JP3804655B2 - フレームの連結構造 - Google Patents

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本発明は、例えばキャビネットの枠体を構成するフレームの連結構造に関するものである。
従来から、キャビネット等の家庭用家具の枠体を構成するにあたって、図10に示すように、互いに直交する一方のフレームaと他方のフレームbとのコーナー部の内面に沿ってL字形連結材40を配置し、このL字形連結材40の複数箇所を2本のフレームa、bに埋設された金具c、dに対してそれぞれボルト5で連結することで、2つのフレームa、bを90度の角度を介して連結する構造が知られている(例えば、特許文献1参照)。
ところが、上記特許文献1に示される従来例にあっては、L字形連結材40の複数箇所を複数のボルト5で固定する必要があり、ボルト5の連結箇所が増えるうえに、ボルト5の締め付け時においてL字形連結材40とフレームa、bのボルト孔がずれ易いため、連結作業に手間と時間がかかるという問題があり、またL字形連結材40がフレームa、bのコーナー部の外側に露出して取り付けられるため、外観上の納まりが悪く、例えば大型額縁のフレーム等に用いた場合は見栄えが悪くなるという問題もある。
特開2001−173622号公報
本発明は上記の従来の問題点に鑑みて発明したものであって、ボルトによる連結箇所を削減でき、連結作業にかかる手間と時間を大幅に削減できるものでありながら、両フレーム同士を容易且つ強固に連結固定でき、さらに外観上の見栄えを良好にできるフレームの連結構造を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために本発明にあっては、互いに直交するフレームを挿入連結具1を用いて略密接状態で連結するフレームの連結構造であって、一方のフレームの木口面にボルト5が螺合するネジ孔6が形成され、ネジ孔6の一側方に第1受け部8、他側方に第2受け部9がそれぞれ形成されると共に、第2受け部9を挟んでネジ孔6側と反対側に挟持面10が形成され、他方のフレームにおける一方のフレームとの突き合わせ面に側面蟻溝11が穿設され、側面蟻溝11内に挿入連結具1が挿入され、この挿入連結具1は、一方のフレームのネジ孔6と連通するネジ挿通孔7と、一方のフレームの木口面から所定深さで挿入されて上記第1受け部8に弾接する第1弾性挿入片12と、第1弾性挿入片12の挿入深さよりも浅い挿入深さで上記第2受け部9に弾接する第2弾性挿入片13と、上記側面蟻溝11の溝前壁11aを上記挟持面10に向って押圧する押さえ片14と、上記溝前壁11aと対向する溝奥壁11bに圧接可能な突張り片15とが一体に形成され、上記ネジ挿通孔7からネジ孔6にボルト5を本締めした状態において上記側面蟻溝11の溝前壁11aが挿入連結具1の押さえ片14と上記挟持面10との間で挟持され、且つ第1弾性挿入片12の挿入深さが第2弾性挿入片13の挿入深さよりも深くなることで、挿入連結具1の突張り片15がネジ挿通孔7を中心に反り変形して側面蟻溝11内の溝奥壁11bに圧接するように構成されていることを特徴としている。
