JP3808035B2 - 液晶表示装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、液晶表示装置に関し、より特定的には、表示品質の劣化を防止することが可能な液晶表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、携帯電話機などの携帯機器が普及してきている。図11は、従来の携帯電話機を示す模式図である。図12は、図11の線分XII−XIIにおける部分断面模式図である。図13は、図12に示した携帯電話機に用いられる液晶パネルの断面模式図である。図14は、図11〜13に示した携帯電話機のLCD表示部102に画像などが表示される仕組みを説明するための断面模式図である。図11〜14を参照して、従来の携帯電話機を説明する。
【0003】
図11〜14を参照して、従来の携帯電話機101は、LCD(Liquid Crystal Display)表示部102と、携帯電話機101の本体上部に設置されたレシーバと、本体下部に設置されたマイクと、入力動作を行なう入力部とを備える。レシーバは通話相手の音声を使用者に伝える機能を有する。マイクは使用者が音声入力を行なうために用いられる。LCD表示部102は、電話番号リストや電子メールなどの文字情報、画像などの映像情報などの各種情報を可変表示するためのものである。また、本体の上部にはアンテナが設置されている。
【0004】
LCD表示部102には、図12に示すように液晶パネル107が用いられる。液晶パネル107は、フロントケース106とリアケース(図示せず)とからなる携帯電話機101の筐体の内部に保持されている。液晶パネル107の光が出射する出射面上に位置する領域には、フロントケース106に開口部が形成されている。この開口部を覆うように、インモールド成形品103が配置されている。インモールド成形品103は、プラスチック成形品105と、このプラスチック成形品105の表面に配置されたインモールド箔104とからなる。インモールド箔104は多層膜であり、図14に示すように、プラスチック成形品105の表面上に位置する剥離層123と、この剥離層123上に位置するインモールド箔上層122とを含む。このインモールド成形品103は、いわゆるインモールド法により製造されている。インモールド法とは、プラスチック成形品の加工の際に、プラスチック成形に用いる金型の内部に加飾・高機能化などのためのインモールド箔をセットして、プラスチックの成形加工を行なうことにより、1ショットでプラスチック成形品105とインモールド箔104との一体製品であるインモールド成形品を製造する方法である。このようなインモールド成形品103は、製造コストの上昇を抑制しつつ携帯電話機101のデザインの自由度を向上させる手段として採用されている。
【0005】
液晶パネル107としては、優れた表示品質を得るためにアクティブマトリックス型の液晶パネルが適用されてきている。このようなアクティブマトリックス型の液晶パネル107の構造の一例を、図13を参照して説明する。
【0006】
図13を参照して、液晶パネル107は半透過型のカラー液晶パネルであって、液晶パネル107では、液晶の各画素における表示を制御するためのスイッチング素子である薄膜電界効果トランジスタなどが表面に形成され、ガラスなどの透明部材からなる基板108と、カラーフィルタ115a〜115cが表面に配置されるCF(Color Filter)基板109とが、液晶142を挟むように対向して配置されている。基板108の液晶142に対向する表面上には、スイッチング素子を制御するための導電線であるデータ線110a〜110cと、液晶142に電界を印加するための透明電極111a〜111cが配置されている。データ線110a〜110cと透明電極111a〜111cとの液晶142に対向する面上には配向膜112aが形成されている。
【0007】
CF基板109の液晶142に対向する表面上には、液晶パネル107の出射面から侵入する光を反射するための反射膜116が形成されている。反射膜116上にはカラーフィルタ115a〜115cが配置されている。カラーフィルタ115a〜115cは、それぞれレッド、グリーン、ブルーの色のフィルタである。カラーフィルタ115a〜115c上にはオーバーコート膜114が配置されている。オーバーコート膜114上には対向電極としての透明電極113が配置されている。透明電極113上には配向膜112bが配置されている。
【0008】
