JP3807327B2 - ユーザ局における通信回線利用方法、ユーザ局装置、通信回線利用プログラム及び該プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ユーザ局における通信回線利用方法、ユーザ局装置、通信回線利用プログラム及び該プログラムを記録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
センタ局と複数のユーザ局とからなるスター型の衛星通信網において、ユーザ局がデータ通信を行う場合には、下り回線(センタ局からユーザ局へのデータを送信する通信回)と、上り回線(ユーザ局からセンタ局へのデータを送信する通信回)とを用いる。
【0003】
同報性のある衛星通信において、センタ局が送出する電波は、カバーエリア内のユーザ局によって受信される。従って、ユーザ局宛てのデータを時間多重送信することにより、複数ユーザ局は、同一下り回線を利用可能となる。さらに、同一回線中のデータに識別子を付与する等により、複数の論理的な通信チャネルを実現することができ、論理通信チャネル毎に通信速度を制限することも可能となる。
【0004】
衛星通信の地球局装置として汎用的な単一キャリア/固定レート変復調装置を利用する場合、下り回線周波数および帯域は、常に一定である必要があり、下り回線中の論理チャネルが利用されていない場合には、空きパケットを送出する必要がある。
【0005】
一方、一般的に上り回線を利用する場合、下り回線とは別の周波数に上り回線用帯域を確保する。そして、FDMA方式やTDMA方式、ランダムアクセス方式を用いることで、複数ユーザ局が同一回線を共有する方法が取られる。
【0006】
図1は、従来の通信形態の構成図である。図1によれば、制御回線および通信回線があり、制御回線には、センタ局からの送信用と、ユーザ局からの送信用とがある。また、通信回線についても、センタ局からの送信用と、ユーザ局からの送信用とで、それぞれの通信回線帯域が必要である。図1では、ユーザ局は、TDMA方式を用いてセンタ局にデータ送出する例とする。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
従来の通信形態では、下り回線の利用状況や上り回線の利用状況にかかわらず下り回線と上り回線を別の周波数帯域で実現する必要がある。また、下り回線中のある論理チャネルが利用されていない場合には、空きパケットをダミーで送出することになり、帯域の利用効率が低下してしまう。同一下り回線の他の論理チャネルを利用するユーザ局用の通信速度を増加することもできるが、チャネル単位で帯域利用ユーザ局を限定している場合には、チャネルの速度変更は衛星回線の提供形態上困難である。この空き下り回線チャネルを、チャネルを利用するユーザ局の上り回線として利用できれば、このチャネルを無駄なく利用可能となる。
【0008】
地球局装置が固定レート変復調装置の場合は、下り回線の周波数、帯域が常に一定となるが、可変レート変復調装置を用いることで、空いている下り回線分の帯域を減らし、その代わりに上り回線用キャリアとして利用可能となる。これにより、上下衛星回線帯域の有効利用を図ることができる。
【0009】
ここで、下り回線の空き時間を利用して上り回線を実現するために、複数ユーザ局に対する上り回線割当方法が課題となる。
【0010】
従って、本発明は、複数ユーザ局に対して上り回線を割当て、通信回線を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、
センタ局と複数のユーザ局から構成され、
センタ局が管理する通信回線はセンタ局からの下り回線として利用し、
下り回線に未使用帯域がある場合にのみ、該未使用帯域をユーザ局からの上り回線としてユーザ局が共用し、
ユーザ局は各々の蓄積データを上り回線を用いてセンタ局へ送信する無線通信システムにおけるユーザ局の通信回線利用方法であって、
センタ局から下り回線の未使用帯域に関する情報、送信順序情報、1局あたりの送信時間情報を含む制御信号を受信するステップと、
未使用帯域が発生する時点で送信される開始通知信号を受信するステップと、
受信した制御信号と開始通知信号から自局の回線割り当て時間を算出し、回線割り当て時間に蓄積データを送信するステップと、
未使用帯域が終了する時点で送信される終了通知信号を受信するステップと
を有することを特徴とする。
【0012】
また、本発明によれば、
センタ局と複数のユーザ局から構成され、
センタ局が管理する通信回線はセンタ局からの下り回線として利用し、
下り回線に未使用帯域がある場合にのみ、該未使用帯域をユーザ局からの上り回線としてユーザ局が共用し、
ユーザ局は各々の蓄積データを上り回線を用いてセンタ局へ送信する無線通信システムにおけるユーザ局の通信回線利用方法であって、
センタ局から下り回線の未使用帯域に関する情報、1局あたりの送信時間情報を含む制御信号を受信するステップと、
未使用帯域が発生する時点で送信される開始通知信号を受信するステップと、
受信した制御信号に含まれる回線を監視するステップと、
自局の回線割り当て時間と判断した場合に、自局の蓄積データを1局当たりの送信時間内で送信するステップと、
未使用帯域が終了する時点で送信される終了通知信号を受信するステップと
を有することを特徴とする。
【0013】
本発明のユーザ局の通信回線利用方法における他の実施形態によれば、
センタ局が送信する制御信号には、送信順序情報がさらに含まれ、
自局の回線割り当て時間と判断するのは、
制御信号に含まれる自局の前の順番のユーザ局が送信を終了した時点であり、
前のユーザ局が送信を終了したと判断するのは、前のユーザ局からのデータ送信が行われなくなった場合、又は前のユーザ局が送信する終了パケットを確認した場合であることも好ましい。
【0014】
本発明のユーザ局の通信回線利用方法における他の実施形態によれば、
自局の回線割り当て時間と判断するのは、監視した回線が空きであることを確認した時点であることも好ましい。
【0015】
本発明によれば、
センタ局と複数のユーザ局から構成され、
センタ局が管理する通信回線はセンタ局からの下り回線として利用し、
下り回線に未使用帯域がある場合にのみ、該未使用帯域をユーザ局からの上り回線としてユーザ局が共用し、
ユーザ局は各々の蓄積データを上り回線を用いてセンタ局へ送信する無線通信システムにおけるユーザ局の通信回線利用方法であって、
下り回線の未使用帯域が発生した時点で、センタ局から送信される未使用帯域に関する制御情報を受信するステップと、
制御情報を受信した時点から終了信号を受信するまでの間に、蓄積データを送信するステップと
を有することを特徴とする。