このような構成とすることで、ボルト5の1回の締め付け作業だけで、一方のフレームと挿入連結具1とを固定できると共に、他方のフレームの側面蟻溝11の溝前壁11aが挿入連結具1の押さえ片14と一方のフレームの挟持面10との間で挟持され且つ挿入連結具1の突張り片15が反り変形して側面蟻溝11の溝奥壁11bに圧接されるので、挿入連結具1による挟持と突張りとを利用して両フレーム同士を強固に連結固定できる。また、1本のボルト5を用いて挿入連結具1を一方のフレームに固定するだけでよいので、連結作業が迅速に行えるようになる。従って、従来のようなL字形連結材の複数箇所をそれぞれボルト止めする構造と比較して、ボルト5による連結箇所を削減でき、連結作業にかかる手間と時間を大幅に削減でき、それでいて両フレーム同士を挿入連結具1を用いて容易に連結固定できるものとなり、さらに挿入連結具1は他方のフレームの側面蟻溝11に挿入されるので外部から見えず、見栄えが良好となる。
また、上記第2弾性挿入片13の挿入深さを第1弾性挿入片12の挿入深さよりも浅くする手段として、第1弾性挿入片12に対する第1受け部8からの抵抗力が第2弾性挿入片13に対する第2受け部9からの抵抗力よりも小さくなるように、第1受け部8を第1弾性挿入片12を逃がす方向イに沿って傾斜させるのが好ましく、この場合、第1弾性挿入片12を逃がす方向イに第1受け部8を傾斜させるという簡単な構成で、突張り片15を反り変形させることができる。
また、上記第1弾性挿入片12の挿入深さを第2弾性挿入片13の挿入深さよりも深くする手段として、ネジ孔6から第1受け部8までの距離L1をネジ孔6から第2受け部9までの距離L2よりも長くするのが好ましく、この場合、ネジ孔6から第1受け部8までと第2受け部9までの距離(L1>L2)とを異ならせるという簡単な構成で、突張り片15を反り変形させることができる。
本発明にあっては、ボルトによる連結箇所を削減でき、連結作業にかかる手間と時間を大幅に削減できるものでありながら、両フレーム同士を挿入連結具を用いて容易且つ強固に連結固定できるものであり、さらに挿入連結具が外部に露出しないために見栄えも良好となる。
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基いて説明する。
図1は、キャビネットの枠体などを構成する横フレーム2と縦フレーム3と柱フレーム4とを2つの挿入連結具1を用いて互いに略密接状態で連結する場合の一例を示している。
本発明に係る挿入連結具1は、弾性金属板等で構成されており、図2に示すように、中心から外れた一端寄りの位置にネジ挿通孔7が穿設され、このネジ挿通孔7の一側方に、先端が斜め下方に屈曲した第1弾性挿入片12がそれぞれ切り起こされており、ネジ挿通孔7の他側方に、先端が斜め上方に屈曲した第2弾性挿入片13が切り起こされている。ここでは第1弾性挿入片12は左右2つ設けられ、第2弾性挿入片13も左右2つ設けられ、対向するフレームの木口面からそれぞれ所定深さで挿入されるようになっている。さらに、第2弾性挿入片13を挟んでネジ挿通孔7側とは反対側に、平板状の押さえ片14が一体に設けられており、さらに押さえ片14の先端側には略弓形に屈曲した突張り片15が一体に設けられている。
先ず、横フレーム2と柱フレーム4との連結について説明する。横フレーム2及び柱フレーム4は、図3に示すように、断面中空略矩形状をした同一形状の溝型フレームで構成されている。この溝型フレームの木口面の中心には、横フレーム2の軸方向(図3の紙面に対して垂直方向)に沿ってボルト5が螺合する断面C字状のネジ孔6が形成されており、ネジ孔6の一側方に第1受け部8、他側方に第2受け部9がそれぞれ形成されると共に、第2受け部9を挟んでネジ孔6側と反対側が挟持面10となっている。ここでは、溝型フレームの4側壁のうちの隣接する2側壁だけに側面蟻溝11がそれぞれ開設されている。各側面蟻溝11は、挿入連結具1を収納できる大きさを有しており、その溝幅は、ボルト5のネジ部が挿通可能な大きさとなっている。一方、ネジ孔6から側面蟻溝11とは反対側のコーナー部17に向ってリブ状の第1受け部8が連設されている。