JP3807559B2 - データ受信装置および方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、データ受信装置および方法に関し、例えば、文字多重放送等のデータを受信する場合に用いて好適なデータ受信装置および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の文字多重放送等を受信する受信装置は、利用者が放送局を選択し、その放送局からの放送に多重された所定の情報(デジタル・データ)の受信を行うものである。また、受信したデータを記憶装置に格納したり、記憶装置に格納されたデータを所定の文字列を検索キーとして検索する機能や、予め入力された文字列を含む情報を受信すると、そのことをビープ音等によって利用者に通知する機能等を有するものもある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の受信装置においては、予め入力した文字列を含む情報が、受信した放送に多重された情報の中にあるとき、ビープ音などによって受信通知を行う場合や、受信した放送に多重された情報を記憶装置に記憶させる場合において、その対象とする放送は、利用者が選んだ放送局からの放送に限られるため、その他の放送局からの放送に多重された情報に、予め入力した文字列が含まれていたとしても、それを受信することができない。
【0004】
即ち、予め入力した文字列を含む情報が受信可能な放送局から放送されている場合であっても、その放送局を利用者が選局していない限り、それを受信することができない課題があった。
【0005】
従って、当然のことながら、選局していない放送局からの放送に多重された情報の中に、予め利用者が入力した文字列が含まれていたとしても、そのことを通知したり、その情報を記憶させることはできない。
【0006】
また、従来の受信装置は、受信した放送に多重された情報を記録する場合、まず、記録したい情報が多重された放送を行っている放送局を手動で選局し、次にそれを記録させるように所定の操作を行わなければならず、操作が煩わしい課題があった。
【0007】
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、受信可能な全ての放送局からの放送を定期的に切り替えて受信し、受信した放送に多重された情報の中から、利用者が予め指定した文字列や番組に対応する情報を選択的に表示し、または記録することができるようにするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載のデータ受信装置は、少なくとも、所定の情報を放送している放送局の放送周波数、および放送局からの放送を受信することが可能な地域に対応するデータを記憶する記憶手段と、所定の検索データを入力する入力手段と、放送局の所定のものからの放送を受信する受信手段と、放送局のうち、放送局からの放送を受信することが可能な受信可能放送局を検出する放送局検出手段と、受信手段に、放送局検出手段により検出された受信可能放送局からの放送を順に、放送が完了するまでの時間である単位時間と、その放送が繰り返し放送される回数である繰り返し回数とを乗算した結果得られる時間に基づく時間で切り替えて巡回受信させる制御手段と、受信手段により受信された受信可能放送局からの放送から情報を抽出する抽出手段と、入力手段によって入力された検索データに基づいて、抽出手段により抽出された情報のうちの所定のものを検索する検索手段と、検索手段により検索された情報のうちの所定のものを出力する出力手段とを備えることを特徴とする。
【0009】
請求項5に記載のデータ受信方法は、少なくとも、所定の情報を放送している放送局の放送周波数、および放送局からの放送を受信することが可能な地域に対応するデータを記憶し、所定の検索データを入力し、放送局のうち、放送局からの放送を受信することが可能な受信可能放送局を検出し、検出した受信可能放送局からの放送を順に、放送が完了するまでの時間である単位時間と、その放送が繰り返し放送される回数である繰り返し回数とを乗算した結果得られる時間に基づく時間で切り替えて巡回受信し、受信された受信可能放送局からの放送から情報を抽出し、入力された検索データに基づいて、抽出された情報のうちの所定のものを検索し、検索された情報のうちの所定のものを出力することを特徴とする。
【0010】