配向膜112aと配向膜112bとの間には液晶142が保持されている。また、基板108とCF基板109との間には、液晶142を保持するためのシール材が配置されている。
【0009】
液晶パネル107における出射面側の基板表面上には、接着層119を介して位相差板(λ/4板)117aが固定されている。位相差板117a上には偏光板118aが配置されている。また、CF基板109の液晶142と対向する面とは反対側に位置する面上には、位相差板(λ/4板)117bが接着層(図示せず)を介して固定されている。位相差板117bにおけるCF基板108に対向する面と反対側に位置する面上には偏光板118bが配置されている。
【0010】
携帯電話機101のLCD表示部102において画像などが表示される仕組みを、図14を参照して説明する。
【0011】
図14を参照して、携帯電話機101のLCD表示部102において、インモールド成形品103を介して液晶パネル107に入射する入射光125は、液晶パネル107の出射面(インモールド成形品103と対向する面)から液晶パネル107の内部に入射する。そして、この入射光125は液晶パネル107の基板部121における反射膜116により反射される。この反射された光(反射光126)は、基板部121から接着層119、位相差板117a、偏光板118aを介して、液晶パネル107の出射面から出射する。そして、この反射光126は、インモールド成形品103を介して携帯電話機101のLCD表示部から出射する。この反射光126は、カラーフィルタ115a〜115cにより着色される。また、スイッチング素子により透明電極111a〜111cの電位を変化させて、液晶142に印加される電界の強度や向きなどを変更することにより、液晶142の光学的性質を変化させることができる。この結果、反射光126が液晶142を透過する状態と透過しない状態とを切替えることができる。したがって、所定の文字や画像などを表示するように、各画素に対応するスイッチング素子を制御することにより、所定の文字や画像をLCD表示部102において表示することができる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
ここで、発明者は、上記のような従来の携帯電話機におけるLCD表示部において、以下のような問題があることを発見した。すなわち、図11〜14において説明した従来の携帯電話機101では、LCD表示部102の液晶表示において,本来液晶パネル107の出射面に表示される画像の他に、細かい光点が表示面全体に認められる場合があった(以下、このような細かい光点の発生をぎらつきと呼ぶ)。このようなぎらつきは、特に携帯電話機101を暗がりなどで使用する場合など、周囲が暗い場合に目立つものであった。このぎらつきが発生することにより、LCD表示部102の表示品質が低下することになっていた。そして、携帯電話機101などの携帯端末は、ユーザが様々な状況下で使用することが想定されるため、上記のような周囲が暗い状況における携帯電話機の使用も日常的に行なわれると考えられる。したがって、このようなぎらつきの発生は、携帯電話機101のLCD表示部102における表示品質を劣化させる要因として非常に大きな問題である。
【0013】
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の目的は、表示特性を向上させることが可能な液晶表示装置を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】
発明者は、上述のようなぎらつきの発生原因を研究・究明することにより、本発明を完成するに至った。すなわち、発明者はぎらつきの発生した液晶表示装置としての携帯電話機の構造を詳細に検討した。その結果、携帯電話機101のインモールド成形品105を構成するインモールド箔104の剥離層123に、図14に示すように微細な凹凸が形成されていることを発見した。この凹凸のピッチP1は約0.2mm〜0.4mmであった。この剥離層123の凹凸は、インモールド法を実施する前、インモールド箔104に事前にグラビア印刷を施す際に、インモールド箔104が巻付けられるドラムの表面に形成された凹凸部の形状が転写したものであると考えられる。
【0015】
