率が比較的高
いICカードRにおいても、通常は「不良」判定のカー
ドRよりも「良」判定のカードRの方が遙かに多くの割
合を占めるので、以下のような問題が生ずることとな
る。
【0079】まず、「カード分類モード」において、多
数を占める「良」判定のカードRをいちいち逆送、排除
した後でなければ次のカードRを繰り出すことができな
いので、全体としての処理時間が長くなってしまう。ま
た、カード回収箱6の容量がカード収納部1に比べて小
さい場合、「カード分類モード」において「良」判定の
カードRを排除してカード回収箱6に回収していると、
途中でカード回収箱6が満杯になり、カードRの移し替
え作業を繰り返す必要が生じる。
【0080】そこで、本実施形態では、「カード分類モ
ード」において、上記の分類の仕方とは反対に、「不
良」判定のカードRを選別機構5によって排除してカー
ド回収箱6に回収し、「良」判定のカードRをカード入
出口a1からカード集積箱8に回収することが望まし
い。この場合、カード集積箱8に回収した「良」判定の
カードRを一括してカード収納部1に収納し直し、カー
ド回収箱6に回収した「不良」判定のカードを一括して
処分することができる。
【0081】このように、「カード分類モード」におい
て、少数しか含まれない「不良」判定のカードRの方を
逆送、排除することで、全体としての処理時間を短縮す
ることができる。また、本体a0’の外側に取り付けら
れるカード集積箱8は、カード回収箱6とは異なり、カ
ード処理ユニットA’の寸法に影響を与えることなく充
分な容量を確保することができる。そこで、カード集積
箱8の容量をカード収納部1’の容量と同等以上にして
おくことで、途中でカード集積箱8が満杯になることを
防止し、カードRの移し替え作業の繰り返しを回避する
ことができる。
【0082】[その他の実施形態]以上の実施形態にお
いて、発行処理等の処理の対象としてICカードRを用
いる場合について説明したが、データ記録部を有するカ
ードであれば、ICカード以外のカードを処理対象とす
ることもできる。
【0083】また、カード販売機の一部を構成するカー
ド処理ユニットAとしてのカード発行装置について説明
したが、本発明のカード発行装置はこれに限定されるも
のではない。例えば、カードの発行と分類のみを行う単
体のカード発行装置として構成することも可能である。
【0084】
【発明の効果】本発明によれば、カード収納部に収納さ
れた複数枚のカードを良否判定の結果に応じて分類し、
データ処理が正常に行われる蓋然性の高い「良」判定の
カードのみを再びカード収納部に収納し直すことができ
る。従って、データ処理を行ってカードを発行する際
に、カードがカード回収部に排除、回収される頻度を大
幅に低減させ、円滑で効率的なカードの発行を確保する
ことができる。また、カードの良否判定のために別途、
専用の装置を用意する必要もなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるカード発行装置の第1の実施形態
を模式的に示す縦断面図。
【図2】図1に示すカード発行装置を用いたカード販売
機を示す図であって、(a)は閉扉時の正面図、(b)
は開扉時の正面図。
【図3】図2に示すカード販売機のシステム構成を示す
ブロック図。
【図4】図1に示すカード発行装置の選別機構を、搬送
路の横断面に対応して示す図。
【図5】図2に示すカード販売機の「カード発行モー
ド」における動作を示すフローチャート。
【図6】図2に示すカード販売機の「カード分類モー
ド」における動作を示すフローチャート。
【図7】本発明によるカード発行装置の第2の実施形態
を模式的に示す縦断面図。
【図8】従来のカード発行装置を模式的に示す縦断面
図。
【符号の説明】
A カード処理ユニット(カード発行装置) a0 本体 a1 カード発行口 1 カード収納部 2 カード繰出機構(カード繰出手段) 3 搬送手段 30 搬送路 4 データ処理部(データ処理手段) 5 選別機構(選別手段) 6 カード回収箱(カード回収部) A’ カード処理ユニット(カード発行装置) a0’ 本体 a3 回収箱係合部 1’ カード収納部 2’ カード繰出機構(カード繰出手段) 8 カード集積箱(カード集積部) B 紙幣処理ユニット C 硬貨処理ユニット D 筐体 E 扉体 F 開閉スイッチ(開閉検知手段) U 制御部(制御手段) R ICカード
フロントページの続き (72)発明者 三矢本 敏 史 兵庫県姫路市下手野一丁目3番1号 グロ ーリー工業株式会社内 Fターム(参考) 3E044 AA20 BA04 CA06 DC05 DE07 5B058 CA03 CA24 KA02 KA04 KA06 KA11 KA12 KA13 YA20

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】データ記録部を有したカードを複数枚収納
    するカード収納部と、 このカード収納部に収納されたカードを1枚ずつ繰り出
    すカード繰出手段と、 このカード繰出手段によって繰り出されたカードを当該
    カード発行装置外へ発行するためのカード発行口と、 前記カード繰出手段によって繰り出されたカードを搬送
    路に沿って前記カード発行口まで搬送する搬送手段と、 この搬送手段によって搬送されるカードの前記データ記
    録部に対してデータ処理を行うと共に、当該データ記録
    部の良否判定を行うことのできるデータ処理手段と、 このデータ処理手段によって前記データ処理ないし前記
    良否判定が行われたカードを前記搬送路から選択的に排
    除するための選別手段と、 この選別手段によって前記搬送路から排除されたカード
    を回収するカード回収部と、 前記データ処理手段による前記データ処理が正常に行わ
    れなかったカード、および前記データ処理手段による前
    記良否判定の結果が良否いずれか一方のカードを選択的
    に排除するように前記選別手段を制御する制御手段とを
    備えたことを特徴とするカード発行装置。
  2. 【請求項2】前記制御手段は、 前記データ処理手段が前記データ処理を行うと共に、当
    該データ処理が正常に行われなかったカードを前記選別
    手段によって排除するカード発行モードと、 前記データ処理手段が前記良否判定を行うと共に、当該
    良否判定の結果が良否いずれか一方のカードを前記選別
    手段によって排除するカード分類モードとを切換可能に
    構成されていることを特徴とする請求項1記載のカード
    発行装置。
  3. 【請求項3】当該カード発行装置の本体に対して開閉可
    能に設けられた扉体と、 この扉体の開閉を検知する開閉検知手段とを更に備え、 前記制御手段は、前記開閉検知手段が前記扉体の開放を
    検知すると前記分類モードとなり、前記開閉検知手段が
    前記扉体の閉鎖を検知すると前記発行モードとなるよう
    に構成されている、ことを特徴とする請求項2記載のカ
    ード発行装置。
  4. 【請求項4】前記データ処理手段は、前記カードのデー
    タ記録部を初期化可能に構成されている、ことを特徴と
    する請求項1乃至3のいずれかに記載のカード発行装
    置。
  5. 【請求項5】前記カード回収部は、当該カード発行装置
    の本体に対して着脱可能である、ことを特徴とする請求
    項1乃至4のいずれかに記載のカード発行装置。
  6. 【請求項6】前記カード発行口まで搬送されたカードを
    回収するための、当該カード発行装置の本体に対して着
    脱可能なカード集積部を更に備えた、ことを特徴とする
    請求項1乃至5のいずれかに記載のカード発行装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN109272063A (zh) * 2018-11-01 2019-01-25 湖南长城信息金融设备有限责任公司 斗式异形卡发出装置及其应用的异形卡发放回收设备

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CN109272063B (zh) * 2018-11-01 2023-10-13 长城信息股份有限公司 斗式异形卡发出装置及其应用的异形卡发放回收设备

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