JP3806801B2 - 液状物注出容器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本願発明は、各種液体、クリームなどの液状物の注出容器、特に酸化による品質の劣化を生ずる液状化粧品、食品などの収納に適した注出容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
【発明の解決しようとする課題】
例えば実開平7−22987号公報図3の容器は、弾性圧搾可能な第1胴部と第1口頸部とを有する外容器体と、上記第1口頸部内面へ嵌合させた外周壁上端から内向きフランジ状頂壁を介して内周壁を垂下すると共に、該内周壁上部から注出筒を起立した連結部材と、上記内周壁外面へ、内容物収納用の袋状第2胴部上端から突出する第2口頸部を嵌合させた内容器体とを具備し、かつ、上記内周壁と注出筒とで囲成された吐出路内に吐出弁を、又、上記第1、第2口頸部の間隙から上記内向きフランジ状頂壁に穿設する透孔へ連通した外気吸入路内に外気吸入弁をそれぞれ設け、第1胴部圧搾により第2胴部を圧縮して内容物を吐出させた後、内外両容器体間の間隙への外気吸入により第1胴部のみの弾性復元を可能とすることで、内容器体への外気流入による内容物の酸化を防止している。
【0003】
而して、該従来容器の外気吸入弁は、上記内周壁の外周面から下外方へ突出するテーパ状の弾性弁板の先端部を外周壁内面へ当接させ、該弁板の下方変形及び弾性復元により外気吸入路が開閉するように構成されていた。
【0004】
しかし、該構成によれば、次のような不都合があった。
▲1▼上記弁板の弾性力が弱過ぎる場合には、該弁板が弾性疲労で劣化し易く、又、弾性力が強過ぎる場合には、弁の開き具合が小となるため内外容器体間の負圧解消に時間を要し、例えば該負圧により第2胴部が膨らむことで内容器体内部も負圧化され、該容器体内への外気流入を十分に防止し難いなどの不利を生じ得る。
▲2▼上記弁の構成では、内外容器体の隙間内の負圧が上記外気吸入弁からの吸気によって弁板の弾性力よりも小さくなると閉弁するから、該閉弁後も上記隙間内の負圧が維持され、特に上記弾性力が強過ぎると第1胴部の表面に凹みが残って容器の外観を損ねたり、或いは該表面に印刷した文字が読み難くなる虞がある。
▲3▼上記弁板を使って適正に機能する外気吸入弁を製造するとコスト高となる。
【0005】
そこで、本願発明は、内外両容器体間の隙間と容器外方とを連通する外気吸入路内に、玉弁と弁座とで形成される外気吸入弁を設け、該弁周囲の構造と相まって外気吸入弁の開閉動作の適正化と低コスト化とを図ることを主目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
第1の手段は、弾性圧搾可能な第1胴部2と第1口頸部3とを有する外容器体1と、
上記第1口頸部3外面へ嵌合させた外周壁22上端から内向きフランジ状頂壁23を介して内周壁24を垂下すると共に、該内周壁上部から注出筒26を起立した連結部材21と、
上記内周壁24に対して、収縮自在な袋状の第2胴部52上端から突出する第2口頸部53を直接乃至間接に嵌合させて外容器体内に垂設された内容器体51と、
上記外周壁 22 外面へ嵌合させたキャップ筒 62 上面を閉塞する天板 63 からノズル 64 を起立して、該ノズル内に上記注出筒 26 を嵌挿させた蓋部材本体 61
該本体上部を覆う王冠状の補助蓋 71 と、
を具備し、かつ、上記内周壁24と注出筒26とが囲む連通空間を吐出路27として、該吐出路内に吐出弁28を、又、上記内向きフランジ状頂壁23に穿設した外気吸入弁孔35と上記第1、第2口頸部3、53間の間隙とを連通する外気吸入路36内に外気吸入弁37を、それぞれ設けた液状物注出容器に於いて、
上記外気吸入弁37は、外気吸入路36上部内に設けた弁座40に対する、玉弁41の昇降により閉開可能に構成し、