この第1受け部8には、挿入連結具1の2つの第1弾性挿入片12のうちの一方の第1弾性挿入片12が当接可能とされ且つ第1受け部8は一方の第1弾性挿入片12を逃がす方向(図3の矢印イ方向)に向って傾斜している。第1受け部8を第1弾性挿入片12を逃がす方向に傾斜させた理由は、ボルト5の本締め時に第1弾性挿入片12に対する第1受け部8からの抵抗力を第2弾性挿入片13に対する第2受け部9からの抵抗力よりも小さくすることで、第2弾性挿入片13の挿入深さが第1弾性挿入片12の挿入深さよりも深くするためである。なお第1受け部8の両隣りに位置する一対のリブ18,19はそれぞれネジ孔6の手前で分断されていて、第1受け部8としては機能しない。またネジ孔6と側面蟻溝11との間にはリブ状の第2受け部9が設けられている。第2受け部9は側面蟻溝11の奥内壁11aと一体化されている。なお図1中の20、20a、21、21aはボルト5を本締めするためのレンチ用孔である。
一方、縦フレーム3は、図4に示すように、カウンター載置部3aを有するカウンター載置用フレーム材として用いられ、断面中空略矩形状の溝型フレームにて構成されており、基本的には横フレーム2及び柱フレーム4と同様である。縦フレーム3の木口面の中心にネジ孔6が形成され、ネジ孔6の一側方に第1受け部8、他側方に第2受け部9がそれぞれ形成されると共に、第2受け部9を挟んでネジ孔6側と反対側に挟持面10が形成されている。この縦フレーム3が横フレーム2及び柱フレーム4と異なる点は、縦フレーム3の4側壁のうちの1側壁のみに側面蟻溝11が開設されており、この側面蟻溝11内の溝奥壁11bと一体に第2受け部9が設けられている。ここで、ネジ孔6から第1受け部8までの距離L1をネジ孔6から第2受け部9までの距離L2よりも長く設定されている。その理由は、第1弾性挿入片12の挿入深さを第2弾性挿入片13の挿入深さよりも深くするためである。
次に、横フレーム2と縦フレーム3と柱フレーム4とを一対の挿入連結具1を用いて連結する手順の一例を図5〜図9を参照して説明する。先ず図6(a)、図7(a)のように、横フレーム2の第1受け部8、第2受け部9に一方の挿入連結具1の第1弾性挿入片12及び第2弾性挿入片13をそれぞれ位置合わせした状態で、ボルト5を一方の挿入連結具1のネジ挿通孔7から横フレーム2のネジ孔6に仮締めする。一方、図5(a)のように縦フレーム3の第1受け部8、第2受け部9に他方の挿入連結具1の第1弾性挿入片12及び第2弾性挿入片13をそれぞれ位置合わせした状態で、ボルト5を他方の挿入連結具1のネジ挿通孔7から縦フレーム3のネジ孔6に仮締めする。これにより、横フレーム2及び縦フレーム3に一対の挿入連結具1がそれぞれ仮固定された状態となる。
その後、図5(a)、図6(a)の矢印C方向に柱フレーム4をスライドさせて、図7(a)のように一方の挿入連結具1を柱フレーム4の1つの側面蟻溝11の内側に挿入し、他方の挿入連結具1を当該柱フレーム4の別の側面蟻溝11の内側に挿入する。なお図7(a)中の22はジョイント用ワッシャである。
その後、柱フレーム4の一方のレンチ用孔20及び20a(図1)からレンチを挿入して一方の挿入連結具1のボルト5を本締めすると、図8(b)の矢印Eの方向に押さえ片14が柱フレーム4の溝前壁11aを内側から押圧することで、溝前壁11aが挿入連結具1の押さえ片14と横フレーム2の挟持面10との間でしっかりと挟持される。このとき、第1弾性挿入片12が傾斜している第1受け部8に沿って図1のイ方向に逃げることで、第1弾性挿入片12が図8(b)の矢印F方向に傾いて第2弾性挿入片13よりも深い挿入深さとなり、このときの弾性挿入片13からの反力によって突張り片15がネジ挿通孔7を中心に図8(b)の矢印D方向に向って反り変形して柱フレーム4の溝奥壁11bに圧接される。これにより一方の挿入連結具1に対する柱フレーム4の連結が強固となり、結果、横フレーム2と柱フレーム4とを一方の挿入連結具1を介して90度の角度で略密接状態で強固に連結固定できるようになる。