一方、液晶パネル107の画素のピッチは、液晶パネル107の高精細化に伴って0.2〜0.3mm程度になっている。また、液晶パネル107からの反射光126は、この画素のピッチに対応したピッチの強度分布を有する。このため、反射光126の強度分布のピッチと剥離層123の凹凸のピッチP1とがほぼ同じ大きさになる。この結果、インモールド箔104の剥離層123における凹凸と反射光126とが干渉することにより、ぎらつきが発生していた(つまり、ぎらつきとは反射光126が箔理層123における凹凸と干渉した干渉ムラであると考えられる)。
【0016】
発明者のこのような知見に基づいて、本発明の1の局面における液晶表示装置は、液晶を保持する液晶パネルと、液晶パネル上に位置し、液晶パネルから出射する光を透過するインモールド成形品である窓部材と、液晶パネルの液晶と窓部材との間に位置し、液晶から出射する光を散乱する散乱部材とを備える。窓部材は、プラスチック成形部材と、プラスチック成形部材の表面に配置されたインモールド箔とを含み、インモールド箔は、凹凸部が形成された層を含む。
【0017】
ここで、液晶パネルから出射する光は、液晶パネルの画素ピッチに対応した強度分布を有する。そして、液晶パネルの液晶から出射する光を散乱部材によりある程度散乱させることにより、液晶パネルから出射する光において、液晶パネルの画素ピッチに対応した強度分布を平準化することができる。このため、窓部材の光を透過する部分において、画素ピッチと同程度のピッチの凹凸が形成されているような場合(たとえば、窓部材としてインモールド成形品などを用いた際、このインモールド成形品を構成するインモールド箔に画素ピッチとほぼ同じようなピッチを有する凹凸部が形成されている場合)、液晶パネルから出射する光と上記のような窓部材に形成された凹凸との干渉を抑制できる。したがって、いわゆるぎらつきの発生を防止できるので、液晶表示装置の表示品質の劣化を防止できる。
【0018】
また、上述のように窓部材にインモールド成形品などを用いても、ぎらつきの発生を抑制できる。このため、液晶表示装置の表示品質を良好に保った状態で、インモールド成形品などを窓部材に適用して液晶表示装置のデザインの自由度を向上させることができる。
【0019】
上記1の局面における液晶表示装置では、散乱部材が、光を透過することが可能な基材と、基材中に分散して配置された光散乱材とを含むことが好ましい。
【0020】
この場合、基材中に分散させる光散乱材のサイズや、基材中における光散乱材の分布密度を変更することにより、散乱部材の光散乱特性を任意に変更できる。このため、液晶表示装置において、アクティブマトリックス型の液晶パネルの優れた表示品質を大きく劣化させること無く、ぎらつきを低減するために液晶パネルから出射する光を散乱するように、散乱部材の光学特性を設定することが可能になる。
【0021】
上記1の局面における液晶表示装置では、液晶パネルが液晶を保持する第1及び第2の基板を含むことが好ましい。第1の基板は液晶パネルの光を出射する出射面側に位置する一方、第2の基板は液晶から見て第1の基板より出射面から離れた領域に位置していてもよい。さらに、液晶パネルは第1の基板において液晶と対向する面とは反対側の表面上に配置された光学部材を含んでいてもよい。散乱部材は第1の基板と光学部材との間に位置していてもよい。
【0022】
この場合、散乱部材を液晶パネルの内部に組込むことができる。このため、液晶パネルと、この液晶パネルを組み込む筐体などからなる液晶表示装置において、筐体などの液晶パネル以外の部材の設計を大きく変更する必要がない。したがって、散乱部材を備える液晶パネルを用いることで、従来の液晶表示装置の筐体などの設計を本発明による液晶表示装置に容易に流用することができる。この結果、本発明による液晶表示装置を実現するための、筐体などの部材の設計期間を短縮することができるので、本発明による液晶表示装置の製造コストが上昇することを抑制できる。
【0023】
上記1の局面における液晶表示装置では、散乱部材が光学部材と第1の基板とを接着する接着層であることが好ましい。
【0024】
ここで、光学部材と第1の基板とを接着するための接着層は、従来の液晶パネルにおいても存在していた。したがって、既存の接着層に散乱部材としての機能を付加することにより、液晶パネルの外形を従来と同様とすることができる。この結果、液晶表示装置の液晶パネル以外の部分については、ほとんど従来と同様の部品を流用することが可能になる。したがって、本発明による液晶表示装置を実現するための設計コストをより低減できる。
【0025】
上記1の局面における液晶表示装置では、散乱部材のヘイズ値は50%以上60%以下であることが好ましい。
【0026】