また上記補助蓋の蓋周壁 73 下端と上記キャップ筒 62 上端との各後部を左右一対の第1ヒンジ 74 74 で連結すると共に、これら第1ヒンジ間のキャップ筒後壁部分上部から上記補助蓋の頂板 72 後部に亘って上記外気吸入弁孔 35 と蓋部材外方との連通孔を兼ねる切欠き 75 を穿設し、
該切欠き上下両端を第2、第3ヒンジ 76 77 を介してL字形弾性板 78 両端に連結している。
【0007】
第2の手段は、上記第1の手段を有しており、かつ、上記連結部材21の内向きフランジ状頂壁23を、外周壁22上端から内方へ突出する頂壁外周部38aと、該外周部の内縁から起立する外立筒39aと、該外立筒上端から内方へ突出する頂壁内周部38bと、該内周部の内縁から垂下する内立筒39bとで形成して、頂壁内周部38bに上記外気吸入弁孔35を穿設すると共に、該弁孔の下面外周部をテーパ状弁座40に形成し、又、該弁座左右の内外立筒部分間へ隔壁43、43 を設けて、これら両隔壁と両隔壁間の内外立筒部分とで下面開口の弁室42を設け、又、該弁室内へ玉弁を嵌合させると共に、該弁室の下部内面に玉弁抜出し防止用突部44を付設させ、上記弁座40と玉弁41とで容器正立時に開弁し、倒立時に閉弁する外気吸入弁37を形成して成る。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、図1から図4に従って、本願発明の第1の実施形態を説明する。
【0010】
1は、外容器体であり、図1に示す如く弾性圧搾可能で有底の第1胴部2の上端から肩部を介して第1口頸部3を起立している。該第1口頸部外面には、図示の如く第1係合突条4を周設すると良い。更に第1口頸部外面には、後述の第1位置決め突条との係合用突部(図示せず)を縦設しても良い。
【0011】
11は、後述内周壁の横ブレ防止のための補強部材であり、上記第1口頸部3上端部へ係止させた鍔部12を上端部外面に付設する取付筒13を第1口頸部の上部内面に嵌着すると共に、上記取付筒13下端部から通気孔14付きの内向きフランジ15を内方突出し、該内向きフランジ内縁から上記内周壁外面への嵌合用の固定筒16を垂下したものである。該補強部材は、省略することができる。
【0012】
21は、上記外容器体1と後述の内容器体とを結合するための連結部材である。該部材は、上記第1口頸部3外面に嵌合させた外周壁22の上端から、内向きフランジ状頂壁23を介して、内容器体吊下げ用の内周壁24を垂下して成る内外2重筒状の連結筒25と、上記内周壁24の上部から起立する注出筒26とで形成されており、これら各筒はそれぞれ一体成形することができる。而して、上記内周壁24と注出筒26とが囲む連続空間は、吐出路27に形成され、該吐出路内に吐出弁28を設けている。
【0013】
上記連結筒25の外周壁22は、図2に示す如く、前壁部を除く筒壁内面に付設した第2係合突条31を、上記第1係合突条4下面に係止させることで、第1口頸部3に固定すると良い。又、上記前壁部の内面下部には、既述係合用突部に係止させた位置決め突条32を、又、前壁部の外面上部には、後述リブとの係止用の位置決め溝33をそれぞれ縦設すると良い。
【0014】
又、上記内向きフランジ状頂壁23の適所には、給気孔兼用の外気吸入弁孔35が穿設されており、該弁孔から、上記通気孔14を経て、上記第1口頸部3と後述第2口頸部との間隙へ連通する外気吸入路36の内部に外気吸入弁37が形成されている。特に好適な図示の例では、上記内向きフランジ状頂壁23は、頂壁外周部38aに対して頂壁内周部38bを隆起させるように、外周壁22上端から内方突出させて上記鍔部12上に載置した外周部38aと、該外周部内縁から起立した外立筒39aと、該外立筒上端から内方突出した上記内周部38bと、該内周部内縁から垂下した内立筒39bとで形成しており、かつ、上記外気吸入弁は、それら内外両立筒39b,39a 間の間隙の一部に設けた弁座40と玉弁41とで形成されている。上記弁座40は、前記頂壁内周部38bの前壁部に上記外気吸入弁孔35を穿設すると共に、該弁孔の下面外周部をテーパ状面として成る。又、該弁座の下方には玉弁41を嵌合させ、保持するための弁室42を形成する。