JP3807838B2 - コンパクトディスク収納ケース - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンパクトディスク(以下,CDと略称する。)用の収納ケースに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、多数枚収納したCDケース中から特定のCDを選択的に取り出すことに関する先行技術としては、実開昭61−83590号、実開昭61−186588号、特開昭62−168882号,実開昭62−174087号、実開平2−97289号、特公平7−64368号などある。
【0003】
また、CDトレーにCDを収納・保持することに関する先行技術としては、特開昭64−84884号、特開平1−199882号、実開平4−3994号、特公平7−25388号などがある。
【0004】
しかし、これらの先行技術はいずれも、多数枚のCDを携帯し、必要に応じて机上などで目的のCDを選別して円滑に取り出すには不適当なものであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、本発明は従来の公知技術のこのような欠点を一層した実用性の高い収納ケースを提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、凹皿部を有するとともに周囲に弾性部及び掛止突起を設けて成る上トレーをその左右両側部に摺動停止端部を設けて下トレーに係合し、これら上トレーと下トレーとから成る一組を複数段に設置しこれらを上蓋部材と下蓋部材から成る収納ケース体に収容し、前記下蓋部材の一側端部に等間隔をおいて立設した複数の管材にそれぞれ弾機を介装し、この弾機上方部に嵌挿した各脚体上に設けた押しスイッチをそれぞれ前記上蓋部材の上面部に臨設し、この各押しスイッチの前側方に高低差をつけて前方向に突設したフックを、前記各上トレーの内側辺部の裏側適所に位置をずらして設けた各突片に係脱し得るようにし、前記各脚体は連結子を介して連結し、前記収納ケースの内部後側部にオールロック部材を設け、このロック部材に設けた複数のロック部が開閉スイッチの摺動により前記各押しスイッチの下側一部に係脱し得るように成るものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
いま携帯した本ケースの中から1つのCDを取り出すときは、まず収納ケース体の後側中央部に設けた開閉スイッチを、凹溝の一側端から他側端に摺動する。
【0008】
すると、収納ケース体内部のロック部材の各ロック部が、係合ロックしていた押しスイッチの一部から離脱して解放状態にするから、収納ケース体の上蓋部材の上面部に臨設する押しスイッチの任意の一つを押下する。
【0009】
すると、当該押しスイッチのフックの先端部は、係合していた当該組の上トレーの内側辺部裏側の突片から離脱するようになるから、常時後側方から押圧している弾機の伸長によって上トレーは前側方に飛び出るようになる。これによって、上トレーは収納ケース体の前方部に約3分の1外出するから、上トレーの外側辺部に指先をかけて全体を手前方に引き出せば、上トレーの凹皿部内のCDが全部現われるようになる。
【0010】
逆に、凹皿部内にCDを収納するときは、全体が現われた凹皿部内に収納すれば、周囲の波形弾性部を押圧しながら反対側を掛止突片によって掛止められて取付くようになる。
【0011】
しかる後に、上トレーを後側方へ全部摺動すれば、上トレーの後方突子は下トレーの後側部に臨設する弾機に挿入しながら押圧して弾機を収縮し、同時に上トレーの内側辺部裏側の突片が押しスイッチの脚体に突設したフックの先端部に係合して停止するようになる。
【0012】
最後に、収納ケースの後側中央部にある開閉スイッチを、凹溝の他側端から一側端に再び摺動すると、ロック部材の各ロック部が各押しスイッチの下側一部にそれぞれ係合するから、全組トレーはロック状態になる。
【0013】
【実施例】