この場合、散乱部材のヘイズ値が上記のような数値範囲であれば、液晶表示装置において、アクティブマトリックス型の液晶パネルの優れた表示品質を維持する一方、液晶パネルから出射する光を適度に散乱することによりぎらつきの発生を防止することができる。なお、ここで散乱部材のヘイズ値とは、散乱部材に可視光を照射したときの全透過光に対する拡散透過光の割合として表されるものであり、ヘイズ値=(拡散透過率)/(全光線透過率)×100(%)として表される。
【0035】
この発明の別の局面における液晶表示装置は、液晶パネルと、液晶パネルを囲むように配置され、液晶パネルの光を出射する出射面に対向する領域には窓枠部材用開口部が形成されている筐体と、当該筐体の窓枠部材用開口部に配置され、液晶パネル上に位置し、液晶パネルの光を出射する出射面上に位置する領域には開口部が形成されているインモールド成形品である窓枠部材と、窓枠部材の開口部を覆うように設置され、液晶パネルの出射面から出射する光を透過させる窓部材とを備える。窓部材において液晶パネルの出射面から出射する光を透過させる領域は1層の透過性材料からなる。
【0036】
すでに述べたように、液晶パネルの出射面から出射する光は液晶パネルの画素ピッチに対応する強度分布を有する。そして、上述した本発明の別の局面における液晶表示装置では、窓部材において液晶パネルの出射面から出射する光を透過させる領域は1層の透過性材料からなることから、この領域はインモールド成形品のようにプラスチック成形品の表面にインモールド箔が配置された多層構造ではない。したがって、インモールド箔に形成された凹凸部と液晶パネルの出射面から出射する光とが干渉するといった現象が発生することは無い。すなわち、いわゆるぎらつきの発生を確実に防止できる。したがって、液晶表示装置の表示特性がぎらつきにより劣化することを確実に防止できる。
【0037】
また、窓部材以外に窓枠部材を備えるので、表示特性を良好に保つ一方、この窓枠部材のデザインを任意に変更することにより、液晶表示装置のデザインの自由度を高めることができる。
【0038】
上記別の局面における液晶表示装置においては、窓部材の断面形状は矩形状であってもよい。
【0040】
上記もう一つの局面における液晶表示装置では、窓部材が、液晶パネルの表示面から出射する光を透過させる領域以外の領域の表面に形成された着色層を含んでいてもよい。
【0041】
この場合、窓部材に任意の色彩や形状の着色層を形成することにより、窓部材に任意のデザインを施すことが可能になる。
【0042】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、以下の図面において、同一または相当する部分には同一の参照番号を付し、その説明は繰り返さない。
【0043】
(実施の形態1)
図1〜4を参照して、本発明による携帯電話機の実施の形態1を説明する。
【0044】
図1〜4を参照して、携帯電話機1は、LCD(Liquid Crystal Display)表示部2と、携帯電話機1の本体上部に設置されたレシーバと、本体下部に設置されたマイクと、入力動作を行なう入力部とを備える。レシーバは通話相手の音声を使用者に伝える機能を有する。マイクは使用者が音声入力を行なうために用いられる。LCD表示部2は、電話番号リストや電子メールなどの文字情報、画像などの映像情報などの各種情報を可変表示するためのものである。また、本体の上部にはアンテナが設置されている。
【0045】
LCD表示部2には、図2に示すように液晶パネル7が用いられる。液晶パネル7は、フロントケース6とリアケース(図示せず)とからなる携帯電話機1の筐体の内部に保持されている。液晶パネル7の光が出射する出射面上に位置する領域には、フロントケース6に開口部が形成されている。この開口部を覆うように、インモールド成形品3が配置されている。インモールド成形品3は、プラスチック成形品5と、このプラスチック成形品5の表面に配置されたインモールド箔4とからなる。インモールド箔4は多層膜であり、図4に示すように、プラスチック成形品5の表面上に位置する剥離層23と、この剥離層23上に位置するインモールド箔上層22とを含む。このインモールド箔上層22には接着層や意匠のための色彩や図柄が描画された層が含まれる。インモールド成形品3はいわゆるインモールド法により製造されている。
【0046】
液晶パネル7としては、優れた表示品質を得るためにアクティブマトリックス型の液晶パネルが適用されている。本発明による携帯電話機に適用されたアクティブマトリックス型の液晶パネル7の構造を、図3を参照して説明する。