該弁室は、該弁座左右の内外立筒部分の間に設けた一対の隔壁43、43 とこれら両隔壁間の内外立筒部分とで、下面を開口する形状に形設され、かつ、弁室内の下部内面に玉弁抜出し防止用突部44…を付設することで構成されている。又、該弁室の流路面積、特に弁室下面の開口面積は、上記抜出し防止用突部44…上に玉弁41が係止された状態で、該玉弁側面と弁室内面との間に後述する第1胴部2の圧搾解放後に該第1胴部内の負圧を速やかに解消可能な程度の大きさとすることが好ましい。又、図示例では、上記外立筒39aの筒壁を内周部38b上面よりも上方へ延出して、後述第2垂下筒への連結用の嵌合筒50としており、又、該嵌合筒の後壁部分に切割り50aを穿設すると共に、該切割りに連続させて、該切割り下方の外立筒39a後壁部分外面に縦溝を穿設し、該縦溝の底壁と後述第2垂下筒の内面との間に通気路としての小間隙50bが形成されるようにしている。更に、図示例では、上記内立筒39bの筒壁を内周部38b上面よりも上方へ延出させている。
【0015】
上記内立筒39b下端からは、既述吐出弁37を内装した上記内周壁24が垂下されている。該内周壁は、上記固定筒16内に嵌合する直筒部24a上端に連結させた、上面大径の略テーパ状筒24bの内部に吐出弁を形成した構造とすると、その弁体の取付けが容易となって好適であり、そのため、図示例では、上記直筒部24a上端部内に横設した仕切り板47の中央部を有頂短筒状に隆起させて、該短筒頂部に穿設した吐出弁孔48と、上記短筒外面に嵌着させた弁筒の連結片から突出する弁板49とで、上記吐出弁37を形成している。
【0016】
又、上記内立筒39bの上端部内には、上記注出筒26下半部で形成する大径筒部を嵌合させている。
【0017】
51は、内容器体であり、内容物を収納させた収縮自在の袋状第2胴部52上端から第2口頸部53を起立すると共に、該口頸部を上記補強部材の固定筒16外面に固着させて、外容器体内に垂設したものである。尚、上記補強部材を省略する場合には、上記第2口頸部53を、上記直筒部24a外面へ直接固着させれば良い。
【0018】
61は、上記連結部材21外面に装着された蓋部材本体である。該本体は、好ましくは図示の如く、上記外周壁22外面にキャップ筒62の下半筒部を嵌合させると共に、該キャップ筒の上面を閉塞する天板63中央からノズル64を起立し、該ノズル内面下半部へ上記注出筒26の上端部を嵌着させると良い。尚、図示例のキャップ筒62は、下方拡開させた筒壁の内面前後両部から内方突出したリブ65a,65b の下半部を、外周壁22の前後両面及び上面外縁に係合させることで、該外周壁をキャップ筒内へ嵌め込んでいる。又、前方側のリブ65a下半部の側縁部分は既述位置決め溝32内へ嵌挿させている。更に、上記ノズル外方の天板部分の内周から注出筒下半部外面へ第1垂下筒66を、又、上記天板部分の外周から上記外立筒39aの上端部外面へ第2垂下筒67を、それぞれ垂設すると共に、該第2垂下筒の下部を上記嵌合筒50外面へ嵌合させている
71は、上記蓋部材本体61に付設した、王冠形状の補助蓋である。
【0019】
該補助蓋と蓋部材本体とは、図1に二点鎖線で示す閉蓋状態にて、補助蓋頂板72の周縁から垂下した蓋周壁73を上記天板63の上面外縁部に載置すると共に、該蓋周壁73の下端部と上記キャップ筒62の上端部とを、左右一対の第1ヒンジ74、74 で連結し、又、これら第1ヒンジ間のキャップ筒後壁部分上部から閉蓋時の頂板72後部に亘って切欠き75を穿設すると共に、該切欠き上下両端を第2、第3ヒンジ76、77 を介してL字形の弾性板78の両端部に連結することで、補助蓋の弾性反転可能に構成している。又、上記切欠き75の下半部は、開蓋状態に於いて、蓋部材の外部を上記小間隙50bを介して外気導入弁孔35に連通させる連通孔として機能している。
【0020】