【0016】
本発明のユーザ局の通信回線利用方法における他の実施形態によれば、
蓄積データが発生した際に、予め通信要求信号をセンタ局へ送信するステップを更に有することも好ましい。
【0017】
本発明のユーザ局の通信回線利用方法における他の実施形態によれば、
データを送信する途中で、割り当て時間が終了した場合、又は未使用帯域の終了時間となった場合には、ユーザ局は送信を終了し、次の割り当て時間に続きのデータを送信するステップを更に有することも好ましい。
【0018】
本発明によれば、
センタ局と複数のユーザ局から構成され、
センタ局が管理する通信回線はセンタ局からの下り回線として利用し、
下り回線に未使用帯域がある場合にのみ、該未使用帯域をユーザ局からの上り回線としてユーザ局が共用し、
ユーザ局は各々の蓄積データを上り回線を用いてセンタ局へ送信する無線通信システムにおけるユーザ局装置であって、
センタ局から下り回線の未使用帯域に関する情報、送信順序情報、1局あたりの送信時間情報を含む制御信号を受信する手段と、
未使用帯域が発生する時点で送信される開始通知信号を受信する手段と、
受信した制御信号と開始通知信号から自局の回線割り当て時間を算出し、回線割り当て時間に蓄積データを送信する手段と、
未使用帯域が終了する時点で送信される終了通知信号を受信する手段と
を有することを特徴とする。
【0019】
また、本発明によれば、
センタ局と複数のユーザ局から構成され、
センタ局が管理する通信回線はセンタ局からの下り回線として利用し、
下り回線に未使用帯域がある場合にのみ、該未使用帯域をユーザ局からの上り回線としてユーザ局が共用し、
ユーザ局は各々の蓄積データを上り回線を用いてセンタ局へ送信する無線通信システムにおけるユーザ局装置であって、
センタ局から下り回線の未使用帯域に関する情報、1局あたりの送信時間情報を含む制御信号を受信する手段と、
未使用帯域が発生する時点で送信される開始通知信号を受信する手段と、
受信した制御信号に含まれる回線を監視する手段と、
自局の回線割り当て時間と判断した場合に、自局の蓄積データを1局当たりの送信時間内で送信する手段と、
未使用帯域が終了する時点で送信される終了通知信号を受信する手段と
を有することを特徴とする。
【0020】
本発明のユーザ局装置における他の実施形態によれば、
センタ局が送信する制御信号には、送信順序情報がさらに含まれ、
自局の回線割り当て時間と判断するのは、
制御信号に含まれる自局の前の順番のユーザ局が送信を終了した時点であり、
前のユーザ局が送信を終了したと判断するのは、前のユーザ局からのデータ送信が行われなくなった場合、又は前のユーザ局が送信する終了パケットを確認した場合であることも好ましい。
【0021】
本発明のユーザ局装置における他の実施形態によれば、
自局の回線割り当て時間と判断するのは、監視した回線が空きであることを確認した時点であることも好ましい。
【0022】
本発明によれば、
センタ局と複数のユーザ局から構成され、
センタ局が管理する通信回線はセンタ局からの下り回線として利用し、
下り回線に未使用帯域がある場合にのみ、該未使用帯域をユーザ局からの上り回線としてユーザ局が共用し、
ユーザ局は各々の蓄積データを上り回線を用いてセンタ局へ送信する無線通信システムにおけるユーザ局装置であって、
下り回線の未使用帯域が発生した時点で、センタ局から送信される未使用帯域に関する制御情報を受信する手段と、
制御情報を受信した時点から終了信号を受信するまでの間に、蓄積データを送信する手段と
を有することを特徴とする。
【0023】
本発明のユーザ局装置における他の実施形態によれば、
蓄積データが発生した際に、予め通信要求信号をセンタ局へ送信する手段を更に有することも好ましい。
【0024】
本発明のユーザ局装置における他の実施形態によれば、
データを送信する途中で、割り当て時間が終了した場合、又は未使用帯域の終了時間となった場合には、送信を終了し、次の割り当て時間に続きのデータを送信する手段を更に有することも好ましい。
【0025】
本発明によれば、
センタ局と複数のユーザ局から構成され、
センタ局が管理する通信回線はセンタ局からの下り回線として利用し、
下り回線に未使用帯域がある場合にのみ、該未使用帯域をユーザ局からの上り回線としてユーザ局が共用し、
ユーザ局は各々の蓄積データを上り回線を用いてセンタ局へ送信する無線通信システムにおけるユーザ局装置に搭載されたコンピュータを機能させる通信回線利用プログラムであって、
センタ局から下り回線の未使用帯域に関する情報、送信順序情報、1局あたりの送信時間情報を含む制御信号を受信する手段と、
未使用帯域が発生する時点で送信される開始通知信号を受信する手段と、
受信した制御信号と開始通知信号から自局の回線割り当て時間を算出し、回線割り当て時間に蓄積データを送信する手段と、
未使用帯域が終了する時点で送信される終了通知信号を受信する手段と
してコンピュータを機能させることを特徴とする。
【0026】
本発明によれば、
センタ局と複数のユーザ局から構成され、
センタ局が管理する通信回線はセンタ局からの下り回線として利用し、
下り回線に未使用帯域がある場合にのみ、該未使用帯域をユーザ局からの上り回線としてユーザ局が共用し、
ユーザ局は各々の蓄積データを上り回線を用いてセンタ局へ送信する無線通信システムにおけるユーザ局装置に搭載されたコンピュータを機能させる通信回線利用プログラムであって、
センタ局から下り回線の未使用帯域に関する情報、1局あたりの送信時間情報を含む制御信号を受信する手段と、
未使用帯域が発生する時点で送信される開始通知信号を受信する手段と、
受信した制御信号に含まれる回線を監視する手段と、
自局の回線割り当て時間と判断した場合に、自局の蓄積データを1局当たりの送信時間内で送信する手段と、
未使用帯域が終了する時点で送信される終了通知信号を受信する手段と
してコンピュータを機能させることを特徴とする。
【0027】
本発明の通信回線利用プログラムにおける他の実施形態によれば、
センタ局が送信する制御信号には、送信順序情報がさらに含まれ、
自局の回線割り当て時間と判断するのは、
制御信号に含まれる自局の前の順番のユーザ局が送信を終了した時点であり、
前のユーザ局が送信を終了したと判断するのは、前のユーザ局からのデータ送信が行われなくなった場合、又は前のユーザ局が送信する終了パケットを確認した場合であるようにコンピュータを機能させることも好ましい。
【0028】
本発明の通信回線利用プログラムにおける他の実施形態によれば、
自局の回線割り当て時間と判断するのは、監視した回線が空きであることを確認した時点であるようにコンピュータを機能させることも好ましい。