【0047】
図3を参照して、液晶パネル7は半透過型のカラー液晶パネルである。液晶パネル7では、液晶の各画素における表示を制御するためのスイッチング素子である薄膜電界効果トランジスタなどが表面に形成され、ガラスなどの透明部材からなる第1の基板としての基板8と、カラーフィルタ15a〜15cが表面に配置される第2の基板としてのCF基板9とが、液晶42を挟むように対向して配置されている。基板8の液晶42に対向する表面上には、スイッチング素子と、スイッチング素子を制御するための導電線であるデータ線10a〜10cと、液晶42に電界を印加するための透明電極11a〜11cとが配置されている。データ線10a〜10cと透明電極11a〜11cとの液晶42に対向する面上には配向膜12aが形成されている。
【0048】
CF基板9の液晶42に対向する表面上には、液晶パネル7の出射面から侵入する光を反射するための反射膜16が形成されている。反射膜16上にはカラーフィルタ15a〜15cが配置されている。カラーフィルタ15a〜15cは、それぞれレッド、グリーン、ブルーの色のフィルタである。カラーフィルタ15a〜15c上にはオーバーコート膜14が配置されている。オーバーコート膜14上には対向電極としての透明電極13が配置されている。透明電極13上には配向膜12bが配置されている。
【0049】
配向膜12aと配向膜12bとの間には液晶42が保持されている。また、基板8とCF基板9との間には、液晶42を保持するためのシール材24が配置されている。
【0050】
液晶パネル7における出射面側の基板8の表面上には、散乱部材としての接着層19を介して位相差板(λ/4板)17aが固定されている。この接着層19は、基材としての接着剤に光散乱材としてのフィラ20が分散配置されている。フィラ20としては、光を散乱することが可能な部材であればどのようなものを用いてもよい。ここでは、粉末状あるいは粒状の光散乱材をフィラ20として接着剤に分散配置している。
【0051】
位相差板17a上には偏光板18aが配置されている。また、CF基板9の液晶42と対向する面とは反対側に位置する面上には、位相差板(λ/4板)17bが接着層(図示せず)を介して固定されている。位相差板17bにおけるCF基板108に対向する面と反対側に位置する面上には偏光板18bが配置されている。
【0052】
携帯電話機1のLCD表示部2において画像などが表示される仕組みを、図4を参照して説明する。
【0053】
図4を参照して、携帯電話機1のLCD表示部2において、インモールド成形品3を介して液晶パネル7に入射する入射光25は、液晶パネル7の出射面(インモールド成形品3と対向する面)から液晶パネル7の内部に入射する。そして、この入射光25は液晶パネル7の基板部21における反射膜16により反射される。この反射された光である反射光126は、基板部21から接着層19、位相差板17a、偏光板18aを介して、液晶パネル7の出射面から出射する。そして、この反射光26は、インモールド成形品3を介して携帯電話機1のLCD表示部2から出射する。また、この反射光26は、カラーフィルタ15a〜15cにより着色されている。さらに、スイッチング素子により透明電極11a〜11cの電位を変化させて、液晶42に印加される電界の強度や向きなどを変更することにより、液晶42の光学的性質を変化させることができる。この結果、反射光26が液晶42を透過する状態と透過しない状態とを切替えることができる。したがって、所定の文字や画像などを表示するように、各画素に対応するスイッチング素子を制御することにより、所定の文字や画像をLCD表示部2において表示することができる。
【0054】
ここで、すでに述べたように液晶パネル7から出射する光である反射光26は、液晶パネル7の画素ピッチに対応した強度分布を有する。そして、フィラ20を含有する接着層19が存在するため、反射光26を散乱部材としての接着層19によりある程度散乱させることができる。つまり、図4に示すように、反射光26の一部を接着層19に含まれるフィラ20により散乱することにより、散乱光27a、27bとすることができる。これにより、反射光26において、液晶パネル7の画素ピッチに対応した強度分布を平準化することができる。このため、窓部材としてのインモールド成形品3の反射光26を透過する部分において、インモールド成形品3を構成するインモールド箔4の剥離層23に画素ピッチとほぼ同じようなピッチP1を有する凹凸部が形成されている場合、反射光26と上記のような剥離層23の凹凸との干渉を抑制できる。したがって、いわゆるぎらつきの発生を防止できるので、携帯電話機1におけるLCD表示部2の表示品質の劣化を防止できる。