1は凹皿部2にCDaを収納保持する上トレーで、この上トレーの凹皿部周囲の任意箇所に波形弾性部3,3を設けるとともにこの弾性部の相対側に掛止突起4,4を設ける。また、前記弾性部3,3の内側上端にも掛止突起3’,3’を設ける。
【0014】
前記上トレー1の凹皿部2の周壁面はややテーパ状に形成し、CDを凹皿部から取り出し易くする。
【0015】
5・・は前記上トレー1の外側辺部で、この外側辺部は後記収納ケース体12を構成する上蓋部材13と下蓋部材16の正側辺部の外形状13’,16’に合致する形状に成り、また前記上トレー1の前記外側辺部5と反対側の内側辺部には水平に突子6・・を突設する。
【0016】
7,7は前記上トレー1の左右両側辺部の奥部分に突設した凸軌条で、この凸軌条は後記下トレー8の左右両側縁部に形成した凹溝条9,9に係合し、この凹溝条の限界内を前後に摺動する。
【0017】
8は前記上トレー1がその左右両側辺部の凸軌条7,7を介して左右両側縁部に係合する凹溝条9,9を設けて成る下トレーで、前記上トレー1の凸軌条7,7の外端が下トレー8の凹溝条9,9の最外端部に当接したとき、上トレーの外方摺動が停止する。
【0018】
10は前記下トレー8の内側辺部の外方向に設けた凸形凹溝部で、この凸形凹溝部には弾機11が収容し、この弾機には前記上トレー1の突子6が挿入するように成る。
【0019】
以上のような構成に成る上トレー1と下トレー8が一組となり、これが図面では三組、所定の収納ケース体12の内部に三段に設置されている。
【0020】
13は前記収納ケース体12の上蓋部材で、この上蓋部材の一側端部に設けた3つの通孔には上面部に押しスイッチ14・・をそれぞれ等間隔をおいて臨設する。これらの押しスイッチの上面部には点字様の小突起14’・・を、前記上下トレー1,8の組段数に合わせて1個,2個,3個設けている。この小突起14’の設けにより、盲人でも押しスイッチの所在位置が判別できるようになる。
【0021】
この押しスイッチ14・・の脚体15・・はそれぞれ、下蓋部材16の一側端部に立設する3個の管材17・・に弾機18・・を介装して嵌挿し、また各脚体15・・の前方向には重ね段数に合わせて高低差をつけたそれぞれのフック19・・を水平方向に突設する。これら押しスイッチ14・・の各脚体15・・は、互に連結子20,20を介して一体に成形される。
【0022】
前記各フック19・・はそれぞれ、前記各組の上トレー1の内側辺部の前記突子6に近接して裏側適所に設けた突片21・・に係脱し得るように成る。この突片と同一横方向には、間隔をおいて同一高さの長突片21’,21’を設ける。
【0023】
いま前記押しスイッチ14・・を押下すると、同時にその脚体15・・も下動するから、そのフック19・・が、係合していた上面の上トレー1・・の突片21・・から離脱する。すると、上トレーは固定状態が解放されることになるから、後方から前記下トレー8の凸形凹溝部10内の弾機11が伸長することによって上トレー1が前方向へ飛び出るようになり、これにより上トレーは収納ケース体12の前方部に半部分位外出するようになる。しかる後は、上トレーの外側辺部に指先を掛けて全体を引き出せば、上トレーの前方摺動は、その左右両側辺部の凸軌条7,7が下トレー8の凹溝条9,9を介してなされ、凸軌条の前端部が凹溝条の前端部に当接したとき、上トレーの引き出しとともに、下トレーも同動して引き出される。
【0024】
上トレー1の全体が引き出されたときは、凹皿部2内に設置しているCDを指先でつまんで取り出せばよい。
【0025】
CDを収納するときは、これと反対の作用をすればよく、凹皿部2にCDを収納した後、上トレー1を押し込めば、上トレーの内側辺部に突設した突子6が、再び相対する下トレー8の凸形凹溝部10に収納せる弾機11内に挿入するとともに凸形凹溝部10に押圧し、また同時に上トレー1の内側辺部の突片21が前記収納ケース体12の下蓋部材16の内部に相対する前記フック19に係合するから、これにより上トレー1は内側に下トレー8をかかえたまま固定するようになる。
【0026】