また同様に、柱フレーム4の他方のレンチ用孔21及び21a(図1)からレンチを挿入して他方の挿入連結具1のボルト5を本締めすると、図9(b)の矢印E’の方向に押さえ片14が柱フレーム4の溝前壁11aを内側から押圧することで、溝前壁11aが挿入連結具1の押さえ片14と縦フレーム3の挟持面10との間でしっかりと挟持される。このとき、図4のように縦フレーム3のネジ孔6から第1受け部8までの距離L1をネジ孔6から第2受け部9までの距離L2よりも長くしているため、第1弾性挿入片12が図9(b)の矢印F’方向に傾いて第2弾性挿入片13よりも深い挿入深さとなり、このときの弾性挿入片13からの反力によって突張り片15がネジ挿通孔7を中心に図9(b)の矢印D’方向に向って反り変形して柱フレーム4の溝奥壁11bに圧接される。これにより一方の挿入連結具1に対する柱フレーム4の連結が強固となり、結果、縦フレーム3と柱フレーム4とを一方の挿入連結具1を介して90度の角度で略密接状態で強固に連結固定できるようになる。
しかして、横フレーム2と柱フレーム4との連結、縦フレーム3と柱フレーム4との連結のいずれの場合においても、それぞれ、ボルト5の1回の締め付け作業だけで済み、しかも挿入連結具1による挟持と突張りとを有効に利用して、フレーム同士を強固に連結固定できるようになる。従って、連結作業が迅速に行えるようになるので、従来のようなL字形連結材の複数箇所をそれぞれボルト止めする場合と比較して、ボルト5による連結箇所を削減でき、作業にかかる手間と時間を大幅に削減でき、それでいて挿入連結具1は側面蟻溝11内に挿入されるので外部からは見えず、見栄えも良好となる。従って、例えば間仕切パネル枠や大型額縁等への適用にも有効となる。
また仮りに直交する2本のフレームの突き合わせが不正確な状態でボルト5を本締めした場合でも、ボルト5を一旦ゆるめるだけで、挿入連結具1による挟持と突張りとをそれぞれ解除でき、フレームの連結の狂いを修正した後で再びボルト5を締め付けるだけで、連結精度を良好にできるという利点もある。
また、同じ形状の挿入連結具1を用いて横フレーム2と柱フレーム4、縦フレーム3と柱フレーム4の連結を行なうことができるので、挿入連結具1は1種類でよく、コスト面でも有利である。さらに、横フレーム2と柱フレーム4との連結において、横フレーム2の第1受け部8を第1弾性挿入片12を逃がす方向イに傾斜させるという簡単な構成で、第1弾性挿入片12に対する第1受け部8からの抵抗力を第2弾性挿入片13に対する第2受け部9からの抵抗力よりも小さくでき、第2弾性挿入片13の挿入深さを第1弾性挿入片12の挿入深さよりも浅くすることができ、突張り片15が容易に反り変形するという利点がある。さらに、縦フレーム3と柱フレーム4との連結において、縦フレーム3のネジ孔6から第1受け部8までと第2受け部9までの距離(L1>L2)を異ならせるという簡単な構成で、突張り片15が容易に反り変形するという利点もある。
また挿入連結具1を側面蟻溝11内に挿入することで、ボルト5の締め付け時に挿入連結具1がネジ挿通孔7を中心に回転するのを防止できる。つまり、側面蟻溝11の左右の両側壁が回り止めとして働くので、ボルトによる連結作業が一層はかどるという利点もある。