【0055】
また、図1〜4に示したように、窓部材としてデザインの自由度の大きなインモールド成形品3を用いてもぎらつきの発生を抑制できるので、携帯電話機1におけるLCD表示部2の表示品質を良好に保った状態で、インモールド成形品3を窓部材として用いることにより携帯電話機1のデザインの自由度を向上させることができる。
【0056】
また、基材としての接着剤中に分散させる光散乱材としてのフィラ20のサイズや、接着剤中におけるフィラ20の分布密度を変更することにより、接着層19の光散乱特性を任意に変更できる。このため、携帯電話機1におけるLCD表示部2において、アクティブマトリックス型の液晶パネル7の優れた表示品質を劣化させること無く、かつ、ぎらつきを低減するために液晶パネル7から出射する光である反射光26を散乱するように、接着層19の光学特性(光散乱特性)を設定することができる。
【0057】
なお、液晶パネル7においては、散乱部材としての接着層19のヘイズ値が552%となるようにフィラ20の分布密度を調整した。ここで、接着層19のヘイズ値は50%以上60%以下であることが好ましい。
【0058】
この場合、接着層19のヘイズ値が上記のような数値範囲であれば、携帯電話機1のLCD表示部2において、アクティブマトリックス型の液晶パネル7の優れた表示品質を維持する一方、液晶パネル7から出射する反射光26を適度に散乱することによりぎらつきの発生を確実に防止できる。
【0059】
また、散乱部材としての接着層19は、第1の基板としての基板8と光学部材としての位相差板17aとの間に位置し、この基板8に位相差板17aを固定する機能を有している。つまり、散乱部材としてに接着層19は液晶パネル7を構成する部材となっている。このため、液晶パネル7を組み込む携帯電話機1の筐体などの液晶パネル7以外の部材の設計を従来と大きく変更する必要がない。したがって、図3に示した本発明による液晶パネル7を用いることで、従来の携帯電話機の筐体などの部材の設計を、本発明による携帯電話機1に容易に流用することができる。この結果、本発明による携帯電話機1の筐体などの部材の設計期間を短縮することができるので、本発明による携帯電話機1の製造コストが上昇することを抑制できる。
【0060】
また、接着層19は、図13に示した従来の液晶パネルにおいても存在していた。したがって、既存の接着層19にフィラ20を混合して散乱部材としての機能を付加することにより、液晶パネル7の外形を従来と同様とすることができる。この結果、携帯電話機1の液晶パネル7以外の部分については、ほとんど従来と同様の部品を流用することが可能になる。したがって、本発明による携帯電話機1の設計コストをより低減できる。
【0061】
(実施の形態2)
図5〜7を参照して、本発明による携帯電話機の実施の形態2を説明する。なお、図5は図2に対応する。
【0062】
図5〜7を参照して、携帯電話機は、基本的には本発明の実施の形態1による携帯電話機と同様の構造を備える。ただし、本発明の実施の形態1による携帯電話機では、液晶パネル7の出射面上には窓部材としてインモールド成形品3が配置されていた。一方、図5〜7に示した携帯電話機1では、液晶パネル7の出射面上に、窓部材としてのアクリル板32と窓枠状の窓枠部材としてのインモールド成形品30とからなるLCD表示窓部材33が配置されている。インモールド成形品30には開口部31が形成されている。また、インモールド成形品30は窓枠状のプラスチック成形品29と、このプラスチック成形品29の表面上に配置されたインモールド箔28とからなる。アクリル板32は、インモールド成形品30の開口部31に嵌め込まれて固定されている。インモールド成形品30の開口部31には、アクリル板32を固定するための凸部34が形成されている。また、アクリル板32には、この段差部34に対応する凹部35が形成されている。このアクリル板32の凹部35がインモールド成形品30の凸部34に押厚・固定されることにより、アクリル板32はインモールド成形品30に固定される。アクリル板32は1層の透過性材料であり、その表面には他の膜は形成されていない。そして、液晶パネル7としては、図13に示した従来の液晶パネルと同様の構造を備える液晶パネルを用いる。