上記構成に於いて、図1に矢示する如く、上記閉蓋状態から補助蓋71前部を押し上げると、該補助蓋が開状態へ弾性反転する。該状態で、図3に示す如く容器を傾けて第1胴部2を圧搾すると、内容器体51の外面と外容器体1との内面との隙間S内が高圧化されて、外気吸入弁37が閉じ、更に強く第1胴部を圧搾すると、該圧搾力が高圧状態の上記間隙Sを介在して内容器体51に伝わり、第2胴部52が圧縮されると共に、該第2胴部内の内容物が上記吐出弁28の弁板49を押し開き、注出筒26内部を経てノズル64から外部へ注出される。
【0021】
上記圧搾を解放すると、上記第2胴部52が圧縮されたままの状態で上記第1胴部2が弾性復元しようとすることで、上記吐出弁28が閉じ、かつ、上記間隙S内が負圧化する。これにより、図4に示す如く、外気吸入弁37が開き、外気が、既述切欠き75下半部、小間隙50b、外気吸気弁孔35、及び外気吸入路36を、順次通って内外両容器体間の上記隙間S内に流入し、第2胴部の圧縮状態を維持しながら、第1胴部2のみが原形に復帰するので、第2胴部内に負圧が生じることがなく、従って、吐出弁28の弁板と弁孔との間隙から内容器体内への外気流入による内容物の酸化を阻止できる。更に、第1胴部の圧搾及び圧搾解放操作を繰り返すと、上記第2胴部52が上記圧縮状態から更に圧搾されることで、内容物が注出され、他方、第1胴部2は再度原形に復する。
【0022】
尚、上記の注出作業に於いて、上記外気吸入弁37は、第1胴部2の圧搾を解放すると、玉弁41が弁座40下面から脱落して弁室42下方の抜出し防止用突部44上に係止する構造としているため、上記間隙S内の圧力が容器外方の大気圧と同じかそれ未満であれば、開弁状態を確保することができ、従って、弁板の弾性力に抗して開弁する既述従来容器の外気吸入弁の如く、間隙S内の負圧が完全に解消されないうちに閉弁することを防止できる。
【0023】
次に、図5に従って、本願発明の第2の実施形態を説明する。
【0024】
該実施形態は、第1実施形態の構成中、注出筒を省略すると共に、第1垂下筒66を下方へ延長して、該垂下筒下端部を上記内立筒39b内へ直接嵌合させたものであり、該構造によれば、第1実施形態よりも部品数を減らして製造コストを低減することができる。その他の構成部分は第1実施形態のものと同じである。
【0025】
【発明の効果】
本願発明は既述構成とするものであり、請求項1の発明は次の効果を奏する。
○本願容器の外気吸入弁37は、外気吸入路内部の弁座40に対する玉弁41の昇降により開閉可能に形成され、既述従来例の弁の如く弁板の弾性力に抗して開き且つ該弾性力により閉じる構造ではないため、内外両容器体間の負圧が完全に解消される前に閉弁することで第1胴部が凹んで、容器の外観を損なうことがない。
○上記外気吸入弁37の構成では、上記弁板の弾性力に抗して開弁する従来例の如く、弾性力が弱過ぎると弁板の疲労を生じ、又、弾性力が強過ぎると弁の開き具合が小さいために内外容器体間の負圧解消が遅れ、従って内容器体内の負圧解消も遅滞して、該内容器体内への外気流入を十分に阻止し難いなどの虞がない。
○又、外気吸入弁37を弁座と玉弁とで形成することで、弾性板である弁板を使用したタイプの弁よりも製造コストを軽減できる。
更に蓋部材本体 61 に補助蓋 71 を連結するヒンジ機構の構成の一部として、キャップ筒 62 及び蓋周壁 71 に穿設した切欠き 75 を、外気吸入弁孔 35 と蓋部材外方との連通孔として兼用させたから、蓋部材本体及び補助蓋の構成を更に複雑化することなく、従来の蓋部材の構造をそのまま本願発明の容器に採用することができる
【0026】
請求項2の発明によれば、本願容器の連結部材21は、内向きフランジ状頂壁が有する内外両立筒39b,39b の間に設けた隔壁43、43 とこれら両壁間の両立筒部分とで形成する弁室42の内部へ玉弁41を嵌合させ、かつ、玉弁抜出し防止用突部4、4 を弁室内下部に付設したから、該玉弁の連結部材への装着と該部材への内外容器体の取付けとをそれぞれ簡単に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本願発明の第1実施形態に係る容器の縦断面図である。