【0029】
本発明によれば、
センタ局と複数のユーザ局から構成され、
センタ局が管理する通信回線はセンタ局からの下り回線として利用し、
下り回線に未使用帯域がある場合にのみ、該未使用帯域をユーザ局からの上り回線としてユーザ局が共用し、
ユーザ局は各々の蓄積データを上り回線を用いてセンタ局へ送信する無線通信システムにおけるユーザ局装置に搭載されたコンピュータを機能させる通信回線利用プログラムであって、
下り回線の未使用帯域が発生した時点で、センタ局から送信される未使用帯域に関する制御情報を受信する手段と、
制御情報を受信した時点から終了信号を受信するまでの間に、蓄積データを送信する手段と
してコンピュータを機能させることを特徴とする。
【0030】
本発明の通信回線利用プログラムにおける他の実施形態によれば、
蓄積データが発生した際に、予め通信要求信号をセンタ局へ送信する手段としてコンピュータを更に機能させることも好ましい。
【0031】
本発明の通信回線利用プログラムにおける他の実施形態によれば、
データを送信する途中で、割り当て時間が終了した場合、又は未使用帯域の終了時間となった場合には、送信を終了し、次の割り当て時間に続きのデータを送信する手段としてコンピュータを更に機能させることも好ましい。
【0038】
本発明によるプログラムを記録した記録媒体によれば、前述の通信回線利用プログラムを記録した記録媒体である。
【0039】
【発明の実施の形態】
以下では、図面を用いて、本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0040】
複数のユーザ局に対して上り回線を割り当てるため、センタ局は、まずチャネル毎の下り回線利用状況を把握し、下り回線の空き帯域が発生する時間にユーザ局群に対して上り回線として割り当てる。各ユーザ局は、下り回線として利用されている期間中は、センタ局への送出データを蓄積しておく。
【0041】
各ユーザ局に対して上り回線を割り当てる方法として、ユーザ局自律型の方法と、ユーザ局他律型の方法とがある。ユーザ局自律型の方法は、ユーザ局に割り当てる順番と割当時間を通知し、それぞれのユーザ局が自局の割当順番を把握して、該当する上り回線周波数を設定し、蓄積データを送出する。ユーザ局他律型の方法は、センタ局から割当順番に従って送出許可信号をユーザ局に対して送出し、送出許可されたユーザ局は同時に通知される上り回線周波数を設定して蓄積データを送出する。更に、両方法において下り回線が再度利用され始める時間の前には、上り回線時間が終了することをユーザ局へ通知し、下り回線を受信できる状態を設定する。
【0042】
図2は、本発明における通信形態の構成図である。図2によれば、センタ局からの下り回線の空き時間に、下り回線用帯域を削減し、そのかわりにユーザ局に上り回線として割り当てている。これによりユーザ局からの上り回線を実現しながら、上り回線用の新たな帯域を追加する必要がなくなる。
【0043】
図3は、本発明による通信回線の利用例である。通信帯域における下り回線の空き時間を、ユーザ局毎の上り回線に割り当てたものである。
【0044】
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態について図4〜図6を参照して説明する。尚、第1の実施形態は、請求項1、8及び15に相当する。
【0045】
第1の実施形態では、センタ局がある衛星通信回線を管理し、通常この通信回線はセンタ局から複数ユーザ局に向けたデータ配信に利用される。通信回線のほか、センタ局と複数ユーザ局間には制御回線があり、通信回線がすべて利用されていても制御信号の送受信は行える。
【0046】
センタ局からの配信データは、ユーザ局に配信されコンテンツとして蓄積された後に随時利用される非リアルタイム系および映像として配信されユーザ局で再生表示するリアルタイム系を扱うことが可能である。複数のデータ配信に衛星通信回線を利用するため、センタ局は衛星通信回線のスケジュール管理を行い配信データ毎に回線利用時間と利用帯域を割り当てる。
【0047】
図4は、ユーザ局の構成図である。ユーザ局は、衛星送受信装置、通信管理端末と、通信管理端末にネットワーク接続された複数PC端末で構成される。ネットワークは、有線LAN又は無線LANで構築される。
【0048】
ユーザ局通信管理端末は、センタ局から配信されるデータを受信する。そして、該端末は、受信データの再生表示、受信データの蓄積、また受信データのPC端末へのリキャストも可能である。PC端末は、センタ局からのデータを受信可能であり、またセンタ局に対する非リアルタイム系のデータを送出可能である。各PC端末は、送出データが発生すると通信管理端末へ転送し、通信管理端末ではデータを随時蓄積する。
【0049】
センタ局通信管理端末は、管理している衛星回線スケジュールから、センタ局からデータ配信する下り回線の空き時間および空き帯域を把握する。ユーザ局で蓄積したデータを送出するため、下り回線の空き時間を複数ユーザ局の上り回線として割り当てる。
【0050】
図5に本形態の上り回線割当シーケンスを示す。また、図6にユーザ局通信管理端末の機能ブロックを示す。
【0051】
センタ局通信管理端末は、全ユーザ局に送信順序を付与し、ユーザ局と送信順序の対応情報を生成する。また、1ユーザ局に送信時間として割り当てる時間情報(T)と、上り回線として割当可能な周波数および帯域の情報とを生成する。下り回線の空き時間が始まった時点で、全ユーザ局に対してこれらの情報を含む制御情報を制御回線で全ユーザ局に配信することで、上り回線割当に必要な情報を通知する。また、上り回線受信用の周波数および帯域の情報を衛星送受信装置へ設定する。
【0052】
各ユーザ局通信管理端末では、制御情報を受信すると通知された自局の送信順序を登録し、1ユーザ局あたりの送信時間Tを登録し、周波数および帯域の情報を衛星送受信装置に設定する。
【0053】
センタ局通信管理端末で、通信開始信号を全ユーザ局に対して配信して上り回線割当を開始する。
【0054】
各ユーザ局通信管理端末は、通信開始信号を受信した時点から経過時間を計測し、経過時間と自局の送信順序と1ユーザ局あたりの送信時間Tから自局に割り当てられた送出時間を導出する。自局の送信順序がN番目の場合、通信開始信号を受信した時点から時間T*(N−1)が経過した時点が自局の一度目の送信開始時刻となる。また一度目の送信終了時刻はT*Nとなる。ユーザ局通信管理部では蓄積した送信データを自局の送信割当時間中にセンタ局に向けて送出する。送信終了時刻の時点で蓄積データをすべて送出し終わらない場合には、次回の送信割当時間まで待機する。
【0055】