【0063】
ここで、すでに述べたように、液晶パネル7の出射面から出射する光(すなわち反射光26(図4参照))は液晶パネル7の画素ピッチに対応する強度分布を有する。そして、図5および6に示した液晶表示装置としての携帯電話機1では、窓部材としてのアクリル板32において液晶パネル7の出射面から出射する光を透過させる領域は1層の透過性材料からなる。このため、アクリル板32におけるこの領域はインモールド成形品30のようにプラスチック成形品29の表面にインモールド箔28が配置された多層構造ではない。したがって、アクリル板32の表面には凹凸部を含むインモールド箔が存在しないので、液晶パネル7の出射面から出射する光とこのような凹凸部とが干渉するといった現象が発生することは無い。すなわち、いわゆるぎらつきの発生を確実に防止できる。
【0064】
また、窓部材としてのアクリル板32以外に窓枠部材としてのインモールド成形品30を備えるので、LCD表示部2の表示特性を良好に保つ一方、このインモールド成形品30のデザインを任意に変更することにより、携帯電話機1のデザインの自由度を高めることができる。
【0065】
図8は、図5に対応するが、図8においては携帯電話機の断面の全体が示されている。図8を参照して、本発明による携帯電話機の実施の形態2の第1の変形例を説明する。
【0066】
図8を参照して、携帯電話機1は基本的に図5〜7に示した携帯電話機1と同様の構造を備える。ただし、図8に示した携帯電話機1では、LCD表示窓部材33を構成するアクリル板32には、図5に示したような凹部35は形成されていない。図8に示した携帯電話機1では、アクリル板32の断面形状はほぼ矩形状である。また、アクリル板32は、図5〜7に示したアクリル板32と同様に、1層の透過性材料であり、その表面に他の膜などは形成されていない。そして、インモールド成形品30においては、このアクリル板32をそのまま嵌め込めるような開口部が形成されている。
【0067】
このようにすれば、図5〜7に示した携帯電話機と同様の効果を得られるとともに、アクリル板32の形状を簡略化できるので、携帯電話機の製造コストをより低減できる。
【0068】
なお、図8に示すように、携帯電話機1は筐体を構成するフロントケース6とリアケース36とを備える。このフロントケース6とリアケース36とからなる筐体の内部には、液晶パネル7と、制御回路などが実装された基板38と、着信を通知するための振動発生用のモータ37などが配置されている。
【0069】
図9および10を参照して、本発明による携帯電話機の実施の形態2の第2の変形例を説明する。なお、図9は図5に対応する。
【0070】
図9および10を参照して、携帯電話機1は、基本的には図5〜7に示した携帯電話機1と同様の構造を備える。ただし、液晶パネル7の出射面上に位置する領域では、筐体としてのフロントケース6に開口部40が形成されている。この開口部40を覆うように、1層の透過性材料であるアクリル板32が配置されている。この窓部材としてのアクリル板32において、液晶パネル7の出射面上に位置する領域は、液晶パネル7から出射する光を透過させる領域である。この領域においては、図5〜7に示したアクリル板32と同様に、アクリル板32の表面に他の膜などは形成されていない。
【0071】
また、アクリル板32の外周部においては、アクリル板32の裏面に所定の色彩や文字、模様などが形成された着色層としてのシルク印刷層41が形成されている。
【0072】
この場合、図5〜7に示した携帯電話機と同様に、アクリル板32の表面には凹凸部を含むインモールド箔が存在しないので、液晶パネル7の出射面から出射する光とこのような凹凸部とが干渉するといった現象が発生することは無い。すなわち、いわゆるぎらつきの発生を確実に防止できる。
【0073】
また、図5〜7に示した携帯電話機1と比較して、窓枠部材としてのインモールド成形品30を必要としないので、携帯電話機1の構造をより簡略化できる。このため、携帯電話機1の製造コストを低減できる。
【0074】
また、窓部材としてのアクリル板32に任意の色彩や形状のシルク印刷層41を形成することにより、アクリル板32に任意のデザインを施すことが可能になる。この結果、携帯電話機1のデザインの自由度をある程度確保する事ができる。
【0075】
なお、本発明の実施の形態1および2においては、液晶表示装置として携帯電話機を示しているが、液晶パネルを用いる装置であれば、携帯情報端末、ノートパソコンなどの、液晶パネルを表示部に利用した機器、さらにはパソコンの液晶ディスプレイ装置や液晶テレビなど、さまざまな機器に本発明は適用可能である。