22,22は前記上トレー1の裏面部において中心孔をはさんで左右両側に摺動方向に設けた摺動凸起で、この摺動凸起が前記下トレー8の上面部に接して上トレー1は前後に円滑に摺動するようになる。
【0027】
23,23は前記下トレー8の左右両側壁24,24の外側一部に設けた凸リブで、この凸リブが前記収納ケース12の左右両側壁板25,25に接して下トレー8は前後に摺動するようになる。
【0028】
26は前記収納ケース12の後側部内部に設けたオールロック部材で、このロック部材はその中央頚部27が前記上下両蓋部材13,16による収納ケース12の内側辺部の開口部28から外部に突出し、この開口部周囲に形成した凹溝29を前記中央頚部27の外部の開閉スイッチ30が左右に摺動するようになる。
【0029】
31,31’,31’’は前記オールロック部材26の適所(一側端部,中央部,他側端部)に設けたロック部で、この各ロック部は前記開閉スイッチ30の摺動により前記押しスイッチ14・・の一部に対して係合し、押しスイッチ14の作動を停止するようにする。即ち、ロック部31は第1の押しスイッチ14の脚体15に係合し、ロック部31’は第2の押しスイッチ14のフック19の下側部に係合し、ロック部31’’は第3の押しスイッチ14の脚体15とフック19との間の凹部に係合するようになる。
【0030】
前記開閉スイッチ30を反対方向に摺動すると、前記各ロック部31,31’,31’’は押しスイッチ14・・の各一部の係合から離脱するようになる。
【0031】
【発明の効果】
本発明は、多数枚のCDを携帯し、これを必要に応じて1枚宛取り出すことを円滑かつ確実に行うことができるようになり、またCDの収納及び固定も同様に円滑かつ確実に行うことができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】全体の分離状態を示した斜視図
【図2】CDの取出し又は収納時の全体の斜視図
【図3】CDの収納状態を示した全体の斜視図
【図4】CDの収納状態を示した全体の背面図
【図5】全体の収納作用状態を示した内部の平面図
【図6】図5の側断面図
【図7】要部の解放時の平面図
【図8】要部の収納時の平面図
【図9】要部の収納時の斜視図
【図10】要部の関係を示す斜視図
【図11】要部の正断面図
【図12】要部の側断面図
【符号の説明】
1 上トレー
2 凹皿部
3,3 波形弾性部
4,4 掛止突起
5 外側辺部
6 突子
7,7 凸軌条
8 下トレー
9,9 凹溝条
10 凸形凹溝部
11 弾機
12 収納ケース
13 上蓋部材
14 押しスイッチ
14’ 小突起
15 脚体
16 下蓋部材
17 管材
18 弾機
19 フック
20,20 連結子
21 突片
22,22 摺動凸起
23,23 凸リブ
25,25 左右両側壁板
26 オールロック部材
27 中央頚部
28 開口部
29 凹溝
30 開閉スイッチ
31,31’,31’’ ロック部

Claims (2)

  1. 凹皿部を有するとともに周囲に弾性部及び掛止突起を設けて成る上トレーをその左右両側部に摺動停止端部を設けて下トレーに係合し、これら上トレーと下トレーとから成る一組を複数段に設置しこれらを上蓋部材と下蓋部材から成る収納ケース体に収容し、
    前記下蓋部材の一側端部に等間隔をおいて立設した複数の管材にそれぞれ弾機を介装し、この弾機上方部に嵌挿した各脚体上に設けた押しスイッチをそれぞれ前記上蓋部材の上面部に臨設し、この各押しスイッチの前側方に高低差をつけて前方向に突設したフックを、前記各上トレーの内側辺部の裏側適所に位置をずらして設けた各突片に係脱し得るようにし、前記各脚体は連結子を介して連結し、前記収納ケースの内部後側部にオールロック部材を設け、このロック部材に設けた複数のロック部が開閉スイッチの摺動により前記各押しスイッチの下側一部に係脱し得るように成る、
    コンパクトディスク収納ケース。
  2. 押しスイッチの上面部に点字様の小突起を上下両トレーの組段数に合わせて設けて成る請求項1に記載したコンパクトディスク収納ケース。
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