センタ局通信管理端末は、各ユーザ局から送出されるデータを受信し、ユーザ局毎にまとめて管理する。必要に応じて配下のネットワークにデータを転送する。
【0056】
センタ局通信管理端末は、上り回線として利用可能な通信回線が変更になる場合には、全ユーザ局に対して一度通信終了信号を配信してユーザ局の送出を停止する。続けて変更後の周波数情報等を含む制御情報を全ユーザ局に対して配信、通知することで上り回線の変更を実施し、再度通信開始信号を配信して上り回線の割当を開始する。
【0057】
センタ局通信管理端末は、下り回線の空き時間が終わる時点で通信終了信号を全ユーザ局に配信する。ユーザ局は、通信終了信号を受信すると、上り回線割当が終了したことを認識し、自局の割当時間でデータ送出中であっても送出を終了し、送り終えないデータは次回の送信割当時間まで蓄積しておく。
【0058】
以上のユーザ局機能はプログラムでも実現可能であり、また本プログラムを記憶媒体に記憶することも可能である。
【0059】
また、衛星回線の回線制御を行う制御局を設け、センタ局からの下り回線の管理および下り回線の空き時間を利用した上り回線割当を実施し、センタ局ではユーザ局へのデータ配信およびユーザ局からのデータ受信を行う形態でも実現可能である。
【0060】
(第2の実施形態)
本発明の第2の実施形態について、図7〜図10を参照して説明する。尚、第2の実施形態は、請求項2、3、9、10、16及び17に相当する。
【0061】
第2の実施形態における通信形態、衛星回線の利用方法、センタ局構成、ユーザ局構成は、第1の実施形態と同様とする。また、第1の実施形態と同様に、センタ局通信管理端末は、管理している衛星回線スケジュールから、センタ局からデータ配信する下り回線の空き時間および空き帯域を把握し、ユーザ局で蓄積したデータを送出するため、下り回線の空き時間を複数ユーザ局の上り回線として割り当てる。
【0062】
図7は、第2の実施形態の上り回線割当のシーケンス図である。また、図8は、ユーザ局通信管理端末の機能構成図である。
【0063】
センタ局通信管理端末は、全ユーザ局に送信順序を付与し、ユーザ局と送信順序の対応情報を生成する。また、上り回線として割当可能な周波数および帯域の情報を生成する。下り回線の空き時間が始まった時点で全ユーザ局に対してこれらの情報を含む制御情報を制御回線で全ユーザ局に配信することで、上り回線割当に必要な情報を通知する。また、上り回線受信用の周波数および帯域の情報を衛星送受信装置へ設定する。
【0064】
各ユーザ局通信管理端末では、制御情報を受信すると通知された自局の送信順序を登録し、周波数および帯域の情報を衛星送受信装置へ設定する。
【0065】
センタ局通信管理端末で、通信開始信号を全ユーザ局に対して配信して上り回線割当を開始する。
【0066】
各ユーザ局通信管理端末は、通信開始信号を受信した時点から、自局が送信順序である場合は指定された上り回線で蓄積した送信データを送出し、その他のユーザ局は上り回線として割当てられた周波数を常に監視する。各ユーザ局の衛星送受信装置において、上り回線の周波数および帯域の情報を受信用として衛星送受信装置に設定することで、上り回線の監視を行う。
【0067】
ユーザ局では、上り回線の監視中に、自局の前のユーザ局が送信終了した時点で、自局の送信時間が開始されたと認識する。前のユーザ局の送信終了は上り回線にキャリアを確認できなくなってから一定時間経過した時点で判断することも可能であり、または前のユーザ局が送出終了時に送出終了パケットを送信し、監視中のユーザ局はこの送出終了パケットを受信した時点で送信終了と判定可能である。
【0068】
自局の送信時間において、ユーザ局は、蓄積データをセンタ局へ送出する。
【0069】
センタ局通信管理端末は、各ユーザ局から送出されるデータを受信し、ユーザ局毎にまとめて管理する。必要に応じて配下のネットワークにデータを転送する。
【0070】
センタ局通信管理端末は、上り回線として利用可能な通信回線が変更になる場合には、全ユーザ局に対して一度通信終了を配信してユーザ局の送出を停止する。続けて変更後の周波数情報等を含む制御情報を全ユーザ局に対して配信、通知することで上り回線の変更を実施し、再度通信開始信号を配信して上り回線の割当を開始する。
【0071】
センタ局通信管理端末は、下り回線の空き時間が終わる時点で通信終了信号を全ユーザ局に配信する。ユーザ局は通信終了信号を受信すると上り回線割当が終了したことを認識し、自局の割当時間でデータ送出中であっても送出を終了し、送り終えないデータは次回の送信割当時間まで蓄積しておく。
【0072】
ここで、上り回線はすべての蓄積データを送出するまで利用可能であり、蓄積データが少ない場合には早い時点で次のユーザ局へ上り回線を割当てられるが、逆に蓄積データが大量で上り回線を長時間占有してしまうこともある。これに対し、上り回線の制御情報に1ユーザ局当たりの最大送出時間(Tmax)を含めて配信することで、あるユーザ局が上り回線を長時間占有してしまうことを回避可能にもなる。
【0073】
図9は、Tmaxを用いる場合の上り回線割当のシーケンス図である。また、図10は、ユーザ局通信管理端末の機能構成図である。
【0074】
この場合、センタ局通信管理端末において、下り回線の空き時間が始まった時点で、全ユーザ局に配信する上り回線割当てに関する制御情報に、1ユーザ局に送信時間として割り当てる最大時間情報(Tmax)を含める。各ユーザ局通信管理端末では、制御情報を受信すると1ユーザ局あたりの最大送信時間Tmaxも登録しておく。
【0075】
各ユーザ局通信管理端末は、自局の送出時間が開始された時点から経過時間を計測し、蓄積した送信データをセンタ局に向けて送出する。経過時間がTmaxとなった時点で、蓄積データをすべて送出し終わらない場合には、送出を終了し次回の送信割当て時間まで待機する。
【0076】
以上のユーザ局機能は、プログラムでも実現可能であり、また本プログラムを記憶媒体に記憶することも可能である。
【0077】
また、衛星回線の回線制御を行う制御局を設け、センタ局からの下り回線の管理および下り回線の空き時間を利用した上り回線割当を実施し、センタ局ではユーザ局へのデータ配信およびユーザ局からのデータ受信を行う形態でも実現可能である。
【0078】
(第3の実施形態)
本発明の第3の実施形態について、図11〜図14を参照して説明する。尚、第3の実施形態は、請求項2、4、9、11、16及び18に相当する。
【0079】
第3の実施形態における通信形態、衛星回線の利用方法、センタ局構成、ユーザ局構成は、第1の実施形態と同様とする。また、第1の実施形態と同様に、センタ局通信管理端末は、管理している衛星回線スケジュールから、センタ局からデータ配信する下り回線の空き時間および空き帯域を把握し、ユーザ局で蓄積したデータを送出するため、下り回線の空き時間を複数ユーザ局の上り回線として割り当てる。