請求項1に記載のデータ受信装置においては、放送局検出手段により、受信することが可能な受信可能放送局が検出され、制御手段の制御により、受信手段が、検出された受信可能放送局からの放送を順に、放送が完了するまでの時間である単位時間と、その放送が繰り返し放送される回数である繰り返し回数とを乗算した結果得られる時間に基づく時間で切り替えて巡回受信し、その放送から抽出手段によって抽出された情報のうちの所定のものが検索され、出力される。従って、受信可能な全ての放送局からの放送に多重された情報の中から、予め入力しておいた検索データに合致する情報を検索し、出力させることができる。
【0011】
請求項5に記載のデータ受信方法においては、受信することが可能な受信可能放送局を検出し、検出した受信可能放送局からの放送を順に、放送が完了するまでの時間である単位時間と、その放送が繰り返し放送される回数である繰り返し回数とを乗算した結果得られる時間に基づく時間で切り替えて巡回受信し、その放送から抽出された情報のうちの所定のものを検索する。従って、受信可能な全ての放送局からの放送に多重された情報の中から、予め入力しておいた検索データに合致する情報を検索し、出力させることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施例を説明するが、その前に、特許請求の範囲に記載の発明の各手段と以下の実施例との対応関係を明らかにするために、各手段の後の括弧内に、対応する実施例(但し、一例)を付加して、本発明の特徴を記述すると、次のようになる。
【0013】
即ち、請求項1に記載のデータ受信装置は、少なくとも、所定の情報を放送している放送局の放送周波数、および放送局からの放送を受信することが可能な地域に対応するデータを記憶する記憶手段(例えば、図1の記憶装置3)と、所定の検索データを入力する入力手段(例えば、図1の入力装置5)と、放送局の所定のものからの放送を受信する受信手段(例えば、図1の受信装置2)と、放送局のうち、放送局からの放送を受信することが可能な受信可能放送局を検出する放送局検出手段(例えば、図1の制御装置4)と、受信手段に、放送局検出手段により検出された受信可能放送局からの放送を順に、放送が完了するまでの時間である単位時間と、その放送が繰り返し放送される回数である繰り返し回数とを乗算した結果得られる時間(例えば、メインメニューの情報が更新される時間)に基づく時間で切り替えて巡回受信させる制御手段(例えば、図1の制御装置4)と、受信手段により受信された受信可能放送局からの放送から情報を抽出する抽出手段(例えば、図1の制御装置4)と、入力手段によって入力された検索データに基づいて、抽出手段により抽出された情報のうちの所定のものを検索する検索手段(例えば、図1の制御装置4)と、検索手段により検索された情報のうちの所定のものを出力する出力手段(例えば、図1の制御装置4)とを備えることを特徴とする。
【0015】
また、請求項2に記載のデータ受信装置は、情報は、主たる音声または画像情報に付随して放送される付随情報であることを特徴とする。
【0016】
また、請求項3に記載のデータ受信装置は、現在位置を検出する位置検出手段(例えば、図1の位置検出装置1)をさらに備え、放送局検出手段は、位置検出手段によって検出された現在位置に基づいて、受信可能放送局を検出することを特徴とする。
【0017】
また、請求項4に記載のデータ受信装置は、出力手段より出力された情報の所定のものを表示する表示手段(例えば、図1の表示装置6)をさらに備えることを特徴とする。
【0019】
なお、勿論この記載は、各手段を上記したものに限定することを意味するものではない。
【0020】
図1は、本発明のデータ受信装置の一実施例の構成を示すブロック図である。位置検出装置1は、GPS(Grobal Positioning System)などからの電波を受信し、現在、この装置が置かれている位置(以下、現在位置という)を検出し、対応するデータを出力するようになされている。ここでは、放送エリア(受信可能領域)の判定が可能な程度の精度で現在位置が検出できればよい。
【0021】
受信装置2は、所定の放送局からのFM放送、AM放送、テレビジョン放送などを受信するようになされている。記憶装置3は、例えばハードディスク等により構成され、各種のプログラムを記憶する。また、位置検出装置1によって検出された現在位置に関するデータや、受信装置2によって受信された所定の放送局からの放送に多重された所定の情報に対応するデータを記憶するようになされている。また、後述するように、各放送局の放送周波数や、受信可能地域等に関する情報を記憶するようにもなされている。