【0076】
以上のように、本発明の実施の形態について説明を行なったが、各実施の形態の特徴を適宜組合わせてもよい。また、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した実施の形態ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。さらに、この発明による液晶表示装置は、携帯電話機だけでなく、文字情報や画像などを表示するための表示部を備える電子機器の分野において利用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による液晶表示装置としての携帯電話機の実施の形態1を示す模式図である。
【図2】 図1の線分II−IIにおける部分断面模式図である。
【図3】 図2に示した携帯電話機に用いられる液晶パネルの断面模式図である。
【図4】 図1〜3に示した携帯電話機のLCD表示部2に画像などが表示される仕組みを説明するための断面模式図である。
【図5】 本発明による携帯電話機の実施の形態2を示す部分断面模式図である。
【図6】 図5に示した携帯電話機のLCD表示部を示す部分平面模式図である。
【図7】 図5に示した携帯電話機のLCD表示部におけるLCD表示窓部材の展開斜視図である。
【図8】 図5〜7に示した本発明による携帯電話機の実施の形態2の第1の変形例を示す断面模式図である。
【図9】 図5〜7に示した本発明による携帯電話機の実施の形態2の第2の変形例を示す部分断面模式図である。
【図10】 図9に示した携帯電話機のLCD表示部を示す部分平面模式図である。
【図11】 従来の携帯電話機を示す模式図である。
【図12】 図11の線分XII−XIIにおける部分断面模式図である。
【図13】 図12に示した携帯電話機に用いられる液晶パネルの断面模式図である。
【図14】 図11〜13に示した携帯電話機のLCD表示部102に画像などが表示される仕組みを説明するための断面模式図である。
Claims (8)
- 液晶を保持する液晶パネルと、
前記液晶パネル上に位置し、前記液晶パネルから出射する光を透過するインモールド成形品である窓部材と、
前記液晶パネルの液晶と前記窓部材との間に位置し、前記液晶から出射する光を散乱する散乱部材とを備え、
前記窓部材は、プラスチック成形部材と、前記プラスチック成形部材の表面に配置されたインモールド箔とを含み、
前記インモールド箔は、凹凸部が形成された層を含む、液晶表示装置。 - 前記散乱部材は、
光を透過することが可能な基材と、
前記基材中に分散して配置された光散乱材とを含む、請求項1に記載の液晶表示装置。 - 前記液晶パネルは、
前記液晶を保持する第1及び第2の基板を含み、前記第1の基板は前記液晶パネルの光を出射する出射面側に位置する一方、前記第2の基板は前記液晶から見て前記第1の基板より前記出射面から離れた領域に位置し、さらに、
前記第1の基板において前記液晶と対向する面とは反対側の表面上に配置された光学部材を含み、
前記散乱部材は前記第1の基板と前記光学部材との間に位置する、請求項1に記載の液晶表示装置。 - 前記散乱部材は、前記光学部材と前記第1の基板とを接着する接着層である、請求項3に記載の液晶表示装置。
- 前記散乱部材のヘイズ値は50%以上60%以下である、請求項1に記載の液晶表示装置。
- 液晶パネルと、
前記液晶パネルを囲むように配置され、前記液晶パネルの光を出射する出射面に対向する領域には窓枠部材用開口部が形成されている筐体と、
前記筐体の前記窓枠部材用開口部に配置され、前記液晶パネル上に位置し、前記液晶パネルの光を出射する出射面上に位置する領域には開口部が形成されているインモールド成形品である窓枠部材と、
前記窓枠部材の開口部を覆うように設置され、前記液晶パネルの出射面から出射する光を透過させる窓部材とを備え、
前記窓部材において前記液晶パネルの出射面から出射する光を透過させる領域は1層の透過性材料からなる、液晶表示装置。 - 前記窓部材の断面形状は矩形状である、請求項6に記載の液晶表示装置。
- 前記窓部材は、前記液晶パネルの出射面から出射する光を透過させる領域以外の領域の表面に形成された着色層を含む、請求項7に記載の液晶表示装置。
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