【0080】
図11は、第3の実施形態の上り回線割当のシーケンス図である。また、図12は、ユーザ局通信管理端末の機能構成図である。
【0081】
センタ局通信管理端末は、上り回線として割当可能な周波数および帯域の情報を生成する。下り回線の空き時間が始まった時点で、全ユーザ局に対してこれらの情報を含む制御情報を制御回線で全ユーザ局に配信することで、上り回線割当に必要な情報を通知する。また、上り回線受信用の周波数および帯域の情報を衛星送受信装置へ設定する。
【0082】
各ユーザ局通信管理端末では、制御情報を受信すると通知された周波数および帯域の情報を衛星送受信装置へ設定する。
【0083】
センタ局通信管理端末で、通信開始信号を全ユーザ局に対して配信して上り回線割当を開始する。
【0084】
各ユーザ局通信管理端末は、通信開始信号を受信した時点から、上り回線として割当てられた周波数を常に監視する。各ユーザ局の衛星送受信装置において、上り回線の周波数および帯域の情報を受信用として衛星送受信装置に設定することで、上り回線の監視を行う。
【0085】
各ユーザ局通信管理端末では、自局に蓄積データがあり、かつ上り回線をどのユーザ局も利用していない空き状態と判定した時点で蓄積データをセンタ局へ送出し始める。上り回線が空いていると判定してから送出し始めるまでに端末処理時間や衛星伝播時間があるため、同時に複数ユーザ局が送出を開始する可能性がある。送出を開始したユーザ局はデータ送出中も上り回線の監視を続け、他の送出データとの衝突のために自局のデータが正しく送出されていないと判定した場合には送出を停止し、再度上り回線が空いた時点で送出を行う。
【0086】
センタ局通信管理端末は、各ユーザ局から送出されるデータを受信し、ユーザ局毎にまとめて管理する。必更に応じて配下のネットワークにデータを転送する。
【0087】
センタ局通信管理端末は、上り回線として利用可能な通信回線が変更になる場合には、全ユーザ局に対して一度通信終了信号を配信してユーザ局の送出を停止する。続けて変更後の周波数情報等を含む制御情報を全ユーザ局に対して配信、通知することで上り回線の変更を実施し、再度通信開始信号を配信して上り回線の割当を開始する。
【0088】
センタ局通信管理端末は、下り回線の空き時間が終わる時点で通信終了信号を全ユーザ局に配信する。ユーザ局は通信終了信号を受信すると上り回線割当が終了したことを認識し、自局がデータ送出中であっても送出を終了し、送り終えないデータは次回の送信割当時間まで蓄積しておく。
【0089】
ここで、上り回線はすべての蓄積データを送出するまで利用可能であり、蓄積データが少ない場合には早い時点で送出終了するが、逆に蓄積データが大量で上り回線を長時間占有してしまうこともある。これに対し、上り回線の制御情報に1ユーザ局当たりの最大送出時間(Tmax)を含めて配信することで、あるユーザ局が上り回線を長時間占有してしまうことを回避可能にもなる。
【0090】
図13は、Tmaxを用いる場合の上り回線割当のシーケンス図である。また、図14は、ユーザ局通信管理装置の機能構成図である。
【0091】
この場合、センタ局通信管理端末において下り回線の空き時間が始まった時点で全ユーザ局に配信する上り回線割当てに関する制御情報に、1ユーザ局に送信時間として割り当てる最大時間情報(Tmax)を含める。各ユーザ局通信管理端末では、制御情報を受信すると1ユーザ局あたりの最大送信時間Tmaxも登録しておく。
【0092】
各ユーザ局通信管理端末では、自局が送出開始した時点から経過時間を計測し、蓄積した送信データをセンタ局に向けて送出する。経過時間がTmaxとなった時点で、蓄積データをすべて送出し終わらない場合には、送出を終了し次回の送信割当て時間まで待機する。
【0093】
以上のユーザ局機能はプログラムでも実現可能であり、また本プログラムを記憶媒体に記憶することも可能である。
【0094】
また、衛星回線の回線制御を行う制御局を設け、センタ局からの下り回線の管理および下り回線の空き時間を利用した上り回線割当を実施し、センタ局ではユーザ局へのデータ配信およびユーザ局からのデータ受信を行う形態でも実現可能である。
【0095】
(第4の実施形態)
本発明の第4の実施形態について、図15〜図17を参照して説明する。尚、第4の実施形態は、請求項5、12及び19に相当する。
【0096】
第4の実施形態における通信形態、衛星回線の利用方法、センタ局構成、ユーザ局構成は、第1の実施形態と同様とする。また、第1の実施形態と同様に、センタ局通信管理端末では、管理している衛星回線スケジュールから、センタ局からデータ配信する下り回線の空き時間および空き帯域を把握し、ユーザ局で蓄積したデータを送出するため、下り回線の空き時間を複数ユーザ局の上り回線として割り当てる。
【0097】
図15は、第4の実施形態の上り回線割当のシーケンス図である。また、図16は、ユーザ局通信管理端末の機能構成図である。
【0098】
センタ局通信管理端末では、全ユーザ局に送信順序を付与し、ユーザ局と送信順序の対応情報を登録する。また、1ユーザ局に送信時間として割り当てる時間情報(T)を登録し、上り回線として割当可能な周波数および帯域の情報を生成する。下り回線の空き時間が始まった時点で1番目の送信順序のユーザ局に対して上り回線の周波数および帯域の制御情報を制御回線で送信するとともに、センタ局衛星送受信装置へ上り回線受信用の周波数および帯域の情報を設定する。
【0099】
各ユーザ局通信管理端末では、自局が制御情報を受信するとそれが通信開始指示と判断し、周波数および帯域の情報を衛星送受信装置に設定した後、蓄積した送信データを上り回線で送出し始める。
【0100】
センタ局通信管理端末では、あるユーザ局に対して制御情報を送信してから経過時間を測定し、1局あたりの送信時間を経過した時点で割当て該当ユーザ局に対して終了通知信号を送出する。
【0101】
該当ユーザ局では、終了通知信号を受信した時点で、蓄積データをすべて送出し終わらない場合には、送出を終了し次回の送信割当て時間まで待機する。
【0102】
センタ局通信管理端末では次の送信順序のユーザ局に対して同様の手順で上り回線を割当てる。
【0103】
センタ局通信管理端末は、各ユーザ局から送出されるデータを受信し、ユーザ局毎にまとめて管理する。必要に応じて配下のネットワークにデータを転送する。
【0104】