【0022】
入力装置5は、キーボードやマウス等により構成され、後述する制御装置4に所定の指令を行ったり、ユーザが所定の文字等を入力することができるようになされている。表示装置6は、LCDなどよりなり、所定の文字または図形等を表示するようになされている。制御装置4は、記憶装置3に記憶されたプログラムに基づいて上記各部の制御を行うようになされており、位置検出装置1により検出された現在位置に関する情報を記憶装置3に記憶させたり、受信装置2により受信された情報を記憶装置3に記憶させるようになされている。また、入力装置5により入力された文字列等を検索キーとして、受信装置2から供給されたデータから、検索キーに対応するデータを検索し、それを表示装置6に表示させたり、記憶装置3に記憶させるようになされている。
【0023】
スピーカ7は、制御装置4の制御に基づいて、例えばビープ音等を出力し、所定の情報を受信したことを利用者に通知するようになされている。
【0024】
図2は、図1に示した受信装置2の構成例を示すブロック図である。受信制御部15は、制御装置4からの制御に対応して、PLL制御部13を制御し、フロントエンド12に対して、所定の周波数の電波を受信させる選局信号を出力するようになされている。フロントエンド12は、アンテナ11を介して、所定の放送を受信し、その受信信号を検波制御部14に出力している。
【0025】
検波制御部14は、入力された信号を検波し、主たる情報としてのオーディオ信号を出力する他、このオーディオ信号に付随して放送されている文字情報等のデータも出力する。また、テレビジョン放送を受信している場合においては、主たる情報としての映像信号も出力する。これらの出力信号は、制御装置4に供給される。
【0026】
制御装置4は、オーディオ信号をスピーカ7に出力し、文字情報は表示装置6に出力し、表示するようになされている。
【0027】
即ち、FM放送の場合、左チャンネル(Lチャンネル)と右チャンネル(Rチャンネル)の和信号と差信号が主信号として伝送される他、付随する信号として多重信号が放送されるようになされている。そして、この多重信号には、各種の文字、図形情報や交通情報の他、付加情報が多重され、伝送されるようになされている。
【0028】
次に、図3のフローチャートを参照して、図1および図2に示したデータ受信装置の動作について説明する。最初に、ステップS1において、位置検出装置1により現在位置が検出され、対応するデータが制御装置4に入力される。
【0029】
次に、ステップS2に進み、制御装置4は、位置検出装置1より供給された現在位置に対応するデータに基づいて、図5を参照して後述するように、予め記憶装置3に記憶されている放送局データ(放送局とその放送周波数、および受信可能な地域などが対応づけられた情報)を読み出し、現在位置において受信可能な放送局を検索する。ステップS3においては、ステップS2において、現在位置で受信可能な放送局が検索されたか否かが判定される。即ち、現在位置で受信可能な放送局があるか否かが判定される。現在位置で受信可能な放送局がないと判定された場合、ステップS1に戻り、ステップS1以降の処理が繰り返し実行される。
【0030】
一方、現在位置で受信可能な放送局があると判定された場合、ステップS4に進み、ユーザは、入力装置5を用いて、所定の文字列(検索文字列)や文字放送番組の種別(検索番組)などのいわゆる待ち受け情報を入力する。図4は、表示装置6に表示される、この待ち受け情報を入力するための入力画面例である。ここでは、例えば、検索文字列として「首都高」が入力され、検索番組として「交通情報」が入力された状態を示している。
【0031】
ここで入力する文字列(検索文字列)や番組情報(検索文字)などの待ち受け情報は、後述するステップS9において実行される検索処理の検索キーとして用いられる。また、以下、受信可能な複数の放送局が検索されたものとして説明することにする。
【0032】
次に、ステップS5に進み、後述するように、処理を中断するか否かが判定される。処理を中断すると判定された場合、ステップS1に戻り、ステップS1以降の処理が繰り返し実行される。一方、処理を中断しないと判定された場合、ステップS6に進む。
【0033】