なお前記実施形態では、同一の溝型フレームを横フレーム2と柱フレーム4として用い、異なる仕様の溝型フレームを縦フレーム3として用いた場合を説明したが、もちろんこの組み合わせに限定されるものではなく、例えば1種類の溝型フレームを用いてすべてのフレームを構成してもよいものである。
本発明に係るフレームの連結構造は、キャビネットの枠体の連結に限らず、大型家具や大型額縁などのような矩形のフレーム同士の連結等にも広く適用できるものである。
本発明の一実施形態の分解斜視図である。 (a)〜(d)は同上の挿入連結具の側面図、正面図、背面図、平面図である 同上の横フレーム及び柱フレームを構成する溝型フレームを木口面から見た図である。 同上の縦フレームを構成する溝型フレームを木口面から見た図である。 (a)は同上の挿入連結具を仮締めした状態の正面図、(b)は挿入連結具を本締めした状態の正面図である。 (a)は同上の挿入連結具を仮締めした状態の側面図、(b)は挿入連結具を本締めした状態の側面図である。 (a)は同上の挿入連結具を仮締めした状態の平面図、(b)は挿入連結具を本締めした状態の平面図である。 (a)は図7(a)のA−A線断面図、(b)は図7(b)のA’−A’線断面図である。 (a)は図7(a)のB−B線断面図、(b)は図7(b)のB’−B’線断面図である。 従来例の斜視図である。
符号の説明
1 挿入連結具
5 ボルト
6 ネジ孔
7 ネジ挿通孔
8 第1受け部
9 第2受け部
10 挟持面
11 側面蟻溝
12 第1弾性挿入片
13 第2弾性挿入片
14 押さえ片
15 突張り片
L1 ネジ孔から第1受け部までの距離
L2 ネジ孔から第2受け部までの距離

Claims (3)

  1. 互いに直交するフレームを挿入連結具を用いて略密接状態で連結するフレームの連結構造であって、一方のフレームの木口面にボルトが螺合するネジ孔が形成され、ネジ孔の一側方に第1受け部、他側方に第2受け部がそれぞれ形成されると共に、第2受け部を挟んでネジ孔側と反対側に挟持面が形成され、他方のフレームにおける一方のフレームとの突き合わせ面に側面蟻溝が穿設され、側面蟻溝内に挿入連結具が挿入され、この挿入連結具は、一方のフレームのネジ孔と連通するネジ挿通孔と、一方のフレームの木口面から所定深さで挿入されて上記第1受け部に弾接する第1弾性挿入片と、第1弾性挿入片の挿入深さよりも浅い挿入深さで上記第2受け部に弾接する第2弾性挿入片と、上記側面蟻溝の溝前壁を上記挟持面に向って押圧する押さえ片と、上記溝前壁と対向する溝奥壁に圧接可能な突張り片とが一体に形成され、上記ネジ挿通孔からネジ孔にボルトを本締めした状態において上記側面蟻溝の溝前壁が挿入連結具の押さえ片と上記挟持面との間で挟持され、且つ第1弾性挿入片の挿入深さが第2弾性挿入片の挿入深さよりも深くなることで、挿入連結具の突張り片がネジ挿通孔を中心に反り変形して側面蟻溝内の溝奥壁に圧接するように構成されていることを特徴とするフレームの連結構造。
  2. 上記第2弾性挿入片の挿入深さを第1弾性挿入片の挿入深さよりも浅くする手段として、第1弾性挿入片に対する第1受け部からの抵抗力が第2弾性挿入片に対する第2受け部からの抵抗力よりも小さくなるように、第1受け部を第1弾性挿入片を逃がす方向に沿って傾斜させたことを特徴とする請求項1記載のフレームの連結構造。
  3. 上記第1弾性挿入片の挿入深さを第2弾性挿入片の挿入深さよりも深くする手段として、ネジ孔から第1受け部までの距離をネジ孔から第2受け部までの距離よりも長くしたことを特徴とする請求項1記載のフレームの連結構造。
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