センタ局通信管理端末は、上り回線として利用可能な通信回線が変更になる場合には、あるユーザ局に対して送信する上り回線割当てのための制御情報に変更後の周波数および帯域を含めることで上り回線変更可能である。また、あるユーザ局の送信中に通信回線を変更する場合は、該当ユーザ局に対して一度通信終了信号を送信し、あらたな周波数情報を含む制御情報を送信する。
【0105】
センタ局通信管理端末は、下り回線の空き時間が終わる時点で通信終了信号を送信中のユーザ局に配信する。ユーザ局は通信終了信号を受信すると上り回線割当が終了したことを認識し、自局の割当時間でデータ送出中であっても送出を終了し、送り終えないデータは次回の送信割当時間まで蓄積しておく。
【0106】
ここで、上り回線を割当てられたユーザ局は1ユーザあたりの送信時間中(T)を利用可能であるが、Tよりも早く送出が終了する場合も考えられる。Tよりも早く送出が終了した場合には次の送信順序のユーザ局に対して上り回線を割当てることで上り回線の有効利用が可能となる。
【0107】
図17は、早期終了時の上り回線割当のシーケンス図である。また、ユーザ局通信管理端末の機能構成は、図16と同様である。
【0108】
ユーザ局の送出終了を判断するため、センタ局通信管理端末において上り回線を監視し、上り回線にキャリアを確認できなくなってから一定時間経過した時点でユーザ局からの送信終了を判断することも可能であり、またはユーザ局が送出終了時に送出終了パケットを送信し、センタ局はこの送出終了パケットを受信した時点で送信終了と判定可能である。
【0109】
以上のユーザ局機能はプログラムでも実現可能であり、また本プログラムを記憶媒体に記憶することも可能である。
【0110】
また、衛星回線の回線制御を行う制御局を設け、センタ局からの下り回線の管理および下り回線の空き時間を利用した上り回線割当を実施し、センタ局ではユーザ局へのデータ配信およびユーザ局からのデータ受信を行う形態でも実現可能である。
【0111】
(第5の実施形態)
本発明の第5の実施形態について、図18〜図20を参照して説明する。尚、第5の実施形態は、請求項6、13及び20に相当する。
【0112】
第5の実施形態における通信形態、衛星回線の利用方法、センタ局構成、ユーザ局構成は、第1の実施形態と同様とする。また、第1の実施形態と同様に、センタ局通信管理端末では管理している衛星回線スケジュールから、センタ局からデータ配信する下り回線の空き時間および空き帯域を把握し、ユーザ局で蓄積したデータを送出するため、下り回線の空き時間を複数ユーザ局の上り回線として割り当てる。
【0113】
図18は、第5の実施形態の上り回線割当のシーケンス図である。また、図19は、ユーザ局通信管理端末の機能構成図である。
【0114】
各ユーザ局通信管理端末では、PC端末からデータが転送されて蓄積されると、センタ局通信管理端末に対して通信要求パケットを制御回路経由で送出する。蓄積データがない場合には特に通信要求は行わない。
【0115】
センタ局通信管理端末では、通信待ちリストを管理し、ユーザ局から制御回線を介して通信要求パケットを受信すると、該当ユーザ局を通信待ちリストに追加する。複数のユーザ局から通信要求パケットを受信した場合には受信順でリストに追加する。通信待ちリストに登録されたユーザ局を通信待ちグループとする。
【0116】
センタ局通信管理端末では、通信待ちグループに含まれるユーザ局に送信順序を付与し、ユーザ局と送信順序の対応情報を登録する。また、1ユーザ局に送信時間として割り当てる時間情報(T)を登録し、上り回線として割当可能な周波数および帯域の情報を生成する。下り回線の空き時間が始まった時点で1番目の送信順序のユーザ局に対して上り回線の周波数および帯域の制御情報を制御回線で送信するとともに、センタ局衛星送受信装置へ上り回線受信用の周波数および帯域の情報を設定する。
【0117】
各ユーザ局通信管理端末では、自局が制御情報を受信するとそれが通信開始指示と判断し、周波数および帯域の情報を衛星送受信装置に設定した後、蓄積した送信データを上り回線で送出し始める。
【0118】
センタ局通信管理端末ではあるユーザ局に対して制御情報を送信してから経過時間を測定し、1局あたりの送信時間を経過した時点で割当て該当ユーザ局に対して終了通知信号をする。
【0119】
該当ユーザ局では終了通知信号を受信した時点で、蓄積データをすべて送出し終わらない場合には、送出を終了し次回の送信割当て時間まで待機する。また、蓄積データをすべて送出し終わった場合には、データ終了通知信号をセンタ局へ送信する。
【0120】
センタ局通信管理端末では、次の送信順序のユーザ局に対して同様の手順で上り回線を割当てる。また、データ終了通知信号を受信したユーザ局は通信待ちリストから削除する。
【0121】
センタ局通信管理端末は、各ユーザ局から送出されるデータを受信し、ユーザ局毎にまとめて管理する。必要に応じて配下のネットワークにデータを転送する。
【0122】
センタ局通信管理端末は、上り回線として利用可能な通信回線が変更になる場合には、あるユーザ局に対して送信する上り回線割当てのための制御情報に変更後の周波数および帯域を含めることで上り回線変更可能である。また、あるユーザ局の送信中に通信回線を変更する場合は、該当ユーザ局に対して一度通信終了信号を送信し、あらたな周波数情報を含む制御情報を送信する。
【0123】
センタ局通信管理端末は、下り回線の空き時間が終わる時点で通信終了信号を送信中のユーザ局に配信する。ユーザ局は、通信終了信号を受信すると、上り回線割当が終了したことを認識し、自局の割当時間でデータ送出中であっても送出を終了し、送り終えないデータは次回の送信割当時間まで蓄積しておく。
【0124】
ここで、上り回線を割当てられたユーザ局は1ユーザあたりの送信時間中(T)を利用可能であるが、Tよりも早く送出が終了する場合も考えられる。Tよりも早く送出が終了した場合には次の送信順序のユーザ局に対して上り回線を割当てることで上り回線の有効利用が可能となる。
【0125】
図20は、早期終了時の上り回線割当のシーケンス図である。また、ユーザ局通信管理端末の機能構成は、図19と同様である。
【0126】
ユーザ局の送出終了を判断するため、ユーザ局では、センタ局からの終了通知信号を受信する以前であっても蓄積データがなくなった時点で送出終了パケットを送信し、センタ局はこの送出終了パケットを受信した時点で送信終了と判定する。この場合もセンタ局では通信待ちリストから該当ユーザ局を削除する。
【0127】
以上のユーザ局機能はプログラムで実現可能であり、また本プログラムを記憶媒体に記憶することも可能である。
【0128】
また、衛星回線の回線制御を行う制御局を設け、センタ局からの下り回線の管理および下り回線の空き時間を利用した上り回線割当を実施し、センタ局ではユーザ局へのデータ配信およびユーザ局からのデータ受信を行う形態でも実現可能である。