ステップS6においては、制御装置4は受信装置2を制御し、ステップS2において検索された受信可能な放送局のうちの所定の放送局を選局し、その放送電波を受信させる。次に、ステップS7において、制御装置4により、受信装置によって選局され、受信された放送局の放送電波の受信感度が不良であるか否かが判定される。放送電波の受信感度が不良であると判定された場合、ステップS5に戻り、ステップS5以降の処理が繰り返し実行される。
【0034】
ステップS5においては、例えば、所定の放送局からの放送の受信感度が不良であるなどのため、再度、現在位置を検出し、受信可能な放送局の再検索を行うべきか否かが判定される。ここでは、例えば、ユーザが、感度不良の放送局があるなどのため、入力装置5を操作してステップS6乃至S12において行われる巡回選局処理の中断を指令したか否かを調べ、ユーザにより、巡回選局処理の中断が行われた場合、巡回選局処理を中断し、再度、現在位置を検出し、受信可能な放送局の再検索を行うべきであると判定するようにすることができる。
【0035】
あるいは、位置検出装置1より供給される現在位置に関するデータと、先にステップS2において検索した受信可能放送局の受信可能地域とから、現在位置が受信可能地域内にない放送局があるか否かを調べ、受信可能地域内にない放送局が存在する場合、再度、現在位置を検出し、受信可能な放送局の再検索を行うべきであると判定するようにすることもできる。また、所定の放送局が感度不良となった時点で、巡回選局処理を中断し、再度、現在位置を検出し、受信可能な放送局の再検索を行うべきであると判定するようにすることも可能である。
【0036】
以上のようにして、中断判定が行われた結果、再度、現在位置を検出し、受信可能な放送局の再検索を行うべきであると判定された場合、ステップS1に戻り、ステップS1以降の処理が繰り返し実行される。また、再度、現在位置を検出し、受信可能な放送局の再検索を行うべきではないと判定された場合、ステップS6に進み、ステップS6以降の処理が実行される。
【0037】
ステップS7において、受信感度が不良ではないと判定された場合、ステップS8に進み、所定の番組が受信される。
【0038】
次に、ステップS9において、制御装置4により、ステップS4において入力装置5より入力された所定の検索文字列や検索番組を検索キーとして、ステップS8において受信された番組データの中から、検索キーと一致するものが検索される。例えば、検索文字列が入力され、入力された検索文字列が図4に示したように「首都高」である場合、受信した番組の番組データの中から、文字列「首都高」を含むデータが検索される。
【0039】
また、検索番組が入力された場合、番組データに含まれる番組の種別を表すデータから、検索番組として入力された番組名に対応する種別の番組データが検索される。例えば、図4に示したように、検索番組として「交通情報」が入力された場合、受信された番組データのうち、その種別が「交通情報」であるものが検索される。
【0040】
図4に示した待ち受け情報入力画面例の場合、検索文字列と検索番組が共に入力されているので、これらの双方に合致する情報が検索される。即ち、番組の種別が「交通情報」である番組データの中から、文字列「首都高」を含むデータが検索される。
【0041】
次に、ステップS10に進み、ステップS9において、検索文字列や検索番組等の待ち受け情報に対応する番組データまたは番組が検索されたか否かが判定される。待ち受け情報に対応する番組データまたは番組が検索されたと判定された場合、ステップS11に進み、制御装置4により、待ち受け情報に対応する番組データが検索されたことをユーザに通知する通知処理、検索された番組データの表示を行う表示処理、および検索された番組データを記憶させる記憶処理が行われる。
【0042】
例えば、待ち受け情報に対応する番組データが検索されたとき、スピーカ7を制御し、ビープ音を鳴らしてユーザに通知し、検索された番組データに対応する文字や図形などを表示装置6に表示させる。また、検索された番組データを記憶装置3に供給し、記憶させる。
【0043】
これらの通知処理、表示処理、および記憶処理は、例えば、図4に示したように、対応するボタンアイコン(「通知」ボタンアイコン21、「表示」ボタンアイコン22、および「記録」ボタンアイコン23)によって実行するか否かを個々に指定することができるようになされている。例えば、「通知」ボタンアイコン21と「表示」ボタンアイコンを入力装置5を操作して選択し、通知処理と表示処理だけを実行するよう指定した場合、所望の情報が受信されたとき、ユーザに対して通知されるとともに、表示装置6にその情報が表示される。これにより、ユーザは通知があったとき、表示装置6の画面を見ることにより、所望の情報を得ることができる。