【図2】 図1容器の要部拡大断面図である。
【図3】 図1容器の圧搾時の作用説明図である。
【図4】 図1容器の圧搾解放時の作用説明図である。
【図5】 本願発明の第2実施形態に係る容器の縦断面図である。
【符号の説明】
1…外容器体 2…第1胴部
3…第1口頸部 4…第1係合突条
11…補強部材 12…鍔部
13…取付筒 14…通気孔
15…内向きフランジ 16…固定筒
21…連結部材 22…外周壁
23…内向きフランジ状頂壁 24…内周壁
24a…直筒部 24b…テーパ状筒
25…連結筒25 26…注出筒
27…吐出路 28…吐出弁
31…第2係合突条 32…第1位置決め突条
33…位置決め溝 35…外気吸入弁孔
36…外気吸入路 37…外気吸入弁
38a…頂壁外周部 38b…頂壁内周部
39a…外立筒 39b…内立筒
40…弁座 41…玉弁
42…弁室 43…隔壁
44…玉弁抜出し防止用突部 47…仕切り板
48…吐出弁孔 49…弁板
50…嵌合筒 50a…切溝
50b…小間隙 51…内容器体
52…第2胴部 53…第2口頸部
61…蓋部材本体 62…キャップ筒
63…天板 64…ノズル
65a,65b …リブ 66…第1垂下筒
67…第2垂下筒
71…補助蓋 72…頂板
73…蓋周壁 74…第1ヒンジ
75…切欠き 76…第2ヒンジ
77…第3ヒンジ 78…弾性板

Claims (2)

  1. 弾性圧搾可能な第1胴部2と第1口頸部3とを有する外容器体1と、
    上記第1口頸部3外面へ嵌合させた外周壁22上端から内向きフランジ状頂壁23を介して内周壁24を垂下すると共に、該内周壁上部から注出筒26を起立した連結部材21と、
    上記内周壁24に対して、収縮自在な袋状の第2胴部52上端から突出する第2口頸部53を直接乃至間接に嵌合させて外容器体内に垂設された内容器体51と、
    上記外周壁 22 外面へ嵌合させたキャップ筒 62 上面を閉塞する天板 63 からノズル 64 を起立して、該ノズル内に上記注出筒 26 を嵌挿させた蓋部材本体 61
    該本体上部を覆う王冠状の補助蓋 71 と、
    を具備し、かつ、上記内周壁24と注出筒26とが囲む連通空間を吐出路27として、該吐出路内に吐出弁28を、又、上記内向きフランジ状頂壁23に穿設した外気吸入弁孔35と上記第1、第2口頸部3、53間の間隙とを連通する外気吸入路36内に外気吸入弁37を、それぞれ設けた液状物注出容器に於いて、
    上記外気吸入弁37は、外気吸入路36上部内に設けた弁座40に対する、玉弁41の昇降により閉開可能に構成し、
    また上記補助蓋の蓋周壁 73 下端と上記キャップ筒 62 上端との各後部を左右一対の第1ヒンジ 74 74 で連結すると共に、これら第1ヒンジ間のキャップ筒後壁部分上部から上記補助蓋の頂板 72 後部に亘って上記外気吸入弁孔 35 と蓋部材外方との連通孔を兼ねる切欠き 75 を穿設し、
    該切欠き上下両端を第2、第3ヒンジ 76 77 を介してL字形弾性板 78 両端に連結したことを特徴とする液状物注出容器。
  2. 上記連結部材21の内向きフランジ状頂壁23を、外周壁22上端から内方へ突出する頂壁外周部38aと、該外周部の内縁から起立する外立筒39aと、該外立筒上端から内方へ突出する頂壁内周部38bと、該内周部の内縁から垂下する内立筒39bとで形成して、頂壁内周部38bに上記外気吸入弁孔35を穿設すると共に、該弁孔の下面外周部をテーパ状弁座40に形成し、又、該弁座左右の内外立筒部分間へ隔壁43、43 を設けて、これら両隔壁と両隔壁間の内外立筒部分とで下面開口の弁室42を設け、又、該弁室内へ玉弁を嵌合させると共に、該弁室の下部内面に玉弁抜出し防止用突部44を付設させ、上記弁座40と玉弁41とで容器正立時に開弁し、倒立時に閉弁する外気吸入弁37を形成したことを特徴とする請求項1記載の液状物注出容器。
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