【0129】
【発明の効果】
本発明は、センタ局が管理する下り衛星回線の空き時間に関し、空き時間中は下り回線帯域を削減し、上り衛星通信回線として利用する。これにより、ユーザ局からの上り回線のために新たな帯域を増加することなくユーザ局からの通信回線を実現可能であり、帯域の有効利用が可能となる。ユーザ局では送信データを蓄積し、自局が送出可能な状態において送出することで、同一上り回線を複数ユーザ局が共有することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の通信形態の構成図である。
【図2】本発明における通信形態の構成図である。
【図3】本発明における通信回線の利用例である。
【図4】ユーザ局の構成図である。
【図5】第1の実施形態における上り回線割当のシーケンス図である。
【図6】第1の実施形態におけるユーザ局通信管理装置の機能構成図である。
【図7】第2の実施形態における上り回線割当のシーケンス図(送信時間制限なし)である。
【図8】第2の実施形態におけるユーザ局通信管理装置の機能構成図(送信時間制限なし)である。
【図9】第2の実施形態における上り回線割当のシーケンス図(送信時間制限あり)である。
【図10】第2の実施形態におけるユーザ局通信管理装置の機能構成図(送信時間制限あり)である。
【図11】第3の実施形態における上り回線割当のシーケンス図(送信時間制限なし)である。
【図12】第3の実施形態におけるユーザ局通信管理装置の機能構成図(送信時間制限なし)である。
【図13】第3の実施形態における上り回線割当のシーケンス図(送信時間制限あり)である。
【図14】第3の実施形態におけるユーザ局通信管理装置の機能構成図(送信時間制限あり)である。
【図15】第4の実施形態における上り回線割当のシーケンス図(早期終了なし)である。
【図16】第4の実施形態におけるユーザ局通信管理装置の機能構成図(早期終了なし)である。
【図17】第4の実施形態における上り回線割当のシーケンス図(早期終了あり)である。
【図18】第5の実施形態における上り回線割当のシーケンス図(早期終了なし)である。
【図19】第5の実施形態におけるユーザ局通信管理装置の機能構成図(早期終了なし)である。
【図20】第5の実施形態における上り回線割当のシーケンス図(早期終了あり)である。
Claims (22)
- センタ局と複数のユーザ局から構成され、
センタ局が管理する通信回線はセンタ局からの下り回線として利用し、
前記下り回線に未使用帯域がある場合にのみ、該未使用帯域をユーザ局からの上り回線としてユーザ局が共用し、
ユーザ局は各々の蓄積データを上り回線を用いてセンタ局へ送信する無線通信システムにおけるユーザ局の通信回線利用方法であって、
センタ局から下り回線の未使用帯域に関する情報、送信順序情報、1局あたりの送信時間情報を含む制御信号を受信するステップと、
前記未使用帯域が発生する時点で送信される開始通知信号を受信するステップと、
受信した前記制御信号と開始通知信号から自局の回線割り当て時間を算出し、前記回線割り当て時間に蓄積データを送信するステップと、
前記未使用帯域が終了する時点で送信される終了通知信号を受信するステップと
を有することを特徴とする通信回線利用方法。 - センタ局と複数のユーザ局から構成され、
センタ局が管理する通信回線はセンタ局からの下り回線として利用し、
前記下り回線に未使用帯域がある場合にのみ、該未使用帯域をユーザ局からの上り回線としてユーザ局が共用し、
ユーザ局は各々の蓄積データを上り回線を用いてセンタ局へ送信する無線通信システムにおけるユーザ局の通信回線利用方法であって、
センタ局から下り回線の未使用帯域に関する情報、1局あたりの送信時間情報を含む制御信号を受信するステップと、
前記未使用帯域が発生する時点で送信される開始通知信号を受信するステップと、
受信した前記制御信号に含まれる回線を監視するステップと、
自局の回線割り当て時間と判断した場合に、自局の蓄積データを前記1局当たりの送信時間内で送信するステップと、
前記未使用帯域が終了する時点で送信される終了通知信号を受信するステップと
を有することを特徴とする通信回線利用方法。 - センタ局が送信する制御信号には、送信順序情報がさらに含まれ、
自局の回線割り当て時間と判断するのは、
制御信号に含まれる自局の前の順番のユーザ局が送信を終了した時点であり、
前のユーザ局が送信を終了したと判断するのは、前のユーザ局からのデータ送信が行われなくなった場合、又は前のユーザ局が送信する終了パケットを確認した場合であることを特徴とする請求項2に記載の通信回線利用方法。 - 自局の回線割り当て時間と判断するのは、監視した回線が空きであることを確認した時点であることを特徴とする請求項2に記載の通信回線利用方法。
- センタ局と複数のユーザ局から構成され、
センタ局が管理する通信回線はセンタ局からの下り回線として利用し、
前記下り回線に未使用帯域がある場合にのみ、該未使用帯域をユーザ局からの上り回線としてユーザ局が共用し、
ユーザ局は各々の蓄積データを上り回線を用いてセンタ局へ送信する無線通信システムにおけるユーザ局の通信回線利用方法であって、
下り回線の未使用帯域が発生した時点で、センタ局から送信される未使用帯域に関する制御情報を受信するステップと、
制御情報を受信した時点から終了信号を受信するまでの間に、蓄積データを送信するステップと
を有することを特徴とする通信回線利用方法。 - 蓄積データが発生した際に、予め通信要求信号をセンタ局へ送信するステップをさらに有することを特徴とする請求項5に記載の通信回線利用方法。
- データを送信する途中で、割り当て時間が終了した場合、又は未使用 帯域の終了時間となった場合には、ユーザ局は送信を終了し、次の割り当て時間に続きのデータを送信するステップを更に有することを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の通信回線利用方法。
- センタ局と複数のユーザ局から構成され、
センタ局が管理する通信回線はセンタ局からの下り回線として利用し、
前記下り回線に未使用帯域がある場合にのみ、該未使用帯域をユーザ局からの上り回線としてユーザ局が共用し、
ユーザ局は各々の蓄積データを上り回線を用いてセンタ局へ送信する無線通信システムにおけるユーザ局装置であって、
センタ局から下り回線の未使用帯域に関する情報、送信順序情報、1局あたりの送信時間情報を含む制御信号を受信する手段と、
前記未使用帯域が発生する時点で送信される開始通知信号を受信する手段と、
受信した前記制御信号と開始通知信号から自局の回線割り当て時間を算出し、前記回線割り当て時間に蓄積データを送信する手段と、