【0044】
また、「記憶」ボタンアイコン23を選択し、記憶処理だけを指定した場合、待ち受け情報に基づいて検索された所望の番組データを順次、記憶装置3に記憶させるようにすることができる。この場合、ユーザは、記憶装置3に記憶されたそれらの番組データを好きなときに表示装置6に表示させ、まとめて閲覧することができる。
【0045】
また、表示処理だけを指定した場合、待ち受け情報に基づいて検索された所望の番組データが受信されたとき、それを表示装置6にリアルタイムに表示させるようにすることもできる。従って、例えばユーザが自動車で首都高速道路(首都高)を走行中に、首都高に関する交通情報だけを選択的に表示装置6に表示させることができる。このように、ユーザは、現在必要とする情報、この場合、首都高の渋滞情報やその他の関連する情報だけをリアルタイムで取得することができる。
【0046】
ステップS11の処理が終了すると、ステップS12に進む。
【0047】
一方、ステップS10において、待ち受け情報に対応する番組データまたは番組が検索されなかったと判定された場合、ステップS12に進む。
【0048】
ステップS12においては、チャンネル(受信放送局)の切り替えを行うべきであるか否かが判定される。これは、例えば、図4に示した待ち受け情報入力画面において、チャンネル切り替え時間として所定の時間(この例の場合、12(分))を設定するようにし、時間をカウントする所定の時間カウンタを例えばステップS6において所定の放送局が選局されたとき起動するようにし、時間カウンタの値が、チャンネル切り替え時間より大きいか否かを判定することにより行うことができる。
【0049】
従って、時間カウンタの値がチャンネル切り替え時間より等しいかまたは小さい場合、まだチャンネルを切り替えるべきではないと判定され、ステップS7に戻り、ステップS7以降の処理が繰り返し実行される。
【0050】
一方、時間カウンタの値がチャンネル切り替え時間を越えている場合、チャンネルを切り替えるべきであると判定され、時間カウンタの値を0に初期化するとともに、ステップS5に戻る。これにより、ステップS5以降の処理が繰り返し実行される。
【0051】
上述したように、ステップS5においては、中断判定処理が行われ、中断すべきであると判定された場合、ステップS1に戻り、ステップS1以降の処理が繰り返し実行される。一方、中断すべきではないと判定された場合、ステップS6に進み、選局処理が行われる。ここでは、ステップS2において検索された、次に受信可能な放送局が選局される。
【0052】
次に、ステップS7において、受信感度が不良であるか否かが判定され、不良であると判定された場合、ステップS5に戻り、ステップS5以降の処理が繰り返し実行される。一方、受信感度が不良ではないと判定された場合、ステップS8に進み、ステップS6において選局された放送局の所定の番組が受信される。
【0053】
次に、ステップ9に進み、受信された番組から、上述した場合と同様に、検索文字列および検索番組で指定された番組データが検索される。以下、上述した場合と同様の処理が実行され、ステップS12において、チャンネルの切り替え判定がなされた場合、ステップS5に戻り、中断すべきでないと判定された場合、ステップS6に進む。ステップS6においては、上述したように、ステップS2において検索された受信可能なさらに次の放送局が選局される。その後、ステップS9において、待ち受け情報に対応する番組データが検索される。
【0054】
ステップS5において、中断すべきであると判定された場合、例えば、受信感度が不良な放送局が存在するため、再度、現在位置を検出し、受信可能な放送局を再検索すべきであると判定された場合、ステップS1に戻り、ステップS1以降の処理が繰り返し実行される。
【0055】
このようにして、現在位置において受信可能なすべての放送局が順に繰り返し選局され、その放送が受信(巡回受信)される。それらの放送局の放送番組から、待ち受け情報として指定した検索文字列や検索番組に対応する番組データが検索される。上述したように、待ち受け情報に対応する番組が検索されたとき、ユーザに通知するようにしたり、検索された番組データを表示装置6に表示するようにしたり、記憶装置3に記憶させるようにすることができる。
【0056】
なお、ステップS12における受信チャンネルの切り替え判定は、例えば、FM多重放送の場合、放送局から放送される番組がメインメニューをルートとするツリー構造になっていることから、メインメニューから辿ることのできる全てのノードの情報(メニュー画面に対応する番組データ)および全てのリーフの情報(通常の番組データ)の受信が完了したか否かを判定することによって行うようにすることも可能である。
【0057】
上述したように、図4に示した待ち受け情報入力画面の例の場合、検索文字列として「首都高」を指定し、検索番組として「交通情報」を指定しているので、「交通情報」という種別の番組の番組データのうち、検索文字列「首都高」を含むデータが検索される。ここで、例えば、検索文字列「首都高」だけを指定した場合には、受信可能なすべての放送局のすべての番組の番組データの中から、文字列「首都高」を含むデータが検索される。また、例えば、検索番組「交通情報」だけを指定した場合には、受信可能なすべての放送局の放送から、番組の種別が「交通情報」である番組が検索される。
【0058】
また、図4に示した待ち受け情報入力画面の例では、チャンネル切り替え時間として12分を設定するようにしたが、予め、記憶装置3に所定の時間をデフォルト値として記憶させておき、ユーザがチャンネル切り替え時間を設定しなかった場合、デフォルト値に基づいて、チャンネル切り替えを行うようにすることができる。
【0059】
あるいは、チャンネル切り替えをしないように設定し、受信する放送局を所定の放送局に固定するようにすることも可能である。
【0060】
なお、図4において、「設定」ボタンアイコン24は、検索文字列、検索番組、およびチャンネル切り替え時間を設定するとき操作される。例えば、「設定」ボタンアイコン24を選択すると、最初に検索文字列の入力欄27に所定のカーソルが表示され、検索文字列の入力が可能となる。検索文字列の設定を行う場合には、例えばキーボードなどからなる入力装置5を操作して、所定の検索文字列を入力し、再度、「設定」ボタンアイコン24を選択すると、入力した検索文字列が確定され、検索文字列の入力、設定が完了し、カーソルが検索番組の入力欄28に移動する。
【0061】
次に、検索番組の設定を行う場合には、入力装置5を操作して、所定の検索番組を入力し、「設定」ボタンアイコン24を選択すると、入力した検索番組が確定され、検索番組の入力、設定が完了し、カーソルがチャンネル切り替え時間の入力欄29に移動する。チャンネル切り替え時間の入力を行う場合には、入力装置5を操作して、チャンネル切り替え時間の入力を行い、「設定」ボタンアイコン24を選択する。これにより、入力したチャンネル切り替え時間が確定され、チャンネル切り替え時間の入力、設定が完了し、カーソルが検索文字列の入力欄に移動する。設定内容を変更したい場合には、上述した手順を繰り返す。
【0062】
待ち受け情報を入力した後、「開始」ボタンアイコン25を選択すると、放送局からの放送に多重された情報から、いま、入力、設定した待ち受け情報に対応する情報の検索が開始される。また、「戻り」ボタンアイコン26は、待ち受け情報入力画面の上位に位置する画面に戻るとき操作される。
【0063】
図5は、記憶装置3に予め記憶されている放送局データの例を示している。この放送局データは、「放送局名」(A,B,C,D,...)、その放送局の発信する電波の「周波数」(F1,F2,F3,F4,...)、メインメニューから辿ることのできる全ての番組の放送が完了するまでの時間を表す「単位時間」(Ta,Tb,Tc,Td,...)、同一の番組を繰り返す回数を表す「繰り返し回数」(Na,Nb,Nc,Nd,...)、および受信可能な地域を表す「受聴(受信)可能地域」(A(1)乃至A(i),B(1)乃至B(j),C(1)乃至C(k),D(1)乃至D(m),...(i,j,k,mは任意の自然数))などから構成されている。ここで、「受聴可能地域」は、対角線の頂点を規定して構成される単なる矩形領域ではなく、例えば行政区分(番地)などで表されている。
【0064】
これらのデータのうち、「単位時間」と「繰り返し回数」から、メインメニューの情報を更新される時間は、「単位時間」と「繰り返し回数」の積より求めることができる。即ち、次式(1)で表すことができる。