前記未使用帯域が終了する時点で送信される終了通知信号を受信する手段と
を有することを特徴とするユーザ局装置。 - センタ局と複数のユーザ局から構成され、
センタ局が管理する通信回線はセンタ局からの下り回線として利用し、
前記下り回線に未使用帯域がある場合にのみ、該未使用帯域をユーザ局からの上り回線としてユーザ局が共用し、
ユーザ局は各々の蓄積データを上り回線を用いてセンタ局へ送信する無線通信システムにおけるユーザ局装置であって、
センタ局から下り回線の未使用帯域に関する情報、1局あたりの送信時間情報を含む制御信号を受信する手段と、
前記未使用帯域が発生する時点で送信される開始通知信号を受信する手段と、
受信した前記制御信号に含まれる回線を監視する手段と、
自局の回線割り当て時間と判断した場合に、自局の蓄積データを前記1局当たりの送信時間内で送信する手段と、
前記未使用帯域が終了する時点で送信される終了通知信号を受信する手段と
を有することを特徴とするユーザ局装置。 - センタ局が送信する制御信号には、送信順序情報がさらに含まれ、
自局の回線割り当て時間と判断するのは、
制御信号に含まれる自局の前の順番のユーザ局が送信を終了した時点であり、
前のユーザ局が送信を終了したと判断するのは、前のユーザ局からのデータ送信が行われなくなった場合、又は前のユーザ局が送信する終了パケットを確認した場合であることを特徴とする請求項9に記載のユーザ局装置。 - 自局の回線割り当て時間と判断するのは、監視した回線が空きであることを確認した時点であることを特徴とする請求項9に記載のユーザ局装置。
- センタ局と複数のユーザ局から構成され、
センタ局が管理する通信回線はセンタ局からの下り回線として利用し、
前記下り回線に未使用帯域がある場合にのみ、該未使用帯域をユーザ局からの上り回線としてユーザ局が共用し、
ユーザ局は各々の蓄積データを上り回線を用いてセンタ局へ送信する無線通信システムにおけるユーザ局装置であって、
下り回線の未使用帯域が発生した時点で、センタ局から送信される未使用帯域に関する制御情報を受信する手段と、
制御情報を受信した時点から終了信号を受信するまでの間に、蓄積データを送信する手段と
を有することを特徴とするユーザ局装置。 - 蓄積データが発生した際に、予め通信要求信号をセンタ局へ送信す る手段を更に有することを特徴とする請求項12に記載のユーザ局装置。
- データを送信する途中で、割り当て時間が終了した場合、又は未使用帯域の終了時間となった場合には、送信を終了し、次の割り当て時間に続きのデータを送信する手段を更に有することを特徴とする請求項8から13のいずれか1項に記載のユーザ局装置。
- センタ局と複数のユーザ局から構成され、
センタ局が管理する通信回線はセンタ局からの下り回線として利用し、
前記下り回線に未使用帯域がある場合にのみ、該未使用帯域をユーザ局からの上り回線としてユーザ局が共用し、
ユーザ局は各々の蓄積データを上り回線を用いてセンタ局へ送信する無線通信システムにおけるユーザ局装置に搭載されたコンピュータを機能させる通信回線利用プログラムであって、
センタ局から下り回線の未使用帯域に関する情報、送信順序情報、1局あたりの送信時間情報を含む制御信号を受信する手段と、
前記未使用帯域が発生する時点で送信される開始通知信号を受信する手段と、
受信した前記制御信号と開始通知信号から自局の回線割り当て時間を算出し、前記回線割り当て時間に蓄積データを送信する手段と、
前記未使用帯域が終了する時点で送信される終了通知信号を受信する手段と
してコンピュータを機能させることを特徴とするプログラム。 - センタ局と複数のユーザ局から構成され、
センタ局が管理する通信回線はセンタ局からの下り回線として利用し、
前記下り回線に未使用帯域がある場合にのみ、該未使用帯域をユーザ局からの上り回線としてユーザ局が共用し、
ユーザ局は各々の蓄積データを上り回線を用いてセンタ局へ送信する無線通信システムにおけるユーザ局装置に搭載されたコンピュータを機能させる通信回線利用プログラムであって、
センタ局から下り回線の未使用帯域に関する情報、1局あたりの送信時間情報を含む制御信号を受信する手段と、
前記未使用帯域が発生する時点で送信される開始通知信号を受信する手段と、
受信した前記制御信号に含まれる回線を監視する手段と、
自局の回線割り当て時間と判断した場合に、自局の蓄積データを前記1局当たりの送信時間内で送信する手段と、
前記未使用帯域が終了する時点で送信される終了通知信号を受信する手段と
してコンピュータを機能させることを特徴とするプログラム。 - センタ局が送信する制御信号には、送信順序情報がさらに含まれ、
自局の回線割り当て時間と判断するのは、
制御信号に含まれる自局の前の順番のユーザ局が送信を終了した時点であり、
前のユーザ局が送信を終了したと判断するのは、前のユーザ局からのデータ送信が行われなくなった場合、又は前のユーザ局が送信する終了パケットを確認した場合であるようにコンピュータを機能させることを特徴とする請求項16に記載のプログラム。 - 自局の回線割り当て時間と判断するのは、監視した回線が空きであることを確認した時点であるようにコンピュータを機能させることを特徴とする請求項16に記載のプログラム。
- センタ局と複数のユーザ局から構成され、
センタ局が管理する通信回線はセンタ局からの下り回線として利用し、
前記下り回線に未使用帯域がある場合にのみ、該未使用帯域をユーザ局からの上り回線としてユーザ局が共用し、
ユーザ局は各々の蓄積データを上り回線を用いてセンタ局へ送信する無線通信システムにおけるユーザ局装置に搭載されたコンピュータを機能させる通信回線利用プログラムであって、
下り回線の未使用帯域が発生した時点で、センタ局から送信される未使用帯域に関する制御情報を受信する手段と、
制御情報を受信した時点から終了信号を受信するまでの間に、蓄積データを送信する手段と
してコンピュータを機能させることを特徴とするプログラム。 - 蓄積データが発生した際に、予め通信要求信号をセンタ局へ送信する手段としてコンピュータを更に機能させることを特徴とする請求項19に記載のプログラム。
- データを送信する途中で、割り当て時間が終了した場合、又は未使用帯域の終了時間となった場合には、送信を終了し、次の割り当て時間に続きのデータを送信する手段としてコンピュータを更に機能させることを特徴とする請求項15から20のいずれか1項に記載のプログラム。
- 請求項15から21のいずれか1項に記載の通信回線利用プログラムを記録した記録媒体。
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