【0065】
メインメニューの情報が更新される時間=「単位時間」×「繰り返し回数」
・・・(式1)
【0066】
従って、式(1)で表される時間に基づいて、ステップS12における切り替え判定の基準とする時間を設定することにより、適切なタイミングでのチャンネルの切り替え処理を行うようにすることができる。例えば、式(1)で表される時間と等しいかまたはそれより短い時間毎に、元のチャンネルが選局されるようにすることにより、各放送局の番組の内容が更新される毎に、その更新された番組の番組データを受信するようにすることができ、受信情報の欠落が生じないようにし、ユーザが情報を見逃すことがないようにすることができる。
【0067】
例えば、東京FMの場合、同一内容を4回繰り返して放送しているため、4回目の放送が終了して放送内容が更新されるまでは、他の放送局の放送を受信していても、受信情報の欠落を生じることはない。
【0068】
上記実施例においては、位置検出装置1により検出された現在位置に基づいて、受信可能な1または2以上の放送局を認識し、その放送局の放送を受信するようにしたが、必ずしも位置検出装置1は必要ではない。
【0069】
図6は、本発明を応用したデータ受信装置の他の実施例の構成を示すブロック図である。この実施例においては、図1に示した実施例において、位置検出装置1を取り除いた構成としている。その他の構成および動作は基本的に図1に示した実施例の場合と同様であるので、その詳細な説明は省略するが、図6の実施例においては、制御装置4は、現在位置を知ることができないので、記憶装置3に記憶されている放送局の周波数を読み出し、それらの周波数の放送電波を順に受信するように、受信装置2を制御する。即ち、記憶装置3に記憶されている放送局の放送電波の周波数に対応するデータを順に受信装置2に供給する。
【0070】
受信装置2は、制御装置4より順に供給された所定の周波数に対応するデータに基づいて、その周波数の放送電波を受信することを試みる。その結果、その周波数の放送電波を所定の感度で受信することができた場合、所定の信号を制御装置4に供給する。これにより、制御装置4は、現在位置において受信可能な放送局を認識するとともに、現在位置がその放送局からの放送電波の受信可能地域内にあることを認識することができる。
【0071】
このように、図1に示した位置検出装置1がなくても、大まかな現在位置を知ることができ、これに基づいて、受信可能な放送局を特定することが可能である。従って、図6に示した実施例においても、図3のフローチャートを参照して上述したような処理を実行することが可能である。ただし、この場合、図3のフローチャートのステップS1においては、上述したように、位置検出装置1を用いない方法によって、現在位置を検出するようにするものとする。
【0072】
また、上述したようにして、記憶装置3に記憶された情報のうち、必要な部分を抽出したり、その情報を例えば50音順に並べ変えたり、最新のものから順に並べ変えたり、あるいは番組別に並べるなどして、情報の加工を行うことができる。
【0073】
また、図4に示した待ち受け情報入力画面において、複数の検索文字列、あるいは複数の検索番組を入力することができるようにすることも可能である。その場合、それらの検索文字列や検索番組に対応する情報を記憶装置3に記憶させたり、表示装置3に表示させることができる。
【0074】
以上のように、複数の放送局から、利用者が必要としている情報や番組を選択的に取得することが可能である。例えば、高速のインターチェンジ(IC)やパーキングエリア(PA)などの特定の場所の交通情報を取得したい場合、複数の放送を文字列検索(受信待ち受け)の対象とすることができるため、目的の地域の交通情報が得られる可能性がより高くなる。また、例えば、複数の放送局のニュース番組だけを選択的に受信したり、表示したり、あるいは記録することが可能となり、情報の取捨選択の手間を軽減することができる。
【0075】
なお、上記実施例においては、主としてFM多重放送を受信する場合について説明したが、テレビ文字多重放送やその他のAM放送や衛星放送等を受信する場合にも本発明を適用することは可能である。
【0076】
また、上記実施例における待ち受け情報入力画面は、一例であって、その画面構成や操作手順などはこれに限定されるものではない。
【0077】
さらに、本発明は、ナビゲーション装置等に応用することも可能である。
【0078】
【発明の効果】
請求項1に記載のデータ受信装置、および請求項5に記載のデータ受信方法によれば、受信することが可能な受信可能放送局を検出し、受信可能放送局からの放送を順に、放送が完了するまでの時間である単位時間と、その放送が繰り返し放送される回数である繰り返し回数とを乗算した結果得られる時間(例えば、メインメニューの情報が更新される時間)に基づく時間で切り替えて巡回受信し、その放送から抽出された情報のうちの所定のものを検索するようにしたので、受信可能な全ての放送局からの放送に多重された情報の中から、予め入力しておいた検索データに合致する情報を検索し、出力させることができ、複数の放送局からの放送に多重された情報の収集および取捨選択を容易に行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデータ受信装置の一実施例の構成を示すブロック図である。
【図2】図1の受信装置2の構成例を示すブロック図である。
【図3】図1の実施例の動作を説明するためのフローチャートである。
【図4】待ち受け情報入力画面の例を示す図である。
【図5】記憶装置3に記憶されている放送局データの例を示す図である。
【図6】本発明のデータ受信装置の他の実施例の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 位置検出装置, 2 受信装置, 3 記憶装置, 4 制御装置, 5入力装置, 6 表示装置, 7 スピーカ, 11 アンテナ, 12 フロントエンド, 13 PLL制御部, 14 検波制御部, 15 受信制御部, 21 「通知」ボタンアイコン, 22 「表示」ボタンアイコン, 23 「記録」ボタンアイコン, 24 「設定」ボタンアイコン, 25 「開始」ボタンアイコン, 26 「戻る」ボタンアイコン, 27,28,29 入力欄
Claims (5)
- 少なくとも、所定の情報を放送している放送局の放送周波数、および前記放送局からの放送を受信することが可能な地域に対応するデータを記憶する記憶手段と、
所定の検索データを入力する入力手段と、
前記放送局の所定のものからの放送を受信する受信手段と、
前記放送局のうち、前記放送局からの放送を受信することが可能な受信可能放送局を検出する放送局検出手段と、
前記受信手段に、前記放送局検出手段により検出された前記受信可能放送局からの前記放送を順に、前記放送が完了するまでの時間である単位時間と、その放送が繰り返し放送される回数である繰り返し回数とを乗算した結果得られる時間に基づく時間で切り替えて巡回受信させる制御手段と、
前記受信手段により受信された前記受信可能放送局からの前記放送から前記情報を抽出する抽出手段と、
前記入力手段によって入力された前記検索データに基づいて、前記抽出手段により抽出された前記情報のうちの所定のものを検索する検索手段と、
前記検索手段により検索された前記情報のうちの所定のものを出力する出力手段と
を備えることを特徴とするデータ受信装置。 - 前記情報は、主たる音声または画像情報に付随して放送される付随情報である
ことを特徴とする請求項1に記載のデータ受信装置。 - 現在位置を検出する位置検出手段をさらに備え、
前記放送局検出手段は、前記位置検出手段によって検出された前記現在位置に基づいて、前記受信可能放送局を検出する
ことを特徴とする請求項1に記載のデータ受信装置。 - 前記出力手段より出力された前記情報のうちの所定のものを表示する表示手段をさらに備える
ことを特徴とする請求項1に記載のデータ受信装置。 - 少なくとも、所定の情報を放送している放送局の放送周波数、および前記放送局からの放送を受信することが可能な地域に対応するデータを記憶し、
所定の検索データを入力し、
前記放送局のうち、前記放送局からの放送を受信することが可能な受信可能放送局を検出し、
検出した前記受信可能放送局からの前記放送を順に、前記放送が完了するまでの時間である単位時間と、その放送が繰り返し放送される回数である繰り返し回数とを乗算した結果得られる時間に基づく時間で切り替えて巡回受信し、
受信された前記受信可能放送局からの前記放送から前記情報を抽出し、
入力された前記検索データに基づいて、抽出された前記情報のうちの所定のものを検索し、
検索された前記情報のうちの所定のものを出力する
ことを特徴とするデータ受信方法。
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